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スーフィズムに関するHP

1387チバQ:2016/01/24(日) 19:36:19
http://mainichi.jp/articles/20160123/k00/00e/030/228000c
サウジ
怒るシーア派、デモ頻発 当局は締め付け強化

毎日新聞2016年1月23日 11時38分(最終更新 1月23日 13時24分)
シーア派指導者処刑で東部州のシーア派居住地域

 【カイロ秋山信一】サウジアラビアで2日にイスラム教シーア派指導者が処刑されたことを受けて、同国東部州のシーア派居住地域で抗議デモが続いている。目立った衝突には発展していない模様だが、シーア派住民らは毎日新聞の電話取材に「水面下でサウジ当局の締め付けが強まっている」と証言した。

 サウジ政府は2日、シーア派指導者ニムル師ら47人を処刑した。ニムル師は2011年に政府の腐敗や人権の制限に抗議するデモを呼びかけ、反政府的と問題視された。国際テロ組織アルカイダのメンバーらと同列の「テロリスト」と位置付けられて同時に処刑されたことで、シーア派の不満が一挙に高まった。

 「100人程度のデモは毎日起きている。週末には数百人規模に拡大している」。東部州の中心都市カティフに住むシーア派の会社員、ムタバ・アブドラさん(39)は電話取材に語った。

 デモ隊はニムル師の肖像を掲げ、サウジ王室の打倒も叫んでいるが、大規模な衝突は起きていない。

 だが、デモ参加者が夜間に自宅で治安部隊に拘束される事例が相次いでいる。拘束時に銃撃で家族らが負傷したり、インターネット上で人権や自由の拡大を訴えただけで拘束されたりするケースも出ているという。アブドラさんは毎日新聞に対し、ニムル師の処刑後にカティフで少なくとも29人が拘束されたと話した。

 サウジは、スンニ派の中でも厳格なワッハーブ派を国教としている。産油地帯の東部州を中心に約15%を占めるシーア派は、就職などで差別的な扱いを受けてきた。

 さらにシーア派国家イランが近年、アラブ諸国の親イラン勢力と結びついて中東で影響力を拡大したことで、サウジ王室はシーア派国民とイランが連携する可能性に神経をとがらせてきた。ニムル師処刑には、シーア派への示威行為の側面もあったとみられる。

 こうした見方に対してシーア派のサディク・ダーウィッシュさん(23)は「サウジ王室への要求とイランとは一切関係がない」と主張。アブドラさんも「デモで(イランの最高指導者)ハメネイ師の肖像など見たこともない」と話す。

 ニムル師の処刑後、サウジはイランと断交し、国内のシーア派への風当たりも強まっている。サディクさんは「なぜシーア派というだけで不当な扱いを受けなければいけないのか。我々は自由や人権の保障を望んでいるだけだ」と話した。


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