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スーフィズムに関するHP

2522チバQ:2018/10/20(土) 10:31:25
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181020-00244395-toyo-bus_all
「雑な暗殺」疑惑に騒然、サウジ皇太子の末路
10/20(土) 5:40配信 東洋経済オンライン
「雑な暗殺」疑惑に騒然、サウジ皇太子の末路
サウジアラビアのムハンマド皇太子とアメリカのトランプ大統領は懇意とされているが(写真:Jonathan Ernst/ロイター)
 トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館を舞台に、サウジから派遣された暗殺団15人による著名サウジ人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が惨殺された疑惑。脱石油を目指すサウジの経済改革を主導してきたムハンマド皇太子(33)が関与したか、少なくとも認識していた可能性が高くなっている。

 連日の衝撃的な報道で、サウジや皇太子のイメージは地に落ちた。サウジ政府は、事件が起きた10月2日から疑惑を全面否定するばかりで、反論に値する証拠は何一つ示せていない。

■生きたまま切断されて殺害された

 トルコ当局がメディアにリークした音声によれば、カショギ氏は生きたまま切断されて殺害されたようだ。「尋問中のミスで誤って死亡させた」として一部に責任を負わせ、ムハンマド皇太子らサウジ指導部を不問に付すという、水面下の外交交渉による事件の幕引きも難しくなってきた。

 兵器の大口顧客であり、中東における重要な同盟国を失いたくないドナルド・トランプ大統領が、“暴君”となったムハンマド皇太子を擁護し続けていることにアメリカ内でも批判が強まっている。アメリカとサウジの外交関係が揺らぐばかりか、11月に中間選挙を控えたアメリカの政局にも発展してきた。

 カショギ氏が総領事館に入ったまま行方不明になった後、外交特権の対象である総領事館やサウジ総領事の公邸で、トルコ当局が捜索を行う異例の展開に発展した。トルコ当局は、サウジやムハンマド皇太子が関与した可能性が高いことを示す情報を次々にリーク。

 サウジは具体的な反論ができず、オタイビ・駐イスタンブール総領事に至っては公邸捜索前にサウジに逃げ帰ってしまった。殺害時のものとされる音声では、総領事がその場にいたことが判明しており、捜査対象となるのを恐れたとみられる。

 一連の報道によると、2日にカショギ氏を暗殺する特命を持った15人が航空機2機に分乗してイスタンブール入りし、同氏が総領事館に入って数分後には拷問、生きたまま殺害するという蛮行に出た。トルコの空港のカメラなどが捉えた15人は、法医学者やムハンマド皇太子に近い当局者や警備関係、情報機関員らで構成され、皇太子の具体的な指示や関与があったことをうかがわせている。

 具体的な情報がサウジ側から出てこないことにいら立つトランプ大統領は急きょ、ポンペオ国務長官をサウジに派遣し、長官はサルマン国王やムハンマド皇太子と会談した。ポンペオ長官はトルコも訪れており、帰国後にトランプ大統領に会談内容を報告。トランプ氏は「(真相は)週末までに恐らくわかる」と述べており、メディア報道が中心で疑惑のままにとどまる事件は進展を見せそうだ。

 ただ、カショギ氏が総領事館内で殺害されたことはほぼ確実視され、ムハンマド皇太子がそれに深く関わっていることも否定しにくくなっている。サウジ側がカショギ氏の殺害を認めれば話は変わるが、最終的にカギを握っているのはトルコ政府だ。

■今回の「勝者」はトルコ? 

 トルコ当局は具体的な発表を巧みに回避し、政府系のメディアや海外メディアに情報をリークし、カショギ氏が総領事館内で無慈悲に殺害されたという事件の構図を浮かび上がらせた。当局は、殺害時の音声のほか、総領事館や公邸の捜索で得た決定的証拠を持っているとみられ、そうした証拠を公開するか、アメリカ政府に伝えるかが事態の行方を左右することになる。

 総領事館内での暗殺という前代未聞の試練に立たされたトルコは、中東の反体制派に活動の場を与えてきた手前、看過できない事態だった。トルコ当局は、証拠を公開せずにメディアへのリークを通じ、真綿で首を絞めるようにサウジを追い詰めている。そこには、水面下での外交交渉の余地を残し、トルコにとって有利な取引を行うという狙いがありそうだ。


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