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スーフィズムに関するHP

16とはずがたり:2005/05/27(金) 22:58:37
シリアが去ってシリアの果たした役割の大きさが解ったと云った感じではないか?
そもそもモザイク国家レバノンのアイデンティティってのが疑問である。シリアのミスはハリリを暗殺してしまったことだなぁ。。経済運営に成功してたハリリが脅威だったのか,しかし全くの逆効果だし決めつけることは出来ないと思うが。。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/877-885?KEYWORD=%A5%EC%A5%D0%A5%CE%A5%F3

レバノン総選挙、反シリア派野党同士の競争に
2005年05月27日20時13分
http://www.asahi.com/international/update/0527/016.html

 米欧などの圧力を受けてシリア軍が4月に撤退したレバノンで、29日から国民議会(128議席)の選挙が始まる。同国を間接支配したシリアの後ろ盾を失ったカラミ前首相ら親シリア派は、立候補を辞退。選挙は反シリア派野党同士の競争の様相を見せるが、内戦時代の宗派抗争の再燃を懸念する声も出ている。

 「シリアが去り、我々は自由を取り戻した。これは信任投票だ」。26日、首都ベイルート市内の集会で、反シリアの故ハリリ元首相派の候補者が叫んだ。29日に投票されるベイルート地域では、2月に暗殺されたハリリ氏の次男サード氏(35)が率いる同派が圧勝の勢いだ。

 AFP通信などによると、同派はすでに9人が無投票当選。無所属候補らと争う残り10議席も独占する可能性が高い。全国で計35〜40議席前後の獲得が見込まれる。

 選挙ではカラミ前首相や、ラフード大統領の息子ら親シリア派有力者がこの1週間、相次いで不出馬を宣言。地元紙デーリー・スターのムロウエ編集長は「カラミ氏らは、シリアなしでは勝ち目はない、と名誉ある撤退を望んだ」とみる。

 だが、シリアという対立軸が消えたことで、結束していた野党各派が分裂を始めた。

 キリスト教右派「自由愛国運動」が東部でハリリ派などとの選挙協力を中止。北部ではイスラム教スンニ派団体がイスラム教徒への議席割り当て増加を求めて選挙ボイコットを宣言した。

 ムロウエ編集長は「反シリアデモは初めて、宗派の枠を超えた『レバノン人』というアイデンティティーを広め、新しい時代に入るという期待が高まった。だが、その高揚感は消えた」という。

 大学生ナビハ・ラマダンさん(21)は「私たちは新しいレバノンをつくるために集まったのに、政治家は公約も出さず、再び自分の利害だけを争い始めた」と話した。

 18の宗派が共存するレバノンでは、内戦となった70年代からシリアが軍を駐留させて介入。約15年前の内戦終結後は親シリア派を政権に据えてきた。

 だが昨年9月、シリア軍撤退を求める国連安保理決議が採択され、ハリリ元首相が今年2月に暗殺されると、シリアの関与を疑う声が高まり数十万人規模の連続デモに発展。シリア軍の撤退につながった。

 <レバノン総選挙>128議席を19選挙区で争う。全国を4地域に分け、29日から6月19日にかけて順番に投票される。議席はキリスト教とイスラム教で半分ずつに分け、さらにキリスト教マロン派やイスラム教スンニ派など宗派ごとに配分されている。大統領はマロン派、首相はスンニ派、議長はシーア派から選ばれる。各選挙区で宗派別の議席割当数が決まっており、宗派対立の原因の一つになっている。有権者は21歳以上の男女。


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