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スーフィズムに関するHP

1633とはずがたり:2016/09/04(日) 16:20:29

2016.8.28 19:10
シリア北部 トルコ軍に初の死者 反撃で民間人20人死亡、クルド勢力と衝突激化の恐れ
http://www.sankei.com/world/news/160828/wor1608280027-n1.html

 【カイロ=大内清】トルコのアナトリア通信などによると、シリア北部で軍事作戦に従事するトルコ軍の戦車部隊が27日、ロケット弾攻撃を受け、兵士1人が死亡、3人が負傷した。ロケット弾はシリア北部で活動する少数民族クルド人の「民主連合党」(PYD)支配地域から発射されたという。24日の作戦開始後、トルコ軍側に死者が出たのは初めて。今後、国境をまたいだトルコとクルド勢力との対立が激しさを増すのは必至で、本格的な武力衝突に発展する恐れもある。

 トルコ南東部ディヤルバクルでは27日、PYDの母体である非合法武装組織「クルド労働者党」(PKK)によるとみられるロケット弾が空港に着弾した。

 一方、トルコ側は砲撃や空爆でクルド勢力に反撃。シリア人権監視団(英国)によると、28日にはクルド勢力が支配するジャラブルス南方の村を攻撃し、少なくとも20人の民間人が死亡した。

 トルコ軍の支援を受けるシリア反体制派もジャラブルス周辺でクルド勢力側と交戦しているもようだ。

 トルコは同作戦の目的として、(1)イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の国境地帯からの駆逐と、(2)シリア北部を流れるユーフラテス川西岸からのクルド勢力の排除を掲げている。背景には、PYDがシリア北部で支配圏を拡大すれば、トルコへ戦闘員を送り込むのが容易となり、PKKの政府に対する武装闘争が活発化しかねないなどの懸念がある。

 ただ、PYDなどのクルド勢力は、米国主導の有志連合が進める対IS掃討作戦で地上戦を担う存在でもある。24日にトルコを訪れたバイデン米副大統領は、クルド勢力がユーフラテス川以東に後退しなければ米国からの支援を見直すと示唆し、このところ関係がぎくしゃくしているトルコ側に配慮を示したが、トルコとクルド勢力の対立激化がIS側に有利に働く可能性もある。

 またシリアでは昨年以降、ロシアやイランなどのシーア派勢力から後押しを受けるアサド政権が勢力を盛り返し、トルコが支援するスンニ派中心の反体制諸派は苦境に立たされてきた。トルコがシリア北部で軍事行動に乗り出したのは、反体制派の支配地域拡大を進めて国境付近に実質的な緩衝地帯を形成すると同時に、反アサド政権の急先鋒(せんぽう)としての立場を強める狙いもあるとみられる。


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