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スーフィズムに関するHP

2592チバQ:2018/12/12(水) 16:41:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181212-00000522-san-m_est
イラク復興阻む汚職文化「賄賂の額大きすぎる」
12/12(水) 9:29配信 産経新聞
イラク復興阻む汚職文化「賄賂の額大きすぎる」
高級外車も走るバグダッド市街=10月中旬(佐藤貴生撮影)
 イラクで猛威をふるったイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に対し、イラク国軍が掃討完了を宣言してから9日で1年。仕切り直しと位置づけられた今年5月の国会総選挙を受け、復興が進むとの期待が高まったが、進展はそう思わしくない。大きな課題の一つが汚職の撲滅だ。10月に訪れた首都バグダッドで識者らが語った実態を紹介する。(バグダッド 佐藤貴生、写真も)

【年表】イラクをめぐる米国などの動き

 ■「強い指導者がいれば…」

 「ここはきれいで安全。きょうはおなかがすいているからフードコートに行くの」。スカーフで頭部を覆った若い女性3人組が声をそろえた。

 バグダッドに昨年オープンした「ザユーナ・モール」は地下1階、地上5階建てのショッピングモールだ。最上階にはシネコンもあり、イラクで初めて自然の氷を使ったスケートリンクもある。週末には最高で2万5千人がやってくるという。

 記者を昼食に招いてくれたモールの経営者、アリ・ティミミ氏(55)はその席上、「ISがいなくなり、ビジネスは右肩上がりになることは間違いない」と胸を張った。が、賄賂に話が及ぶと「大きな問題だ」と顔を曇らせた。

 ティミミ氏はモール建設に際して賄賂を支払ったか明らかにしなかったが、「イラクの再建の前に、私たち自身を立て直さなくてはならない。強い指導者がいれば、汚職撲滅はすぐでも可能だ」と話した。

 ■9000件が立ち往生

 バグダッド市内の自宅で取材に応じたイラク政府元顧問、マジン・シェイカ氏(58)は、「賄賂の額が大きすぎて外国企業の利益が出ない。進出しようという意欲をそいでいる」と語った。

 今回の政権作りで首相候補にも名前が挙がったシェイカ氏によると、イラク政府が関わる1000万ドル規模の事業があったとすると、担当大臣が「いや、それは1500万ドルかかる」といって、前もって賄賂分を見込んで予算を上乗せしたりする。あるいは、外国企業に「プロジェクトを支援するから、事業会社の30%の所有権を渡せ」などと迫るという。

 シェイカ氏は、イラク戦争でサダム・フセイン政権が崩壊した2003年以降、履行されず放置されたり遅れたりしているプロジェクトは9千件に上るとみる。欧米や日本など主要国の企業の投資意欲が冷え、復興が遅れたのも無理はない数字だ。

 日本も火力発電所の修復事業に参加している南部バスラでは今夏、清潔な飲料水が供給されずに体調を崩す住民が続出し、大規模な抗議デモが起きた。

 中央政府は浄水施設のため資金を供給したが、資金は投入されず、地元の知事らが私腹を肥やしたとの観測も出た。「イラク屈指の油田地帯であるバスラの知事は歴代、腐敗まみれだった」という話も聞いた。

 イラクでは知事は住民の選挙では選ばれない仕組みで、シェイカ氏は「直接投票で選ぶよう改正しなくてはならない」と訴えた。


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