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2004年米国大統領選スレ

6702チバQ:2022/10/09(日) 09:52:01
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100700726&g=int
廃虚の保養地、住民ぼうぜん ハリケーン被災地、爪痕深く―米フロリダ州
2022年10月08日07時18分

米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)
米南部フロリダ州フォートマイヤーズ・ビーチの衛星写真。写真左は2002年4月、同右はハリケーン「イアン」上陸後にそれぞれ撮影=エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが4日提供(AFP時事)

半壊した自宅の前にたたずむモーリーン・マクガバンさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
ハリケーン「イアン」による洪水で陸に乗り上げた大型クルーザー=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ
がれきの前に立つマリオン・リエッツさん=6日午後、米南部フロリダ州フォートマイヤーズ

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)時事】米南部フロリダ州を襲った大型ハリケーン「イアン」は、美しい砂浜と温暖な気候で知られる海辺の保養地フォートマイヤーズに特に大きな爪痕を残した。7日で上陸から10日目を迎えたが、沿岸部は廃虚と化し、自宅が破壊された住民たちはぼうぜんとしたままだ。
死者100人超、自治体に批判も ハリケーン上陸1週間―米フロリダ州

 「今まで多くのハリケーンを経験してきたが、今回が最悪だ」。沿岸部の自宅が洪水で半壊したモーリーン・マクガバンさん(73)は悲痛な表情でこう訴えた。
 ペットとともに親戚宅に避難して無事だったが、自宅周辺はがれきが散乱。「幸運だった。家具は買い替えられるが、命はそうできないから」と自分に言い聞かせるように語ったが、「不安はある。将来ではなく、今どうしたらいいのか」と嘆いた。
 ヨットハーバーに面する自宅に住むマリオン・リエッツさん(86)は、ハリケーンが上陸した時には自宅の2階にいた。急速に水位が上がっていく中、ボートを支柱にくくりつけ、それに浮かんで生き延びたという。
 がれきの撤去作業は始まったが、自宅の前には多数のクルーザーが陸に乗り上げたままとなっている。「本当に大きなショックを受けたが、少し落ち着いてきた。またハリケーンは来るだろうが、私はここに残る」と、30年以上暮らしてきた家の片付けに励んだ。
 米メディアによると、ハリケーンの死者数は100人を超えたものの、捜索活動が続いており、さらに増加する見通しだ。特にフォートマイヤーズがあるリー郡の被害が甚大で、沖合の島では壊滅的な打撃を受けたところもある。フロリダ州でのハリケーンによる死者数は、既に1935年以来で最悪となったという。

6703チバQ:2022/10/12(水) 22:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff479c7ce27eeac3f23f497f2640360353ea5397
米中間選「ねじれ」再来か 政権党に敗北の歴史、11月8日に審判
10/12(水) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=9月20日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米政治の行方を占う中間選挙が11月8日に実施される。

 大統領の任期2年目の中間選挙は「政権党に不利」という経験則がある。バイデン大統領の民主党は現在、連邦議会の上下両院で優位を保っているが、選挙は下院で劣勢、上院で接戦の見通しだ。政権と議会に「ねじれ」が生じるかが焦点となる。

 第2次世界大戦後の歴史をひもとくと、大統領の所属政党が中間選挙で上下両院とも議席を増やしたのは、ブッシュ(子)元大統領(共和)の2002年のみ。近年ではオバマ元大統領(民主)が最初の中間選挙で下院の63議席を、トランプ前大統領(共和)も同じく40議席を失った。

 原因の一つは、大統領選では60%前後の投票率が、中間選挙で40%前後に低下することにある。大統領選で勝利した政党の支持者は結果に満足し、中間選挙に足を運ばない。一方、政権に不満を持つ側は積極的に批判票を投じるという構図だ。

 ブッシュ氏の共和党が勝利したのは、01年9月11日の米同時テロへの対応で同氏の支持率が80%を超え、この「戦時人気」が1年後まで続いたため。2期目の中間選挙(06年)では上下両院で議席を減らした。

 民主党が上下両院のいずれかでも過半数を割り込んだら、どうなるのか。バイデン氏は残り2年の任期中、自らの望む形で重要法案や予算案を通すのが一段と難しくなる。外交や人事で権限を持つ上院を落とせば、政権運営が難航することも避けられない。

 1946年以降の中間選挙で、政権与党は下院で平均25議席を減らしている。米ギャラップ社によると、投票まで2カ月の時点で支持率が50%を下回った歴代大統領は、下院で平均37議席を失っている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、バイデン大統領の10月10日時点の支持率は約43%。一時期の30%台から脱したものの、歴史的なインフレなどが逆風となり低迷が続いている。

6704チバQ:2022/10/15(土) 16:51:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b033b30442405121ffd1f66f2edf0baed978e0
左でも右でもなく 分断に挑む第3党
10/15(土) 10:00配信


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毎日新聞
会場入り口に「FORWARD IS(前進とは)」と書かれたボードが置かれ、参加者たちが「未来の民主主義」「米国が求めているもの」などと書き込んでいた=米南部テキサス州ヒューストンで2022年9月24日、西田進一郎撮影

 左でもなく右でもなく、前へ――。そんなスローガンを掲げ、分断が極まる米国政治を変えようと動き出した新たな政党がある。中道政党「前進党(フォワード・パーティー)」。民主党でも共和党でもない「第3政党」は、2024年の次期大統領選に影響を与え得るのだろうか。9月24日にキックオフイベントが開かれた南部テキサス州ヒューストンを訪れた。

【写真】存在感を示すトランプ氏

 集会は市街地から少し離れたイベント会場で開かれた。最高気温が35度に達する暑さの中、開始1時間半前に到着すると、紺色のTシャツ姿のボランティアらが設営をしていた。並べられた椅子は約1200席。壇上に向かって左側には「NOT LEFT(左でなく)」、右側に「NOT RIGHT(右でなく)」、中央には「FORWARD TOGETHER(共に前へ)」と書かれた幕が張られていた。昼過ぎから夕方まで、討論会などが続いた。

 ◇「共通の基盤はある」

 共同創設者は、民主、共和両党に所属していた穏健派だ。一人は20年大統領選の民主党予備選に立候補した実業家のアンドリュー・ヤン氏(47)。単独インタビューでは3点を強調した。①無党派層は民主、共和両党の支持層よりも多い②そうした人たちの選択肢がない③対立が激しい2大政党の間でも「共通の基盤」があり、それに基づいた解決策を提示する――。弁舌にたけ、発信力があるヤン氏は党の象徴だ。

 もう一人は、東部ニュージャージー州知事や共和党のブッシュ(子)政権で環境保護局長官を務めたクリスティーン・トッド・ウィットマン氏(76)だ。開会前に話を聞くと、「共和党はレールから完全に外れ、党綱領すら採択しなかった。もう、党ではなくドナルド・トランプ(前大統領)のカルト教団だ」と断じた。語り口は落ち着いており、説得力がある。その発言で会場は何度も沸いた。

 ◇2大政党への不満が背景

 狙いは明確だ。2大政党に不満を持つ人たちや穏健派を幅広く取り込むことだ。

 例えば、米ギャラップ社の昨年の調査では、「2大政党は米国民を代表する適切な仕事をしている」という回答は、03年の56%から33%に激減。逆に「適切な代表を得るためには第3の主要政党が必要だ」との回答は40%から大きく増えて62%に達した。無党派層の70%は想定通りだが、共和党支持層の63%もこう回答したところが興味深い。民主党支持層は46%だった。

 イベントの途中、司会者が参加者に、挙手でどの党を支持してきたかを聞く場面があった。目視だが、約6割が共和党、約3割が民主党、残り約1割がその他だったように感じた。参加者の何組かに声をかけて話を聞くと、いずれもトランプ氏に反発する共和党支持者だった。

6705チバQ:2022/10/15(土) 16:51:53
 ◇第3党を阻む構造的障害

 「第3の選択肢」を目指した挑戦は過去にもあった。しかし、根付いたものはない。ヒューストンにあるライス大のポール・ブレイス名誉教授(政治学)は「第3党には構造的な障害が立ちはだかっているからだ」と解説する。

 米国は当選者が1人の小選挙区制だ。仮に各地で25〜30%の票を獲得しても、議席は全く得られない。ブレイス氏は「いざ投票するとなると、『自分の票が無駄になっていいのか』と自問することになり、それならば2大政党のどちらかに、となりやすい」と解説する。議席という形の「勝利」を得られなければ、組織を維持するのは難しい。

 それ以前に、スタート地点に立つことが難しい。選挙制度は各州が決める。どの州も2大政党が支配しており、「他の党が参入しやすいルールを作るはずがない」とブレイス氏は笑う。テキサス州では、24年大統領選で前進党とその候補者の名前を投票用紙に載せるためには、要件に合った署名を少なくとも9万筆集める必要があるという。

 全米各地でこうしたハードルを乗り越えて活動するためには、莫大(ばくだい)な資金が必要になる。米国で多額の政治資金を提供するのは大企業や投資家だ。「見返り」のあてがない第3党が集めるのは難しい。

 ◇小さな一歩の行方に注目

 それでも、第3党の動きを「展望がない」と切り捨てるのは早計だろう。大統領選に勝つことは困難でも、一定の支持を集めれば、2大政党の政策や選挙に影響を与える可能性はあるからだ。

 ヒューストン大のリチャード・マレー名誉教授(政治学)を訪ねると、「最も成功した例」として1912年大統領選の進歩党を挙げた。共和党だったセオドア・ルーズベルト前大統領(当時)が、後継者のウィリアム・タフト大統領(同)に不満を募らせ、退任から4年後に立候補した時の党だ。タフト氏を上回る票を得たが、結果的には民主党候補が当選。ただし、掲げていた労働環境の向上や1日8時間労働など進歩的な改革は取り入れられて実行された。

 一方、「スポイラー(妨害)効果」として注目されたのは、大接戦となった2000年大統領選の緑の党だ。ラルフ・ネーダー氏の得票率は3%未満だったが、主張が近い民主党のアル・ゴア氏の票を奪ったとされ、共和党のブッシュ(子)氏の勝利につながったと言われている。

 前進党が大統領選に参入できるか、候補者を擁立できるのか、まだ全く見通しは立たない。「2大政党に不満を持つ人たちの理由はさまざまであり、多くの人を取り込む『一つの代替案』を作るのは困難だ」(マレー氏)という指摘も説得力がある。

 だが、2大政党とその支持者が相手を徹底的に批判するのが当然だという分断の時代に、政策や立場の違いを認めつつも共通点を見つけようという姿勢は貴重だ。ヤン氏は私に「我々は政治的雰囲気全体を変える」と意気込みを語った。小さな一歩が、米国の政治にどのような影響を与えるのか注目だ。【北米総局長・西田進一郎】

6706チバQ:2022/10/19(水) 18:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/536cf60f877cdfcbcb38877863e3cc465c3f87a3
中絶の権利法制化を約束 リベラル票掘り起こしに躍起 米大統領
10/19(水) 13:35配信


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時事通信
18日、ワシントンで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は18日、ワシントン市内で演説し、3週間後に迫った中間選挙で与党民主党が議会多数派を獲得した場合、人工妊娠中絶の権利を保護する法案を「真っ先に議会に送る」と約束した。

 「選択の権利」を最優先課題に据え、上下両院の優位死守を目指し選挙戦でスパートをかける狙いだ。

 中絶の権利は今年6月、連邦最高裁が憲法上の権利とは認められないと判断。民主党は中絶の権利擁護を掲げ、リベラル票の掘り起こしを図っている。

 ただ、米メディアなどの最新の世論調査によると、有権者の最大の関心は依然として40年ぶりの高水準を維持するインフレにある。「極端な判決が出たあの日の気持ちを思い出してほしい」と訴えたバイデン氏には、投票日が迫る中で物価抑制に向けた有効な手だてを打てない焦りもにじんだ。

6707チバQ:2022/10/19(水) 18:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/af036fa8f2118717fc806c9ee3189ada73955105
バイデン氏、「中絶」を中間選挙の争点に 民主候補への投票求める
10/19(水) 7:05配信

朝日新聞デジタル
演説後、支持者らに語りかけるバイデン大統領(右)=2022年10月18日、ワシントン、合田禄撮影

 バイデン米大統領は18日、11月の中間選挙で民主党が勢力を拡大した場合、中絶の権利を明記する法案の成立を目指す考えを表明した。中絶反対派が多い共和党候補に対し、中絶の権利を中間選挙の争点として際立たせることで、民主党候補への投票を呼びかけるねらいがある。

 バイデン氏は首都ワシントンであった民主党全国委員会のイベントで講演した。中間選挙が11月8日に迫るなか、「歴史上、最も重要な選挙だ」と強調。法案の提出権は大統領にはないが、「上院でより多くの民主党議員を当選させ、下院でも多数を維持する。もしそうなれば、(改選後に)私が最初に議会に送る議案は、中絶の権利を成文化したものになると約束する」と語った。

 人工妊娠中絶の権利をめぐっては、連邦最高裁が6月、中絶の権利を憲法上の権利として認めない判決を出した。9人の判事のなかで、賛成した5人は全て、共和党の大統領が指名した判事だった。

6708チバQ:2022/10/20(木) 19:46:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0c53aad4f4669841986109aa62ce5e6b2b0542
クリントン元国務長官、出馬否定 次期大統領選に「ノー」
10/20(木) 12:27配信


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共同通信
東京都内でジェンダー平等をテーマに話すヒラリー・クリントン元米国務長官=20日午前

 来日中のクリントン元米国務長官(74)は20日、国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長との対談で、2024年の次期米大統領選への出馬意欲を問われ「ノー、ノー」と苦笑いしながら否定した。


 24年大統領選を巡っては、クリントン氏と同じ民主党から高齢のバイデン大統領(79)が再選出馬するかどうかに関心が出ている。(共同)

6709チバQ:2022/10/27(木) 16:14:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bf2d614004070a9b06d3e694f639514f99310b3
米中間選挙、バイデン民主党が失速 共和党に勢い、両院で過半数狙う
10/27(木) 6:00配信

朝日新聞デジタル
ワシントンで24日、民主党全国委員会の本部で演説するバイデン米大統領=AP

 米国の中間選挙(11月8日投開票)まで2週間を切った。現在、連邦議会で主導権を握る民主党に対し、共和党が支持を伸ばしており、議会の上下両院で共和党が過半数に迫る勢いをみせている。残り2年間続くバイデン政権の求心力を保つためにも、議会の多数派を譲りたくない民主党は正念場を迎えている。


 「これほど重要な選挙はない。上下院の支配を維持できるかが大きな問題だ」。バイデン大統領は24日、ワシントンでの会合で投票を呼びかけた。直近の世論調査で「共和党優勢」となったことに触れ、「最後は民主党優勢になって幕を閉じるだろう」と終盤戦での巻き返しを誓った。

 直近の世論調査は、終盤での民主党の失速ぶりを示している。ニュースサイト「ファイブサーティーエイト」によると、支持政党を問う世論調査では10月20日、共和党が民主党を2カ月半ぶりに逆転した。

 下院では共和党の過半数獲得が有力で、上院でも接戦が予想される。カギを握る接戦州で共和党候補の追い上げが目立ち、上下両院ともに共和党が勝利する可能性も出てきている。

朝日新聞社

6710チバQ:2022/10/27(木) 18:50:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/134bff4aeca94299f8195c8e5ceb33baca259817
米下院で共和230議席前後濃厚 中間選挙、評論家見通し
10/27(木) 16:59配信
【ワシントン=坂本一之】米政治評論家のクリス・スタイアウォルト氏は米中間選挙に関し、下院(定数435)で野党・共和党が227〜232議席を確保し、多数派を握るとの見通しを示した。上院は接戦が続いているという。投票者数が高水準になり、浮動票が勝敗を左右すると指摘した。

同氏は米シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)上席研究員。終盤情勢について27日までに取材に応じた。

中間選の投票率は「通常は35〜40%程度だが、今回は60%に近づく可能性がある」と指摘。ガソリン価格の高騰が中流家庭への負担増となり、「民主党には非常に悪いタイミングの選挙だ」とした。

下院選で「共和党が15〜20議席程度を積み増すとの予想が妥当だ」と分析。一方で「民主党が多数派を維持する確率は5%以下」とし、焦点は「共和党が有用な多数派になるか、無益な多数派になるかだ」と語った。共和党が勝利しても、議席数が230程度にとどまれば、党内の意見対立が妨げとなって安定した議会運営ができないとした。

下院選で共和党が過半数を大きく上回る多数派を獲得できず、民主党が上院の多数派を維持した場合、バイデン大統領は、交渉を通じて共和党勢力と妥協点を探りながら、政策推進に向けて「多少の取り組みを実現できる」とした。下院で多数派の共和党を「悪役」に仕立て、2024年の大統領選に向けて戦うシナリオも考えられるとした。

6711チバQ:2022/10/29(土) 08:52:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQBX7HQHQBXUHBI047.html
ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明
2022/10/28 22:46朝日新聞

ペロシ米下院議長の夫、襲われる 容疑者の身柄拘束、動機は不明

米ワシントンで2021年12月、イベントに出席したナンシー・ペロシ米下院議長(左)と夫のポール・ペロシ氏=ロイター

(朝日新聞)

 米連邦議会のペロシ下院議長の夫ポール・ペロシ氏(82)が28日、サンフランシスコの自宅に侵入した人物に襲われ、病院に運ばれた。ペロシ議長の報道官が同日、声明で明らかにした。容疑者の身柄は拘束されたという。

 声明によると、事件が起きたのは同日早朝で、ペロシ議長は当時、サンフランシスコにはいなかった。容疑者の動機は不明で、捜査中だという。ポール氏は病院で治療を受け、「完全に回復する見込みだ」としている。AP通信によると、ポール氏はハンマーで襲われ、頭部と体を負傷した。同通信が伝えた関係者の話では、容疑者はペロシ議長の自宅を狙って侵入したという。

 ホワイトハウスは事件を受けて声明を発表。バイデン大統領はペロシ議長に電話し、支援を表明したと明らかにした。声明は「大統領は引き続きすべての暴力を批判し、家族のプライバシーが尊重されることを求める」としている。

 米国では11月8日に中間選挙があり、下院議員は全員が改選される。ペロシ議長も再選に向け、カリフォルニア州の選挙区で立候補している。2年前の大統領選後には、米連邦議会への襲撃事件が起きた。中間選挙を前に、米国では再び政治をめぐる暴力事件が懸念されている。(ワシントン=高野遼)

6712チバQ:2022/10/30(日) 17:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf349c3f4fd836b661d96220bda5e56617dfee4
バイデン・トランプお断り?  終盤戦、目立たぬ両党の顔 米中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
バイデン米大統領=28日、フィラデルフィア(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙まで1週間余り。

 終盤戦にもかかわらず、バイデン大統領(民主)とトランプ前大統領(共和)の露出が少なく、両党の「顔」の不人気ぶりが指摘されている。

 バイデン氏の選挙応援は、一般公開されない高額献金者の資金集め集会が中心だ。支持率が40%台前半で低迷する大統領の訪問は必ずしも歓迎されず、時には「指導部の世代交代が必要だ」(オハイオ州のライアン民主党上院候補)と露骨に拒絶されることもある。

 バイデン氏は記者団に「16カ所以上から応援要請がある」と強がったものの、今月最後の週末も自宅のあるデラウェア州で静かに過ごす。激戦州を飛び回るオバマ元大統領とは対照的だ。

 一方、トランプ氏は週末を中心に応援集会を開いてきたものの、動きは活発でない。熱狂的な支持基盤を誇るトランプ氏も、激戦州では穏健な有権者を遠ざける。同氏周辺は米紙に「女性や無党派の票を狙うなら適任ではない」と認めた。

 バイデン、トランプ両氏とも2024年大統領選に出馬する意向を示し、現時点では民主、共和両党の最有力候補だ。応援弁士としての人気のなさは、次期大統領選の混沌(こんとん)を予告しているかもしれない。

6713チバQ:2022/10/30(日) 18:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a98e0b9a75f0d3c852a65c0b4a1e5c2fe416f059
米社会、深刻な「部族」化 ライバル党を脅威視  現・前大統領が拍車・中間選挙
10/30(日) 7:08配信


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時事通信
撤去されるリー将軍の銅像=2021年9月、米南部バージニア州リッチモンド(AFP時事)

 米中間選挙(11月8日投開票)は終盤戦に入った。

 一部の世論調査によると、民主、共和両党の支持者のそれぞれ約8割が相手の政策を「脅威」と感じ、将来への危機感を募らせている。専門家らは、自らの集団を被害者と見なす一方で他集団を敵視する「部族主義(トライバリズム)」が米社会で一段と深刻化していると警告する。

 首都ワシントン北西部ジョージタウンからポトマック川を渡り、バージニア州を縦断する国道29号。同州フェアファックス郡は9月中旬、国道の名称「リー・ハイウエー」を廃止すると決定した。南北戦争(1861〜65年)で奴隷制を支持した南軍の司令官ロバート・リー将軍をたたえたものだからだ。

 バージニア出身のリー将軍は全米で英雄視されてきたが、トランプ前政権時代の2017年に入って民主党左派などから「黒人弾圧の象徴」との声が拡大し、州内の将軍の像が相次いで撤去された。

 一連の動きに反発するかのように、中間選挙の前哨戦と目されていた21年11月のバージニア州知事選では、無名だった共和党のヤンキン氏が「教育」を争点にして勝利。同氏は過激な「反人種差別教育」を制限すると公約した。

 同時期のバージニア州下院選で初当選したアンダーソン議員(共和)は国道29号が通る町カルペパーで取材に応じ、「歴史上、奴隷を所有していたすべての人物が狙われている。リー将軍が奴隷制に反対していた発言は顧みられていない」と批判。「私たちは今や赤色(共和)の部族と青色(民主)の部族に分かれ、意見が何一つ一致しない」と嘆いた。

 NBCニュースの世論調査によると、民主党支持者の81%、共和党支持者の79%が相手の政策を「米国を破壊する脅威」と認識。民主党支持者は共和党による「投票妨害」や反体制的な「トランプ主義」に、共和党支持者は民主党による「政府の管理強化」「憲法の拡大解釈」などにそれぞれ危機感を抱いている。

 現・前大統領も「部族化」に拍車を掛けている。バイデン大統領は今回の中間選挙を自らへの審判ではなく、民主と共和の「非常に異なった展望」の選択と訴える。トランプ前大統領が掲げるのは、民主党やリベラル派が支配する「影の政府」からの政権奪還だ。

 米外交問題評議会(CFR)のクリス・タトル上級研究員(内政担当)は「人々は今、自分が同意できるものに取り囲まれている。その結果、意見が違う相手を他の集団の一員とみて全体を敵にしてしまう。中間選挙を経て相互不信が極まれば、次に暴動のような非民主的なことが起こり得ると肝に銘じなくてはならない」と警鐘を鳴らす。

6714チバQ:2022/10/31(月) 07:19:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/a06dd55b53cfdfa2ffc11d8b080ea58c1c531a93
米下院、接戦区減る 「ゲリマンダー」で二極化 中間選挙
10/31(月) 7:14配信


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時事通信
 【ワシントン時事】米中間選挙で、小選挙区制を採用する下院選(定数435)の接戦区が減少している。

 各政党が自党に有利になるよう区割りを決める「ゲリマンダー」を行ったためだ。支持基盤を固めさえすれば当選が容易になることから、過激な候補を生みやすく、米政治の分断を助長する懸念が指摘されている。

 ゲリマンダーとは19世紀初頭、マサチューセッツ州のゲリー知事が恣意(しい)的に線引きした選挙区の形が、竜のような怪物「サラマンダー」に似ていたことに由来する。政治家が有権者を選別する、米政治の「あしき慣行」とされる。

 今回の選挙では、10年に1度の国勢調査に基づき区割りが変更された。人口比例で配分された選挙区の線引きは各州が定める。選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、新区割りでは民主党に有利な選挙区が六つ増えた一方、激戦区は六つ減った。

 当選がほぼ確実な選挙区では、自党の予備選を勝ち抜くため候補者の主張が極端になりがちだ。共和党「トランプ派」筆頭格のマージョリー・テイラー・グリーン氏や、民主党の急進左派アレクサンドリア・オカシオコルテス氏ら、反対派から「極右」「極左」とレッテルを貼られる議員を生む土壌となってきた。

 民主制度に反すると批判も多いゲリマンダーを巡っては、改善の動きも出始めている。ミシガンやコロラドなど一部の州は、区割り権限を議会から独立委員会に移管する制度改革を実施。ノースカロライナ州では共和党に有利な区割りに対し、裁判所が是正を命じた。

 プリンストン大の「ゲリマンダリング・プロジェクト」は、こうした変化により「過去数十年と比べると公平な地図になった」と分析しているが、米政界の分断を解消するには至っていないようだ。

6715チバQ:2022/10/31(月) 07:20:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/24e1ae1c332f7ad4daaa563efe17b4273614c414若者の支持集める「AOC」 急進左派ホープの民主女性議員 「長期的視点なし」と批判も
10/31(月) 7:10配信


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時事通信
アレクサンドリア・オカシオコルテス米下院議員(手前左)=2021年9月、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】実業家イーロン・マスク氏のような大富豪と多くのホームレスが共存する米国で、行き過ぎた格差社会に彗星(すいせい)のごとく現れた民主党急進左派の女性が、将来を憂う若年層の支持を集めている。

 ニューヨークを地元とし、「AOC」の略称で知られるアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(33)。中間選挙を控え、「将来の大統領候補」との声も上がる同氏を支える有権者の本音を探った。

 「少数派の声を訴え、国を良くすることはとても難しいこと」。ニューヨーク市内の公園で23日、仲間と共に動物愛護を訴えていた女性アーティストのブリッタ・アルフォードさん(26)は取材に応じ、不平等是正に取り組むオカシオコルテス氏にエールを送った。

 アルフォードさんの言葉には、資本主義社会の閉塞(へいそく)感がにじむ。「金持ちの白人が全てを所有しない世界を実現してほしい」
 高い知名度を生かし、多額の政治資金を調達可能なオカシオコルテス氏は、民主党執行部も一目を置く存在だ。ただ、妊娠中絶の権利を求める抗議中に当局に拘束されるなど、過激な行動で世間を騒がせたこともある。

 中絶反対派の団体で働く20代前半の女性サバンナさんは26日、別の公園で団体の主張を訴えていた。話し掛けると「誰が費用を負担するの。維持可能な政策じゃないわ」と、オカシオコルテス氏が唱える国民皆保険制度への反対をまくし立てた。「彼女はとても外見が良く流行に敏感なので、共感を得やすい」と指摘し、長期的視点に欠ける若年層に受けているだけだと切り捨てた。

 機械工の父を手伝うデニス・ベニテスさん(19)は、共和党のトランプ前大統領支持者だ。「気候変動問題に真剣な点でAOCは好み」だが、「環境と経済を組み合わせた彼女の政策は、持続可能じゃないね」と冷静に評する。

 スペンサー・パークさん(18)は「AOCを支持するよ」と即答。「若者との関わり方は特にすごい。未来を目の当たりにするのは僕たちだ。若い世代の意見に耳を傾けなきゃ」と力を込めた。

 オカシオコルテス氏の選挙区は、リベラルな有権者が多数を占める大都会のニューヨーク第14区。共和党の対抗馬が「過激な社会主義者」と批判を強めても、同氏の優位は揺るがない。中間選挙後も2024年の大統領選をにらみ、その言動に注目が集まりそうだ。

 

 ◇アレクサンドリア・オカシオコルテス氏
 アレクサンドリア・オカシオコルテス氏 ニューヨーク市ブロンクス区のヒスパニック系家庭に生まれる。ボストン大卒業後、バーテンダーなどとして働き、2018年の中間選挙で民主党から出馬して最年少の女性下院議員として初当選。サンダース上院議員と並ぶ同党急進左派の代表格として知られる。33歳。

6716チバQ:2022/11/02(水) 23:18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b26db37b95d070f9d93df193e371c61906a23534
接戦州のトランプ派候補 大統領選へ判断左右
11/1(火) 20:49配信


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産経新聞
演壇で握手するトランプ氏(右)と、同氏の支持を受ける共和党予備選の候補、バンス氏=4月、米オハイオ(大内清撮影)

【ワシントン=坂本一之】米中間選挙ではトランプ前大統領が支持する共和党候補の勝敗が注目を集めている。トランプ氏にとって支持候補の当選は自身の影響力を示す指標であり、2024年大統領選への出馬を判断する材料となる。

トランプ派候補として有名なJ・D・バンス氏は接戦の中西部オハイオ州から上院の議席を狙う。トランプ氏の集会方法をまねるなどし世論調査で民主党候補を僅かにリードする。上院選の接戦州では、南部ジョージア州でプロフットボールの元スター選手ウォーカー氏、東部ペンシルベニア州でオズ氏がトランプ派として激戦の渦中にある。

これらは共和党が上院で多数派を握るかどうかを左右する重要選挙区で、米メディアも動向を取り上げている。米公共ラジオ(NPR)によると、今回の上下両院選や州知事選などにはトランプ氏が支持する約200人が出馬している。

一方、党上院トップのマコネル院内総務とトランプ氏の確執は深まっている。中間選の候補を決める予備選でトランプ派に敗れた党有力者、チェイニー下院議員も反トランプを掲げており、選挙後も党内対立が続くとみられている。

6717チバQ:2022/11/04(金) 17:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a84d45811aa37280f404fc91b3ad4f777f7cc9
民主「牙城」ネバダ州で苦戦 インフレ、支持基盤直撃 上院の行方左右・米中間選挙
11/4(金) 7:09配信


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時事通信
米ネバダ州ラスベガス郊外の住宅街で、戸別訪問する「カリナリー(料理)労働組合」のエド・カマーチョさん(左)と母親のアンジェリカさん=10月24日

 8日の米中間選挙で上院多数派を懸けた接戦州の一つが、カジノの街・ラスベガスを有する西部ネバダ州だ。

 民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員(58)と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官(44)が激しく競り合う。民主党が30年以上にわたり議席を守り抜いてきた「牙城」だが、物価高騰は支持基盤の労働者の生活を直撃し、同党は苦戦を強いられている。

 ◇戸別訪問100万軒
 10月24日夕、ラスベガス郊外の住宅街。ネバダ州最大の労働組合「カリナリー(料理)労働組合」の組合員、エド・カマーチョさん(21)と母親のアンジェリカさん(45)は、一軒ずつ呼び鈴を鳴らしドアをノックした。「共和党に投票したよ。民主党は経済を駄目にしたから」「移民問題は大切。投票には必ず行く」。住民の反応はさまざまだ。

 「ドアの向こうにそれぞれ物語がある。新型コロナウイルスで大変な思いをし、今も職を探す人がいる」。7月に戸別訪問を始めたエドさんはこう語り、民主党候補者や投票方法が記されたパンフレットを留守宅のドアノブに引っ掛けた。

 カジノやレストランの従業員らで構成する同組合の組合員は約6万人。うち6割がヒスパニック系だ。アンジェリカさんも20年前に米国に移住したメキシコ系移民で、今はカジノで働く。組合トップのテッド・パッパジョージ財務書記長は「大統領選があった2020年には65万軒訪問した。今年は過去最多の100万軒を目指す」と力を込める。

 ◇「争点は生活費」
 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、5月にコルテスマスト氏の各種世論調査の支持率平均値がラクソルト氏を上回ったが、9月下旬に逆転された。11月1日時点では、コルテスマスト氏が46.5%、ラクソルト氏は46.6%と拮抗(きっこう)している。

 ニュースサイト「ネバダ・インディペンデント」のジョン・ラルストン記者は、ネバダ州は本来、民主、共和両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」だと説明する。だが、歴史的なインフレがバイデン大統領と民主党への逆風となっており、「今年は共和党の年になりそうだ」と見積もる。

 特に深刻なのはガソリン価格の高騰だ。全米自動車協会(AAA)によれば、ネバダ州のガソリン平均価格は全米平均を大きく上回り、州別ランキングで3位の高さ。パッパジョージ氏も「最大の争点は生活費だ」と認める。

 ◇米国の縮図
 観光客でにぎわいを取り戻し始めたラスベガス中心部から車で30分ほど離れた郊外のレストラン。ラクソルト氏が10月24日夜に開いた集会に参加した白人女性(62)は、「食料品店に行くたびに価格が上がっている」とバイデン政権への不満をぶちまけた。

 トランプ前大統領の支持を受けるラクソルト氏の陣営は、「バイデンに全てをささげている」とコルテスマスト氏を批判するテレビ広告を流す。同氏とバイデン政権の「経済失政」を結び付ける戦略だ。ネバダ州は人口の3割近くをヒスパニック系が占め、低学歴の労働者も多い。政治的争点も含め、同州での民主党の苦戦は、米政治の「縮図」(米メディア)と言われている。

6718チバQ:2022/11/04(金) 17:39:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dbd211b8df113cbd494c79e20b74aede0b6a31b

米中間選挙 楽観ムードも漂う共和党、上院奪還に総力
11/3(木) 15:00配信


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CNN.co.jp
米中間選挙も投開票まで1週間を切り終盤に入った

(CNN) 秋の選挙戦も大詰めを迎え、共和党には楽観ムードが漂いつつある。重要な上院の議席が射程距離に入ってきた兆候も見える中、下院で確実に過半数を取れるとの確信が高まり、党幹部が数週間前に想像していたよりも深く民主党の牙城に切り込んでいる。

カリフォルニア州からコネチカット州まで、激しい下院争いを繰り広げる民主党候補者は、有権者から押し寄せる不満に大慌てで対処している。経済やインフレや犯罪に対する不満の渦は、ジョー・バイデン大統領1期目の後半で勢力図を塗り替えかねない。

