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スーフィズムに関するHP

2441チバQ:2018/07/24(火) 21:18:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1807230026.html
パキスタン野党伸張に軍部の影 「反腐敗」掲げ与党と接戦 25日に総選挙
07月23日 20:49産経新聞

パキスタン野党伸張に軍部の影 「反腐敗」掲げ与党と接戦 25日に総選挙

(産経新聞)

 パキスタンで下院の任期満了に伴う総選挙が25日、投票される。与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派(PML-N)に対して、野党パキスタン正義運動(PTI)が支持を拡大し、接戦を演じている。政権交代の可能性も出ているが、選挙戦に見え隠れするのは歴史的に強い影響力を持つ軍の存在だ。選挙の構図は「軍が描いた」ともささやかれる。(イスラマバード 森浩)

 「これは腐敗と戦うための選挙だ。泥棒に政権を取らせたままでいいのか」

 首都イスラマバード南部で21日夜に開かれた集会で、登壇したPTIのイムラン・カーン党首はこう絶叫。1万人(主催者発表)の支持者は割れんばかりの大歓声を上げた。1980年代にクリケットのスター選手であったカーン氏の人気がうかがわれた。

 カーン氏の指摘する「泥棒」とはシャリフ元首相を指す。シャリフ氏は英国に高級不動産を隠し持ったとして有罪判決を受け、13日に収監された。国民の税金でこっそり不動産を買っていた泥棒という論法だ。

 「反腐敗」を掲げるカーン氏の後ろ盾が、シャリフ氏を排除したい軍部とされる。過去に3度、首相に就いているシャリフ氏は在任中、宿敵インドに融和姿勢を示すなど軍にとって「容認できない行動」が多かった。今回の総選挙を前に、軍が司法当局にシャリフ氏の刑事訴追に向けた圧力をかけ、失脚の“絵を描いた”ことは、もはや公然の秘密とすらいえる。

 聴衆が埋め尽くすPTIの集会さえも「軍が仕切っている」と噂された。カーン氏の集会に来ていたモハマド・ジナさん(39)にたずねると、「あまり軍部のことは話したくない」と露骨に言いよどんだ。「イムランの勝利は揺るがないだろう」と話した。

 シャリフ氏逮捕とカーン人気という2つの逆風に直面する与党PML-Nは名指しこそ避けつつ、軍のやり方を批判する。「この選挙は見えない力との戦いだ」と発言したのは、収監前のシャリフ氏自身だ。

 22日に首都近郊のラワルピンディで開かれた選挙集会で、登壇したアバシ元首相は、軍部による司法への介入を念頭に置きつつ、「われわれは憲法を信じている」と“越権行為”を批判。「街の停電を減らしたのは与党の成果である。多くの人々の生活を改善させるために汗を流す」と訴えかけた。

 ただ、選挙戦では国際通貨基金(IMF)に財政支援を求める可能性が報じられるほど悪化する経済や、「テロリストの安全地帯となっている」と批判する米国との関係など、他の課題は置き去りとなっている。政治評論家のタラト・マスード氏は「反腐敗も重要だが、もっと重要なテーマについての議論が深まらないのはパキスタンにとって不幸だ」と嘆いた。


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