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スーフィズムに関するHP

1445チバQ:2016/03/01(火) 20:21:20
http://mainichi.jp/articles/20160301/ddm/007/030/082000c
イラン国会・専門家会議選
対外融和に弾み 大統領派が躍進 開票結果発表

毎日新聞2016年3月1日 東京朝刊
 【テヘラン田中龍士】イラン内務省は29日、国会(定数290)議員選と最高指導者の選出権を持つ「専門家会議」(定数88)選挙の開票結果を発表した。首都テヘランではロウハニ大統領を支持する改革・穏健派が圧勝し、全国的にも躍進した。欧米など6カ国との核交渉を合意に導いたロウハニ政権の対外融和路線に弾みがつきそうだ。

 テヘランでは改革・穏健派が国会30議席を独占、専門家会議も16議席中15議席を得た。専門家会議選では保守強硬派の重鎮ヤズディ元議長が落選した。

 強硬派系ニュースサイト「タブナック」によると、国会議員選では223議席が確定。改革派と穏健派が計95議席、強硬派が94議席だった。ただ、独立系34議席は強硬派に近いという。改革派や強硬派といった色分けは、メディアによって評価が異なる。強硬派のファルス通信は、確定数203で改革派と穏健派が計93、強硬派98、独立系12と報じた。

 投票率は前回比2ポイント減の62%。未確定の議席は約1カ月後の決選投票で決まる。

 ロウハニ大統領は、外交政策について「過激派対策での世界との協調」を掲げている。

 念頭に置くのはイスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)だ。ISは、シーア派のイランと関係の深いシリアやイラクなどで一部地域を占拠する。イランは地上部隊を派遣して両国を支援するが、一進一退が続いている。問題解決には空爆作戦を展開する米国などとの連携が不可欠だ。

 ロウハニ師は、核問題の交渉過程で「合意できれば(米国と)あらゆる協力の可能性が出てくる」と言明。イランを訪問したスイスのシュナイダー大統領と臨んだ27日の記者会見でも、過激派対策の「世界的協力」の必要性を強調した。

 外交を含めた国家の重要方針は最高指導者ハメネイ師の専権事項だ。ハメネイ師は最近も「米国は信用できない」と批判を続けており、劇的な対米関係改善は難しい。

 それでも、政治評論家のアリ・ホラム氏(62)は「ロウハニ師は協調的な外交を進めやすくなる」という見方を示す。改革派組織「マルドムサラリ」の報道担当ミルザババ・モタハリネジャド氏(67)も「ロウハニ政権に協力的な議会が、対米を含めた協調路線を後押しすることは可能だ」と話した。

 国会と専門家会議の選挙には事前審査がある。改革派は審査で落とされる人が相次いだが、穏健派と連合した。

オバマ米政権に好材料

 【ワシントン和田浩明】イラン総選挙でのロウハニ大統領を支持する穏健派の躍進は、昨年の核合意を推進してきたオバマ米政権にとっても好材料だ。内戦が続くシリアでも27日に停戦が発効。イランが支援するアサド政権と、米国が支持する反体制派の停戦は、おおむね維持されている。オバマ政権のイランに対する視線は、一時期より和らいでいると言える。

 ケリー米国務長官は25日の下院外交委員会の公聴会で証言。シリア情勢に関連し、イランとロシアが交渉に応じたことで「停戦や政治的移行の枠組みができた」と一定の評価を示した。

 しかし、米国は依然としてイランへの警戒を解いていない。イランが進める弾道ミサイル開発や、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラに対する支援、イエメン内戦への介入などを「中東を不安定化する行動」と非難し、関連制裁を維持している。

 米議会にも対イラン強硬派は多い。下院外交委員会のロイス委員長(共和)は「制裁解除で凍結されていた多額の資産を受け取り、地域の主要国になった」と指摘。各国から投資が集まるようになればさらに強大化すると警戒感を示している。


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