真っ二つに割れる中間選挙が共和党との政策や立場の違いを明確に示すことなく、バイデン政権に対する国民投票という形で終わる場合、民主党は、政界の秩序が様変わりしうる厳しい選挙日を迎えることも想定している。

支持率が伸び悩んでいることもあり、バイデン大統領は今週、上院選の最激戦州から遠く離れた地域で遊説を予定している。バイデン氏は、共和党が下院で、さらに上院でも過半数を握った場合どうなるかを考えて、慎重な選択をするよう国民に訴えた。

先週末デラウェア州で期日前投票を終えたバイデン氏は「これは根幹を揺るがす重要な選択だ。国の将来について全く異なる2つの見方から、どちらかを選択する」と述べた。

問題は、2年前にバイデン氏を支持した有権者の中にさえ、大統領のメッセージに耳を傾ける者が少しでもいるのかどうかだ。

民主党は、メッセージを広めて支持基盤を活性化しようと、バラク・オバマ元大統領を頼りにしている。オバマ氏は先週末、ジョージア州、ミシガン州、ウィスコンシン州で辛辣(しんらつ)に最後の演説を締めくくった。

オバマ氏は「今現在の現実的な問題はインフレだ」と言い、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のあおりで世界中が経済的困難に見舞われていることを指摘した。「皆さんはこう問うべきだ、実際にこの問題に対処してくれるのは誰なのか。共和党も散々口にしているが、彼らはどんな答えを用意しているのか」

共和党が下院奪還をうかがい、ホワイトハウスもそうした結末に向けてひそかに準備を始めているが、選挙日まで数日となり、上院の過半数争いも熾烈(しれつ)を極めている。

ジョージア州、アリゾナ州、ネバダ州の民主党の現職上院議員が共和党候補者との激戦で守勢に立たされる一方、共和党はペンシルベニア州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州での議席確保に向けていっそう強気な態度に出ている。共和党が上院で過半数を獲得するためには、たった1議席増やせばいい。

全米共和党上院委員会の委員長を務めるリック・スコット上院議員(フロリダ州選出)は先ごろ、CNNに「今年は我々の年だ」と語り、共和党の獲得議席は「52議席以上」になるだろうと予測した。

共和党関係者やストラテジストがCNNに語っているように、これら激戦州のいくつかでは大きな不確定要素が持ち上がっている。はたして有権者は知事選と上院選で違う政党に投票するのか、それとも知事選に引っ張られて上院選の候補者も当選を果たせるのだろうか。

6719チバQ:2022/11/04(金) 17:39:52
ジョージア州では、共和党は、現職のブライアン・ケンプ知事(共和党)の再選がほぼ手堅いことに勢いを得て、上院選に出馬しているハーシェル・ウォーカー候補(共和党)について楽観的な見方を示している。現職のラファエル・ワーノック上院議員(民主党)とウォーカー氏のいずれも50%以上の得票数を得られなかった場合、上院選の勝敗の行方は12月6日の決選投票に持ち込まれる。

オハイオ州でも、再選をかけたマイク・デワイン知事(共和党)が対立候補を大きくリードしているため、共和党関係者はJ・D・バンス候補(共和党)とティム・ライアン下院議員(民主党)の対決についてそれほど心配しているようすはない。

アリゾナ州では、共和党関係者も、上院選でブレイク・マスターズ候補(共和党)がマーク・ケリー上院議員(民主党)と接戦になることはないだろうと認めている。接戦になるのは、知事選でケイティ・ホッブス候補(民主党)と激しい選挙戦を繰り広げるカリ・レーク候補(共和党)が保守層を刺激した場合だろう。

試金石となる事例は、まさに今ペンシルベニア州で繰り広げられている。知事選に出馬しているジョシュ・シャピロ州司法長官(民主党)は、共和党幹部にすっかり見放されたダグ・マストリアーノ候補(共和党)を大きく引き離している。

シャピロ氏が上院選のジョン・フェターマン候補(民主党)を引っ張り上げることができるか、それとも有権者は政党を変えてメメット・オズ候補(共和党)に票を投じるのか。選挙当日の夜の間違いなく楽しみな問題だ。予備選ではドナルド・トランプ前大統領の推薦を受けて指名候補を勝ち取ったオズ氏は、本選ではがらりと態度を一転させ、中道の立場を取っている。

オズ氏は先週行われた討論会で、「政府は過激な姿勢で間違った方向に進んでいる」と述べ、上院では誠意と歩み寄りの姿勢で臨むと公約した。一方、フェターマン氏は、対立候補がとりわけ中絶に関して極端な立場であることを強調しようとしている。

こうした面々が上院選でとくに注目を浴びる一方、刺々しい政治情勢のため、民主党上院選の候補者はほとんど誰もが共和党の激しい攻撃から逃れることはできない。ワシントン州のパティ・マレー議員に始まって、コロラド州のマイケル・ベネット議員、ニューハンプシャー州のマギー・ハッサン議員に至るまで、そこまで激戦ではない州の現職議員も、1年前に予想していたよりも厳しい選挙戦を強いられている。

民主党上層部も、党内に厳しい経済的な向かい風が吹いているという見方を否定していない。だが今年6月に最高裁判所によって「ロー対ウェイド」の判決が覆されたのを受け、中絶の権利保護を訴えることで有権者を勢いづけられると主張している。

民主主義を守ることも依然として一部有権者を鼓舞する材料だ。名だたる共和党候補者の多くが、2020年大統領選挙の結果を否定したり、陰謀論を広めたりしている。

今週、フロリダ州、ニューメキシコ州、メリーランド州、ペンシルベニア州を遊説する予定のバイデン大統領にとって、今月8日の選挙日はデラウェア州で初当選してからちょうど50年目に当たる。1972年以来、大統領は最前列で選挙の酸いも甘いも見てきたが、過去の事例は必ずといっていいほど政権与党には不利だ。

「アメリカン・プレジデンシー・プロジェクト」によると、大統領が所属する政党は第2次世界大戦以降、就任後最初の中間選挙で平均28議席を落としている。現在、民主党が下院で抱えるリードはわずか5議席。過去の事例にわずかながら抵抗したとしても、下院で過半数を失いかねない。

トランプ氏が2020年の敗北を覆そうと試み、選挙の正当性について根拠のない疑念を持ち出して以来初めての全国選挙で、過去の事例がどれほど当てになるのかは疑問の余地が残るところだ。

すでに46州で約2100万人の米国人が投票を済ませた中、民主党の政府関係者や議員らは、共和党の勢いをそぐためにも残りの日数で選挙の流れを変えることが喫緊の課題だと認めている。

バイデン氏は21日夜にペンシルベニア州で演説し、今回の選挙の争点を詳しく語り、お茶を濁すことなくこう言い切った。「この先10年、あるいはその先の国のあり方を形成することになるだろう。冗談ではなく」

6720チバQ:2022/11/07(月) 10:45:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-221106X042.html
最後の週末、現・前大統領が舌戦=命運決めるペンシルベニア州―米中間選挙8日投開票
2022/11/06 14:51時事通信

 【フィラデルフィア、ラトローブ(米ペンシルベニア州)時事】8日に投開票される米中間選挙前で最後の週末となった5日、バイデン大統領とトランプ前大統領がそれぞれ東部ペンシルベニア州に入り、舌戦を繰り広げた。同州は激戦が続く上院選で民主、共和のどちらの党が多数派を握るか命運を決める最重要州。選挙戦はいよいよクライマックスを迎えた。

 バイデン氏は同州最大都市フィラデルフィアの大学施設でオバマ元大統領らと登壇した。数千人の支持者らを前に「残り3日。皆さんにはトランプを2年前に『敗北した大統領』にした力がある」と、民主党候補に投票するよう声をからし呼び掛けた。

 この日、会場を一番沸かせたのは、演説会のトリを務めたオバマ氏だった。「民主主義は当たり前ではなく、そのために戦うものだ」と決めぜりふを言うと、聴衆は総立ちで歓声を上げた。

 一方、同州西部ラトローブで集会を開いたトランプ氏。「バイデンと極左の愚か者どもはペンシルベニアの雇用を壊滅させ、見たこともない物価高で家庭を窒息させている」と民主党をこき下ろし、「8日に共和党の歴史的勝利を収めなければならない」と訴えた。

 会場となった空港にプライベートジェットで降り立つと、タラップから真っすぐ演壇に向かう派手な演出で数千人の支持者を熱狂させた。「子飼い」候補をいかに連邦議会や州政府に送り込めるかは、2024年大統領選に向けたトランプ氏の影響力を占う試金石。共和党候補の応援にもおのずと力が入る。

 ペンシルベニア州は、16年大統領選でトランプ氏勝利の原動力となった「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」の一つ。上院は共和党現職の引退に伴う新人対決で、両陣営が全米で最も重視する選挙区となっている。

 民主党はスキンヘッドに入れ墨、スエット姿という異色の副知事フェッターマン氏を擁立。対する共和党からは、テレビ番組で活躍した医師のオズ氏が出馬した。インフレや犯罪、人工妊娠中絶の是非が主要争点となる中、脳卒中を患ったフェッターマン氏の健康問題も絡み、情勢は一進一退の展開が続く。

6721チバQ:2022/11/07(月) 10:45:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_XO4VZPJDQRO5DNQNBOZOCPIGCM.html
米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙
2022/11/06 13:35産経新聞

米与党、下院で平均26議席減 大戦以降、政権に厳しい中間選挙

(産経新聞)

【ニューヨーク=平田雄介】米国の中間選挙が8日に迫った。「中間選挙」と呼ばれるのは、4年ごとにある大統領選の2年後に行われるためで、大統領と政権与党の政権運営に対する「信任投票」の意味合いがある。選ばれるのは連邦議会議員や州知事、州議会議員たちだ。

民主党と共和党の2大政党が争う米国で、国民は中間選で大統領と与党に厳しい評価を下してきた。第二次大戦中のルーズベルト政権(民主党)以来、平均すると与党が連邦議会下院で26議席、上院で4議席を減らし、野党が議席を伸ばしてきた。

全米に50ある各州の代表者である下院議員は任期2年で、中間選で全435議席が改選される。各州から2人ずつ選ばれる上院議員は任期6年。全100議席のうち3分の1ずつ改選され、今回は補欠選挙を含め35議席が対象となる。

民主、共和両党はそれぞれ、州ごとに上下両院の候補者を党内で選ぶ選挙を中間選前に行う。8日の本番で争うのは、党内の競争を制した候補たちだ。

投票権があるのは18歳以上で、有権者登録を済ませた人。日本のように自動的に有権者名簿に登録されるのではなく、投票を希望する人は、まず居住地で有権者登録をして投票資格を得なければならない。登録の仕組みは州ごとに異なる。

投票は選挙当日に投票所で行うほか、勤務地が遠いなどの事情がある人は期日前投票ができる。ショッピングモールなどに専用機器を備えた投票所を置くケースもある。新型コロナウイルス禍で利用が伸びたのは郵便投票だ。自宅へ郵送されてきた投票用紙に候補者名を記入し、選挙管理委員会へ送り返す。

民主党は有権者登録をしやすくしたり、期日前投票の利用を増やしたりすることに前向きだ。民主支持を期待できる若者や中南米系ら有色人種には、登録を済ませていない人が多い傾向がある。都合がつくときに投票所を訪れればよい期日前なら、投票になじみが薄い若年層らの得票を増やせる可能性もある。

2020年の大統領選では、コロナ対策もあって民主党主導で郵便投票を拡充する州が相次いだ。ただ、制度変更が「不正の温床になる」との批判もあり、昨年は共和党が強い州を中心に、郵便投票の受付窓口を制限したり、投票者の身分証明の要件を厳格化したりする法律の制定が進んだ。

中間選前の下院の現有勢力は民主党が220、共和党が212、欠員3。上院は民主と共和が50ずつの同数となっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の分析によると、下院で共和党は過半数の218を上回るのが確実な情勢だという。上院では与野党の接戦が続くが、最終盤で共和党が勢いづいている。

6722チバQ:2022/11/07(月) 11:19:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/503853e2d90cf5604840f02455b3991335da5937激戦ペンシルベニア、新旧3大統領が「最後の訴え」 米中間選挙
11/6(日) 17:30配信


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毎日新聞
米中間選挙3日前の民主党の集会で、連邦上院選や州知事選の候補者と共に登壇するオバマ元大統領(壇上左から2人目)とバイデン大統領(同3人目)=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2022年11月5日、秋山信一撮影

 米中間選挙(8日投開票)直前の週末となった5日、民主党のバイデン大統領(79)とオバマ元大統領(61)、共和党のトランプ前大統領(76)が、連邦上院選の勝敗を左右する激戦区の一つ、東部ペンシルベニア州での選挙集会でそれぞれ熱弁を振るった。

【米中間選挙 注目選挙区は】

 同州最大の都市フィラデルフィアにあるテンプル大学の施設で開かれた民主党の政治集会。州知事選候補のシャピーロ州司法長官(49)、連邦上院選候補のフェッターマン州副知事(53)に続いて、オバマ氏の名前が呼ばれると、約7500人(主催者発表)の聴衆からこの日一番の歓声が沸き、続くバイデン氏の登場がかすむほどだった。現職大統領をも上回るオバマ氏の人気を最大限に利用するため、演説の大トリもオバマ氏が務めた。

 オバマ氏は、大統領就任後初の2010年の中間選挙では下院選で大敗し、14年には上下両院の多数派を失った。5日の演説では「中間選挙が非常に重要なことを経験から知っている。上下両院で多数派を維持できていれば、移民制度を立て直し、意味のある銃規制強化を実現できた」と強調。また、14年に上院の多数派を共和党に奪われ、最高裁判事にリベラル系のガーランド氏(現司法長官)を起用する人事を阻まれた経験を念頭に「上院を失っていなければ、最高裁の姿は今とは異なっていただろう」と語った。

 そして、「民主主義はチームスポーツだ。大統領は一人では政策を実行できない。上下両院がどうなるかは非常に重要なのだ」と訴え、家族や友人らに投票を促すよう支持者に求めた。

 一方、州第2の都市ピッツバーグ郊外の空港では、トランプ氏が連邦上院選候補のオズ氏(62)や州知事選候補のマストリアーノ州上院議員(58)を支援する集会があった。「Trump(トランプ)」と機体に記された自家用ジェットで会場に降り立ったトランプ氏は、「USA」コールで支持者に迎えられた。

 「バイデン(大統領)、ペロシ(下院議長)、シューマー(民主党上院院内総務)のもとで物価が高騰し、ペンシルベニア州の家族を苦しめている。いったい誰が彼らに投票したのだ」と民主党を批判。移民急増による国境管理の混乱、同州での犯罪の増加、教育現場でのリベラル的な人種・ジェンダー教育など、保守層の懸念が強い問題を列挙し、「米国の破壊を止めたいのであれば、この火曜日(8日)に巨大な(共和党のシンボルカラーの)赤い波に乗って共和党に投票しなければならない」と訴えた。

 また、24年の大統領選への出馬を強く示唆して支持者を喜ばせる一方、党内のライバルと目される南部フロリダ州のデサンティス州知事(44)のことを「デ・サンクティモニアス(聖人ぶったの意味)」と呼び、警戒心をのぞかせた。

 ペンシルベニア州は近年、大統領選の勝敗に直結する接戦州となっており、08年と12年はオバマ氏、16年はトランプ氏、20年はバイデン氏が制した。都市部は民主党、農村部は共和党と支持基盤もくっきり分かれている。共和党の現職が引退する今回の上院選は、地方行政の経験があるフェッターマン氏が世論調査でリードしてきたが、5月の党予備選直前に脳卒中で倒れ、選挙運動を休んだことで健康不安が高まった。10月下旬に開かれた唯一のテレビ討論会でも、スムーズな答弁ができず、一部の世論調査ではオズ氏が逆転した。

 ただ、州知事選では民主党のシャピーロ氏が優位に立っている。投票用紙は上院選や下院選、州知事選などが一まとめになっており、選挙種別ごとに候補者の欄にチェックを入れる形式だ。民主党は、シャピーロ氏への投票がフェッターマン氏の得票の底上げにつながることを期待している。

 上院選ではペンシルベニア州のほか、南部ジョージア州、西部ネバダ、アリゾナ両州などが激戦になっており、民主、共和両党のどちらが多数派を取るかの結果が判明するまで数日以上かかる可能性もある。【フィラデルフィア秋山信一】

6723チバQ:2022/11/08(火) 07:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/617589427435c55ba12f5eefd1bafafd13ad2fb9州知事選も民主苦戦 次期大統領選に影響か 米中間選挙
11/8(火) 7:05配信


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時事通信
米西部ニューメキシコ州アルバカーキで、グリシャム知事(左)と一緒に集会に参加したバイデン大統領=3日(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日投票の米中間選挙では、全米50州のうち36州で知事選も行われる。

 国政与党・民主党は、連邦議会の上下両院選だけでなく、知事選でも苦戦を強いられている。8日には各州で選挙の実務を取り仕切る州務長官選も実施予定で、結果次第では2024年の大統領選での再選を視野に入れるバイデン大統領に不利な状況が出現する可能性もある。

 ◇改選州で共和優勢
 「米国で最高の知事を再選させるために、ここに来た」。バイデン氏は3日、西部ニューメキシコ州アルバカーキで演説し、現職のグリシャム知事(民主)への投票を聴衆に呼び掛けた。グリシャム氏はヒスパニック系で、副大統領候補にも名前の挙がった有力知事だ。

 一方、トランプ前大統領はインターネット交流サイト(SNS)で、グリシャム氏の移民政策を批判し、野党・共和党候補のロンチェッティ氏を「タフで賢い」と支援した。世論調査ではグリシャム氏がリードしているが、ロンチェッティ氏が激しく追い上げている。

 選挙分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、今回の知事選で民主党候補が優勢なのは10州なのに対し、共和党候補は14州で優勢。残りの州では接戦となっている。

 ◇「選挙管理人」選も焦点
 州知事選に加え、州の要職の一つである州務長官の選挙にも注目が集まっている。州務長官は投票手続きの決定や投票結果の承認などを担う「選挙管理人」。通常は有権者の関心をほとんど集めない地味なポストだ。

 しかし、今回はトランプ氏が20年大統領選の敗北を受け入れず、選挙結果を覆そうとしたことに同調する候補が7州で立候補。トランプ派がこの役職を制すれば、2年後の大統領選にも影響を与えるとみられている。

 トランプ派の代表格で、接戦州ネバダの州務長官選に出馬した共和党候補マーチャント氏は、民主党支持者の利用が多い郵便投票の廃止などを公約に掲げる。「電子投票機が不正に操作されている」と主張し、紙による投票と手作業での集計を訴えていることも物議を醸している。

 CNNテレビの最新の世論調査によると、同州の州務長官選は接戦ながら、マーチャント氏が民主党候補をわずかにリードしている。

6724チバQ:2022/11/08(火) 20:03:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e277f0a91c3d846af3b3024d15fe62aab8a8b99f
米中間選、判明長期化も 接戦州の再集計や郵便投票めぐり
11/8(火) 19:07配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で接戦州の開票作業がずれ込み、結果判明が遅れる可能性が指摘されている。利用が進んだ郵便投票の集計に多くの時間を費やすとされるほか、一部の州で得票が僅差になり再集計が求められるとの見方が出ているためだ。民主、共和両党が激しく争う上院は、選挙結果への異議申し立てにより、結果確定が長期化する恐れがある。

西部アリゾナ州などでは得票が僅差となった場合、再集計する規定がある。米紙によると同州は接戦となっており、再集計の可能性が高まっている。

激戦区の南部ジョージア州では得票率50%以上の候補者がいない場合、12月6日に決選投票が行われる。2020年の上院選では実際に決選投票となった。

今回の選挙で郵便投票を含む期日前投票は4200万人を上回り、前回18年の中間選を超えた。ただ、有権者が投票用紙を郵送する郵便投票の開票では、開封作業や本人確認などに時間がかかり、結果判明が遅れることが懸念されている。

民主党支持者の利用が多いとされる郵便投票に関連し、20年の大統領選で、共和党のシンボルカラーにちなんだ「赤い蜃気楼(しんきろう)」と呼ばれる現象が起きた。開票当初は投票所に足を運んだ共和党支持者の票の集計が先行。遅れて郵便投票が開票され、共和党候補のリードが次第に失われていくように集計が進んだためだ。

敗れた共和党のトランプ前大統領や支持者は「盗まれた選挙」だと訴え、郵便投票に強い不信感を抱く。今回も「赤い蜃気楼」が再現されれば、共和党候補者らが異議を申し立てる可能性がある。

AP通信によると、中間選の郵便投票や投票関連装置などを巡り、10月27日時点で100超の訴訟が主に共和党員から起こされているという。

6725チバQ:2022/11/09(水) 17:47:28
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221109-OYT1T50107/
米中間選挙、下院選は共和党リード・上院選は接戦…「ねじれ」起きれば政権に打撃
2022/11/09 15:02
 【ワシントン=田島大志】バイデン米政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は8日、全米で投開票が行われた。定数435の全議席が改選される下院選は8日夜(日本時間9日午後)現在、野党・共和党が与党・民主党をリードしている。定数100のうち35議席を争う上院選では、両党が接戦を繰り広げている。

 AP通信によると、下院選では日本時間9日午後1時10分現在、民主党86議席、共和党141議席の当選が確実となった。


8日、米オハイオ州で共和党候補を応援する支持者ら(ロイター)
 共和党は選挙前の世論調査に基づく米メディアなどの分析で、過半数を確保するとの予測が出ていた。改選前、民主党が過半数(218)を上回る220議席を確保していた下院で、共和党が4年ぶりに多数派を奪還すれば、政権与党と下院の多数派が異なる「ねじれ」が生じ、政権運営に打撃となる。

 上院選では、AP通信によると同午後1時10分現在、民主党が7議席、共和党が15議席を確実にした。非改選議席は民主党系が36、共和党は29で、合計すると民主党系が43議席、共和党が44議席を固めた。

 改選前議席は民主党系50、共和党50の同数で、上院議長を兼ねるハリス副大統領を含めて辛うじて民主党が主導権を握っている。政府高官人事や条約を承認する権限を持つ上院で民主党が事実上の多数派の座を失えば、バイデン大統領の求心力はさらに低下する。

 州知事選では同午後1時10分現在、36州のうち民主党が6州、共和党が14州を制した。

 今回の中間選挙では、米国で続く記録的なインフレ(物価上昇)に有権者の関心が集まり、40%前後と低い支持率にあえぐバイデン氏に対する大きな逆風となった。バイデン氏は女性に関心の高い人工妊娠中絶問題の争点化に努めたが、同問題を巡る論戦は盛り上がりを欠いた。

 共和党は、気候変動対策を重視するバイデン政権の政策がエネルギー価格の高騰を招いているなどと批判した。終盤戦では治安問題でも民主党を攻め立て、都市部などで犯罪増加への懸念が広がる中、論戦を優位に進めた。

8日、米中間選挙の投票をするジョージア州の地元住民ら=ロイター
 今回の中間選挙は、2024年の次期大統領選の行方を占う「前哨戦」とも位置付けられる。再選に意欲を示すバイデン氏と、再出馬を検討している共和党のトランプ前大統領は互いを激しく非難する舌戦を繰り広げた。

6726チバQ:2022/11/10(木) 17:52:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3092335dd83bb5d7335992b1bb1547e904e00d2
米中間選挙、共和党伸び悩み上下院とも接戦…バイデン氏「赤い波は起きなかった」
11/10(木) 11:26配信
読売新聞オンライン
9日、米アリゾナ州で集計された投票用紙を箱に入れる選管職員=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米国のバイデン政権の任期前半の評価が問われる米中間選挙は、投票から一夜明けた9日も開票作業が続いた。上院選、下院選ともに、多数派を巡って与党・民主党と野党・共和党の接戦が続いている。


(写真:読売新聞)

 AP通信の日本時間10日午前11時現在の集計によると、上院(定数100)は35議席が改選対象で、非改選を含め、民主党が48議席、共和党が49議席を占めた。同10日未明時点から、共和党がウィスコンシン州で1議席を積み上げた。

(写真:読売新聞)

 ジョージア州では、12月6日に決選投票を行うことが決まった。民主、共和両党と「リバタリアン党」の候補の得票率がいずれも50%を下回ったためで、州の規定に基づき、民主党現職とトランプ前大統領の推薦を受けた共和党新人が一騎打ちで戦うことになった。ジョージア州では、2020年11月の上院選でも勝敗が決まらず、21年1月に決選投票が行われた。

 残りのネバダ、アリゾナの2州では、郵便投票の集計に時間がかかっている。郵便投票を巡っては、20年大統領選でも一部の州で開票作業に混乱があり、バイデン氏が勝利を宣言したのは、投票日から4日後だった。両州の結果が出ても、1勝1敗ならば、上院の主導権を巡る戦いの結果は、ジョージア州の決選投票に委ねられることになる。

 定数435の全議席が改選される下院選では、民主党が184議席、共和党が207議席を確実にした。改選前、民主党は過半数(218)を上回る220議席を確保していた。米メディアは依然、僅差で共和党が勝利するとの予測を伝えている。

 選挙前の世論調査に比べ、共和党は伸び悩んだとの見方が大勢だ。バイデン大統領は9日、投開票後初めて記者会見し、「米国と民主主義にとって、とても良い一日だった。(共和党のシンボルカラーである)『赤い波』は起きなかった」と語った。

6727チバQ:2022/11/10(木) 19:19:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/6134d39b935426b37d2973bc90d684db5e58ce70
米中間選挙、勝敗決まらぬ異例の展開 上院は12月持ち越しも
11/10(木) 11:08配信


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毎日新聞
支持者らに演説する米連邦下院共和党トップのマッカーシー院内総務(右)=ワシントンで2022年11月9日、ロイター

 米中間選挙は投票日から一夜明けた9日も開票作業が続き、連邦上院選は接戦が続いている。共和党は下院選での「勝利」を宣言したが、獲得議席は過半数ラインには至っておらず、投票日から1日たっても上下両院の勝敗が正式に決まらない異例の展開となっている。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 米CNNテレビによると、日本時間10日午前8時半現在、上院(定数100、改選35)の獲得議席数は非改選を含めて民主党系48、共和党49となっている。南部ジョージア州では得票率が50%以上になった候補がおらず、上位2人による12月6日の決選投票にもつれこんだ。西部アリゾナ、ネバダ両州では民主党の現職と共和党のトランプ前大統領派の候補による接戦が続いている。両州で民主、共和両党が1議席ずつ取れば、上院選の勝敗決定は12月まで持ち越されることになる。

 下院(定数435、全議席改選)では日本時間10日午前8時半現在、共和党が206議席、民主党が187議席を獲得した。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は9日未明に「勝利」を宣言し、下院議長就任への支持を取り付けるために党内の調整に入った。だが、民主党は敗北を認めておらず、バイデン大統領も9日の記者会見で「メディアや評論家が予想していた巨大な赤い波(赤は共和党のシンボルカラー)は起きなかった」として、「僅差になる」と述べるにとどめた。

 ただ、バイデン氏は共和党が下院多数派を奪還することも見越して、9日夜にマッカーシー氏らと協議する考えを示した。【ワシントン秋山信一】

6728チバQ:2022/11/10(木) 19:26:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/02d1a1187cb95186fe3f69e452d3053f7ce978ab
接戦2州が多数派左右 米上院、政権運営に影響 中間選挙
11/10(木) 7:12配信


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時事通信
米中間選挙の投票を呼び掛ける掲示板=10月14日、ジョージア州アトランタ(AFP時事)

 【ワシントン時事】8日の米上院(定数100、改選35議席)選は民主、共和両党が拮抗(きっこう)し、どちらが多数派を握るかは南部ジョージアと西部ネバダの接戦2州の開票結果に事実上委ねられた。

 結果判明には数日かかる見通しだ。上院は連邦裁判所の判事や政府高官の人事などを承認する権限を持ち、バイデン大統領の政権運営に影響を与える。

 ジョージア州では民主党現職のラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー氏が接戦。同州ではバイデン氏が2020年の大統領選でトランプ前大統領を僅差で破り、トランプ氏がウォーカー氏を支持していることから、民主党は死守を目指している。

 ジョージア州では過半数の票を得る候補が不在の場合、決選投票を行う。他州の結果次第では、12月6日に予定される決選投票の結果が、上院の多数派を決めることになる。

 一方、ネバダ州では民主党現職のキャサリン・コルテスマスト議員と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が議席を争う。

 米メディアによると、ネバダ州の開票結果判明には数日かかる見通し。人口の多いラスベガスを抱えるクラーク郡などで郵便投票の開票作業の開始がずれ込んでいるほか、地元当局者は「法に従い、12日まで郵便投票を受け付ける」と語っている。

 CNNテレビ(電子版)によると、9日午前(日本時間10日未明)時点で、非改選議席を含め民主、共和両党が48議席ずつを確保。激戦州の一つに数えられていた東部ペンシルベニア州では、民主党のジョン・フェッターマン副知事が勝利した。

6729チバQ:2022/11/10(木) 21:05:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4331b56c3fa0eed911ab285ceb4a0465c43f1f8
米中間選挙、「赤い波」起きず 共和、下院優勢も伸び悩み 上院は接戦州で決選投票
11/10(木) 20:44配信


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時事通信
米連邦議会議事堂=9日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米中間選挙(8日投開票)は10日も開票作業が続き、野党・共和党が連邦議会の下院で過半数に迫っているが、与党・民主党も猛追している。

 上院は大接戦となり、一部の接戦州で12月に決選投票が行われる。当初予想された共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」(地滑り的勝利)は起きなかった。

 CNNテレビによると、10日午前6時半(日本時間同日午後8時半)現在、全435議席が改選される下院では共和党が209議席、民主党は191議席にそれぞれ当確が出ている。バイデン大統領は9日の記者会見で、「今回失った下院の議席数は、過去40年間の民主党大統領の最初の中間選挙としては最少だ」と善戦を強調した。

 上院(定数100)は35議席が改選対象となり、非改選を含め民主が48議席、共和が49議席を確保した。両党の勢力が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」のネバダ、アリゾナ両州で開票作業が継続。ジョージア州ではいずれの候補も過半数に達せず、勝敗の確定は12月6日の決選投票に持ち越された。

6730チバQ:2022/11/11(金) 11:17:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/262c4db0fe052374ad04f2c1d682adea9d7ba876
「赤い波」不発、責任はトランプ氏に? 党内で反発広がる
11/11(金) 7:50配信
【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は、8日の中間選挙で予想されていた「赤い波」(赤をシンボルカラーとする共和党の大勝)に乗り、次期大統領選への出馬に弾みをつけるつもりだった。だがふたを開けてみると、同党の獲得議席数は伸び悩み、さらには党内のライバルであるロン・デサンティス(Ron DeSantis)フロリダ州知事が大躍進する結果となった。

 現職大統領の支持率が低迷し、インフレが高進する中で行われる選挙では通常、野党側が大量の議席獲得を見込める。だが今回の中間選挙では、共和党が民主党から下院を奪還するものの、議席数を大きく伸ばすことはできない見通しだ。

 トランプ氏は共和党の選挙運動で全面に立ち、重要選挙区での党公認候補を選ぶ予備選にも影響力を行使。全米各地で集会を開き、2020年の大統領選に不正があったという根拠なき主張を繰り返した。

 だが、トランプ氏がお墨付きを与えた候補者は落選が相次ぎ、それまで共和党が確保していた議席を民主党に奪われる事態にもなった。アナリストや党内からは、選挙結果が振るわなかった責任はトランプ氏にあるとの指摘も上がっている。

 激戦州ペンシルベニアの連邦上院選では、トランプ氏の支持を受けた著名医師のメフメト・オズ(Mehmet Oz)氏が共和党から出馬。民主党は、公職経験がなくニュージャージー州居住歴が長い同氏を徹底的に攻撃し、共和党から議席を奪うことに成功した。

 ただし、例外もある。オハイオ州の連邦上院選では、トランプ氏が支持するJ・D・バンス(J.D. Vance)氏が当選。また米メディアの予測によると、20年の大統領選の結果に異議を唱える共和党候補の当選者数は全米で100人以上に上る見通し。

 一方、フロリダ州知事選では、24年の大統領選出馬を強く示唆しているデサンティス氏が対立候補に圧倒的な差をつけて再選を果たし、トランプ氏の強力な対抗馬としての地位を確固たるものとした。

 選挙翌日、新聞各紙はデサンティス氏の躍進をこぞって報道。アリゾナ州スコッツデール(Scottsdale)でAFPのインタビューに応じた共和党支持者からは、トランプ氏よりもデサンティス氏を選ぶとの声が上がった。

 小規模事業を経営するリサ・クリストファーさん(60)は「トランプ氏にとって重要なのは自尊心だけ」と指摘。「デサンティス氏は押し引きのタイミングを心得ているが、トランプ氏はそうではない」と語った。

 CNNテレビのジム・アコスタ(Jim Acosta)記者が側近の話として伝えたところによると、トランプ氏は9日朝、選挙結果に「激怒」し、「皆を怒鳴りつけていた」とされる。

 同氏は15日に次期大統領選への出馬を表明する可能性をほのめかしていたが、一部の政治評論家からは発表を延期するのではないかとの見方も出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

6731チバQ:2022/11/11(金) 15:56:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9289d549d212ce4682f34bc0f6d5e05e0c1c3ba
最大の「敗者」はトランプ氏 再選戦略見直し必至 米中間選挙
11/11(金) 7:07配信

時事通信
トランプ前米大統領=8日、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】「最大の敗者はトランプ」。

 米中間選挙から一夜明けた9日、米メディアには、事前の予想に反して共和党が伸び悩んだ原因をトランプ前大統領(76)に求める見出しが躍った。「大きな勝利だ」と強がるトランプ氏だが、2024年の大統領選での返り咲きに向けた戦略見直しは必至だ。

