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スーフィズムに関するHP

218チバQ:2014/06/19(木) 23:44:10
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140619/mds14061922180009-n1.htm
イラク、三つどもえ状態 国家統一の回復へ出口みえず
2014.6.19 22:18 (1/2ページ)
 イラクで攻勢を強めるイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」の勢力は衰える兆しがない。北部のクルド自治政府も混乱に乗じて自らの権益拡大に動くなか、イスラム教シーア派主体のマリキ政権は国家の統一性回復に向けた有効な手立てを打ち出せず、イラクは分裂含みの三つどもえの様相を呈している。

 イラクで2006〜07年に激化した宗派対立では、ISILの前身となる国際テロ組織アルカーイダ系勢力によるテロが頻発。しかし駐留米軍は、武装勢力の掃討と同時にスンニ派の地元部族と協力関係を結び、テロ押さえ込みに成功した。

 ところが、11年末に米軍が完全撤退した前後から、マリキ政権は対立するスンニ派の有力政治家らの排除を進め、政権に対するスンニ派の不満が高まった。西部などのスンニ派地域では住民による政府への抗議行動が頻発し、ISILが住民の間で支持を広げた。

 さらに、内戦下の隣国シリアでの戦闘を通じて戦闘能力を大幅に強化させたことも、ISILの進撃を支えている。

 対する政権側の軍・治安部隊の弱体ぶりは日に日に鮮明となっている。イラク空軍はほぼ連日にわたり北部地域を空爆しているが、ISILを撃退するには至っていない。

 バグダッド陥落におびえるマリキ政権は米国やイランに軍事支援を求めるが、国内のスンニ派からは「自らの宗派や民族を守ることだけに熱心だ」との不信感も高まっている。

 また、イラク北部の油田都市キルクークを掌握したクルド自治政府は今後、一帯の油田の利権を要求してくる可能性が高い。イラクは国家の統一性を保つのがますます難しくなってきている。(西見由章)


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