したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

1595とはずがたり:2016/08/04(木) 23:34:16
>>1593-1595
解雇・停職処分を受けた公務員らはすでに5万人以上
 セングルさんの懸念が的中するかのように、トルコではエルドアン政権による「粛清」が日増しにエスカレートしている。ユルドゥルム首相は16日、クーデターに関与した軍関係者らの処分について言及した際、90年代末に廃止された死刑制度の復活を示唆。加えて、現時点で約6万人が解雇や停職、さらには拘束される事態に発展している。BBCによると、トルコ軍では指揮官クラスの118人を含む7500人が拘束され、警察関係者も8000人が配置転換の対象となった(そのうちの1000人は逮捕されている)。

 また、1481人の判事を含む約3000人の法曹関係者に停職処分が下され、学術関係者に対しては海外への渡航が全面的に禁止された。軍や警察以上に粛清の対象となったのが教育界で、1万5000人以上の教育省の官僚が1週間足らずの間に解雇され、私立学校の教師2万1000人も教員免許を取り消された。1500人を超える大学の学部長が、現在辞職を迫られている。

 トルコ政府は19日にイスラム教指導者のギュレン氏の身柄引き渡しをアメリカに正式に要請したことを明らかにしたが、アメリカ政府がトルコの要請に応じるかは微妙で、アメリカとトルコとの間で新たな火種が生まれることを懸念する声もある。先述したインジルリク空軍基地は、米空軍も使用しているが、クーデター発生時にはクーデター部隊を支援するために給油機が離陸したと報じられ、基地への外部からの電力が遮断される一幕もあった。英ガーディアン紙は17日、米空軍が50発の核爆弾をインジルリク空軍基地内に保管しており、今回のクーデター未遂でアメリカはインジルリク空軍基地におけるセキュリティの見直しを迫られるだろうと伝えている。トルコと欧米の外交関係も、今回のクーデター未遂によって大きな転換期を迎えたようだ。

------------------------------
■仲野博文(なかのひろふみ) ジャーナリスト。1975年生まれ。アメリカの大学院でジャーナリズムを学んでいた2001年に同時多発テロを経験し、卒業後そのまま現地で報道の仕事に就く。10年近い海外滞在経験を活かして、欧米を中心とする海外ニュースの取材や解説を行う。ウェブサイト(http://hirofuminakano.com/


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板