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スーフィズムに関するHP
2140
:
チバQ
:2017/10/17(火) 22:05:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171018k0000m030102000c.html
<シリア>ラッカ陥落、ISの壊滅状態 戦闘員は拠点移動
21:23毎日新聞
【カイロ篠田航一】過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」と位置付けてきたシリア北部ラッカが17日、約3年ぶりに解放される見通しとなった。内戦が続くシリアの混乱に乗じて勢力を伸ばし、隣国イラクにもまたがる広大な地域で疑似国家を展開してきたテロ組織は、これで両国での重要拠点をほぼ全て失い「本拠地」で壊滅状態となった。
一方、戦闘員は既に多くが逃走したり他地域に拠点を移したりしているとされる。外国人戦闘員が母国に帰還してテロを拡散させる懸念もあり各国は警戒を強めている。
ラッカ奪還作戦を担った主な勢力は、クルド人主体の武装民兵組織「シリア民主軍」(SDF)だ。アサド政権や反体制派と距離を置き、シリア北部を中心に活動。アラブ人やトルクメン人などの地元部族民も加わり、空爆などで支援する米軍主導の有志国連合とともにIS掃討作戦を展開した。
今後懸念されるのが、クルド人勢力の伸長に伴う諸勢力間の争いの激化だ。勢い付くクルド人がトルコとの国境地帯に勢力圏を拡大すれば、トルコ国内の非合法組織・クルド労働者党(PKK)の動きを刺激する可能性がある。トルコ政府はSDFとPKKの連携を警戒しており、国境地帯の緊張激化が懸念される。さらにIS撤退後の政治的空白を利用し、ロシアやイラン、米国、クルド人勢力などが影響力確保に動けば、内戦が続くシリアの混乱がさらに長引く可能性もある。
戦闘員の拡散も懸念材料だ。中東ではリビアやエジプト・シナイ半島への流入が指摘され、アジアでは5月に大規模な自爆テロが起きたアフガニスタンや、ISに忠誠を誓う過激派が伸長し始めたフィリピンの当局が警戒を強める。欧州各地でもISの影響を受けたとされる過激派が次々にテロを行っている。
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