したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

スーフィズムに関するHP

11とはずがたり:2005/05/15(日) 10:33:03

ウズベク東部で武装勢力騒乱 治安部隊と衝突、9人死亡
2005年05月14日00時24分
http://www.asahi.com/international/update/0513/013.html

 中央アジア・ウズベキスタン東部のアンディジャンで13日、武装勢力が刑務所を襲い、数千人の囚人を解放、地元の行政庁舎などを占拠した。政府側の発表によると、治安部隊との衝突で9人が死亡、34人が負傷した。アンディジャンではイスラム過激派とされた人々の裁判に市民の抗議集会が続いており、武装勢力が情勢の不安定化に乗じて決起した可能性が高い。

 中央アジアでは、今年3月に民主化を求める民衆の抗議行動でキルギスのアカエフ前大統領の政権が倒れた。ウズベクのカリモフ大統領もイスラム勢力への締め付けなど、強権統治で知られるだけに、事件の進展によっては政権が苦境に追い込まれる可能性もある。

 武装勢力は、ウズベク政府に非合法化されたイスラム過激組織「ヒズブトタフリル」傘下の「アルカミヤ」という集団という情報もある。アンディジャンでは「アルカミヤ」のメンバーとされた23人に対する裁判が市民の怒りを呼び、連日裁判所前で数千人が抗議集会を開いていた。

 インタファクス通信などによると、この日未明に100人余りの武装勢力が警察や軍部隊の駐屯所を襲って武器を奪い、刑務所を襲撃した。さらに、行政庁舎や学校の占拠を図り、治安部隊と銃撃戦が展開された。

 その後、武装勢力は行政庁舎など2カ所で治安部隊に包囲され、治安部隊員のほか、女性や子どもを人質に取って立てこもった。当局との間で交渉が続いている。武装勢力は、カリモフ大統領ら指導部の退陣のほか、ロシアのプーチン大統領に交渉で仲介役になるよう求めているという。

 市内では数万人の市民が朝から行政庁舎前の広場などに集まり、「民主主義と仕事を」などと叫んで気勢を上げた。この広場で武装勢力と治安部隊の間で続いた銃撃で、住民1人が死亡したとの報道もある。

 カリモフ大統領は、事件後ただちにアンディジャンに向かったとされる。事件を受けて隣国のキルギスはウズベクとの国境を閉鎖、タジキスタンも警備態勢を強化した。

      ◇      ◇

 〈キーワード・ウズベキスタン〉 旧ソ連の構成国の一つで91年に独立。トルコ系のウズベク人が8割を占め、旧共産党指導者で強権的なカリモフ大統領が長期政権を維持している。カリモフ政権は、ソ連崩壊後のイスラム復興運動を弾圧。01年のアフガン攻撃をきっかけに親米路線に転じた。イスラム武装勢力は昨年春以降、タシケントなど各地でテロ事件を起こしている。人口約2600万。世界有数の綿花産地で、金などの鉱物資源も豊富。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板