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スーフィズムに関するHP

2000とはずがたり:2017/06/22(木) 13:45:10

ISの犯行声明に目立つ誤報 若者扇動の宣伝戦略に転換か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170622-00000079-san-m_est
6/22(木) 7:55配信 産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】ISは欧米などで起きた数々のテロで犯行声明を出してきた。しかし、「誤報」であることが後で明らかになるなど、声明の信憑(しんぴょう)性に疑問符がつくケースもみられるのが最近の傾向だ。イラクやシリアにおける米軍などの掃討作戦で劣勢に立たされ、指導者のバグダーディ容疑者の死亡説も出るなど、組織内が混乱しているとの見方も出ている。

 フィリピンの首都マニラで今月2日、複合施設が男に襲撃され約35人が死亡した事件で、ISは「マニラでの攻撃はISの兵士が実行した」との犯行声明を出した。しかし、その後のフィリピン警察の調べで、実行犯はキリスト教徒、ギャンブル依存症で銀行には多額の借金があり、カジノに恨みがあったことが明らかになった。同国のドゥテルテ大統領は翌3日、犯行声明は「事実ではない」と否定した。

 エルサレムで16日、パレスチナ人の男3人がイスラエルの警官隊を襲撃した事件でも、ISが声明を出した翌日にイスラム原理主義勢力ハマスなどが「われわれの組織のメンバーの犯行だ」と表明した。こうした傾向は4月、仏首都パリで警官が襲撃された事件以降、目立つようになった。いずれも犯人が殺害されたか自殺して動機や背後関係の供述が得られず、声明は犯行当日に出ている点が共通している。

 ISの組織的関与が濃厚な事件としては、イランの首都テヘランで今月7日に起きた同時テロが挙げられる。ISは犯人が籠城した国会議事堂内部の映像を犯行直後に公開。情報統制や警備が厳重なイランで、組織的な支援によりテロを実行したことをアピールした。関与が濃厚なパリ同時テロ(2015年11月)と同様、テロが起きた国に大きな動揺を与えており、ISが強い敵意を持っていることがうかがえる。

 5月に英マンチェスターのコンサート会場で起きた自爆テロでは、実行犯の弟が兄とともにISのメンバーだったと自供したが、IS側が組織として関与した証拠は示されていない。一方で、ISの宣伝に感化されるなどしてテロに及んだとみられるケースは昨年6月、米南部フロリダ州のナイトクラブで起きた銃乱射テロなど、枚挙にいとまがない。テロ犯は射殺される前、ISへの空爆をやめるよう訴えていた。

 最近のISの犯行声明は傘下にあるとされる通信社、アマクを通じて出されることが多い。かつては信頼度が高いとみられていたが、欧米のテロ専門家の間では、アマクは若者たちを扇動するためのプロパガンダ(政治宣伝)機関になったとの意見もある。虚偽の出来事を事実であるかのように報じる「フェイクニュース」を発信していると皮肉る見方さえ出ている。

 方針転換の背景に、イラクやシリアのISの支配地域に対する米軍などの攻撃が奏功し、指揮系統が乱れていると指摘する声もある。ただ、ISの組織上の中枢が弱体化しても、テロが根絶できるかには悲観的な見方が多い。英誌エコノミストは今月17日号で、ISが子供のリクルートを熱心に行っているとの記事を掲載した。ISが次世代のテロリスト養成に着手しているという内容だ。


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