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2004年米国大統領選スレ

7123OS5:2024/08/07(水) 22:24:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e20bdacecd85db0bf088809d5fbcea47cfd95fc
元州兵、元教師…民主副大統領候補ワルツ氏〝非エリート〟色で共感狙う 米大統領選
8/7(水) 21:22配信


産経新聞
米副大統領候補のプロフィル

米大統領選で民主党の指名を受けたカマラ・ハリス副大統領(59)が副大統領候補に選んだのは、中西部ミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)だった。「元州兵」「元教師」といった庶民的な経歴が、勝敗を左右する中西部やラストベルト(さびた工業地帯)で共感を呼ぶとの期待がある。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)からランニングメート(伴走者)として同様のタスクを課されるJ・D・バンス上院議員(40)との対比に注目が集まりそうだ。

■アメフトで高校を州チャンピオンに

中西部ネブラスカ州出身のワルツ氏は17歳で州兵に入隊。2005年の退役まで24年間を過ごし、その間に欧州派遣なども経験した。軍務のかたわらで大学を卒業して教職に就き、同僚だったグウェンさんとの結婚後に夫人の地元ミネソタ州へ移住。教師として勤務した高校でアメリカンフットボールの監督を務め、州チャンピオンに導く手腕をみせた。長年にわたり中国との学生交流事業にも携わっている。

2006年に民主党から下院選に出馬し、初当選。6期を務めた後、18年に同州知事選で勝利し、現在は2期目だ。

ハリス氏の副大統領候補選びでは、最重要州である東部ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事(51)が最有力とみられてきた。しかしハリス氏は、ワルツ氏の州兵や教員という決して「エリート」とはいえない経歴に加え、国民的スポーツであるアメフトの指導者としての顔が、特に中西部で有権者の信頼を勝ち取るのに最適だと判断したとみられる。

■しのぎ削る「非エリート」同士

ユダヤ系のシャピロ氏は、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの攻撃に抗議する学生運動を反ユダヤ主義的だと批判するなど親イスラエル姿勢を鮮明にさせている。ハリス氏はこれらが接戦州でアラブ票や学生票を取り込む妨げになると考えた可能性がある。

一方、共和党の副大統領候補であるバンス氏も、地元オハイオ州を含む中西部での票の掘り起こしが期待される存在だ。白人労働者層の家庭に生まれ、海兵隊での軍務を経て苦学の末に名門エール大ロースクールを出た「非エリート」的な経歴を前面に押し出す。

ハリス氏とワルツ氏は6日のペンシルベニア州を皮切りに、7日に中西部のウィスコンシンとミシガン、9日に西部アリゾナ、ネバダと接戦の各州を遊説。バンス氏は同じ日程でペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンを回り集会や会見を開くと発表。ハリス氏らをマークして存在感を誇示する構えだ。(ワシントン 大内清)

7124OS5:2024/08/07(水) 22:26:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1dba2e095326a8abc817a33923d3c769454f1b
「エール大で学び、資金援助を…」 ワルツ氏、共和党候補を批判
8/7(水) 18:40配信

毎日新聞
米大統領選へ向け、民主党の副大統領候補に起用されたワルツ・ミネソタ州知事(右)と、大統領候補のハリス副大統領=フィラデルフィアで8月6日、ロイター

 米民主党は6日、11月の大統領選の正式な候補にカマラ・ハリス副大統領(59)、選挙を共に戦う党の副大統領候補に中西部ミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)をそれぞれ指名したと発表した。


 2人は6日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで初めて一緒に集会に臨み、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)との対決姿勢を鮮明にした。

 ハリス氏は集会で「ワルツ氏と私はこの国の異なる場所の出身だが、同じ価値観を持つ。人々を打ちのめすのではなく、引き上げるということを信じている」と強調。全米各地で「すべての人に手を差し伸べる」と支持拡大を訴えた。

 ワルツ氏は演説で、小さな町で軍人の家庭に育ち、17歳で州兵に加わり、退役軍人を対象にした学費支援で大学に通ったことなどを紹介した。

 その上で、貧困家庭出身という経歴を強調している共和党副大統領候補のバンス連邦上院議員(40)について「(名門の)エール大で学び、シリコンバレーの億万長者から資金援助を受けてキャリアを積んだ。勘弁してくれよ。これは米国の中間層ではない。討論会が待ち遠しい」と声を張り上げると、会場からは大歓声が沸いた。【フィラデルフィア松井聡】

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a630c657b409321d6397d17bab3cb9a94f8ff8
ハリス氏「ワルツ氏と同じ価値観」 激戦州で遊説開始、浸透が課題に
8/7(水) 11:40配信

毎日新聞
米大統領選へ向け、民主党の副大統領候補に起用されたワルツ・ミネソタ州知事(右)と、大統領候補のハリス副大統領=フィラデルフィアで8月6日、ロイター

 米民主党は6日、11月の大統領選の正式な候補にカマラ・ハリス副大統領(59)、選挙を共に戦う党の副大統領候補に中西部ミネソタ州のティム・ワルツ知事(60)をそれぞれ指名したと発表した。2人は同日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで初めて一緒に集会に臨み、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)との対決姿勢を鮮明にした。


 ハリス氏は集会で「ワルツ氏と私はこの国の異なる場所の出身だが、同じ価値観を持つ。人々を打ちのめすのではなく、引き上げるということを信じている」と強調。ワルツ氏も「トランプ氏が返り咲けば、4年前にやり残したことをやろうとするだろう。ただし、今度はもっと悪くなる。我々だけでは成し遂げられない。あなた方が必要だ」と有権者に訴えた。

 2人は7日以降も、中西部のウィスコンシン、ミシガン両州、西部アリゾナ州など複数の激戦州を回って遊説する。

 ワルツ氏は中西部ネブラスカ州出身で、州兵や高校の教員、アメリカンフットボールのコーチなどを務めた。連邦下院議員を6期務め、2018年のミネソタ州知事選で初当選し、現在2期目。議員時代は農村部を地盤とし、銃規制に反対する米国屈指のロビー団体「全米ライフル協会」(NRA)からも支持されていた。

 だが、知事になってからは、銃購入時の身元調査の拡充や人工妊娠中絶の権利の州法への明記などリベラルな政策を進めてきた。トランプ氏とその副大統領候補のバンス連邦上院議員(40)を「奇妙な連中」と呼んで、ネット交流サービス(SNS)で話題にもなった。

 ハリス氏が当選を果たすためには、激戦7州の中でも、とりわけ「ラストベルト」(さびついた工業地帯)と呼ばれるペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガン各州での支持拡大が鍵となる。

 ハリス氏は、西部カリフォルニア州出身の女性で、黒人及びアジア系の出自を持ち、リベラル色が強い。一方、コンビを組むワルツ氏は地方出身の白人男性のため、中西部などの白人の労働者や中間層への浸透が期待できる。ただ、ワルツ氏は政治経験を積んでいて安定感もあるが、全国的な知名度は高いとは言えず、今後の浸透が課題となる。【フィラデルフィア(米東部ペンシルベニア州)松井聡】

7125OS5:2024/08/07(水) 22:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/10b27830bf107d23244c921c6c14ed01951bccbf
民主党の副大統領候補、ワルツ氏起用の裏にある計算 後悔の可能性も
8/7(水) 18:05配信
CNN.co.jp
カマラ・ハリス副大統領(左)とミネソタ州のティム・ワルツ知事。ハリス氏が副大統領候補としてワルツ理事を起用した理由は

(CNN) ミネソタ州のティム・ワルツ知事は、数週間前までカマラ・ハリス氏の有力な副大統領候補ではなかった。しかし同氏が民主党の副大統領候補に起用されたことは、ソーシャルメディアの力と、比較的親しみやすく分裂を招かないことの重要性を浮き彫りにしている。

【映像】「縄で縛られたバイデン氏」の図 トランプ氏の投稿が物議

全国的に見てそれほど有名ではなかったワルツ氏が民主党の副大統領候補になったのはなぜだろう。このこと自体が「奇妙(weird)」と呼べるかもしれない。

民主党が数週間前から共和党のトランプ前米大統領とJ・D・バンス氏を「奇妙」と呼び始めたことを思い出してほしい。この攻撃は高校時代の出来事のように感じられたかもしれないが、おかしなことに効果があったようだ。

「グーグルトレンド」を見ると、「奇妙」という言葉の検索数が最近増加していることがわかる。さらに「奇妙」に関連するトピックは、「米国を再び偉大に(MAGA)」「共和党」「バンス」そして「ワルツ」だった。

なぜワルツ氏なのか。同氏は共和党員を大々的に奇妙と評し始めた最初の人物とみなされている。

そして、ハリス陣営が同氏に注目していたことは、共和党候補に対する「奇妙」攻撃がネット上の会話をけん引していることを示唆する電子メールを陣営が少なくとも1通送ったことからもわかる。

ハリス氏がネット上で支持率が高い候補者を選んだという事実は驚くべきことではない。陣営は「ココナツの木」や「ブラット(悪ガキ)」といったハリス氏にまつわるミームを喜んで受け入れた。同氏はTikTok(ティックトック)でも存在感を放っている。これはバイデン大統領の選挙活動ではできなかったことだ。

一方でワルツ氏を選んだことは、陣営がオンラインに偏りすぎていることの表れだろうか。

ハリス氏がペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事ではなくワルツ氏を起用したことを考えると、それはもっともな疑問だ。長い間副大統領候補の最有力候補と見られていたシャピロ氏はイスラエル人とパレスチナ人に対する同氏の見解をめぐって、ネット上の多数の左派を分断させた。

注目すべきは、ワルツ氏もこの問題に関して多くの同じ見解を共有しているが、ユダヤ人であるシャピロ氏よりはるかに反発が少ないことだ。

ワルツ氏が民主党の主要派閥から実質的に反対されなかったという事実は、間違いなく同氏に有利に働いた。結局のところ、ハリス氏が民主党の指名候補になって以来、ハリス陣営は好意的に受け止められている。

ワルツ氏の大規模な分裂を生まない態度は、自身の周囲でも効果があるようだ。CNNの報道によると、ハリス氏はワルツ氏と個人的に相性がよく、特に同氏の「楽天的」な態度を気に入っているという。

大統領候補とうまくやれて、起用によって党を分裂させる可能性がないことは、その人を選ぶ十分な理由だ。

副大統領候補を選ぶ際の最初のルールの一つは「害がないこと」だ。ハリス氏はこの人選で害を与えなかった可能性が高い。ワルツ氏は下院議員を12年務め、現在は知事として2期目を務めている。共和党のバンス副大統領候補とは異なり、経験不足を理由に攻撃されることはあり得ない。バンス氏は党大会で副大統領候補に選ばれた候補者の中で、記録上最も支持されていない。

7126OS5:2024/08/07(水) 22:27:41
リスクのない選択ではない
今の大きな疑問はハリス氏がシャピロ氏ではなくワルツ氏を選んだことで得点を逃したかどうかだ。

ミネソタ州は今回の大統領選でおそらく激戦にはならないだろう。1972年以降、共和党の大統領候補が同州を制したことはなく、同州での民主党の連勝記録は最長を誇る(首都ワシントンを除く)。ハリス氏の参戦以降に行われた同州の世論調査は、連勝記録が今後も続く可能性が高いことを示している。

一方、ハリス氏が大統領になりたいなら、ペンシルベニア州はほぼ間違いなく必ず勝たなければならない州だ。実際、今回の大統領選で最も重要な激戦州とみられ、世論調査の結果は非常に拮抗(きっこう)している。

シャピロ氏は7月の時点でペンシルベニア州で61%の支持率を獲得しており、2022年にはバイデン氏の20年の支持率を14ポイント上回った。

このことが今回ペンシルベニア州でハリス・シャピロ正副候補を推し進めるのに十分な根拠であったかどうかは疑問だが、政治学の文献はそれが十分であった可能性を示唆している。

ワルツ氏が多くの浮動票に関してハリス氏を手助けする可能性は低いと言える。22年に再選を果たしたミネソタ州での支持率はバイデン氏を1ポイントも上回らなかった。実際、同年の大学の学位を持たない白人有権者からの支持率は、ペンシルベニア州でのシャピロ氏のほうがミネソタ州でのワルツ氏よりも高かったようだ。

そして、たとえワルツ氏が選挙で圧倒的な強さを見せたとしても、同氏が地元州以外でハリス氏を援護できるかどうかは分からない。

ハリス氏がペンシルベニア州を逃し、僅差(きんさ)で選挙に敗北した場合、それは歴史上大きな「もしも」の一つとなるだろう。ハリス氏がシャピロ氏を選ばなかったのはネット左派を恐れたからだろうか。

もちろんハリス氏は選挙がそれほどまでの接戦にならないことを望んでいる。ハリス氏には勢いがあるようだし、ワルツ氏を選んだところでその勢いが失われることはないだろう。



本稿はCNNのハリー・エンテン記者による分析記事です。

7127OS5:2024/08/07(水) 23:37:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/979e5b4f3915d7d498e912b0ff4186b54d20d9bc
「中西部の父」労働者に照準 都市部ハリス氏とバランス 米民主副大統領候補
8/7(水) 20:30配信

時事通信
米大統領選で民主党の副大統領候補に選ばれたワルツ・ミネソタ州知事=6日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィア(AFP時事)

 【フィラデルフィア時事】11月の米大統領選で民主党の副大統領候補に選ばれたワルツ・ミネソタ州知事(60)が6日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアの選挙集会でデビューした。

【最新情勢】データで見る米大統領選2024

 人懐こい笑顔が印象的な「中西部の普通のお父さん」(米メディア)は、ハリス副大統領(59)の弱点とされる非都市部の労働者層への訴求力を期待されている。

 「彼らは気持ち悪いし、すごく奇妙だ」。ワルツ氏は演説で、トランプ前大統領(78)率いる共和党が銃規制に反対し、体外受精など生殖を巡る個人の自由を制限しようとしていると非難した。対立政党の「過激さ」に焦点を当て、多数派の「当たり前」の感覚を反映していないと強調する狙いだ。

 この日の朝、副大統領候補に選ばれたばかりのワルツ氏は、中西部ネブラスカ州の農村に生まれ、軍務や元高校教師の経歴を持つ。ウィスコンシン大マディソン校のバリー・バーデン教授(政治学)は「とりわけ東・中西部の激戦州で労働者の共感を得やすい」と分析する。

 全国的には無名だが、共和党支持の強い選挙区で勝利を重ね、知事として銃規制や人工妊娠中絶の権利保護などリベラル色の濃い政策を実現してきた。並んで演説したハリス氏は「彼は明るい未来に光を当てている」と持ち上げ、「私たちは中西部から沿岸部まで、田舎にも都市にも手を差し伸べる」と訴えた。

 「ハリス・ワルツ」チームの本格始動となった6日の集会では、1万人収容のアリーナが超満員となり、あふれた支持者が会場外に長蛇の列をなした。集会に参加したエンジニアのノア・ブラウンさん(41)は、「この地域の住民にとってはカリフォルニア出身のハリス氏よりも身近に感じられる」とワルツ氏の人選を評価した。

7128OS5:2024/08/08(木) 17:48:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cda2cb5dbb83c4951a187dfdb0346d4e4d2e4aa
ガザ攻撃批判の進歩派ブッシュ議員、民主予備選で敗北 米ミズーリ州
8/8(木) 15:04配信


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AFP=時事
イスラエル、ハマス間の紛争停止を訴えるコリ・ブッシュ米下院議員。首都ワシントンで(2023年11月13日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米メディアの集計によると、連邦下院選に向けた民主党のミズーリ州予備選で、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)への攻撃を厳しく批判しているコリ・ブッシュ(Cori Bush)下院議員が、親イスラエル系ロビー団体「米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」に支援された郡検事ウェズリー・ベル(Wesley Bell)氏に破れた。

動画:ハマス、暗殺された政治指導者の後任にガザ地区トップのシンワル氏

 ブッシュ氏は「プログレッシブ(進歩派)」と呼ばれる急進左派議連に属している。昨年10月7日にガザでの戦闘が始まって数週間後に、停戦を求める決議を議会に提出。

 先月、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相が米議会で演説した際には、出席すれば「ジェノサイド(集団殺害)の最前線にいる」戦争犯罪人をたたえることになるとし、ボイコットした。

 ブッシュ氏は6日夜、X(旧ツイッター)に「いかなる代償を払っても正しいことのために立ち上がるつもりだ」と投稿し、敗北を認めた。

 牧師で看護師でもあったブッシュ氏は、2014年にミズーリ州ファーガソン(Ferguson)で黒人青年マイケル・ブラウン(Michael Brown)さんが射殺されたことなどをきっかけに広がった「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」運動に参加し、活動を主導していた。2020年に下院議員に当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

7129OS5:2024/08/08(木) 18:05:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/02a4f14e71a371a332e52d904b173639f5a04534
ハリス氏、接戦2州で労働者・労組重視アピール トランプ陣営と票争奪 米大統領選
8/8(木) 17:21配信


産経新聞
7日、米大統領選に向け中西部ミシガン州デトロイトの選挙集会で演説する民主党のハリス副大統領(坂本一之撮影)

【デトロイト=坂本一之】米民主党のハリス副大統領(59)は7日、11月の大統領選に向けて接戦州の中西部ウィスコンシン州とミシガン州で集会を開き、共和党のトランプ前大統領(78)の打倒を掲げ支持を訴えた。両陣営はこの2州で労働者や労働組合票の奪い合いを繰り広げていて、共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)も同じ州を訪れハリス氏を批判した。

ハリス氏は民主党副大統領候補のワルツ・ミネソタ州知事(60)と一緒に、ウィスコンシン州オークレアと、ミシガン州デトロイトを訪れ演説。デトロイトでは参加した全米自動車労働組合(UAW)のフェイン会長に謝意を示し、「UAWはいつも働く人々のために取り組んでいる」とたたえ、支援を求めた。

ハリス氏は労働者重視を訴え、ワルツ氏も「中産階級」が重要だと強調した。ワルツ氏は「トランプ氏が(大統領時代に)経済をどん底に突き落とした」とも主張し、トランプ氏が返り咲けば経済や労組に悪影響が出るとの認識を述べた。

これに対しバンス氏は、米製造業復活を掲げ、トランプ氏への支持を求めた。

選挙戦では、産業が空洞化してラストベルト(さびた工業地帯)と呼ばれる地域の労働者や労組票の行方が注目されている。

7130OS5:2024/08/11(日) 06:30:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c96631b389b5af21e25ed3b332d454e1d661a1d
米国の人気番組ホストがケネディ氏支持を表明 トランプ氏は不快感
8/10(土) 10:28配信

毎日新聞
米大統領選に無所属で出馬を目指すロバート・ケネディ・ジュニア氏=2019年12月、AP

 米国のネット配信サービス「ポッドキャスト」の人気番組ホスト、ジョー・ローガン氏が8日、米大統領選で無所属候補のロバート・ケネディ・ジュニア氏を支持する考えを表明した。ローガン氏の番組は若者を中心に全米トップ級の人気があり、失速気味だったケネディ氏にとっては朗報となった。

 ローガン氏は8日配信の番組で、民主、共和の2大政党は「人々を惑わせ、操り、ナラティブ(物語)を宣伝する」と批判した。その上で「ケネディ氏が唯一、もっともだと思える候補だ。彼は(他の)人々を攻撃するのではなく、行動や思想を批判する。(他候補より)道理があり、知性がある」と評した。

 ケネディ氏は、トランプ氏と民主党のバイデン大統領との再対決に嫌気が差していた有権者から一定の支持を集めてきた。しかし、民主党がハリス副大統領に候補を差し替えた後、支持率は失速気味だっただけに「(候補者の)中身を優先して判断してくれた」とローガン氏に謝意を示した。

 一方、支持の期待を裏切られたトランプ氏は、自身のソーシャルメディアで「ジョー・ローガンが次に(コメンテーターを務める総合格闘技団体の)UFCのリングに入った時、どれだけブーイングされるか見ものだ」と不快感を表した。

 米メディアによると、民主党内には、ローガン氏の番組の視聴者は保守的な若者が多く、今回の支持表明はハリス氏よりもトランプ氏へのダメージの方が大きいとの見方があるという。

 米メディアによると、ローガン氏は2020年大統領選では、バイデン氏と民主党候補指名を争ったサンダース上院議員を支持した。また、今回の共和党候補指名争いでは、南部フロリダ州のデサンティス知事を支持していた。【ワシントン秋山信一】

7131OS5:2024/08/11(日) 07:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/30a78d23e489d0c328a4c0b6c9484b80faf10b1b
USスチール買収、やまぬ逆風 米大統領選で政治問題化 日鉄、労組との溝埋まらず
8/11(日) 7:04配信

時事通信
米鉄鋼大手USスチールの工場=2020年1月、米ペンシルベニア州(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】11月の米大統領選まで3カ月となる中、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収への逆風がやまない。

 全米鉄鋼労組(USW)の票を狙う民主、共和両陣営が買収に異論を唱えるなど政治問題に発展。USWは日鉄への批判を強めており、両者の溝は埋まらないままだ。

 「最も労働者寄りの政権で重要な役割を担っている」。USWは7月下旬、再選を断念したバイデン大統領の後継として選挙戦に挑む民主党候補のハリス副大統領を評価し、いち早く支持する意向を表明した。ハリス氏は労働者の権利保護に熱心で、日鉄による買収に慎重なバイデン氏の路線を継承するとみられる。

 一方、買収阻止を明言する共和党候補のトランプ前大統領は、副大統領候補にバンス上院議員を指名した。バンス氏は安全保障上の懸念などを理由に、繰り返し買収に反対。4月にはUSスチール経営陣に書簡を送り、「当局の承認を得る上で重大な障害に直面している」と警告した。

 日鉄は反発するUSWの理解を得ることが買収実現の成否を左右するとみて、関係者との対話を重ねる。ただ、日鉄が雇用維持を言明したのに対し、USWは「空約束だ」と非難。日鉄などによる不当に安い鋼材輸出が米産業に悪影響を与えたと主張し、批判をエスカレートさせている。

 日鉄は難航する買収を円滑に進めるため、トランプ前政権で国務長官を務め、政界に太いパイプを持つとされるマイク・ポンペオ氏を助言役に起用した。同氏は今月、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し、「自国の鉄鋼産業を強化できるまたとない機会だ」と買収の意義を説いた。

 米当局による買収審査の結果は、大統領選後に明らかになるもよう。米通商代表部(USTR)元高官のグレン・S・フクシマ氏は、労組が反対を取り下げ、ハリス氏が大統領に就任すれば、「(トランプ氏再選の場合よりは)認められる可能性がある」と予想した。

7132とはずがたり:2024/08/12(月) 11:18:06

ハリス氏の元交際相手を別人と混同か トランプ氏が手痛いミス
https://mainichi.jp/articles/20240810/k00/00m/030/076000c
毎日新聞 2024/8/10 10:32(最終更新 8/10 12:24) 720文字

 11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が8日の記者会見で、民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)の元交際相手である政治家を別人と混同していた疑惑が浮上した。

 高齢による認知の衰えが不安視された民主党のジョー・バイデン大統領(81)が7月に出馬を断念した後、トランプ氏に高齢不安の矛先が向けられる状況下で手痛いミスとなった。

7133とはずがたり:2024/08/12(月) 11:20:06
焦点:ハリス氏登場で慌てるトランプ氏陣営、戦略練り直しも難航
By Gram Slattery, Alexandra Ulmer, Nathan Layne
2024年8月9日午後 5:03 GMT+93日前更新
https://jp.reuters.com/world/us/FSKFW7ECGBPDHFJORIXS5IQ76A-2024-08-09/

[ワシントン 8日 ロイター] - ほんの2週間余り前、トランプ前米大統領の陣営は11月の大統領選での地滑り的勝利を見据え、民主党寄りの州まで勝ち取るための壮大な戦略を描いていた。ところが民主党のバイデン大統領が選挙戦から撤退してハリス副大統領が候補に急浮上して以来、共和党側はかつて楽勝を見込んでいた州を死守することに照準を定めざるを得なくなっている。
トランプ大統領の参謀らは一時、ミネソタ州やバージニア州のような民主党寄りの州も狙えると見込んでいた。それが今、勝利への道はペンシルベニア州やジョージア州など伝統的な激戦州を抑える「ナローパス(狭い道)」へと変わった。
トランプ氏の長年の顧問であるコーリー・ルワンドウスキー氏はロイターに対し「戦況は変化した」と認める。「われわれの多くはバイデン氏を相手に積極攻勢をかけたいと望んでいた。非常に良い手応えを感じていた」
トランプ氏とその支持者らは表向き、ハリス氏を現実離れしたリベラルに仕立て上げ、移民やインフレに関するバイデン氏の不人気政策と結びつけようと精力的に動いている。相手がバイデン氏であれハリス氏であれ、ほとんど変わりはないとの立場だ。

しかし情報筋9人がロイターに語ったところによると、トランプ氏陣営の内部では、ハリス氏はバイデン氏よりもはるかに手強い相手だと認識されている。バイデン氏は認知機能の衰えが疑われ、支持率が低下していた。
トランプ氏陣営の1人は、勝負の舞台が「縮小したというほどではない」としながらも、「ニュージャージー州のような場所について話す理由はなくなった」と語り、民主党が非常に強い州はあきらめざるを得ないとの本音を明かした。
ロイターはトランプ氏陣営のスタッフ、アドバイザー、献金者、合わせて12人に取材。バイデン氏よりも若くダイナミックなハリス氏が対抗馬になったことで、陣営が戦略の練り直しを迫られている実態が浮かび上がった。
ハリス氏の登場で民主党側は活気付き、数日で数億ドルの献金が集まるほどの勢いを見せている。
トランプ氏の上級顧問の1人は「彼女が勝つ可能性があるのはだれの目にも明らかだ」と話した。
トランプ氏陣営に取材すると、ハリス氏が民主党候補になってからも戦略は変わっていないと答える。共和党のアナ・ケリー報道官は「チーム・トランプはすべての激戦州で広告を打ち、ミネソタやバージニアなど伝統的な『青い州』(民主党寄りの州)にも戦いの舞台を拡大し、現地にスタッフを配置している」と述べた。

7134とはずがたり:2024/08/12(月) 11:21:05

https://x.com/aravosis/status/1822372238160507323
John Aravosis ??????????????
@aravosis
Trump just announced that he’s not campaigning at all for the next two weeks. There is clearly something wrong with him. Why isn’t the media asking what’s going on?

トランプ氏は、今後2週間は選挙活動を一切行わないと発表した。明らかに彼には何か問題がある。なぜメディアは何が起こっているのか問わないのか?

