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スーフィズムに関するHP

1808チバQ:2017/01/10(火) 15:35:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170109-00000062-mai-m_est
<イラン>穏健・改革両派に痛手 ラフサンジャニ師死去

毎日新聞 1/9(月) 20:50配信

 【テヘラン田中龍士】イラン政界で保守穏健派と改革派の求心力となったハシェミ・ラフサンジャニ元大統領(82)の死去は、両勢力にとって大きな痛手だ。ラフサンジャニ師と深い信頼関係にあった穏健派のロウハニ大統領(68)は国民から高い支持を受けており、再選を目指す5月の大統領選への影響は限定的とみられるが、権力争いにつながる可能性も潜んでいる。

 「ハシェミ、ハシェミ、あなたの道は続く」。ラフサンジャニ師が緊急搬送されたテヘラン市内の病院前で、人々の叫びが夜空にこだました。国営放送が訃報を報じてから約1時間後、病院前の道路を大勢の支持者らが埋め尽くした。師の写真を掲げる男性や、2009年の反政府デモで自宅軟禁下にある改革派のムサビ元首相やカルビ元国会議長の名を連呼する人々もいた。

 この光景は、13年6月の大統領選で、ラフサンジャニ師が立候補届け出のため内務省に姿を現した時と重なる。保守強硬派が重視する伝統的イスラム社会に対し、ラフサンジャニ師が追求した比較的世俗的な社会や欧米との融和など「改革」路線への再帰を渇望した人々の熱狂ぶりだ。

 この大統領選でラフサンジャニ師は、最高指導者ハメネイ師(77)や強硬派の影響下にある「護憲評議会」の事前審査で失格とされたが、その強い政治的影響力を示した。強硬派の有力候補を前に当選圏外だった穏健派候補のロウハニ師を支援し、改革派勢力との選挙協力を投票数日前にとりまとめて逆転勝利に貢献した。

 改革・穏健両派は昨春の総選挙でも大躍進した。ラフサンジャニ師は、最高指導者の選出・罷免権を有する「専門家会議」(定数88)選挙でトップ当選を果たした。ロウハニ師はラフサンジャニ師に支えられ、革命防衛隊や司法など強硬派の権力基盤の既得権益打破に挑んできた。

 今後、強硬派が勢力を拡大する可能性もある。護憲評議会書記のジャンナティ師(90)は専門家会議議長も兼任しており、次期最高指導者選出に向けて発言力を増すとみられる。今後のイラン政界で強硬派が巻き返せば、対イランで強硬姿勢を見せるトランプ次期米大統領との対立が強まる懸念もある。

 テヘラン大のジャファル・ハグパナ講師(政治学)は「ラフサンジャニ師に近い政治信条は前回大統領選で拡大し、今やその代表者となったロウハニ師が再選されるだろう」と、影響は限定的との見方を示した。葬儀は休日に変更された10日、テヘラン大とホメイニ廟で行われる。


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