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スーフィズムに関するHP

2219チバQ:2017/12/04(月) 19:34:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171203-00000052-mai-m_est
<ジンバブエ>ムガベ氏、辞表に安堵 親交の神父が内幕


12/3(日) 23:37配信
 老いた「独裁者」は、辞表に署名し「安堵(あんど)の表情を浮かべた」--。37年間国のトップに君臨し、先月下旬に退陣に追い込まれたアフリカ南部ジンバブエのムガベ前大統領(93)。同氏と事実上のクーデターを実行した国軍の交渉を仲介したカトリック教会のフィデリス・ムコノリ神父(69)が、歴史的な辞任劇の内幕を明かした。【ハラレで小泉大士】

 ムガベ氏と長年親交があり軍高官の信頼も厚いムコノリ神父は、3人の仲介役を率い、すべての交渉の場に居合わせた。

 11月15日に国軍が蜂起して以降、軟禁状態に置かれたムガベ氏だったが、当初は一定期間大統領の座にとどまった上で、ムナンガグワ新大統領(75)への「円滑な権限移譲」を希望していた。神父らは、ムガベ氏と国軍幹部の間を何度も往復し、1日の交渉は最大16時間に及んだ。

 「憲法をここに持ってこい。何と書いてあるか、私に言ってみろ」。強気のムガベ氏が、事実上のクーデターを率いたチウェンガ司令官にこう言い放つ場面もあった。

 18日には数万人の市民が路上に繰り出し、退陣を求めた。ムガベ氏も退陣は不可避だと悟りながら即時辞任には抵抗し続け、交渉は手詰まりの状態に陥りかけた。ムガベ氏は19日夜、国営放送を通じて声明を発表したが、辞任に触れず、謎が残った。

 実はこの数時間前に、南アフリカに亡命中だったムナンガグワ氏と協議していたという。「どこにいる。すぐ帰ってきてくれ。今すぐにだ。この問題を解決しよう」。ムガベ氏は電話口でこう呼びかけた。ムナンガグワ氏もいったんは「明日には戻る」と応じた。この結果を受け、ムガベ氏は声明で12月の与党大会を自ら主宰すると表明した。ムナンガグワ氏と今後話し合いながら段階的に大統領の座を引き継ぐ--というメッセージを発したつもりだったが「舞台裏で何が起きているか知らない国民には伝わらなかった」(ムコノリ神父)。

 翌日、与党は議会で弾劾手続きに入ると決定。ムナンガグワ氏も「党の決定に従う」と言って帰国しなかったため、ムガベ氏は即時退陣を選ぶことを余儀なくされた。

 退陣の日となった21日、ムガベ氏は下院議長に電話を入れた。「これから会えないか。辞任するつもりだが、その前に会って話をさせてくれ」。だが議会では弾劾審議が始まっており、議長は「私にはどうすることもできません」と会談を拒否した。弾劾成立が迫る中、同席した検事総長らが「まだ間に合う」とすぐに辞表を書くよう進言。この時点でもムガベ氏は「私は弾劾されるようなことはしていない。今辞めたらやましいことがあると思われる」と渋っていたが、最終的に「罷免は不名誉だ」との説得を受け入れた。

 ムガベ氏は用意された辞表の文面をじっくり読んでから万年筆で署名すると、「まるで『終わった』とでも言うかのように深く息をついた」。うちひしがれた様子を見せることはなかったという。

 ムガベ氏の今後について神父は「今さらどこへ行くというのだ。彼はここ(ジンバブエ)で人生を終える」と断言した。国軍は退陣に際し、ムガベ氏の訴追免除や身の安全などを保障したとされる。


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