 米紙ニューヨーク・タイムズの記者は9日、激戦州ペンシルベニアでの共和党上院候補オズ氏の敗北にトランプ氏が「激怒」し、メラニア夫人に責任転嫁したとする側近の話をツイートした。

 オズ氏のような「トランプ派」新人候補は、当初から実力不足が懸念されていた。トランプ氏の太鼓判によって共和党の予備選は勝ち抜けても、本戦で幅広い支持層を獲得できず、勝敗を左右する激戦州で苦戦。アメリカン大のフィリッポ・トレビサン准教授は「重要州で物議を醸す上院候補を支持したトランプ氏の賭けは裏目に出た。彼は共和党にとって足手まといと見なされる」と指摘した。

 前大統領の苦杯は「トランプ党」の色彩を強めた共和党の方向性に再考を迫っている。中間選挙では、フロリダ州のデサンティス知事(44)が一躍注目を集めた。共和党支持者の間でトランプ氏に次ぐ人気を誇り、資金調達力にも定評があるデサンティス氏は、次期大統領の有力候補と目される。

 トランプ氏は「出馬すれば彼は傷つくことになる」とデサンティス氏をけん制したが、焦りは否めない。今回の中間選挙がトランプ・ムーブメントの「終わりの始まり」となるのか。トランプ氏は15日、フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」で「重大発表」を予定しており、大統領選への出馬を正式表明する可能性がある。

6732チバQ:2022/11/11(金) 16:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bcdbaa14293fa4b966024ed7a4ef9dfab65bed
中絶規制への反発が民主党善戦の一因に 住民投票は擁護派が全勝
11/11(金) 4:00配信

毎日新聞
人工妊娠中絶をめぐる住民投票で、中絶の権利を明記する州憲法改正が賛成多数になる見通しだとの開票速報に喜ぶ女性たち=米中西部ミシガン州デトロイトで2022年11月8日、ロイター

 米中間選挙(8日投開票)では、今年6月に州による中絶禁止を容認した連邦最高裁判決が出たことを受け、人工妊娠中絶への賛否が大きな争点となった。選挙に合わせて計5州で中絶に関する住民投票も実施され、中絶擁護派が全勝。最高裁判決に民意が猛反発した形で、中絶の権利を擁護する民主党が善戦する一因となった。

 住民投票の内容は州ごとにさまざまだ。保守的な南部ケンタッキー州では「州憲法で中絶の権利が保障されると解釈してはならない」と明文化する案が否決された。同州では最高裁判決後に中絶を原則禁止する州法が発効したが、「州憲法違反だ」と主張するグループが提訴し、州最高裁で審理が続いている。州最高裁は月内にも審理を再開するが、住民投票の結果が裁判所の判断に影響する可能性がある。

 西部モンタナ州では、中絶を希望した母親から取り出された後も生存している胎児を法的に「人」とみなし、医療ケアを義務づける案が否決された。中絶手術をした医師らが医療ケアをしない場合、刑事罰に問われる可能性がある。極端な中絶規制と言え、有権者が反発した形だ。

 一方、中西部ミシガン、西部カリフォルニア、東部バーモントの3州では、中絶の権利を保障する州憲法改正案が賛成多数で承認された。

 住民投票がなかった地域でも、中絶問題は中間選挙の大きな争点となった。主要米メディアの出口調査では、「最も重要な論点」として27%が「中絶」を挙げ、「インフレ」(31%)に次いで多かった。「中絶」と答えた人の76%が民主党に投票していた。

 中西部オハイオ州コロンバス郊外で投票した銀行員のジェシー・ヒースさん(47)は共和党支持者だが、今回は上院選で民主党候補に投票した。「私の姉は妊娠した時、中絶をしなければ死んでいたかもしれなかった。中絶するかどうかは女性と医師の間で決定されるべきで、政治が関わるべき問題ではない。政治家ではなく、専門の医師が判断する問題だ」と強調した。民主党支持者のデブラ・ハギーさん(68)も「中絶問題を最も重視した。女性の権利が抑圧されていることに強い危機感を感じる」と話した。【ワシントン秋山信一、コロンバス隅俊之】

6733とはずがたり:2022/11/11(金) 18:08:44
アメリカ初、レズビアン公表の州知事が誕生。マウラ・ヒーリー氏が当選
マサチューセッツ州で、選挙で女性知事が選ばれるのも初めてです
Kevin Robillard
https://www.huffingtonpost.jp/entry/maura-healey-first-lesbian-elected-governor_jp_636b1feee4b03438613e323d?utm_campaign=share_twitter&ncid=engmodushpmg00000004
Kevin Robillard
2022年11月09日 13時56分 JST

6734チバQ:2022/11/11(金) 18:10:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3419238c7871455fe73c003f368d6b3b3283a97
バイデン氏「国民は我々を支持」下院敗北濃厚も成果強調 米中間選挙
11/11(金) 16:25配信


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毎日新聞
米国の首都ワシントンで、民主党全国委員会のイベントで演説するバイデン大統領(中央)=2022年11月10日午後3時46分、秋山信一撮影

 米中間選挙は、投票日から2日たっても連邦上下両院選の勝敗が決着しない混戦となっている。下院選(定数435)では既に「勝利」を宣言した野党・共和党が過半数ライン(218)まで9議席に迫り、与党・民主党は多数派からの転落が濃厚になっている。しかし、バイデン政権は大敗を免れたことを「成果」として宣伝しようと躍起になっている。下院多数派を共和党に奪われれば、政策推進が困難になり、政権打撃となるが、求心力を維持するために「ダメージコントロール」を図っているとみられる。

【図解】なんだっけ?そもそも中間選挙って

 「民主党にとって力強い夜だった」。バイデン大統領は10日、首都ワシントンで開かれた民主党全国委員会のイベントで演説し、開票が進んだ8日夜を振り返った。「国民は我々の訴えを圧倒的に支持している」「我々は逆境に打ち勝った」。まるで勝利したかのような言葉を並べると、集まった約500人の民主党員から「レッツゴー、ジョー」と歓声が飛んだ。

 バイデン政権は「まだ開票は続いている」としながらも、中間選挙の「成果」をアピールしている。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日の記者会見で、10日出発の中東・アジア訪問に関連して「大統領は(中間選挙の)現状を快く感じ、追い風を受けて外国訪問に臨めると思っている」と強調。クレイン大統領首席補佐官もMSNBCテレビのインタビューで「経済成長や中絶の権利、民主主義のために戦う大統領に有権者が応えた。非常にいい選挙だった」と誇った。

 バイデン政権は「成果」の根拠として「過去40年間の民主党の大統領の中で、就任後初の中間選挙で(全議席改選となる)下院の議席減が最も少なかった」と条件付きのデータを多用している。CNNによると、民主党は下院で199議席を獲得。改選前議席(220)から10議席前後の減少にとどまるとの予測もある。政権1期目の中間選挙では与党が議席を減らすのが通例で、「負け幅が少ない」との訴えは一定の説得力を持つ。

 しかし、過去40年間の民主党大統領は、クリントン、オバマ両氏だけだ。それぞれ下院選では52議席減、62議席減と「歴史的大敗」を喫しており、比較対象としてはハードルが低い。クリントン氏の前の民主党大統領であるカーター氏は、1978年の中間選挙の下院選で前回比15議席減で、多数派も維持した。共和党では2002年のブッシュ氏(子)が8議席増、18年のトランプ前大統領が36議席減だった。今回の民主党は改選前議席が過半数ラインより2議席多いだけで、元々「勝利」のハードルが低いという事情もある。

 バイデン氏は、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波」が起きなかったことも根拠にしている。10日も「あらゆる世論調査が『巨大な赤い波』を示していたが、起きなかった」と強調した。しかし、米メディアや選挙分析機関の大半は「上院選は接戦、下院選は共和党が有利」と予測しており、共和党の予想獲得議席は過半数ラインに近い230議席程度で、バイデン氏の発言は明らかに誇張だ。

 「赤い波」は共和党の支持が伸びた終盤になって、共和党のトランプ氏や連邦議会議員らが勢いを強調するために使った言葉だ。しかし、共和党内にも楽観論に対して「『赤い波』という言葉に惑わされてはいけない」(ヘイリー元国連大使)と警鐘を鳴らす声があった。【ワシントン秋山信一】

6735チバQ:2022/11/13(日) 20:58:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/441e595062bbeede49201ae173a0186798ec26bf
米民主党、上院で多数派維持へ ネバダ州で当選確実
11/13(日) 13:35配信


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CNN.co.jp
ネバダ州で民主党候補が当選を確実にし、民主党が上院で多数派を維持する見通しとなった

(CNN) 米中間選挙の上院選は、CNNの予測によるとネバダ州で民主党の現職キャサリン・コルテズマスト議員が当選を確実にし、同党が多数派を維持する見通しとなった。

ネバダ州ではコルテズマスト氏と共和党のアダム・ラクソルト前州司法長官が接戦を展開していた。

ラクソルト氏は祖父と父が上院議員を務めた家系で、2020年大統領選では同州のトランプ陣営を率いた人物。トランプ氏が大統領選の不正を主張する陰謀説に同調している。

コルテズマスト氏は選挙戦で、この陰謀説やラクソルト氏のようなトランプ派が連邦議会襲撃事件を招いたと主張した。

同氏の勝利を受け、上院の獲得議席は民主党50、共和党49となる。残る1議席はジョージア州の民主党現職ラファエル・ウォーノック議員と共和党のハーシェル・ウォーカー候補の争いで、12月の決選投票に持ち越される。

ジョージア州で共和党が勝ったとしても改選前と同じ50議席ずつで、上院議長である民主党のハリス副大統領の票を加えると民主党が多数派を維持することになる。

6736チバQ:2022/11/13(日) 21:00:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/cacbb73d4db8a0e50a8506bc626f73f2b74f11d8
米中間選挙 民主党が上院で多数派維持 最悪シナリオ回避
11/13(日) 11:43配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】8日投票の米中間選挙は12日、上院(定数100)の開票作業が続いていた西部ネバダ州で与党の民主党候補の勝利が確実となり、同院の多数派を民主党が維持することが決まった。米CNNテレビが報じた。

記録的なインフレへの不満で民主党に逆風が吹いていたが、最終盤で巻き返し大接戦を制した。民主党のバイデン政権にとっては上下両院の多数派を失うという最悪のシナリオを回避することに成功した。

上院を巡っては民主党候補が11日に西部アリゾナ州で勝利したのに続き、ネバダ州でも激戦を制した。上院の非改選分を含む議席数は民主党50、共和党49となった。

残る1議席の南部ジョージア州は、過半数の票を獲得した候補がおらず、同州独自の規定で12月6日に決選投票が実施される。

上院で多数派を得るには共和党が過半数の51議席、ハリス副大統領が議長として法案採決に参加できる民主党は50議席が必要だった。

6737チバQ:2022/11/13(日) 21:06:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4bc594cc793f179aeb90439bc6f667d2b3a91b7
米中間選挙、代理戦争は「痛み分け」 共和、大勝ならず 次期大統領選、深まる混迷〔深層探訪〕
11/12(土) 8:31配信


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時事通信
演説するバイデン米大統領=7日、東部メリーランド州(EPA時事)

 米中間選挙でバイデン大統領(79)率いる民主党は、下院で苦戦が伝えられながらも、予想を上回る踏ん張りを見せた。トランプ前大統領(76)は「子飼い」候補を多数当選させ存在感を示したが、一部で事前に報じられた共和党の地滑り的勝利は起きず、現・前大統領の「代理戦争」は痛み分けに終わった形。2024年大統領選の行方は、混迷を深めるばかりだ。

 ◇トランプ・リスク
 「2024年にホワイトハウスを取り戻す」「15日に重大発表をする」。選挙戦最終日の7日、接戦州オハイオに応援入りしたトランプ氏は、24年大統領選への出馬表明を強くにおわせた。

 トランプ氏が動きを活発化させたのは、共和党の優勢が明確になりつつあった最終盤の3日にアイオワ州で集会を開いてからだ。アイオワは大統領選の候補者指名争いが始まる地。応援演説の体裁を取りつつ、共和党の勝利を自身の「手柄」とし、大統領選への弾みとする思惑がありありと透けた。

 しかし、ふたを開けるとトランプ氏が支持した候補は激戦州で苦戦。とりわけ上院選の命運を決めると言われたペンシルベニア州を落としたことは、過激な言動が穏健な有権者を遠ざける「トランプ・リスク」の象徴とみられている。「トランプはファシスト」「彼は政治的暴力を受け入れたり、選挙のルールを変えたりと、民主主義の精神に反する」。投票所に訪れた有権者は露骨に拒否感を示した。

 対照的に、共和党内の人気が高くトランプ氏がライバルと警戒するフロリダ州のデサンティス知事(44)は、開票開始早々に大勝を決め、力を見せつけた。ホワイトハウスからの機密文書持ち出しなど数々の疑惑にまみれ、司直の手も伸びる中、トランプ氏の再選戦略にはほころびが生じている。

 ◇「分断修復」かき捨て
 「卵も牛乳も、信じられないほど高い」。選挙戦のさなか、約40年ぶりの高水準という記録的インフレが家計を直撃し、各地の有権者は口々に不満を唱えていた。各種世論調査では、インフレへの対処や犯罪、不法移民対策など有権者の関心が高い項目で、共和党への期待が民主党を上回る傾向が続いていた。

 民主党は強い逆風を感じ取り、民主主義や人工妊娠中絶の権利といった「価値観」を争点に据える戦略に出た。

 中絶の憲法上の権利を否定した連邦最高裁判決は、怒れる無党派層や女性有権者を投票に駆り立てた。民主党は選挙広告の大半を中絶問題に投入。バイデン氏の支持率は7月に36.8%で底を打った後、40%台前半に持ち直した。

 さらにバイデン氏は、選挙結果の受け入れを拒むトランプ氏やその一派を標的に、「米国の民主主義の脅威」と猛攻撃。トランプ氏支持者による昨年1月の連邦議会襲撃事件にもたびたび言及し、現政権への「信任投票」ではなく「トランプか非トランプか」を選ぶ戦いだと力説した。

 米社会の分断修復という就任時の理想をかなぐり捨て、勝負に出たバイデン氏。有権者に二者択一を迫る作戦で大敗は免れたものの、下院の多数派を失えば法案や予算を通じた政策実現が極めて困難になる。2期目を目指す考えを公言するバイデン氏は、11月末の感謝祭休暇明けにも再出馬について最終判断する意向だ。(ワシントン時事)

6738チバQ:2022/11/13(日) 21:10:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/684b1366faa94774d9a969c180de94d4db08df8d
米中間選挙 共和、上院敗北で敗因追及加速 トランプ氏、党指導層を攻撃
11/13(日) 13:36配信


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産経新聞
トランプ前大統領

【ワシントン=大内清】米中間選挙で12日夜(日本時間13日午前)、与党・民主党がバイデン大統領の政権運営でカギを握る上院の多数派を維持することが確実になったことで、野党・共和党では「敗北」の責任が誰にあるかを追及する動きが加速するのは必至だ。一部で責任論が浮上しているトランプ前大統領はすでに、中間選挙での不振の原因は上院トップのマコネル院内総務にあるとして攻撃を強めている。

【グラフで見る】米中間選挙の情勢

激戦区の西部アリゾナ州で民主党候補の当選が確実となり、同党が上院維持に王手をかけた11日、トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)でマコネル氏を「ポンコツ」と呼び、同氏が党の選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。トランプ派議員らが同調し、マコネル氏をはじめとする党指導部との対立が深まる可能性がある。

急速なインフレ下でバイデン政権への支持率が低迷する中で行われた今回の中間選挙は、共和党にとって圧倒的に有利だとみられてきた。にもかかわらず上院の多数派を獲得できなかったことは、共和党にとって痛恨の痛手だ。

同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「大規模な不正があった」と主張し続けているトランプ氏が、自派候補の大量当選を狙ったことが嫌気されたとの見方が強い。米CNNテレビの調査では、政権運営への不満などからバイデン大統領を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%に上り、共和党の45%を上回った。元来は政権への「信任投票」の意味合いが強い中間選挙としては異例の現象だ。

このため共和党では、中間選挙後、トランプ氏が党の前面に出るべきではないとの声が表面化しつつある。

その中でトランプがマコネル氏への攻撃をエスカレートさせているのは、自分への批判の矛先をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑があるためだ。

民主党は上院を維持したことで、政府高官や連邦裁判所判事の人事がスムーズに進めることが可能になる。また、仮に下院が共和党に奪還され、政権と民主党に不利な法案が下院を通過した場合でも、上院でそれを否決することができる。

6739チバQ:2022/11/14(月) 20:04:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/84be60bf6ff0c3303e9dec097f53ea3c257d1093
上院選「敗北」で共和党内に不協和音 「トランプ氏のせい」批判も
11/14(月) 14:01配信


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毎日新聞
米国のトランプ前大統領=米南部フロリダ州で2022年11月8日、AP

 米中間選挙(8日投票)で、与党・民主党が上院で優勢を維持した。野党・共和党内では上院選の敗北について、トランプ前大統領の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は緊張関係にある党上院トップのマコネル院内総務に批判の矛先を向け、不協和音が強まっている。

 「マコネルの責任だ。彼が中間選挙を台無しにした」。トランプ氏は13日、上院選の敗北を受け、自身のソーシャルメディアでマコネル氏を名指しで非難した。マコネル氏が主導する政治資金管理団体の特別政治活動委員会(スーパーPAC)は、接戦だった西部アリゾナ州でトランプ氏が推す共和党候補のマスターズ氏への選挙資金提供を途中でやめ、他の候補に支援を振り分けた経緯がある。マスターズ氏は結果的に惜敗し、トランプ氏は「大きなミスだ」と責めた。

 しかし、マコネル氏が資金援助先を切り替えたのは、より勝つ可能性が高いとみた他のトランプ派候補への支援を優先したためだ。一方、トランプ氏が主導する政治活動委員会(PAC)は、中間選挙直前の5週間に計約1640万ドル(約22億9000万円)を投じて自身が推す候補を支援したが、別のPACには10月19日時点で約7000万ドル(約97億6000万円)の現金を残しており、トランプ氏に対しても「出し渋り」との批判があった。

 共和党候補が伸び悩んだのは、無党派層に浸透しづらい「トランプ色」が強すぎたためだとも指摘されている。マコネル氏は党の候補を絞り込む予備選の段階で「候補者の質が大事だ」と強調し、本選で勝つためにトランプ派以外の候補を選ぶのが望ましいとの考えをにじませていた。上院選で接戦の東部ペンシルベニア、西部アリゾナ、ネバダ各州を落としたのは、いずれもトランプ派の候補で、マコネル氏の懸念は当たったと言える。

 ただ、マコネル氏は表立ったトランプ氏への批判を避け、結果的に党内でトランプ氏が影響力を保つのを黙認してきた経緯がある。民主党は「トランプ派の方が本選でくみしやすい」とみて、一部の共和党予備選に介入し、反トランプ派へのネガティブキャンペーンまで展開していた。トランプ、マコネル両氏の相互不信と連携不足が、民主党を利する結果となった。

 共和党内からは下院選での伸び悩みも含めて、前面に立ってきたトランプ氏への批判が出ている。トランプ氏の熱心な支持者だった南部バージニア州のシアーズ副知事は米メディアに「トランプ氏が推薦しなかった候補が、トランプ派よりも票を伸ばした。有権者は変化を望んでいるという証拠だ」と語った。党穏健派でトランプ氏と対立する東部メリーランド州のホーガン知事は、下院選も含めて「敗北」と表現し、2018年の下院選や20年の大統領選に続いて「トランプ氏のせいで負けるのは3回連続だ」と強調した。

 一方、トランプ氏と連携する上院議員らは、16日に予定される次期指導部の選出を遅らせるよう求めている。12月に南部ジョージア州で上院選の決選投票が残っているのが表向きの理由だが、続投の可能性が高いマコネル氏を揺さぶる狙いがある。【ワシントン秋山信一】

6740チバQ:2022/11/14(月) 20:10:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/c36450117fe050275ceba6b5b477b387e6601810
民主が上院主導権維持、バイデン氏「満足」 トランプ氏は責任転嫁
11/14(月) 17:40配信


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毎日新聞
バイデン大統領とトランプ前大統領

 米中間選挙(8日投票)の連邦上院選で、与党・民主党が西部ネバダ州で勝利し、上院で主導権を維持することが確実になった。米CNNテレビが日本時間13日に報じた。下院選では野党・共和党が優勢だが、バイデン政権は上下両院の過半数を奪われる「完敗」は回避した。共和党のトランプ前大統領は、自身が推す候補が上院選の接戦州で相次いで敗れ、出馬を強く示唆している次期大統領選に向けて痛手となった。

 バイデン大統領は13日、訪問先のプノンペンで「結果に満足している。(次の議会選までの)今後2年間を楽しみにしている」と上院選での勝利を歓迎した。一方、共和党ではトランプ派の候補が接戦を相次いで落としたことを受け、トランプ氏の責任を問う声が出ているが、トランプ氏は「ミッチ・マコネル(上院院内総務)の責任だ」と党上院トップに責任をなすりつけた。

 上院(定数100)は政府高官や連邦裁判所判事の人事承認権など下院より強い権限を持つ。現有議席は民主党系と共和党が50ずつだが、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票で議案採決では民主党が優勢だった。

 今回は共和党21、民主党14の計35議席が改選され、開票が遅れていたネバダ州では、民主党現職のコルテスマスト氏が共和党のラクソルト氏を破った。民主党は非改選を含めて50議席を確保した。共和党は49議席。12月6日の南部ジョージア州での決選投票で最後の議席を争う。

 今回は高水準のインフレ(物価高)を背景に、民主党にとっては厳しい選挙となった。ただ、上院選は共和党の方が改選議席が多く、当初から接戦が予想されていた。民主党候補は接戦の東部ペンシルベニア、ジョージア、ネバダ、西部アリゾナの4州のうち、3州でトランプ派の共和党候補に競り勝った。

 今回接戦だった4州は、いずれも2020年の大統領選で民主党のバイデン氏がトランプ氏に勝利した州だった。トランプ氏は次期大統領選を見据えて、各州で勝利して弾みをつける狙いがあったが、3州での敗北で思惑が外れた。バイデン政権は上院での優勢を維持したことで、最悪の結果は免れた形だ。

 一方、下院選(定数435)では日本時間14日午前現在、共和党が212議席、民主党は204議席を獲得している。共和党が「勝利」を宣言した下院選で多数派を奪えば、バイデン氏は議会で予算案や重要法案を思うように通せなくなり、政権運営が難航するのは必至だ。

 米国では州ごとに選挙制度が異なる。近年は投票用紙に記入する署名と事前に登録された署名の照合に時間を要する郵便投票や期日前投票が増えており、開票作業が遅れる傾向が強まっている。【ワシントン秋山信一】

6741チバQ:2022/11/15(火) 18:52:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8f43b767464cee7430692fd3ce96afa618cf7a
米中間選挙 共和、党内抗争激化は必至
11/14(月) 21:28配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】8日投票の米中間選挙は13日までの開票の結果、バイデン大統領の与党・民主党が上院(定数100)の多数派を維持するのが確実となった。西部ネバダ州で同党候補が新たに勝利し、非改選分を含む勢力を50議席とした。政府高官人事などの承認権限を持つ上院をおさえたことで、バイデン氏は残り任期2年でのレームダック(死に体)化を回避する見通しとなった。

記録的インフレという逆風が与党に吹く中で上院を奪還できなかった野党・共和党には手痛い敗北。一部で責任論が浮上する同党のトランプ前大統領は自身への批判をかわそうと党指導部を攻撃しており、党内抗争が激化するのは必至だ。

バイデン氏は訪問先のカンボジアで、民主党の上院維持は「良いことだ。今後の(残り任期)2年間を楽しみにしている」と述べた。非改選を含む上院の獲得議席数は13日現在、民主党系が50、共和党が49。賛否同数の場合、上院議長を兼務するハリス副大統領が決定票を持つため、南部ジョージア州での12月の決選投票にかかわりなく民主党は多数派となる。

急速なインフレ下で行われた今回の中間選挙は元々、共和党有利だとみられてきた。にもかかわらず同党の得票が伸び悩んだ要因として、各種出口調査に基づく分析では、2020年大統領選で「不正があった」と主張し続けるトランプ氏が共和党の穏健層や無党派層に嫌気されたためだとの見方が強い。同氏が24年大統領選への再出馬を示唆していることもそれに拍車をかけた可能性がある。

米CNNテレビによると、政権運営への不満などからバイデン氏を「支持しない」とした有権者のうち、それでも民主党に投票した人は49%で、共和党の45%を上回った。政権への「信任投票」の性格が強い中間選挙としては異例だ。共和党ではこうしたデータを念頭に、トランプ氏では政権奪還はおぼつかないとの声も表面化している。

そうした中でトランプ氏は11日、自身の交流サイト(SNS)で、上院トップのマコネル院内総務を「ポンコツ」と呼び、マコネル氏が選挙資金の投入先を間違えたと批判。「あいつは最悪だ!」とまで罵(ののし)った。自身への批判をそらして責任を転嫁し、求心力を維持する思惑がある。

トランプ氏に忠実な議員らもこれに同調し、指導部への突き上げを強めている。白人労働者層に根強い人気があるトランプ氏への依存を断ち切れずにきた共和党は今、手痛いしっぺ返しを受けている格好だ。

他方、CNNによると、開票が続く下院(定数435)は米東部時間14日午前3時(日本時間同日午後5時)現在、共和党が212議席、民主党が204議席で、過半数の218を巡り接戦となっている。

6742チバQ:2022/11/17(木) 11:42:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2a65ee9a91115f0404a3e5e1cea9bcd73bfe3d
米中間選挙 下院共和党と対峙するバイデン政権 上院維持も政策停滞の恐れ
11/17(木) 9:36配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙で野党の共和党が下院の多数派を4年ぶりに奪還し、民主党のバイデン大統領は今後、政権運営を巡り下院多数派の共和党と対峙(たいじ)することになる。大接戦を制して上院の多数派を維持した民主党だが、下院を失ったことでバイデン氏は政策実行が難しくなり、求心力が低下する恐れもある。

バイデン氏は2021年1月の政権発足から1兆ドル規模の「インフラ投資法」や4300億ドル超の「インフレ抑制法」など大規模な経済対策を成立させ、新型コロナウイルス禍からの回復や物価高抑制を進めてきた。

しかし、大規模な財政支出に反対の共和党が下院を握ったことで、経済対策の法案をこれまでのように成立させることができなくなる。すでに成立させている経済対策の効果はこれから本格的に表れてくるものの、今後の経済悪化には素早く対応できない。

さらに、今回の中間選で争点となった人工妊娠中絶の対応も難しい。

保守派優位の連邦最高裁は6月、人工妊娠中絶を憲法で保障された権利としていた判決を覆し、中絶問題を各州の判断に委ねた。

今回の選挙戦でバイデン政権は、妊娠中絶などの権利が認められるか否かの「選択の選挙」だと呼び掛けるだけでなく、民主党が上下両院の多数派を維持できれば中絶の権利を明記する法案を成立させると訴えてきた。民主党が下院で多数派を維持できなかったことで、中絶の権利などを求める支持者の「期待」が「失望」に変わる可能性がある。

一方、下院を制した共和党も課題を抱える。中間選で当選したトランプ派候補の間では、下院共和党トップのマッカーシー院内総務が議長に就任することに反発する声も上がった。

米政治評論家は「共和党内で意見対立が起き、下院の共和党幹部がうまく議会運営をできない可能性がある」と指摘する。

共和党が内紛に明け暮れてバイデン政権に打撃を与えられなければ、24年に行われる大統領選や議会選で共和党の勝利が遠のくことになる。

6743チバQ:2022/11/17(木) 11:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c1e4c3e755146f7fd16ba9012cba501a43fd5b1
トランプ氏、シナリオ狂い崖っぷち 求心力低下、迫る司直の手 米大統領選出馬表明
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が、2024年大統領選への出馬表明を強行した。

 8日投開票の中間選挙から1週間という異例の早期表明は、ライバルの機先を制すとともに、数々の疑惑を巡る訴追のハードルを上げる狙いがある。ただ共和党の不振で求心力が低下する中、返り咲きに向けた目算は狂い、一世を風靡(ふうび)した「異端児」は追い詰められている。

 中間選挙後、共和党内では大統領の有力候補としてフロリダ州のデサンティス知事(44)への期待が急速に高まった。トランプ氏と距離を置くバージニア州のヤンキン知事(55)も「保守の新星」と人気がある。トランプ氏はこのところ両氏への攻撃を強め、嫉妬と世代交代への焦りをあらわにしている。

 司直の手が迫る中、立候補には「バイデン政権による政治的捜査だ」と主張し、予防線を張る意味もある。司法省は、トランプ氏が大統領退任時にホワイトハウスから国家機密を持ち出したとして、スパイ防止法違反や公文書隠匿、捜査妨害の疑いで捜査している。政治専門紙ヒルは7日、中間選挙が終われば「60〜90日以内に司法省が訴追に動く」とする共和党関係者の見立てを報じた。

 さらに、昨年1月の連邦議会襲撃事件の責任や、一族企業の不正会計問題でもトランプ氏への追及が続く。議会襲撃の真相究明に当たる下院特別委員会は、トランプ氏に宣誓証言を要求する召喚状を発出。拒否すれば議会侮辱罪で訴追される恐れがある。トランプ氏は11日、召喚無効を求める訴訟を起こしている。

 トランプ氏のもくろみ通り訴追を抑止できるかは不透明だ。CNNテレビはトランプ氏が出馬した場合、司法省が政権から独立した立場で捜査を行う「特別検察官」の任命を検討していると報道。「政治介入」のそしりを免れるのが目的で、前大統領と司法当局の神経戦は既に始まっている。

6744チバQ:2022/11/17(木) 11:43:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/50f7612a7a5ba84a89aac5ecd8533e713fb1a865
上院トップにマコネル氏再選 米共和、くすぶる執行部批判
11/17(木) 6:04配信


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時事通信
16日、ワシントンで会見する米上院院内総務のマコネル氏(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院議員団は16日、上院トップに当たる院内総務を選ぶ投票を行い、現職のマコネル氏を再選した。

 米メディアによると、マコネル氏は37票を獲得し、10票のスコット全国共和党上院委員長を破った。

 中間選挙で上院の多数派を奪還できなかったことで、党内では執行部批判がくすぶっている。2007年から上院院内総務を務め、最長任期が見込まれるマコネル氏だが、党運営には不安を残す形となった。

6745チバQ:2022/11/17(木) 11:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcd33b4cc1964c9ad1ff44cf45d0ad99d93d4316
上院共和トップ続投へ マコネル氏、党内亀裂も
11/17(木) 5:29配信


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共同通信
記者会見する米上院共和党のマコネル院内総務=16日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米上院共和党は16日、来年1月招集の新議会に臨む指導部を選出し、トップのマコネル院内総務の再任を決めた。共和党は中間選挙で上院奪還に失敗し、指導部の責任を問う他の議員も立候補していた。2007年から現職を務めるマコネル氏にとって15年間で初の対抗馬となり、党内の亀裂を浮き彫りにした。

 中間選挙で上院(定数100)は民主党が多数派を維持。下院(定数435)は決着しておらず、AP通信によると、共和党が217議席を獲得して過半数まで1議席に迫る。民主党は209議席を確保した。

6746チバQ:2022/11/17(木) 11:51:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd228bd0fa62972c3fad856bd48739c6e173ea1c
トランプ氏、指名獲得に暗雲 フロリダ州知事に脚光 米大統領選
11/17(木) 7:09配信


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時事通信
米南部フロリダ州のデサンティス知事=8日、フロリダ州タンパ(AFP時事)

 【パームビーチ時事】2024年米大統領選への出馬を表明したトランプ前大統領だが、共和党の候補指名を獲得できるかは不透明だ。

【図解】トランプ前大統領を巡る主な疑惑

 今月8日投票の中間選挙で共和党が伸び悩んだ原因として指摘され、党内では「脱トランプ」の機運が強まるばかり。新星のデサンティス・フロリダ州知事(44)に脚光が集まり、トランプ氏復権の先行きには暗雲が漂っている。

 「トランプ氏は共和党の選挙戦の足を引っ張った」。ライアン前下院議長(共和)は地元メディアに対し、共和党が中間選挙で伸び悩んだのはトランプ氏に原因があるとの見方を示した。

 トランプ氏は共和党の勝利が見込まれていた中間選挙の余勢を駆って、大統領選出馬につなげる戦略だった。しかし、トランプ氏が支援した候補は多くが苦戦・落選。過激な主張を繰り広げた共和党候補は無党派層を遠ざけ、政権批判票の受け皿となれなかった。NBCテレビなどの出口調査によると、有権者の28%は「トランプ氏に反対するために投票した」と表明した。

 そんな中、共和党の次代を担う存在として脚光を浴びているのがデサンティス氏だ。歯に衣(きぬ)着せぬ言動はトランプ氏をほうふつとさせるが、思慮深さを併せ持ち、穏健派の支持も集めている。8日投票のフロリダ州知事選では圧勝で再選。トランプ氏と親交が深い「メディア王」ルパート・マードック氏が所有するメディアも、トランプ氏の支援をやめ「デサンティス氏の時代が来た」(ニューヨーク・ポスト紙)とくら替えした。

 焦りの見えるトランプ氏は、ここに来てデサンティス氏への攻撃を開始。「広報に優れた平凡な知事」などとやゆし、「聖人ぶったロン」とあだ名を付けた。だが、調査会社ユーガブが中間選挙後に共和党支持者を対象に実施した世論調査では、大統領選候補としてデサンティス氏が42%の支持を集め、トランプ氏の35%を上回った。

