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スーフィズムに関するHP

139とはずがたり:2013/10/07(月) 08:20:14

イラク北部の街アルビル。
クルド人自治区の中心都市です。
イラクでは、旧フセイン政権のもと、クルド人はさまざまな弾圧を受けてきましたが、イラク戦争開戦後、国際社会の支援を得て自治区は大きく発展しました。
豊富な石油資源をバックに「第2のドバイ」と称されるまでになりました。

イラクのクルド人自治政府は、隣国シリアのクルド人を守るためなら、あらゆる手段をとると警告しています。
クルド人自治区アルビル ハーディー知事
「もしシリアでクルド人大量殺りくが起きれば、彼らには身を守る手段がない。
我々は必ずシリアのクルド人を支援し、テロリストに応戦する。」

かつてフセイン政権の部隊との戦闘も経験した、イラクのクルド人武装組織は精鋭です。
すでに少数の工作員がシリア側に送り込まれ、偵察活動などを行っていると指摘されています。
今後、本格的な派兵となれば、外国の武装組織による、シリア内戦への新たな介入という事態になり、シリア情勢の行方はますます混迷を深めることも予想されます。

シリアのクルド人は今

鎌倉
「ここからは、中東のクルド問題に詳しいジャーナリストの勝又郁子(かつまた・いくこ)さんに加わっていただきます。
よろしくお願いします。」

ジャーナリスト 勝又郁子さん
「よろしくお願いします。」

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「まず、この地域のクルド人の置かれている状況についてお聞きしたいんですが、10年前のイラク戦争、そして『アラブの春』を通じて、だいぶ大きく変化してきているということなんでしょうか?」

ジャーナリスト 勝又郁子さん
「こちらを見ると、このだいだい色の部分がクルド人が集中的に住んでいるところなんですが、4つの国に分断されていると。
そして今、リポートされたのが、この辺りですね。
ここだけが自治区、正式な憲法で保障された政治的な基盤を持った自治区として、今、非常に経済的にも発展をしている。」

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「イラク北部ということですね?」

ジャーナリスト 勝又郁子さん
「イラクの北部ですね。
そして、こちらのクルド人たち、あるいはクルド地域に逃げてきたアラブ人とか、それからクリスチャンといった人たちが、ここを越えて入ってきているというわけなんですね。
今、シリアからイラクに逃れている難民というのは、全部で20万人前後に達しているはずなんですが、そのうちの9割が、実はクルド地域に、クルド自治区のほうに入っているという状況です。」

鎌倉
「その北イラクの街の復興、発展というのは、クルド人全体の状況にどのような影響を与えてるんでしょうか?」

ジャーナリスト 勝又郁子さん
「これまではクルドの地域が分断されていたということもあって、それぞれの国の状況が違う、政体が違うので、民族闘争というのも、ばらばらに行われていたんですね。
ところが、イラクのクルド人の地域が政治的にも安定して、経済的にも発展している。
しかも、お隣のシリアで大変なことが起きているということで、いろんな国に分かれていたクルド人たちがイラクに集まって、なんとかシリアのクルド人を助けようじゃないかというような連携した動きというのが、今年(2013年)の春ごろから急速に強まっているという状況です。」


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