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スーフィズムに関するHP
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チバQ
:2017/11/24(金) 08:58:03
強硬外交、米が後ろ盾
ムハンマド皇太子の後ろ盾はトランプ米政権だ。トランプ氏は今月6日、「国王や皇太子を大変信頼している。拘束者は何年間も国から不正な利益を得てきた」とツイートし、腐敗摘発を進める皇太子への支持を改めて鮮明にした。
米国は歴史的にサウジで原油利権を確保し、安全保障面で協力してきた。イスラム教スンニ派の盟主サウジにとり最大の脅威はシーア派国家イランだ。だがオバマ前政権はそのイランと、核開発制限と引き換えに経済制裁を緩和する核合意を2015年に締結。サウジは強く反発した。
今年1月、イランに強硬なトランプ政権が誕生するとサウジは高く評価した。トランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問(36)とムハンマド皇太子は同世代として気脈を通じ、トランプ氏就任後の初外遊となった5月のサウジ訪問を準備したとされる。クシュナー氏は10月にもサウジを訪問し皇太子と会談した。
一方で、皇太子が推し進める強硬な対外政策は、中東の安定化につながっていない。サウジは今年6月、イランとの接近などを理由にカタールと断交。イエメンでは、イランの支援を受けて首都サヌアなどを実効支配するシーア派武装組織「フーシ」に対し、ペルシャ湾岸諸国連合軍が空爆を続け、内戦が泥沼化している。今月4日にはフーシがリヤド近郊の空港を狙ってミサイルを発射し、サウジが迎撃するなど、緊張は高まる。
レバノンではイランが支援するシーア派組織ヒズボラが伸長。サウジに近いハリリ首相が今月4日、イランやヒズボラの脅威をあげ一時的に辞任を表明した。
中東情勢に詳しいエジプトの評論家モハメド・アブヌール氏は、「サウジとイランの対立は深刻で、両国にパイプを持つロシアも仲裁できていない。レバノンでは、イランやヒズボラの影響力は軍にまで及んでいる」と述べ、当面は緊張状態は続くと分析する。
イランは日本向けの原油の輸送路にあたるホルムズ海峡に面しており、軍幹部が戦時の封鎖に言及したこともある。仮にサウジとイランが武力衝突した場合、中東から世界への原油供給に大混乱が生じかねない。
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