6747チバQ:2022/11/17(木) 11:54:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8dffeef1c0a80f51fbf356bd19da1837532a8f
トランプ氏の対抗馬本命に「ミニ・トランプ」急浮上…攻撃的な手法で注目
11/17(木) 6:54配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】次期大統領選の共和党指名候補争いでは、フロリダ州知事のロン・デサンティス氏(44)がトランプ前大統領の強力なライバルとして急浮上し、対抗馬の本命と目されている。

 中間選挙では、共和党のシンボルカラーにちなむ「赤い波は来なかった」(バイデン大統領)と言われたのに対し、米メディアは今回の知事選で大勝したデサンティス氏を「フロリダの津波だ」(ウォール・ストリート・ジャーナル社説)などと伝えている。

 デサンティス氏は、中南米からの不法移民を富裕層が多い州に送りつけ、性的少数者に厳しい政策をとるなど攻撃的な手法で注目を集め、「ミニ・トランプ」とも称される。18年知事選ではトランプ氏の後押しで初当選、トランプ氏と支持層は重なる。一方で、名門エール大、ハーバード大法科大学院を出て、海軍時代にはイラク派遣を経験し、下院議員も務めた経歴から、党内穏健派の受けもいい。調査会社ユーガブが今月9〜11日に行った世論調査では、どちらが共和党の大統領候補に望ましいかとの質問に対し、デサンティス氏との回答が23%でトランプ氏の20%を超えた。特に女性では7ポイント差をつけた。

 中間選挙後、トランプ氏はデサンティス氏への対抗心をあらわにしている。自身のSNSには、20年大統領選のフロリダ州での自らの得票がデサンティス氏の今回の得票より「110万票多かった」と投稿。デサンティス氏の初当選時に推薦した経緯に触れ、忠誠心が足りないと指摘した。

 トランプ氏との関係維持に腐心してきたデサンティス氏は、トランプ氏の出馬表明を受けて難しい判断を迫られる。出馬の意欲は隠していないが、名乗りを上げれば、トランプ氏との決定的な対立は避けられない。共和党の指名候補争いを勝ち抜いても、トランプ支持層の支えなしでは民主党候補と渡り合うのは困難だ。

 マイク・ペンス前副大統領(63)も動きを活発化させている。13日放送の米メディアのインタビューでは、大統領候補としてトランプ氏より「良い選択肢がある」と述べ、トランプ氏と距離を置いた。

 マイク・ポンペオ前国務長官(58)や、「トランプ氏が出馬するなら私は出ない」と公言していたニッキー・ヘイリー元国連大使(50)の去就も注目される。

訴求力不足に危機感…米ジョージ・メイソン大准教授 ジャスティン・ゲスト氏
(写真:読売新聞)

 トランプ前大統領がこの時期に出馬表明したのは、真っ先に手を挙げることが有利だと直感的に判断したからだ。党の前面に立つことで、12月6日のジョージア州の上院選決選投票に不利に働くという見方もあったが、彼には戦略はなく、本能を優先させた結果だ。

 中間選挙を通じ、共和党が岐路に立っていることがはっきりした。トランプ氏は巨大なエネルギーを集める力があるが、極端すぎるため、共和党にとって残念な結果につながった。党員はトランプ氏に党をもう一度託すことに危険を感じている。

 トランプ氏も置かれた状況を自覚しているからこそ、大統領選の潜在的ライバルを攻撃しているのだろう。トランプ氏の不安や、同氏のメッセージが持つ訴求力不足の表れともいえる。

 トランプ氏に対する米世論の評価は、石こうのように固まってしまった。昨年1月の米議会占拠事件の真相が明らかになるにつれて、さらに傷付いている。ただ、党指名候補争いの行方は競争相手次第だ。

 バイデン大統領が中間選挙で(トランプ氏批判を展開し)「民主主義の危機だ」とした警鐘に、世論がさほど反応しなかったことも注目すべきだ。共和党が「脱トランプ」を進め、デサンティス・フロリダ州知事のような実力と統治能力のある候補者を選んだ場合、民主党がこうした手法に頼るようでは大統領選で勝てないだろう。(ワシントン 田島大志)

6748チバQ:2022/11/18(金) 10:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d860f924dc46403170abd154bb60bda1245015
ペロシ氏が民主党下院指導部を引退 「対立」トランプ氏には触れず
11/18(金) 5:42配信


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毎日新聞
議員たちから拍手をされるペロシ氏=2022年11月17日、ロイター

 米国で女性初の連邦下院議長を務めた民主党のナンシー・ペロシ氏(82)が17日、党下院指導部から引退する意向を表明した。議場での演説では時折涙ぐみながら「新たな世代につなぐ時が来た」と語り、功績をたたえる拍手を受けた。ペロシ氏はバイデン大統領のほか、議長在任中に協働した民主党のオバマ元大統領、共和党のブッシュ(子)元大統領にも言及したが、対立が絶えなかった同党のトランプ前大統領には触れなかった。

 ペロシ氏は2007〜11年と19年以降に通算8年近く下院議長を務めてきた。8日投票の中間選挙の下院選で共和党が勝利し、議長交代が確実視される中、党内からは世代交代を求める声が出ており、去就が注目されていた。23年1月からの新会期も下院議員は続ける。

 下院党トップの次期院内総務には、黒人のハキーム・ジェフリーズ下院議員(52)が有力候補に挙がっている。上院も含めて黒人が二大政党の議会トップに就けば、米史上初となる。【ワシントン秋山信一】

6749チバQ:2022/11/27(日) 19:07:26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/216399
加州知事は大統領選不出馬 バイデン氏立候補なら
2022年11月27日 08時39分 (共同通信)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)
 米カリフォルニア州で記者団に話すニューサム知事=8日(AP=共同)

 【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州のニューサム知事(55)は、24年の次期大統領選で再選出馬に意欲を示しているバイデン大統領(80)を支持し、同氏と競う形で民主党の候補指名争いに名乗りを上げる考えはないと明らかにした。政治サイト、ポリティコが26日報じた。ニューサム氏は民主党の大統領候補の一人として動向が注目されている。
 ニューサム氏は8日の中間選挙で実施された州知事選で、共和党候補に大差をつけ再選を果たしたばかり。バイデン氏の再選を「全力で支持する」意向をジル大統領夫人やクレイン大統領首席補佐官に夏に伝え、8日夜にバイデン氏本人にも伝達したという。

6750チバQ:2022/11/28(月) 15:09:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd301c82dc0f951a4a6736fc2d3f67d1a44310be
米共和、無党派不支持で「赤い波」不発 戦略練り直しへ
11/27(日) 19:40配信
米中間選挙でバイデン米大統領と与党・民主党は大敗を免れた。野党・共和党が大幅な議席増に失敗し、シンボルカラーにちなんだ「レッドウエーブ(赤い波)」が不発に終わったことについて、無党派層が民主党支持に傾いたことや、共和党のトランプ前大統領への批判票が多かったためだとの見方が根強い。共和党は2024年の大統領選に向け、戦略の練り直しを迫られている。(ワシントン 坂本一之)

「赤い波は起きなかった。共和党支持者や無党派層が投票に行かなかった」

南部テキサス州で下院の議席を争った共和党のマイラ・フローレス候補は投票翌日の9日、敗戦を受けてツイッターにそう書き込み、悔しさをにじませた。

今回の選挙戦で「赤い波」が不発に終わった理由の一つは、共和党が、有権者の約3割を占める無党派層で支持を広げられなかったことがある。米ABCテレビの出口調査で無党派層の49%が民主党に投票し、共和党の47%を上回った。

バイデン氏や民主党が訴え続けた「人工妊娠中絶の権利」を求める声も共和党への逆風になった。有権者の37%が「中絶は違法とすべきだ」とする一方、「合法とすべきだ」と訴える人は60%に達し、その多くが民主党に投票したという。

共和党内で影響力を保ち、メディアの注目度も高いトランプ前大統領の存在が一因だともされる。

出口調査では有権者の58%がトランプ氏を「好ましくない」と回答。投票に行った理由として28%が「トランプ氏に反対するため」と答えた。「同氏を支持するため」は16%だった。

中間選挙は通常、現職大統領への信任投票と位置付けられる。今回はトランプ氏が多数の候補を推薦し、次期大統領選への出馬表明を匂わせたことで、民主党側が、トランプ氏か否かを「選択」する選挙だと訴えて一定の成功を収め、共和党側は対応できなかった。

共和党下院トップのマッカーシー院内総務は投票日前、下院で選挙前の212議席から「20議席以上を積み増せば赤い波といえる」と意気込みを示したが、27日段階で積み増しは9議席にとどまる。

躍進を果たせなかった責任を巡り党内では非難合戦が勃発。トランプ氏が党上院トップのマコネル院内総務を批判し、党内からはトランプ氏を非難する声も出る。24年大統領選でホワイトハウス奪還を目指すトランプ氏と党執行部だが、足並みはそろっていない。

ただ、選挙結果を地域別にみると「赤い波」(米メディア)が起きた州もある。

フロリダ州では、次期大統領選の有力候補とされるデサンティス知事が、堅実な行政手腕が評価されて圧勝し、再選を果たした。州内では下院の28選挙区のうち、共和党候補が20勝を挙げ、移住者が多い同州で同党が新たな支持層を獲得している様子が浮かび上がった。同党は24年大統領選に向けた党勢拡大が求められており、中間選で有権者が示した「民意」の分析を急ぐ。

6751チバQ:2022/12/01(木) 15:01:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7422e076719d367308b8b3afe39e9e8c7b6b1d
米下院民主党トップに初の黒人 指導部の世代交代進む
12/1(木) 13:48配信


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毎日新聞
米下院の民主党トップに選出され、記者会見をするハキーム・ジェフリーズ氏=ワシントンで2022年11月30日、AP

 米連邦下院の民主党は11月30日、2023年1月からの新会期の党トップに東部ニューヨーク州選出のハキーム・ジェフリーズ氏(52)を選んだ。連邦上下両院で黒人が2大政党のトップを務めるのは初めて。約20年間にわたって下院民主党を率いてきたナンシー・ペロシ下院議長(82)は指導部からの引退を表明しており、懸案だった世代交代が進むことになる。

 ジェフリーズ氏は選出後の声明で「可能な時には共和党との妥協点を模索するが、過激主義には反対する」と述べた。11月8日の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還したため、新会期には少数派として臨むことになる。

 党下院ナンバー2の院内幹事には女性のキャサリン・クラーク氏(59)、ナンバー3の下院議員団長には中南米系のピート・アギラー氏(43)が選出された。院内総務を含めて対立候補はなく、役員経験者から順当に選出された。民主党の下院指導部は、ペロシ氏らトップ3が80代という現体制から大幅に若返ることになる。【ワシントン秋山信一】

6752チバQ:2022/12/01(木) 15:02:23
https://mainichi.jp/articles/20221124/k00/00m/030/278000c?inb=ys
トランプ派阻んだアラスカの改革 強硬主張不利に 米中間選挙
国際

速報

北米
毎日新聞 2022/11/24 20:20(最終更新 11/24 20:21)
 米アラスカ州で23日、中間選挙(8日投票)の連邦上下両院選の結果が判明し、共和党のトランプ前大統領が支援した候補が相次いで敗れた。トランプ派を阻んだ要因は、アラスカ州で2020年の住民投票で導入が決まった独特の選挙制度だった。従来の制度では各党で強硬な主張をする候補が有利になりやすいとみられてきたが、現状に一石を投じる結果となった。

 上院選では、共和党中道派の現職、リサ・マカウスキ氏(65)が当選した。21年のトランプ氏の弾劾裁判(評決は無罪)で「有罪」票を投じ、トランプ氏から目の敵にされていたが、「刺客」のトランプ派候補を退けた。下院選では、トランプ氏の支持を受けた元副大統領候補のサラ・ペイリン氏(58)が注目されたが、民主党のメアリー・ペルトラ氏(49)に敗れた。

 トランプ派にとって「壁」になったのは、…

6753チバQ:2022/12/01(木) 18:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc52f49ca928d20d8f2d8ff6cb988b305a4b5de
黒人初の党トップ選出 米下院民主党、ジェフリーズ氏
12/1(木) 8:43配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院民主党は11月30日、中間選挙の結果、来年1月からの新議会で少数派となることを受け次期指導部を選出し、党トップの院内総務に黒人のハキーム・ジェフリーズ議員(52)を選んだ。

現在の党トップで下院議長のペロシ氏(82)の後任となる。下院議長は多数派から選ばれるのが通例で、少数派の党トップは院内総務となる。党トップに黒人が選ばれるのは民主、共和両党で上下両院を通じて初めて。

下院民主党は、ジェフリーズ氏に加え、ナンバー2の院内幹事に女性のキャサリン・クラーク議員(59)、ナンバー3の会派議長にヒスパニック系のピート・アギラー議員(43)の指導部上位3人を全会一致で選出した。

約20年にわたり党トップとして強力な指導力を発揮してきたペロシ氏が指導部を退き、「多様性ある新世代のリーダー」(米紙)のもと、2024年の選挙で多数派奪還を目指す。

ジェフリーズ氏はニューヨーク出身。現在は党ナンバー5。弁護士やニューヨーク州議会議員を経て13年に連邦下院議員に就任した。19年から会派議長。20年のトランプ前大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院弾劾裁判では検察官役を務め、厳しく追及した。

ジェフリーズ氏は記者団に対し「中流層、労働者層、すべての米国民の暮らしを改善するため責任を果たす」と抱負を語った。

次期下院議長には、多数派となる共和党のマッカーシー院内総務の就任が確実視され、バイデン大統領の次男ハンター氏の中露における投資活動やアフガニスタンからの米軍撤退に伴う混乱などを調査し責任を追及する構えを見せる。

党派対立の激化が予想される中、党内穏健派として知られるジェフリーズ氏の調整力が注目される。

6754チバQ:2022/12/04(日) 08:23:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b88675576567093d776254bab4fcababd6cbf1b6
6日にジョージア州で上院決選投票 トランプ派候補の行方は
12/3(土) 16:35配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月8日の米中間選挙で勝者が決まらなかった南部ジョージア州の連邦上院選の決選投票が6日に実施される。民主党の現職、ラファェル・ウォーノック氏(53)と、プロフットボールNFLの元スター選手でトランプ前大統領が推薦する共和党のハーシェル・ウォーカー氏(60)の対決。その行方は2024年の大統領選に再び出馬表明したトランプ氏の影響力を占うことにもなる。

先の上院選で両者の得票率はウォーノック氏49・4%、ウォーカー氏48・5%といずれも過半数に届かず、州法の規定で決選投票にもつれ込んだ。

2日公表されたCNNテレビの世論調査では、ウォーノック氏の支持率は52%で、ウォーカー氏を4ポイント上回った。他の調査でもウォーノック氏が数ポイントリードする接戦となっている。有権者の関心は高く、既に100万人以上の有権者が期日前投票を済ませた。

中間選挙で、上院(定数100)は非改選を含め民主党が50議席、共和党が49議席を確保し、残るジョージア州の1議席の行方が注目されている。

民主党は上院議長を兼務するハリス副大統領を加えれば、既に多数派を維持しているが、同州で勝利して51議席となれば、議会運営の自由度が増す。他方、共和党としては同州を制し、議席数の差が中間選挙の前よりも広がるのを阻止したいところだ。

ウォーノック氏は牧師を経て20年の上院補選に出馬し、翌年1月の決選投票で共和党現職に勝利した。

ウォーカー氏はジョージア大からNFLに進んだ。中間選挙の選挙戦の最中に、妊娠した交際女性に小切手を手渡して中絶を促していた醜聞が発覚し、一時は支持率が急落したが、最終盤で追い上げた。

6755チバQ:2022/12/04(日) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffa254652944cc2a6aad70898f5fc58cfdb9c3ef
米大統領選の候補者指名争い 民主党は初戦を南部州で
12/3(土) 17:06配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】2024年米大統領選で民主党の大統領候補指名に携わる同党全国委員会は2日、候補者指名争いの初戦を従来の中西部アイオワ州から南部サウスカロライナ州に変更することを承認した。AP通信などが報じた。年明けの全体会議で正式決定される見通しだが、伝統的に指名争いの先陣を切ってきたアイオワ州からは反発の声が出ている。

大統領選の候補者指名争いは長年、アイオワ州での党員集会で口火が切られ、続いて東部ニューハンプシャー州で予備選が実施されるのが通例だった。

これに対し、再選出馬に意欲を示すバイデン大統領は、これらの州では白人有権者の比率が圧倒的に高く、有色人種の有権者が少ないと指摘。バイデン氏は党規委員会への書簡で「黒人有権者は何十年も民主党を支えてきた。有色人種の有権者が候補者選定の早い段階から発言権を持つ必要がある」として、初戦の開催地変更を求めた。

バイデン氏は20年大統領選の候補者指名争いで、序盤のアイオワとニューハンプシャー、西部ネバダ州の党員集会で立て続けに敗れたものの、4戦目のサウスカロライナで黒人有権者の票を集めて勝利し、党候補に正式指名される流れをつくった経緯がある。

新たな指名争いの日程は、初戦を24年2月3日のサウスカロライナとし、6日にニューハンプシャーとネバダ、13日に南部ジョージア州、27日に中西部ミシガン州となっている。

6756チバQ:2022/12/04(日) 22:58:37
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20221204-567-OYT1T50063.html
米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道
2022/12/04 14:25読売新聞

米中間選挙で下院「全議席確定」、共和党222・民主党213…CNN報道

連邦議会議事堂=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米CNNは3日、11月8日に実施された中間選挙の下院選(定数435)で、野党・共和党が222議席、与党・民主党が213議席をそれぞれ固め、全議席が確定したと報じた。改選前は、民主党が過半数(218)を上回る220議席、共和党が212議席、欠員3だった。

 AP通信は、コロラド州の一つの選挙区で共和党がリードしているが結果は未確定だとし、共和党は221議席、民主党は213議席としている。

6757チバQ:2022/12/07(水) 08:16:56
https://www.asahi.com/articles/ASQD47DFYQD4UHBI008.html?ref=goonews
ジョージア州、また決選投票なぜ? 南北戦争以前から残る差別の影
有料記事アメリカ中間選挙2022

聞き手・日高奈緒2022年12月5日 20時30分
 11月8日の米中間選挙から1カ月近くが経った今も、上院100議席のうち1議席がまだ決まっていません。南部のジョージア州で民主党、共和党の候補が大接戦をくり広げ、今月6日に決選投票が行われることが決まったためです。ジョージア州では2020年の上院選でも決選投票になりました。共和党が強い「赤い州」のイメージが強かったジョージア州で、いったい何が起きているのか。同州アセンズにあるジョージア大学に留学経験がある埼玉大の宮田伊知郎教授(アメリカ研究)に聞きました。

 ――ジョージア州といえば、映画「風と共に去りぬ」の舞台として有名ですが、そもそもどんな州なのでしょうか。

 「風と共に去りぬ」に関係する場所は、日本人にもとても人気ですね。州都アトランタにはコカ・コーラ社の本社があります。デルタ航空のハブ空港にもなっているハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港なども、日本人にはなじみがあるかもしれません。

 日本とのかかわりでいうと、ジョージア州は鹿児島県と「姉妹盟約」を結んでいます。それぞれ南北戦争(1861〜65年)と西南戦争(1877年)という戦いを経験しています。実は、この南北戦争がジョージアの政治を理解するのにとても重要なんです。

 ――どういうことでしょうか?

 南北戦争以前、ジョージア州は黒人奴隷を使った綿花産業が栄えた裕福な州でした。当時の米国は農業大国で、綿花を欧州に輸出して富を得ていました。その中心となったのがジョージア州です。

 そのころ、米西部の土地をどう利用していくかをめぐり、米北部と南部の州が対立していました。欧州からの移民をたくさん抱えていた北部の工場経営者らは、西部の土地では奴隷を持たず、移民たちが農業で生計を立てられるようにしたいと思っていました。一方、南部の州は奴隷を使い、綿花やタバコ栽培を拡大したいと思っていました。

 北部州の考えを代表していたのは当時の共和党で、そこからリンカーン大統領が誕生します。リンカーンは奴隷制度をよく思わなかった政治家で、当時の共和党は奴隷制度に反対していました。南部州の白人たちは危機感を覚えます。

 ――今の共和党の保守的なイメージとは違うんですね。

 その通りです。このころは、南部でなく北部で共和党への支持が厚かったんです。

 誤解されがちなのですが、奴…

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6758チバQ:2022/12/07(水) 13:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe107f8c0cebf4412d74c463b88f7fe762e6ae4
米ジョージア州の決選投票、民主現職が当確 上院で過半数に
12/7(水) 13:37配信


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毎日新聞
米南部ジョージア州の上院選決選投票で当選を確実にした民主党のウォーノック氏=2022年12月6日、AP

 米南部ジョージア州で6日、中間選挙に合わせて実施された連邦上院選の決選投票があり、民主党現職のラファエル・ウォーノック氏(53)の当選が確実になった。米CNNテレビが報じた。上院選(定数100、改選数35)は全議席が確定し、民主党が改選前から1議席増の51議席、共和党が1議席減の49議席となった。共和党のトランプ前大統領が推す候補は、11月の中間選挙に続いて、両党の支持が伯仲する「スイング・ステート(揺れる州)」での弱さを露呈した。

 ジョージア州では1回目の投票で過半数を得票した候補がいない場合、上位2人による決選投票となる。1回目もトップだったウォーノック氏は、決選投票でもトランプ氏が支援するアメリカンフットボールの元スター選手、ハーシェル・ウォーカー氏(60)を上回った。

 民主党は決選投票前に既に50議席に達し、上院議長を兼ねるハリス副大統領の決裁票を含めて、上院の主導権を維持することが決まっていた。今回1議席を上積みしたことで各委員会でも多数派をとり、政府高官や連邦裁判所判事の人事承認を円滑に進められることになった。上院では2021年以降、中道派のマンチン、シネマ両議員がバイデン大統領の方針と対立するケースがあったが、今回の1議席増で1人が「造反」しても予算案や人事案を通せる余裕が生まれた。

 ジョージア州での決選投票の選挙戦は、バイデン、トランプ両氏という両党の「顔」が共に存在感を消す異例の展開となった。支持率が低迷するバイデン氏は、中間選挙から引き続き、大規模な集会は避け、資金集めイベントなどで側面支援するにとどめた。

 中間選挙後に24年の大統領選への出馬を表明したトランプ氏も、5日にリモート形式で支援イベントを開くにとどめた。中間選挙でトランプ派の候補が接戦区で相次いで敗れたのを受けて、前面に立つのを控えた可能性もある。共和党はトランプ氏と距離を置くケンプ州知事が、ウォーカー氏を積極的に支援したが、劣勢を覆せなかった。【ワシントン秋山信一】

6759チバQ:2022/12/07(水) 16:49:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b142a8ff6bab2717f7cafc1ae02aadd75a42612
中間選、バイデン与党善戦 民主現職の上院増はケネディ以来
12/7(水) 16:41配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米中間選挙は南部ジョージア州での上院選の決選投票で大勢が判明し、結果が出そろった。バイデン大統領の与党・民主党は、下院で多数派を失ったが大敗は免れた。上院では1議席を増やして過半数を維持。民主党の現職大統領として上院の議席増を果たしたのは、1962年のケネディ大統領以来となった。

最終盤の世論調査でも大接戦が予想された上院(定数100)は、最終的に民主党が改選前から1議席伸ばして51議席とした。任期の長い上院は、下院よりも候補者の質が選挙で問われるとされる。ジョージアの決選投票では、知名度のある共和党候補だったが、人工妊娠中絶を巡るスキャンダルが響いて敗退した。

下院(同435)は共和党が10議席積み増して過半数の222議席を確保し、4年ぶりに多数派を奪還した。ただ民主党の大統領が1期目の中間選挙で共和党に許した議席増としては62年以降で最小規模だった。

民主党は中絶の権利を求める有権者に加え、無党派層やトランプ前大統領への批判票を得て共和党の大勝を阻んだ。共和党のシンボルカラーにちなみ、同党幹部らが期待した「赤い波」と称される共和党の大幅な議席増は起きなかった。

現職大統領への信任投票と位置付けられる中間選挙は今回、ずば抜けた知名度のトランプ氏が前面に出てきたことで、バイデン氏とトランプ氏の「選択」を有権者に迫る色合いが濃くなった。その結果、反トランプ票が動いたとされる。

36州で行われた知事選でも西部アリゾナ州や中西部ミシガン州などでトランプ氏の支持を受けた共和党候補が敗れた。全50州の知事は民主党が2州増やして24州を押さえ、共和党は26州となった。34年のルーズベルト大統領からの民主党政権の中間選挙で、増加幅は最大規模と健闘した。

共和党内では選挙結果を巡り、24年大統領選への出馬を正式表明したトランプ氏と一部の党幹部が対立している。トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたボルトン氏は6日のCNNテレビで、トランプ氏が自身のソーシャルメディアで憲法停止を訴えたことを批判。他に有力候補が出馬しない場合には「出馬も検討する」と語るなど、トランプ氏を巡る不和も広がっている。

共和党は、多数派を握る下院で無党派層などに支持を広げられる政策を、24年の選挙に向けて進められるかが問われることになる。

6760チバQ:2022/12/10(土) 17:33:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/176effd542c30119fdad3d865bb724be7bdc170e
米上院、民主党中道派議員が離党表明 「勝利」に冷や水
12/10(土) 5:30配信


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毎日新聞
米連邦議会=ワシントンで2017年6月、高本耕太撮影

 米西部アリゾナ州選出の民主党のシネマ上院議員は9日、離党して無所属で活動する方針を明らかにした。共和党会派入りは否定し、民主党との協力は政策課題ごとに判断する方針を示唆した。中間選挙の上院選(定数100、改選35)で、民主党系は非改選を含めて51議席を獲得。シネマ氏が離党しても上院での優勢は変わらないが、議会運営の不透明感が増し、上院選の「勝利」に沸いた民主党に冷や水を浴びせた。

【近年の米大統領1期目の与党の中間選挙結果】

 シネマ氏は地元紙「アリゾナ・リパブリック」への寄稿で、連邦議会の現状を「国政政党の党派対立が硬直化し、党内で最も過激な意見が政党の優先事項を決める状況を党指導部も許している。民主、共和両党とも考えの多様性を許容せず、超党派の妥協はほとんど採用されることのない『最後の手段』になっている」と批判。「私は選挙で自主的に活動し、結果を出すためには誰とでも協力すると約束した。政党の圧力に屈することはないと約束した。アリゾナの有権者は、政党の主義主張よりも、常識的な解決策を求めるリーダーを望んでいる」と離党の理由を説明した。

 シネマ氏はマンチン上院議員(南部ウェストバージニア州選出)と並んで、民主党中道派の代表格と目されている。2021年1月にバイデン政権が発足した後も、気候変動対策や教育の無償化などリベラル色が強い政策を巡って、債務の増加を懸念し、政権や党指導部の方針にたびたび反対してきた経緯がある。上院で多数派政党による法案採決を容易にするため、法案審議を進めるのに必要な票数を60票から51票に引き下げる案に対しても、反対する姿勢を見せていた。

 上院では6日の南部ジョージア州での決選投票で民主党候補が勝ち、23年1月の新会期では民主党系(無所属2人を含む)51議席、共和党49議席となる見通しだった。シネマ氏が無所属として民主党会派にとどまる可能性もあるが、仮に会派から離れたとしても、民主党系は50議席を維持。採決で票が同数になった場合は上院議長を兼ねるハリス副大統領が決裁票を投じる規定があるため、上院での優勢は維持できるが、一人でも反対すれば人事案なども通せなくなるため、党運営は難しさを増す。【ワシントン秋山信一】

6761チバQ:2022/12/11(日) 08:57:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6ad4b4caa40df33d414b26b3997306ee39635b
米民主党の中道派シネマ上院議員が離党表明 多数派は維持
12/10(土) 10:11配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党中道派のキルステン・シネマ上院議員は9日、民主党の所属を離れ無所属になる意向を明らかにした。民主党は南部ジョージア州の上院選決選投票で現職議員が勝利し、上院(定数100)の過半数の51議席を確保したばかり。シネマ氏が離党しても多数派を維持するが、党内に動揺が広がっている。

シネマ氏は西部アリゾナ州選出で2018年に初当選し現在1期目。米CNNのインタビューで、「私はいかなる政党の箱にも収まらなかった」とし、自身の決断が「(民主・共和の)党派性にうんざりした多くの人々」の不満を代弁したものだと訴えた。

上院ではサンダース、キング両議員が無所属だが民主党と会派を組む。シネマ氏は離党後も民主党と会派を組むかを明言していないが、共和党の会派に加わらない限り、共和党の議席数は49のままとなる。

仮にシネマ氏が共和党の会派に移っても上院議長を兼ねるハリス副大統領の一票を加えれば多数派は維持できる。しかし、ジョージア州の決選投票でウォーノック上院議員が再選し、過半数確保に沸いた党内ムードには水を差した格好だ。

シネマ氏は、左派が影響力を増す党内で増税案や上院規則の変更など一部政策に反対を唱えた。その一方でインフラ整備法や銃規制強化法の成立では超党派合意に貢献。同じ中道派のマンチン上院議員と党内の合意形成の鍵を握ってきた。

アリゾナは中間選挙の出口調査で40%が無党派と答え「独立独行」の気風が強い州だ。シネマ氏は「米国民には2つの選択肢しかなく、政党は極端化している」と地元紙に寄稿した。

ジャンピエール大統領報道官はシネマ氏と「うまく協力を続けたい」と述べた。

6762チバQ:2022/12/19(月) 21:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e68f47975d5a79da52d018ca2668a4920c2eaba7
空回り目立つトランプ氏 出馬表明から1カ月たっても支持広がらず
12/18(日) 18:00配信
 トランプ前米大統領(共和党)が11月15日に2024年の次期大統領選への出馬を表明してから1カ月が経過した。しかし、党内で支持表明の動きは広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

 ◇肩すかしの「重大発表」

 トランプ氏は12月15日、自身が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「重大発表」を行った。注目を集めようと前日に予告までしていたが、発表されたのはトランプ氏がヒーローキャラクターのスーパーマンに扮(ふん)した姿などを描いた「デジタルアート」の販売開始の告知だった。

 1点99ドル(約1万3600円)で、購入者は「トランプ氏との会食やゴルフの機会の権利」を巡る抽選で当選確率が増すとの誘い文句がある。運営サイトは「トランプ氏の政治活動とは関係なく、収益は大統領選の運動資金にはならない」としているが、米メディアは「トランプ氏の新たな資金集めの手法」と指摘している。

 肩すかしの発表内容に対して、24年の大統領選再選に意欲を見せる民主党のバイデン大統領はツイッターに「私もここ数週間で重大発表をした」と皮肉を交えて投稿し、同性婚の権利を保障する連邦法の成立やガソリン価格の下落などをアピールした。

 今回の「重大発表」に象徴されるように、出馬表明後のトランプ氏は空回りが目立つ。表明後には共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。また12月上旬、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らから非難され、「大規模な不正があれば、誤りを正す措置をとらなければならないと言っただけだ」と釈明を余儀なくされた。

 ◇デサンティス氏に劣勢の調査も

 世論調査でも、トランプ氏は勢いを欠いている。ユーガブ社の12月1〜5日の調査では、共和党の大統領候補として党員や共和党寄りの無党派層の計35%がトランプ氏を支持し、デサンティス氏(30%)やペンス前副大統領(5%)らを上回った。しかし、トランプ氏とデサンティス氏の一騎打ちだと仮定した場合は42%で並び、このうち共和党寄りの無党派層ではデサンティス氏(48%)が17ポイント上回った。他の世論調査では、デサンティス氏との1対1は数ポイント差で劣勢という結果が相次いでいる。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した好感度調査の平均値でも、11月の中間選挙直前の41・6%から35・9%に急落し、トランプ氏が初当選した16年の大統領選以降では最低を更新した。

 中間選挙では、トランプ派の候補は無党派層から敬遠され、接戦区で民主党候補に相次いで敗れた。世論調査も党内での根強い支持がある一方で、無党派層への訴求力の弱さが浮き彫りになっており、党内では「トランプ氏では24年の大統領選で勝てない」との声が高まっている。

 ただ、トランプ氏が共和党の候補指名争いの本命である状況は変わっていない。世論調査からは、候補者が乱立すれば、強固な支持層があるトランプ氏が相対的に有利になる傾向がうかがえる。トランプ氏は、候補者が乱立した16年大統領選の候補指名争いで、3〜4割台の得票率で序盤の州を制して勢いに乗った経緯がある。

 トランプ氏以外の候補が一本化されれば、トランプ氏の優位も揺らぐ。ただ、18年の知事選でトランプ氏の全面支援を受けて「ミニ・トランプ」とも呼ばれたデサンティス氏や、トランプ前政権で副大統領を全うしたペンス氏は、中道寄りの党穏健派とは政策面で温度差がある。現時点でトランプ氏以外に出馬表明した候補はいないが、ポンペオ前国務長官やヘイリー元国連大使、南部バージニア州のヤンキン知事など、多彩な候補の名前が挙がっており、一本化への道は見えない。【ワシントン秋山信一】

6763チバQ:2022/12/28(水) 10:06:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/061aa203b29ff9548b5a8f2803155ac156d21bdc
移民殺到で「人道危機」 バイデン政権、批判の矢面
12/27(火) 18:38配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米南部テキサス州エルパソなどに中南米から越境した亡命希望者が殺到し、極寒の路上に寝泊まりする人が後を絶たない。トランプ前政権下で導入された流入制限措置が近く失効し、さらなる移民の波が押し寄せる気配だ。「人道危機」の様相を帯びてきた事態への対処にバイデン政権は苦慮しており、野党・共和党が批判を強めている。

