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スーフィズムに関するHP

2013チバQ:2017/06/30(金) 22:51:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017063000254&g=int
「勝利目前」の高揚なく=破壊と絶望のモスル-イラク



 【モスル(イラク)時事】過激派組織「イスラム国」(IS)がイラク最大の拠点としていた北部モスルで29日、軍によるIS掃討が一段と進んだ。アバディ首相は「偽りのISの最期を目の当たりにしている」と宣言。それでも、IS支配を逃れた住民からは「勝利」が迫った喜びは感じられない。町が破壊し尽くされた絶望に包まれ、皆疲れ果てていた。
「ISの最期」とイラク首相宣言=象徴のモスク制圧-モスル奪還へ決定的戦果

 ISは2014年6月の制圧から3年にわたり、モスルの住民を恐怖と特異な宗教解釈で支配した。
 IS戦闘員が今も一部で潜伏するモスル西部の旧市街。徹底抗戦するISとイラク軍の交戦の最前線まで500メートルほどのナビシート地区は、以前のにぎわいを思わせる商店の跡が並ぶ。しかし今、その町並みはがれきの山。通りを歩く人はほとんどいない。

イラク北部モスルにある軍の保護施設に移送された兄弟。左の子は頭部を負傷し、元気なく横たわっていた=29日
 爆音が響く脇道で、子供連れの一団が走り回って遊んでいた。その中にいた元会社員のタレク・ユネスさん(49)は「ISに逃げたら殺すと言われ、逃げられなかった。生きられるだけましだ」と語る。1000人以上がいた地区も、今では数十人しか残っていないという。
 通りを挟んで同地区の向かいには、かつてISが治安機関の司令部を置いた建物がある。現在は、軍が旧市街で保護した高齢者や子供を一時的に預かる施設になっている。
 29日朝に移送されてきたばかりのロカヤちゃん(10)はISに母親を殺された。包囲された旧市街の病院でISの「人間の盾」にされ、モスル東側に逃れた父親(52)とは1年以上会えていない。「外に出られて良かった」と言葉少なだ。

イラク北部モスル旧市街のナビシート地区では子供たちが遊ぶ姿が見られた=29日
 施設を管轄するバサム・カゼム軍大尉によると、軍の奪還地区から連日200以上の家族が救助されるという。「施設に来る住民は精神的に参っている。抱きしめたり、無事を喜んだり、優しい言葉でいやしてあげるのが大切だ」と話す。
 29日夕、アバディ首相の宣言が軍内部にも伝えられた。記者の取材に同行したイラク軍兵士はつぶやく。「そんな宣言を出すのは、まだ早い」。戦闘がまだ続く現実に、高揚感はなかった。(2017/06/30-09:50) 関連ニュース
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