7135OS5:2024/08/13(火) 09:37:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/52429460a5f20c26afdd6e0f58a7d9c1a6126cd0
トランプ氏銃撃1カ月 「知的」な容疑者、凶行なぜ 当局は連鎖警戒
8/13(火) 8:30配信


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毎日新聞
演説中に銃撃を受けながらも、健在をアピールするトランプ前大統領=米東部ペンシルベニア州バトラーで2024年7月13日、ロイター

 7月13日(日本時間同14日)にトランプ前大統領(78)が東部ペンシルベニア州バトラーの選挙集会で演説中に銃撃されてから1カ月となる。実行犯で現場で射殺されたトーマス・クルックス容疑者(20)は、事前に会場を下見するなど計画的な犯行だったとの見方が強まっている。だが、動機はいまだ判然としない。

【地図】容疑者はどこから銃撃?トランプ氏演説の現場

 ◇発砲5秒後に射殺

 米主要メディアが公開した現場警察官のボディーカメラなどの映像には、事件発生時の緊迫した様子が記録されていた。

 7月13日午後6時10分。地元警察官が同僚の助けを借りてある倉庫の屋根によじ登ると不審な人物に気付いた。慌てて車の方に戻ったが、約40秒後、銃声が鳴り響いた。「頭を下げろ! 彼はそこにいるぞ!」。警察官は慌てて同僚らに警告した。

 当日、地元警察は射撃手らが使う距離計を使用しているクルックス容疑者の姿を確認し、大統領警護隊(シークレットサービス)も不審人物として警戒していたが、一時見失っていた。

 クルックス容疑者は、演説台から約120〜130メートル離れた会場外のこの倉庫の屋上から半自動小銃AR15でトランプ氏を狙撃したとみられている。

 発砲回数は8回だった。トランプ氏は右耳を負傷し、参加者ら3人が死傷した。クルックス容疑者はその場で死亡。大統領警護隊の狙撃手が銃声を聞いてからクルックス容疑者がいる場所を特定し、わずか5秒ほどで反撃した。

 ◇事前に入念に準備か

 クルックス容疑者は会場を事前に複数回下見し、トランプ氏の演説前に会場上空にカメラ付きドローンを飛ばしていたことが分かっている。事件後には運転していた車と自宅から三つの爆発物も見つかった。捜査を指揮する米連邦捜査局(FBI)はトランプ氏に対する暗殺未遂に加え、広範なテロ攻撃の可能性も視野に捜査している。

 さらに、米CNNなどによると、クルックス容疑者は昨年8月以降、ペンシルベニア州の射撃場を計43回訪れ、大半をライフル射撃に充てていた。最後に訪れたのは事件前日だった。

 事件では連邦議会などから当日の警備態勢の不備を指摘する声も上がった。警護隊のチートル長官は引責辞任。後任のロウ長官代行は2日、チートル氏と同じく「警備隊の失敗」を認めた。

 ◇「非常に知的」な容疑者像

 ペンシルベニア州の有権者登録によると、クルックス容疑者は「共和党員」として登録する一方、過去に民主党系の団体に献金していた。動機の解明に向けて、FBIは7月末までにクルックス容疑者の両親を含む450人以上を聴取。米ABCニュースによると、8月1日にはトランプ氏からも話を聞いた。

 捜査当局はトランプ氏に対し、携帯電話の解析からクルックス容疑者が事件前にトランプ氏を含む著名人の画像を検索していたなどと伝えた一方、動機はまだ正確に分からないと説明した。

 また、クルックス容疑者が「SAT」と呼ばれる大学進学適性試験で高得点を記録していたことにも言及。米国の歴代大統領も初代のジョージ・ワシントンから全て言うことができるなど「非常に知的な人物」だったとの分析も伝えた。

 ◇今後の警備に課題

 米大統領選では8月19〜22日、中西部イリノイ州シカゴで民主党全国大会が開かれる。大統領選から撤退したバイデン大統領(81)の後任として立候補したハリス副大統領(59)が指名受諾演説に臨む予定だ。党大会には5万人超の参加が見込まれている。

 CNNによると、FBIや国土安全保障省、イリノイ州警察などは党大会に向けて作成した脅威評価で「(トランプ氏の)暗殺未遂に対する暴力行為をあおる言説がオンライン上で流れていることを踏まえると、暴力の継続や報復の可能性が懸念される」としており、警戒を強めている。【ニューヨーク中村聡也】

7136OS5:2024/08/14(水) 10:23:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06286d81bcf51c4bcd2f950a0b0f8e387efcbf9
トランプ氏、福島原発事故で軽口 マスク氏は反論
8/13(火) 21:54配信


共同通信
トランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は12日、実業家イーロン・マスク氏とX(旧ツイッター)で対談し、エネルギー政策に関して東京電力福島第1原発事故を念頭に「3千年は土地に戻れない」と軽口をたたいた。根拠不明の発言に対し、マスク氏は「そんなにひどくはない」と反論した。


 マスク氏は原発事故後の2011年7月に福島県相馬市を訪れた。オンライン対談では、事故当時に米西部カリフォルニア州で「放射性物質を含んだ雲が日本から来る」との不安の声があったと説明。「常軌を逸している。私は福島へ行き地元産野菜を食べ、危険ではないと証明した」と強調した。

 トランプ氏は「最近、調子悪そうじゃないか」と続け、マスク氏が「そんなことはない」と応じると「冗談だよ」と言い放った。

 トランプ氏は原発の話題に入る前に、米国やロシア、中国などが保有する核戦力の軍拡や拡散が、気候変動よりも「差し迫った問題だ」と指摘し「かつてない破壊のレベルに達している」と危機感を示した。

7137OS5:2024/08/14(水) 15:37:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b658286885d28f0dab9bc391078f2f406c22d46
全米自動車労組がトランプ氏とマスク氏を告発 対談発言を問題視
8/14(水) 10:29配信

毎日新聞
X(ツイッター)のライブ配信で対談したトランプ前米大統領(左)と実業家のイーロン・マスク氏=AP 

 全米自動車労働組合(UAW)は13日、ドナルド・トランプ前大統領と米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者が、法律に違反してストライキに参加する労働者を脅迫したとして、労働当局に告発した。前日の両氏の対談で「ストに加わった労働者は解雇すればいい」との趣旨の発言があったことを問題視した。

 X(ツイッター)で12日にライブ配信された対談で、トランプ氏はマスク氏に「従業員がストに入ったとする。『OK。君らは全員いなくなる』と言えばよい」と述べた。

 トランプ氏は、マスク氏について「素晴らしいカッターだ」とも発言。経営効率化のための人員削減(カット)策を称賛したとみられる。マスク氏は笑ってトランプ氏の発言を聞いていた。

 米労働法では、ストに参加する権利が労働者に認められている。UAWは「スト参加者の解雇は不可能。『解雇する』と脅すのも違法だ」と主張した。

 UAWは11月の大統領選でカマラ・ハリス副大統領を支持すると決定済み。ショーン・フェイン委員長は「トランプ氏は常に労働者が立ち上がるのに反対し、マスク氏のような億万長者の味方をしている」と批判した。

 トランプ氏はフェイン氏を「即刻委員長を解雇されるべきだ」などと非難してきた。マスク氏も組合活動に批判的な立場で、テスラにはいまだ労組が存在しない。

 マスク氏は今春、テスラの販売不振を受け、全世界で10%以上の人員削減をすると従業員に通知。2022年秋にツイッターを買収した際には、全従業員の約半数を解雇し「激務が嫌なら退職を」とのメールを送っている。【ワシントン大久保渉】

7138OS5:2024/08/16(金) 09:11:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d01fa5ce62235d7833577635e685fa7d84d5f38d
バイデン氏、民主党重鎮に不満 オバマ氏らにいら立ちか
8/15(木) 17:01配信


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共同通信
14日、米首都ワシントンの会合に参加したバイデン米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領の大統領選撤退表明を巡り、米ニュースサイト、ポリティコは14日、バイデン氏が民主党重鎮のペロシ元下院議長らにいら立ちを覚えていると報じた。撤退するよう圧力をかけられたと感じており、副大統領として仕えたオバマ元大統領への不満も抱いているという。複数の関係者の話としている。

 バイデン氏やオバマ氏は中西部シカゴで19〜22日に開かれる民主党大会で演説する予定。バイデン氏に代わって候補となったハリス副大統領は、共和党のトランプ前大統領との本選での対決に向けて弾みをつけたい考えだが、民主党内にしこりが残る可能性がある。

 関係者によると、バイデン氏はペロシ氏が「非情だ」と周囲に漏らしている。民主党が力を握り続けるため、2人が長年かけて築いた良好な関係をペロシ氏がないがしろにしたと考えており、撤退表明後、2人は言葉を交わしていないという。

 撤退論は、6月27日の討論会でバイデン氏が精彩を欠いた後に民主党内で噴出した。

7139OS5:2024/08/17(土) 20:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f6a9c23180325359b148a1e70926c216ae0ecdf
トランプ氏が政権移行チーム発表 息子2人が名誉議長、一族主導が鮮明に
8/17(土) 13:47配信


産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=大内清】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領(78)は16日、11月の本選で勝利した場合に来年1月の第2次政権発足を円滑化するための政権移行チームを発表した。副大統領候補のバンス上院議員(40)に加え、トランプ氏の長男ジュニア氏(46)と次男エリック氏(40)も名誉議長として参加し、「トランプ一族主導」の色合いが鮮明となった。

同チームは、選挙戦と並行し、トランプ氏が公約の目玉に掲げる不法移民の大量送還や原油の増産、減税といった政策の立案作業に当たる。トランプ氏が支持者集会などで繰り返し主張している連邦政府職員の大量パージ(追放)や政敵に対する訴追が可能かなども検討するとみられる。

チームの実務上のトップは、第1次トランプ政権で中小企業局長だったリンダ・マクマホン氏と、金融・投資企業を率いる大富豪のハワード・ルトニック氏が務める。

トランプ氏は同日の声明で、「政権発足初日から効果的に(米国を)統治できると絶対的な自信を持っている」と述べ、政権移行チームへの信頼を強調した。

7140OS5:2024/08/18(日) 20:17:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/bff0375b1f62009ddd4404ef7b265132fdff5ced
無所属ケネディ氏が正念場 ハリス氏に支持奪われ 米大統領選
8/18(日) 7:05配信


時事通信
 【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、正念場を迎えている。

 民主党候補がバイデン大統領からハリス副大統領に代わったことで、選挙戦略に狂いが生じているようだ。

 ケネディ氏は故ケネディ大統領のおい。高い知名度を武器に、当初はバイデン氏と共和党のトランプ前大統領の双方に批判的な人々に支持を広げ、両者の票を奪って選挙結果を左右する存在と見られていた。しかし、新たに登場したハリス氏に支持層の一部を奪われている。

 調査会社ピュー・リサーチ・センターによると、7月のバイデン氏撤退前に実施した世論調査の支持率は、バイデン氏の40%、トランプ氏の44%に対し、ケネディ氏は15%を確保していた。ところが、今月14日に公表された8月の調査結果では、ハリス氏の46%、トランプ氏の45%に対し、ケネディ氏は7%に半減した。

 ワシントン・ポスト紙やニューヨーク・タイムズ紙などは14日、ケネディ氏の陣営関係者の話として、同氏がハリス氏との直接会談を希望したが、実現しなかったと報道。次期政権でのポストと引き換えにハリス氏支持を打ち出し、選挙戦から撤退する構えだったという。ケネディ氏はX(旧ツイッター)に「ハリス氏を支持する計画はない。倒す計画がある」と投稿し、報道を否定している。

 報道の2日前には東部ニューヨーク州の地裁が、ケネディ氏の届け出た住所に居住実態がないとして、同州での出馬資格を認めない判決を下した。支持離れに司法判断が重なり、同氏の苦境を浮き彫りにした形だ。

7141OS5:2024/08/19(月) 17:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e2941e5a402dd7bbc29e6d8915bbc001f2372d5
形勢が変わった大統領選、ハリス・トランプ両陣営に勝利への方策あり CNN予測
8/19(月) 15:56配信


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CNN.co.jp
青系が民主党支持もしくは民主党寄りの州。赤系が共和党支持もしくは共和党寄りの州。CNNの予測では確保した選挙人の数は民主党候補のハリス副大統領が225人、共和党候補のトランプ前大統領が219人となっている

(CNN) ハリス副大統領が民主党の大統領候補に躍り出たことで、2024年の選挙地図は今年初めのものから劇的に様変わりした。

CNNが作成している最新の選挙人獲得予想「ROAD TO 270」でみられる動きはすべてハリス氏にとってプラスの方向であり、バイデン大統領が大統領候補だったときよりも270人の選挙人獲得への方策を多く持っていることを示唆している。現在の見通しでは20年の選挙戦終盤の状況へと戻っており、七つの激戦州(およびネブラスカ州の1選挙区)が勝利のためにほとんどの時間と資金を費やす中心地となる。広告分析企業のアドインパクトによると、バイデン氏が大統領選への出馬を断念してから4週間でこれら7州では合計2億4000万ドル(約350億円)の広告費が投じられた。内訳は民主党と共和党がほぼ半々だ。

以前の選挙見通しでは、トランプ前大統領が明らかに有利だった。しかしハリス氏が選挙戦に参入し、民主党をすばやくまとめ、民主党勝利に欠かせない有色人種や若年層、女性といった重要な支持層からの勢いを取り戻したことで共和党の優位性は消え去った。一方で、流れは変わったものの、この選挙戦は誤差の範囲での争いに戻ったに過ぎず、現時点で明確に先行している候補者はいない。トランプ氏とハリス氏はどちらも270人の選挙人の獲得に向けた実現可能な方法を複数持っている。

この新たな見通しでは、ミシガン州、ジョージア州、ネバダ州、ノースカロライナ州の4州が共和党寄りから接戦の激戦州に変わった。選挙人総数は53人。

トランプ氏は現在、24州(およびメーン州の1選挙区)で確実な支持を得ているか優勢で、選挙人の合計は219人に上る。勝利に必要な270人には51人足りない。

一方、ハリス氏は19州とコロンビア特別区で確実な支持を得ているか優勢で、選挙人の合計は225人。270人には45人足りない。

民主党全国大会と夏の最後の数週間を迎える現在、7州(およびネブラスカ州の1選挙区)はまさに接戦になるとみられる。選挙人の総数は94人だ。

この選挙見通しは、あくまで現時点の選挙人団の状況を示したもので、11月の結果を予測するものではない。

この現在の見通しは、公式および非公式の世論調査のほか、選挙顧問、共和党および民主党の関係者、議会議員などへの取材に基づいて作成している。

「サンベルト(太陽光地帯)」の州(アリゾナ、ネバダ、ジョージア、ノースカロライナ)の一部は競争が激化しているため、ハリス氏が270人を獲得するための最短ルートは、いわゆる「ブルーウォール」として知られる伝統的に民主党が強い3州(ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン)とネブラスカ州オマハ地区の選挙区を押さえることだというのはおそらく真実だ。

トランプ氏が270人を獲得する最短ルートは、20年に勝利した州をすべて維持し、16年に勝利したジョージア州とペンシルベニア州の2州を取り戻すことだ。この考えによれば、トランプ氏にとってはノースカロライナ州を失わないようにすることが重要となる。トランプ氏が同州を数週間で2回訪問し、テレビCMへの投資を増やした理由はそこにあるかもしれない。

7142OS5:2024/08/21(水) 17:10:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/4802129acc0f036964074e621ee50bd9e8065b78
無所属ケネディ氏が撤退検討 トランプ氏、政権で処遇も 米大統領選
8/21(水) 14:06配信


時事通信
米大統領選の「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月26日、カリフォルニア州オークランド(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬している「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏が、撤退を検討していることが明らかになった。

 ケネディ氏の副大統領候補ニコール・シャナハン氏が20日公開されたポッドキャスト番組のインタビューで、選挙戦から撤退し共和党のトランプ前大統領を支持する可能性を示唆した。

 シャナハン氏は「われわれが検討している選択肢は二つある。一つは(選挙戦に)残って新党を結成すること。もう一つは撤退してトランプ氏と手を組むことだ」と説明した。

 これを受けてトランプ氏は、CNNテレビのインタビューで「私は彼(ケネディ氏)が好きだ。支援を歓迎するだろう」と強調。引き換えに次期政権のポストで処遇する考えを示した。

 ケネディ氏も20日、X(旧ツイッター)に「選挙戦での目標を推進するため、どの政党の指導者とも喜んで話をするつもりだ」と投稿。共闘の条件として「政府から企業の影響力を一掃すること」などを挙げた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/32ba69040141001a3a0d0af481a7c6aa9ffe1237
トランプ氏、ケネディ氏を政権要職に起用検討 選挙撤退と支持が条件
8/21(水) 10:35配信

毎日新聞
米大統領選への立候補を表明している無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏=東部ペンシルベニア州で2024年8月20日、AP

 11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)は20日、無所属候補で弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が撤退して自身の支持に回れば、次期政権で要職への起用を検討すると明らかにした。


 これに先立ち、ケネディ陣営はトランプ氏支持を検討していると明らかにした。ケネディ氏が撤退すれば、選挙情勢に大きな影響を与える可能性がある。

 ケネディ氏の副大統領候補で弁護士のニコール・シャナハン氏は、この日公開されたポッドキャストの番組で、「我々が検討している選択肢は二つある」と説明した。

 一つは選挙戦に残ることで、その場合はケネディ氏がトランプ氏の支持層からより多くの票を奪うため「ハリス氏が大統領になる危険性がある」と指摘した。もう一つは選挙戦からの離脱で、その場合は「トランプ氏と手を組み、なぜそう決断したかを支持基盤に説明する」と話した。

 ケネディ氏は「第3の候補」として民主党のジョー・バイデン大統領(81)とトランプ氏の再対決に嫌気が差していた有権者らから一定の支持を集めていた。しかし、バイデン氏が7月下旬に撤退を表明して民主党候補がカマラ・ハリス副大統領(59)に差し替わる中、ケネディ氏の支持率は低下傾向にある。

 トランプ氏はCNNテレビのインタビューで、シャナハン氏の発言について問われ、「支持はうれしい」と話した。さらに、大統領選で勝った場合にケネディ氏を政権の要職に任命することを検討するか聞かれると、「おそらくそうするだろう。彼は非常に賢い男だ」などと語った。【ワシントン西田進一郎】

7143OS5:2024/08/23(金) 10:57:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc179efd35729767e7d5dc525b7490b3ddd6cef5
支持者の服装や音楽… 党大会に見る米民主と共和、カラーの違い
8/23(金) 7:30配信


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毎日新聞
米中西部イリノイ州シカゴで開かれた民主党全国大会で、ハリス副大統領の登場に沸く会場=2024年8月19日、秋山信一撮影

 米中西部イリノイ州シカゴで開催中の民主党全国大会は、7月の共和党全国大会とは会場の雰囲気が異なっている。どちらも11月の大統領選に向けた党内の盛り上げには成功しているが、カラーの違いも鮮明だ。

【写真で見る】民主党と共和党、党大会の違い

 民主党大会2日目の20日夜、各州の代議員らによる大統領候補の指名投票の開始が告げられると、軽快な音楽が流れ出した。「皆さん、DJキャシディーです。今からロールコーーール(点呼投票)をやろうぜ」。グラミー賞候補になったこともあるDJキャシディーさんが叫ぶと、会場は歓声に包まれた。

 進行役が州の名前を順番に告げるのに合わせて、キャシディーさんが州にちなんだ曲や州出身者の曲を流す。指名された州の知事や党幹部らが短いスピーチの後、次々とカマラ・ハリス副大統領(59)への支持を表明していった。

 既に8月上旬にオンライン投票で結果は確定しており、今回の投票は形式的だった。しかし本来、指名投票は全米各地から集まった代議員団の最大の見せ場だ。盛り上げに一役買ったキャシディーさんは米メディアに「選曲は自分が提案した。各州に特別な意味を持つ曲を流すのが大切だと思っていた」と語った。

 音楽の演出では共和党大会も負けていなかった。主にイベントの専属バンドとして活動する「シックスワイヤ」が4日間、往年の名曲のカバーを中心に生演奏。ドナルド・トランプ前大統領(78)の支持者であるカントリー歌手リー・グリーンウッドさんと共に「ゴッド・ブレス・ザ・USA」(米国に神の祝福を)を演奏したほか、機材のトラブルで進行が遅れた際に場をつなぐ場面もあった。

 ただ、共和党大会ではあくまで音楽は脇役だ。指名投票の際も会場はいったん静まり、各州の代議員団のスピーチを聞いていた。曲調もポップな民主党に対して、共和党はカントリーやロックが多かった。

 ◇共和党は「トランプグッズ」

 会場の雰囲気で最も異なるのが、集まった支持者らの顔ぶれや服装だ。

 共和党大会は白人が大半で、トランプ氏の支持者が多い内陸部の農村の人種構成に似ていた。帽子やシャツ、ピンバッジなど「トランプグッズ」で身を固めた支持者も目立った。

 対照的に、民主党大会では黒人や中南米系も多く、党の支持基盤がある沿岸部の都市の雰囲気を漂わせている。会場ではハリス氏のグッズも販売されているが、身につけている人はそれほど目立たない。性的少数者(LGBTQなど)に配慮する民主党らしく、誰でも使える「ジェンダーニュートラル」のトイレも用意されていた。

 演説やシュプレヒコールには、党の現状も映し出されている。

 共和党ではトランプ氏の選挙スローガン「メーク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国を再び偉大に)」を引用する応援演説が多かった。演説に応えるように会場から湧くシュプレヒコールも、大会直前に銃撃された際にトランプ氏が言った「ファイト(戦え)」や定番の「USA」が合言葉となっていた。

 一方、民主党のハリス陣営は、演者の「ホエン・ウィー・ファイト(我々が戦う時)」の呼びかけに対して、聴衆が「ウィー・ウィン(我々は勝つ)」と応えるコールを定着させようとしている。しかし、本格的に選挙運動を始めたばかりで、応援演説で引用されることはあまりない。

 オバマ元大統領が自身の選挙スローガンを応用した「イエス・シー・キャン(彼女ならできる)」、全米自動車労働組合(UAW)のフェイン委員長が使った「トランプ・イズ・ア・スキャブ(トランプ氏はスト破りだ)」などの独自のキャッチフレーズを聴衆が自然発生的に連呼する場面が相次ぎ、シュプレヒコールにも「多様性」が出ている。【シカゴ秋山信一】

7144OS5:2024/08/23(金) 15:24:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/59bdddb87210f0fdc00d1a1b2afa108c2dfff0e4
中西部激戦州の争奪バトル ウォルズ氏VSバンス氏 米副大統領候補
8/23(金) 7:09配信


時事通信
米民主党の副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事(左)と共和党の同バンス上院議員(AFP時事)

 【シカゴ時事】米民主党の副大統領候補、ウォルズ・ミネソタ州知事(60)は21日、同党全国大会での演説で「ネブラスカ州の小さな町で育ち、お互いを大切にすることを学んだ」と切り出した。

【ひと目でわかる】米民主、共和両党の副大統領候補比較

 共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)と同じく、11月の大統領選で激戦が予想される中西部の労働者層の共感を勝ち取る狙いがある。

 元州兵、高校教師、アメフトのコーチ―。ウォルズ氏の最大の武器は、中西部の田舎にいる庶民的な白人男性像を体現する容姿と、その「素朴で実直な人柄」だ。演説では、共和党候補のトランプ前大統領(78)とバンス氏について「彼らの政策は困っている隣人の役には立たない。奇妙だ」と独特な言い回しで批判する。

 労働者階級の出身を強調するウォルズ氏の政策は左派寄りだ。知事として中間層の減税や処方薬のコスト削減、学校給食の無償化に取り組んだ。また、人工妊娠中絶、体外受精など生殖を巡る個人の自由の保護や、銃規制も呼び掛ける。

 中西部のラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置するミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州は特に激戦地と目されている。過去3回の大統領選の勝者はいずれも3州で勝利しており、ハリス、トランプ両陣営のてこ入れが激しさを増す。

 トランプ氏がバンス氏を抜てきしたのも、中西部の労働者の結集を期待してのことだ。バンス氏は、繁栄から取り残された白人の悲哀を描いた回顧録を執筆して一躍有名となった。中西部オハイオ州で育ち、高校を卒業して海兵隊に入隊、イラク戦争に従事した。

 その後、エール大法科大学院に進学し、ベンチャー投資会社の経営者も務めている。歯切れの良い弁舌は、ウォルズ氏と対照的に見える。

 バンス氏はテレビのインタビューで、民主党大会で受けたトランプ陣営に対する批判に対して「トランプ大統領時代、物価は低く、中間層の賃金は上昇していた。国境も安全だった」と反論。「私はとても貧しい家庭で育った。祖母がよく働いて犠牲になってくれたおかげで、アメリカンドリームを生きることができた」と語り、中西部の労働者層に寄り添う姿勢を強調した。

 ウォルズ、バンス両氏は10月1日、互いの勝利を目指してテレビ討論会で議論を戦わせる。

7145とはずがたり:2024/08/23(金) 23:33:28

もがくトランプ氏、陰謀論に引き付けられる 周囲は目を覚ますよう懇願
2024.08.15 Thu posted at 07:55 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35222746.html?ref=rss

(CNN) トランプ前米大統領と、X(旧ツイッター)を所有する億万長者イーロン・マスク氏とのX上での対談が40分以上の技術トラブルの末にようやく始まったとき、マスク氏は証拠もなくトランプ氏の敵対者が同氏を黙らせるためにXへの攻撃を計画したと主張した。

マスク氏は「トランプ大統領の発言を聞くだけの人々に対して多くの妨害がある」と述べた。

しかし最近、最も熱心にトランプ氏を黙らせようとしているのは、同氏が再び大統領になることを望んでいる人々だ。

経験したことのない急速に変化する政治情勢にまごつき、取り乱しているように見えるトランプ氏は、その状況に対処しようと悪意に満ちたメッセージや、人種差別的な侮辱、陰謀めいた攻撃を繰り広げている。こうした行動は同氏に近い支持者や献金者の目にさえ非生産的に映る。トランプ氏が最近、なすべきことに集中できていないために、新たな対立候補であるハリス副大統領の勢いをくじく機会を無駄にしてしまったと非公式に深刻な懸念を表明する人もいる。

トランプ氏に近いある情報筋は、民主党が活気づいており、選挙戦の様相が変わったことに警戒感を示す。ハリス氏は資金調達ができ、首尾一貫した議論でトランプ氏に対抗できると指摘。トランプ氏は経済や移民について議論すべきだと訴える。

トランプ氏はマスク氏との2時間の対談の中で、2020年の選挙についての聞き慣れた不平を吐き出し、タイム誌の最新号の表紙でのハリス氏の美しさについてコメントし、バイデン大統領に執着し、CNNの集計によると少なくとも20個のうそをついた。

トランプ陣営の広報は声明で、トランプ氏が対談でハリス・ウォルズ陣営がいかに弱く、危険なほどリベラルで、米国史上最も過激であるかについて糾弾したと主張。「トランプ大統領はすべての演説で米国第一主義の政策を通じてこの国に対する大胆な展望を示し、急騰するインフレ、制御不能な国境、そして米国地域社会における犯罪の急増というハリス氏の悲惨な実績と対比させている」と述べた。

この対談はバイデン氏が7月21日に撤退して以降のトランプ氏のアプローチを反映したものだった。トランプ氏はハリス氏の人気が高まり、もはや自分に有利ではなくなった政治情勢に対処しようともがいてきた。トランプ氏はジャマイカ系とインド系の移民の子であるハリス氏が人種的アイデンティティーの半分を隠していると非難。自宅である「マール・ア・ラーゴ」に報道陣を集め、原稿なしの虚偽に満ちた記者会見を開き、21年1月6日の米連邦議会議事堂襲撃事件前の聴衆の規模は、1963年にワシントンでマーティン・ルーサー・キング・ジュニアのもと雇用と自由を求めて行われた大行進に参加した人の数に匹敵すると主張した。