テキサス州西端の都市エルパソはリオグランデ川を挟んでメキシコと国境を接する。街角にはシートを路上に敷いて毛布にくるまる人であふれる。12月中旬には1日平均約2500人が川を渡って市内に殺到。市は緊急事態を宣言した。

「移民で成り立ってきた街だが、今まで見たことのない光景だ。地域は衣食住の支援に懸命だが、本来は連邦政府が対処すべき問題」。地元市議会のロドリゲス議員は米テレビで政権の対応の遅れを批判した。

メキシコ国境からの不法入国は2022年会計年度(21年10月〜22年9月末)に237万人と過去最多を記録し、10、11月と連続して23万人を超え月間記録を更新した。反米左派オルテガ大統領の強権政治が続くニカラグアからの越境が急増。物価高による生活苦も拍車をかけているようだ。

米関税・国境警備局は拘束した越境者のうち、キューバやニカラグアなど送還協定がなく、帰国後に危険が及ぶ恐れのある者は、亡命申請の審査を理由に一時滞在を認めてきた。路上に寝泊まりするのは、米国に身寄りがなく、シェルターに入りきれない人々だ。

越境への一定の抑止力となってきたのが、トランプ前政権が導入し、新型コロナウイルス対策を名目に亡命の希望を確認せず即時送還できる「タイトル42」とよばれる措置だった。

バイデン政権は同措置を打ち切る方針で、今月21日が失効期限だった。だが、共和党系の州の請求を受けて、連邦最高裁のロバート長官は19日、国境の混乱を「悪化させる」として一時延期を命じた。メキシコ側には大勢の亡命希望者が失効を待ち構えており、直後に大量に越境する恐れがある。折からの大寒波もあり「国境の人道危機」(地元紙)とも指摘され、内外の被災地などで活動する米国赤十字が23日、自治体や非政府組織を支援すると表明した。

政権は事前の申請と審査を経て合法的に入国させる方策を検討している。国境警備を所管するマヨルカス国土安全保障長官は「米国の移民制度は壊れている」と発言し、抜本改革を怠ってきた歴代の政権・議会に責任を向けた。

来年1月から下院で多数派となる共和党は「約100万人の不法外国人を解放させた」(アリゾナ州選出のビッグス下院議員)と政権の失政を追及し、マヨルカス氏の弾劾を要求する構えもみせている。

6764OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信
 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6765OS5(旧チバQ):2023/01/04(水) 11:39:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/89f28cc16516a4fd34211593567c774d6e541d38
米下院議長選 共和党が過半数獲得失敗、右派が造反
1/4(水) 9:21配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米連邦議会の新会期が3日招集された。昨年11月の中間選挙で共和党が多数派を奪還した下院(定数435)で新議長の選出が行われたが、共和党トップのマッカーシー院内総務は党内の保守強硬派の議員らの造反に遭い、過半数の獲得に失敗。100年ぶりの再投票となり、3回目の投票でも過半数を獲得した候補がおらず、下院は4日まで休会となった。

議長選出に複数回の投票を要したのは9回目に決着した1923年以来。

新会期での下院の勢力は共和222、民主212(欠員1)。議長に選ばれるには過半数の218票が必要だが、マッカーシー氏は1回目、2回目で203票、3回目で202票にとどまり、いずれも民主党トップのジェフリーズ院内総務の獲得票を下回った。

造反したのはトランプ前大統領と連携するフリーダム・コーカス(自由議員連盟)の議員らで、1、2回目で19人、3回目で20人が同連盟共同創設者のジョーダン議員らに投票した。

保守強硬派は「現状からの急進的な出発」を掲げ、財政削減などに関するマッカーシー氏の政策姿勢を手ぬるいと批判。同氏は、強硬派が求めていた議長解任の手順を容易にする案を受け入れるなどして懐柔を図ったが失敗した。

上院(定数100)は民主党が51議席を獲得。後に1人が同党系無所属に回ったが、多数派は維持している。上院議長はハリス副大統領が兼務する。

6766チバQ:2023/01/05(木) 11:15:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2889922275bf34071f974ee825fa0f0f2224b23
米下院、6回投票経ても新議長決まらず…トランプ氏の呼びかけも事態打開につながらず
1/5(木) 10:33配信


読売新聞オンライン
3日、米連邦議会議事堂で、下院議長選の投票を見守る共和党のマッカーシー氏(手前中央)=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】新議会が始まった米下院(定数435)では2日目の4日も、新議長を決める選挙が行われた。多数派の共和党から造反者が相次ぎ、過半数に届かない状況は変わらず、再投票が繰り返された。計6回の投票を経ても新議長が決まらない異常事態に陥り、議長選出は5日以降に持ち越された。

 4日は3回の投票が行われた。議長就任が有力視されていた野党・共和党のケビン・マッカーシー院内総務の得票は、いずれも201票にとどまった。選出には有効投票の過半数が必要だが、保守強硬派の議員ら20人が別の議員への投票を続けた。更に前日までマッカーシー氏を支持していた1人が棄権に転じ、状況は悪化している。

 造反者の中には、共和党に強い影響力を保つトランプ前大統領と近い議員も多い。トランプ氏は今回の議長選で関係が良好なマッカーシー氏を推しており、4日朝には、SNSで「全員でケビン(・マッカーシー氏)に投票しよう」と呼びかけたが、事態の打開にはつながらなかった。

 民主党は全212人が、ハキーム・ジェフリーズ院内総務に6回とも投票した。バイデン大統領は4日、訪問先のケンタッキー州で記者団に「議会が機能しないのは恥ずべきことだ。世界で最も偉大な国で、どうしてこんなことになるのか」と述べ、足並みの乱れが露呈している共和党をやゆした。

6767OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 13:10:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ce96aa61c0271b4fa167796eb93c40e186a5338
米下院議長選、共和内紛で100年ぶり再選挙 トランプ氏影響力低下
1/4(水) 11:11配信


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毎日新聞
次期下院議長選の投票が行われる中、耳を傾ける米下院の共和党のケビン・マッカーシー氏(左)=ワシントンで2023年1月3日、AP

 米連邦下院(定数435)で3日、2年間の新会期開始に合わせて議長選挙が行われた。しかし、多数派の共和党が候補を一本化できず、3回投票を行ったが、当選に必要な票数に達した候補はいなかった。下院議長が1回の投票で決まらなかったのは100年ぶり。共和党は2022年11月の中間選挙で下院の多数派を奪還し、民主党のバイデン政権への追及を強める構えだったが、内紛で出はなをくじかれた。4回目の投票は4日以降に行われる見通し。

 中間選挙後に民主党議員1人が病死したため、新会期が始まった3日時点の議席数は共和党222、民主党212だった。

 議長選の1回目の投票では、共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)が203票を得たが、当選に必要な有効投票の過半数(218票)を確保できなかった。共和党内の対抗馬であるアンディ・ビグス氏(64)が10票、トランプ前大統領派から人気が高いジム・ジョーダン氏(58)が6票を獲得し、他の3人はそれぞれ別の候補に投票した。民主党は212人全員がハキーム・ジェフリーズ院内総務(52)に投票し、少数派の民主党の候補が第1回投票ではトップに立つ異例の展開となった。

 続けて行われた2、3回目の投票では、ジョーダン氏自身がマッカーシー氏の応援演説に立って同僚議員の説得を試みたが、ビグス氏や他候補を支持していた議員らはジョーダン氏に投票した。マッカーシー氏は2回目も203票、3回目は202票と1票減らした。4回目の投票では、マッカーシー氏は造反議員を説得する構えだが、折衝が長引けば、党下院ナンバー2のスカリス氏ら他の候補を推す声が強まる可能性もある。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、19年から党下院トップを務めてきた。11月の中間選挙後の下院議員団の投票では、トランプ前大統領に近い保守強硬派グループ「自由議員連盟(フリーダム議連)」のビグス氏を大差で破って次期議長候補に選出された。しかし、ビグス氏を支持した保守強硬派の一部は、マッカーシー氏を支持する条件として、各議員がいつでも議長解任動議を提出できる制度の導入や法案採決前の最低72時間の検討時間確保を要求した。

 マッカーシー氏は15年に議長を目指した際、保守強硬派の反対で断念した経緯がある。今回は保守強硬派の主張に歩み寄り、「5人の賛成があれば議長解任動議を提出できる」とする案や、バイデン政権による権力の乱用を調査する委員会の新設を提示した。米メディアによると、自由議連に影響力があるトランプ氏もマッカーシー氏への支持を議員らに働きかけていた。しかし、保守強硬派は「政界の現状を変える意思を示していない」として不支持の姿勢を変えなかった。

 保守強硬派は議会の現状を「歳出法案など毎年成立させる必要がある法案に、多額の公的支出を伴う他の法案が束ねられ、議員が法案内容を精査する間もないまま採決されている」と批判し、「議会改革」を大義名分としている。一方で、議長選に乗じて議会運営に保守派の主張を反映させ、存在感を示したい思惑もあるとみられる。トランプ氏は自派の議員を結束させられず、党内での影響力の低下を露呈した。

 連邦議会が設立された1789年以降、1回の投票で下院議長が決まらなかったのは15回目。1855年には133回目の投票で議長が決まった例もあるが、1925年以降は多数派政党の候補が1回で順当に議長に選ばれていた。【ワシントン秋山信一】

6768OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 22:37:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb73c115b553e70c86863d9c64a0d42d865993e0米下院議長選、3日目突入へ 共和内紛やまず異常事態
1/5(木) 20:33配信

時事通信
トランプ前米大統領=2022年11月、フロリダ州パームビーチ(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院(定数435)では4日、前日に続き議長選挙の投票が行われた。

 多数派を握った共和党の内紛のあおりで、計6回の投票を経ても決着せず、再び休会となった。下院は議長不在で稼働できないまま、3日目に突入する異常事態に陥っている。

 「合意には至っていないが、前進した」。共和党議長候補のマッカーシー院内総務は、4日夜も造反議員の説得を続けた。造反組は既得権益層を敵視するトランプ前大統領の路線に近く、執行部と対立。議長解任動議のハードルを下げる規則改正案や、委員長ポストの配分などを巡って交渉が続いている。

 トランプ氏も4日朝、「マッカーシー氏に投票する時だ」と呼び掛け、事態の沈静化に回った。しかし同日に3回行われた投票で、20人の造反組は態度を変えなかった上、1人が白票を投じ前日より後退する結果に。「鶴の一声」で存在感を示したかったトランプ氏だが、かえって影響力の低下を露呈した。

 民主党は共和党の混乱を「歓迎」(米紙)し、高みの見物を決め込んでいる。バイデン大統領は「恥ずかしい。世界が見ている」とあきれた様子でコメント。ある下院議員は娯楽映画でも見るかのように、ポップコーンを抱えて議場に向かう自身の写真をツイートした。

 だが共和党の分裂が続けば、法案や予算案で超党派の合意形成は一層難しくなる。とりわけ造反組は「米国第一」を掲げ、連邦政府の支出拡大に反対する勢力。仮にマッカーシー氏が議長に就任しても、党内をまとめられない場合、ウクライナ支援や債務上限引き上げなどの重要な課題で政権が壁にぶち当たる恐れがある。

6769チバQ:2023/01/07(土) 00:24:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_WSWVZABWEJLCHKVD5YACEHNXYM.html
迷走続く共和党、保守強硬派が造反 米議会襲撃2年
2023/01/06 19:59産経新聞

米国で2021年1月、共和党のトランプ大統領(当時)の支持者らが大統領選の結果を覆そうと、連邦議会議事堂を襲撃した事件から6日で2年。バイデン大統領は式典で演説し、暴徒対応に功績のあった元警官らに勲章を授与する。しかし、米国政治が民主主義の根幹を揺るがせたこの事件から立ち直ったとはいえない。下院では共和党の保守強硬派が造反し、11回の投票を経ても議長を選出できない異常事態が続く。

議会襲撃事件を巡っては、民主党主導の下院特別委員会が1年半近い調査で1千人以上から聞き取りを行った。昨年6月以降の公聴会は10回を数える。12月にはトランプ氏の刑事責任を問うよう司法省に勧告。最終報告書は、トランプ氏やその周辺が大統領選で不正があったとの虚偽主張を繰り返し、政権交代手続きの妨害や支持者らへの扇動を行ったと糾弾した。

事件は多くの有権者に民主主義が揺らいでいるとの危機感をもたらした。11月の中間選挙は与党・民主党に不利なインフレ下で行われたにもかかわらず、共和党がかろうじて下院を奪還するにとどまった。無党派層がトランプ氏の不正主張を嫌悪したことが一因だ。

それでも共和党内の危機意識は薄い。米クイニピアック大が12月に行った世論調査によると、トランプ氏を「好ましい」と回答した人は共和党支持層で71%に上り、民主党支持層の3%、無党派層の25%を大きく上回った。次期大統領選への出馬を宣言しているトランプ氏はなお、共和党内で根強い人気を保つ。

議会襲撃から2年の節目を前に、民主主義を巡る別種の問題も顕在化した。今月3日に新会期が始まった下院で、共和党のマッカーシー院内総務が議長に選出されることを阻止し続けている同党の保守強硬派の存在だ。

保守強硬派は敵対する民主党だけでなく、マッカーシー氏をはじめとする党内のベテラン政治家をも打倒すべきエスタブリッシュメント(既得権益層)とみなす。その支配を打破することが「有権者の望み」だと主張している。下院では議長が選出されないまま3日間が浪費された。

同派はトランプ氏に近い「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」のメンバーらで構成され、ほとんどが20年大統領選での不正主張を共有する。それにもかかわらず、マッカーシー氏を支持するよう求めるトランプ氏の呼びかけに応じていない。つまり、トランプ氏は実のところ、自身に忠実な議員さえ十分には制御できていない。

共和党の保守強硬派は、議会襲撃事件を清算しないまま、既得権益層の打破を盾に政治的停滞を生み出している。(ワシントン 大内清)

6770OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:32:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230107k0000m030180000c.html
米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩
2023/01/07 17:21毎日新聞

米下院議長選、15回目投票でマッカーシー氏選出 造反議員に譲歩

米下院議長に選出された共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏=ワシントンで2023年1月7日、ロイター

(毎日新聞)

 米連邦下院は新会期5日目となる7日未明も下院議長選を続け、15回目の投票で共和党下院トップのケビン・マッカーシー氏(57)を議長に選出した。トランプ前大統領に近い党内の保守強硬派の一部が造反し、マッカーシー氏は当選に必要な票の確保に苦慮していたが、議長解任動議案の提出要件緩和や委員会ポストの配分などで造反議員に譲歩し、ようやく「権力の空白」に終止符を打った。

 議長選出までに10回以上の投票を要したのは164年ぶりで、投票回数は連邦議会が設置された1789年以降で5番目の多さだった。

 下院議長選では、候補の得票数が当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に達するまで投票が繰り返される。新会期開始時点の議席数は共和党222、民主党212、欠員1で、マッカーシー氏が本命だったが、共和党の保守強硬派の20人前後が党の他候補への投票を続け、議長を選出できない異常事態になっていた。

 6日の13回目の投票では、造反議員は6人にまで減少。14回目では、最後まで態度を保留していた共和党のゲーツ氏がマッカーシー氏に投票すれば決着するところまでいったが、ゲーツ氏は棄権。一度は9日まで休会する動議案が提出された。

 しかし、議場内での造反議員への説得が奏功。一転して行われた15回目の投票では造反議員6人が棄権して当選ラインが215票まで下がり、216票を確保したマッカーシー氏が当選した。

 米メディアによると、マッカーシー氏は、各議員が単独で議長解任動議案を提出できる規則の4年ぶりの復活、議案審査で強い権限を持つ議事運営委員会への保守強硬派の選任、議案採決前の72時間以上の検討時間確保など、造反議員らの要求を「丸のみ」した上で、個別に説得した。

 マッカーシー氏は西部カリフォルニア州第23選挙区選出で当選9回。党下院指導部で経験を積み、2019年から党下院トップを務めてきた。15年に下院議長を目指した際に保守強硬派の反対で断念した経緯があり、今回は8年越しの悲願をかなえる形となった。元々は融和を重視する調整型だが、近年は議長を目指すために党内で根強い影響力を持つトランプ氏に接近していた。

 ただ、議長選の過程で造反議員らに妥協したことで、マッカーシー氏の立場は弱くなった。今後も共和党内から6人が離反し、民主党の全議員(212人)と組めば、議長解任を決議できる状況が続く。議案審議を巡って、保守強硬派が議長解任動議案提出をちらつかせて圧力をかけるリスクがある一方で、保守強硬派に譲歩を重ねれば中道派から不満が強まる展開も予想される。

 一連の政争では、保守強硬派を支持基盤とするトランプ氏の影響力の低下もみられた。トランプ氏は大統領退任後も連携を続けてきたマッカーシー氏への投票を呼びかけたが、トランプ派はマッカーシー氏への支持派と反対派に分裂。トランプ氏も説得に乗り出したが、すぐには翻意させられなかった。

 下院は議事を始める前に議長を選出するのが慣例となっており、機能停止に陥っていたが、新会期5日目にしてようやく正常化した。共和党は多数派を奪還した下院を舞台に、バイデン大統領(民主党)の次男ハンター氏と外国企業との癒着などの不正疑惑や、国境管理の混乱、新型コロナウイルスへの対応などを巡って、バイデン政権への追及を強める構えだ。中国に関する特別委員会も設置し、経済や安全保障など広範な分野で中国への対策を強化するよう政権に圧力をかけるとみられる。【ワシントン秋山信一】

6771OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:31:20
https://mainichi.jp/articles/20230109/k00/00m/030/135000c
トランプ氏、党内の存在感に陰り 「大統領選の本命」空回り次々

毎日新聞 2023/1/9 18:59(最終更新 1/9 19:42) 有料記事 1874文字

 2024年の次期大統領選に向けて、真っ先に出馬表明した共和党のトランプ前米大統領の空回りが目立っている。党内で支持表明の動きが広がらず、世論調査でも好感度が急落するなど好材料は乏しい。共和党支持層には根強い人気があるものの、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事との「1対1」を仮定した調査では劣勢の結果が出るなど、党内での圧倒的な存在感に陰りが出ている。

中間選の「敗北」、離れた支持
 「あと10日待てば、下院の多数党である共和党が、もっと良い歳出法案にしていたはずだ」。トランプ氏は昨年12月26日、自身のソーシャルメディアで、2023会計年度(22年10月〜23年9月)の歳出法案の採決で賛成に回った上院の共和党指導部を批判した。

 トランプ氏は、共和党が下院の主導権を握る23年1月3日からの新会期まで審議を先送りし、民主党のバイデン政権を揺さぶる戦略を提唱していた。しかし、昨年11月の中間選挙でトランプ派の候補が上院選の接戦区で相次いで敗れたことを受けて、上院では「トランプ氏離れ」が加速しており、歳出法案も超党派の妥協が成立して12月23日に可決。年明けの下院議長選では、トランプ氏が党議長候補のマッカーシー氏への支持を呼びかけたが、トランプ派の下院議員の一部が造反。15回目の投票でようやくマッカーシー氏が当選したが、最後まで支持を拒んで投票を棄権した議員も出て、トランプ氏の影響力の低下を露呈した。

 中間選挙直後に大統領選出馬を表明して以降、トランプ氏はつまずきが目立つ。共和党の政治家らに早期に支持を表明するよう促したが、260人超の共和党の連邦議会議員のうち支持を明らかにしたのはトランプ派の10人前後にとどまっている。

 11月下旬には自宅で、知人の人気ラッパー、イェ(旧名カニエ・ウェスト)さんが連れてきた反ユダヤ主義者と会食したことが批判を浴びた。12月上旬には、大規模な選挙の不正があった場合は「憲法の停止」さえ容認されると主張。憲法を重視する共和党議員らからも非難され、「大規模な不正があれば、…

6772OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:42:39
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224232?rct=world
でたらめ経歴に小切手詐欺容疑も...アメリカ下院の共和党新人ジョージ・サントス氏 辞職は否定
2023年1月8日 19時54分
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)
15回目の下院議長選に参加したジョージ・サントス氏=7日、米ワシントンで(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】15回の投票を経て決着した米議会下院の議長選の陰で、共和党の新人ジョージ・サントス氏(34)に注目が集まっている。昨年11月の中間選挙で東部ニューヨーク州の民主党現職を破ったものの、経歴がでたらめで、国外の刑事事件の捜査対象になっていることも発覚。しかし、共和党指導部は沈黙したままだ。
 「うそつき」。議長選で投票したサントス氏は、民主党議員からスペイン語のやじを浴びた。時折、トランプ派や保守強硬派の議員と話すものの、近寄る議員は少ない。
 米報道によると、同氏が選挙前、ホームページやインタビューで示した学歴や金融大手企業での勤務歴などは、全てうそだった。「団体をつくって2400頭のイヌと280匹のネコを救助した」など、虚飾は細かく具体的だ。
 報道で暴かれると、昨年12月の保守紙のインタビューで「脚色した」と謝罪した一方、「選挙活動では経歴には触れていない」と辞職を否定した。
 だがその後も、ブラジルの捜査当局が2008年の詐欺事件の容疑者として、サントス氏の捜査を再開すると報じられた。盗んだ小切手を使った疑いがあり、所在不明で捜査を中断していたという。さらに米当局も、虚偽情報の公表について調査する可能性がある。
 訴追されれば、除名のための懲罰動議が発議される可能性があるが、共和党が多数の下院で、除名に必要な3分の2の賛成票が集まるかは不透明だ。共和党としての処分についても指導部は沈黙を続けている。

6773OS5(旧チバQ):2023/01/12(木) 21:59:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d3e8a14008c5433b8d08d8c33f9c6a5df4a83a
バイデン氏側近、別の場所からも機密文書発見 米報道 共和党が追及
1/12(木) 13:20配信

 バイデン米大統領(民主党)が副大統領だったときの機密文書が私的なオフィスから見つかった問題で、米NBCニュースは11日、バイデン氏の側近が新たに別の場所からも機密文書を見つけたと報じた。相次いで機密文書の取り扱いをめぐる問題が発覚したことで、共和党は追及する姿勢を強めている。

 NBCニュースによると、最初に機密文書が見つかったシンクタンク「ペン・バイデン・センター」のオフィスとは別の場所で、少なくとも一式の機密文書が追加で見つかったという。最初の文書の発見以降、側近が、他にも文書がないか探していたとの関係者の話も伝えている。

 最初の機密文書は約10点で、発見が伝えられたのは9日。メキシコ外遊中の10日の記者会見で質問を受けたバイデン氏は「機密文書や機密情報について深刻にとらえている。あのオフィスに政府文書が持ち込まれていたことに驚いた。文書の中身は分からない」と釈明した。

 ホワイトハウスのジャンピエール報道官は11日の記者会見で「さらなる詳細は適切なときに提供する」と述べたが、直後に新たな機密文書についての報道があった。

朝日新聞社

6774OS5(旧チバQ):2023/01/13(金) 17:20:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/40313ce6c7fd2b29c406c12e00896c37ecaa6676
バイデン氏に打撃 機密文書持ち出しで特別検察官任命
1/13(金) 9:03配信


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産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領が副大統領在任当時の機密文書が同氏の個人事務所などで見つかった問題で、ガーランド司法長官は12日、政権から独立して捜査を行う特別検察官に元連邦地方検事のロバート・ハー氏を任命したと発表した。共和党のトランプ前大統領による機密文書の持ち出し問題でも昨年11月に特別検察官が任命されており、現職と前任の大統領が並行して捜査を受ける異例の事態となった。

機密文書の持ち出しでトランプ氏を批判してきたバイデン氏が似たような問題で捜査の対象になったことで、同氏と政権への打撃となるのは必至だ。下院多数派の共和党は、バイデン氏が近く再選出馬を表明するとみられる来年の大統領選も視野に、議会での追及を強めていく構えだ。

特別検察官の任命に先立ち、ホワイトハウスの法律顧問は同日、東部デラウェア州ウィルミントンにあるバイデン氏宅の一室やガレージから新たに数件の機密文書が見つかったと発表した。首都ワシントンにあったバイデン氏の個人事務所で昨年11月に10件の機密文書が見つかったのを受け、同氏の弁護士らが自宅などを捜索したところ見つかった。文書の詳細は不明。

バイデン氏は12日、記者団に「私は機密文書(の取り扱い)を重要なものと考えている」と述べ、司法省などによる調査に全面的に協力してきたと強調した。ジャンピエール大統領報道官は同日の記者会見で、バイデン氏は文書が自宅にあったことを「知らなかった」と語った。

特別検察官に就いたハー氏は、2018〜21年にトランプ氏の任命で東部メリーランド州の連邦地方検事を務めた。証人の召喚や起訴の判断などで広範な権限が与えられる。

一方、トランプ氏は同日、自身の交流サイト(SNS)への投稿で、「私に関連する特別検察官の捜査をすべてやめさせろ」と訴えた。トランプ氏に近い共和党のジョーダン下院議員はFOXニュースに対し、この問題でトランプ氏が連邦捜査局(FBI)の家宅捜索を受けたと指摘し、バイデン氏が強制捜査を受けないのは「二重基準だ」と主張した。

6775OS5:2023/01/18(水) 09:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d75617e41a39236a010322749fdf283cb4ae9fa
落選した共和党元候補の男を逮捕 米民主党議員の自宅に銃撃依頼か
1/18(水) 9:23配信
 米南西部ニューメキシコ州のアルバカーキ警察は16日、民主党の州議会議員ら4人の自宅を銃撃させたとして、共和党の元州下院議員候補ソロモン・ペニャ容疑者を逮捕した。警察によると、ペニャ容疑者は4人の男に金を払い、議員らの自宅を銃撃させた疑いがあるという。

 警察によると、男らは昨年12月から今月3日にかけて、州議会の下院議長ら4人の自宅に銃を撃ち込んだ。うち2回は、10発以上の銃弾を撃ち込んだという。けが人はなかった。米メディアによると、狙われた住宅の一つでは10歳の少女が就寝中だったという。

 ペニャ容疑者は昨年11月の中間選挙で、共和党の州下院議員候補として立候補して落選した。警察によると、ペニャ容疑者は選挙後の昨年11月、今回狙われた州上院議員らの自宅を訪れ、選挙で不正があったことを示唆する書類を議員らに渡していたという。

朝日新聞社

6776OS5:2023/01/18(水) 10:56:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/74e795374412e0fd2426b3975ce67fc8dbe41326
トランプ氏、サウスカロライナ州で選挙イベント 大統領選向け始動へ
1/18(水) 10:32配信
 トランプ前米大統領(共和党)は17日、2024年の次期大統領選に向けて、1月28日に南部サウスカロライナ州で同州の選挙チームの立ち上げイベントを開くと発表した。トランプ氏が22年11月に大統領選への出馬を表明してから、公の場で選挙関連のイベントを開くのは初めてとなる。

 サウスカロライナ州は共和党の候補指名レースで序盤の注目州の一つで、トランプ氏は16年の大統領選の予備選で勝利していた。28日のイベントには、トランプ氏に近い同州選出のグラム上院議員やマクマスター州知事らが同席する。

 24年大統領選を巡っては、共和党からトランプ氏以外に立候補を表明した主要候補はいないが、サウスカロライナ州選出のスコット上院議員や元州知事のヘイリー元国連大使らも候補者として名前が挙がっており、トランプ氏は先手を打って同州で基盤を固めたい考えだ。【ワシントン秋山信一】

6777OS5:2023/01/20(金) 23:18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e47b1777a22d89216c6072df8a6a96db8ad689e
バイデン氏就任2年 2024年大統領選へ視界不良 機密文書持ち出し問題が足かせに
1/20(金) 16:07配信
【ワシントン=大内清】バイデン米大統領(80)は20日、就任から丸2年を迎えた。同氏にとって今年は、2024年大統領選での再選に向けた地ならしとして重要な意味を持つ。ただ、今月に入って発覚した機密文書持ち出し問題が大きな足かせに。下院の多数派を握る共和党が対決姿勢を先鋭化させる中、任期後半に入ったバイデン氏の政権運営が一層困難になるのは避けられない。

米CBSテレビは19日、バイデン氏周辺の話として、同氏が2月7日に予定される一般教書演説後の早い時期に、出馬宣言を計画していると伝えた。

バイデン氏は昨年11月の中間選挙の結果を受けて勝利への自信を深めていた。インフレの逆風にさらされ与党・民主党の惨敗も予想されながら、20年大統領選での敗北を認めない共和党のトランプ前大統領(76)とその支持勢力を「民主主義の敵」と位置づけたことが奏功。上院では多数派を維持することに成功したためだ。

しかし今月に入り、再選に向けた動きにほころびが出た。バイデン氏の自宅や個人事務所で副大統領時代の機密文書が見つかったことが相次いで発覚し、司法省が特別検察官を任命。米CNNは17日、政権関係者の話として、バイデン氏が同問題を巡るホワイトハウスの対応に「いらだちを強めている」と伝えた。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計によると、バイデン氏の19日現在の支持率は42・8%で、不支持率を約10ポイント下回る。インフレの進行を受けて支持と不支持の差が20ポイントを超した昨夏時点よりは改善しているものの、今後の捜査状況次第で求心力低下が進む可能性は否定できない。

一方、最新の世論調査によると、共和党支持層で次期大統領選の候補として期待される政治家の1位は、出馬を宣言したトランプ氏(48%)。2位は同氏と支持基盤が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事(31%)だ。44歳のデサンティス氏が候補指名を受けた場合、高齢のバイデン氏には不利に働くとの見方は強い。

同党ではトランプ氏に近い強硬保守派が党指導部への影響力を強めており、バイデン氏の機密文書問題やメキシコ国境から流入する不法移民への対策、歳出削減などを巡って党派対立がいっそう深まるのは確実だ。他方、バイデン氏がこうした状況を「トランプ的政治」から民主主義を守るための戦いと訴え、再選戦略に組み込むことも予想される。

6778OS5:2023/01/22(日) 19:41:22
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50064.html
バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出
2023/01/22 19:22読売新聞

バイデン氏の最側近、クレイン首席補佐官が退任へ…「激務が続いている」と本人申し出

ロン・クレイン氏=ロイター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米主要メディアは21日、ロン・クレイン大統領首席補佐官が近く退任すると一斉に報じた。首席補佐官はホワイトハウスを総括する重要ポストで、バイデン大統領の最側近として政権内で強い影響力があった。

 報道によると、激務が続いていることを理由に本人が申し出た。退任は2月7日の一般教書演説後になるとみられる。クレイン氏は、バイデン氏の副大統領当時から副大統領首席補佐官を務めていた。

 高官の交代が相次いだトランプ前政権と異なり、バイデン政権ではこれまで、主要幹部の交代はほとんどなかった。

6779OS5:2023/01/22(日) 19:41:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20230122-567-OYT1T50043.html?_gl=1*1d09bpe*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY3NDM4NDAzOS4xMDYuMS4xNjc0Mzg0MDgyLjE3LjAuMA..
バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃
2023/01/22 18:35読売新聞

バイデン氏私邸から新たに機密文書6点、米司法省が捜索で発見…政権運営にさらなる打撃

デラウェア州の自宅で、ロシアのプーチン大統領と電話会談する米国のバイデン大統領(2021年12月30日)=AP 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領の事務所などで、オバマ政権の副大統領だった時の機密文書が見つかった問題で、米司法省は20日、デラウェア州のバイデン氏の私邸を捜索し、新たに6点の機密文書を発見した。ホワイトハウスの弁護士などが21日、明らかにした。

 現職大統領の私邸に司法当局の捜索が入るのは異例だ。バイデン氏はこれまで3度にわたり機密文書の保管が明らかになっており、2024年大統領選への再選出馬を視野に入れる中、政権運営への打撃となる。

 米メディアの報道によると、捜索は司法省が管轄する連邦捜査局(FBI)の捜査官により、任意で行われた。ホワイトハウスの弁護士が立ち会う中、約13時間をかけて行われ、バイデン氏の手書きのメモやスケジュール帳も押収された。機密文書は一部、上院議員時代のものも含まれていた。

 共和党のトランプ前大統領を巡っても、FBIが昨年8月、機密文書を保管していた疑いで、フロリダ州の邸宅に令状を取って捜索した。バイデン氏はトランプ氏の機密文書問題を批判してきただけに、共和党が今後、バイデン氏をさらに厳しく追及するのは必至だ。

6780OS5:2023/01/30(月) 00:35:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASR1Y3V4WR1YUHBI002.html
トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く
2023/01/29 22:00朝日新聞

トランプ氏本格始動、次期米大統領選 唯一の出馬表明、人気底堅く

28日、ニューハンプシャー州の共和党の集会で話すトランプ前大統領=AP

(朝日新聞)

 2024年の米大統領選に出馬表明している共和党のトランプ前大統領が28日、本格的な選挙活動を始めた。政治的な求心力には陰りがみえるが、共和党支持者のなかでの人気は底堅い。民主党を含め、立候補を正式に表明した政治家はいまのところトランプ氏以外にはおらず、次の大統領選までの米国政治は依然、トランプ氏の動向を一つの重要な軸として展開する。

 トランプ氏は28日午前、東部ニューハンプシャー州の共和党の集会で演説した。「我々はここで大統領候補として歩み始める」「米国を救うため、国を破壊しようとする勢力に立ち向かう準備が整った指導者が必要だ」と述べ、トランプ氏の選挙戦を担う地元の選挙チームを紹介した。

 同じ日の午後には南部サウスカロライナ州に移動して、別の共和党集会に参加した。トランプ氏は、大統領在任中にメキシコとの国境に壁をつくる政策に取り組んだことなどを「実績」として繰り返し強調した。

