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スーフィズムに関するHP

1609とはずがたり:2016/08/18(木) 01:27:37
パキスタン→タリバンと中国→北朝鮮はなんとかならんのかねぇ??

2016.6.12 17:00
【国際情勢分析】
米無人機によるタリバン指導者殺害でアフガン和平の道ますます険しく…米撤収計画の行方は?
http://www.sankei.com/world/news/160609/wor1606090001-n1.html

 アフガニスタンのイスラム武装勢力タリバンの指導者、アクタル・マンスール師が米無人機の空爆で殺害された。アフガン政府とタリバンの公式和平協議を再開するうえでの「障害」(米当局者)とみなされたからだが、タリバンは、これを機に態度を軟化させる様子はまったくみせておらず、むしろアフガン治安部隊や駐留外国軍への攻勢を強めるのではないかとの見方が示されている。

 マンスール師は5月21日、パキスタン南西部のアフガン国境に近い地域を車で移動中に、運転手とともに殺害された。アフガン政府が22日、マンスール師の死亡を発表し、タリバンも25日、これを確認した。後任には、イスラム法学者で副指導者だったハイバトゥラ・アクンザダ師を選出し、タリバンの広報担当者は産経新聞の電話取材に、「指導者が殉教しても、われわれの立場は変わらない」と述べ、駐留外国軍の完全撤退などがなければ、アフガン政府との和平協議を引き続き拒否する考えを明確にした。

 バラク・オバマ米大統領も主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)出席などのために訪れた日本で26日、タリバンについて「暴力をアフガンでの目標達成と自分たちの課題を前進させるための戦略とみなす組織であり続けるだろう」「短期的には、暴力に訴え、無実の人々を爆破する手法を継続すると予想している」と述べ、当面、和平の糸口をつかむことがいっそう難しくなったとの考えを示した。

 ハイバトゥラ・アクンザダ師は、2001年のタリバン政権崩壊まで軍事法廷の裁判長を務め、その後「司法長官」になったイスラム法学者とされる。

 「新指導者も、マンスール師と違う考えを持っているとは思えない」(カブール大のサイド・シャヒア・ファリド教授)との見方が根強く、今後も、タリバンを同じテーブルに着かせるのは難航しそうだ。ファリド教授は「和平についてタリバンの方針を変更させるには、軍事的圧力をより強めるしかない。(タリバンに影響力を持つ)パキスタンも政治的圧力をかけるべきだ」と述べた。

 和平協議再開の見通しには、米メディアも悲観的な見方を示している。

 27日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、国際テロ組織アルカーイダは、米軍特殊部隊の急襲で指導者のウサマ・ビンラーディンを失ったことで「勢力が低下し、ショックから完全に立ち直れておらず、米欧に大規模な攻撃をしかけられていない」ものの、「アフガンのタリバンのような大きな武装勢力に対しては(軍事作戦の効果は)それほど期待できないという経験がある。指導者を殺害するということは、短期的には進歩があるが、こうした勢力が戦いの方針を変更することはまれだ」と分析した。また、「アルカーイダと違い、タリバンはかなりのアフガン国民から支持されている」と指摘している。

 そのうえで、マンスール師殺害により「タリバンが弱体化するとは思えない。タリバンを強力にすることになるかもしれない」との元米国務省高官でニューヨーク大国際協力センター準所長のバーネット・ルービン氏の見方を紹介し、別の識者は「武装勢力は指導者を失うと、余計に過激化する傾向がある」としている。

「今、米軍がアフガンから去れば、カブールはたちまちタリバンに占拠される恐れがある」(外交筋)のは間違いない。今後の米軍のアフガン撤収計画は予定通りには進まない可能性が高いが、その行方は、来年、誕生する米新政権の決断次第といえる。(ニューデリー支局 岩田智雄)


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