トランプ氏の選挙活動に再び注目が集まっていることを示す別の兆候がある。人気歌手セリーヌ・ディオンが10日、モンタナ州で行われたトランプ氏の集会で自身の楽曲が「無断使用された」ことを公に非難したのだ。トランプ陣営は23年と24年の集会で、ディオンのヒット曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を繰り返し取り上げてきた。しかしディオンの声明によると、この曲が選挙活動のプレイリストに含まれていることは最近になって初めて知ったという。

共和党は形勢が変わったことに不満を漏らす。共和党議員らはトランプ氏の最近の発言に警戒感を高め、顧問らはトランプ氏に方針転換を促す方法を急ぎ模索している。トランプ氏に近いラリー・クドロー氏とケリーアン・コンウェイ氏はFOXビジネスの番組でトランプ氏に対し、ハリス氏への悪口や侮辱をやめ、洞察や政策の対比をすることが勝利への方程式だと呼び掛けた。

トランプ氏の周囲にいる一部の人々にとって同様に警戒すべきなのは、インターネットの傍流から発生した陰謀論を最近のトランプ氏が支持していることだ。トランプ氏は先週末、先ごろ行われたハリス氏のミシガン州での集会には「誰も」参加していなかったという虚偽の主張をSNSに投稿した。インターネット上の極右の陰謀論者に端を発するこの主張は、参加者やメディアが集会に参加した数千人の支持者を捉えた写真や動画によって簡単に反証された。

トランプ氏を支持する情報筋は、同氏が複数の陰謀論を拡散したことに直接言及しながら「悪循環に陥っている」ように見えると指摘。選挙戦の新たな状況が明らかになった今、トランプ氏が再び焦点を合わせられるようになることを期待していると述べた。

「私たちの多くがトランプ氏を頼りにしている」「だから、彼には早く目を覚ましてほしい」

7146OS5:2024/08/24(土) 09:37:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b13b99abb0ecdfafe78dfe37897d1b3cc89012
米大統領選「第3の候補」ケネディ氏が撤退表明…支持層の動向、激戦州の情勢に影響可能性
8/24(土) 5:29配


読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米大統領選に無所属で出馬を表明していたロバート・ケネディ・ジュニア氏は23日、アリゾナ州で記者会見し、大統領選から撤退することを表明した。共和党のトランプ前大統領を支持する考えも明らかにした。


 「第3の候補」として最有力だったケネディ氏の支持層の動向は、激戦州の情勢に影響を与える可能性がある。

 ケネディ氏は会見で、トランプ氏との関係について、「我々の政策には違いがあるが、他の重要な点では一致している」と述べた。トランプ氏はケネディ氏が撤退した場合、要職で処遇することを検討する考えを示していた。

 ケネディ氏は、ジョン・F・ケネディ元大統領(民主党)のおいにあたる。

7147OS5:2024/08/24(土) 09:42:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/87d91a654ed4d5e680a88d4a6d50c62fe5367796
ハリス氏、激戦5州で優勢 米大統領選の世論調査
8/24(土) 7:14配信


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時事通信
ハリス米副大統領(左)とトランプ前大統領(AFP時事)

 【シカゴ時事】11月の米大統領選の結果を左右する激戦州で、民主党のハリス副大統領が共和党のトランプ前大統領に対して優勢となっている。

【図解】米大統領選の激戦州での支持率

 選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートが14日に公表した世論調査では、ハリス氏が激戦7州のうち、5州でリードしている。

 7州はアリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの各州。他の州では有権者の投票行動がはっきりしており、民主、共和のどちらかが明らかに優勢だが、7州では両党が伯仲している。過去の大統領選でも、激戦州の勝敗が全体の結果に直結してきた。

 クックの調査では、7州のうち、ハリス氏が5州で先行。トランプ氏はネバダ州で優位だった。ジョージア州では両者が並んだ。

 バイデン大統領の撤退表明前の調査では、トランプ氏が6州で先行し、ウィスコンシン州のみ引き分けだった。バイデン氏からハリス氏に候補者が代わったことで、民主党が勢いを取り戻した。

 一方、クックが22日公表した全国レベルの世論調査では、ハリス氏が47.6%で、46.7%のトランプ氏をわずかに上回った。ハリス氏が大卒の白人、黒人やヒスパニック系、若年層の支持を集め、トランプ氏は非大卒の白人を中心に支持を固めている。

7148OS5:2024/08/24(土) 09:47:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/59bdddb87210f0fdc00d1a1b2afa108c2dfff0e4
中西部激戦州の争奪バトル ウォルズ氏VSバンス氏 米副大統領候補
8/23(金) 7:09配信


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時事通信
米民主党の副大統領候補ウォルズ・ミネソタ州知事(左)と共和党の同バンス上院議員(AFP時事)

 【シカゴ時事】米民主党の副大統領候補、ウォルズ・ミネソタ州知事(60)は21日、同党全国大会での演説で「ネブラスカ州の小さな町で育ち、お互いを大切にすることを学んだ」と切り出した。

【ひと目でわかる】米民主、共和両党の副大統領候補比較

 共和党副大統領候補のバンス上院議員(40)と同じく、11月の大統領選で激戦が予想される中西部の労働者層の共感を勝ち取る狙いがある。

 元州兵、高校教師、アメフトのコーチ―。ウォルズ氏の最大の武器は、中西部の田舎にいる庶民的な白人男性像を体現する容姿と、その「素朴で実直な人柄」だ。演説では、共和党候補のトランプ前大統領(78)とバンス氏について「彼らの政策は困っている隣人の役には立たない。奇妙だ」と独特な言い回しで批判する。

 労働者階級の出身を強調するウォルズ氏の政策は左派寄りだ。知事として中間層の減税や処方薬のコスト削減、学校給食の無償化に取り組んだ。また、人工妊娠中絶、体外受精など生殖を巡る個人の自由の保護や、銃規制も呼び掛ける。

 中西部のラストベルト(さび付いた工業地帯)に位置するミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州は特に激戦地と目されている。過去3回の大統領選の勝者はいずれも3州で勝利しており、ハリス、トランプ両陣営のてこ入れが激しさを増す。

 トランプ氏がバンス氏を抜てきしたのも、中西部の労働者の結集を期待してのことだ。バンス氏は、繁栄から取り残された白人の悲哀を描いた回顧録を執筆して一躍有名となった。中西部オハイオ州で育ち、高校を卒業して海兵隊に入隊、イラク戦争に従事した。

 その後、エール大法科大学院に進学し、ベンチャー投資会社の経営者も務めている。歯切れの良い弁舌は、ウォルズ氏と対照的に見える。

 バンス氏はテレビのインタビューで、民主党大会で受けたトランプ陣営に対する批判に対して「トランプ大統領時代、物価は低く、中間層の賃金は上昇していた。国境も安全だった」と反論。「私はとても貧しい家庭で育った。祖母がよく働いて犠牲になってくれたおかげで、アメリカンドリームを生きることができた」と語り、中西部の労働者層に寄り添う姿勢を強調した。

 ウォルズ、バンス両氏は10月1日、互いの勝利を目指してテレビ討論会で議論を戦わせる。

7149OS5:2024/08/26(月) 06:25:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/91bdb08fe9bf9576f0f75d13899343569047e159
ハリス氏、党大会後も勢い 資金は潤沢、激戦州で攻勢へ
8/26(月) 5:42配信

共同通信
22日、米シカゴの民主党大会で演説するハリス副大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で、民主党のハリス副大統領陣営は25日、立候補した7月下旬からの約1カ月で約5億4千万ドル(約780億円)の資金を集めたと発表した。今月22日に閉幕した大会後も勢いを維持しており、潤沢な資金を武器に激戦州で攻勢を強める。

 共和党のトランプ前大統領陣営が7月に集めた資金は1億3870万ドルだった。中西部シカゴで開かれた民主党大会では、トランプ氏と決別した共和党のキンジンガー元下院議員なども演説しており、幅広い層へのアピールが奏功した。

 ハリス陣営によると、直近1週間の献金のうち、3分の1は新規の寄付者によるもので、若者や女性が目立った。

7150OS5:2024/08/30(金) 17:47:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce0ac9e5d51f194e2da594bbefe03cb05ab9a02
ハリス氏「共和党員を閣僚に起用」、異なる見解取り入れ中間層強化…党指名獲得後の初インタビュー
8/30(金) 13:24配信


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読売新聞オンライン
 【ワシントン=池田慶太】米民主党大統領候補のカマラ・ハリス副大統領(59)は29日、CNNのインタビューで「政権の最優先事項は中間層の強化だ」と述べ、大統領就任初日から物価上昇対策に取り組む意向を表明した。異なる見解や経験を取り入れる必要があるとして、共和党員を閣僚に起用する方針も明らかにした。

 ハリス氏が今月、党指名を獲得してから報道機関のインタビューに応じるのは初めて。共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領(78)はハリス氏がインタビューから逃げていると批判していた。

 ハリス氏は共和党員の閣僚起用に関し、特定の人物は挙げなかったが、「私はキャリアを通じて意見の多様性を促してきた」と強調し、「共和党員が閣僚に加わることは米国民にとって有益だと思う」と述べた。

 物価上昇対策に関しては「我々は米国の家族に投資する」と述べ、住宅価格の低下に集中的に取り組む意向を示した。メキシコ国境を越えて入国する不法移民について「責任を問われるべきだ。我々には執行すべき法律がある」と述べ、厳格に対処する考えを示した。

 ハリス氏は、「気候変動の危機は現実のものであり、喫緊の課題だ」と述べ、気候変動対策を重視する意向も表明した。一方でシェールガス採掘で環境汚染が指摘される掘削手法については禁止しない考えを示した。

 インタビューには副大統領候補のミネソタ州ティム・ウォルズ知事(60)も同席した。

7151OS5:2024/09/08(日) 21:43:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e7d003e628b0aa95b15cbbaae6b664663dbf400
資金集めではハリス氏が優位に 手持ち資金は双方で計1000億円
9/8(日) 15:00配信
毎日新聞
カマラ・ハリス米副大統領=2024年8月22日、秋山信一撮影

 11月の米大統領選で初当選を目指す民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)の陣営は6日、8月に3億6100万ドル(約513億円)の選挙資金を集めたと発表した。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が集めた額の3倍近くに上った。8月末時点で双方の手持ち資金は計約1000億円に上っており、両陣営は残り2カ月で接戦州に集中投下する方針だ。

 ハリス陣営の発表によると、新規の献金者が8月だけで約130万人に上った。献金の95%は200ドル(約2万8400円)未満の少額献金で、献金者には特に教員や看護師が多いという。約20%は共和党員や無党派層からだった。

 8月はハリス氏の党候補指名や中西部ミネソタ州のティム・ウォルズ知事(60)の副大統領候補起用、党全国大会など資金集めにつながるイベントが重なったこともあり、ジョー・バイデン大統領(81)からの候補差し替え後の党の勢いを象徴する結果となった。

 一方、トランプ陣営は8月に1億3000万ドル(約185億円)を集めた。1件当たりの献金額は約56ドル(約8000円)で、陣営は「一般的な米国民から支援を受けているということだ」とアピールした。

 8月末時点の手元資金はハリス陣営が4億400万ドル(約575億円)、トランプ陣営は2億9500万ドル(約420億円)。ハリス陣営は、連邦議会選や州知事選など大統領選と同時に施行される選挙の民主党候補に計1000万ドル(約14億円)を振り分ける余力も見せている。ただ、双方とも陣営本体とは別に、大口献金者らが運営する特別政治活動委員会(スーパーPAC)が選挙運動を支援しており、実際の資金力の差は明確ではない。

 両陣営は接戦7州を中心に戸別訪問の経費、電話での支持呼びかけ、選挙広告費などに多額の選挙資金を投じる方針だ。【ワシントン秋山信一】

7152OS5:2024/09/08(日) 21:55:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9a39cfcd5e62cd5fe6953515f79a886f66c4251
共和党のチェイニー元副大統領、ハリス氏に投票へ 米大統領選
9/7(土) 16:50配信
CNN.co.jp
米国のチェイニー元副大統領(右)と娘のリズ・チェイニー氏

(CNN) チェイニー元米副大統領は6日、11月の大統領選で共和党のトランプ前大統領ではなく、民主党のハリス副大統領に投票する考えを明らかにした。トランプ氏に「二度と権力を委ねるわけにはいかない」と警鐘を鳴らした。

チェイニー氏は声明で「米国の248年の歴史において、トランプ氏ほど我々の共和国にとって大きな脅威となった人物はいない」と指摘。「有権者に拒絶された後も、彼は権力の座にとどまろうと噓(うそ)と暴力を利用して選挙を盗もうとした。二度と彼に権力を委ねるわけにはいかない」と訴えた。

そのうえで「市民として、我々には党派よりも国を優先して憲法を守る責務がある。私がハリス副大統領に1票を投じるのはそのためだ」と結んだ。

ハリス陣営のオマリーディロン選対本部長の声明によると、ハリス氏はチェイニー氏の支持を誇りに思っており、「党よりも国を優先する彼の勇気を深く尊敬している」という。

チェイニー氏の娘リズ・チェイニー元下院議員はこれに先立ち、テキサス州オースティンの催しで、父親はハリス氏に投票する意向だと明らかにしていた。リズ・チェイニー氏自身、以前に「トランプ氏の突き付ける危険」を理由にハリス氏に投票する考えを表明していた。

リズ・チェイニー氏はこの日、共和党の正副大統領候補に猛烈な批判を浴びせ、トランプ氏を「下劣な人間」と形容。伴走する副大統領候補のJ・D・バンス上院議員ともども、「女性嫌いのブタ」と痛罵した。

一方、トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに「ディック・チェイニーも娘も重要度の低いRINO(名ばかりの共和党員)だ」と書き込んだ。

チェイニー氏はジョージ・W・ブッシュ政権で副大統領を務めた筋金入りの保守派で、下院共和党の幹部職を歴任した。ハリス氏への支持は驚くべき動きと言える。

チェイニー氏は2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃後、共和党とトランプ氏に批判的な姿勢を示した。22年に再選を目指した娘の選挙戦の広告では、トランプ氏を「我々の共和国にとっての脅威」「卑劣な人間」と呼んでいた。

7153OS5:2024/09/11(水) 12:55:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f6d7d7f790680eb629a252e4cc0014ab824bb2
即興、所作、間合い…イメージ戦が勝敗を左右 米大統領選討論会
9/11(水) 9:11配信


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毎日新聞
民主党のハリス副大統領(左)と共和党のトランプ前大統領=ロイター

 11月の米大統領選に向けた主要候補のテレビ討論会が10日夜(日本時間11日午前)、東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで始まる。世論調査では接戦が続く民主党のカマラ・ハリス副大統領(59)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が初の直接対決に臨む。態度を決めていない接戦州の有権者や無党派層を意識し、経済や移民、人工妊娠中絶など主要テーマを巡って論戦を繰り広げる。

【図解でまるわかり】米大統領選 候補の横顔から仕組みまで

 ハリス氏は、7月に選挙戦から撤退したジョー・バイデン大統領(81)の主要政策を引き継ぎながら、候補の若返りを生かして「未来への新たな道」を訴えている。中間層重視の方針を維持し、低・中所得者層や子育て世帯への税制優遇策を拡充する一方で、大企業や富裕層への増税を提唱。人工妊娠中絶を選ぶ権利を擁護する姿勢も強調する。トランプ氏を「米国ではなく、自分のために大統領の権力を使おうとしている」と批判する構えだ。

 トランプ氏は「米国は衰退している」と危機感をあおり、「偉大な米国」の復活を掲げている。1期目に実現した法人減税をさらに進め、規制緩和を推進し、企業活動の活性化によって経済成長を図る政策だ。メキシコとの国境で不法越境を阻止するための「国境の壁」建設や、石油・天然ガスの掘削推進を掲げ、バイデン政権からの「変化」をアピールする方針だ。

 討論会には論戦だけでなく、イメージ戦の側面もあり、候補者は即興での対応力や討論中の所作も問われる。ハリス氏は原稿がない場合の説明力不足、トランプ氏は不規則発言や誇張が問題視される傾向があり、90分間に及ぶ長丁場の対応が注目される。

 今回の選挙戦は当初、2020年大統領選に続くバイデン、トランプ両氏の再対決の構図だった。しかし、バイデン氏が6月の討論会で高齢不安を露呈し、党内からの圧力を受けて7月に出馬断念を表明。8月にハリス氏が党候補指名を受け、約3カ月間の異例の短期決戦に突入した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(10日時点)によると、「1対1」を想定した場合の支持率はハリス氏48・4%、トランプ氏47・3%と伯仲している。候補差し替えによって民主党内の熱気が高まり、ハリス氏が8月上旬にトランプ氏を逆転したが、8月下旬以降は僅差の状況が続いている。【ワシントン秋山信一】

7154OS5:2024/09/11(水) 17:39:41
https://www.nhk.jp/p/catchsekai/ts/KQ2GPZPJWM/blog/bl/pK4Agvr4d1/bp/pJKWxWYMWJ/
【解説・アメリカ大統領選】激戦州“勝利の方程式”は
公開:
2024年
8月30日(金)
午後4:02
更新:
2024年
8月30日(金)
午後4:02
NHK
激戦州を精力的に飛び回り支持を訴える民主党ハリス氏と共和党トランプ氏。なぜ激戦州が重要なのか、そして、両候補の“勝利の方程式”を、望月麻美キャスターが解説します。

(「キャッチ!世界のトップニュース」で2024年8月30日に放送した内容です)


・7つの激戦州 現在の状況は

アメリカ大統領選挙では、有権者は大統領にふさわしいと思う人に投票します。しかし、得票数で勝敗が決まるのではありません。投票結果によってそれぞれの候補が獲得する「選挙人」の数で決まります。

「選挙人」はあわせて538人。過半数の270人を獲得した時点で勝者が決まります。その「選挙人」は各州と首都ワシントンに人口などに応じて割り当てられています。そして、ほとんどの州で「勝者総取り方式」、つまり、1票でも上回った候補が、州の選挙人すべてを獲得する方式を採用しています。そのため、全体の得票数で上回るよりも、激戦州で勝利し選挙人の数を積み上げることが重要になってくるのです。



では、勝利への方程式をシミュレーションしてみます。この図は、CNNテレビの世論調査結果に基づく現在の予想です。数字が選挙人の数です。

赤、またはピンクはトランプ氏が。青、または水色はハリス氏が、現時点では勝利すると予想され、黄色の7州が、現時点でも予想がつかない激戦州となっています。これに基づき、ハリス氏が225人、トランプ氏が219人の選挙人を獲得することを前提に考えてみます。

7155OS5:2024/09/11(水) 17:42:17
まず、ハリス氏です。ハリス氏が遊説した南部ジョージア州は、前々回はトランプ氏、前回はバイデン氏が勝利しました。人口の3割を占める黒人層は伝統的な民主党の支持基盤ですがバイデン氏の経済政策などで支持離れが指摘されていました。しかし、ハリス氏の登場で、黒人層の民主党支持が盛り返しています。そこで、ジョージア州で16人を獲得するとします。

続いて、トランプ氏が訪れている中西部ウイスコンシン州とミシガン州は、各種世論調査の平均ではハリス氏がリードしています。この2州であわせて25人獲得したとします。それでも、過半数に必要な選挙人は4人残りもう1州、制さなければなりません。しかし、現時点では、僅差ではありますがどの州もトランプ氏がリードしています。

支持率の差が最も小さいのが東部ペンシルベニア州です。ここは、選挙のたびに有権者の動向が揺れる「スイング・ステート」です。また、製造業が衰退した地域、「ラストベルト」の一帯に位置します。

ハリス氏もトランプ氏も、ここで白人労働者層の支持を得ようと、副大統領候補にはそれぞれラストベルトにゆかりの深い人物を据え、激しい戦いを繰り広げています。

7156OS5:2024/09/11(水) 17:42:53
続いて、トランプ氏です。現時点の各種世論調査結果のまま激戦州のうち5州を制すれば、勝利します。

一方、ジョージア州でハリス氏が追い上げているほか、伝統的な共和党の地盤だった西部アリゾナ州も、カリフォルニア州からの移住者が増えてリベラルな人が増えていることなどを背景に、接戦となっています。この2つの州を落とすと270人に届かなくなるため、トランプ氏はジョージア州とアリゾナ州で勝利した上で、僅差のペンシルベニア州でも勝利することが重要になります。


一方、ウイスコンシン州とミシガン州は、前々回はトランプ氏が勝利しています。支持基盤である白人労働者層に訴えてハリス氏支持の切り崩しを図っています。両陣営は情勢を踏まえてこうしたパズルを繰り返し、選挙活動を続けていくことになります。

ただ、世論調査結果は必ずしも正しく世論を反映しているわけではありません。また、今後、注目のテレビ討論会などを受けて状況が大きく動き、激戦州以外の州でも情勢が変わることもありえます。

大統領選挙の投票日までまもなく2か月。あすから私はアメリカに取材に向かいます。注目のテレビ討論会も控える現地の表情を取材し、現地から中継で放送にも参加します。番組でしっかりとお伝えしていきます。

7157OS5:2024/09/11(水) 17:44:57

西部 アリゾナ州(11)
西部 ネバタ州(6)
中西部ウイスコンシン州(11)
中西部ミシガン州(15)
南部 ジョージア州(16)
東部 ペンシルベニア州(19)
東部 ノースカロライナ州(16)

7158OS5:2024/09/13(金) 08:46:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/855bec310f6369c302a4841d742b7c4be8b911fd
トランプ氏側近、準備した攻撃材料使わず愕然 テレビ討論会
9/12(木) 11:30配信


CNN.co.jp
大統領討論会の後、会場内の取材エリアでメディアの質問に答えるトランプ前大統領

(CNN) 11月の米大統領選に向けて10日夜に行われたABCニュース主催のテレビ討論会をめぐり、共和党候補のトランプ前大統領の側近の一部からは、民主党候補のハリス副大統領の実績や政策転換など準備してきた論点に対する攻撃をうまく行えなかったトランプ氏に対し、愕然(がくぜん)としたとの声が上がった。


トランプ氏は討論会の舞台を降りるとすぐ、視聴室で待機していた人々に対して、討論会がどうだったか質問を始めた。面と向かって「素晴らしい仕事をした」と称賛する人もいたが、多くは内心、そう思ってはいなかったようだ。

トランプ氏の周辺からは討論会について、よく言って引き分け、悪く言えば敗北との声が出ている。

情報筋によれば、トランプ氏はハリス氏との初の討論会に向けて、今夏にバイデン大統領と行った討論会のときよりも、準備を重ねてきたという。それでも、トランプ氏は最後の締めくくりとなる発言まで、ハリス氏に対する主要な攻撃材料のひとつである、現在掲げる公約をなぜ副大統領として過ごした3年半の間に実現できていないのかという点について言及をしなかった。非公開の場や選挙集会でこの指摘を耳にしていた側近の多くが驚いたという。

側近のひとりは、トランプ氏が、ハリス氏がまいた餌にことごとく食いついてしまったと認めた。

トランプ氏の側近からはテレビ討論会について「チャンスを逃した」との声も上がるが、討論会の全体的な重要性については重視しておらず、ペンシルベニア州などの激戦州での支持に影響はないとみている。

トランプ氏自身は11日午前の段階で、2回目の討論会について言及していないものの、CNNの取材を受けた関係者はほぼ全員、トランプ氏が最終的には2回目の討論会に応じるとみていると明らかにした。

7159OS5:2024/09/23(月) 09:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a541a6f648ba101663b701c0eb26e6f6d51512b
トランプ氏が推す知事候補、ポルノサイトに問題投稿か 激戦州で痛手
9/21(土) 12:30配信

朝日新聞デジタル
2024年8月14日、米ノースカロライナ州での選挙集会で、トランプ前大統領に先立って演説をする同州のマーク・ロビンソン副知事=AP

 米南部ノースカロライナ州で、トランプ前大統領の支持を受けた共和党の知事選候補が、過去にポルノサイトの掲示板に「私は黒人のナチスだ」などと問題投稿を連発していた、と米CNNが報じた。同州は知事選と同時に実施される大統領選でも激戦州で、トランプ氏自身にとっても痛手となる可能性がある。

 スキャンダルが報じられたのは、11月の知事選に共和党から立候補しているマーク・ロビンソン副知事。CNNが19日に調査報道として、ロビンソン氏が2008〜12年にポルノサイトの掲示板などに人種や性的嗜好(しこう)をめぐる投稿を繰り返してきたことを詳報した。

 CNNによると、掲示板には「奴隷制は悪くない。復活されることを望む」といった投稿や、当時のオバマ政権について「いまワシントンにいるやつらよりも、ヒトラーの方がいい」といった投稿があった。またロビンソン氏は表向きにはトランスジェンダーへの批判を公言していたが、掲示板では「トランスジェンダーのポルノを見るのが好きだ」と投稿していたという。

朝日新聞社

7160OS5:2024/09/23(月) 09:25:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e85a3dd85a67796d0a3d8aeaeeafb285b909a0f4
マスク氏、またも問題発言 トランプ氏暗殺未遂巡り
9/16(月) 19:42配信

時事通信
米実業家イーロン・マスク氏=5月6日、ビバリーヒルズ(AFP時事)

 【ロサンゼルス時事】米実業家イーロン・マスク氏は15日、トランプ前大統領の暗殺未遂を巡り、自身がオーナーのX(旧ツイッター)に「誰もバイデン大統領やハリス副大統領を暗殺しようとすらしない」と投稿した。

【写真】発砲があった米南部フロリダ州ウエストパームビーチのゴルフ場周辺に集まった捜査車両

 11月の大統領選では共和党候補のトランプ氏への支持を表明済み。対抗馬である民主党のハリス氏らの暗殺を望むかのような発言に批判が殺到し、間もなく削除した。

 マスク氏は4日に、ナチス・ドイツ擁護者が出演したポッドキャスト番組を「見る価値がある」と投稿したばかり。7月には、ハリス氏の偽動画も広めた。Xの規約に抵触し得る問題発言が絶えないが、アカウント停止などの措置は取られていない。

 マスク氏は、フォロワーの「何で彼らはトランプ氏を殺したがるのか」との書き込みに反応する形で問題の投稿を行った。利用者からは「危険で不穏な挑発行為」「これは扇動だ」などとマスク氏を非難する声が上がった。

 マスク氏は削除後、「ジョークは、人々が文脈を理解しない場合、それほど笑えないことが判明した」と改めて投稿。謝罪の言葉はなく、読み手の受け取り方に責任を転嫁した。

7161OS5:2024/09/25(水) 20:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b1a2effbc8612ddb64e141aef0d028948e6ca3f
トランプ氏要求の「勝者総取り」方式への変更断念、ネブラスカ州知事「議員を説得しきれず」
9/25(水) 17:51配信

読売新聞オンライン
テレビ討論会に臨むトランプ氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選を巡り、ネブラスカ州のジム・ピレン知事(共和党)は24日、同州に割り当てられた選挙人5人の配分を「勝者総取り」に変更する計画を断念すると明らかにした。共和党のトランプ前大統領から要求されていたが、州議会で法案を採決しても必要な賛成票に届かないと判断した。