 ただ、サウスカロライナ州の集会には、以前なら参加が見込まれたような複数の共和党の政治家が参加を見送った。AP通信によると、以前はトランプ支持に回った議員からも「支持の表明は早すぎる」「新たな世代のリーダーに移行する時だ」との声が出ている。

■この2州から始めた理由は

 28日にトランプ氏が訪れた二つの州はいずれも、大統領選の候補を各党が選ぶ予備選が24年の早い時期に実施される場所だ。次の大統領選に向けては、約1年後の24年1〜2月に民主、共和両党の候補を決める予備選が始まり、数カ月間、各州で予備選が続く。トランプ氏には、予備選の序盤の重要州で勝ち、勢いをつけたいとの狙いがある。

 24年夏には民主、共和両党がそれぞれ全国党大会で候補者を正式に指名。最終的な投開票で次期大統領が決まるのは24年11月だ。

 トランプ氏は22年11月の中間選挙後、直ちに大統領選への立候補を正式に表明。現時点でも、正式に出馬を表明しているのはトランプ氏だけだ。機先を制する出馬表明で共和党の他候補の動きを封じ、指名争いを優位に進めようとする思惑がうかがえる。

6781OS5:2023/02/01(水) 20:16:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/37ebe316c4fefdc8ba9710c46452b3f9d1a27135
共和党候補争うトランプ氏とデサンティス氏が舌戦 米大統領選
2/1(水) 10:57配信

毎日新聞
選挙に向けた集会で演説するトランプ前米大統領=米南部サウスカロライナ州で2023年1月28日、AP

 2024年の次期米大統領選を巡って、共和党候補指名レースの支持率でトップを争うトランプ前大統領と南部フロリダ州のデサンティス知事が新型コロナウイルス対策を巡って火花を散らした。1月28日に選挙運動を本格化させたトランプ氏が同州の対応を批判したのに対して、デサンティス氏は22年11月の州知事選で「共和党知事としてフロリダ史上最大の得票率で勝利した。市民の審判は既に下されている」と反論した。

 トランプ氏は28日の米メディアの取材で、新型コロナ対策の規制に慎重なデサンティス氏の立場は一貫性に乏しく、「州(の社会・経済活動)を閉鎖しなかった共和党知事もいたが、フロリダは長期間、閉鎖された。(当初は)ワクチン接種を誰よりも推進していた」と主張。後にワクチンに懐疑的な言動に転じたとして、デサンティス氏は「歴史を書き換えようとしている」と批判した。

 これに対して、デサンティス氏は31日、「あらゆる角度から私を攻撃する人々がいる。もう何年もそうだ」と余裕を見せた上で、「新型コロナのような危機対応では、公選職にある者はあらゆる判断をしなければならない。ただ、その判断に対しては市民が選挙で審判を下せる。私は(知事に)再選された」と強調した。

 トランプ氏の批判の一部は、正確ではない。フロリダ州は20年春に新型コロナの感染が拡大した際、社会・経済活動を大幅に制限したが、大半の州に先駆けて外出禁止解除やレストランの営業再開に踏み切った。当時大統領だったトランプ氏も「他州の見本になる」と評価していた。【ワシントン秋山信一】

6782OS5:2023/02/01(水) 20:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/660166d921adb2e9add588e11aa1f01e458ffba4
共和党ヘイリー氏、大統領選出馬表明か 米報道、インド系女性政治家
2/1(水) 20:00配信

朝日新聞デジタル
2021年6月、米アイオワ州での集会で話す共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=AP

 2024年の米大統領選に向け、共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が立候補を表明すると1月31日、複数の米メディアが報じた。2月15日、地元サウスカロライナ州で開く集会で発表する計画という。出馬を表明すれば、共和党からはトランプ前大統領に次いで2人目となる。

 インド系のヘイリー氏は、共和党内では数が限られる著名な非白人の女性政治家として、早くから有望な大統領候補とみられていた。南部サウスカロライナ州知事を経て、トランプ前政権で国連大使を務めた。

 ヘイリー氏はトランプ氏を「友人」と呼びつつ、絶妙な距離を保ってきたと評される。20年大統領選ではトランプ氏を支持した一方、21年1月の米連邦議会議事堂襲撃事件をめぐってはトランプ氏に批判的な姿勢も示した。24年大統領選でもトランプ氏を支持すると明言していたが、最近は、自ら出馬することに前向きな発言に転じていた。

朝日新聞社

6783OS5:2023/02/02(木) 20:39:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d23ab9309f0b2dc08830231d6b622c8ed27981
宿泊1泊5万円…NY移送の〝不法移民〟への不満募る
2/2(木) 17:33配信


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産経新聞
米南部の国境地域からニューヨーク市へ送られた移民の一時滞在先となっているホテル(平田雄介撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】米ニューヨーク市のアダムズ市長(民主党)が米南部の国境地域から移送された4万人超の〝不法移民〟への対応に苦慮している。受け入れ費用は最終的に20億ドル(約2560億円)に達する見通しで、バイデン民主党政権に対策を求めた。アダムズ氏は受け入れを歓迎するが、膨大な費用がかかるのに加え、一時滞在先のホテルでの移民の振る舞いが問題化し、市民の不満は募っている。

「ホテルの部屋に調理器具を持ち込んで自炊し、カーペットが焦げた」「感染症対策を守らない」「飲酒禁止なのに大量のビールの空き缶が廃棄される」。一時滞在先ホテルの従業員は1月、米ABCテレビにこう証言し、火災発生や伝染病拡大への懸念を訴えた。

ホテルはマンハッタン中心部に位置し、宿泊費用は通常1泊400ドル(約5万2千円)以上という。「米国人でも手が届かないサービスを移民に提供するのは間違っている」(マッコーイ元ニューヨーク副知事)との不満も出ている。

移民はもともと、メキシコからビザ(査証)を持たずに米南部テキサス州などに侵入し、拘束された不法移民。米国が制裁を科す反米左派政権のベネズエラから来る例が増えている。亡命を申請し、一定の条件を満たすと判断されれば、申請に対する決定が出るまで、合法的な一時滞在が認められる。

不法移民に寛容なバイデン政権の発足後、一時滞在が認められやすくなると期待が高まり、不法入国を試みる人が急増した。負担の増えたテキサス州などで批判が強まり、アボット同州知事(共和党)が昨春から、政権への抗議の意思を込めて首都ワシントンにバスでの移送を始めた。

ニューヨーク市への移送は昨年8月に開始。アダムズ氏は昨秋の中間選挙を前に、「ニューヨークは移民の街だ。常に新たな移民を歓迎する」と述べる一方、アボット氏を「思いやりの心がない」と批判するなど、移民政策は党派対立を色濃く反映した課題となっていった。

米公共ラジオなどの8月時点の全米調査では、「南部国境が侵食されている」と答える成人が半数を超えた。ニューヨーク在住の20代女性も「本音を言えば心地よいわけではない」と話す。

ニューヨーク市の負担は移民用の食事確保や教育支援などで増加の一途をたどり、アダムズ氏は非常事態を宣言。今年1月にはバイデン大統領に続き、テキサス州国境付近の街エルパソを視察した。2人の視察は「現場に来て実態を知るべきだ」とアボット氏が訴えていたものだ。

対策に窮するアダムズ氏は視察後、「移民を全米各地に分散する計画を立ててほしい」とバイデン政権に要望。移民支援の活動家は、政権の対応に期待を寄せる。

ただ、たらい回しにされることに嫌気がさす人もいるようだ。子供2人を連れてベネズエラからニューヨークにたどり着いたダビッド・ガストロさん(34)は1日、取材に対し「カナダの(最大都市)トロントに行きたい。米国よりも移民に寛容なイメージがあるからだ」と話した。

6784OS5:2023/02/11(土) 22:09:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/47814b4e397dd0d4123d397f2b16389fc7700771
バイデン氏、共和批判を封印 2期目へ「やり残した仕事」 米一般教書演説で実績誇示〔深層探訪〕
2/11(土) 8:31配信

時事通信
7日、ワシントンの米連邦議会で、一般教書演説を行うバイデン大統領(AFP時事)

 バイデン米大統領は7日の一般教書演説で、下院多数派を握る野党共和党への批判を封印し、議会との融和姿勢を演出した。過去2年の実績を誇示しつつ、「残した仕事がある」「やり遂げよう」と協力を促したバイデン氏。視線は2024年大統領選をにらんだ再選戦略へと移る。

 ◇秋波に冷たい対応
 「新議長を祝福したい」。バイデン氏は演説冒頭、1月に就任した共和党のマッカーシー下院議長とがっちり握手を交わした。1時間超の演説では、就任時から掲げる「団結」のメッセージをちりばめ、昨年の中間選挙前に鬼の形相で共和党「トランプ派」を攻撃した姿は影を潜めた。

 超党派の演出に徹したのは、下院多数派を失った今、共和党の協力なしに法律や予算を通じた政策が実現できないためだ。だが、ホワイトハウス奪還を目指す共和党に取り合う気配はない。演説中には共和党席からたびたびやじが飛ぶ。債務不履行(デフォルト)回避に向け、無条件の債務上限引き上げを求めるバイデン氏に対し、マッカーシー氏は「歳出見直しが条件」との立場を崩していない。

 下院の各委員会は、政権の新型コロナウイルス対策や移民政策などの検証に次々と着手。協力どころか対決ムードが強まっている。

 ◇経済再生に自信
 演説では政権2年の実績を強調した。「1200万人の新規雇用を生み出した。どの大統領の4年間よりも多い」。バイデン氏が誇るように、1月の米失業率は3.4%と、53年ぶりの低水準を記録。家計を苦しめた物価高も、6カ月連続で勢いが鈍化している。

 バイデン氏は副大統領時代の機密文書を自宅などに持ち出していた問題で、ずさんな管理が批判を浴びた。だが、各種世論調査の平均支持率は7日現在、44.2%と底堅く推移し、大きな政治的打撃とはなっていない。

 中間選挙で上院多数派を維持する「善戦」をしたバイデン氏に対し、与党民主党内に有力な対抗馬擁立の動きはみられない。24年大統領選への立候補表明は時間の問題とみられている。

 ◇広がらぬ支持
 だが、有権者の間に「2期目」への期待は広がっていない。シカゴ大などが1月末に実施した世論調査で、バイデン氏の再選出馬を支持したのは全体でわずか22%。民主党支持層に限っても37%にすぎない。ワシントン・ポスト紙などによる1〜2月の世論調査では、バイデン氏の実績を計62%が「あまりない」「ほとんど、あるいは全くない」と批評した。

 最大の課題は、80歳という年齢とカリスマ性の欠如。「成果」と誇るインフラ投資法などの経済政策はいずれも即効性がないため、有権者が恩恵を実感しづらい点もネックとなっている。演説を終えたバイデン氏は、翌8日にウィスコンシン州、9日にフロリダ州など大統領選のカギを握る重要州を回り、支持層への浸透を急ぐ構えだ。(ワシントン時事)

6785OS5:2023/02/15(水) 19:34:46
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230214-OYT1T50199/
米大統領選出馬、ヘイリー元国連大使が表明…脱トランプ氏へ「今こそ新世代のリーダーを」
2023/02/14 22:23
 【ワシントン=淵上隆悠】米共和党所属でサウスカロライナ州前知事のニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が14日、2024年の次期大統領選への出馬を正式に表明した。トランプ前大統領に続き、共和党で2人目の有力候補となる。


 ヘイリー氏は自身のツイッターなどに動画を投稿し、「今こそ新世代のリーダーが必要だ。国境を守り、国を強くする」と訴えた。15日にはサウスカロライナ州で会合を開き、直接支持者に伝える予定だ。

 ヘイリー氏はインド移民を両親に持ち、同州議会議員を経て11年に州知事に就任した。トランプ前政権下の17〜18年には国連大使を務めた。以前は「トランプ氏が出馬するなら出ない」と公言していたが、共和党内でトランプ氏の求心力が低下していることを受け、出馬を決断したとみられる。

6786OS5:2023/02/15(水) 19:35:20
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231329
ヘイリー元国連大使が米大統領選に出馬を表明 トランプ氏に続き共和党2人目 インド系移民で知事経験
2023年2月15日 18時32分
ニッキー・ヘイリー氏(AP)
ニッキー・ヘイリー氏(AP)

 【ワシントン=吉田通夫】米国のトランプ前政権で国連大使を務めた共和党のニッキー・ヘイリー氏(51)が14日、2024年の次期大統領選に出馬する意向を表明した。出馬表明はトランプ前大統領に続き2人目。まずは共和党を代表する候補の座を勝ち取るため、予備選や党員集会など党内の競争に挑む。
 ヘイリー氏は南部サウスカロライナ州出身のインド系移民で、下院議員を経て17年まで同州知事を務めた。14日に選挙活動用のウェブサイトを立ち上げ、動画で「今こそ新世代のリーダーが財政的責任を再認識し、国境を守り、国や誇りを強化するべきだ」と訴えた。
 共和党ではこのほか、トランプ氏に対する最も有力な対抗馬とみられている南部フロリダ州のロン・デサンティス知事らの出馬が取り沙汰されている。トランプ氏は、自身の支援でデサンティス氏は州知事選に当選できたとして「大統領選に出馬するなら大きな背信行為だ」などと強い警戒感を示している。
 民主党は、バイデン大統領が出馬表明の時期を探っている。

6787OS5:2023/02/15(水) 19:35:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/231296?rct=world
アメリカ連邦議会から「中道派」が消えた 保守とリベラルの二極化が進むわけとは
2023年2月15日 17時00分
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影
二極化が進む米連邦議会=吉田通夫撮影

 保革の二極対立が進む米国で、連邦議会でも中道派や穏健派と呼ばれる「真ん中」の議員が減少。国家の工業化か農業保護かで二極化した、1920年ごろの分裂状態に逆戻りしたとの分析もある。選挙区の境界を、リベラル派住民の多い地域と保守派住民の多い地域に沿って変更したことによって、双方に配慮できる議員が減ったことなどが背景とされる。(ワシントン・吉田通夫)
◆1920年以来の分断国家に

 超党派の中道派下院議員でつくる「問題解決協議会」は、2017年に約50人で結成され、21年に58人に増えた。しかし昨年の中間選挙を経て、米メディアによると、現時点で38人に減った。下院民主党の中道派議員でつくる「ブルードッグ」は08年の64人をピークに減少傾向が続き、昨年の中間選挙により、7人と過去最低に落ち込んだ。
 米国では、中道派や穏健派の議員の割合を測る手法の一つに、大統領選と同時に行われる下院選で、過半数を獲得した大統領候補の所属政党とは異なる政党の候補が当選した選挙区を数える手法がある。
 例えば、大統領選では民主党候補が過半数の票を獲得したのに、下院選では共和党候補が当選した選挙区だ。これはリベラル派と保守派の有権者が混在する選挙区で、当選した下院議員は双方に配慮した中道派の可能性が高い、という理屈だ。
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供
米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授=本人提供

 米シンクタンクのブルッキングス研究所がまとめた16年までのデータに、独自集計で20、22年も加えたところ、20年の大統領選ではこうした選挙区の割合は3.7%にとどまり、1920年の3.2%に次ぐ低さだった。内戦に陥った南北戦争(1861〜65年)後の混乱に続き、米政治史でも二極対立が激しかった時期として知られる時代に逆戻りした形だ。
 中道派議員の減少について、米ジョージワシントン大のサラ・ビンダー教授(政治学)は、共和党が米南部で支持基盤を強化するに従い、1990年代から民主党の保守派が共和党に移籍するなどして二極化が始まったと解説する。
◆自党に有利な選挙区境界の書き換えも二極化加速
 民主党や共和党の候補が安全に当選できるよう、リベラル派と保守派の多い区域に沿って、選挙区の境界を書き換える「ゲリマンダー」も二極化を加速。保革が入り交じった選挙区が減り、各候補が党派的な立場を強めた。ビンダー氏は「特に、共和党の支持層が多い州で、かなり自党に有利な区割りの変更が行われた」と指摘する。
 さらに、16年のトランプ前大統領の登場が選挙から遠ざかっていた保守強硬派を掘り起こしたことも、二極対立に拍車をかけた。
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP
保守強硬派が影響力を強めた共和党が、過半数を握る米下院。手前左はマッカーシー議長=AP

 議会は二極対立により、立法に苦心している。下院の過半数を握った共和党は、極端な立場をとる保守強硬派が影響力を強めた。バイデン政権下の政府の手元資金を枯渇させるため、新たな国債発行をできないようにする方針をほのめかすなど、世界経済の混乱も辞さない構えだ。
 保守強硬派は共和党の主流派に対しても牙をむき、下院議長選で造反して100年ぶりの再投票に持ち込んだ。民主党中道派のエリッサ・スロトキン下院議員は本紙の取材に、保守強硬派は「共和党自身をも混乱させる存在だと明らかになった」と指摘。「共和党が自分たちの通したい法案があるなら(自党の保守強硬派ではなく)われわれ民主党の中道派に支持を求めることになるのではないか」と、中道派の存在感強化に腐心する。
 しかし、共和党中道派のピーター・メイジャー下院議員は「多数派の議員になると、あまり譲歩したくなくなる」と課題を指摘。「(民主党と)協力可能な分野は多くあるが、そのためには信頼関係を築かなければならず、議会の二極対立が激しいと難しい」と語った。

6788OS5:2023/02/21(火) 10:50:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/66d7bbbfc527b12355c730fe2e215a05d9e1dab7
バイデン氏、列車でポーランド着 キーウへ移動10時間、滞在5時間
2/21(火) 9:55配信
 ウクライナの首都キーウ(キエフ)を20日に電撃訪問したバイデン米大統領は同日夜、列車でポーランド南東部に到着した。「前例のない歴史的な訪問(同行したサリバン大統領補佐官)」として極秘にされていた行程も同行した米記者によって明らかになった。バイデン氏は21日、ポーランドのドゥダ大統領と会談した後、演説する予定だ。

【写真】ウクライナへの侵攻、許してはいけない一線について語る東野教授

 同行記者によると、バイデン氏は航空機で19日午前4時15分にワシントン郊外のアンドリュース空軍基地を出発。米国内でしばしば使用される小型の空軍C―32航空機に搭乗した。

 バイデン氏は、ドイツ西部の米空軍基地を経由し、ポーランド南東部の空港に19日午後8時前に到着した。バイデン氏を乗せた車列はサイレンを鳴らすことなく、ウクライナ国境に近いプシェミシルの駅に向かい、バイデン氏は8両編成の列車に乗り換えた。通常、大統領の外国訪問には数十台の長い車列をなすのが定番だが、今回は同行者も限られ、サリバン氏ら数人の政府高官や医療チーム、警護要員ら少人数に限定されていたという。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/34b7acc77d46405a652948e9b50fcf044657cde1
民主主義陣営の結束訴え バイデン米大統領がポーランド訪問
2/21(火) 7:06配信
 【ワルシャワ時事】ウクライナを予告なしに訪れたバイデン米大統領は20〜22日の日程でポーランドを訪問し、ロシアに対抗するため民主主義陣営の結束を改めて呼び掛ける見通しだ。

 ロシアのウクライナ侵攻から1年の節目を控えて演説を行うほか、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する東欧諸国の首脳らとも会談する。

 バイデン氏はポーランドでドゥダ大統領と会談した後、21日夕(同22日未明)にワルシャワの旧王宮で演説を行う。

 バイデン氏は昨年3月にも同じ場所で演説し、ロシアのプーチン大統領に関し「権力の座にとどまるべきではない」と非難した経緯がある。国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、今回は「自由と民主主義を守るウクライナの人々を支援するため、米国がいかに世界をまとめてきたかについて演説する」と語った。

 NATO加盟の東欧諸国首脳との会談では、米国による防衛への関与を改めて表明する。ポーランドのモラウィエツキ首相は19日の米CBSテレビのインタビューで「バイデン政権と米軍駐留を恒久化し、部隊を増やすことを協議しているところだ」と明らかにした。

 ポーランドはウクライナの隣国で、多くの難民を積極的に受け入れてきた。欧米諸国による支援の物流拠点でもあり、バイデン氏は今後の連携についても話し合うという。

6789OS5:2023/02/21(火) 10:50:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa10342499d9c6512e55d26d72304bdaf7c860b5
ポーランドから鉄道10時間 バイデン氏のキーウ訪問、異例の旅程
2/21(火) 6:30配信


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毎日新聞
聖ミハイル大聖堂の前を歩くバイデン米大統領(左)とウクライナのゼレンスキー大統領=ウクライナの首都キーウで2023年2月20日、ウクライナ大統領府提供・ロイター

 バイデン米大統領は20日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問した。米大統領は通常、警備の観点から、外国を訪問する際でも専用の航空機やヘリコプター、車両を使うが、今回は9時間半の鉄道利用など異例の旅路となった。

【写真特集】記者が見た戦禍の日常

 バイデン氏は当初、米東部時間20日夕に米国を出発し、ウクライナの隣国ポーランドに向かう予定だった。しかし、17日、数カ月間検討してきたキーウ訪問を決断。バイデン氏は19日午前4時15分(以後は全て現地時間)に大統領専用機(エアフォースワン)で秘密裏に米ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地を出発した。19日夜にメディアに伝えられた予定では、バイデン氏はまだ米国にいて「20日夕に出発」と説明されていた。

 各メディアを代表して取材する2人の記者には17日に訪問が伝えられ、大統領のキーウ到着まで秘密を保持することを約束し、携帯電話も取り上げられた。米政府が同行記者に集合時間などを知らせたメールの件名は「ゴルフ大会への到着に関する手引」だった。

 専用機は約7時間後にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着して給油。1時間16分後に再び飛び立ち、午後7時57分にポーランド南東部ジェシュフの空港に到着した。バイデン氏は2022年3月にもジェシュフを訪れ、駐留米兵らを激励したことがある。

 その後、バイデン氏の車列は高速道路で移動。米大統領の車列は米国内ではサイレンを鳴らしながら移動することも多いが、今回は注意をひかないようにサイレンがなかった。車列は午後9時15分にウクライナと往来する列車が発着するプシェミシル駅に着いた。列車は午後9時37分に出発し、国境を越えてウクライナに入り、出発から約9時間半後にキーウの駅に到着した。副大統領時代(09〜17年)に何度もウクライナを訪問しているバイデン氏は「キーウに戻ってこられてよかった」と語った。

 米国はバイデン氏が出発する数時間前にロシアに「衝突回避」のために事前通知していた。AP通信によると、米軍はバイデン氏の訪問前から、早期警戒管制機E3や電子偵察機RC135をポーランドのウクライナ国境付近に飛ばして警戒にあたった。

 バイデン氏はキーウのマリア宮殿でゼレンスキー大統領と会談し、共同記者会見に臨んだ。市内の大聖堂周辺を2人で歩いた際には、空襲警報が鳴る場面もあった。在ウクライナ米大使館で館員らを慰労した後、午後1時10分に列車でキーウを離れた。キーウでの滞在時間は約5時間だった。

 米大統領は過去にも紛争中のイラクやアフガニスタンを事前の予告なしに電撃訪問したことがある。しかし、こうした訪問先では米軍が活動し、空港など主要なインフラを管理していた。今回はウクライナ国内に米軍の拠点がなく、米大使館も十分に活動できていない状況で訪問した点が異なる。長時間の鉄道による移動も異例だ。

 欧州各国の首脳は既にキーウを訪問し、ウクライナを支援する姿勢をアピールしている。バイデン氏がキーウを訪問したことで、主要7カ国(G7)で首脳がウクライナ入りしていないのは、日本だけとなった。【ワシントン秋山信一】

 ◇バイデン米大統領キーウ訪問の行程

■米国

19日午前4時15分(19日午後6時15分) ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地を出発■ドイツ

19日午後5時13分(20日午前1時13分) ドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地に到着、給油

19日午後6時29分(20日午前2時29分) ラムシュタイン空軍基地を出発

■ポーランド

19日午後7時57分(20日午前3時57分) ポーランド南東部ジェシュフの空港に到着、車列で移動

19日午後9時15分(20日午前5時15分) プシェミシル駅に到着、列車でキーウへ

■ウクライナ

20日午前8時ごろ(20日午後3時ごろ) キーウの駅に到着、ゼレンスキー大統領と会談

20日午後1時10分(20日午後8時10分) キーウの駅を出発、ポーランドへ

■ポーランド

20日午後8時45分(21日午前4時45分) プシェミシル駅に到着

※現地時間(日本時間)。ウクライナはポーランドと1時間の時差

6790OS5:2023/03/06(月) 18:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/efa3889a8fbd0d6aa8d0051c9e62d7e9893ce482
トランプ氏「宿敵」が存在感 自伝出版、大統領選へ地歩 米共和
3/4(土) 7:11配信

時事通信
米フロリダ州のデサンティス知事=2022年11月、同州タンパ(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年の米大統領選に出馬が取り沙汰される南部フロリダ州のデサンティス知事(共和党)が、全国規模の活動を活発化させている。

 2月に出版した自伝を引っ提げ地方行脚を始めたほか、メディアにも頻繁に登場。立候補すれば現時点でトランプ前大統領の最大のライバルになるとみられ、動向が注目されている。

 「メーク・アメリカ・フロリダ(米国をフロリダ州のようにしよう)」。デサンティス氏は新著で、州統治の「成功」ぶりに自信を示した。

 19年に知事に就任し、新型コロナウイルス対策や移民問題でバイデン政権と真っ向対立。ハーバード大院卒の秀才ながら、その武闘派ぶりが保守層の心をつかんだ。76歳のトランプ氏に比べ44歳と若く、目立ったスキャンダルもない。昨年の中間選挙では大差で再選を果たし、人気を確実なものにした。

 保守系のFOXテレビが2月の世論調査で共和党支持層に大統領候補にふさわしい人物を尋ねたところ、トランプ氏が43%でトップにつけた一方、デサンティス氏が28%で追随。他候補は1桁にとどまり、現時点では事実上、両氏の一騎打ちの様相だ。

 デサンティス氏が大統領への意欲を明言したことはないが、米メディアでは6月ごろに出馬表明するとみる向きが多い。警戒を強めるトランプ氏は、デサンティス氏の名前をもじって「デサンクティモニアス(聖人ぶったやつ)」と蔑称を付け、「彼は高齢者向けの社会保障費を削ろうとしている」などと攻撃。台頭阻止に躍起となっている。

 大統領選に向けては、これまでに共和党でトランプ氏、ヘイリー元国連大使、実業家のラマスワミ氏が立候補済み。ペンス前副大統領やポンペオ前国務長官らも出馬検討が伝えられ、指名候補争いの動きが本格化しつつある。

6791OS5:2023/03/16(木) 14:27:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/456305f7366822a7d2117dcd1d24870d86cceb61
共和党議員がトランプ氏の対抗馬?への支持表明 アメリカ大統領選
3/16(木) 9:55配信
 米共和党のロイ連邦下院議員(南部テキサス州選出)が15日、2024年の大統領選に向けて、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)への支持を表明した。デサンティス氏はまだ出馬を明言していないが、トランプ前大統領(76)の有力な対抗馬と目されており、「フライング気味」の支持表明はトランプ氏と距離を置く連邦議会議員らの期待を表す動きと言えそうだ。

 ロイ氏は15日の支持者向けの声明で「次の米大統領は力強く、活気のある指導者でなければならない。より若く、しかし実績のあるリーダーが(2期)8年間の変革を米国にもたらす時だ」と指摘した。ロイ氏は、トランプ氏に近い保守強硬派「自由議員連盟(フリーダム・コーカス)」のメンバーだが、20年大統領選の落選を覆そうとするトランプ氏に反発して距離を置いた経緯がある。

 デサンティス氏は、共和党支持者を対象にした世論調査では、トランプ氏に次ぐ支持を得ている。フロリダ州知事として保守的な政策をとっており、トランプ氏の支持者からも評価が高い。2月下旬に知事としての実績をアピールする著書を出版。3月10日には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州で集会に参加するなど、出馬を視野に入れた動きを徐々に活発化させている。昨年11月に出馬表明したトランプ氏は、これまでに約30人の連邦議会議員から支持を取り付けている。【ワシントン秋山信一】

6792とはずがたり:2023/03/19(日) 00:17:52
トランプ前大統領 SNSに「21日逮捕される」と投稿 詳細触れず
2023年3月18日 22時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/amp/k10014013001000.html

アメリカのトランプ前大統領は、来週21日に自身が逮捕されるとSNSに投稿しました。容疑など詳しいことには触れていませんが、ニューヨークの検察が、トランプ氏と不倫関係にあったと主張する女性との問題を巡って捜査を進めています。

アメリカのトランプ前大統領は18日、自身が関係する企業が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」に「共和党の有力候補で前の大統領が来週火曜日に逮捕されるだろう」と投稿し、来週21日に自身が逮捕されるとしています。

容疑など詳しいことには触れていませんがこの情報の出どころに関して「ニューヨークのマンハッタン地区の検察の違法な情報漏えいがそれを示している」と記し、支持者らに抗議するよう呼びかけています。

トランプ氏をめぐっては、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優に口止め料が支払われたとされる問題で、ニューヨークのマンハッタン地区の検察が捜査を進めています。
最新の主要ニュース7本

6793OS5:2023/03/25(土) 19:54:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dc7ae5544231eaa5c534ae6892c9c834b10172f
デサンティス氏がアピール強化、「トランプ批判」も 米大統領選
3/25(土) 17:00配信

毎日新聞
ロン・デサンティス米フロリダ州知事=同州で2023年3月7日、AP

 2024年の米大統領選に向けて、共和党のドナルド・トランプ前大統領(76)の対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)が動きを活発化させている。これまでは「過大評価された政治家」といったトランプ氏の挑発を受け流してきたが、最近になって「劇場型」とトランプ氏の政治手法を批判するなど反撃を開始。党候補指名獲得に向けてアピールを強めている。

 「乞うご期待だ」。デサンティス氏は23日放送された米FOXニュースのインタビューで、大統領選への出馬に意欲をにじませた。かつては蜜月関係にあったトランプ氏との「違い」を問われると、「新型コロナウイルスへの対応がまず明確に違った。私なら(大統領首席医療顧問だった)ファウチ氏をクビにしていた」と発言。ファウチ氏は保守派から「行動規制推進派の象徴」とみられており、経済への影響を懸念するトランプ氏ともたびたび対立したが、デサンティス氏はファウチ氏を政権内にとどめた対応を批判した。

 さらに、たびたび混乱したトランプ氏の政権運営を「毎日が劇場」と皮肉り、「行政を動かすには、大きな構想を描き、取り組むべき課題に対処するのが非常に重要だ」と指摘した。保守的な政策で共通点が多い両氏だが、デサンティス氏はトランプ氏との人格や政治手法の違いを強調。トランプ氏が、「聖人ぶった」という意味の英語とデサンティス氏の名前をもじって「デ・サンクティモニアス」と個人攻撃をしていることについても「雑音に過ぎない」と一蹴した。

 トランプ氏は、デサンティス氏の発言内容が事前に報じられると声明を出し、「彼の支持率は暴落している」「彼が一番なのは、広報くらいだ」と主張。フロリダ州の新型コロナの死者数、凶悪犯罪件数などが「全米で3番目だ」と数字を挙げて批判した。フロリダ州は全米で3番目に人口が多いため、全体数を挙げて批判するのは説得力に乏しい。人口あたりの新型コロナ死者数や殺人発生件数の割合は20番目前後だ。それでもトランプ氏は「平均的な知事だというのが事実だ」と訴えた。

 トランプ氏からの攻撃が予想される中、デサンティス氏がこれまで控えてきた「トランプ批判」に打って出た背景には、支持率の伸び悩みもあるとみられる。22年11月の中間選挙でトランプ氏が推す上院選の候補が相次いで敗れたことで、共和党内で「本選で民主党に勝てる候補」としてデサンティス氏への期待感が高まった。モンマス大学の23年2月の世論調査では、2人の一騎打ちを想定した場合、共和党支持者の53%がデサンティス氏を支持し、トランプ氏(40%)を上回っていた。

 しかし、3月の調査ではトランプ氏(47%)がデサンティス氏(46%)を逆転。他の候補を含めた世論調査でも、トップを走るトランプ氏がリードを広げる例が相次いでいる。トランプ氏がデサンティス氏を一方的に批判する状態が続いていたことに加えて、ロシアのウクライナ侵攻を巡ってデサンティス氏が「『領土争い』に巻き込まれるのは米国の重要な国益ではない」と述べて共和党内から批判されたことも影響した可能性がある。

 勢いを取り戻したいデサンティス氏は、共和党が多数派を握る州議会と連携して、保守層にアピールする「実績」を重ねる方針だ。学校でのLGBTQなど性的少数者に関する教育の規制強化、周囲から見えない形で銃を携帯するための許可制撤廃、不法移民対策の厳格化といった州法の成立を目指している。

 一方で、2月に政策などをまとめた著書を出版し、3月には党候補指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州を訪問。4月には第2戦がある東部ニューハンプシャー州でも共和党の集会に参加を予定するなど、大統領選への地ならしも着実に進めている。米メディアは、5月に州議会が休会した後、出馬に関して最終判断する可能性が高いと報じている。【ワシントン秋山信一】

6794OS5:2023/03/26(日) 10:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b0a5b5d12d9deee2ebf829ecebd22e6a8715b5
米共和党「夢の布陣」はなし? トランプ氏、ライバルの起用に否定的
3/26(日) 8:53配信
毎日新聞
米国のトランプ前大統領=2022年10月1日、ロイター

 2024年の米大統領選を目指す共和党のトランプ前大統領(76)は24日、対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)の副大統領候補への起用について「可能性は極めて低い」と述べた。デサンティス氏も23日にトランプ氏と組むことには否定的な考えを表明。保守層に人気が高い2人のコンビは、トランプ氏の支持者の間で「夢の布陣」との待望論もあるが、党候補指名争いが本格化するにつれてライバル関係が強まっている。


