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スーフィズムに関するHP

2060チバQ:2017/08/07(月) 20:35:54
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080700630&g=int
先生が学校に来ない=副業優先、抗議しない親-アフガン教育事情、ユニセフ代表語る
 来日した国連児童基金(ユニセフ)アフガニスタン事務所のアデル・ホドル代表が現在取り組むアフガンの学校教育の問題点を語った。2001年の米同時テロ後のタリバン政権崩壊を受け、統計では過去15年で学校数は4倍に、小学校から高校まで学校に通う生徒数も10倍に増えた。ただ「学校に先生が来ない」という課題を指摘する。
 ◇確認する人いない
 先生が学校に来ないのは「副業を持っているから」だ。公立校教師の場合、「給料のいい私立校教師と兼職する」例が多い。さらに「店を構え商売に忙しい先生もいる」。
 来なくても給料は支払われている。「学校に来ているのか確認する人がいない」からだ。時には校長も副業で忙しい。
 にもかかわらず「誰も文句を言わない」現実がある。「日本なら、もし先生が学校に来なければ親が騒ぐだろう」とホドル代表。しかし、アフガンでは「文句を言っても、学校も政府も何もしない」と親が諦めている。ホドル代表は今「なぜ学校に先生が来ないのか、まず声を上げて学校に尋ねよう」と親の権利を説いて村々を回っている。
 ホドル代表は1990年にユニセフ入りし、スーダンやシエラレオネ、コートジボワールと世界各地に駐在してきた。先生の不登校は「実はアフガンだけではない。アフリカでも非常に大きな問題だ」と指摘する。背景には公立校教師の給料だけでは暮らしを維持できない「貧困という問題がある」と考えている。
 ◇女性の教師を
 一方で喫緊の課題は「女性教師を増やす」ことだ。アフガンは都市と地方で多少の差はあるものの「女子は学校へ行かなくていいと信じる人が圧倒的多数」な社会。ホドル代表も「職場にはアフガン人男性もいるからスカートをはいて出勤はできない」「たとえあいさつでも女性が握手してもらえることはない」毎日に直面している。
 アフガン女性の半分近くは「18歳以下で結婚してしまう」。貧しい家庭ほど女児を早く嫁がせ食費を減らそうとする。児童婚は大きな問題だ。
 その結果、女児であっても「性的な対象として見られるとても危険な状況」が教室に生まれる。あらぬ疑いを回避したい男性教師が女児を忌避する傾向があり「教育を受けたい少女が増えている以上、受け入れる体制を整える必要がある」とホドル代表。首都カブールでさえ「妻を働かせるなんて、夫はどんな男だ」と真顔で非難される社会で、女性教師増員という難題と取り組んでいる。(2017/08/07-14:35) 関連ニュース


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