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スーフィズムに関するHP

1042チバQ:2015/08/25(火) 20:53:54
http://www.sankei.com/world/news/150822/wor1508220005-n1.html
2015.8.22 08:28
【イスラム国 続・テロリストたちの告白(下)】
少年兵が武装し処刑“執行人”「子供の心壊れる」 

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 ムハンマド(29)=仮名=が、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が掌握するイラク北部モスルから脱出したのは、約2カ月前のことだ。現在はクルド人自治区の友人宅に身を寄せる。仮名としたのは、実名がイスラム国側に伝われば、モスルの親族に危害が及ぶ恐れがあるためだ。

 失敗すれば処刑の危険もある脱出を決意したのは、イスラム国が接収した病院で「6歳くらいの男の子がカラシニコフ小銃で武装し警備をしていた」のを目の当たりにしたときだった。

 ムハンマドによると、モスルでは昨年秋の新学期以降、イスラム国の戦闘員が小学校を巡回するようになった。戦闘員は数日間、生徒たちにジハード(聖戦)の「大義」を教え込み、最後には「誰が参加したい?」と尋ねる。そこで手を挙げた生徒は訓練キャンプに連れて行かれ、兵士として養成されるのだという。

 ムハンマドは「子供を守るために逃げなくては、と思った」。モスルが昨年6月にイスラム国に制圧されて以降、勤め先が請け負う携帯電話会社の工事業務がなくなってしまっていたことも脱出を急ぐ理由だった。

    
■  ■

 イスラム国は今年7月、シリア中部パルミラで少年が男性の首を切り落とす映像をネット上に公開した。5月にもイスラム国が「イスラエルのスパイ」だとして拘束した男性を別の少年が射殺する映像が流れた。少年らの年齢は不明だが、映像からは10歳前後との印象を受ける。

 イスラム国が残虐なプロパガンダ映像を次々と公表していることについてムハンマドは、モスルなど支配地域内の住民の間でも「強い関心を集めている」という。「こんな環境では子供の心が壊れてしまう」と危惧するのも当然だ。

 一方、イスラム国を掃討する側にも問題は多い。

 AP通信などによると、イラクの首都バグダッドなどではこの夏、米国主導による有志連合の支援を受けるイラクのシーア派民兵組織が中・高校生に軍事教練を施すキャンプを開設した。対立する両陣営が多数の少年兵を実際に戦場へ駆り出す事態も決して絵空事ではない。

    
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 「身に付けた戦闘技術を生かしてみたい」。東欧出身で「マイク」という偽名を名乗った元軍人の男性(24)は、クルド自治政府の軍事部門ペシュメルガに参加した理由をこう説明した。4月にイラク入りし、現在は北部キルクーク郊外の前線部隊でイスラム国と対(たい)峙(じ)する。

 司令官のアラズ・アブドルラフマンによると、この部隊には今年に入り、延べ二十数人の欧米出身者が義勇兵として出入りしてきた。「マイク」のように専門的な訓練を受けた者もいれば、「まったくの素人」(関係者)も多い。中には、凶悪な性犯罪歴があると米メディアに報じられた者も含まれていた。

 国外の戦争に従事した罪で母国から訴追される可能性があるとして実名を伏せた「マイク」は、「武力を使うのは(イスラム国との戦いという)良い目的のためだ」と穏やかに語る。他方、慎重な言い回しながら、「必ずしもそうではないように見える義勇兵がいたのも確か」とも明かす。

 イスラム国をはじめとする過激派に特徴的な、自分は「絶対善」だとの確信と既存秩序への「破壊衝動」-。長引く戦いは、敵対する側にも同様の感覚をもたらしはしないか。イスラム国の存在は、それ自体の脅威に加え、他者の“狂気”をも引きつける恐ろしさをはらんでいる。=敬称・呼称略(イラク北部クルド人自治区 大内清)


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