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スーフィズムに関するHP

2509チバQ:2018/10/18(木) 10:10:00
https://www.sankei.com/world/news/181016/wor1810160004-n1.html
ISの拠点「ラッカ」陥落1年 統治に不満も
2018.10.16 09:09
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 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)がシリア北部ラッカの「首都」を放棄し、事実上崩壊してから17日で1年となる。「領土」と称してシリアとイラクにまたがる広い範囲を支配し、ピンポイントのテロ攻撃を主体とする従来のテロ組織の概念を塗り替えた。また、インターネットを駆使した宣伝活動で欧州などから多数の戦闘員を引き寄せたほか、忠誠を誓った組織はいまも他国に存在するなど、爪痕の深さをうかがわせる。(カイロ 佐藤貴生)

 「ラッカは米国の支持を受けた少数民族クルド人の統治下にある。戦闘は収まったが、私たちアラブ人には満足できない状況だ」。シリア北西部イドリブに住むフセインさん(42)が、SNSを通じて取材に答えた。

 ISは2014年以降、イラク北部からシリア北部にまたがる広大な地域を支配し、ひげを切り落とした男性を殺害するなど残虐ぶりを発揮した。異教徒は「背教者」とみなし、男性を殺害する動画をネット上にアップし、女性は性暴力や人身売買などの犠牲になった。今月、ノーベル平和賞受賞が決まったイラク北部の少数派ヤジド教徒、ナディア・ムラドさんもその一人だ。

 半面、ISが掲げた方針がスンニ派のイスラム教徒に魅力的に映ったことも事実だ。指導者のアブバクル・バグダーディ容疑者は自らを「カリフ」(預言者ムハンマドの後継者)だと宣言し、シャリーア(イスラム法)の厳格な適用を訴えた。「理想郷」だと信じてシリアやイラクに移住し、後悔の念に暮れる外国人の話が海外メディアで多数報じられた。

 シリアでは米軍の支援を受けた少数民族クルド人の民兵部隊「シリア民主軍」(SDF)が昨年10月17日、ラッカの「解放」を宣言した。しかし、ISはその後も存在を誇示し、今年7月にはシリア南部スワイダで自爆テロや集落の襲撃により220人以上が死亡した事件で犯行を認めた。

 カイロ・アメリカン大(エジプト)のカジーハ教授はシリアのISについて、「脅されて協力した人に加え、金や食料欲しさで協力した人もいたが、いまはみな幻滅している。政権への反発から協力するといった機運はない」と述べ、ISが勢力を取り戻すことはないとの見方を示した。

 一方、イラクでは昨年7月、同国軍がISの最大拠点モスルを奪還。その後は少人数のグループに分かれて治安機関を襲っているとの報道もある。

 国連は8月、シリアとイラクには2〜3万人のIS戦闘員が残っているとする報告書を出した。戦闘に加わるため、両国に入った外国人は推定4万人に上り、「数千人の外国人のテロ戦闘員集団」がなお存在していると推測している。

 ■イスラム国 2014年夏、アブバクル・バグダーディ容疑者が設立を宣言。国際テロ組織アルカーイダ系の「イラク聖戦アルカーイダ組織」が源流で、内部対立の末にアルカーイダと関係を断絶した。バグダーディ容疑者はしばしば死亡説が流れるものの確認はされていない。


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