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スーフィズムに関するHP

219チバQ:2014/06/20(金) 07:27:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000106-mai-int
<イラク>過激派組織ISIL 製油所攻撃が続く
毎日新聞 6月19日(木)21時16分配信

イラク北中部の要衝ティクリートを制圧後、イラク兵士を連行する模様としてイスラム教スンニ派の過激派組織「ISIL」が14日、ウェブサイトに掲載した画像=AP
 【カイロ秋山信一】イラク北部バイジで、イスラム教スンニ派の過激派組織イラク・レバント・イスラム国(ISIL)が同国最大規模の製油所への攻撃を続けている。ISIL側が大部分を制圧したとの報道もあるが、政府側は否定し情報は錯綜(さくそう)している。ISILには施設を制圧し、ガソリンなどの燃料を確保するとともに、石油製品の密輸を新たな資金源にしたい思惑があるようだ。


 英石油大手BPなどによると、バイジの製油所は国内処理量の3割近い日量30万バレルを精製し、北部地域や首都バグダッドなど主に国内向けにガソリンや発電用燃料を供給。

 イラクからの報道によると、製油所は今月10日ごろからISILの攻撃を受けた。17日までに操業は止まっており、今夏の燃料不足が懸念されている。

 地元部族の仲介で従業員らは19日までに退去したが、政府軍や治安部隊が施設にとどまり、ISILとの戦闘が続いている模様だ。

 ロイター通信は18日、施設当局者の話として「ISILは施設の75%を制圧している」と報道。中東のテレビ局アルジャジーラは施設の一部が炎上する映像を報じた。ISILが政府軍の攻撃を防ぐため、施設内に地雷を敷設しているとの情報もある。

 しかし、政府軍報道官は「ISILを撃退し、50人以上を殺害した」と反論。また、カーニー米大統領報道官は18日、施設への攻撃について「現時点でイラクの石油供給に大きな影響は出ていない」と語った。

 ロイター通信によると、ISILは隣国シリアでも内戦の混乱に乗じて東部デリゾール近辺の油田を占拠し、石油の密売によって数億円の収入を得たとの情報がある。バイジを狙うのも戦闘車両の燃料を確保し、余剰分を密売する狙いがあるとみられる。

 一方、イラク最大の油田地帯である南部バスラ周辺には戦火は及んでおらず、輸出が続けられている。ただ、米英や中国資本の開発企業が従業員をイラクから退避させる動きも出ており、影響が広がる可能性もある。

 また、北部の油田地帯キルクークを抱えるクルド自治政府は今年5月、中央政府を経由せずに自治区産の石油をトルコに輸送するパイプラインを完成させ、中央政府との対立が深まった。キルクークからトルコへの輸送も可能で、独自の石油輸出を増やそうとする可能性がある。

 イラクは世界10位(2012年、国際エネルギー機関・IEA調べ)の石油輸出国。原油埋蔵量は世界5位で、増産が期待されていたが、ISILの侵攻を受けて、IEAは増産見通しを引き下げた。混乱が拡大すれば、既に高止まりしている原油価格がさらに高騰する恐れがある。


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