 トランプ氏は保守系のテレビ局ニュースマックスのインタビューで、デサンティス氏を副大統領候補に選ぶ可能性を問われ、「考えたこともない。共和党にはたくさんのすばらしい人物がいる。この組み合わせの可能性は極めて低い」と答えた。

 デサンティス氏も23日の同局のインタビューで、トランプ氏の副大統領候補になる可能性を問われたが、「私はおそらく(指導者として)執行するタイプの人間だ」と回答。副大統領には実質的な権限が乏しいことを念頭に、トランプ氏とコンビを組むことに否定的な見解を示した。

 24年大統領選の共和党候補指名争いで、デサンティス氏はトランプ氏の最大のライバルだが、18年の知事選の党予備選ではトランプ氏に支援を要請し、勝利につなげた経緯がある。保守的な政策やメディア敵視の政治手法など共通点が多く、トランプ氏の支持者には「まだ若いデサンティス氏は24年に副大統領候補としてコンビを組み、28年に大統領選に挑むのが良い」といった意見がある。3月上旬にトランプ氏の支持者が多く集まった「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会でも、「副大統領候補」の模擬投票でデサンティス氏は元テレビキャスターのレーク氏(53)に次ぐ2番目の人気を集めた。【ワシントン秋山信一】

6795OS5:2023/03/31(金) 07:42:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/feea15b4cf3f4c82e600f3552b4b4740be58c9a9
トランプ前米大統領を起訴 検察、元ポルノ女優への口止め料めぐり
3/31(金) 6:57配信

朝日新聞デジタル
トランプ前米大統領=2021年6月26日、ランハム裕子撮影

 米ニューヨーク州のマンハッタン地区検察官が招集した大陪審は30日、トランプ前米大統領を起訴することを決定した。同日、ニューヨークタイムズなど複数の米メディアが報じた。検察は2016年の大統領選期間中に、トランプ氏が元ポルノ女優に払ったとされる「口止め料」をめぐって捜査をしており、その関連の罪で起訴した模様だ。米国の大統領経験者が刑事訴追されるのは初めて。


 24年の次期大統領選に立候補を表明しているトランプ氏は検察の捜査について「魔女狩り」と批判してきた。3月18日には、SNSへの投稿で自身が21日に「逮捕される」と主張したうえで、「証明できる犯罪はない」などと主張。支持者に対し、抗議するよう求めた。仮にトランプ氏が有罪になっても大統領選に立候補する資格は失わないが、有権者がどのように受け止めるかが注目される。

 トランプ氏は、06年ごろにこの元ポルノ女優と不倫関係にあったとされる。この関係が明らかになることで16年の大統領選に影響が出ることを懸念し、顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏を通じて13万ドルを支払った疑いがかけられている。米メディアによると、この支払いに関連して文書偽造の疑いがあるほか、ニューヨーク州法では選挙に影響を与える一定額以上の寄付が禁じられており、口止め料の支払いが抵触する可能性がある。

朝日新聞社

6796OS5:2023/04/03(月) 18:30:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c72b2f3473500d0f6c611748a348da95e686bda7
米大統領選、共和党の前州知事出馬へ 「トランプ氏に代わる選択肢」
4/3(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏=AP

 2024年の米大統領選に向け、前アーカンソー州知事のエイサ・ハッチンソン氏が2日、共和党から立候補する意向を明らかにした。起訴されたトランプ前大統領に対し、出馬を撤回するべきだと批判的な立場をとっている。ただ、現時点では、全米での知名度や政治的な影響力は限られる。

 ハッチンソン氏は、2日に放映された米ABCの番組で「私は決断した。米大統領選に立候補する」と語った。正式な出馬表明は4月下旬になるという。

 トランプ氏が大統領経験者として初めて起訴されたことを受け、ハッチンソン氏は無罪推定が前提だとしつつも「トランプ氏が次期大統領になるべきではない」と主張。「私はトランプ氏に代わる選択肢を提供する」と訴えた。

朝日新聞社

6797OS5:2023/04/06(木) 17:38:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6caa7e8a20b422e3b05567e6feb649c0b4179f52
故ケネディ氏のおい出馬 米大統領選
4/6(木) 14:10配信

時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=3月3日、米ニューハンプシャー州(EPA時事)

 米CNNテレビは5日、故ケネディ大統領のおいの弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、2024年大統領選の民主党候補指名争いへの出馬を連邦選挙委員会に届け出たと報じた。

 
 同氏はケネディ大統領の弟、故ロバート・ケネディ司法長官の息子。反ワクチン論者で、政府による新型コロナウイルスのワクチン接種推進を「ファシズム」などと批判し、物議を醸した。

 民主党の指名争いには作家のマリアン・ウィリアムソン氏が名乗りを上げているが、同氏やケネディ氏が「勝つ可能性は低い」(政治専門誌ポリティコ)とみられている。

6798OS5:2023/04/13(木) 07:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/444c94bc33f2c63e3accbd85bbf48ffa36aa79f9
米共和党、スコット上院議員が大統領選出馬へ 候補者乱立の様相
4/12(水) 22:41配信


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毎日新聞
ティム・スコット上院議員=AP

 米共和党のティム・スコット上院議員(57)=南部サウスカロライナ州選出=は12日、2024年の大統領選に向けた準備委員会を立ち上げると発表した。事実上の出馬表明となる。共和党の現職上院議員では唯一の黒人で、共和党内では人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けてスコット氏に期待する声がある。

 スコット氏は12日に公表したビデオ声明で、民主党のバイデン政権が「我々を分断する道具として人種を利用している」などと批判。「民主党のリベラルな政策に対抗する。米国を並外れた存在にしている保守の価値を守るにあたって、私は決して後退しない」と強調した。

 米メディアによると、準備委員会の立ち上げによって、正式な出馬表明前でも大統領選に向けた資金集めが可能になる。スコット氏は近く、党候補指名レースの序盤戦が行われる中西部アイオワ、東部ニューハンプシャー、サウスカロライナ各州を回って、支持を呼びかける。

 共和党ではドナルド・トランプ前大統領(76)、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)、エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(72)らが立候補を表明している。南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)やマイク・ペンス前副大統領(63)らも出馬に向けた検討を進めており、候補者が乱立する様相を呈している。【ワシントン秋山信一】

6799OS5:2023/04/21(金) 13:37:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/99debf75fc2b05fcdfad96f9ff9131bb07e43b0f
トランプ氏の共和党内のライバル、デサンティス氏が来日
4/21(金) 11:59配信
林芳正外相は21日の記者会見で、ロン・デサンティス米フロリダ州知事が24、25両日、外務省賓客として来日すると発表した。

 デサンティス氏は2024年米大統領選の共和党候補指名レースで、ドナルド・トランプ前大統領の対抗馬と目されている。日本滞在中、岸田文雄首相への表敬や林氏との会談などを予定しているという。林氏は「日フロリダ関係や日米関係の強化、国際情勢などについて意見交換する」と述べた。【竹内望】

6800OS5:2023/04/25(火) 19:45:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/70e987da7e1cb89bc09d34b23c328b3223d267eb

バイデン米大統領、2期目へ立候補を表明 高齢に不安も後継者育たず
4/25(火) 19:39配信

朝日新聞デジタル
米ホワイトハウスで20日、会合で発言するバイデン大統領=AP

 バイデン米大統領(80)は25日、2024年大統領選での再選に向け立候補すると正式に発表した。所属する民主党内でさえ、バイデン氏の高齢に対する懸念が根強いが、現時点では他の有力候補が出ていない。1年半後の大統領選ではバイデン氏が2期目を目指し、共和党候補と対決する構図になる公算が大きい。

 バイデン氏は25日に公表したビデオで「私たちが直面している問題は、今後どれだけの自由が得られるか、どれだけの権利が得られるかだ」として民主主義の重要性を訴え、大統領への再選を目指す意向を表明した。以前から再選出馬の意向は示していたが、正式に表明する時期が注目されていた。

 バイデン氏は、すでに米大統領としての史上最高齢記録を更新中で、再選すれば、2期目の満了時には86歳になる。現職大統領が2期目を目指すのは通例だが、高齢問題には党内からも懸念が出ている。

 それでも2期目を目指す背景には、民主党が後継者を育てられていないことがある。バイデン氏は20年大統領選で、自らが次世代への「架け橋」になると述べていた。だが、女性初の副大統領に据えたハリス氏の人気は低調で、ほかにもバイデン氏に代わる有力候補は見当たらない。

朝日新聞社

6801OS5:2023/04/27(木) 08:53:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f9d14b2b32272e9e6b91a429c655d15549143c
バイデン氏と共和党、チキンレースの様相 財政出動めぐり
4/26(水) 23:21配信
2024年米大統領選への再選出馬を表明した民主党のバイデン大統領は選挙戦で、内政と外交・安全保障の両面で政策の「継続性」を訴えることになる。政権基盤を固めるために看板政策のインフラ投資などを軌道に乗せたい考えだが、野党・共和党の保守強硬派は連邦政府の借入限度額を定めた債務上限の引き上げ問題で対決姿勢を鮮明化。対立は互いに一歩も引かない〝チキンレース〟の様相を呈している。

「共和党は米国をデフォルト(債務不履行)に陥らせようとしている。完全に無責任だ」。バイデン氏は25日の演説で、デフォルト回避に必要な債務上限の引き上げ問題で強硬姿勢を崩さないマッカーシー下院議長ら共和党執行部を強く牽制(けんせい)した。

問題を巡っては1月、連邦政府の債務が法律で定められた上限に達し、現在は財務省による特別な資金のやりくりが続く。だが、それも早ければ6月にも底をつくとみられ、債務上限を引き上げるための立法措置が急務となっている。

下院の多数派を握る共和党は今月、軍事費を除く連邦予算の大幅削減を条件に債務上限を引き上げるとする法案を発表した。法案は、バイデン氏が再選に向けた実績としてアピールする巨額の財政出動を伴うインフレ対策などの一部を骨抜きにする内容を含む。共和党にはデフォルトのリスクを盾に、来年の大統領選をにらみバイデン氏を追い詰めたい思惑がある。

これに対しバイデン氏は、条件闘争には応じないとし、仮に法案が議会を通過しても拒否権を発動する構えをみせている。

共和党では、大統領選でバイデン氏と再び対決する可能性があるトランプ前大統領に近い保守強硬派が影響力を行使し妥協しない路線を主導。同派は、ロシアの侵略を受けるウクライナにバイデン政権が続ける軍事支援に批判的なグループとも重なる。

この日の演説でバイデン氏は同派を、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」の英語頭文字から「MAGA(マガ)過激派」と呼び「普通の人々と違う」と痛烈に揶揄(やゆ)した。「トランプ政治」に批判的な世論を喚起し譲歩を勝ち取りたい考えとみられるが、むしろ共和党を硬化させる可能性もある。(ワシントン 大内清)

6802OS5:2023/04/27(木) 09:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e13029335a660bf8851b7504b04bf469ca2ea3
民主党予備選の日程、バイデン氏が序盤で勢い狙う
4/26(水) 23:04配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ニューヨーク=平田雄介】2024年11月の米大統領選に向けた民主党予備選・党員集会は同年2月から実施される。日程案は、党候補指名争いの流れをつくる序盤戦にバイデン大統領が20年の前回選で上位につけた州が多く並ぶ。選挙戦でバイデン氏の勢いをつける狙いがありそうだ。

大統領選の候補指名争いは長年、中西部アイオワ州の党員集会が初戦で、東部ニューハンプシャー州の予備選が続く日程だったが、バイデン氏は前回それぞれ4、5位に終わっていた。

来年の日程案では前回バイデン氏が初めて勝利して劣勢を挽回し、党候補に正式指名される流れが生まれた南部サウスカロライナ州が当時の4戦目から初戦に回った。前回2位につけた西部ネバダ州がニューハンプシャーと同日選としてサウスカロライナに続いて実施される。

また、指名争いの流れを決定づけることが多い3月の集中日「スーパーチューズデー」の後で前回実施され、バイデン氏が勝利した南部ジョージア州と中西部ミシガン州が来年は2月の序盤戦に組み込まれた。

日程変更はバイデン氏も検討を求め、今年2月の民主党全国委員会で賛成多数で承認された。米人口に占める有色人種の比率が高まる中、バイデン氏は変更の狙いを「より多様で幅広い党員と国民の声を候補者選定の早い段階から反映させる」と説明した。サウスカロライナやジョージアは伝統的に民主党を支持してきた黒人の有権者が多く、ネバダでは中南米にルーツを持つ有権者が増えている。

6803OS5:2023/04/27(木) 20:05:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c17e3397a897d23cdf9f3e8436b69189d0bc3b69
米大統領選「高齢対決」再現も バイデン氏が再選出馬表明 後継者不足、漂う閉塞感
4/27(木) 7:14配信
【ワシントン時事】バイデン米大統領(80)が再選出馬を表明し、2024年大統領選に向けた動きが本格化した。

 民主党政権の継続阻止を目指す共和党では、トランプ前大統領(76)が候補指名争いでリード。20年大統領選で対決した2人が、再び本選を戦う可能性に有権者は嫌気を示しており、高齢の「本命」を脅かす後継者不足に閉塞(へいそく)感が漂う。

 NBCテレビの最新世論調査によると、回答者の70%が「バイデン氏は出馬すべきでない」と答え、うち48%が「年齢」を主な理由に挙げた。トランプ氏の出馬にも60%が反対し、「トランプ対バイデン」の再戦は歓迎されていない。

 バイデン氏は物忘れをしたり、階段で転んだりと、たびたび年齢を不安視されている。それでも民主党内に挑戦者が現れないのは、現職の強みに加え、「過激な共和党への『解毒剤』として無党派層の支持を獲得してきた」(CNNテレビ)からだ。

 共和党は最近、州レベルで、人工妊娠中絶の制限や人種的少数派(マイノリティー)の投票制限につながる法整備など、極端に保守的な政策を推し進めている。バイデン氏はこうした「過激主義」との対決姿勢を前面に掲げて20年大統領選でトランプ氏に勝利し、昨年の中間選挙でも善戦した。

 一方、共和党支持者の間ではトランプ氏が根強い人気を誇る。先月、不倫相手への口止め料支払いを巡り起訴されたが、「司法の政治利用だ」と同情を訴え、むしろ支持層の結束を強めた。

 「後継者」と期待されたフロリダ州のデサンティス知事(44)は、やや失速気味だ。妊娠6週目以降の中絶を禁止する州法を成立させて穏健派の不評を買ったほか、ロシアのウクライナ侵攻について「領土紛争」などと発言し、保守派からも批判されている。

 もっとも、両党の指名候補を選ぶ各州の予備選・党員集会が始まるのは来年になってから。トランプ氏は口止め料問題以外にも、選挙介入や機密文書持ち出しなど数々の刑事訴追リスクを抱えており、リードを維持できるかは不透明だ。ワシントン・ポスト紙は、バイデン政権下で解消されなかった「過激主義と分断」を巡る争いが、24年大統領選でも続くと分析している。

6804OS5:2023/05/12(金) 08:20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d10725b20b966932231d5c65bc2792ac998d2792
「体重で差別」を禁止 米、成人4割が肥満 NY市
5/12(金) 7:51配信

時事通信
 【ニューヨーク時事】米ニューヨーク市議会は11日、就職や住宅契約などの際に、体重を理由に差別することを禁じる法案を賛成多数で可決した。

 米メディアが伝えた。米国では成人の4割以上が肥満とされる。

 ニューヨーク市では既に、人種や性別、年齢、宗教、性的指向に基づく差別的扱いは違法。今回の法案では、これに体重と身長の項目が追加される。同市ではこの他、タトゥーの有無を理由とした差別も禁じるよう求める法案も審議されている。

6805OS5:2023/05/19(金) 17:02:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb5ca972a42f0bcd4b2e87774fd44511daaec54d
デサンティス氏、来週にも出馬届け出 米メディア報道
5/19(金) 7:20配信



【ワシントン=大内清】米紙ウォールストリート・ジャーナルなどは18日、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が来週にも2024年大統領選の共和党候補者指名争いへの出馬を届け出ると伝えた。25日に同州マイアミで選挙資金集めのための支援者会合を開くのに合わせ、連邦選管当局に必要な書類を提出する見通しだとしている。

デサンティス氏は共和党の保守層を中心に人気が高く、党内での支持率は、政権への返り咲きを狙うトランプ前大統領に次ぐ2位。昨年の中間選挙では、優勢とされた共和党が伸び悩んだ中、圧勝で知事再選を決め、保守系メディアでは「希望の星」と評価された。

これに対し、デサンティス氏が出馬した場合は支持層が重なるトランプ氏は、デサンティス氏の社会保障政策を批判するテレビCMを投入するなど同氏の追い落としに躍起となっている。

6806OS5:2023/05/20(土) 10:22:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a4ce831cc8032e119c4d1a05cf67b157ad3ff8
「債務上限」協議、再び暗雲 野党共和党が交渉一時離脱 米
5/20(土) 7:20配信

時事通信
19日、米ワシントンの連邦議会議事堂(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦政府の借入限度額である「債務上限」問題を巡るバイデン政権と野党共和党の協議で、共和党が19日、交渉を一時離脱した。

 同日夜に再開したが、歳出削減規模に関して双方の主張に隔たりが大きいもようだ。一時は楽観論が広がっていたが、先行きには再び暗雲が垂れ込め始めた。米メディアが報じた。

 共和党が多数を占める下院を含め、議会が債務上限引き上げに関する法案を速やかに可決しなければ、来月1日にも政府の支払いが滞る可能性がある。米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば、世界経済への打撃や金融市場の混乱は必至だ。

 前日までは、バイデン大統領とマッカーシー下院議長(共和党)双方が、合意に楽観的な見通しを示していた。だが、上限引き上げと併せて行う歳出削減の規模で、協議は難航しているとみられる。

6807OS5:2023/05/20(土) 14:00:14
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230520X354.html
スコット上院議員が出馬=共和党で指名争いへ―米大統領選
2023/05/20 05:20時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のスコット上院議員(57)は19日、連邦選挙委員会に2024年大統領選への立候補を届け出た。スコット氏は上院共和党で唯一の黒人議員で、南部サウスカロライナ州選出。正式な出馬表明は22日に行われる予定。

 米メディアによると、スコット氏は自らを「一貫した保守」と位置付け、不法移民対策で国境に壁を建設することや、歳出削減などを提唱している。

 共和党候補の指名争いでは、これまでにトランプ氏、ヘイリー元国連大使らが名乗りを上げている。南部フロリダ州のデサンティス知事も来週、正式立候補すると見られている。

6808OS5:2023/05/20(土) 19:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/282d71c774a6ae2b180f1dedfc59d05ceb414beb
バイデン氏、直前まで葛藤 原爆資料館訪問、米世論を懸念
5/20(土) 7:07配信



時事通信
平和記念公園の慰霊碑へ向かう(左から)湯崎英彦広島県知事、スナク英首相、フォンデアライエン欧州委員長、トルドー加首相、メローニ伊首相、バイデン米大統領、ミシェル欧州理事会議長、岸田文雄首相、マクロン仏大統領、ショルツ独首相=19日、広島市中区(代表撮影)

 バイデン米大統領は19日、先進7カ国(G7)各国の首脳と共に広島の平和記念資料館(原爆資料館)を訪れ、犠牲者に祈りをささげた。

 原爆を投下した唯一の国のトップによる訪問。水面下では、日米の政府間で直前までぎりぎりの攻防があった。

 「大統領は長時間の視察はできない」。今年初め、日本側がG7首脳陣を資料館の細部まで案内する計画を伝えると、ホワイトハウス側はこう反対した。焼けただれた人々、焦土となった街―。大統領が長時間にわたり、生々しい被爆の現実と向き合うことへの拒否反応は強かった。

 米国では今も、日本への原爆投下を「戦争を終わらせるために必要だった」と肯定する見方が多い。ピュー・リサーチ・センターの2015年世論調査では、56%が投下は「正当化される」と回答した。「広島に行くだけで、『謝罪と同義』と批判的に受け止める国民もいる」(日米筋)。過去に、原爆投下を謝罪した大統領はいない。

 広島にはオバマ元大統領が現職として初めて16年に訪れたが、資料館の視察はわずか10分弱。2期目を終えようとしていたオバマ氏と違い、バイデン氏は24年大統領選で再選も目指している。サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は訪問に先立ち、大統領が謝罪する可能性は「ない」と、きっぱり予防線を張った。

 今回、調整に当たった日本政府高官によると、米側はロシアのプロパガンダに利用されることも恐れていた。ロシアは侵攻したウクライナで民間人を虐殺している。だが、被爆地・広島に注目が集まれば「米国こそ核で民間人を大量殺りくした」と矛先を向けられかねない。ホワイトハウスが首を縦に振らない中、日本側は「岸田文雄首相はいかに被爆の実像を伝えるかを重視している」「当日の朝まで調整する」(首相周辺)と粘った。

 結果的にバイデン氏は約40分間、資料館に滞在した。「2国間ではなく、歴史に敬意を払うG7首脳の一人としての訪問」(サリバン氏)という形式だった。首脳が一人また一人と到着する中、最後になったバイデン氏を岸田氏は雨の中、約50分待った。バイデン氏が資料館で何を見、何を感じたかは、まだ語られていない。

6809OS5:2023/05/23(火) 16:03:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/842d06405f0cf98f4c7287783a9329a16ebd3184
共和の黒人上院議員ティム・スコット氏、大統領選出馬へ…自身の生い立ち「アメリカンドリーム」
5/23(火) 15:55配信
読売新聞オンライン
ティム・スコット上院議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米国の野党・共和党で、唯一の黒人上院議員のティム・スコット氏(57)が22日、2024年の次期大統領選への立候補を正式に表明した。

 スコット氏は地元サウスカロライナ州で開いた集会で演説し、母親、兄と一つのベッドを共有した貧しい少年時代からはい上がった自身の生い立ちを「アメリカンドリーム」だと強調。「バイデン(大統領)と急進左派(の民主党)は、私が上ってきたはしごの一段一段を壊している」などと訴え、出馬を宣言した。

 ハーバード大アメリカ政治研究センターなどが今月中旬に行った世論調査によると、共和党支持者のうち、スコット氏を支持するのは1%で、トップのトランプ前大統領(58%)とは大きく差が開いている。

6810OS5:2023/05/23(火) 16:03:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ec74da33797fcb00003def7e27f6493ffd477bc
ハリス氏の資質に厳しい目 米大統領選向け、共和追及
5/16(火) 16:04配信
共同通信
演説するハリス米副大統領=4月、米南部フロリダ州(AP=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選に再選出馬を表明したバイデン大統領(80)が高齢を不安視される中、ハリス副大統領(58)の資質にも厳しい目が注がれている。大統領が職務遂行不能になった場合、直ちに権限を継承する要職にありながら、存在感を示せず支持率も低迷。政権奪還を狙う共和党の格好の標的になっている。

 「バイデン氏の認知能力は不安定だ。国民は副大統領の資質も考慮しなければならないが、ハリス氏は米国で最も無能な公職者だ」。共和党候補指名争いに名乗りを上げたヘイリー元国連大使(51)は今月、保守系FOXニュースで批判を連ねた。

 ハリス氏は黒人、アジア系、女性として初の米副大統領として注目を集めたが、担当の不法移民対策で指導力を発揮できなかった。政権内の確執も相次いで報じられ、求心力の低さも露呈した。

 分析サイトのファイブサーティーエイトの10日時点の世論調査によると、ハリス氏の支持率は39.4%で、不支持率50.4%だった。

6811OS5:2023/05/25(木) 09:09:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a2dd863973e7c94fbcf6f6c414e6d7654f46429
デサンティス氏、保守派の寵児 対リベラル「文化戦争」を主導
5/25(木) 8:05配
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いに参戦したロン・デサンティス氏(44)は、南部フロリダ州知事としてリベラル勢力に対する「文化戦争」を主導してきた保守派の寵児(ちょうじ)だ。民主、共和両党が拮抗(きっこう)する「スイングステート」とされてきた同州で共和党の地盤を強化。米政治における近年の政治的分断を加速させた存在でもある。

デサンティス氏は、下院議員3期目の18年にトランプ大統領(当時)の後押しを受けフロリダ州知事に初当選した。新型コロナウイルス禍でマスク着用の義務化に強く反対したことなどが、連邦政府主導のコロナ対策に反発する保守層から評価された。

リベラルな政治意識が強い人々を指す「WOKE(ウォーク)」との戦いを掲げ、妊娠6週以降の中絶禁止やLGBT(性的少数者)に関する教育を制限する州法の制定などを推進。同法を批判する娯楽大手ウォルト・ディズニーに認められてきた税務上の特区撤廃を表明するなど、リベラルとの〝戦争〟を繰り広げることで人気を高めた。「敵」を作り出して求心力を高める手法は、指名レースで争うトランプ氏とも共通する。

昨年の中間選挙では、共和党が全体的に伸び悩む中で知事選に圧勝し、現在は2期目。一部の保守系メディアでは、20年大統領選での敗北をいまだに認めないトランプ氏に代わる「スター」とみなされている。

デサンティス氏は1978年、フロリダ州ジャクソンビルでイタリア系移民の家系に生まれたカトリック信者。子供時代は野球に熱中し、リトルリーグの世界大会に出場した経験もある。

名門イェール大学を卒業し、一時、南部ジョージア州の私立校で教鞭(きょうべん)をとった後にハーバード大学ロースクールで法学博士号を取得。2004年に海軍に入隊し、キューバのグアンタナモ米軍基地でテロ容疑者の捜査に関わったほか、海軍特殊部隊(SEALS)の法務アドバイザーとしてイラクにも派遣されている。

家族は元テレビキャスターの妻ケイシーさんと子供3人。大統領選を勝ち抜いた場合、25年1月の就任時は46歳で、歴代大統領の中ではセオドア・ルーズベルト(第26代)、ジョン・F・ケネディ(第35代)に次ぐ3番目の若さとなる。(ワシントン 大内清)

6812OS5:2023/05/25(木) 18:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4150c671e5b254743beb13a51d7e3e194285d574
年齢差35歳 バイデン氏、デサンティス氏攻略に難題
5/25(木) 17:34配信
【ワシントン=坂本一之】米フロリダ州のデサンティス知事(44)が2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いへの出馬を正式表明し、再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)は35歳を超える年齢差に備えた選挙戦略が必要となる。民主党内では「共和党のトランプ前大統領に勝てる候補」としてバイデン氏への期待が強い一方、若いデサンティス氏との戦いを懸念する声も出ている。

【画像】動画で米大統領選への出馬を表明するフロリダ州のデサンティス知事

「バイデンは左派の課題を推進するために(官僚が優位にある)行政国家の力を武器にしてきた」。デサンティス氏は24日の出馬表明で、バイデン氏が左派勢力のために政府を利用していると批判し、有権者に支持を訴えた。

その出馬表明の場として選んだのはソーシャルメディアのツイッター。有権者や主要メディアを集めて演説する従来の手法と一線を画し、バイデン氏との違いを見せつけた。

米クイニピアック大が24日発表した世論調査は、大統領選がバイデン氏とトランプ氏の対決構図となった場合、バイデン氏に投票すると答えた人は48%でトランプ氏を2ポイント上回る。

しかし、相手がデサンティス氏の場合、バイデン氏に投票する人は46%で、デサンティス氏が1ポイント上回る。同大の調査ではこうした傾向が続いており、デサンティス氏が共和党の候補となればバイデン氏にとっては厳しい戦いになる。

選挙戦でバイデン氏の足かせとなるのが年齢だ。再選を果たした場合、2期目の任期満了時は86歳。今回の世論調査で、2期目を担うには「年を取りすぎている」とした人は65%だ。米メディアも健康や言い間違えなど高齢にまつわる問題に注目している。

バイデン氏にとっては、76歳のトランプ氏と違って圧倒的に若いデサンティス氏が相手となれば、激務をこなす体力などで不利な要素を抱えることになる。

また、民主党関係者は「大統領選では新しい顔を求める声が一定程度あり、バイデン氏の人気拡大は容易ではない」と分析する。単に組織票を固めるだけでなく、民主党寄りの有権者を引き寄せ、無党派層で支持を広げることが勝利のカギを握ることになる。

政策面では昨年11月の中間選挙で下院の多数派を握った共和党の反対で、経済対策などを思うように実現することが難しい。連邦政府の債務上限引き上げ問題でも共和党との交渉が難航しており、政権運営能力をいかにアピールするかも大きな課題となる。

6813OS5:2023/05/29(月) 20:06:50
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20230527016.html
米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋
2023/05/27 04:12ロイター

米共和のノースダコタ州知事、大統領選に出馬へ=関係筋

米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。2018年4月撮影(2023年 ロイター/Dan Koeck)

(ロイター)

[26日 ロイター] - 米ノースダコタ州のバーガム知事(66)が2024年米大統領選に向けた共和党の候補指名争いに出馬する計画。関係筋が明らかにした。

6月7日に州都ファーゴで正式表明し、選挙運動を始動する見通しという。

バーガム知事は低い税率や規制緩和の支持者で、選挙キャンペーンでは経済や国家安全保障に重視する伝統的な保守派スタンスをアピールする公算が大きいとみられる。

6814OS5:2023/06/01(木) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abb5a97e04831ee5c2658d7fb4dd62b442c70d
共和党ペンス前副大統領ら2人も来週出馬表明と報道 米大統領選
6/1(木) 9:54配信
 米主要メディアは5月31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)と東部ニュージャージー州のクリス・クリスティー前知事(60)が2024年の大統領選の党候補指名を目指して来週に出馬表明する方針だと報じた。ペンス氏は副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)に挑む形となる。一定の知名度がある2人が出馬すれば、「反トランプ票」がさらに分散するだけに、世論調査で2番手につける南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)には痛手となりそうだ。

 報道によると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える6月7日にビデオ声明で出馬を表明するとともに、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で選挙運動の最初の演説に臨むことを計画している。アイオワ州の共和党はペンス氏の支持基盤であるプロテスタント福音派の影響力が強く、初戦で勢いをつけて候補指名獲得につなげる戦略を描いているとみられる。

 一方、クリスティー氏は6日にニュージャージー州で出馬表明する見通しだ。保守色が強い他候補とは一線を画し、共和党の穏健派の結集を図るとみられる。

 共和党では他にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)、ティム・スコット上院議員(57)らが出馬表明しているほか、中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も7日に出馬表明すると報じられている。さらに東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)も出馬を検討中だと報じられており、候補者が乱立する展開となっている。【ワシントン秋山信一】

6815OS5:2023/06/01(木) 20:51:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/f496102ce050052a50cca9314c9ac71051ae2311
ペンス前副大統領も参戦へ 共和指名争い、反トランプ票の受け皿か
6/1(木) 12:58配信

産経新聞
【デモイン(米中西部)=大内清】米メディアは31日、共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)が6月7日にも、2024年大統領選に向けた同党の候補者指名争いへの参戦を表明すると報じた。ペンス氏はトランプ前大統領(76)の支持者が21年1月に起こした連邦議会襲撃事件を巡ってトランプ氏と決別している。指名争いでは、返り咲きを狙うトランプ氏への批判票の受け皿となる可能性がある。

共和党の指名レースではこのほか、クリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(60)や、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)も近く出馬を表明するとの報道が出ている。ペンス氏は、誕生日の7日にビデオ声明で出馬を宣言し、その後、指名争いの初戦の舞台である中西部アイオワ州デモインで選挙運動を本格化させる見通し。

熱烈なキリスト教福音派信者で知られるペンス氏は、下院議員やインディアナ州知事を経てトランプ政権(17〜21年)の副大統領を務めた。21年1月の議会襲撃事件では、トランプ氏が落選した20年大統領選の結果を確定させる議会手続きの進行役の立場を利用して選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、これを拒絶。トランプ氏やその支持者からは「裏切り者」とみなされている。

保守系のFOXニュースが5月下旬に行った世論調査によると、共和党支持層の支持率ではトランプ氏が53%と首位を独走しており、南部フロリダ州のデサンティス知事(44)が20%で2位。ペンス氏は5%で3位につけている。

6816OS5:2023/06/02(金) 17:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd1c7c911e5b944288163d312cad2e82f718675e
債務上限停止、米上院も可決 成立へ、デフォルト回避
6/2(金) 15:25配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米議会上院は1日、連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案を与野党の賛成多数で可決した。同法案は5月31日に下院で可決されており、バイデン大統領が署名して成立する。政府の資金が枯渇する5日を前に法案成立が確実となり、世界経済を混乱に陥れる米国債のデフォルト(債務不履行)は回避されることになった。

「財政責任法案」と呼ばれ、上院採決で賛成63票、反対36票だった。バイデン氏は声明で「われわれの仕事が終わるにはほど遠いが、この合意は極めて重要な前進だ」と強調。2日夕に演説し超党派合意の意義と財政課題を説明する。

民主党系はサンダース上院議員を含む5人が反対。共和党は31人が反対した。

民主党のシューマー上院院内総務は「デフォルトの惨事から米国を救った」と強調。共和党のマコンネル院内総務は「国の債務を膨らませる民主党議員の無責任な支出体質」を抑制できたと成果を訴えた。

債務上限をめぐる混乱は昨秋の中間選挙で上下両院の多数派が異なる「ねじれ議会」となったことに端を発した。多数派を奪還した下院共和党が財政規律を堅持する立場から大幅な歳出削減を上限引き上げの条件に要求。4月に独自法案を可決させた。民主党側は看板政策の低所得者や若者向け支援策にメスが入ることを拒み交渉は難航した。

