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230チバQ:2014/06/21(土) 21:44:06
http://mainichi.jp/select/news/20140622k0000m030028000c.html

イラク:宗教指導者「新政府を」 首相、続投に痛手

毎日新聞 2014年06月21日 20時18分(最終更新 06月21日 20時42分)


 【カイロ秋山信一】イスラム教スンニ派過激派組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」による侵攻が続くイラクで、シーア派の最有力指導者シスタニ師は20日、代理人を通じて「幅広い支持を得られる機能的な新政府を早期に樹立する必要がある」との見解を発表した。スンニ派や少数民族クルド人から強い反発を受けるマリキ首相(シーア派)に批判的な内容で、シーア派の支持を基盤に続投を狙う首相にとっては痛手となった。

 シスタニ師は、4月の連邦議会選挙を受けて、今月中に新議会が招集されなければならないとする憲法上の規定を踏まえ、「期限内に議会を開き、議長や大統領、首相を選任することが重要だ」と述べた。選挙で最多議席を獲得したマリキ首相の党派を中心に新政権の連立協議を進めるべきだとしつつも「過去の過ちを避け、全イラク国民のより良い将来につながるような新たな展望を開かなければならない」と指摘した。

 シスタニ師は今月13日、首都バグダッドに迫るISILに対して、「戦うことができる市民は武器を取れ」と呼びかけ、多数のシーア派民兵が政府軍に加わるきっかけを作った。

 連邦議会選(定数328)で、マリキ首相の党派・法治国家連合は90議席以上を獲得したが、政権存続には他党派との連立が必要。しかしISILの侵攻を許したマリキ氏の責任を問う声がシーア派指導者からも強まっており、連立交渉は難航している。

 ただ反マリキ派も一枚岩ではなく、連立協議がまとまる見通しは立っていない。そのため、幅広い党派が参加する暫定政府を作り、当面の危機に対処する案も浮上している。

 一方、マリキ首相は20日、ロシアのプーチン大統領と電話協議し、イラク情勢について説明。プーチン氏はマリキ政権のISIL掃討への支援を約束した。

 AP通信などによると、ISILは21日までにイラク西部カイムやシリア東部ムハサンなど両国国境付近の拠点を制圧。いずれもシリアからバグダッドに至る主要道路沿いにあり、補給路を確保して、西方からもバグダッドへの侵攻を狙うとみられる。バグダッドの北約60キロの中部バクバ近郊などで、政府軍との一進一退の攻防を続けている。


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