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スーフィズムに関するHP

2207チバQ:2017/11/25(土) 17:20:49
http://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S13240914.html?_requesturl=sp/articles/DA3S13240914.html&rm=150#Continuation
クルド独立、苦い夢の跡 イラク軍進攻、「裏切り」で崩れた防衛線

2017年11月23日5時0分

 支配地をやすやすと失ったのは、なぜなのか――。イラクの少数民族クルド人を中心とするクルディスタン地域政府(KRG)が10月中旬、イラク軍の進攻を受けて実効支配地域を失った。KRG自治区の独立の賛否を問う住民投票から3週間後のことだ。クルド側の司令官が朝日新聞の取材に応じ、一部部隊の「裏切り」で防衛線が崩壊したと語った。(アルビル=翁長忠雄、其山史晃)

 イラク北部で2014年6月、過激派組織「イスラム国」(IS)が攻勢を強めた。総崩れとなったイラク軍に代わり、KRGの軍事組織「ペシュメルガ」がISを撃退。油田地帯キルクーク州などイラク政府との係争地を次々と押さえ、支配地を広げた。

 今回、取材に応じたのは、ペシュメルガでキルクーク方面の防衛を担っていたシェイクムスタファ司令官。KRG側は、「イラク軍が来れば抵抗する」との方針で意思統一が図られていたという。ところが10月15日夜、イラク軍が作戦を開始。前線のペシュメルガの一部部隊長が、無抵抗でイラク軍を防衛線内に引き入れたという。ペシュメルガの各部隊は包囲され、1本の撤退ルートを残すのみという状況に追いやられた。ペシュメルガ側には死傷者が出ており、司令官は16日早朝に撤退を決断した。

 ほぼ無抵抗で実効支配地域を明け渡したとの批判に対し、司令官は「ある政治グループの命令を受けた部隊長の裏切りが状況を一変させた」と述べた。

 ある政治グループとは、先月死去したタラバニ元イラク大統領の親族グループだ。タラバニ一族はイランとの結びつきが強いとされる。KRG独立を望まないイランは、イラク政府と協力してタラバニ一族に圧力をかけ、防衛線を内部から崩したとみられている。

 タラバニ氏は政党「クルディスタン愛国同盟」の創設者。愛国同盟は、バルザニ前KRG大統領(1日に辞任)派の政党「クルディスタン民主党」とライバル関係にある。ペシュメルガも民主党と愛国同盟にそれぞれ忠誠を誓う部隊に割れ、指揮系統は一元化されていない。今回、「裏切り」を働いたのは愛国同盟系の部隊長とされる。


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