[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
スーフィズムに関するHP
1546
:
チバQ
:2016/06/20(月) 21:09:27
http://www.sankei.com/world/news/160617/wor1606170001-n1.html
2016.6.20 08:00
【ロシア万華鏡】
奪還直後のパルミラ遺跡で世界的指揮者がタクトを振ったのはなぜか? 音楽界の政治利用は旧ソ連と変わらず…
「私たちはこの傷ついたパルミラでのコンサートを通じ、すべての人々に対し悪やテロと戦う努力を結集しようと呼びかけたい」
露サンクトペテルブルクの名門マリインスキー劇場管弦楽団を率い、日本でも知られる世界的指揮者のワレリー・ゲルギエフ氏は5月上旬、シリア政府軍がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」から奪還した同国中部パルミラの遺跡で突如開催されたコンサートで指揮をとり、人々を驚かせた。イベントはロシアの国営テレビが入念な準備作業を行っており、彼の言葉にはシリア軍を支援したロシアの「功績」をアピールする色彩がいや応なしにつきまとった。
コンサートに既視感
この光景に「またか」と思った視聴者は少なくなかったに違いない。ゲルギエフ氏は2008年、ロシアとジョージア(グルジア)の間で紛争が勃発した際に、ロシアが事実上の支配下に置いたジョージア領南オセチア自治州でも大がかりなコンサートを行い、その様子を露テレビが大々的に報じた。同氏は「もし偉大なロシアの助けがなかったら、はるかに多くの犠牲者が出ていたであろう」と情熱的に演説し、ロシアを全面的に擁護した。
紛争はジョージアが親露派地域の南オセチアを再統合しようとしたことが直接の原因とされるが、ロシアは直後に軍事介入し、結果的に南オセチアを支配下に置いた。ロシアは事前に南オセチア住民にパスポートを配布するなど、衝突が起きる素地を作っていたとも指摘されている。
プーチン氏も称賛
パルミラでのコンサートも、シリアへのロシアの軍事介入を肯定する狙いが強く伺えた。舞台となった遺跡は、「イスラム国」が処刑場として使用し、破壊を進めた世界遺産。露国営テレビ幹部はコンサートの中継に向け、数日前から現地入りし、大量の機材を搬入するなどの準備作業を進めていた実態を明らかにしている。
コンサート会場では、露南部ソチからプーチン大統領の演説が中継された。大統領は「解放されたパルミラでのコンサートという、この驚くべき人道的活動に携わったすべての人々に感謝を申し上げたい」と出演者らを称賛した。そのなかには、「パナマ文書」で不透明な巨額運用が明らかになったプーチン氏の親友のチェロ奏者、ロルドゥギン氏もいた。
ソ連時代から続く音楽の政治利用
ソ連時代、音楽は対外的なプロパガンダ(政治宣伝)に積極的に利用された。音楽は資本主義諸国に対するソ連の優位性を示す重要な手段と見なされ、他国と音楽分野で交流する場合、ソ連側の楽曲がより多く相手国に紹介されることなどが「成功」の条件と見なされた。米国でコンサートを行う場合などは、ニューヨークやワシントン以外の、反ソ感情がより薄い地方都市で開催することが、ソ連文化省により推奨されていたとされる。
無理なスケジュール
ゲルギエフ氏がどこまでコンサート開催決定に積極的だったかは不透明な部分もある。露紙へのインタビューでゲルギエフ氏は、コンサート開催は「共同作業」で決められたと述べ、自身が主導したのではないことを示唆した。
パルミラでのコンサートは、ゲルギエフ氏が行っていた露国内での連続コンサートの間に行われ、楽団員らに開催が知らされたのもシリア出発の8時間前だったという。4日に露中部エカテリンブルクのコンサートを終え、その夜に空路でシリアに向かい、さらに陸路で7時間かけパルミラに移動。実質的な滞在時間はわずか3時間半で、そのまま帰国し、6日夜には再び露中部ペルミでのコンサートにゲルギエフ氏は立ったというのだ。天候や戦況次第では想定外の時間が取られることも十分に考え得るわけで、無理なスケジュールだった印象はぬぐえない。
インタビューでゲルギエフ氏は「これは宣伝活動などとは遠くかけ離れた、人道行為だ」とも強調したが、裏返せば氏が宣伝行為とみられることを当初から強く意識していた実情が浮かび上がる。
欧米メディアなどからの激しい批判に対し、ゲルギエフ氏は「関心がない」と述べ、コンサートに政治的な意図が込められたとの見方には取り合わない姿勢を強調した。南オセチアのコンサートでロシアを「偉大だ」と絶賛した巨匠だが、今回のコンサートにおいては、そのような強い思い入れは感じられなかった。(モスクワ 黒川信雄)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板