【写真】トランプ氏「これで最後だろう」…大統領選で負けた場合、2028年は出馬せず

 ピレン氏は声明で、「実現に向けて全力を尽くしたが、議員を説得しきれなかった」と述べた。方式変更は、州議会(定数49)の共和党系議員33人全員が賛成すれば実現するが、4月に民主党からくら替えした議員が23日、賛成しないことを明確にしていた。

 米大統領選はほとんどの州で1票でも多い候補が全選挙人を得る総取り方式だが、ネブラスカ州は一部を下院選挙区ごとに割り当てる。州全体では共和党が優勢だが、民主党も選挙人1人を獲得する可能性がある。

7162OS5:2024/09/27(金) 21:27:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/51322ea2fe905a6685e06eab88a704f099005d7c
NY市長を収賄罪などで起訴 航空券などの見返りにトルコへ便宜供与
9/27(金) 4:08配信

朝日新聞デジタル
2024年9月26日、収賄罪などで起訴された後、公邸の外で記者会見する米ニューヨーク市のエリック・アダムス市長=ロイター

 米連邦検察は26日、ニューヨーク(NY)市のエリック・アダムス市長(64)が収賄罪などで大陪審から起訴された、と発表した。トルコ政府高官から航空券など旅行費用を支払ってもらい、見返りとして同国に便宜をはかったという。また、市長に就任する前からトルコ関係者から違法な献金をもらっていたとされる。アダムス氏は無罪だと主張し、争う姿勢を取った。

 NY市は人口が800万人超で米国の最大都市であるうえ、世界の金融機関や国連もあり、市長は注目を集める。トルコの関係者も、アダムス氏が将来の大統領になると期待し、献金などをしていたという。

 警察官出身のアダムス氏は民主党に所属し、穏健派とされる。2021年に初当選し、来年の市長選で再選を目指している。今後も市長として職務を続ける方針だが、辞任を求める声が民主党内からも相次いでいる。

朝日新聞社

7163OS5:2024/10/03(木) 08:45:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a21f906d05f1130c645c4a9c2f51e47725da3ec7
最後の陣営直接対決は「互角」 米副大統領候補が討論会 応酬も決定打欠く
10/2(水) 20:31配信
時事通信
1日、ニューヨークで、米副大統領候補のテレビ討論会を前に握手する共和党のバンス上院議員(左)と民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】11月5日の米大統領選を控え、民主党のウォルズ・ミネソタ州知事(60)、共和党のバンス上院議員(40)の両副大統領候補によるテレビ討論会が1日夜(日本時間2日午前)、ニューヨークで行われた。


 両陣営による最後の直接対決で、両氏はともに失言を回避し、手堅い議論に終始した。討論会終了後の世論調査では「ほぼ互角」の結果だった。

 勝者を尋ねたCBSテレビの世論調査では、42%がバンス氏、41%がウォルズ氏と回答した。CNNテレビの調査でも、バンス氏が51%、ウォルズ氏は49%と伯仲した結果となった。

 両氏は外交や移民対策、経済などで応酬を繰り広げつつ、それぞれの大統領候補である民主党のハリス副大統領、共和党のトランプ前大統領の擁護に努めた。人格攻撃などはなかった一方で、互いに決定打を欠く展開となった。

 イランのイスラエル攻撃に関し、ウォルズ氏は「ハリス氏は自国と同盟国を守る」と強調。「トランプ氏の気まぐれのせいでイランは核兵器(保有)に以前より近づいている」とトランプ前政権のイラン核合意離脱を批判した。これに対しバンス氏は、「トランプ氏が世界を安全にした」と反論した。

 移民問題ではバンス氏が、「ハリス氏が国境を開放したせいで(不法移民で)学校や病院はあふれかえり、市民生活は破壊された」と攻勢を強めた。ウォルズ氏は経済政策で「トランプ氏の減税は圧倒的に富裕層のためだ。ハリス氏は富裕層に公平な負担を求める」と訴えた。

 ウォルズ、バンス両氏はともに中西部を地盤とする白人男性だが、対照的な性格で知られる。素朴な人柄で人気を集めるウォルズ氏に対し、各種世論調査で支持率が低迷するバンス氏が挽回できるかが焦点だった。バンス氏は討論会でこれまでの過激な言動を封印し、終了後にはウォルズ氏と握手して健闘をたたえ合うなど、理性的な振る舞いを見せた。

 討論会はCBSが主催した。選挙戦は残り1カ月余りで、両陣営は激戦州を中心に激しく競り合っている。ハリス氏とトランプ氏の討論会は9月10日に行われただけで、次回の開催予定はない。

7164OS5:2024/10/03(木) 23:23:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1a4791cf8a3e6079cd75bf4784fe2c780975d52
天災や中東情勢、新たな火種 トランプ氏、現政権の対応非難 米大統領選
10/3(木) 20:34配信
時事通信
ハリケーンの被災地を訪れたトランプ前米大統領(中央)=9月30日、ジョージア州バルドスタ(EPA時事)

 【ワシントン時事】投開票を約1カ月後に控えた米大統領選で、南部州を襲ったハリケーンの被害や、緊迫の度を増す中東情勢が新たな火種に浮上しつつある。

 返り咲きを目指すトランプ前大統領(78)は現政権の対応を非難。バイデン大統領と二人三脚で対処に当たるハリス副大統領(59)は、緊張を強いられている。

 ハリケーン「ヘリーン」は、激戦区に数えられる南部のジョージア州とノースカロライナ州を直撃。死者は190人を超え、被災地では生活インフラが大きな打撃を受けた。投票所となる学校やコミュニティーセンターは損壊し、期日前投票の手続きも停止。11月5日の投開票日までに選挙実務がどこまで復旧するかは不透明だ。

 バイデン、ハリス両氏に先立ち現地入りしたトランプ氏は早速、「(現政権は)共和党支持の強い地域を助けようとしない」などと政治利用。ハリス氏は2日に被災地を訪れ、「私たちは長きにわたってここにいる」と全面支援を約束した。

 一方、中東ではイランによる1日の弾道ミサイル攻撃を受け、イスラエルがイランの石油施設などに報復攻撃を仕掛ける可能性が報じられている。大統領選でインフレが重要争点となる中、中東の危機が拡大し原油価格を押し上げれば、ハリス氏には逆風となりかねない。

 折しも、米東海岸とメキシコ湾岸では、賃金を巡る労使交渉の決裂を受けて港湾労働者が一斉ストライキに入り、物流の混乱も懸念されている。トランプ氏は「(バイデン政権下の)インフレが原因」と、ここでも追及を強めている。

7165OS5:2024/10/04(金) 21:17:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/815928667a7e666ede789dee17f222a648143a50
米大統領選残り1カ月、大接戦で最終盤に突入 「オクトーバー・サプライズ」にも注目
10/4(金) 20:08配信
産経新聞
米国のハリス副大統領

【ワシントン=坂本一之】米大統領選の投開票日(11月5日)まで残り1カ月となり、民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)が大接戦を繰り広げている。両候補は勝敗を左右する7つの接戦州を1つでも多く制するため訪問を繰り返し、支持を訴える。

ハリス氏は3日、接戦州の中西部ウィスコンシン州で、反トランプ派の大物議員として知られた共和党のリズ・チェイニー元下院議員とともに演説。ハリス氏は「共和党、民主党を問わない大統領になる」と、トランプ氏不支持の共和党員らに投票を呼び掛けた。

一方、トランプ氏は同日、接戦州の中西部ミシガン州で演説し、ハリス氏がナンバー2を務めるバイデン政権を批判。物価高問題に関し「私の新政権でインフレを終わらせる」と述べ、電気代などエネルギー負担を半分にすると訴えた。

大統領選は全米50州と首都ワシントンに計538人配分された選挙人の過半数を獲得した候補が当選する。NBCニュースの情勢分析ではハリス氏が226人、トランプ氏が219人を獲得する勢いで、残る接戦7州の93人を奪い合っている。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(3日時点)によると、接戦7州での支持率はトランプ氏が48・4%で、ハリス氏は48・3%。トランプ氏が西部アリゾナ州など3州、ハリス氏もミシガン州など3州でそれぞれリード。東部ペンシルベニア州は同率だ。

こうした接戦の状況から、投開票直前の突発的な出来事で選挙の流れが変わる「オクトーバー・サプライズ(10月の驚き)」が起こるかどうかも注目されている。

7166OS5:2024/10/05(土) 09:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/c962c917768682788b3d7cc6dd447310c3280185
「多様性」VS「異端児」 熱狂生むハリス氏とトランプ氏 背景の違い大きく・米大統領選
10/5(土) 7:11配信

時事通信
トランプ前米大統領(左)とハリス副大統領(AFP時事)

 11月の米大統領選まで1カ月。

 民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領は、勝敗を左右する激戦州で攻防を繰り広げ、各地の選挙集会は支持者の熱気に包まれている。「多様性のハリス氏VS異端児のトランプ氏」。2人が生み出す熱狂の背景を探った。

【最新情勢】データで見るアメリカ大統領選挙2024

 ◇挑む「ガラスの天井」―ハリス氏
 「本当ですか?」。現職のバイデン大統領から選挙戦を撤退し自分を支援すると電話で告げられた時、ハリス氏はこう聞き返した。投票日まで4カ月を切った7月下旬の時点での候補者差し替えは、極めて異例の事態だった。

 ハリス氏陣営の打つ手は素早かった。8月の民主党全国大会前に電子投票で候補指名を確保。黒人女性でアジア系という「多様性」を前面に出し、米政界で長く女性の進出を阻んできた「ガラスの天井」に挑む候補者像をつくり上げた。

 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、バイデン氏の撤退直前の世論調査でハリス氏は「好ましくない」が50%強と「好ましい」より約15ポイント多かった。だが、リベラル系メディアの好意的な報道やSNSを駆使し、各地の選挙集会を転戦した結果、10月3日時点では「好ましい」が1.1ポイント上回った。

 サンフランシスコ州立大のジェイソン・マクダニエル准教授(政治学)は、支持者がハリス氏に熱狂するのは「彼女のアイデンティティーが出身地のカリフォルニアにあるからだ」と指摘。「この地は社会や経済・技術の変化の前線であり、最初にそれらに対処する。つまり『未来』を示している」と分析する。

 ただ、ハリス氏は候補になってから正式な記者会見を開いたことがなく、具体的な政策の説明を求める声は少なくない。全米で展開される党予備選などを経ていないことから、指導者としての資質をどこまでアピールできるかが勝負となる。

 ◇戦い続ける「ボクサー」―トランプ氏
 「重要な大統領だけが狙われる」。トランプ氏は9月17日、2度目の暗殺未遂事件後の選挙集会で、自らの存在感をこう誇示した。米史上、大統領経験者として初めて刑事裁判で有罪評決を下されたが、「バイデン政権による政治的迫害」だとして屈する様子はない。そもそも、2020年大統領選の敗北をいまだに認めていない。

 不動産業の経営者出身で人気テレビ番組の司会を務め、公職経験のないまま大統領を目指した異端児。「ディープステート(闇の政府)」を解体すると陰謀論をぶち上げ、ホワイトハウスに乗り込んだ。

 トランプ氏の人気の秘密について、ノースウェスタン大のダン・マクアダムス教授(心理学)は「彼は非常に攻撃的で、常に戦っている。人々はそういう人を好む」と解説。「ただ、ボクサーのように勝利することだけが目的で、過去も未来も考えていない」とも言う。実際、トランプ氏は大統領在任中、新たな政治・経済のビジョンを具体的に示していない。

 各種世論調査によると、トランプ氏は国民の半数以上から嫌われている。だが、大統領選では得票総数で敗れても、中西部など複数の激戦州を制すれば、最終的に獲得選挙人の数でハリス氏を上回って勝利する可能性は十分にある。

 マクアダムス氏は「トランプ氏は敗北したとしても絶対に受け入れないし、人々は彼を『大義のための殉教者』と見るかもしれない。彼は常に注目を集める存在でいるだろう」と予想した。

7167OS5:2024/10/05(土) 09:03:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d459b7d5caca651c0fc0905f1af821f6ebc4ed02
残り1カ月「歴史的接戦」 ハリス氏、資金力で優位 トランプ氏、移民問題で猛攻・米大統領選
10/5(土) 7:10配信

時事通信
3日、米中西部ウィスコンシン州リポンで演説するハリス副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月5日投開票の米大統領選まで5日で1カ月。

 女性初の大統領を目指す民主党のハリス副大統領(59)と、返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領(78)の攻防は、「歴史的接戦」(選挙分析サイト)の様相を呈する。候補者討論会など直接対決の主要行事を終え、両陣営は戸別訪問や電話掛けの「地上戦」でラストスパートに入った。

【最新情勢】データで見るアメリカ大統領選挙2024

 「うそつきハリスを倒す」。3日、トランプ氏が中西部ミシガン州の集会で気勢を上げると、ハリス氏は同ウィスコンシン州の演説で「(トランプ氏を)二度と大統領にしてはならない」とやり返した。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた各種世論調査の全米平均支持率では、3日現在、ハリス氏が49.1%でトランプ氏の46.9%に2.2ポイント先行。トランプ氏は2020年大統領選の同時期、対立候補のバイデン大統領に7.8ポイント、16年はクリントン元国務長官に3.2ポイント後れを取っており、終盤情勢は過去2回よりも僅差だ。東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナなど、激戦7州での差はいずれも2ポイント未満にとどまる。

 ハリス氏陣営はこれまでに6億7800万ドル(約995億円)の選挙資金を集めた。トランプ氏の3億1300万ドル(約459億円)を大きく上回り、広告展開や動員力で優位にある。

 ただ、黒人やヒスパニック系など伝統的な民主党の支持層で、ハリス氏の支持率は4年前のバイデン氏の水準に届いていない。ハリス氏は一部共和党を含む超党派の「反トランプ連合」結成に奔走。不法移民対策で厳しい国境管理を打ち出すなど、中道右派の取り込みも意識した発信に努めている。

 トランプ氏は28年大統領選への出馬を否定し、「最後の戦いだ」と支持層を鼓舞。移民増を最大の争点に据え、「ハリスが国境を開放した」と攻勢を強める。だが陣営は今回、戸別訪問などに当たる地上戦部隊の指揮を党ではなく外部組織に依頼。「激戦州での活動に勢いが見られない」(政治専門紙ヒル)と指摘される。

 10月に入り、イランがイスラエルをミサイル攻撃するなど中東情勢が緊迫化。さらに巨大ハリケーン「ヘリーン」は米南部に甚大な被害をもたらした。いずれも選挙戦に影響を及ぼす可能性があり、最後の1カ月は波乱含みだ。

7168OS5:2024/10/05(土) 09:21:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/600cc19158252b25f34bf38f9cfae7ccbc5ef599
ハリス、トランプ両陣営の選挙戦最終盤の戦略は 米大統領選まで1カ月
10/4(金) 20:33配信


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産経新聞
米大統領選まで1カ月 両陣営の戦略

11月5日に投開票日を迎える米大統領選まで1カ月。依然として民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)の支持率が拮抗(きっこう)する中、両氏とも接戦州で集会を開催するなど票の上積みに懸命だ。両陣営は選挙戦最終盤の戦略をどう描いているのか。

【写真】テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後

■ハリス氏-共和党支持層の切り崩し狙う

「トランプは偉大な米国を率いるのにふさわしくない。トランプを倒さなければならない」

接戦州の中西部ウィスコンシン州で3日に開かれたハリス氏の集会でこう訴えたのは、トランプ氏批判の急先鋒(せんぽう)に立ってきた共和党のリズ・チェイニー元下院議員だ。

チェイニー氏は2021年の連邦議会襲撃事件でトランプ氏が暴徒化した支持者を止めなかったことを痛烈に批判。党派を超えた「幅広い連合」をアピールし、ハリス氏への投票を呼び掛けた。

続いて演説したハリス氏は「米国の大統領はイデオロギーや党派性で国を見てはならない」と応じ、チェイニー氏と連携して選挙戦を戦うことを強調した。

ハリス氏は、7月に再選断念を表明したバイデン大統領に代わり民主党大統領候補となり、世論調査で優勢だったトランプ氏に8月に追い付く勢いを見せた。ただ、勢いは加速せず接戦が続く。

ハリス陣営は、小口の献金も呼び掛け、そうした資金を元に選挙広告や集会を接戦州で展開。ボランティアを活用した戸別訪問や電話での支持の訴えにも注力するが、支持率は拮抗したままだ。

こうした状況を打開するため、ハリス氏は無党派層の支持拡大に加え、トランプ氏に不満を持つ共和党支持層の切り崩しを図ろうとしている。共和党の元大物議員であるチェイニー氏と「打倒トランプ」で共闘したのはその戦略の一環だ。

また、NBCニュースによると、一部の州で始まった郵便投票と期日前の投票所での直接投票で、すでに約133万人が投票しており、ハリス・トランプ両陣営は集会や選挙広告などを一層強化している。(ワシントン 坂本一之)

■トランプ氏-経済・移民政策に重点を

「彼女はこの国を壊そうとしている」

トランプ氏は3日の接戦州中西部ミシガン州での集会で、ハリス氏が当選すれば、不法移民に紛れ大量の犯罪者の侵入を許すと指摘。すぐに増税して景気を悪化させるうえに、中東の紛争拡大も抑止できず「第三次大戦」に世界を陥れると警告した。

トランプ氏の最大の強みは、選挙戦の主要争点である経済政策、不法移民対策、外交政策に関する1期目の実績だ。

ニューヨーク・タイムズ紙の最近の世論調査によると、経済、不法移民、ウクライナ戦争でそれぞれ「トランプ氏とハリス氏のどちらがより優れた仕事をすると思うか」との質問に、いずれも5割超がトランプ氏に軍配を上げた。

トランプ氏の盟友のグラム上院議員(共和党)も先月末、米メディアを通じて「国民は経済、国境、外交政策でハリス氏より、かなりトランプ氏を信頼している。これらの課題に集中せよ」と苦言を呈した。トランプ氏がハリス氏の適性を巡り根拠のない個人攻撃を激化させているからだ。

大型減税で好景気に導き、厳格な国境警備で不法移民流入を抑制、海外の大規模紛争も抑止した-という1期目のアピールは、バイデン政権の低支持率が続く中で「なお効果的」と共和党系選挙アナリストも指摘している。この点、トランプ陣営が2回目の討論会を拒んでいることには共和党内にも異論がある。

トランプ陣営としては、個人攻撃に傾斜しがちな選挙戦をいかに政策批判にシフトできるかがカギとなりそうだ。

また、トランプ氏は最近、人工妊娠中絶を禁止する連邦法を支持しないと示唆。メラニア夫人も人工中絶は「女性の根本的権利」とX(旧ツイッター)に投稿した。人工中絶の権利容認で柔軟姿勢を示し、伸び悩む都市近郊女性の支持率挽回を図ったとみられる。(ワシントン 渡辺浩生)

7169OS5:2024/10/05(土) 17:17:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a67f7e9dd86e00fa515f965c14a193abbdd777d
米大統領選まで1か月、民主・共和両党「10月の波乱」警戒…過去にもヒラリー氏メール問題、トランプ氏のコロナ感染など
10/5(土) 15:24配信
読売新聞オンライン
米ホワイトハウス

 5日で投開票まで残り1か月となった米大統領選では、民主、共和両党の陣営が「オクトーバー・サプライズ(10月の波乱)」を警戒している。終盤戦に起きた突発的な出来事は、過去の大統領選でも勝敗に影響してきた。(ワシントン支局 淵上隆悠)

 「いつものように、10月に何かが起きるのを心配している」

 民主党のヒラリー・クリントン元国務長官は9月末、米公共テレビPBSの公開インタビューでこう述べ、大統領候補のハリス副大統領が選挙戦の終盤になって打撃を受ける事態が起きることに懸念を示した。

 2016年大統領選でトランプ氏に敗れたヒラリー氏自身、最終盤に波乱に見舞われた。国務長官在任中に個人メールで機密情報をやりとりしていた問題で、新たなメールが見つかったとして、投票日の12日前に連邦捜査局(FBI)が捜査を再開した。10日間の追加捜査で「訴追見送り」の方針は示されたが、ヒラリー氏の勢いはそがれた。

 20年大統領選では、トランプ氏の新型コロナウイルス感染が波乱だったと指摘される。まだワクチンが流通していない時期で、当時74歳で年齢的に重症化リスクが高かったトランプ氏の健康状態に関心が集まった。ウイルスの危険性を軽視する発言を重ねていただけに、支持者にも不安が広がった。

 「オクトーバー・サプライズ」は元々、デパートの秋季セールの宣伝文句だった。政治用語となったのは、再選を狙った民主党のカーター氏に共和党のレーガン氏が挑戦した1980年大統領選だ。

 CNNによると、選挙戦終盤に劣勢だったカーター氏は、当時、国民の一大関心事だった在イラン米大使館人質事件を解決することで逆転を狙い、レーガン陣営はこれを「オクトーバー・サプライズ」と呼んで警戒した。実際に実現はせず、カーター氏は敗れた。人質はレーガン氏が大統領に就任した翌年1月20日に解放された。レーガン陣営には、イラン側と裏取引し、人質解放を遅らせた疑惑がある。

 今回の選挙戦では、トランプ氏に対する暗殺未遂事件や民主党大統領候補の交代劇など、すでに異例の事態が相次いでいる。中東情勢は緊迫の度合いが増しており、大災害も波乱要因となる。大詰めでまた流れを変えるサプライズが起きる可能性は排除できず、両陣営の対応力もカギを握りそうだ。

7170OS5:2024/10/05(土) 17:26:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/db37b471cb196df1ba813a8a33598a7efbf14dad
米大統領選、民主はオバマ氏投入でハリス氏支援 共和トランプ氏は災害対応を争点化
10/5(土) 14:12配信
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月5日に投開票日を迎える米大統領選に向け民主、共和両党が勝敗を左右する接戦州のテコ入れで票の掘り起こしを強化している。民主党は党内人気の高いオバマ元大統領が10日から遊説し党候補のハリス副大統領を支援。共和党候補のトランプ前大統領は死者が210人を超えたハリケーン「ヘリーン」の被災地を回り、ハリス氏らの災害対応を批判しながら争点化を図っている。

ワシントン・ポスト紙など主要メディアは4日、オバマ氏がハリス氏支援で10日から接戦州の遊説を開始すると報じた。10日は両陣営がしのぎを削る東部ペンシルベニア州で集会を開く見込みで、知名度を生かした投票の呼びかけで民主党支持層の取りこぼしを抑え、無党派層の支持拡大を狙う。

オバマ氏は、2022年の中間選挙でも応援演説し、共和党の躍進阻止に貢献した。

一方、トランプ氏は4日、ヘリーンの被害が出た南部のジョージア州やノースカロライナ州を訪問。ハリス氏がナンバー2のバイデン政権の被災地支援が「ひどく悪い」などと厳しく非難した。

ヘリーンは9月下旬に南部を直撃し、米メディアによると、安否不明者が数百人に上り、インフラなどにも深刻な被害が出た。トランプ氏は、ハリス氏の政権運営能力を疑問視する世論を喚起して接戦州の票を取り込む戦略だ。

トランプ氏はヘリーン直撃後、素早くジョージア州に入り、宇宙企業「スペースX」を率いるイーロン・マスク氏と衛星通信網「スターリンク」を被災地に提供できないか協議したことを明かすなど、支援の取り組みもアピールしている。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(4日時点)で、接戦7州での支持率はトランプ氏が48・4%で、ハリス氏は48・3%と拮抗(きっこう)している。

7171OS5:2024/10/06(日) 00:49:43

>>7154
このままだとペンシルベニア州次第って感じですね


ハリス氏が225人+32人=257人、トランプ氏が219人+262人
過半数270人


https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/

激戦州
■トランプ優勢(43)
西部 アリゾナ州(11)1.4%差
南部 ジョージア州(16)1.5%差
東部 ノースカロライナ州(16)0.6%差
■ハリス優勢(32)
中西部ウイスコンシン州(11)0.8%差
西部 ネバタ州(6)1.1%差
中西部ミシガン州(15)0.7%差
■互角
東部 ペンシルベニア州(19)

7172OS5:2024/10/06(日) 00:52:39
https://www.asahi.com/articles/ASS9N042VS9NUHBI006M.html
ハリス氏が重要な接戦州でトランプ氏をわずかにリード 米紙世論調査
有料記事アメリカ大統領選挙2024

ワシントン=合田禄2024年9月20日 10時30分

 11月の大統領選に向け、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)などは19日、10日のテレビ討論会後に実施した世論調査の結果を発表した。全米では民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党候補のトランプ前大統領(78)の支持率が同じ、接戦州の一つ、ペンシルベニア州ではハリス氏がわずかにリードしている。

 NYTはシエナ大と地元紙フィラデルフィア・インクワイアラーと共同で、11〜16日に電話による世論調査を実施した。対象は全米の有権者2437人で、うち1082人がペンシルベニア州の有権者だった。

 全米の有権者でみると、支持率はハリス氏とトランプ氏がともに47%だった。ペンシルベニア州は、大統領選の勝敗を分けるとみられている七つの接戦州のなかでも、最も選挙人の数が多く、特に注目度が高い。同州の有権者だけに絞ると、ハリス氏の支持率は50%、トランプ氏は46%だった。

 同州での調査の誤差は3・8ポイントで、両者の差が4ポイントだったことは、統計的にみて「ハリス氏がリードしている」と言える結果だった。

7173OS5:2024/10/06(日) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/3748bcfa54e71a0b4665f7fb6235287f041d8425
ハリス氏、強い雇用生かせず 「経済」ではトランプ氏に劣勢 米大統領選
10/6(日) 7:42配信

時事通信
米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領=4日、ミシガン州(AFP時事)

 【ワシントン、ニューヨーク時事】11月の米大統領選まで残り1カ月となる中、米国の労働市場は堅調さを維持している。

【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年

 良好な雇用情勢は、バイデン現政権のナンバー2で民主党候補のハリス副大統領にとって追い風のはず。しかしハリス氏は「経済」に関する支持率で、共和党候補のトランプ前大統領の後塵(こうじん)を拝している。

 「経済は良い進展を遂げている」。ハリス氏は4日、中西部ミシガン州で演説し、9月の雇用統計で就業者数が前月比25万4000人増と、市場予想(14万人増)を大きく上回ったことをアピールした。失業率は4.1%と、2023年初めの約53年ぶり低水準と比べれば上昇したものの、良好な雇用情勢を示す水準を保っている。

 メディアなどの世論調査ではおおむね、ハリス氏の支持率がトランプ氏を僅差でリードしている。ただ、有権者の最大の関心事とされる経済に限ると、トランプ氏がハリス氏を上回るケースが多い。調査会社イプソスが9月末に行った調査では、「経済・インフレ・雇用」に関する政策でトランプ氏を支持する割合は41%だったのに対し、ハリス氏は35%にとどまった。

 ハリス氏が労働市場の堅調さを生かし切れない背景については、米社会の格差拡大を指摘する声が多い。数字的には雇用は堅調、インフレ率も低下しているが、日系証券関係者は「食品や住宅価格が(コロナ禍前より)かなり上昇しており、豊かさの実感が伴わない」と指摘。最高値更新を続けるニューヨーク株式相場についても「資産を持たない層は恩恵を受けられず、不満がたまっている」と分析する。

