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スーフィズムに関するHP

2378チバQ:2018/05/25(金) 00:49:52
https://mainichi.jp/articles/20180523/ddm/007/030/042000c
ラク
連立交渉へ 反米強硬のサドル師、軸に
毎日新聞2018年5月23日 東京朝刊
【カイロ篠田航一】12日に実施されたイラク国会(定数329)の総選挙は19日の選管当局の集計で、イスラム教シーア派の有力指導者サドル師が率いる勢力が54議席を獲得し、第1勢力となることが確定した。選挙に出馬していないサドル師は首相にはならないが、今後はサドル師を軸に連立交渉が進む見通しだ。だが協議が難航した場合、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦闘で荒廃した国土の復興に影響が出る可能性もある。

 イラクはシーア派アラブ人が約6割を占めるが、スンニ派アラブ人や少数民族クルド人、トルクメン人なども混在する「モザイク国家」だ。2003年のイラク戦争でスンニ派のフセイン政権が崩壊後、米国の支援を受けるシーア派が政権を握り、宗派対立が激化。この混乱に乗じて14年からISが台頭したが、17年に壊滅状態になり、今回の総選挙は「IS後」の国土再建がテーマとなった。

 反米強硬派のサドル師は、一方で近年イラクに強い影響力を及ぼしてきた同じシーア派の隣国イランも批判。「外国の介入がイラクを混乱させた」として、米国にもイランにも頼らない国造りを訴え、国内のスンニ派やクルド人勢力との連携も模索する。第2勢力には、IS掃討に活躍したシーア派民兵組織の司令官で、親イランのアミリ元運輸相の勢力が47議席で続いた。第3勢力はイラン、米国の双方と良好な関係を保ってきた現職アバディ首相の勢力で、42議席。

 課題は早急な「安定政権」樹立だ。前回の14年は選挙から内閣発足まで約4カ月を要し、政府の統治能力が弱体化したことで、ISに付け込む隙(すき)を与えた。

 腐敗対策も課題だ。世界の汚職を監視するNGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」(本部ベルリン)の17年版汚職指数によると、イラクの「清潔度」は180カ国・地域中169位。今年2月にクウェートで開かれたイラク復興国際会議の席上でも一部の参加者から「資金提供しても汚職のせいで有効活用されない恐れがある」と懸念の声が上がった。イラク政府は882億ドル(約9兆8000億円)の復興資金が必要と訴えたが、この会議で各国が拠出した援助額は300億ドルにとどまった。


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