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スーフィズムに関するHP

1658とはずがたり:2016/09/26(月) 19:56:05
>「米国は反体制派を統制できていない」と非難しているロシア自身が、アサド政権に手を焼いているとの見方も少なくない。
>露軍事専門家によると、アサド政権軍ではソ連で教育を受けた将校がすでに排除されている上、ロシアが派遣している軍事顧問らは軍の中枢から遠ざけられている。

【シリア情勢】シリア停戦破綻 露、アサド政権の統制に難渋 派兵泥沼化の危険も
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1609240066
09月24日 20:29

http://tohazugatali.we b.fc2.com/int_poli/m_sankei-wor1609240066.jpg

 【モスクワ=遠藤良介】米国とロシアが主導したシリア内戦の停戦合意は、同国のアサド政権軍が反体制派の支配する北部アレッポへの空爆を本格化させ、事実上崩壊した。アサド政権軍の激しい攻撃により、23日だけで90人超の死者が出たとみられる。政権を軍事支援するロシアは、戦闘再燃の責任が米国とその後押しを受ける反体制派の側にあると非難。しかし、ロシアもアサド政権の統制には難渋しており、内戦終結に向けた決定打は持ち合わせていないのが実情だ。

 12日に発効した停戦合意は、アレッポなどへの人道支援物資の搬送を実行するとともに、停戦が7日間維持された場合には、米露が連携して過激派掃討を行う?との内容だった。

 しかし、17日には米国主導の有志連合軍が東部デリゾールでアサド政権軍を誤爆し、約90人が死亡。政権軍は19日、停戦の終了を声明し、アレッポでの攻撃を再開した。アレッポ周辺では同日、支援物資を運ぶ車列が空爆を受け、国連などの場で米露が非難し合う事態となっている。

 プーチン露政権にとって、今回の停戦合意で重要だったのは、米露による共同の過激派掃討に道が開かれた点だ。昨年9月にシリア空爆作戦に乗り出したロシアの狙いは、アサド政権の転覆阻止とともに、「対テロ戦」ではロシアの協力が欠かせないことを米欧に示すことだったためだ。

 米国がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)や「ヌスラ戦線」(「シリア征服戦線」に改称)掃討に向けて軍事連携に踏み出せば、プーチン政権は中東問題をめぐる「米国と対等なパートナー」だと演出できる。逆に、停戦維持が難しくなっても、ロシアの基本的立場に変化が生じるわけではない。

 一方、「米国は反体制派を統制できていない」と非難しているロシア自身が、アサド政権に手を焼いているとの見方も少なくない。

 露軍事専門家によると、アサド政権軍ではソ連で教育を受けた将校がすでに排除されている上、ロシアが派遣している軍事顧問らは軍の中枢から遠ざけられている。アサド政権がロシアの支援なしに内戦で優位を確保するのは不可能である一方、ロシアもアサド政権を見捨てることができず、効率的な戦争指導もままならないのが現状だ。

 経済の低迷が続く中、シリアへの介入が長期化し、財政の重荷となることへの懸念も強まっている。


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