 米国勢調査局が9月に発表した23年の貧困率は12.9%と、2年連続で上昇した。コロナ経済対策の終了が響き、苦境に直面する低所得層の実態がうかがえる。

 「インフレが経済を壊滅させた」。トランプ氏は4日、南部ジョージア州で行った記者会見で、生活コスト高への不安をあおった。強い内容だった雇用統計に関しては「不法移民が多くの仕事を奪っている。その点からすれば非常に残念だ」と、看板の主張である不法移民対策と絡め、バイデン・ハリス政権の「成果」を攻撃した。

7174OS5:2024/10/12(土) 22:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d460a61f7322143e8f453cf201271f1ba501936米南部、増える黒人票 70年代以降「新たな大移動」 民主、投票率アップ狙う・大統領選
10/12(土) 7:12配信


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時事通信
米エモリー大のギレスピー准教授(同大提供・時事)

 米南部ジョージア州(2020年時点の人口約1070万人)は、黒人住民の割合が他の地域より高いとはいえ、長年にわたり白人保守層を基盤とする共和党の牙城だった。

【最新情勢】データで見る「アメリカ大統領選挙」2024年

 だが、近年は新たに州内へ移り住む黒人が増え、20年の前回大統領選では、動員に成功したバイデン大統領が28年ぶりに民主党に勝利をもたらした。再現を期すハリス副大統領にとって、増え続ける黒人有権者の足を投票所に向けられるかどうかが重要になる。

 ◇北部からの回帰
 「ニュー・グレート・マイグレーション(新たな大移動)」。シンクタンク、ブルッキングス研究所は22年9月、南部州への黒人の移住が進んでいると指摘する報告書を発表した。南部への回帰とも言えるこうした動きは、南部各州の有権者の構成を変えつつある。

 南部の主要産業だったプランテーションで黒人奴隷を労働者として使役していた歴史的経緯から、20世紀初頭には米国の黒人総人口の9割が南部に居住していた。しかし、1900年代前半から500万人ともされる黒人が、職を求めてニューヨークやシカゴなどの大都市がある北部に移住。70年時点で、南部に住む黒人の割合は53%へと落ち込んだ。

 ところが70年代以降は、北部で産業空洞化が目立つようになった一方、南部でインフラの整備が進んだことから、人の流れが逆転。2020年には、南部居住の黒人の割合は57%まで「回復」した。

 ◇増える州外出身者
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、ジョージア州の黒人有権者数も2000年からの19年間で約92万人増え、同州の有権者全体に占める割合は5ポイント増の33%に達した。19年時点で黒人有権者のうち、州外出身者は43%に上る。この間、同州の白人有権者の割合は11ポイント減の58%にまで落ち込んだ。

 ジョージア州では、前回大統領選でバイデン氏が黒人票の9割近くを固め、1万1779票の僅差でトランプ前大統領に競り勝った。アトランタ近郊にあるエモリー大のギレスピー准教授(政治学)は「より多くの黒人が州内に流入し、より多くの票を民主党が獲得したことを示している」と分析する。

 ◇民主党の不安
 黒人票を頼りにしているのはハリス氏も同じだが、ほころびも生じている。

 22年11月の州知事選では、バイデン氏の副大統領候補として取り沙汰されたこともある黒人女性ステイシー・エイブラムス氏が、共和党現職のブライアン・ケンプ氏に敗れた。現職の知名度の高さという壁のほか、黒人有権者の投票率が期待されていたほど高くなかったことなどが敗因とされる。

 ギレスピー氏は、ジョージア州では依然として共和党支持者の方が民主党支持者より多いと指摘。「黒人以外に差を埋めるだけの票はない」と述べ、黒人有権者の投票率が大統領選の結果を左右するとみている。

7175OS5:2024/10/14(月) 09:29:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e681250629afa3cc99e117702c4078adcbd97f95
トランプ氏、黒人男性取り込み ハリス氏は穏健共和に秋波 互いの支持層争奪・米大統領選
10/14(月) 7:07配信

時事通信
選挙集会で演説するトランプ前米大統領=12日、西部カリフォルニア州コーチェラ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選共和党候補のトランプ前大統領(78)が黒人男性への働き掛けを強めている。


 黒人の多くは伝統的に民主党候補を支持してきたが、男性はハリス副大統領(59)への投票をためらう傾向があるとされるためだ。対するハリス氏は共和党穏健派の切り崩しを画策。大統領選まで1カ月を切り接戦が続く中、双方が相手の支持層を奪おうとする構図となっている。

 トランプ氏陣営は12日、同氏を支持する「黒人男性諮問委員会」と連名の声明を発表。オバマ元大統領が黒人男性にハリス氏への投票を促したことを取り上げ、「政策でなく肌の色に基づいて支持を呼び掛けたことは非常に侮辱的だ」と非難。「黒人家庭のために米国を再び偉大にできるのはトランプだけだ」と主張した。

 オバマ氏は10日、東部ペンシルベニア州で民主党の選対事務所を訪れた際、黒人男性がハリス氏を熱心に支持していないと言及。「女性大統領に違和感があるのか。それは受け入れられない」と運動員を叱咤(しった)していた。

 ニューヨーク・タイムズ紙が12日に公表した調査によれば、黒人の民主党支持率は2016年の92%から78%に減少したと推定されている。若年層や男性で「民主離れ」が進んでいるもようだ。

 一方、ハリス氏は11日の演説で、大統領に就任すれば超党派の政策助言機関を設置し、共和党の意見を政権運営に反映すると約束。同党の「反トランプ派」に秋波を送った。

7176OS5:2024/10/16(水) 11:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d34fefae1aaeda4fa32715221978302544441b8
米大統領選を左右する「黒人男性」票めぐり争奪戦 ハリス氏、トランプ氏が取り込み狙う
10/16(水) 10:36配信


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産経新聞
トランプ前大統領(AP)

【ワシントン=大内清】11月5日の投開票まで3週間を切った米大統領選で、「黒人男性」票が勝敗を左右する要素として注目を集めている。民主党候補のハリス副大統領(59)は、起業を目指す黒人への優遇融資制度の創設などを主張し支持固めに奔走。共和党候補のトランプ前大統領(78)は「黒人男性は大好きだ」と訴え、従来は民主党支持が多い黒人の取り込みを狙っている。

【写真】テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後

ハリス氏は15日、黒人に人気のラジオ番組に出演し、トランプ氏について「適正を欠く」と主張した。14日には、銀行などと連携し黒人の起業資金に最大2万ドル(約300万円)の融資を優遇することや、黒人の就業機会を増やすなどの政策を発表。娯楽用マリフアナ(大麻)合法化にも積極姿勢をみせ、関連容疑で摘発される割合が高い黒人に秋波を送った。

黒人はもともと民主党の支持基盤の一つ。にもかかわらずハリス氏が選挙戦の最終盤にきてアピールを強めているのは、特に男性票の離反が目立っているためだ。「全米黒人地位向上協会」(NAACP)が9月に発表した調査結果では、50歳未満の黒人男性の26%がトランプ氏に投票するつもりだと回答。ハリス氏に投票するとしたのは49%で、黒人全体の平均63%を大きく下回った。

背景として、黒人男性には「男らしさ」や「タフさ」などを重視する傾向が強いことが指摘される。このため、初の黒人系で女性の大統領を目指すハリス氏への共感が薄く、女性蔑視発言や政敵への罵倒を繰り返すトランプ氏に引きつけられる人が多い、との見立てだ。2020年前回選よりも黒人男性の棄権が増えるとの分析もある。

民主党のバイデン大統領は、トランプ氏と争った前回選で黒人票の9割超を固めたことが当選の原動力となった。ハリス氏は、バイデン氏の得票水準に近づけることが勝利に不可欠となる。

ハリス氏を支援するオバマ元大統領は10日、最接戦州の東部ペンシルベニア州ピッツバーグで、黒人男性のボランティアグループに「女性大統領を避ける言い訳はやめよう」とのメッセージを発するべきだと強調。その後の演説では「弱い者いじめを好むトランプ氏の振る舞いを『強さ』だと考える人がいる。しかし、それは本当の強さではない」と語りかけた。

一方のトランプ氏も「不法移民が黒人の仕事を奪っている」などと主張し、黒人票の掘り起こしに躍起だ。同氏は、ナチズムを崇拝する有名黒人ラッパーのイェ(旧名カニエ・ウエスト)氏と親しく、こうした交友関係が一部の黒人男性からの支持を下支えしているとも指摘される。

7177OS5:2024/10/16(水) 11:55:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/74d30692b8e95f05352fb81defc4cbbccb998876
米大統領選、焦点は依然として「ラストベルト」3州か
10/15(火) 12:30配信


CNN.co.jp
道路沿いに立つ共和党候補のトランプ氏への支持を示す看板=9月6日、米ウィスコンシン州レミントン近郊

(CNN) 11月に行われる米大統領選では、選挙の広告や候補者による訪問、組織的な取り組み、世論調査に神経をとがらせているかどうかにかかわらず、ミシガン州とウィスコンシン州、そして何よりペンシルベニア州がこれまでと同様に両陣営にとっての優先事項のトップに浮上した。最近の大統領選ではほぼ毎回、「ラストベルト(さびついた工業地帯)」とも呼ばれるこの3州が重要な位置を占めている。

今年の大統領選における共和党候補のドナルド・トランプ前大統領は2016年の選挙で民主党候補だったヒラリー・クリントン氏に対して、この3州で全勝して驚きを与えた。3州の票差の合計は8万票にも満たなかった。20年の大統領選ではジョー・バイデン氏が逆に3州全てを奪還したが、票差の合計は約26万票だった。

カマラ・ハリス副大統領は7月に民主党の主要候補者となって以降、どの州よりも多くの広告費をペンシルベニア州につぎ込んでいる。

民主党で長くストラテジストを務め、現在は南カリフォルニア大学のCPFの所長を務めるボブ・シュラム氏は、ラストベルトの激戦州3州が長い間、大統領選において極めて重要な位置を占め続けていると指摘。その理由として、3州は、例えば、都市部と農村部、ホワイトカラーとブルーカラーの有権者など現在の米国政治を定義づけている根深い分断の多くを内包しているからだという。シュラム氏は3州が政治の二極化を反映しているとの見方を示した。

別の専門家らは、この3州が大統領選では同じような投票を行うという歴史的な傾向があるため、他の大票田がどちらかの党にはっきりと傾いているときに、選挙のたびに民主党と共和党の勝利が揺れる「スイング・ステート」として機能すると指摘する。カリフォルニアやニューヨーク、ニュージャージーといった州は民主党寄り、テキサスやフロリダ、オハイオの各州は共和党寄りと見られている。

7178OS5:2024/10/16(水) 11:56:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5f2df0bcfa534848d0990b8588f736df61251ef
オバマ氏がハリス氏支援活動を本格化 大統領選、1カ月切り総力戦
10/12(土) 6:38配信


毎日新聞
米民主党のハリス副大統領への支援を呼びかける演説を行うオバマ元大統領=東部ペンシルベニア州で2024年10月10日、ロイター

 米大統領選(11月5日投開票)まで1カ月を切る中、オバマ元大統領が民主党のハリス副大統領を支援する活動を本格化させた。10日に東部ペンシルベニア州で集会を開催したのを皮切りに、今後も複数の接戦州で演説する見通し。共和党のトランプ前大統領と支持率が拮抗(きっこう)しており、ハリス氏陣営は総力戦で支持拡大を図る。

【図表】歴代米大統領、一番人気は?

 「私が出馬した時と同じような選挙運動のエネルギーが、地域やコミュニティーでまだ見られていないというのが、報告に基づく私の認識だ」。米メディアによると、現在も民主党支持者の間で人気が高いオバマ氏は10日、集会に先立って立ち寄った同州ピッツバーグの選挙事務所でこう懸念を示した。

 念頭にあるのは、黒人の男性有権者だ。従来民主党の支持層とされてきたが、若者を中心に支持離れが指摘されている。オバマ氏はハリス氏について「あなた方と同じように育ち、大学に行き、苦労や痛み、喜びを理解している人物がいる」とする一方、トランプ氏については「あなた方を軽視してきた人物だ」と批判した。

 その後の集会では「今回の選挙は接戦になる。新しい時代のリーダーを選ぶ機会があり、そしてより良く、より強く、より公平な米国を築き始めるチャンスがある」とハリス氏への支持を呼びかけた。

 さらに経済政策や不法移民対策、人工妊娠中絶の権利擁護などを引き合いに出し、ハリス氏こそがとりわけ労働者や中間層のための候補だと強調。「トランプ氏は78歳の億万長者で陰謀論をまき散らしている。彼が気にかけているのは自身のエゴとカネと地位だけだ」と批判した。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、オバマ氏の活動は主に、期日前投票が既に始まった州や郡に焦点を当てており、すぐに投票に行くよう促す狙いがある。さらに2008年と12年の大統領選でオバマ氏に投票した若者や有色人種の有権者の取り込みに狙いを定めているという。【ワシントン松井聡】

7179OS5:2024/10/17(木) 21:50:14
https://www.sankei.com/article/20241015-MF7U2ZKJRRPIFFP72MRM6PQP3U/
アラブ系が米大統領両候補を支持せず、イスラエル政府支持で 激戦州でハリス氏に痛手
2024/10/15 15:14
アラブ系米国人で組織する「アラブ・アメリカン政治活動委員会(AAPAC)」は14日、11月の大統領選で民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領を支持しないと発表した。中西部の激戦州ミシガンには民主党を支持してきたアラブ系住民が多く、ハリス氏に痛手となる。

AAPACはミシガン州に本部を置く。昨年10月に始まったパレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡り、民間人被害を顧みずに攻撃を続けるイスラエルを支援するバイデン政権に反発を強めていた。


AAPACは声明で、ハリス、トランプ両氏は「極右の過激派が主導する犯罪的なイスラエル政府を支持している」と糾弾。「現在進行中の大量虐殺に加担している候補者を支持することは拒否する」とした。

一方、投票用紙に名前がある候補には「票を受けるに値する人物」がいるとして、第三の候補への投票を呼びかけた。イスラエルに批判的な「緑の党」候補ジル・スタイン氏が念頭にある。(共同)

7180OS5:2024/10/20(日) 21:12:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b83ab99fec3210c1f1f5d8afd686a9b2098174
米警察、トランプ氏に傾斜鮮明 治安維持で強硬姿勢を評価
10/20(日) 8:16配信

共同通信
選挙集会のため、米ペンシルベニア州ラトローブの空港に到着したトランプ前米大統領=19日(AP=共同)

 米大統領選で、警察官が共和党候補トランプ前大統領を支持する傾向が鮮明になっている。激戦州中西部ミシガンの警察官組合のジム・ティグナネリ会長(73)は「治安維持に向けて強い姿勢を示し、警察官の立場への共感も深い」と評価。民主党候補ハリス副大統領やバイデン政権については不法移民に寛容で、犯罪を助長したと訴えた。


 警察官を巡っては、主要組織の全米警察官協会や国際警察組合連合がトランプ氏を推薦。組合員約1万2千人を抱えるミシガン警察官組合も2016年、20年の大統領選に続き、今年4月に支持を表明した。

 ハリス氏とトランプ氏は異なる統計を引用し、それぞれが政権を担っている時期に犯罪が減少したと主張している。ティグナネリ氏はミシガン州レッドフォードで取材に対し、治安当局者の実感として「トランプ氏の在任中に治安が改善したのは明白だ」と説明した。

 ハリス氏が過剰な実力行使を制限する警察改革法案を訴えるなどしたことが警察に対する冷淡な世論の醸成につながったと批判した。(レッドフォード共同)

7181OS5:2024/10/21(月) 16:56:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c819db2ec02a9666958181f4b89eeff280477f52
「世紀の大接戦」両陣営は総動員 投開票まで2週間、激戦州に全力
10/21(月) 16:33配信

共同通信
20日、米ジョージア州の集会に参加したハリス副大統領(左)とペンシルベニア州の集会に参加したトランプ前大統領(いずれもゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】11月5日の米大統領選まで22日で2週間。民主党候補ハリス副大統領(60)と共和党候補トランプ前大統領(78)がほぼ互角の「世紀の大接戦」(米メディア)を展開している。民主党はオバマ元大統領ら、共和党は実業家イーロン・マスク氏らが激戦州で続々と応援演説に立ち、両陣営とも総動員態勢で全力を投入している。

 政治サイト、リアル・クリア・ポリティクスによると、20日時点の各種世論調査で激戦7州の支持率平均はトランプ氏が1ポイントリードしているが統計の誤差の範囲内だ。

 ABCテレビは1876年大統領選で共和党候補ヘイズが民主党候補ティルデンに選挙人獲得数で1人上回り薄氷の勝利を収めて以降、最も実力が伯仲した戦いになる可能性があると報じた。

 ハリス氏はトランプ氏を「民主主義の脅威」と批判。だがバイデン大統領と自身の違いを問われて答えに窮する場面もあり、勢いに陰りも。

 トランプ氏は民主党急進左派を「内なる敵」と呼び、選挙を妨害するようなことがあれば米軍が対処すべきだと主張している。

7182OS5:2024/10/21(月) 17:20:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024101900330&g=int
人気芸能人、続々とハリス氏支持 「若者票」獲得後押しか―トランプ氏に焦燥感・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月19日20時32分配信
米歌手テイラー・スウィフトさん=7日、中西部ミズーリ州カンザスシティー(AFP時事)
米歌手テイラー・スウィフトさん=7日、中西部ミズーリ州カンザスシティー(AFP時事)

米俳優ジョン・ボイトさん=8月20日、カリフォルニア州ハリウッド(AFP時事)
【図解】激戦4州での若者の投票行動
 【シリコンバレー時事】11月の米大統領選に向け、歌手のテイラー・スウィフトさん(34)やビリー・アイリッシュさん(22)ら人気芸能人が、続々と民主党候補のハリス副大統領への支持を打ち出している。共和党候補のトランプ前大統領は、ベテラン俳優ジョン・ボイトさん(85)らの応援を受けるが、「若者票」掘り起こしで後れを取り、焦燥感がのぞく。

日用品市場で占うアメリカ大統領選の行方 中国当局の関心はハリス氏の方? ルポライター・安田峰俊【時事時評】

 ◇「スウィフティー」の行方

 「偽情報氾濫の危険性に恐怖を抱き、有権者としての立場を明確にする必要があるとの結論に至った」。スウィフトさんは9月、インスタグラムへの投稿で、ハリス氏に一票を投じると宣言した。トランプ氏がスウィフトさんの支持を受けたと装う偽画像をSNSに投稿したことが、表明を後押しした。

 トランプ氏がこうまでしてスウィフトさんの支持を欲したのは、全米シングル・チャートの1〜10位を独占する歴史的快挙をもたらした、若者を中心とする熱狂的なファン層「スウィフティー」を取り込みたかったからだ。実際、支持表明後の24時間で、スウィフトさんの投稿を経由した有権者登録に関する情報サイトへのアクセスが40万件超に達し、その影響力の大きさを見せつけた。

 米芸能界は多様性を重視する姿勢で知られ、とりわけ世界規模で活動するアーティストには伝統的に民主党支持者が多い。9月には、こちらも多くの若者をファンに抱えるアイリッシュさんがハリス氏支持を明言し、陣営に追い風を与えた。

 ◇応援団は「タフさ」前面

 スウィフトさんの宣言後、トランプ氏は「テイラー・スウィフトが大嫌いだ!」と投稿。一転して意に介さないそぶりを見せたが、若年層の投票動向は選挙結果を左右する可能性がある。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによると、2020年大統領選では民主党のバイデン大統領が18〜29歳の票の約6割を獲得。この年齢層の投票率が16年比で11ポイント上昇したことが、激戦州でのバイデン氏勝利を支えたとの研究もある。

 トランプ氏に対しては、映画「シャザム!」(19年)に主演したザッカリー・リーバイさん(44)が支持を表明。「帰郷」(1978年)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたボイトさんも、X(旧ツイッター)に投稿した動画で「トランプ氏に投票することで、この国は強さを取り戻し、あなた方は夢を追えるようになる」と呼び掛けた。

 このほかトランプ氏には、共和党全国大会に駆け付けた元プロレスラーのハルク・ホーガンさん(71)や人気黒人ラップ歌手の50セントさん(49)らが加勢した。ただ、応援団はトランプ氏の「男らしさ」や「タフさ」を前面に出す傾向が強く、保守層以外への支持拡大につながるかは定かでない。

7183OS5:2024/10/21(月) 17:21:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102000363&g=int
共和党地盤の農村部に葛藤 貿易戦争、移民政策を懸念―激戦州ウィスコンシン・米大統領選
時事通信 外経部2024年10月21日07時05分配信
【図解】ウィスコンシン州
【図解】ウィスコンシン州

会合であいさつするウィスコンシン農業者組合のダリン・ボンルーデン会長=12日
収穫した薬用ニンジンを見せるジョー・ハイルさん=15日、米ウィスコンシン州
子牛の世話をする酪農家マーク・クレイブさん=14日、米ウィスコンシン州

 チーズ生産量で全米トップを誇る「酪農王国」の中西部ウィスコンシン州。11月の大統領選で、民主党候補のハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領が接戦を繰り広げる激戦州の一つだ。農村部は共和党の地盤だが、トランプ氏が在任時に始めた対中貿易戦争で農家は打撃を被った。同氏の看板政策の移民規制強化も、労働力を移民に依存する州の農業の行方に影を落とす。それでもトランプ氏支持なのか。葛藤を抱える農村を歩いた。

「米農家は板挟み」 関税懸念も中国不信―作家ライシンガー氏・米大統領選

 ◇報復関税、農業が打撃

 10月半ばの週末、州西部の小都市リバーフォールズで行われた「ウィスコンシン農業者組合」の集会を訪れた。地元農家とその家族ら20〜30人ほどが昼食を共にする傍らで、会長の酪農家ダリン・ボンルーデンさん(57)に農業を巡る最大の懸念を尋ねると、トランプ氏の返り咲きを警戒する答えが返ってきた。「関税をかけ合う『戦争』になってしまわないか」

 同州では2016年、トランプ氏が共和党候補として32年ぶりに勝利し、当選につなげた。しかし20年はバイデン氏が奪還。「ホワイトハウスへの道はウィスコンシンを経由している」(ハリス氏)とされるゆえんだ。

 トランプ氏は今回の選挙戦で、関税引き上げによる国内製造業保護を打ち出している。ボンルーデンさんは「他の製品に関税がかけられるといつも(報復で)農業が真っ先に苦しむ」と顔をしかめる。ウィスコンシン州にとって、中国は現在、カナダ、メキシコに次ぐ第3位の農産物輸出先。州によると、報復関税の影響で中国向けの農産品輸出は19年、前年比で約3割減少した。

 もっとも、他の農業者組合員に聞くと「インフレが本当に広がった。バイデン・ハリス政権は評価しない」(穀物農家、45歳)、「好きではないが、恐らくトランプ氏に投票する」(牧羊農家、42歳)との声も上がった。

 州中部マラソン郡は高麗ニンジンに似たアメリカニンジンの大産地だ。約30年間、ニンジンを栽培するジョー・ハイルさんの農場を訪ねると、ちょうど収穫の最盛期だった。

 ハイルさんのニンジンは90%が中国向けだ。トランプ氏の貿易戦争の影響よりも、その後バイデン大統領が強硬姿勢を維持したことで「対中貿易が増えていない。バイデン・ハリス政権は農家に何もしていない」とハイルさん。エネルギー価格引き下げなど、経済については「ハリス氏よりもうまくやれる」と、トランプ氏の手腕に期待する。

 ◇どちらにも「投票できない」

 ハイルさんのニンジン農場では、メキシコからの労働者が収穫作業に携わっていた。特に大規模農家では、移民が労働力として欠かせない。こうした中、移民問題は大統領選の重要争点に浮上。「不法移民の強制送還」を主張するトランプ氏だけでなく、ハリス氏も不法移民への対応を厳格化する方針だ。

 「われわれの労働力の重要な部分は移民だ」。州南部ウォータールーで3700頭の大規模酪農場を営むマーク・クレイブさん(58)は認める。移民政策に関し「トランプ氏は4年間大統領だったが、何もしなかった。バイデン氏もそうだ。民主、共和どちらも解決策を示しておらず、投票できない」と言い切った。

7184OS5:2024/10/23(水) 11:23:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b51ec289d1d46fd0045a0c3a37f7a8852c7f1132
ハリス陣営「どぶ板」徹底 ラストベルトの共和党化に危機感 激戦州ペンシルベニア・米大統領選
10/23(水) 7:08配信


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時事通信
トランプ前米大統領の選挙集会に詰め掛けた支持者=9日、ペンシルベニア州スクラントン

 大詰めを迎えた米大統領選の最激戦州、東部ペンシルベニアでは、民主党のハリス副大統領陣営が戸別訪問や小規模集会を繰り返す徹底した「どぶ板選挙」を展開している。


 2016年に共和党のトランプ前大統領が勝利する震源地となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一角。共和党支持者の急増に危機感を抱く民主党は、若年層や女性らの支持を追い風に伝統的地盤の死守を目指す。

 ◇ノルマは1日50軒
 「とにかくドアをノックして歩く。有権者に直接会うことが、最も効果的な方法だ」。今月上旬、同州東部ルザーン郡ウィルクスバリの住宅街で、ハリス陣営スタッフのアダム・シャハスキーさん(43)が住宅を1軒ずつ訪ね歩き、票の掘り起こしを進めていた。

 この日の「ノルマ」は約50軒。2人1組で3時間近くかけて訪ね歩いた。地元企業で働く労働者世帯が多く、民主党色の濃い地域。投票に行くよう党支持者に念を押すとともに、無党派層も取り込む狙いだ。

 よりどころは「反トランプ」感情だ。退職後に小規模事業を手掛けるレン・コーニッシュさん(65)は「人種差別的な発言は受け入れられない」とトランプ氏に嫌悪感を示す。地元企業に勤めていたボブ・ホーデンさん(50)も、トランプ氏は「貧困層や中間層への『共感』がない。富裕層の政治だ」と切り捨てた。

 ハリス陣営は9月に入り、戸別訪問などを本格化させた。地元紙によると、8月末時点で州内に50カ所の選挙事務所を構え、5000人以上のボランティアを動員。資金力を生かし、投票を促す「マシン」(米メディア)とも呼ばれる。

 ◇支持が逆転
 だが、民主党を取り巻く情勢は厳しい。ルザーン郡はかつて炭鉱や製造業で栄え、白人が多数派を占める典型的なラストベルト。平均収入は州全体より低く、失業率も高い。1970年代以降は民主党の優勢が続いていたが、金融危機が襲った2009年ごろを境に共和党との差が縮小。16年大統領選でトランプ氏が圧勝すると共和党支持者が急増し、今年8月には民主党を上回った。

 民主党地区委員長のトーマス・シュビラさん(40)は、労働者の民主党離れに加え「郡の行政機構で共和党が優勢になったのが大きい。就職も共和党が有利」と「共和党化」の背景を説明する。

 トランプ氏は今月上旬、ルザーン郡に近いバイデン大統領の故郷スクラントンで選挙集会を開催。会場に入り切らないほどの支持者が詰め掛けた。幼い子どもと参加したニコル・ポンティロさん(29)は、前回選挙でバイデン氏に一票を投じたが、トランプ氏支持に転向。バイデン政権下では「保育費も卵も何もかも値上がりし、生活は何一つ良くならなかった」と不満をぶつける。

