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スーフィズムに関するHP

1881チバQ:2017/04/18(火) 15:47:44
http://www.sankei.com/world/news/170417/wor1704170055-n1.html
2017.4.17 21:09
【トルコ国民投票】
権力集中…危うさ増すエルドアン氏 欧州を“挑発”、国内分断に拍車も

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16日、イスタンブールでトルコ国民投票の勝利宣言をするレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領(AP)
16日、イスタンブールでトルコ国民投票の勝利宣言をするレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領(AP)
 憲法改正の是非を問うトルコの国民投票で、エルドアン大統領(63)が過半数をわずかに上回る賛成票を集め、際どい形で勝利した。大統領が今後、強大な権限を手にすることで、国内外で敵を見いだしては攻撃を仕掛ける危うい政治手法に拍車がかかる恐れも指摘される。(イスタンブール 佐藤貴生)

■欧州は懸念表明

 フェルホフスタット欧州議会議員(元ベルギー首相)は、エルドアン氏は政治の方向性を変える必要があると主張。でなければ、欧州連合(EU)は「トルコとのEU加盟交渉をやめるべきだ」と訴えた。

 エルドアン氏は最近、欧州を厳しく批判するなど対決姿勢を強めてきた。国民投票での勝利が濃厚になった16日夜には、廃止した死刑の復活について首相らと協議すると表明。この問題は加盟交渉を行う上でEUにとって譲れない一線だと知りながら挑発した形だ。

 支持者の間では、「欧州との関係が冷え込んで孤立することも辞さない」(25歳の男性)といった意見も聞かれる。保守的な支持層の意向を考慮すれば、エルドアン氏が早期に欧州への批判の矛先を収めるとは考えにくい。昨春に合意した欧州への難民流入の抑制策にも影を落としかねない。

 トルコは貿易と海外からの投資に依存している面があり、欧州との関係冷却化は経済にも影響しそうだ。

 またトルコは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国として中東地域の安全保障に大きな影響を及ぼす存在でもある。権限強化で自信を強めたエルドアン氏が外交政策でも強硬さを増せば、域内情勢の不透明感が強まることも考えられる。

■世論は二分

 国民投票は国内世論が真っ二つに割れていることを示した。首都アンカラや最大都市イスタンブールなど人口が多い地域では憲法改正への反対が賛成を上回っており、エルドアン氏が完全な信任を得たとは言い難いのが実情だ。

 「トルコは国民投票で冒険に旅立った。終着点は現状より良いとは思えない」。イスタンブール・バフチェシェヒル大のギュルセル教授はこう語る。

 昨年7月のクーデター未遂に関与した疑いがあるとして、政権側は4万人以上を一時拘束し、公務員ら12万人以上を停職にした。潜在的な“危険分子”が排除され、エルドアン氏に忠誠を誓う者が主体になっているとすれば、独裁化が加速しても不思議ではない。

 他方、社会のイスラム化を志向するエルドアン氏と、国是である世俗主義を信奉する野党、共和人民党(CHP)などとの摩擦が強まることも予想される。社会の緊張が高まる中で、しばしば起きるテロを食い止められるかも課題だ。

 改憲反対派は、国民投票で「違反があった」として票の再集計を要求。メディアへの露出や街頭の横断幕などの掲示といった面で、「国民投票の事前活動は平等ではなかった」と政権側を批判してもいる。トルコ社会に横たわる断層は、いっそう深まりつつある。


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