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スーフィズムに関するHP

2478チバQ:2018/09/04(火) 18:07:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180823-00000057-jij-m_est
フセイン処刑「独裁の戒め」=執行見詰めたイラク人医師
8/23(木) 14:19配信 時事通信
フセイン処刑「独裁の戒め」=執行見詰めたイラク人医師
フセイン元イラク大統領の絞首刑に使われた縄と像を前に、当時の様子を語るモワファク・ルバイ氏=15日撮影、バグダッド
 2003年のイラク戦争で、サダム・フセイン独裁政権が崩壊してから15年。

 フセイン元大統領は06年に処刑され、その際に立ち会ったイラク人医師は、今も執行時に使われた縄を保存している。「『独裁者の末路は悲惨だ』という戒めだ」。しかし、イスラム教スンニ派の元大統領失脚を機に宗派対立が噴き出したイラクでは、今もその教訓を生かし切れず、混乱に苦しんでいる。

【図解】イラクをめぐる関係

 ◇復讐(ふくしゅう)ではなく正義
 首都バグダッドでフセイン元大統領の絞首刑が執行された06年12月30日未明。モワファク・ルバイ氏(70)は、見守った唯一の医師として元大統領の死亡診断書に署名した。「サダムに殺された多数の人々に思いを寄せていた」と振り返る。

 父がイスラム教シーア派、母がスンニ派のルバイ氏は医師の傍ら、人権や政治の分野でも活動。フセイン政権批判で3回投獄された。それだけに、政敵を徹底弾圧した元大統領を憎み、執行時は首に巻かれた縄を引っ張る一員となった。「医師は人を生かすのが仕事だが、私は逆の行為をした。複雑な気持ちだった」。それでも「復讐ではなく、正義を実現したと考えれば納得できた」と話す。

 ルバイ氏は「サダムは全く謝罪せず、後悔も感じていないようで、最後まで言い訳を繰り返していた」と述懐する。元大統領は執行直前に侮辱するような言葉を浴びせた男性に「それでも男か」と激高。悲惨な最期を前にしても気丈に振る舞った。絞首台が開き、絶命する瞬間の映像は後にインターネットで拡散し、賛否が渦巻いた。

 ◇スンニ派に不快感も
 ルバイ氏の自宅には今、元大統領の大きな像が保管されている。政権崩壊時にバグダッド市内で倒され、後に国外へ移送しようとした米軍に頼み込んで入手。実際に死刑で使われた縄を巻き付けた。「スンニ派への報復ではない。独裁政権下で苦しんだ過去を忘れないようにするためだ」とルバイ氏が説明しても、スンニ派の中には像や縄を見て不快感を口にする人も多いという。

 イラクは人口の多数派シーア派やクルド系住民を迫害したフセイン政権の崩壊後、社会の構図が一変。スンニ派は冷遇され、過激派組織「イスラム国」(IS)の台頭も招いて国土の荒廃につながった。「フセイン政権下の方が安定していたのでは」との問い掛けに、ルバイ氏は「あの頃は自由も希望もなかった。変革するしかなかった」と苦々しい表情で答えた。


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