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スーフィズムに関するHP

1002チバQ:2015/07/31(金) 23:16:55
http://mainichi.jp/select/news/20150731k0000m030174000c.html
マル師死亡:後継は穏健派ナンバー2 タリバン内部対立
毎日新聞 2015年07月31日 00時04分

 【ニューデリー金子淳】パキスタン紙などによると、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンは29日夜、最高指導者ムハンマド・オマル師の後継者としてナンバー2の穏健派、マンスール師を選出した。アフガン政府は29日、オマル師が2013年4月にパキスタン南部カラチの病院で死亡したと発表していた。タリバンも30日の声明でオマル師が病死したことを認めた。

 タリバン内部では穏健派と強硬派の対立が激化していると言われ、分裂の可能性が高まっている。アフガン政府とタリバンは今月、和平に向けた公式協議を始めたが、タリバンの内部対立が深まれば和平協議がいっそう難航するとみられる。

 政府とタリバンは今月末に2回目の協議を行う見通しだったが、仲介役のパキスタンは30日、協議の延期を発表した。タリバンも「(協議について)いっさい承知していない」とする声明を出し、早くも協議の停滞を印象づけた。地元記者などによると、タリバンはマンスール師に次ぐ副指導者に武装勢力「ハッカーニ・ネットワーク」を率いる強硬派、シラジュディン・ハッカーニ指導者を選出したという。

 パキスタンの治安アナリストなどによると、マンスール師は、ナンバー3で強硬派のザキール師と対立していると伝えられている。マンスール師は和平協議に積極的とされるが、武装闘争の継続を主張するザキール師を中心に、オマル師の息子である20代のヤクーブ師を後継者に推す動きもあったという。治安アナリストは「後継者を巡る対立から、タリバンはオマル師の死を隠していたのだろう」と指摘した。

 今月上旬にあった政府とタリバンの公式協議では、交渉を継続することで一致した。タリバンは約1週間後、オマル師名義で交渉を後押しする声明を発表したが、実際はマンスール師が作成したとの指摘もある。こうした行為が強硬派の反発を招いていた模様だ。

 また、アフガンでは近年、過激派組織「イスラム国」(IS)が影響力を強めている。オマル師という精神的支柱を失った一部司令官がタリバンから離反してISに加わる恐れもあり、アフガン情勢はいっそう不安定さを増しそうだ。オマル師への忠誠を誓ってきた国際テロ組織アルカイダや隣国パキスタン最大の武装組織「パキスタン・タリバン運動」なども分裂の度合いを強める可能性がある。

 インドのシンクタンクORFのアフガン専門家、アーリヤマン・バトナガル氏は「タリバン内部でオマル師の名の下に和平を進めてきた穏健派は正統性を失ったことになる。政府や外国軍との戦闘を主張する強硬派が影響力を増すだろう」と分析している。


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