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スーフィズムに関するHP

2503チバQ:2018/10/16(火) 02:02:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201810/CK2018101302000124.html
反政府記者殺害の疑い サウジ「開放路線」に疑念

2018年10月13日 朝刊


サウジアラビアの反政府記者カショギ氏が入館後に消息を絶ったトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館=奥田哲平撮影

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 【イスタンブール=奥田哲平】サウジアラビアの著名な反政府記者ジャマル・カショギ氏(59)がトルコのサウジ総領事館に入館後、行方不明になった事件が、国際的な疑念を広げている。真相は不明だが、殺害された疑いが浮上。国際社会はサウジの言論抑圧の表れとみて懸念を深め、サウジのムハンマド皇太子が主導する改革開放への逆風につながりかねない状況だ。

 カショギ氏は二日、イスタンブールの総領事館に入り、消息を絶った。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は十一日、トルコが米政府に「カショギ氏が殺害されたことを示す音声や映像の記録がある」と伝えたと報じた。トルコとサウジ両政府は合同捜査班を設置し、近く館内の捜索などに乗り出すとみられる。

 トルコメディアは連日、容疑者とされる十五人の写真や名前、黒い車が総領事館に出入りする防犯カメラ映像を報道。スパイ小説さながらの展開に、同館前には欧米メディアも含めた数十人の報道陣が集まる。一方、サウジ政府は殺害疑惑を否定。地元紙は、対立するカタールが「作り話を扇動している」と主張するが、説得力に欠ける状況だ。

 カショギ氏は昨年九月に米国に移住し、ワシントン・ポストなどでイエメン内戦の軍事介入などを厳しく批判していた。それ以前は情報機関トップの顧問を務めるなど王室と近い立場にあり、政府の内情を熟知していたとされる。一部報道は、ムハンマド皇太子自らが同氏の拘束を指示していたと伝えている。

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 中東の衛星放送アルジャジーラの記者ジャマル・エルスヘイヤル氏は「単なる事件ではなくなった。サウジが批判的な声を封じる国だとの認識が広まりつつある」と指摘する。イスラム教の戒律に厳格なサウジは昨年来、ムハンマド皇太子主導で女性の自動車運転解禁など人権状況の改善を国内外にアピールしてきた。

 その一方、政策に反対する王族や宗教指導者、人権活動家が相次ぎ逮捕されている。八月にカナダが活動家の解放を呼び掛けると、「内政干渉」と反発。カナダ大使の国外退去や航空便の往来停止など、異例とも言える強硬措置を取った。

 皇太子の改革は石油依存から脱却し、海外投資を呼び込む経済自由化を目指す。カショギ氏の失踪にサウジ政府が関与したと明らかになれば、米国はじめ国際社会の改革への支持は揺らぎかねない。カイロ大のハッサン・ナファ教授(政治学)は「事件の対応を誤れば、他国や外国企業はサウジ市場への投資をためらうだろう」と忠告する。


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