 ◇カギは無党派層
 ニューヨーク・タイムズ紙などが今月上旬に実施した世論調査によると、ペンシルベニアでハリス氏とトランプ氏の支持率は伯仲している。トランプ氏は高齢世代や男性からの支持が厚く、ハリス氏は比較的若い世代や女性で優勢だ。

 米ウェストチェスター大のジョン・ケネディ教授は、ハリス氏が「民主党の伝統的支持層である労働者など以外から支持を取り付けた」と指摘。勝敗のカギを握るのは「揺れ動く無党派層」で、投票日の11月5日まで「霧の中を走る選挙戦となる」と予想している。

7185OS5:2024/10/23(水) 22:27:40
https://mainichi.jp/articles/20241014/k00/00m/030/001000c
「ここは地獄。でも抜け出せない」 史上最悪の麻薬にむしばまれた町
中村聡也
国際

速報

北米
毎日新聞
2024/10/15 07:00(最終更新 10/17 12:06)

 フェルトペンのキャップほどの小さな容器に、麻薬性鎮痛剤「オピオイド」の一種でケシを原料とする「ヘロイン」と、覚醒剤「メタンフェタミン」の粉末が少量ずつ入っていた。そこに数滴の滅菌水を加え、慣れた手つきで混ぜ合わせると、二つの薬物は液体状に変わった。

 米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市にある薬物中毒者のたまり場、ケンジントン地区。

 「ヘロインだけでは眠気に襲われるから、目を覚ますためメタンフェタミンを混ぜている」。路上生活者のライアンさん(39)は言った。

 陶酔感をもたらす「ダウナー系」のヘロインと、興奮作用を引き起こす「アッパー系」の覚醒剤はともに依存性が強く、混ぜ合わせたものは「スピードボール」とも呼ばれる。

 「最も怖いのは摂取するときだ。過剰摂取(オーバードーズ)で死ぬかもしれないから」

 注射器で液体を吸い上げるとき、脳裏には毎回「ある物質」の存在がちらつく。これらの薬物に混入しているかもしれないからだ。

 その名は「フェンタニル」。オピオイドの一種に分類される合成麻薬だ。

 米麻薬取締局(DEA)によると、フェンタニルの効き目はヘロインの50倍、モルヒネの100倍以上。極めて依存性が強いことで知られる。

 致死量はたった2ミリグラム。とがった鉛筆の芯の先に乗る程度だ。

薬物中毒者のたまり場を歩いた
 記者は今年2〜6月に計5回、現地を訪れた。路上生活者は、二つの鉄道駅を結ぶ高架下の公道約900メートルと、その周辺にたむろする。

 列車が通るたびに、「ゴー」という騒音が耳をつんざく。周囲を乗用車やバスが行き交う中、彼らは昼間から堂々と麻薬を打っていた。

 フェンタニルを乱用する患者に特徴的な、極端に前かがみな姿勢のまま動けなくなったり、ふらふらしたりしている人も頻繁に見かけた。

 記者が通り過ぎても、ちらっと見るだけ。「自分だけの世界」に入り込んでいる。話しかけても、支離滅裂な答えばかりが返ってきた。

 もともと医療用に開発されたフェンタニルは、麻酔や鎮痛剤として使われてきた。

 米食品医薬品局(FDA)が承認した医薬品だが、規制強化でメキシコからの密造品が急増。DEAは昨年、フェンタニルが混じった偽造品の錠剤8000万錠以上と粉末約5・4トンを押収した。

 DEAによれば、フェンタニル1キロで50万人を死に追いやることができるという。安価で効き目も強いことから、ヘロインやコカインなど他の薬物に混ぜられている、と警告する。

 だが、ライアンさんは「しらふになると、また欲しくなるんだ」と言って、注射器の先端を首に刺した。そして、おもむろにピストンを押すと、液体が体内へと流れ込んでいった。

7186OS5:2024/10/24(木) 07:27:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/eee77fc4c3530383e0cf0e012c411cc8da1859e0
両陣営がヒスパニック争奪戦 「経済支援」と「移民排斥」 米大統領選
10/24(木) 7:11配信

時事通信
ハリス米副大統領(左)とトランプ前大統領(ロイター時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の投開票まで2週間を切る最終盤に入り、民主党のハリス副大統領(60)と共和党のトランプ前大統領(78)がヒスパニック系有権者の争奪戦を繰り広げている。

 ヒスパニック系は伝統的に民主党を支持する傾向が強かったが、最近は特に男性の間で共和党支持が高まっており、両陣営はてこ入れに躍起だ。

 ハリス氏は22日、ヒスパニック系男性に対象を特化した公約を新たに発表。連邦職員採用での学位要件撤廃などを通じた雇用推進策のほか、起業家への最大2万ドル(約300万円)の融資100万件、住宅購入の頭金補助を盛り込み、経済的機会の拡大を提唱した。

 同日のスペイン語放送局テレムンドのインタビューでは「ヒスパニック系男性は、大手銀行から融資を受けるのが困難な場合が多い」として、支援強化を約束した。ウォルズ副大統領候補やハリス氏の夫エムホフ氏も今週、スペイン語メディアに相次ぎ出演する。

 一方、トランプ氏は22日、南部フロリダ州マイアミでヒスパニック系指導者との対話集会を開催した。ハリス氏が経済的支援を柱に据えたのに対し、「移民問題が最大の争点だ」と強調。急増する新規移民が人種的少数派(マイノリティー)の職を奪い、犯罪増加をもたらしていると主張し、当選すれば「国境を封鎖する」と述べた。

 NBCテレビが9月、ヒスパニック系を対象に実施した世論調査によると、支持率は民主党が54%で共和党が40%。2020年調査の63%対27%よりも差が縮まった。女性の支持はハリス氏が60%、トランプ氏が34%だったのに対し、男性は47%で並び、共和党への傾斜がみられる。

7187OS5:2024/10/25(金) 18:43:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102400690&g=int
移民への不満高まる国境州 トランプ氏、発言過激化―実績問われハリス氏苦戦・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月25日07時05分配信

米西部アリゾナ州プレスコットバレーで開かれた、トランプ前大統領の選挙集会=13日
トランプ前米大統領=8月22日、西部アリゾナ州(EPA時事)


 11月の米大統領選で激戦州の一つと位置付けられる西部アリゾナでは、メキシコ国境を経由した中南米からの移民増加に住民の不満が高まっている。最大の目玉公約に移民対策を掲げる共和党のトランプ前大統領は、不法移民を「凶悪犯」呼ばわりするなど発言を過激化。民主党のハリス副大統領は現政権の実績を問われた形で、苦戦を強いられている。

◇「殺人者は死刑」

 「米国市民を殺害した移民は死刑だ」。10月13日、同州ヤバパイ郡プレスコットバレーでの集会でトランプ氏が怪気炎を上げると、会場を埋めた聴衆は「国境を守れ」と書かれたカードを掲げ、歓声で応えた。参加した主婦テリ・ベアーさん(65)は「移民は薬物などの犯罪を持ち込んでいる」と憤る。

 米当局によると、国境に位置する州南部ツーソンには2023年10月〜24年8月、国境警備隊が確認しただけで約45万人の移民が押し寄せた。移民に比較的寛容だったバイデン政権発足時の2倍以上だ。批判の高まりを受けて政権は規制強化にかじを切り、今年に入って不法入国者は減少。それでもベアーさんは「選挙目当てで焦点をぼかそうとしている」と不信感を隠さない。

 「けだもの」「血に飢えた犯罪者」。住民の不満を捉え、トランプ氏は移民に関する過激発言を連発。「コロラド州オーロラで、ベネズエラのギャングがビルを占拠した」と主張するなど、うそも織り交ぜて国民の反移民感情をあおっている。

 ◇薄い存在感

 これに対しハリス氏は、上院で民主、共和両党が今年、超党派の移民対策法案で合意したにもかかわらず、トランプ氏がジョンソン下院議長(共和党)に働き掛けて廃案に追い込んだと非難する。しかし、有権者の理解を得られているかは不明で、逆風をはね返すには至っていない。

 トランプ氏の集会には、ハリス氏支持に傾いているものの「話を聞くため」足を運んだというパイロットの男性(25)の姿もあった。「国境警備に関しては、トランプ氏の方がタフなのは間違いない」。両親が東南アジアからの難民といい、合法的に入国した移民との公平性を考えれば、不法移民の規制は必要だと考えている。

 アリゾナ州はもともと保守地盤が厚い。20年の大統領選と22年の中間選挙では、州都フェニックスを含むマリコパ郡を押さえた民主党が制したが、オバマ元大統領が当選した08年と12年の選挙では共和党候補が勝利した。男性は集会終了後、人工妊娠中絶の権利を擁護していることを理由に、ハリス氏に一票を投じると決めたが、勝敗のカギを握るフェニックスでも「ハリス氏の存在感は薄い」というのが実感だ。

 ◇無党派遠ざかる?

 アメリカン大のエルネスト・カスタニェーダ教授は、過去の選挙では「共和党にとって反移民を掲げるだけでは、勝利に十分だったとは言えない」と分析する。あらゆる問題の原因を移民に帰するトランプ氏の主張は分断を広げ、「(保守)穏健派や無党派層を遠ざける」との見解だ。

 トランプ氏の過激発言については「性差別、外国人排斥、白人キリスト教ナショナリズム」に基づく主張だと指摘。「格差拡大などに怒っている層にはアピールできる」と認めつつ、有権者の多くは「調和と秩序、力強い経済を望んでいる」として、幅広い支持獲得に懐疑的な見方を示す。

 最近の世論調査では、アリゾナ州でトランプ氏がわずかにリードしているとの結果が多い。投票日まで2週間を切った。「先行するトランプ氏、追うハリス氏」の構図に変化が訪れるのか、予断を許さない戦いが続く。(プレスコットバレー=米アリゾナ州=時事)。

7188OS5:2024/10/27(日) 18:11:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102600401&g=int
撤退ケネディ氏が激戦州左右も 投票用紙に名前残る―本人はトランプ氏支持・米大統領選
時事通信 外信部2024年10月27日07時54分配信
23日、米南部ジョージア州ダルースで開かれたトランプ前大統領(左)の選挙集会に参加したロバート・ケネディ・ジュニア氏(EPA時事)
23日、米南部ジョージア州ダルースで開かれたトランプ前大統領(左)の選挙集会に参加したロバート・ケネディ・ジュニア氏(EPA時事)


 【ワシントン時事】11月5日の米大統領選は、無所属で出馬後に撤退を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)の名前が一部州の投票用紙に記載されたまま、投票日を迎えることになりそうだ。ケネディ氏は撤退後、共和党のトランプ前大統領支持に回ったが、有権者がケネディ氏に投票する可能性は残っており、激戦州での結果を左右しかねない。


 10月23日、南部ジョージア州でトランプ氏の選挙集会に参加したケネディ氏は「米国を再び健康にしよう」と訴えた。ケネディ氏はジョン・F・ケネディ元大統領(民主党)のおい。高い知名度を武器に、かつては民主、共和両党に批判的な有権者の受け皿だっただけに、その支持はトランプ氏の追い風になるとみられていた。

 米大統領選は日本のように意中の候補者名を空欄に書くのではなく、投票用紙にあらかじめ記載された候補者名に印を付ける仕組み。ケネディ氏は全米で100万人以上の署名を集め、大半の州で候補者としての登録手続きを進めた。

 8月23日の撤退表明時には「激戦州で私の名前を候補者リストから外し、私に投票しないよう支持者に呼び掛ける」と語っていた。しかし、投票用紙の印刷が既に始まっていたり、死亡以外の理由で削除できないと州法で定められていたりしたため、多くの州で難航。CBSテレビによると、全米50州のうち32州とワシントンでケネディ氏の名前が投票用紙に記載されたままだ。

 32州には激戦州の中西部ミシガン、ウィスコンシン両州が含まれている。ケネディ氏は両州で名前の削除を求める訴訟を起こし、いずれも州最高裁まで争ったものの、最終的に候補者として残ることになった。

 政治専門紙ヒルの世論調査では、10月22日時点でケネディ氏の大統領候補としての支持率は、全米で依然2.1%ある。ミシガン、ウィスコンシン両州では、民主党のハリス副大統領とトランプ氏がほぼ互角の情勢。ペンシルベニア州立大のダン・マリンソン准教授(政治学)は、時事通信の取材に「僅差で勝敗が決まる激戦州でケネディ氏が(民主、共和両党への)批判票を集めれば、結果に影響を及ぼす可能性はある」と指摘している。

7189OS5:2024/10/30(水) 19:06:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/202b297d74d95d58d5c9e634a6507d391613e3b9
バイデン氏がトランプ氏支持者を「ごみ」呼ばわり 共和党は反発
10/30(水) 14:24配信


毎日新聞
若者と交流するバイデン米大統領=東部メリーランド州で2024年10月29日、AP

 バイデン米大統領(民主党)が29日、中南米系団体との電話会議で、トランプ前大統領(共和党)の支持者を「ごみ」と呼ぶ一幕があった。27日にトランプ氏の集会で登壇したコメディアンが米自治領プエルトリコを「ごみの浮き島」と中傷したことを踏まえた発言だったが、共和党は強く反発。バイデン氏の失言が、11月5日に投票日が迫る大統領選で民主党のハリス副大統領の足を引っ張る形となった。

【図表】歴代の米大統領、一番人気なのは…

 バイデン氏は、コメディアンの発言に対して「プエルトリコ系(米国人)は、礼儀正しく高潔な人たちだ」と批判。さらに「そこに浮かんでいるごみは彼(トランプ氏)の支持者たちだけだと私には思える。トランプ氏が中南米系を悪魔化しているのは非良心的で、非米国的だ。我々がやってきたことと正反対だ」と述べた。

 バイデン氏は会合後のX(ツイッター)への投稿で「先ほどは、トランプ氏の支持者によって吐き出されたプエルトリコに関する不愉快なレトリックが“ごみ”だと言ったのだ」と弁明した。ホワイトハウスのベーツ副報道官はXに「発言録」を投稿し、「彼の支持者たち」ではなく、「彼の支持者の(レトリック)」と言おうとしたのだと釈明した。

 しかし、トランプ陣営の広報担当者は「ハリス氏やバイデン氏は、トランプ氏を支持する国民にファシスト、ナチとのレッテルを貼ってきたが、今度はごみだと呼んだ。トランプ氏を憎むだけでなく、数千万人のトランプ氏の支持者を侮蔑している」と非難した。

 トランプ氏の集会でのコメディアンの発言は、プエルトリコ系米国人らの反感を買った。米メディアによると、両陣営が重視する激戦州の東部ペンシルベニア州には約47万人のプエルトリコ系住民がおり、大統領選でハリス陣営を利するとみられていた。【ワシントン秋山信一】

7190OS5:2024/10/30(水) 21:09:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/a63ac4f3e7e6c59d36e57f7645a00bce899c1cf7
トランプ氏支持者のコメディアン、プエルトリコ系侮蔑のジョーク発し反発拡大 再選に逆風
10/30(水) 8:39配信

産経新聞
選挙集会で演説するトランプ前大統領(AP)

【ワシントン=大内清】投票まで1週間を切った米大統領選で、米自治領プエルトリコ出身者の動向がにわかに注目されている。共和党候補のトランプ前大統領(78)が27日に開いた支持者集会で、スピーカーの一人がプエルトリコを「ごみの島」と侮辱したことへの反発が拡大。東部ペンシルベニアなどの接戦州でプエルトリコ系が民主党候補のハリス副大統領(60)への支持に傾けば、勝敗に大きく影響する可能性がある。

【写真】トランプ支持者のコメディアン、トニー・ヒンチクリフ氏

発言の主は、集会で登壇したトランプ支持者のコメディアン、トニー・ヒンチクリフ氏。「文字通り海に浮かぶごみの島があるのを知ってる? プエルトリコっていうんだけど」と述べた。

カリブ海北東部のプエルトリコは、1898年の米西戦争後にスペインから米国に割譲された群島で、住民は米市民権を持つ。州ではないためプエルトリコで大統領選の投票は行われないが、米本土には推計約580万人のプエルトリコ系が暮らす。ヒスパニック(中南米系)としてはメキシコ系に次ぎ2番目の人口規模だ。勝敗を分ける接戦7州では、ペンシルベニアに約48万人が住むなど一定の存在感を持つ。

ヒンチクリフ氏の発言に対し、人気歌手のジェニファー・ロペスさんやリッキー・マーティンさんらプエルトリコ系の著名人が相次いでトランプ氏への反対やハリス氏支持を表明。米メディアによると、プエルトリコ系コミュニティーには、親族や知人らにハリス氏への投票を呼びかける運動が広がっているという。

また集会でヒンチクリフ氏は、ヒスパニック全体や黒人、ユダヤ系などのマイノリティ(少数派)を侮辱する「ジョーク」も飛ばした。

トランプ陣営は「これらのジョークはトランプ氏の考えではない」と釈明に躍起だ。ただ、トランプ氏は、ヒンチクリフ氏の発言後の演説でこの問題に言及しなかったことでもプエルトリコ系から批判を浴びている。

ハリス氏は、トランプ氏の集会と同じ27日、本土に比べて遅れているプエルトリコのインフラ整備や雇用創出に向けた政策を発表。勝敗を左右する層としてプエルトリコ系に照準を合わせた矢先にトランプ氏側から思わぬ〝援護射撃〟を得た格好だ。

7191OS5:2024/10/31(木) 10:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/802ccf1ee021b72630e5b3918eb71c911bf28869
ワシントン・ポスト、解約25万件超…大統領選推薦見送り発表で民主党支持者が失望か
10/31(木) 3:54配信


読売新聞オンライン
ジェフ・ベゾス氏=ロイター

 【ニューヨーク=山本貴徳】米紙ワシントン・ポストは29日、11月の大統領選でどの候補も推薦しないと発表した後、電子版の解約件数が25万件を超えたと報じた。電子版購読者の約10%に相当する。伝統的に民主党候補を推薦しており、発表後に民主党支持者から失望の声が相次いでいた。

 同紙によると、推薦見送りを発表した25日から29日までの数字で、年間契約の購読者などは引き続き有料記事などを読むことが可能だという。

 推薦見送りは、同紙オーナーでアマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が判断した。それまで民主党のハリス副大統領を推薦する方向で準備が進められており、反発した編集幹部が辞任した。

 ベゾス氏は28日、同紙への寄稿で「推薦は偏向しているという認識を生む。見送りは信念に基づく正しい決断だ」と説明した。

7192OS5:2024/11/02(土) 17:57:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb02aa1c181412ed9974784c83dcd08ae21b872e
「隠れトランプ」か「隠れハリス」か 調査では捕捉不能の有権者たち
11/2(土) 12:30配信

毎日新聞
米大統領選に立候補した民主党のカマラ・ハリス副大統領(左)と共和党のドナルド・トランプ前大統領=ロイター

 「隠れトランプ」か、「隠れハリス」か――。米大統領選(5日投開票)の接戦が伝えられる中、世論調査では捕捉しきれない有権者の存在が取り沙汰されている。

【図解でわかる】歴代の米大統領、人気なのは誰?

 過去の大統領選では、共和党のトランプ前大統領への支持を公言しない「隠れトランプ」派の存在が指摘されてきた。今回の選挙では、ひそかに民主党のハリス副大統領を支持する「隠れハリス」派の存在を主張する声も上がっている。

 「私の周囲ではハリス氏の支持を公言できない共和党員の女性たちがいる。熱狂的なトランプ支持者の家族の中では、自分だけがハリス氏に投票するとは言えない」。こう語るのは、かつての共和党員で現在はハリス氏を支持する南部ジョージア州アトランタ郊外に住む主婦のクリステン・ダドーロドリゲスさん(42)だ。ハリス氏の陣営は、ダドーロドリゲスさんのような穏健な保守層の取り込みを図ってきた。

 共和党内の反トランプ派として知られるリズ・チェイニー元連邦下院議員も、ハリス氏への投票の公言を恐れる共和党員が大勢いると述べ、「良心に従って投票し、誰にもそれを言う必要はない」などと訴えている。

 米メディア「ポリティコ」によると、世論調査は、共和党の候補指名争いでトランプ氏に敗れたヘイリー元国連大使を支持し、現在はハリス氏を支持する層を捕捉しきれていない可能性もあるという。

 一方、トランプ氏は2016年と20年の大統領選で、事前の世論調査よりも本番では支持率を伸ばした実績がある。その要因として、トランプ氏への支持を公言しづらい社会の風潮や、世論調査に回答しない支持者がいることなどが指摘されてきた。

 ただ、その後、世論調査はトランプ氏を「過小評価」しないよう改善の試みがなされてきているほか、以前と比べればトランプ氏への支持を表明しやすくなっているとの見方もある。【ワシントン松井聡】

7193OS5:2024/11/03(日) 09:21:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/4359729cf770f3e609c7a60c6f85f124a1e285dc
共和、上院過半数うかがう 下院は接戦 米議会選
11/3(日) 7:05配信
時事通信
 【ワシントン時事】米連邦議会の上下両院選が5日、大統領選とともに実施される。

 野党共和党は上院(定数100)で4年ぶりの過半数奪取をうかがい、下院(定数435)でも多数派維持を目指す。与党民主党は下院奪還へ攻勢を仕掛けており、接戦が見込まれる。

 上院は政府高官や連邦判事らの人事承認権のほか、条約の承認・批准権を有する。下院で多数派から選出される議長は、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職。議会は予算編成権も持つため、上下両院選の結果は新大統領の政権運営を大きく左右する。

 任期6年の上院の現勢力は民主51(無所属4を含む)で共和49。2年ごとに約3分の1ずつ改選し、今回は民主23、共和11が対象となる。

 選挙分析機関クック・ポリティカル・リポートによると、民主系無所属議員が引退する南部ウェストバージニア州のほか、西部モンタナ州で共和候補が優勢で、過半数を視野に入れつつある。ただ、中西部ネブラスカ州で無所属候補が共和現職を猛追しているとされ、「事態を一変させる可能性」(米メディア)もある。

 任期2年の下院は全議席が改選。米紙ニューヨーク・タイムズによれば、1日時点で、接戦が見込まれる22選挙区のうち、共和が10選挙区を押さえれば多数派を維持する。

 5日には全米50州のうち11州で知事選も行われる。

7194OS5:2024/11/03(日) 10:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fd887eb9e70f0482f58c2cd5d49233a633ec916
割れるヒスパニック票 物価高や移民で与党離れ 初の女性大統領に期待も・米ネバダ州
11/3(日) 7:04配信

時事通信
トランプ前米大統領の選挙集会=10月24日、西部ネバダ州ラスベガス

 大詰めを迎えた米大統領選で、ヒスパニック票が割れている。

 中南米諸国にルーツを持つヒスパニック系市民は米国最大の人種的少数派(マイノリティー)で、伝統的に民主党支持の傾向が強かったが、近年は若年層の男性を中心に共和党支持者が増加。両陣営が支持獲得に奔走している。

【図解】トランプVSハリス〜激戦7州の平均支持率〜

 ◇質素な食事しか…
 激戦州の一つで人口の約3割をヒスパニック系が占める西部ネバダ州。10月下旬、世界有数の歓楽街ラスベガスのホテル群を間近に臨む屋内競技場で、共和党のトランプ前大統領が選挙集会に登壇し、支持者が2階席まであふれた。同僚女性と参加したオルガ・ゴンザレスさん(49)も、その一人だ。

 メキシコから移り住んで30年。娘との料理を楽しむ生活を送ってきたが、物価高が直撃し「質素な食事しか作れなくなった。(民主党の)ハリス(副大統領)のせいで貧しくなった」と嘆く。「トランプなら国を変えてくれる」と信じ、既に一票を投じたという。

 州兵に所属しながら地元大学に通うガブリエル・ディアスさん(19)は「戦争が怖い。今の世界では前線にいつ送られるか分からない」と不安を吐露。「トランプは北朝鮮の金正恩(朝鮮労働党総書記)に会ったが、バイデン(大統領)は何もしない。トランプなら軍を強くして守ってくれる」。人生初の投票はトランプ氏に入れるつもりだと打ち明けた。

 ◇「正しい情報を」
 ラスベガス郊外の住宅街では、大学生のカルラ・リベラさん(20)が強い日差しに汗をにじませながら、一軒ごとに呼び鈴を鳴らして回っていた。しばらく待って応答がなければ、民主党の政策や投票方法を記したチラシをドアに掛ける。

 「女性が大統領になってほしい。そうすれば全ての女性がもっと活躍しやすくなる」。ハリス氏支持の理由をそう語るリベラさんは、ヒスパニック系非営利団体「メーク・ザ・ロード・アクション・ネバダ」の一員だ。約200人の選挙対策チームが州内各地で戸別訪問や電話で民主党への投票を呼び掛けている。

 同団体幹部のロバート・ガルシアさん(24)は、両党が支持率で拮抗(きっこう)する中「直接会って少しでも政策を知ってもらうことが違いを生む」と力を込める。メンバーのシェイン・ハッチンズさん(28)も「トランプの時代の方が物が安かったというが、新型コロナ禍で経済が停滞していただけだ」と指摘。「正しい情報を広めることが重要だ」と活動の意義を強調した。

 ◇期日前は共和先行
 ネバダ州では過去4回の大統領選で、民主党候補が勝利した。だが、フロリダ大が運営する「米国選挙プロジェクト」によると、10月末時点の期日前投票では、共和党が民主党を4.8ポイント上回っている。

 メキシコから合法的に移住したというトラック運転手フランシスコ・サイエンさん(37)は、ラスベガス郊外の期日前投票所で共和党に票を入れた。「不法移民(への処遇)は不公平だ。われわれの税金が彼らに使われている」と不満をこぼした。

 一方、ラゲル・アラナさん(48)は、人工妊娠中絶の権利を擁護する民主党に投じた。「私自身が女性で、娘も孫娘もいる。彼女たちを守りたい」。そう言って投票所を後にした。

7195OS5:2024/11/04(月) 09:46:29

https://news.yahoo.co.jp/articles/36bd5c4fd73925aa77de4c9869c0c3e567b75836
協調重視か自国優先か 国際情勢を左右 米大統領選
11/4(月) 7:08配信


時事通信
 【ワシントン時事】米大統領選では、外交政策も争点の一つだ。

 ハリス副大統領(民主)が同盟関係を重視する「国際協調」を続ける一方、トランプ前大統領(共和)は自国優先の「米国第一」を唱える。欧州や中東で続く紛争への対応でも考えは異なり、選挙結果は国際情勢を大きく左右する。

 ロシアが侵攻を続けるウクライナに対し、ハリス氏は軍事支援継続を訴え、地対地ミサイルなどを供与してきたバイデン政権の政策を踏襲する構えだ。トランプ氏は「就任前に決着をつける」と豪語し、ロシアとウクライナに働き掛け、早期の終結を実現したい考え。ハリス氏はウクライナに譲歩を迫ることになると批判している。

 次期大統領は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザへの対応も迫られる。両候補共にガザでの早期停戦を訴えるが、パレスチナ国家樹立を認める「2国家共存」による和平を後押しするハリス氏に対し、トランプ氏は「非常に難しいだろう」と述べ、消極的だ。

 対中政策では、ハリス氏が競争しつつも不測の事態を避けるための対話を重視。トランプ氏は自国産業の保護を理由に関税を引き上げ、対立を辞さない姿勢だ。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に関しては、金正恩朝鮮労働党総書記との親密な関係を誇示するトランプ氏をハリス氏が批判し、正恩氏に「擦り寄るつもりはない」と明言している。

 ハリス氏は「同盟は米国を強くする」との立場で、日本を含む同盟国との関係を強化する方針だ。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)加盟国に国防支出の増加を要求しており、同盟国に防衛面での負担を求める意向を鮮明にしている。

7196OS5:2024/11/04(月) 10:32:35
>>7171
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/

激戦州
■トランプ優勢(68)
西部 アリゾナ州(11)2.6%差
南部 ジョージア州(16)2.3%差
西部 ネバタ州(6)1.0%差 (逆転してる)
東部 ノースカロライナ州(16)1.5%差
東部 ペンシルベニア州(19)0.3%差

■ハリス優勢(26)
中西部ウイスコンシン州(11)0.3%差
中西部ミシガン州(15)0.8%差



過半数270人
このままだと
トランプ氏が219人+68人=287人
ハリス氏が225人+45人=251人


ペンシルベニアをハリスが逆転すると・・・
トランプ氏が219人+49人=268人
ハリス氏が225人+26=270人、





ペンシルベニア州
20年 民バイデン
16年 共トランプ
12年 民オバマ
08年 民オバマ
04年 民ケリー (←結果と違う候補が制してる)
00年 民ゴア  (←結果と違う候補が制してる)

7197OS5:2024/11/04(月) 10:36:16
>アイオワ州の選挙人数は6人と少なく、大統領選全体への影響は限定的だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2edc5fae0f16b1bb3c25a1f2c88ed602ac9b58a
保守層多いアイオワ州でハリス氏が逆転 地元有力紙の世論調査 女性の支持増
11/4(月) 10:03配信

産経新聞
選挙集会で演説する民主党候補のハリス副大統領=3日(AP)

【ワシントン=大内清】米中西部アイオワ州の有力紙デモイン・レジスター(電子版)は2日、大統領選最終盤の州内での同紙世論調査で、民主党候補のハリス副大統領(60)が支持率で共和党候補のトランプ前大統領(78)に逆転したと伝えた。共和党が優勢なアイオワ州ではトランプ氏の勝利が固いとみられてきただけに、調査結果への驚きが広がっている。

アイオワ州の選挙人数は6人と少なく、大統領選全体への影響は限定的だ。ただ、大統領選の候補者選びで最初の党員集会が開催される地であることからも、アイオワ州での調査は世論の全体的動向や近隣の中西部各州の結果を占う上で注目される。

デモイン・レジスターによると、調査は10月28〜31日に実施。ハリス氏の支持率は47%で、トランプ氏の44%を上回った。トランプ氏は9月の調査ではハリス氏を4ポイント上回っていたが、逆転を許した。高齢層や無党派層の女性有権者の間でハリス氏支持が増加した。

保守層が多いアイオワ州ではこれまでトランプ氏が圧倒的に優勢とみられていた。6月時点では、民主党の候補者指名が確実視されていたバイデン大統領(81)に支持率で18ポイント差をつけていた。

7198OS5:2024/11/04(月) 17:17:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/913831fc51b3b704fb7d3b7d82e1db2255b765e8
法廷闘争や議会選出にもつれたケースも 米大統領選、こじれた歴史
11/4(月) 9:52配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂を囲むトランプ前大統領の支持者=ワシントンで2021年1月6日、高本耕太撮影

 米大統領選(11月5日投開票)は、人口などによって各州と首都ワシントンに配分された計538人の選挙人の獲得数を主に民主党と共和党の候補者が競う。大半の州は州内の最多得票者が全ての選挙人を獲得する「総取り方式」を採用し、過半数の270人を獲得した候補が当選となる。ただ、過去には集計の妥当性を巡って法廷闘争にまで発展し、決着が遅れるケースもあった。

【図解でわかる】歴代の米大統領、人気なのは誰?

