したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

1474チバQ:2016/03/22(火) 22:36:47
http://www.sankei.com/premium/news/160321/prm1603210023-n1.html
2016.3.21 16:03
【もっと知りたいサウジ(下)】
34歳以下が62%超の“若い国” でも飲酒や男女の婚前交渉は厳禁、重罪者は公開斬首に…
 世界最大の原油輸出国サウジアラビアは現在、“若さ”にあふれている。人口約3150万人のうち、34歳以下が占める割合は62%超(2015年推計)と、世界平均の約58%(同)を上回る。少子化が深刻化する日本は約33%だから、サウジにどれだけ若者が多いかが分かるだろう。

 昨年1月に死去したアブドラ前国王は、こうした若い力を成長に変えるとして、科学技術系大学の充実や、同国で初となる欧米式の男女共学大学の設置などを進めてきた。

 若者らの間ではインターネットのソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)が爆発的に普及し、「かつては王室の外に漏れることがなかった王族の噂話なども飛び交うようになった」(サウジ駐在者)。若者層のふくらみが、サウジ社会に変化を迫っているのだ。

 現在、経済改革の中心人物であるムハンマド副皇太子(30)が、同年代の若者から高い支持を得ているとされることや、昨年12月に初めて女性が参加する地方議会選が行われたことなども、そうした時代の変化の表れといえそうだ。

 その半面、サウジでは伝統的な価値観や、“国教”であるイスラム教ワッハーブ派の教えに基づく保守性も根強い。

 イスラム教で定められた礼拝時間に全ての店舗はシャッターが閉められ、飲酒や男女の婚前交渉なども厳禁だ。街では宗教警察的な役割を担う「勧善懲悪委員会」が「非イスラム的」な行為に目を光らせる。重罪を犯した者は、公の場で斬首刑に処される。

 また、女性の外出は親族の男性保護者の随伴や許可が必要なほか、原則として車の運転も許されていない。ここ数年は一部の女性団体が、女性への運転免許発行を認めるよう求めているが、ワッハーブ派の女性観には遊牧部族的なそれが色濃く反映されているだけに、女性の役割の変化には抵抗も強いのが実情だ。

 富裕なサウジ人は、休暇を欧米や他のアラブ諸国で過ごすことが多く、滞在先では豪遊するケースもしばしば見かけられる。国外で「羽目を外す」のは、国内の締め付けが厳しいゆえでもある。

 その一方で、シリアやイラクで活動するイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)には2千人以上のサウジ人が参加していると見積もられているほか、ISへの資金提供者も少なくないとされる。その背景に、若者の閉塞感や、復古主義的なワッハーブ派の負の影響があるとの指摘も絶えない。

 サウジ社会の変化は、極めて厳格な宗教とのせめぎ合いの中で徐々に進んでいる。(カイロ 大内清)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板