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スーフィズムに関するHP

2157チバQ:2017/10/29(日) 21:24:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102900287&g=int
激戦地、険しい復興=内戦の深い爪痕-シリア最大都市アレッポ


シリア北部アレッポ市内=26日
 【アレッポ(シリア北部)時事】2016年12月、アサド政権はシリア内戦の「最激戦地」北部アレッポを制圧した。その後の反体制派や過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いにおける政権優位の流れを決定付ける大きな転換点だった。しかし、1年近くが経過しても「世界最古の都市」の一つと称される最大都市アレッポ復興への道のりは険しい。
 ◇車で数分、風景一変
 水たばこをくゆらせ、屋外で話に興じる人々-。壮絶な戦闘で政権軍が拠点を置いていたアレッポ西部は、連日活気に満ちている。大通りにはしゃれた飲食店や洋服店が立ち並び、深夜まで家族連れなどでにぎわう。建造物には、目立った損壊は見られない。

シリア・アレッポ東部のスカリ地区で、焼け焦げて放置されている車両=26日
 ところが、車で数分も走れば風景は一変する。反体制派が占拠していたアレッポ東部。爆撃で窓や外壁、屋根が崩れ落ち、同じ市街地とは思えない対照的な廃虚が広がる。市民の1人は「由緒ある歴史的建物が多いため、以前と同じように復元しようとすれば時間がかかる」と述べた。
 ◇がれきの中で遊ぶ
 反体制派が最後まで抵抗した場所の一つで、16年12月に政権が掌握したスカリ地区を訪れた。路上には焼け落ちた車が放置されている。建物はがれきと化し、電気も水も復旧していないが、友達と遊んでいたモハメド・サバハ君(13)は「サッカーができるようになってうれしい」とはにかんで答えた。
 政権軍は同年9月、この地区を塩素ガスで攻撃したとされる。救済活動を行う「シリア民間防衛隊(ホワイト・ヘルメッツ)」などは、体中を洗い流し、酸素ボンベを吸って横たわる子供らの映像を公開。惨状は世界に衝撃を与えた。
 無職ニダル・アガさん(54)は、空爆で一部が破壊された家に住む。地下水に依存し「今も戦時下のような生活だ」と嘆いた。制圧後に避難先の西部ラタキアから戻ってきた電気店勤務モハメド・デドクさん(33)は「政府や軍は徴兵制をやめて、国外に逃れた若者を呼び戻すべきだ。そうすれば町を再建できる」と訴えた。

 ◇特産のせっけん
 一方で、壊れた日常を取り戻そうとする人々もいる。アレッポ特産品の自然素材せっけんの製造会社社長マジーン・ザナビリさん(54)は、旧市街にあった工場が爆撃された。主原料のオリーブの産地までは危険が多く、材料調達にも苦労したという。
 それでも、アレッポ西部の自宅の一角で今も製造を続けている。他のせっけん業者の多くがアレッポから逃れた中で「世界中で有名な『アレッポせっけん』のブランドを守るには、アレッポで作り続けることが求められている」と決意を語った。(2017/10/29-14:26) 関連ニュース


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