 最も有名なのが、共和党のジョージ・ブッシュ南部テキサス州知事(当時)と民主党のアル・ゴア副大統領(同)が争った2000年の大統領選だ。大票田の一つ、南部フロリダ州(選挙人は当時25人)の結果を巡り、両陣営による法廷闘争が展開され、決着までに36日を要した。

 開票日翌日未明に、複数のテレビ局がブッシュ氏が当選確実と報道。ゴア氏もブッシュ氏に敗北を認める電話をかけた。

 しかし、フロリダ州では最初の集計で両氏の得票数の差が投票総数の0・5%以下だったため、州法の規定に基づき再集計となった。最終的に同州が発表した結果では、ブッシュ氏が537票(投票総数の約0・01%)上回っただけだった。

 記載内容が不明確な「疑問票」を巡って双方が訴訟合戦を展開したが、連邦最高裁は疑問票の手集計を命じた同州最高裁の判決を差し戻し、ブッシュ陣営の事実上の勝訴を言い渡した。ゴア氏はテレビ演説で「次期大統領の下で結束しよう」と敗北を宣言。混乱は幕を閉じた。

 民主党のジョー・バイデン大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領による一騎打ちとなった20年の前回大統領選も記憶に新しい。開票日の4日後にバイデン氏が当選を確実にし、勝利宣言したものの、トランプ陣営は「不正があった」と主張。各地で選挙結果の無効化を求める法廷闘争に打って出た。

 その後、トランプ氏側の敗訴や訴えの取り下げが相次いだ。しかし21年1月、「不正」を主張するトランプ氏の支持者らが、大統領選の公式集計手続きが行われていた連邦議会議事堂を襲撃。少なくとも5人が死亡し、1000人以上が訴追される事態となった。

 一方、いずれの候補も獲得選挙人数が270人に届かなかった場合は、合衆国憲法に基づき、開票日の翌年1月に連邦下院での投票で大統領を選出する。実際、現在の2大政党制が定着する前の1824年にそのケースがあった。

 候補者は、ジョン・クインシー・アダムズ国務長官、アンドリュー・ジャクソン上院議員、ウィリアム・クロフォード財務長官、ヘンリー・クレイ下院議長の4人(肩書はいずれも当時)。ジャクソンが選挙人の総数261人(当時)のうち99人を獲得して首位だったが、過半数は下回り、下院での投票に持ち込まれた。下院では州単位(各州1票、当時は24州)で投票が行われ、アダムズが過半数の13票を獲得、第6代大統領となった。

 今回も、バイデン政権を継承する民主党のカマラ・ハリス副大統領と、返り咲きを目指すトランプ氏が接戦を繰り広げている。両者とも獲得選挙人が269人となるなど過半数に至らず、200年ぶりに下院での投票にもつれ込む可能性を指摘する専門家もいる。【畠山哲郎】

7199OS5:2024/11/05(火) 07:19:59
>>7196訂正
>>7171
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/presidential-election/2024/battleground-states/

激戦州
■トランプ優勢(68)
西部 アリゾナ州(11)2.6%差
南部 ジョージア州(16)2.3%差
西部 ネバタ州(6)1.0%差 (逆転してる)
東部 ノースカロライナ州(16)1.5%差
東部 ペンシルベニア州(19)0.3%差

■ハリス優勢(26)
中西部ウイスコンシン州(11)0.3%差
中西部ミシガン州(15)0.8%差



過半数270人
このままだと
トランプ氏が219人+68人=287人
ハリス氏が225人+26人=251人


ペンシルベニアをハリスが逆転すると・・・
トランプ氏が219人+49人=268人
ハリス氏が225人+45人=270人

7200OS5:2024/11/05(火) 07:22:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade648102a4be567b9c7f68671c1545773f39381
トランプ氏48・5%、ハリス氏48・4%で横一線…あす投開票
11/4(月) 18:29配信

読売新聞オンライン
ハリス副大統領(左)と、トランプ前大統領=AP

 【メーコン(米ジョージア州)=淵上隆悠】米大統領選は5日、投開票が行われる。民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)と共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が、終盤まで横一線で争っている。選挙戦最後の日曜日の3日、両氏は勝敗のカギを握る激戦州で支持を呼びかけた。



 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」の3日時点の世論調査平均によると、トランプ氏の全米での支持率は48・5%、ハリス氏は48・4%でほぼ並んでいる。

ハリス、トランプ両氏の対決を想定した支持率推移

 大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた計538人の選挙人の獲得数を争う。激戦となっているペンシルベニアやミシガン、ジョージアなど7州の勝敗が全体の結果を左右する。7州に限ると、RCPまとめでトランプ氏が0・8ポイントの僅差でリードしている。

 民主党のハリス氏は、女性、アジア系として初の大統領を目指す。3日にミシガン州で演説し、「常に党と個人より国を優先し、すべての米国人のための大統領になる」と強調した。

 共和党のトランプ氏は2020年大統領選でバイデン大統領に敗れ、今回の選挙に雪辱を期す。トランプ氏は3日、ジョージア州メーコンでの演説で国境の警備強化などを主張し、「5日は米国史上最も重要な日だ。ともに米国を再び偉大にしよう」と気勢を上げた。

 開票作業は5日に各地で始まるが、郵便投票の確認作業などにより、結果判明までに時間がかかる可能性もある。

7201OS5:2024/11/05(火) 21:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e4a23d851745ba16ea2f4be28bfa14fe4a3e524米大統領選、開票所など有刺鉄線で囲み州警察も派遣…トランプ氏敗北の場合「暴力心配」が57%
11/5(火) 20:21配信


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読売新聞オンライン
米大統領選の開票所は有刺鉄線のフェンスに囲まれ、敷地前には警察車両が待機していた(4日、ペンシルベニア州フィラデルフィア近郊で)=金子靖志撮影

 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=金子靖志、グランドラピッズ(ミシガン州)=阿部真司】5日に投開票される米大統領選を巡り、激戦州を中心に暴動や混乱への警戒が強まっている。2020年の前回大統領選を巡って起きた連邦議会占拠事件を踏まえ、選挙結果に不満を持つ支持者が過激な行動に訴えるのではないかとの懸念が高まっているためだ。

 激戦州のペンシルベニア州フィラデルフィアでは4日、投票所や開票所で多くの警官らが警備に当たり、厳戒態勢を敷いていた。州によると、地元警察に加えて約5000人の州警察が各投票所に派遣された。

 フィラデルフィア近郊の開票所は出入り口に警察車両が待機し、建物周辺を有刺鉄線を張り巡らせたフェンスで囲うなど物々しい雰囲気に包まれていた。警備担当者は本紙の取材に「登録した人しか出入りできない仕組みで、身元確認を徹底している」と話した。

 首都ワシントンでも、ホワイトハウスや連邦議会議事堂、民主党のハリス副大統領の公邸などが鉄柵で覆われている。米メディアによると、ウィスコンシンやノースカロライナなど10州では、州兵が開票所などに派遣された。アリゾナ州では州幹部が襲撃に備え、防弾チョッキを着用している。

 バイデン大統領とトランプ前大統領が激突した20年の前回大統領選は、バイデン氏が勝利したが、トランプ氏は「選挙に不正があった」と敗北を受け入れなかった。フィラデルフィアなどでは支持者が開票所や選挙事務所に押しかけた。21年1月には、バイデン氏を正式に大統領に選出する手続きを行っていた連邦議会にトランプ氏の支持者が乱入し、占拠した。

 激戦州の有権者を対象にした米紙ワシントン・ポストの世論調査では今回、トランプ氏が敗北した場合の支持者の暴力が「心配」だとする回答が57%に達した。ハリス氏が負けた場合でもその割合は31%に上った。

 支持者も懸念を強めている。ミシガン州イーストランシングで3日に行われたハリス氏の集会に参加したトレイシー・メイソンさん(49)は、トランプ氏が負ければ「21年の議会占拠事件と同じようなことが、より組織化されて起きる」と表情を曇らせた。同州グランドラピッズで4日に開かれたトランプ氏の集会に訪れた大学1年のバート・ジムさん(18)は「どちらが勝っても怒りの収まらない人が出てくるだろう」と語り、米国の分断を嘆いた。

7202OS5:2024/11/06(水) 08:46:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cffdea21da3653e1ca1d648e30047b83bdd947f
世紀の接戦、カギ握る7州 天王山はペンシルベニア 米大統領選
11/6(水) 7:13配信

時事通信
 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)時事】大接戦が見込まれる5日の米大統領選では、東部ペンシルベニアや南部ノースカロライナなど7州が激戦州に数えられる。

 それぞれの地域性や人口動態から、産業振興や急増する不法移民への対策など争点も多様だ。

 7州のうち「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」を抱えるのが、東部ペンシルベニアと中西部ミシガン、ウィスコンシンの3州。とりわけ選挙人の割当数が19人と7州の中で最も多いペンシルベニアは、民主、共和両陣営とも絶対に落とせない最重要州と位置付ける。

 3州は人口の7〜8割を白人が占め、製造業が盛ん。労働組合の影響力が強く、長らく民主党の牙城だった。同党のイメージカラーにちなみ「ブルーウォール(青い壁)」とも呼ばれる。

 だが、2016年大統領選では、グローバル化に取り残された白人労働者層の不満をくみ取り、トランプ前大統領が3州を制した。20年はバイデン大統領が奪還した。ハリス副大統領は激戦州以外の州の選挙人獲得予測で先行が伝えられ、3州の確保は勝利への最短距離となる。

 一方、ノースカロライナとジョージアの南部2州は、7州の中で黒人有権者の割合が比較的高い。キリスト教信仰が厚く、もともと保守的で共和党が強い地域だが、近年の経済成長に伴いリベラルな住民が移住し、接戦州へと変貌した。両州ともこの秋、巨大ハリケーンで甚大な被害を出し、選挙への影響が注目されている。

 アリゾナ、ネバダの西部2州は地理的にメキシコに近く、ヒスパニック系人口が3割前後と全米でも多い。中南米からの移民急増が市民生活に影響を及ぼしており、大きな争点となっている。ヒスパニックは民主党の支持基盤だったが、近年は共和党も徐々に支持を拡大している。

7203OS5:2024/11/06(水) 17:19:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/53e7abca4e5b4f5e8a6a10c689d6a3535f1d54d5
共和党は青かったか 「保守=青、リベラル=赤」を覆す米国流 契機は2000年大統領選
11/6(水) 15:07配信
産経新聞
青と赤で色分けされた2020年米大統領選の選挙人獲得状況

米大統領選の投開票が5日、始まった。世界の関心が集まるが、その際使用されるのが「マジックウオール」と呼ばれる全米50州の地図だ。新聞やテレビ放送で全米の地図が青と赤に色分けされるが、民主・共和両党は公式に政党カラーを定めたことはない。両党が競う接戦に伴った誤解回避のため、メディアが作った概念だという。

【画像でみる】共和党のシンボルは「ゾウ」、民主党は「ロバ」…定着も公式には使用せず

■レーガン氏勝利に「米国は青い海」

民主党が勝利した州を「ブルー・ステート」(青い州)、共和党が勝った州は「レッド・ステート」(赤い州)、激戦州は両色を混ぜた「パープル・ステート」(紫の州)と呼ばれるが、この色分けが定着したのは2000年以降のことだ。

「今夜、米国は青い海に見える」。1980年の大統領選で、開票の推移を見た米3大ネットワーク・NBCテレビのキャスターはこう口にした。選挙戦では、米大使館人質事件やソ連によるアフガニスタン侵攻を背景に、「強いアメリカ」を訴えた共和党のレーガン元大統領が大勝した。当時の米メディアは、共和党を赤ではなく青で色分けしていた。

新聞やテレビ放送がモノクロだった時代は濃淡で差を付ければ済んだが、カラー化が進むとともに色彩に関心が集まる。「青=共和党、赤=民主党」の図式は、76年の大統領選でのNBCの放送が皮切りだった。南北戦争時、共和党のリンカーン大統領が率いる北軍が紺の軍服を着ていたことや、英国を始めとした欧州で「保守=青、リベラル=赤」という政治文化があったためとされる。

■「R」繋がりで色が交代、21世紀に定着

続く80年の大統領選で、図式を逆転させるきっかけを作ったのが、同じ3大ネットワークのABCテレビ。共和党を赤とした。共和党(Republican)とレーガン(Reagan)の頭文字を引っ掛け、共和党を赤(Red)にしたという。

その後、まばらだった新聞やテレビ局の色分けが現状と同じになったのは、2000年の大統領選だった。米有力紙ニューヨーク・タイムズとUSA TODAYがフルカラーで全米の地図を掲載した。

共和党のブッシュ氏(子)と民主党のゴア氏の対決は事前から接戦が予想され、結果を確定させるまで36日間を要した。接戦のフロリダ州は郡ごとの詳細な地図を掲載する中、ABCの方式に統一が進んだ。CNNテレビは「視聴者の混乱を避けるため他のメディアと足並みをそろえた」、NBCも「(チャンネルを変える)視聴者に混乱を与えないようにした」としている。

民主党を青、共和党を赤とする図式はそれ以降、現在まで続いている。ブルーステートとレッドステートは辞書にも掲載され、米国の分裂を示す象徴となった青と赤の色分けは市民権を得た。(五十嵐一)

7204OS5:2024/11/06(水) 17:20:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d7e60acb7ea8780a7d3a6d70dbc4d0f8b78860
【米大統領選】トランプ氏、ペンシルベニア州で勝利確実に 激戦州の中で“最重要”
11/6(水) 16:12配信
開票が進むアメリカ大統領選挙で、トランプ前大統領が、激戦州の中で最も重要とされるペンシルベニア州で勝利を確実にしました。


アメリカの主要メディアの共同調査によりますと、トランプ前大統領が、激戦州最多の19人の選挙人を抱えるペンシルベニア州で勝利を確実にしました。

勝敗のカギを握る7つの激戦州のうち、最も重要とされるペンシルベニア州を含め3州をおさえたことで、トランプ氏が獲得した選挙人は、265人となりました。勝敗の分かれ目となる270人に大きく近づいています。

2016年にはトランプ氏が、2020年にはバイデン氏がペンシルベニア州を制して大統領となっていて、ハリス氏としては、崖っぷちに追い込まれた形です。

7205OS5:2024/11/06(水) 17:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/769c873667f05c8b9c5d06d0233f58cb52ce20d4
トランプ氏が演説で「勝利宣言」 「国を癒やすのを助けていく」
11/6(水) 16:43配信

毎日新聞
米大統領選の選挙結果を受け演説するトランプ前米大統領=南部フロリダ州ウェストパームビーチで2024年11月6日、AP

 米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は6日未明(日本時間6日午後)、南部フロリダ州の集会で演説し「47代米大統領に選ばれたことを名誉に思う」と「勝利宣言」した。CNNによると、選挙人の獲得数は当選ライン(270人)に届いていないが、激戦7州のうち最激戦州の東部ペンシルベニア州と南部2州で勝利。トランプ氏は「少なくとも315人に届くだろう」との見通しを示した。



 トランプ氏は集まった支持者を前に「我々は今夜歴史を作った。あなたがたの投票を誇りに思う」と強調した。また「米国は助けを求めている。我々の運動は、国を癒やすのを助けていく」と述べた。【ワシントン秋山信一】

7206OS5:2024/11/06(水) 17:22:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6184d05b460ee81f06cbfd7b19a949952a15122
最終盤で「アイオワの衝撃」 米大統領選 世論調査でハリス氏優勢
11/3(日) 12:01配信

毎日新聞
米大統領選で対決する民主党のハリス副大統領(左)と共和党のトランプ前大統領=AP

 米中西部アイオワ州の有力地元紙デモイン・レジスターが2日公表した大統領選(5日投開票)の世論調査で、民主党のハリス副大統領の支持率が共和党のトランプ前大統領を3ポイント上回った。「トランプ氏優勢」とされてきた州で最終盤にハリス氏のリードが伝えられたインパクトは大きく、米メディアは「衝撃」と報道。トランプ陣営は「極端な外れ値だ」と火消しに追われた。



 同紙が10月28〜31日に実施した調査では、投票予定の有権者のうち47%がハリス氏、44%がトランプ氏を支持した。アイオワ州では、トランプ氏への支持を表明して選挙戦から撤退した弁護士のケネディ氏の名前も投票用紙に残っており、今回の調査で3%が支持。「まだ分からない」(3%)、「言いたくない」(2%)、「他の人」(1%)といった回答もあった。

 一方、今月1〜2日にエマーソン大学が同州で行った調査では、53%がトランプ氏、43%がハリス氏を支持した。過去の選挙ではアイオワ州は民主、共和両党の接戦州と評された時期もあったが、今回は一貫してトランプ氏の優勢が伝えられてきた経緯もあり、トランプ陣営は「エマーソン大の調査の方が実態を表している」と強調した。

 大統領選はハリス、トランプ両氏の大接戦になっている。激戦7州の攻防が勝敗のカギを握るとみられており、アイオワ州など激戦州以外で「波乱」が起きる可能性は低いとみられている。【ワシントン秋山信一】

7207OS5:2024/11/06(水) 17:23:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/71641fa0acee529978ddf3db8ee5dc98589dcecf
「最重要州」ペンシルベニアでトランプ支持者は歓喜の声、ハリス支持者らは不安な表情
11/6(水) 16:20配信

読売新聞オンライン
 【フィラデルフィア(米ペンシルベニア)=金子靖志】米大統領選で共和党候補のトランプ前大統領と民主党候補のハリス副大統領の接戦となっているペンシルベニア州では5日夜から6日未明にかけて、開票状況を見守る集会が各地で開かれた。

 「ペンシルベニア州でトランプ氏が逆転し、優勢に」――。5日午後10時過ぎ(日本時間6日正午過ぎ)、保守系メディアの米FOXニュースが速報を流すと、ペンシルベニア州最大都市フィラデルフィアの飲食店に集まったトランプ氏の支持者から歓声が湧き上がった。

 同州は激戦州の中で選挙人の数が19人と最も多く、全米の結果に最も影響する可能性があると言われている「最重要州」だ。トランプ氏優勢の一報に、支持者らは拳を突き上げて「USA」を連呼した。

大型スクリーンに映し出された開票速報でペンシルベニア州でのハリス氏の劣勢に不安な表情を浮かべる民主党支持者ら(5日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで)=金子靖志撮影

 集会に参加した通信会社に勤めるシモン・ビンゲリスさん(28)は「バイデン政権下では食品やガソリンが高騰し、生活が苦しい状況だ。トランプ氏なら今のインフレ(物価上昇)を変えてくれるはずだ」と期待を寄せた。

 一方、約3キロ・メートル離れたイベント会場ではハリス氏支持者の集会が開かれていた。店内に設置された大型スクリーンに米CNNの速報でトランプ氏優勢の報道が流れると、来場者は不安な表情を浮かべて首を振ったり、落胆の声を漏らしたりした。

 コンサル会社勤務のコナー・ダフィさん(33)は「トランプ氏は気に入らない人物を攻撃し、憎悪を拡大させる分断の政治を行ってきた。民主主義の根幹も揺らいだ。彼を勝たせてはいけない」と語った。

7208OS5:2024/11/06(水) 20:48:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/96e4954f14c69dffeaacb2c1ffc05553365cdbb6
トランプ氏の当選確実 132年ぶりの米大統領「返り咲き」へ
11/6(水) 19:32配信


毎日新聞
米大統領選の選挙結果を受け演説するトランプ前米大統領=南部フロリダ州ウェストパームビーチで2024年11月6日、AP

 米大統領選(5日投開票)は6日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)の当選が確実になった。米メディアが報じた。大統領経験者が返り咲きを果たすのは132年ぶり。刑事事件の被告が、大統領選で勝利する異例の事態となった。トランプ氏は2025年1月20日に第47代大統領の就任式を迎える。

 トランプ氏は選挙戦で「衰退した米国を再び偉大にする」と訴え、過去4年間に進んだインフレ(物価高)、不法移民の増加など、社会や政治の現状への不満に訴えかける戦略を取った。

 23年3〜8月には計四つの刑事事件で起訴され、24年5月には不倫関係を主張する女性への口止め料支払いを巡って親族企業の業務記録を改ざんした罪で有罪評決を受けた。しかし、トランプ氏は「政治的な迫害だ」と主張することで、保守層を中心に支持を伸ばした。

 民主党は当初、ジョー・バイデン大統領(81)が再選を狙ったが、24年6月の討論会で高齢不安を露呈。党内の圧力を受けて、7月に選挙戦から撤退した。女性初の大統領を目指すカマラ・ハリス副大統領(60)が8月に党候補に指名され、党内の活気は戻ったが、政策の具体化が遅れた。

 トランプ氏は内政、外交ともバイデン政権からの政策転換を進める。不法越境対策として「国境の壁」の建設を本格的に再開し、不法移民の国外追放も進める。石油や天然ガスの増産を促し、実業家のイーロン・マスク氏も起用して「連邦政府の効率化」を推進する。

 外国製品には10〜20%、中国製品には60%の一律関税を課す。日本には一層の市場開放や防衛費の負担増を求める可能性がある。ロシアのウクライナ侵攻を巡っては、対ウクライナ支援を見直し、早期の和平仲介を目指す姿勢だ。【ワシントン秋山信一】

7209OS5:2024/11/06(水) 20:53:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2a3875136161e7961a954c655899e9d0812c22c
米共和党、4年ぶりに上院奪還 「トリプルレッド」の可能性
11/6(水) 19:46配信
共同通信
 【ワシントン共同】米連邦議会選の投開票が5日、大統領選と同時に実施された。米主要メディアによると、共和党は上院で非改選議席を含めて過半数の51議席を確保し、4年ぶりの多数派奪還を決めた。トランプ前大統領も勝ち、接戦の下院を押さえれば、赤をシンボルカラーとする共和党がホワイトハウスと上下両院を独占する「トリプルレッド」となる。

 米国では議会に立法権と予算編成権があり、上院は閣僚や大使、連邦最高裁判事の人事承認権を握る。トリプルレッドが実現すれば、トランプ氏は選挙戦で訴えた国境警備強化や減税を実現しやすくなる。一方、チェック機能は弱まり、同氏による大統領権限強化が進む恐れもある。

7210OS5:2024/11/06(水) 20:53:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cf4ab7a0d87e7959133e6b69603933218126ba1
米共和党が上院の多数派奪還、「トリプルレッド」視野 下院は接戦
11/6(水) 18:22配信

毎日新聞
米連邦議会の上院(建物右側)と下院(同左側)=ワシントンで2024年2月14日、秋山信一撮影

 米連邦議会の上下両院選が大統領選と同じ5日に投開票された。上院は共和党が4年ぶりに多数派を民主党から奪還。下院は接戦が続いており、両党の勝敗が判明するまで時間がかかる見通しだ。赤をシンボルカラーとする共和党は、ホワイトハウスと上下両院の多数派を独占する「トリプルレッド」も視野に入れている。

 上院(定数100)は2年ごとに約3分の1ずつ改選する。現有は民主党(民主系無所属を含む)51議席、共和党49議席。このうち民主23、共和11の計34議席が改選となった。

 CNNによると、共和党は南部ウェストバージニア、中西部オハイオ両州で民主党の議席を奪い、現有議席も守って過半数の51議席に達した。西部モンタナ州で優位に立ち、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、ウィスコンシンの3州でも接戦に持ち込んでおり、議席差がさらに広がる可能性がある。

