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スーフィズムに関するHP

2243チバQ:2017/12/16(土) 11:38:50
https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00m/030/024000c
イエメン
深刻な食糧危機 国連、サウジに封鎖解除要請
毎日新聞2017年12月15日 18時14分(最終更新 12月15日 23時59分)
【ワシントン会川晴之、カイロ篠田航一】内戦が続くイエメンが深刻な食糧危機に直面している。政府側を支援するサウジアラビアなどのアラブ諸国連合軍が、海上や空路の封鎖を強化しているためだ。国連人道問題調整事務所は「(国民の約3分の1に当たる)850万人が飢餓の危機にひんしている」と警鐘を鳴らし、封鎖の即時解除を求めている。

 「イエメンの飢餓は壊滅的だ」。今月5日、国連安全保障理事会でイエメンの現状報告を受けた後、安保理議長国・日本の別所浩郎国連大使は記者団に惨状を訴えた。

 空中給油や情報提供で連合軍を支援するトランプ米政権も6日、「人道援助や燃料油など生活必需品の搬入を認めよ」との声明を発表し、サウジに圧力をかけている。

 イエメンでは反政府勢力のイスラム教シーア派系武装組織フーシが首都サヌアを実効支配し、南部アデンを拠点とする政府側と戦闘を続けている。フーシはイランの支援を受けているとされ、イランと長年対立するサウジやアラブ首長国連邦(UAE)などは2015年3月、サヌアなどへの空爆を開始。イランとサウジの代理戦争の様相を呈している。

 フーシ側も弾道ミサイルで反撃しており、11月4日には約1000キロ離れたサウジの首都リヤド近郊の国際空港付近にも撃ち込んだ。フーシは今月、サウジとの和平を模索したイエメンのサレハ前大統領を殺害するなど強硬姿勢を強めている。

 イエメンは旧ソ連や北朝鮮から射程約500キロのスカッドミサイルをかつて調達していたが、今年2月以降は飛躍的に飛距離が伸びた。改造したり、新たなミサイルを国外から調達したりした可能性が高く、米国防総省は毎日新聞の取材に「イランが関与している」と回答した。

 ミサイルの追加搬入を恐れるサウジは、参戦時から主要港や空港で実施していた封鎖を拡大していった。イエメンは食糧の9割を輸入に頼るだけに影響は大きく、国連によるとこの1カ月で飢餓状態にある国民が150万人増えた。医療品不足も深刻で、人口約2700万人のうち、2000万人以上が食糧・医療など緊急の人道支援を必要としている。

 深い井戸から水をくみ上げるポンプに使う燃料油の輸入も止まった。清潔な水を確保できず、衛生状態の悪化から伝染病が流行し、今年4月以降、100万人近くがコレラに罹患(りかん)し、2200人以上が死亡している。NGOなどの援助団体はコレラ流行地域への立ち入りを試みているが、紛争当事者が妨害する場合も多いとされる。


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