 上院には政府高官や連邦判事の人事承認権がある。共和党のトランプ前大統領が返り咲いた場合、思い通りに人事を進められる基盤ができた。ただ、上院には大半の法案の可決に60議席を必要とする独特の慣例がある。共和党も60議席には届かない見通しだ。

 民主党は接戦州で現職が軒並み苦戦。議席奪取の期待があった南部テキサス州でも敗北した。

 全435議席が改選となる下院の改選前議席は、共和党220、民主党212、欠員3だった。CNNによると、共和党は187議席、民主党は160議席の獲得を確実にした。

 民主党が勝てば、下院党トップのジェフリーズ院内総務が黒人初の下院議長に就く可能性が高まる。下院議長は、大統領の職務継続が難しくなった場合の継承順位が副大統領に次ぐ地位で、歴史的な勝利となる。

 一方、共和党は「トリプルレッド」を実現し、思うように政策を進める展開を狙っている。【ワシントン秋山信一】

7211OS5:2024/11/07(木) 07:48:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee40d61eb4ff12f9e01afe9c48094f90ea9f5865
アラブ系多数派の街でトランプ氏が得票上回る イスラエル問題影響か
11/7(木) 0:54配信

毎日新聞
ミシガン州ディアボーンのカフェに集まったトランプ氏の支持者ら=6日、AP

 5日投開票された米大統領選で、共和党のトランプ前大統領は、アラブ系住民が多数派の中西部ミシガン州ディアボーン市で、民主党のハリス副大統領の得票を上回った。アラブ系住民の間では、パレスチナ自治区ガザ地区で続く戦闘で人道危機が深刻化していることを受け、イスラエルの後ろ盾となってきた民主党のバイデン政権への批判が高まっていた。

 ディアボーン市のアラブ系住民は人口の約55%を占め、全米で最も比率が高い。発表によると、トランプ氏の得票は42・48%で、ハリス氏の36・26%を上回った。2020年の前回選ではバイデン大統領が68・8%を獲得する一方、トランプ氏は29・9%で、トランプ氏は今回の選挙で大幅に得票を増やした。

 アラブ系有権者の票は、イスラエルに批判的な緑の党のジル・スタイン氏に流れるとの見方もあったが、スタイン氏の得票は18・37%にとどまった。

 ハリス氏はアラブ系住民の離反を防ごうと、イスラエルの自衛権は支持しつつ、「イスラエルは罪のない市民を守るため一層の努力をしなければいけない」などと訴えていたが、効果は限定的だった模様だ。【ワシントン松井聡】

7212OS5:2024/11/07(木) 12:01:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb03f81f6b1c35420d70c16c629d9b55da7e6a12
ハリス氏の敗因探る民主党 理念先行型の争点設定が不発、バイデン氏を糾弾の声も
11/7(木) 8:57配信

産経新聞
米大統領選での敗北表明の演説を終え、引き揚げるハリス副大統領(左)=6日、ワシントン(AP)

【ワシントン=大内清】5日の米大統領選で、共和党候補のトランプ前大統領(78)が選挙人の獲得数だけでなく総得票数でも民主党候補のハリス副大統領(60)を大きく上回ったことに同党では衝撃が広がった。争点設定やメッセージの発信手段などさまざまな角度からの敗因分析が始まる一方、米メディアによれば、選挙戦から撤退した7月まで再選にこだわったバイデン大統領(81)の責任を問う声も高まりつつある。


■マイノリティーの支持揺らぐ

各種出口調査によると、ハリス氏は女性票では2020年前回選のバイデン氏をやや上回るか同程度を獲得したものの、男性票は数ポイント下落。黒人やヒスパニック(中南米系)、アジア系の得票は軒並み低下した。

もともと民主党は高学歴でリベラルな白人や、人種的マイノリティー(少数派)を支持基盤としてきた。しかし今回はそれが盤石ではないことが露呈した格好だ。

たとえば長年、民主党の地盤とされてきた東部ニュージャージー州の場合、前回選ではバイデン氏がトランプ氏に得票率で約16ポイント差をつけて勝利したが、今回はわずか約5ポイント差に縮んだ。民主党の大票田である西部カリフォルニア州でも、前回選では約29ポイント差あったリードが今回は開票率58%時点で約17ポイント差にとどまっている。

■「勇気ある決断」一転

ハリス氏は今回の選挙で、民主主義の価値を守ることや、トランプ1期目政権で進んだ司法の保守化で脅かされる人工妊娠中絶の権利を保護することを主要争点に据えた。出口調査では「民主主義」を最も重視するとした人が「経済」を上回り、一定の成果もみられた。

ただ、選挙戦ではトランプ氏も「不法移民による不正投票で選挙の信頼性が損なわれている」などと主張しており、「民主主義」を最重要争点に挙げた人の中にはトランプ氏支持者も多かったと考えられる。ハリス陣営による理念先行型の争点設定は、全体としては不発に終わったといえる。

こうした中、CNNテレビによると、ハリス氏の陣営関係者には「バイデン氏が早期に選挙戦から撤退していれば、ハリス氏の政策や人柄をもっと有権者に浸透させられた」との恨み節があるという。これまでバイデン氏の撤退表明は民主党内で「勇気ある決断」と称賛されてきたが、現在は火種となっている。

7213OS5:2024/11/07(木) 20:37:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/983f33beb091aac4d64afddc4f7f31e94ff63cfd
完敗の民主、放心 都市型偏重、労働者に背 「青い壁」総崩れ・米大統領選
11/7(木) 20:34配信

時事通信
6日、ワシントンのハワード大で演説するハリス米副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】5日投開票の米大統領選で民主党のハリス副大統領(60)は「ブルーウォール(青い壁)」と呼ばれる地盤の東・中西部3州を含め、激戦7州を全て失う完敗を喫する見通しとなった。

 都市型化を進めた同党が「労働者階級の人々を見捨てた」(民主系無所属のサンダース上院議員)ツケは大きく、解党的出直しは必至だ。

 「望んだ結果ではなかった」。ハリス氏は選挙から一夜明けた6日、母校ハワード大の演説で率直に認めた。支持者たちは涙を流し、会場には重い空気が漂った。副大統領候補のウォルズ・ミネソタ州知事は記者団に今後の予定を問われ、「ミネソタに帰る」と短く答えた。

 かつての製造業の中心地で衰退が目立つ「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置し、死守しなければならなかったミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア3州の「壁」は、軒並み崩壊。黒人やヒスパニック系を含め、幅広い有権者層で2020年の前回選挙から票を減らした。

 ウィスコンシン州リポン大のヘンリク・シャツィンガー教授(政治学)は、「労働者階級の関心が分からなかったこと」が最大の敗因だと分析する。多くの国民がインフレに悩まされる中、民主党は出生時の性別と性自認が異なるトランスジェンダーの権利など文化的政策に比重を置き、「常識を欠いた」と指摘。結果的に、農村部や非大卒の有権者らに背を向けられたと解説した。

 民主党がハリス氏を担ぐまでの拙速で不透明な手続きも、陣営の足を引っ張った。就任前、再選を目指さないと表明していたバイデン大統領(81)は、前言を翻し2期目を目指し立候補。高齢不安の果てに撤退に追い込まれた。

 慌ただしく後を継いだハリス氏は、通常の手順を飛ばして候補に指名された。党内の対立候補との討論会やメディアの厳しいインタビュー、予備選で一般党員の審判を仰ぐといった試練を経ないまま、3回目の選挙に臨むトランプ前大統領(78)と相まみえることになった。

 ビヨンセさんらセレブを大量動員した「バイブス(雰囲気)」頼みの選挙は、日々の生活に苦しむ中間層の心に響かなかった。シャツィンガー氏は民主党の今後について「トランプ氏を非難するだけでなく、内省し、どの有権者の支持をまとめたいのか考え直す必要がある」と語った。

7214OS5:2024/11/07(木) 20:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4048004071beb9e7d1a0f745d59ce29ff73c1f93
有力上院議員の落選相次ぐ 米民主、農村部で弱体化
11/7(木) 20:33配信
時事通信
5日、米中西部オハイオ州コロンバスで上院選の敗北を認める演説を行うシェロッド・ブラウン氏(中央)(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選と同時に5日に投開票された上院選では、民主党の農業州選出の有力議員が相次いで落選し、同党の農村部での弱体化が浮き彫りとなった。

 共和党は、トランプ前大統領が勝利を確実にした大統領選の勢いに乗り、高官人事の承認など権限の大きい上院で過半数を奪還した。

 中西部オハイオ州では、上院の銀行委員長を務め、連邦準備制度理事会(FRB)の人事などで影響力を示してきたシェロッド・ブラウン氏が、トランプ氏に近い実業家出身の共和党候補に敗れ、3期18年間守ってきた議席を失った。

 ブラウン氏は5日夜に報道で敗北が伝えられると、支持者を前に「失望しているが、失敗ではない」と表明。ハリス副大統領が大統領選で争点に据えた人工妊娠中絶の権利擁護などは「決して間違いではない」と述べた。

 西部モンタナ州は強固な共和党の地盤だが、農家出身のジョン・テスター上院議員が3期18年にわたり民主党の議席を維持してきた。同党穏健派の代表格であるテスター氏は、8月の民主党全国大会への出席を見送るなど、バイデン・ハリス政権から距離を置いたが、勝利をつかめなかった。

 一方、中西部ウィスコンシン州では、3期目を目指したタミー・ボールドウィン議員が僅差で逃げ切って議席を死守。性的少数者であることを公表しているボールドウィン氏はリベラルだが、「州ビジネス界と近い」(地元ジャーナリスト)とされ、選挙では保守系の農業団体から支持を得た。

 民主党が圧倒的に強い東部ニュージャージー州では、アンドルー・キム氏が韓国系として初めて当選を確実にした。

7215OS5:2024/11/07(木) 22:01:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/401f2d305067de0dfd3bfa0f3c352c5d79087da8
トランプ政権の陣容は 対中シフト濃厚 国務長官にハガティ氏、国防長官はポンペオ氏有力
11/7(木) 20:33配信

産経新聞
6日、米大統領選で勝利宣言する共和党候補のトランプ前大統領=米南部フロリダ州(AP)

【ワシントン=渡辺浩生】5日の大統領選で共和党候補のトランプ前大統領が勝利を収め、次期政権の陣容が早くも注目されている。トランプ氏とパイプを維持してきた元閣僚・補佐官、副大統領候補に挙がった議員らが外交・安全保障などの主要ポストを占めるとみられる。米国第一主義を再び旗印に最大の脅威とみなす中国の抑止に軍事力や経済力の重心を移す布陣となりそうだ。

国務長官には、1期目で駐日大使を務めたウィリアム・ハガティ上院議員や、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたロバート・オブライエン氏らの名前が挙がっている。ハガティ氏は日米関係強化や米外交のインド太平洋へのシフトを主導した。

国防長官候補は、1期目で中央情報局(CIA)長官や国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏が筆頭。陸軍将校としてイラク・アフガニスタンに従軍したトム・コットン上院議員、上院外交委員会の主要メンバーのマルコ・ルビオ上院議員らも有力だ。コットン、ルビオ両氏は一時、副大統領候補として名前が挙がるなどトランプ氏の信頼も厚い。

財務長官には1期目の通商代表で、対中関税など貿易不均衡是正策を指揮したロバート・ライトハイザー氏が最有力。自由貿易より「公正貿易」を主張。経済面で対中封じ込めを主導しそうだ。

大統領補佐官(国家安全保障問題担当)には、トランプ前政権で国防次官補代理を務めた対中強硬派の論客のエルブリッジ・コルビー氏のほか、ペンス前副大統領補佐官だったキース・ケロッグ退役陸軍中将らの名前が挙がる。コルビー氏は国防総省高官としての復帰もありうる。

大統領候補指名争いから撤退した後、トランプ氏の支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏も産業政策の担当閣僚に起用されるとの観測もある。最後までトランプ氏と指名を争ったニッキー・ヘイリー元国連大使は次期大統領選を狙い距離を置きそうだ。

7216OS5:2024/11/07(木) 22:05:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0aab48ec3f211b3a4f8819c087160874a4b3c92
上院選は共和党が過半数、新政権に追い風…トランプ氏「我々に前例のない強力な権限与えてくれた」
11/7(木) 19:04配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=淵上隆悠】米大統領選と同時に行われた米連邦議会の上院選は、共和党が非改選を含めて6年ぶりに過半数を獲得することが確実となった。復権を決めた共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)にとって、政権運営の追い風となりそうだ。

 トランプ氏は6日未明の勝利演説で、「米国は我々に前例のない強力な権限を与えてくれた」と述べ、上院選での躍進に胸を張った。

(写真:読売新聞)

 定数100で任期6年の上院は、2年ごとに約3分の1ずつが改選される。現在の勢力は民主党系51議席、共和党49議席。今回はこのうち民主党系23議席、共和党11議席の計34議席が改選対象だった。

5日、米テキサス州ヒューストンで、上院での再選を確実にし、演説する共和党のテッド・クルーズ氏=ロイター

 AP通信の6日午前10時(日本時間7日午前0時)時点の集計によると、共和党は14議席、民主党は14議席を固めた。非改選を含めた議席数は共和党52、民主党系42となった。まだ6議席の行方が判明していないが、共和党が主導権を握ることが決定的となった。

 共和党は、オハイオ、モンタナ両州で民主党の現職を破り、民主党系のジョー・マンチン氏の引退で空席となるウェストバージニア州でも勝利した。2016年大統領選でトランプ氏と党の候補指名を争ったテキサス州のテッド・クルーズ氏は接戦になる可能性が指摘されていたが、得票率で約10ポイントの差をつけて民主党候補を退けた。

 上院は政府高官人事や条約の承認権を握るため、多数派と政権が異なる「ねじれ」が生じればトランプ氏の足かせになる可能性があった。14年の中間選挙で上院の主導権を失った民主党のオバマ政権は、上院の承認を得られず、連邦最高裁判事の人事でつまずいた。

 一方、定数435の下院は任期2年で、全議席が改選対象だ。現有勢力は共和党220議席、民主党212議席、欠員3。AP通信の集計によると、共和党が198議席、民主党が180議席を固め、残り57議席を争っている。

 共和党が大統領職と上院の多数派を取ったため、次の焦点は共和党が下院の主導権を維持できるかどうかに移っている。実現すれば、共和党は大統領と上下両院を握る「トリプル・レッド」の政治環境を手にする。赤は共和党のイメージカラーだ。

 ただし、下院の過半数維持に失敗すれば、政権との間に「ねじれ」が起き、予算案や法案を巡って民主党と折衝が必要となる。トランプ氏は前政権時代、18年中間選挙で下院の主導権を奪われ、目玉政策だったメキシコ国境の壁建設が思うように進められなかった。

 5日は、11州で知事選も行われた。AP通信の集計では、共和党が8州、民主党が3州で勝利を確実にした。

7217OS5:2024/11/07(木) 22:11:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/40dc49d3194a3a03a87c3beb53df4d3d36dc98ca
ハリス氏敗北の米民主党、反省から非難合戦へ
11/7(木) 16:36配信
CNN.co.jp
6日、米首都ワシントンのハワード大学で演説するハリス副大統領

(CNN) 米大統領選でのハリス副大統領の敗北後、民主党内では当初の反省から一転して非難合戦の色が強まっている。ハリス氏に近い関係者や顧問の間では、かたくなに再選出馬をめざし、撤退に消極的だったバイデン大統領の責任を指摘する声が多い。

【映像】ハリス氏、大統領選当確のトランプ氏に祝意

バイデン氏は7日、ホワイトハウスのローズガーデンで国民向けに演説を行う予定。ただ、激戦州の複数の民主党顧問はCNNに対し、ハリス氏は単純に経済や移民、「変化へのあらがえない欲求」(側近の一人)を巡りバイデン政権と一線を画すことができなかったとの見方を示した。

他の顧問は、人工妊娠中絶を巡る情報発信に依存しすぎた点、選挙戦終盤でセレブに脚光が当たっていた点も指摘した。

民主党の戦略家からは既に、2012年のオバマ大統領再選後に共和党が行ったような党を挙げた選挙結果分析を実施し、民主党が米国の大部分からこれほど乖離(かいり)してしまった理由を調べるよう求める声が出ている。

民主党はかねてトランプ氏を軽蔑する姿勢で団結してきた。だが、ハリス氏が107日間の選挙戦で打ち出したトランプ氏に関するメッセージは、最初はトランプ氏を小ばかにしておきながら突然、民主主義への差し迫った危険として重大視するというもので、こうした変遷が今後議論の的になりそうだ。

民主党の上級顧問はCNNの取材に、「我々はトランプ氏への反対票ではなく、ハリス氏への一票を投じる十分な理由を国民に示していただろうか」と自答した。

7218OS5:2024/11/08(金) 16:46:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ee68ec9aa8d769f9646a03bbaa858f5c2fc344
全米各地で支持離れ、民主が惨敗に衝撃…「戦犯」探し活発化で泥仕合
11/8(金) 6:57配信
 【ワシントン=池田慶太】米民主党のハリス副大統領は6日に首都ワシントンで行った敗戦の弁で、結果を受け入れ、再起を目指すよう支持者に促した。ただ民主党内には惨敗の衝撃が広がっており、責任をなすりつけ合う泥仕合が始まっている。

【表】米国の主な歴代副大統領

ハリス氏「感謝でいっぱい」
 「きょうの私の心は、信頼を寄せてくれたあなた方への感謝や国への愛でいっぱいだ」。ハリス氏が謝意を示すと、集まった支持者や陣営関係者らは歓声で応えた。

 高齢不安を抱えるバイデン大統領が再選断念を表明した7月下旬、ハリス氏は後継に名乗りを上げた。以降107日間、ハリス氏は現代の米大統領選では最短とされる異例の選挙戦を戦い抜いた。共和党のトランプ前大統領に大幅リードを許していた支持率を五分に戻し、巨額の献金も集めた。多様な人種で構成される党支持層をにわかに活気づけた。

 ハリス氏は演説で「自由や機会、公平、人々の尊厳のための戦い」だったと選挙戦を振り返り、自らを支えた若者世代に向けて「諦めないで。絶望しないで」とメッセージを送った。

 しかし、予想以上に厳しい選挙結果となった。米紙ニューヨーク・タイムズによると、2020年大統領選と比較し、全50州と首都ワシントンのうち少なくとも44州でトランプ氏が支持を伸ばした。民主党の牙城だったニューヨーク州やカリフォルニア州でも民主党のリードが大幅に縮まり、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤へのシフト」(米メディア)が全米各地で起きた。

 敗因については様々な臆測が飛び交っている。ハリス氏が20年大統領選の党指名候補争いで早々に敗れたにもかかわらず、競争を経ず大統領候補に選ばれた今回の手続きへの批判もある。

 民主党系無所属で急進左派のバーニー・サンダース上院議員は6日、「労働者階級の人々を見捨ててきた民主党が労働者階級から見捨てられたと気付いても、さほど驚くことではない」とする声明を発表した。富の不平等や生活水準の低下などの問題に取り組んでこなかった党指導部をサンダース氏は痛烈に批判した。

 一方、人種や民族、ジェンダーといった問題でより過激な政策の実現を求める急進左派の責任を問う声もある。党の左派色が強まり、ハリス氏から無党派の有権者を遠ざけた可能性が指摘される。中道派も一定程度抱える民主党は近年、支持層の宗教や人種の多様化が進み、一枚岩になるのが難しくなっている。

 ロイター通信によると、党全国委員会トップのジェイミー・ハリソン氏は周囲に辞意を伝えた。惨敗の責任を巡る「戦犯」探しは水面下で活発化しており、党の混乱は続くと予想される。

7219OS5:2024/11/09(土) 06:32:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b7f53f832bf5d98e2be73194cbf96826200e36
「労働者階級を見捨てた民主党」 サンダース氏が批判、党内に波紋
11/8(金) 22:07配信
毎日新聞
バーニー・サンダース米上院議員=AP

 米連邦議会で民主党会派に所属するバーニー・サンダース上院議員(無所属)が、大統領選で敗れた民主党について「労働者階級の人々を見捨てた」などと厳しく批判し、波紋を呼んでいる。サンダース氏は民主党左派やリベラル層などの若者に根強い人気がある。党全国委員会は「でたらめだ」と反論したが、党内の混乱は続きそうだ。

 サンダース氏は6日にX(ツイッター)に投稿した声明で、「労働者階級の人々を見捨てた民主党が労働者階級から見捨てられても、さほど大きな驚きではない」と痛烈に批判。既に白人の労働者層の支持を失っていたが、現在では中南米系と黒人の労働者層の支持も失ったと指摘した。

 さらに、米国民が「怒り、変化を求めている」一方で、民主党指導部は「現状を守っている」と訴えた。所得格差の拡大や医療が保障されていないこと、パレスチナ自治区ガザ地区に対する米政府の対応などの問題を列挙した。

 「民主党を支配しているのは富裕層や大企業、高給取りのコンサルタントたちだ」と主張し、「多くの米国人が感じている痛みや政治的な疎外感を理解できるだろうか」と疑問を呈した。

 サンダース氏は急進左派のベテラン議員で、大統領選と同時に行われた上院選で4選を決めた。2016年と20年の大統領選では民主党の候補指名獲得を目指して立候補し、若者旋風を巻き起こした。

 「身内」からの批判に対し、党全国委員会のジェイミー・ハリソン委員長はサンダース氏の投稿を引用する形で、Xに「全くのでたらめだ」と投稿。バイデン大統領について「私の生涯で最も労働者寄りの大統領だ」と強調した。

 ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官も7日、記者団の質問に対し、「(サンダース)上院議員には謹んで同意しない。労働組合に話を聞き、我々が創出した雇用を見れば、それを否定できる」と語った。【ワシントン西田進一郎】

7220OS5:2024/11/09(土) 08:42:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d3abc4b1149a83ad6c666701dfd56f59e5022d
トランプ氏、総得票も優勢 共和候補20年ぶりか
11/9(土) 5:53配信

共同通信
トランプ次期大統領

 【ワシントン共同】米大統領選で勝利した共和党のトランプ次期大統領は、選挙人獲得数だけでなく総得票数でも民主党候補のハリス副大統領をリードしている。全米で支持を広げており、共和党候補が総得票数で民主党候補を超えれば20年ぶりになる。開票は8日も続き、米主要メディアによると、トランプ氏は西部ネバダも押さえて激戦7州で六つを制した。

 5日の大統領選と同時実施の連邦議会選で、共和党は上院を4年ぶりに奪還。下院多数派を維持できるかどうかが焦点だ。両院を支配すれば、トランプ次期政権には大きな追い風になる。定数435の下院は、AP通信によると共和党が211、民主党が199の議席を確保した。

 APによると、8日午後1時(日本時間9日午前3時)の時点でトランプ氏が約7351万票、ハリス氏が約6918万票を獲得。430万票以上の差がある。

 米大統領選は全米の総得票数ではなく、州ごとに選挙人の獲得を競う。2016年は、民主党候補のクリントン元国務長官が280万以上多く得票したが、選挙人の数で及ばなかった。

7221OS5:2024/11/09(土) 14:22:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/23490a4dfc8c39f001f04ff4167009a50afc9aca
トランプ氏、総得票数も勝利なら20年ぶり 強硬派ライトハイザー氏に通商代表打診と報道
11/9(土) 13:28配信

産経新聞
6日、米南部フロリダ州ウエストパームビーチで勝利演説に臨むトランプ前大統領(AP)

【ワシントン=坂本一之】開票作業が続く米大統領選で、勝利を決めた共和党のトランプ前大統領(78)は8日、西部ネバダ州も制し、接戦7州のうち6つを押さえた。トランプ氏は全米の総得票数でも民主党候補のハリス副大統領に差を付けており、共和党候補が総得票数で民主党候補を上回れば20年ぶりとなる。


トランプ氏の閣僚人事を巡っては、1期目の政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(77)に復帰を打診したと報じられた。

接戦州で結果が出ていないのは西部アリゾナ州のみで、同州でもトランプ氏がリードしている。

全米の総得票数は米CNNテレビの集計で、8日午後10時(日本時間9日正午)現在、トランプ氏が約7414万票、ハリス氏が約7023万票を得た。トランプ氏は約391万票の差を付けている。

2004年の大統領選で共和党のブッシュ氏(子)が勝利して以来、20年ぶりに共和党候補が民主党候補の総得票数を上回る見通しだ。トランプ氏の完勝の様相を呈している。

大統領選と同時実施された連邦議会の上下両院選では、共和党が上院の多数派を4年ぶりに奪還。定数435の下院は8日午後10時現在で共和党が213議席、民主党が204議席を確保し、過半数の218議席を巡る戦いが続いている。

閣僚人事を巡り、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は8日、トランプ氏が対外強硬派で知られるライトハイザー氏にUSTR代表への復帰を要請したと報じた。

また、複数の米メディアによると、トランプ氏がウクライナのゼレンスキー大統領と6日に電話会談した際、実業家のイーロン・マスク氏も参加していた。マスク氏は大統領選でトランプ氏を強く支援した経緯があり、次期政権で要職に起用されるとみられている。

7222OS5:2024/11/09(土) 17:12:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3c2f3557d6bb59b71461891d0275af93448765
米民主党、“お家芸”身内批判 ペロシ氏がバイデン氏に責任押しつけ
11/9(土) 7:07配信

毎日新聞
ペロシ元連邦下院議長=6日、AP

 米民主党のペロシ元連邦下院議長は7日の米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、大統領選(5日投開票)での民主党のハリス副大統領の敗北について、バイデン大統領の選挙戦からの撤退が遅かったことと党候補指名争いを仕切り直さなかったことが原因だと指摘した。

 党勢が陰ると身内を批判し出すのは民主党の“お家芸”だが、ペロシ氏も自身が当初はバイデン氏を擁護していたことを棚に上げて、責任を押しつけた形だ。

 ペロシ氏は「バイデン大統領がもっと早期に選挙戦から撤退していれば、(ハリス氏以外の)他の候補が党候補争いに参戦していたかもしれない。しかし、バイデン氏が撤退時にハリス氏を後継に推したことで、党候補争いをやり直すことがほぼ不可能になった。もっと早い時期なら状況は違っただろう」と語った。

 一方、民主党系無所属のサンダース連邦上院議員が「民主党は労働者階級の人々を見捨てた」と批判したことに対して、「サンダース氏は(過去の大統領選の党候補指名争いで)勝っていない。彼のことを尊重するが、民主党が労働者階級の家族を見捨てたというのは受け入れがたい」と語った。

 ペロシ氏は今回の大統領選で、当初はバイデン氏の再選を支持。党候補争いでは相手が現職大統領でも立候補は可能だが、ペロシ氏ら党有力者が「党内の内紛」を封じ込めたことで、高齢不安を抱えるバイデン氏に有力な対抗馬が現れなかった。ところが、6月の討論会後にバイデン氏への高齢批判が高まると、水面下で撤退圧力を加えた。

 ペロシ氏は当時、党候補争いをやり直すべきだとの考えだった。しかし、ペロシ氏に反発するバイデン氏は、ハリス氏を後継に推すと明言し、そうした動きを逆に封じた。【ワシントン秋山信一】


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