バイデン氏が5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)出席後の外遊日程を見送って帰国する事態となった。イエレン財務長官は今月5日にも政府の資金は枯渇すると明らかにし、ドルの信認低下と世界の金融市場の混乱に直結する史上初のデフォルト危機が迫っていた。

バイデン氏と共和党のマッカーシー下院議長が土壇場で合意した法案は連邦政府の借入限度額について現在の上限31兆4千億ドル(約4400兆円)の適用を2025年1月まで停止する。24会計年度(23年10月〜24年9月)は国防費などを除く歳出を23年度と同水準に据え置き、25年度も増額を1%にとどめる。

民主党が拒んだ低所得者向け公的医療保険「メディケイド」の利用条件厳格化は見送られた一方、共和党が求めた国内エネルギー開発の審査期間の短縮が盛り込まれた。ただ、民主・共和双方の有力議員に不満を残す決着となり、来年の大統領選に向け財政運営をめぐる論争は激化しそうだ。

6817OS5:2023/06/06(火) 17:49:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/aab66b9374cdaa2c1906cf58c87ad1be6fd8e541
共和党のペンス前副大統領、党候補目指し立候補 米大統領選
6/6(火) 16:15配信
 米共和党のマイク・ペンス前副大統領(63)は5日、2024年の大統領選の党候補指名獲得を目指し、立候補に必要な書類を連邦選挙委員会(FEC)に届け出た。米メディアが報じた。世論調査では副大統領として支えたドナルド・トランプ前大統領(76)やロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)の先行を許しており、出馬表明を契機に巻き返しを図りたい考えだ。

 米メディアによると、ペンス氏は64歳の誕生日を迎える7日、党候補指名レースの初戦の舞台である中西部アイオワ州で演説し、選挙運動を始める。同州の共和党はキリスト教福音派の影響力が強い。福音派に一定の支持基盤を持つペンス氏の陣営は、来年1〜2月ごろに予定される同州での初戦で勢いをつけ、党候補指名獲得につなげる戦略を描いている。

 ただ、共和党支持者を対象にした世論調査では、支持率は1桁にとどまっている。トランプ氏を前に「前政権の実績」はアピール材料にならない。今月3日の集会では、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記との親密さを強調するトランプ氏について「北朝鮮の独裁者を称賛すべきではない」と述べたが、「元上司」への批判は抑え気味だ。

 また、ペンス氏は人工妊娠中絶や性的少数者(LGBTQなど)の権利擁護に批判的なことで知られるが、こうした姿勢はデサンティス氏と重なる。言動や振る舞いの派手さでアピールするタイプではなく、上位2人との差別化をどう図るかが課題になりそうだ。

 ペンス氏はラジオのトーク番組司会者、中西部インディアナ州選出の連邦下院議員、同州知事を経て、17〜21年にトランプ前政権の副大統領を務めた。19年10月には中国政策について演説し、中国との対決姿勢を鮮明にした。21年1月の連邦議会襲撃事件をめぐる下院特別委員会の調査によると、トランプ氏が20年の大統領選で敗れた後、選挙結果を覆す工作への協力を求められたが、ペンス氏は拒否した。

 共和党候補指名争いでは、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)らも既に立候補を表明している。さらに現職や前職の州知事らが今週に出馬表明し、主要候補だけで10人を超える見通しだ。一方、出馬を検討していた東部ニューハンプシャー州のクリス・スヌヌ知事(48)は5日、米CNNのインタビューで、不出馬の意向を表明した。【ワシントン秋山信一】

6818OS5:2023/06/07(水) 21:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230607X308.html
クリスティー氏が立候補=共和「トランプ批判」急先鋒―米大統領選
2023/06/07 09:57時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は6日、東部ニューハンプシャー州で演説し、2024年大統領選への立候補を表明した。トランプ前大統領批判の急先鋒(せんぽう)として知られ、この日も「孤独で自分勝手な豚は指導者ではない」と強調。選挙戦では「反トランプ」で独自色を打ち出す構えだ。

 16年大統領選に続く2度目の挑戦となる。クリスティー氏は16年の指名争い脱落後、トランプ氏への支持を表明し、一時は政権移行チームの責任者を務めるなど良好な関係を築いた。しかしトランプ氏が20年大統領選の敗北を認めず「不正選挙」などと主張し始めたことを受け、批判的な姿勢に転じた。

 各種世論調査によると、クリスティー氏の共和党内支持率は1桁台で、勝つ公算が大きいとは言えない。ただ、他の候補が反撃を恐れトランプ氏への直接的な言及を控える中、歯に衣(きぬ)着せぬ攻撃ぶりが注目され、旧日本軍の特攻隊になぞらえて「カミカゼ・クリスティー」などと呼ばれている。

6819OS5:2023/06/07(水) 22:22:23
https://www.sankei.com/article/20230607-MZ2Z3WP7ANMM5PMWV2I7JABXLA/
急進左派の黒人教授が米大統領選出馬、第3政党から コーネル・ウェスト氏
2023/6/7 12:10
米国の急進左派の論客として知られる黒人教授コーネル・ウェスト氏(70)は6日までに、2024年大統領選に民主、共和の二大政党ではない第3の政党「人民党」から出馬を表明した。民主党支持層の一部を取り込む可能性があり、再選を目指すバイデン大統領の選挙戦への影響が注目される。

ウェスト氏は哲学博士で、ハーバード大教授などを歴任。現在はニューヨークにある神学校で教授を務めている。人民党は、16年大統領選の民主党候補指名争いに出馬して若者の人気を集めた急進左派のサンダース上院議員の陣営関係者が設立した。


ウェスト氏は5日、ツイッターで「貧困撲滅や戦争終結、全ての国民に住宅や健康保険を保障するために戦う」と表明した。(共同)

6820OS5:2023/06/08(木) 08:55:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa66b73459ea11a06e109222b75c9923cea478ba
ノースダコタ州知事が出馬届け出、共和党から10人目 米大統領選挙
6/8(木) 6:00配信
 2024年の米大統領選の共和党指名候補争いに向け、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(66)が7日、連邦選挙委員会に立候補を届け出た。共和党から出馬を表明した主な候補者は10人目となった。

 バーガム氏は6日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で知事としての歳出削減や減税の実績を強調。「米国でも同じことができる。米国には世界で最も勤勉な人々がいる。潜在能力を引き出すには新しいリーダーシップが必要だ」と訴えた。

 バーガム氏はスタンフォード大学のビジネススクールを修了後、ノースダコタ州のソフトウェア会社のCEOとして会社を急成長させた。その会社は2001年に米マイクロソフトに買収され、バーガム氏はマイクロソフトの幹部を07年まで務めた。

朝日新聞社

6821OS5:2023/06/08(木) 16:29:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc423956c6525010279e49a5f97c1158e87b323e
hトランプ氏に有利な展開に 大統領選の共和党指名争い、候補乱立
6/8(木) 14:35配信


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毎日新聞
支持者の声援に応えるトランプ前大統領=米中西部アイオワ州で2023年6月1日、AP

 2024年11月の米大統領選に向け、共和党の有力候補がほぼ出そろった。世論調査では、返り咲きを目指すドナルド・トランプ前大統領(76)がリードし、対抗馬と目される南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)は5月下旬の出馬表明後も伸び悩んでいる。3番手以下の候補は「トランプ氏への挑戦権」を奪おうと、デサンティス氏への批判を強めている。

 共和党の候補指名争いは、7日までに主要候補だけで10人が名乗りを上げた。来年の予備選・党員集会で、州ごとに割り当てられた代議員の獲得数を競うが、首位の候補が代議員を総取りする州も多い。候補が乱立して「反トランプ派」の支持が分散する展開は、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利だ。トランプ氏は「支持率が1%やゼロの候補もいる。なぜ、出馬するのか理解できない」とFOXニュースのイベントで述べるなど、余裕を見せている。

 トランプ氏は、20年大統領選の結果を覆すために違法行為をした疑惑などで司法当局の捜査を受けているが、「魔女狩りだ」とアピールすることで逆に支持を伸ばしている。

 選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」によると、平均支持率(6日時点)は、トランプ氏が53・7%で、デサンティス氏(21・3%)に大差をつけている。2人の差は3月1日時点の16・3ポイントから32・4ポイントに拡大し、デサンティス氏の出馬表明後も大きな変化はない。3番手以下はマイク・ペンス前副大統領(64)=5・4%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)=4・5%、実業家のビベック・ラマスワミ氏(37)=3・4%、ティム・スコット上院議員(57)=2・2%と続く。

 デサンティス氏は出馬表明の日に、ツイッターの音声チャット機能「スペース」で実業家のイーロン・マスク氏との対談に臨んだが、接続障害に見舞われて出だしからつまずいた。性的少数者を巡る政策に反対したウォルト・ディズニー社に対し、同社に認めてきたディズニーワールドの「自治権」を奪ったことが行政の介入を嫌う保守派の一部から批判された。3月にロシアのウクライナ侵攻を「領土紛争」と述べた失言も尾を引いている。

 3番手以下の候補は、デサンティス氏を2番手から引きずり下ろそうと躍起になっている。

 ペンス氏は7日のCNNのイベントで「ウクライナで起きているのは領土紛争ではなく、ロシアの侵攻だ」とデサンティス氏を批判。ヘイリー氏も4日に「デサンティス氏はディズニーから政治献金を受けてきたのに、政策を批判されたからといって(自治権を奪い)、フロリダ州の納税者のお金を訴訟費用に使おうとしている」と非難した。

 共和党のギングリッジ元下院議長は米メディアに「熱烈な支持者がいるトランプ氏よりも、フロリダ州以外に支持基盤がないデサンティス氏の方が、批判して反感を買う恐れがないため、攻撃しやすい」と解説する。

 一方、党内穏健派はトランプ氏を真っ向から批判するが、指名争いで存在感は示せていない。ラリー・ホーガン前メリーランド州知事(67)やクリス・スヌヌ・ニューハンプシャー州知事(48)は「候補が増えれば、トランプ氏を利する」との理由で出馬を断念。クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(60)は出馬表明したものの、デサンティス氏やペンス氏など、保守色が強い有力候補を前に埋没している。

 共和党全国委員会は8月23日に中西部ウィスコンシン州で最初の候補者討論会を開く。少なくとも三つの世論調査で支持率が1%以上▽4万件以上の寄付▽20以上の州・米領で、それぞれ200件以上の寄付――などの参加資格を設けており、支持率が低迷する候補にとっては討論会に参加できるかが第一関門となりそうだ。候補者は「最終的に共和党が指名した候補を支持するという誓約への署名」も求められており、トランプ氏が誓約するかどうかも注目される。【ワシントン秋山信一】

6822OS5:2023/06/08(木) 18:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aa47825c667225e62565584ee060b387f26b2d8
トランプ政治、否定か継承か 共和党指名争い本格化
6/8(木) 16:51配信

【ワシントン=大内清】2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いは、出馬が取り沙汰されてきた候補が出そろい、本格的な論戦に突入した。10人以上が乱立する中、返り咲きを狙うトランプ前大統領(76)が選挙戦の中心であり続けるのは確実。追いすがる候補者たちは、トランプ政治を「否定」するか「継承」するかの間で基本戦略が分かれている。

「憲法を守らない人間が大統領に選ばれるべきではない」。ペンス前副大統領(64)は7日、出馬表明後で初の演説を中西部アイオワ州で行い、かつてのパートナーであるトランプ氏を痛烈に批判した。

ペンス氏は、トランプ氏がバイデン現大統領に敗れた20年大統領選後、副大統領が仕切り役を務める議会手続きで選挙結果を覆すようトランプ氏から圧力を受けたが、拒否したことでトランプ支持者による連邦議会襲撃事件での標的となった。演説では「トランプ氏を取るか憲法を取るかの選択を迫られた」と当時を振り返り、トランプ氏の法観念の希薄さに真っ向から切り込んだのだ。

同様に、以前はトランプ氏と緊密だったものの、現在は「反トランプ」を明確にしているのが、6日に出馬表明したクリスティー前ニュージャージー州知事(60)。「利己的で自己愛が強い」「指導者にふさわしくない」と切り捨てた。

ペンス氏らがトランプ氏は大統領として不適格だと訴える背景には、共和党が「トランプ党」と化していることへの党内穏健派の危機感がある。

不動産業や興業の世界から転身したトランプ氏は、連邦政府や官僚機構、主流メディアのリベラルな言説などへの反感をあおり、政治を「ショー」に変えた。議会共和党ではこれを模倣した保守強硬派の議員らが発言力を強化。同派の対決的な姿勢は、債務上限引き上げを巡る協議の難航で米政府がデフォルト(債務不履行)寸前にまで陥った一因ともなった。

クリスティー氏は6日、今回の指名争いでも同様の手法を続けるトランプ氏は「再放送の番組をみているようでもう面白くない」と語り、共和党支持層に「トランプ離れ」を促した。

これに対し、トランプ氏の対抗馬と目される南部フロリダ州のデサンティス知事(44)は、エスタブリッシュメント(支配層)やリベラル勢力への敵意を前面に押し出す「トランプ流」を継承している。強硬な不法移民対策やウクライナ支援への消極的な態度といった面でも共通点は多い。陣営関係者は「トランプ氏を支持してはいても、その言動に辟易(へきえき)としている人の選択肢になることが重要だ」と狙いを語る。

共和党の指名レースへの参戦は10人を超える。米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の集計によると、トランプ氏は支持率53・2%で首位を独走し、2位のデサンティス氏(22・4%)とは約31ポイント差。その他の候補の支持率はいずれも1桁台前半にとどまっている。候補者の乱立で反トランプ票の分散が見込まれる現状は、トランプ氏に有利との見方が強い。

このためトランプ氏にとって目下のところ重要なのは、求心力を維持し支持基盤の結束を固めること。交流サイト(SNS)への投稿では連日、自身の機密文書持ち出し問題などを巡る捜査を「ファシズム」「選挙妨害だ」と主張し、敵から迫害を受けているとの自己像作りに余念がない。

6823OS5:2023/06/09(金) 23:00:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c961b1ff801a4a7c9ecb5852b2d0d6e2d614760
最高裁判決、下院選を左右 区割り是正、民主有利の見方 米
6/9(金) 20:34配信


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時事通信
米首都ワシントンの連邦最高裁近くで、アラバマ州の選挙区割りを巡る訴訟の口頭弁論に際し、抗議活動を行う市民=2022年10月(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁は8日、南部アラバマ州の選挙区割りが人種による差別を禁じた「投票権法」に違反する疑いがあると判断した。

 州は区割りの見直しを迫られ、今後行われる連邦下院選の結果を左右する可能性がある。影響は他州にも及ぶとみられ、人種的少数派(マイノリティー)の支持を集める与党・民主党は判決を歓迎している。

 訴訟では、共和党が多数派を占めるアラバマ州議会が2022年中間選挙に向け導入した区割りについて、原告側が「黒人有権者の影響力を弱め、投票権法に違反する」と是正を求めた。

 現在の区割りでは、七つの選挙区のうち黒人が多数の区は一つで、民主党が議席を保持。残る6選挙区は白人の支持が多い共和党が占める。原告の主張によれば、区割り見直しで、黒人が多数派の選挙区が二つに増える公算が大きい。

 選挙分析団体「クック・ポリティカル・リポート」のデービッド・ワサマン氏は、同様の訴訟が各地で提起されていることを踏まえ、「判決はアラバマ以外にも衝撃を与え得る」と指摘。同団体は、アラバマ、ルイジアナ、ノースカロライナの南部3州の五つの下院選挙区で、共和党に不利に傾くという評価を公表した。

6824OS5:2023/06/10(土) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/36efdaff697974f0763d305008a339e5d37018d0
共和指名争い、候補者乱立 トランプ氏有利の見方 米大統領選
6/9(金) 7:09配信


 【ワシントン時事】2024年米大統領選の共和党の候補指名争いで、一番に名乗りを上げたトランプ前大統領への挑戦者が乱立している。

 今週に入りペンス前副大統領ら有力政治家が相次ぎ参戦し、主要候補は10人に達した。「非トランプ」候補を一本化できなければ、強固な支持層を持つトランプ氏に有利という見方が出ている。

 「二度と大統領になるべきではない」。ペンス氏は7日、中西部アイオワ州で選挙戦を開始し、前政権で右腕として支えたトランプ氏を真っ向から批判した。

 かつてトランプ氏の盟友だったクリスティー前ニュージャージー州知事や、ノースダコタ州のバーガム知事も6日に立候補を表明。クリスティー氏はトランプ氏を「孤独で自己中心的」と呼び、指名レースで徹底的に攻撃する構えだ。

 候補者が増えれば票が割れ、トランプ氏の最大のライバルであるデサンティス・フロリダ州知事にとって不利になる。同氏は先週から選挙活動を本格化させたが、人付き合いが苦手とされ、ぎこちない有権者とのやりとりを取り上げる報道も目立った。

 各種世論調査の平均値によると、5月末時点の共和党内の支持率で2桁を超えるのは、53.2%のトランプ氏と22.4%のデサンティス氏のみ。比較的名前が知られているペンス氏でさえ3.8%にすぎない。他の顔触れも似たり寄ったりの数字で、トランプ氏の独走ぶりが際立つ。

 ただ、トランプ氏は18年の中間選挙で共和党の下院多数派を失い、20年大統領選では自らが敗北した。昨年の中間選挙でも、共和党の不振の要因をトランプ氏の極端な主張に求める向きが多い。

 さらにトランプ氏は、退任後に機密文書を持ち出した疑いで刑事訴追が迫っているとも伝えられる。反トランプ派のスヌヌ・ニューハンプシャー州知事は「彼を選べば(本選で)また負ける」と警鐘を鳴らした。

 共和党は8月23日にウィスコンシン州で開く初の候補者討論会について、4万人以上から献金を受けているなど一定の参加条件を設けた。トランプ氏不参加の可能性も伝えられる中、いかに存在感を示せるかが各候補の最初の試金石となる。

6825OS5:2023/06/10(土) 19:22:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a018c82fc25e7c1cc13691d836908d1c7c75b8a
共和党「トランプ一強」加速か 起訴が結束生む流れ
6/10(土) 11:30配信

産経新聞
米共和党のトランプ前大統領は機密文書問題での起訴について、自身を民主党のバイデン政権による迫害の「被害者」だと喧伝(けんでん)している。こうした主張は、共和党の支持基盤である保守層に根強い「リベラル勢力への敵意」と親和性が高い。起訴はトランプ支持者をいっそう結束させ、2024年大統領選に向けた共和党の候補者指名争いでトランプ氏の「1強」状態を加速させる可能性がある。

機密文書に軍事上の弱点情報 米司法省、トランプ氏起訴状を公表

8日夕に起訴の一報が流れた直後から、トランプ氏が立ち上げた交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」では、「ディープステート(闇の政府)を倒せ」「トランプのために祈る」などの投稿があふれた。南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅マールアラーゴ周辺には、熱烈な支持者が集まった。

起訴はトランプ氏の地元フロリダ州の市民から選ばれた大陪審が決定した。だが、トランプ支持者の多くには、それすらも政権側からの「攻撃」と映る。トランプ政治を特徴づける「エスタブリッシュメント(支配層)との戦い」というナラティブ(物語)が強く、支持者はその枠組みで物事をとらえるためだ。

共和党では昨年11月の中間選挙後、自党の議席が伸び悩んだのは20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏が原因だとの声が高まった。だが、トランプ氏が今年3月末、ポルノ女優への口止め料支払いを巡って起訴されると批判は鳴りを潜め、トランプ氏の支持率が急伸した。

調査機関ユーガブが今月初めに行った世論調査では、機密文書問題でトランプ氏の起訴を支持するとした回答が、民主党支持層で83%だったのに対し、共和党支持層では16%にとどまった。こうした共和党支持層の心情を、指名レースに参戦している他の候補者も読み取っている。

最大のライバルと目されるフロリダ州のデサンティス知事は8日、起訴は「法執行機関の武器化」だとツイッターで非難。投資家のビベック・ラマスワミー氏は「当選したらトランプ氏を恩赦する」と書き込んだ。

前出のユーガブ調査では機密文書持ち出しを「非常に深刻」「ある程度は深刻」な問題だと答えた人が全体の72%、共和党支持層でも63%にのぼった。今回の起訴がトランプ氏の足かせになる可能性もある。

ただ、バイデン大統領も機密文書を自宅などに不正に保管していたことが判明し、捜査対象となっている。トランプ氏が自分だけ起訴されたのは不当だと訴え、その主張が無党派層にも浸透すれば民主党に打撃となる。(ワシントン 大内清)

6826OS5:2023/06/24(土) 08:52:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef8ae9be72f06d8fa3d8be82af59b3aa4b5e5fd4
共和党・反トランプ派の元下院議員が出馬表明 米大統領選
6/23(金) 10:53配信

毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のウィル・ハード元連邦下院議員(45)は22日、2024年11月の大統領選に向けて、共和党候補指名を目指して立候補すると表明した。ハード氏は中央情報局(CIA)勤務などを経て、15〜21年にテキサス州選出の下院議員を務めた。共和党では唯一の黒人下院議員だった時期もある。党穏健派を中心に反トランプ派の結集を目指す方針だ。


 ハード氏は22日のビデオ声明で、世論調査でリードするドナルド・トランプ前大統領(77)を「無法者、自己中心的、失敗した政治家」と強く批判した。

 物価高や薬物依存症のまん延といった問題を挙げた上で、「(民主党の)バイデン大統領ではこうした問題を解決できない。だが、トランプ氏のような失敗した政治家を共和党候補に指名すれば、再びバイデン氏が勝つのは明白だ。共和党も、米国も、より良い状況がふさわしい」と訴えた。

 共和党の候補指名争いは、トランプ氏以外にも主要候補だけで10人以上が乱立している。【ワシントン秋山信一】

6827OS5:2023/06/25(日) 08:13:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6adb1d06ab5bfd078a832a02bd9aa4da349ec722
米13州で中絶「違法」に 最高裁判決1年 民主、大統領選で争点化
6/25(日) 7:09配信


時事通信
23日、ワシントンで支持者と交流するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を否定する判決を下してから、24日で1年。

 手術の規制権限が各州に委ねられた結果、共和党主導の13州で事実上中絶を禁じる州法が導入された。バイデン大統領率いる民主党は女性の選択の権利を守る姿勢を強調し、2024年大統領選の主要争点に据える構えだ。

 中絶の権利を支持する団体「グットマッカー研究所」によると20日現在、全米50州のうち13州で、母親の命に関わるなど極めて限定的な例外を除き、中絶が違法化された。妊婦は合法州へ移動を余儀なくされたり、経済的理由から中絶を諦めたりと、選択の権利は大きく狭まった。

 バイデン大統領は23日、判決から1年を前に、避妊薬などを入手しやすくする新たな大統領令に署名。ワシントン市内で開かれた女性の権利保護団体のイベントで、「われわれは黙っていない」と演説、権利回復のために闘うことを誓った。

 民主党が大統領選で争点化を狙う背景には、昨年の中間選挙で中絶の権利擁護を前面に打ち出し、女性有権者やリベラル層の支持を底上げした「成功体験」がある。バイデン陣営のジュリー・ロドリゲス選対委員長は米紙ポリティコに対し、「この問題は世論に訴え続ける。闘いの中心に据える方法を追求していく」と語った。

 対する共和党は、統一見解を示せずにいる。中絶反対の宗教保守派を支持者に抱える一方、極端な規制強化を掲げれば、穏健派・無党派層の離反が想定されるためだ。

 大統領選の候補者の間でも公約には隔たりがある。宗教保守の後ろ盾を持つペンス前副大統領は連邦法による中絶規制を約束したが、唯一の女性候補であるヘイリー元国連大使は否定的な見解を示す。デサンティス・フロリダ州知事が妊娠6週以降の中絶を禁じる州法を成立させると、トランプ前大統領は「厳し過ぎる」とこれを批判した。共和党支持層の分断も民主党の狙いの一つと言えそうだ。

6828OS5:2023/06/27(火) 09:11:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5442142db765c5a03695d5db4b758e20d4cf3920
民主「泡沫」候補が健闘?  バイデン氏への高齢不安反映 米大統領選
6/27(火) 7:18配信


時事通信
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=2日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向けた民主党の指名候補争いで、当初「泡沫(ほうまつ)候補」とみられていたロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が、世論調査で一定の支持を獲得する予想外の健闘を見せている。

 高齢で「2期目を全うできるのか」というバイデン大統領(80)への不安を反映した形だ。

 各種世論調査によると、党指名レースでは現職のバイデン氏が党内で50〜70%の支持率を得て圧倒的優位に立つ。だが、ケネディ氏も15〜20%と「泡沫」とは言えない水準。もう一人の民主党候補で作家のマリアン・ウィリアムソン氏(70)の支持率は、1桁にとどまる。

 ケネディ氏は新型コロナウイルス禍で「反ワクチン論」を唱え、陰謀論めいた主張を重ねるなど、民主党支持層との親和性は高くない。支持を集めているのは、ひとえに「故ケネディ大統領のおい」という知名度によるとみられる。

 バイデン氏は再選されれば、86歳で2期目を終える。今でも壇上で転倒したり、不明瞭な発言で周囲を戸惑わせたりと、身体・認知機能の衰えを印象付ける出来事は少なくない。

 ハーバード大などが14〜15日に実施した調査では、有権者全体の66%、民主党支持層の35%がバイデン氏は「大統領を務めるには高齢過ぎる」と回答。有権者の62%が2期目に「出馬すべきでない」と答えた。

 共和党も状況は似ており、党指名レースのトップを走るトランプ前大統領(77)について、同じ調査で55%が「出馬すべきでない」と答えた。20年大統領選の「バイデン対トランプ」が再現すると仮定した場合、69%が「別の選択肢が必要だ」と回答。有権者に広がる閉塞(へいそく)感を物語っている。

6829OS5:2023/06/28(水) 18:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f9f970f3a48494a38d4ab65ec43c4937f28654e
米大統領選 進歩派のウェスト氏、緑の党から立候補目指す
6/28(水) 17:29配信
毎日新聞
コーネル・ウェスト氏=米ニューハンプシャー州で2020年2月10日、AP

 2024年米大統領選に第3党からの立候補を表明している進歩派的な活動家で哲学者のコーネル・ウェスト氏(70)が、緑の党からの立候補を目指していることが判明した。同党から過去2回大統領選に立候補したジル・スタイン氏が27日、毎日新聞の取材に対し、ウェスト氏の党候補指名獲得に向けた活動に加わっていることを明らかにした。


 ウェスト氏はアフリカ系米国人の著名な政治思想家で、今月5日に第3党から立候補する意向を表明した。この際は「人民党」の候補者として臨む考えを示していた。しかし、17年設立の人民党は全米での基盤を持っておらず、大統領選ではほとんどの州で投票用紙に政党名と候補者名が記載されない可能性が指摘されている。

 一方、緑の党は、民主・共和の2大政党、小政党のリバタリアン党に次ぐ存在だ。全米に基盤を持ち、近年の大統領選では毎回候補者を擁立している。連邦選挙委員会によると、00年に288万票、16年に145万票を獲得。いずれも、主張が近い民主党支持層の票を激戦州で奪い、結果的に共和党候補を利する「スポイラー(妨害)効果」があったとみられ、注目を浴びた。

 スタイン氏は、ウェスト氏を「殺伐とした時代における深遠な希望の光だ」と称賛し、個人的に選挙運動のマネジャー代理を務めていると明かした。そのうえで、ウェスト氏は緑の党の指名争いの正式な候補者であり、「最有力候補であることは明らかだ」との見方を示した。ただ、予備選を終え、指名大会が行われるまでは、党としては特定の候補を支持することはないとの立場を強調した。

 エマーソン大が22日に発表した世論調査では、大統領選の本選を想定した設問で、民主党のバイデン大統領支持が43・5%、共和党のトランプ前大統領支持が43・4%で互角だった。だが、ウェスト氏を選択肢に加えた場合は、トランプ氏41・4%▽バイデン氏40・3%▽ウェスト氏5・8%――だった。【ワシントン西田進一郎】

6830OS5:2023/06/29(木) 09:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfdaeeec7fd7adf3e0d415135cbcbcdf5ac2a556
中南米、腐敗対処能力が後退 ベネズエラは最下位
6/28(水) 14:44配信

時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中南米諸国で政治の腐敗に対処する能力が3年ぶりに後退したことが、27日に公表された民間の年次調査で明らかになった。

 ベネズエラは2019年の調査開始から5年連続で最下位となった。

 調査はコンサルタント会社「コントロール・リスクス」などが中南米主要15カ国を対象に実施し、「腐敗対処指数(CCC)」として10点満点で数値化した。それによると、23年は全体指数が4.77と3年ぶりに前年を下回った。10カ国が前年よりも悪化したためで、報告書は「多くの民主主義や重要な組織が圧力にさらされている」と警鐘を鳴らした。

6831OS5:2023/07/02(日) 17:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cc6bda21efbb4f51a33f3f0766379431c61087
相次ぐ保守寄り判決に衝撃 米最高裁、強まる政治色 社会の対立激化
7/2(日) 7:06配信

 米連邦最高裁が歴史的な判例を覆す「保守寄り」の判決を次々に下し、米社会に衝撃を広げている。

 大学入学選考で黒人らを優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の否定など、一連の判断は社会の慣行を変えるインパクトを持つ。トランプ前政権下で保守派の判事が増えたことを背景に司法の政治化が進み、保守、リベラルの対立と社会の分断を一層深めている。

 ◇怒るバイデン氏
 「これは普通の裁判所ではない」。バイデン大統領は6月29日、アファーマティブ・アクションを「違憲」とした判決に憤りをあらわにした。アファーマティブ・アクションは1961年に民主党政権が導入して以来、企業の採用活動にも反映されるなど社会に浸透していた。

 最高裁は続く30日の判決で、同性婚カップルからの依頼を宗教上の理由で拒んだウェブデザイナーを支持。ニューヨーク・タイムズ紙は「信教の自由と対立する時、LGBT(性的少数者など)の権利が法的に弱いことを示唆した」と懸念を示した。

 さらに同日、最高裁は、バイデン氏が低・中所得者向けに導入した学生ローン減免策について、大統領権限の逸脱を理由に認めないと決定。再選を目指す2024年大統領選に向けた「目玉」の一つだっただけに、バイデン氏は「最高裁は憲法解釈を誤っている」と怒りをぶちまけた。当初とは別の法律を根拠とする新たな行政措置を追求し、司法判断に対抗する構えだ。

 ◇大統領選へ論争激化
 9人で構成する最高裁は、トランプ前大統領が保守系判事3人を送り込んだ結果、保守系6人、リベラル系3人の陣容となった。その「右傾化」は昨年、女性が人工妊娠中絶手術を受ける憲法上の権利を否定する判決を下したことで、一気に顕在化した。

 野党・共和党は一連の司法判断を歓迎している。トランプ氏はアファーマティブ・アクションの違憲判決を「誰もが待ち望んでいた」と絶賛。少数派優遇により「逆差別」を感じている白人有権者の鬱屈(うっくつ)を代弁した。

 24年大統領選に出馬しているペンス前副大統領は「3人の(保守派)判事の任命に一役買い、光栄だ」とツイートし、トランプ政権下で果たした役割をアピール。自身が大統領になれば、さらに保守系判事を増やすと約束した。

 ただ、大統領選への影響を見据えると、一連の判断が共和党に有利に働くとは限らない。中絶の権利見直しの判決は女性やリベラル層の怒りを買い、昨年11月の中間選挙で女性の権利保護を掲げた民主党を利する結果となったからだ。

 民主党は「共和党右派に支配された最高裁」(シューマー上院院内総務)と両者をセットで批判。人種的・性的少数派の権利擁護を訴え、無党派層の取り込みや、よりリベラルな傾向がある女性・若者票のてこ入れに取り掛かっている。最高裁の在り方は、大統領選の大きなテーマになりそうだ。

6832OS5:2023/07/02(日) 17:27:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2675551f8c68176554739f2ac427583dfc37d138
米大学の多様性確保に試練 入学選考の人種優遇に違憲判決 慣習覆す・連邦最高裁〔深層探訪〕
7/2(日) 7:00配信


時事通信
29日、米東部マサチューセッツ州のハーバード大の敷地から出てくる人々(AFP時事)

 米連邦最高裁は29日、ハーバード大などが採用する人種を考慮した入学選考を「違憲」と判断した。これによって多くの大学で導入されている黒人ら人種的マイノリティー(少数派)を選考で優遇する「アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)」の見直しが求められ、キャンパスでの多様性確保に影響が出そうだ。

 ◇アジア系を抑制
 訴訟の舞台の一つとなったハーバード大で、新入生に占めるアジア系の割合は20%台後半。原告のNPO「公平な入学選考を求める学生たち」(SFFA)は2014年、是正措置の対象でないアジア系の合格者数が「抑えられている」と主張して訴えを起こした。

 裁判では、成績のみに基づく選考だと入学者の40%以上がアジア系になると、大学側が内部で試算していたことが判明。アジア系には人物評価に低い点数を付けているとされ、黒人やヒスパニックは是正措置に基づいて加点されていたという。

 大学側は多様性重視の観点から人種考慮の必要性を強調した上で、アジア系への差別は否定。しかし、原告側の法廷助言者で米ノースウェスタン大の研究者、高橋桃子さん(33)は、9歳からの在米経験から「アジア系は成績が良いというイメージがある。学校側は努力を評価しない」と苦言を呈す。

 ◇「逆差別」との争い
 米国でのアファーマティブ・アクションは、1961年にケネディ大統領が人種間の不平等緩和を目的として、政府の請負業者に黒人従業員の増加を命じたのが始まり。名門大学も入学選考に採り入れたが、白人受験生が「逆差別」と反発し、その是非が裁判で繰り返し争われてきた。

 連邦最高裁は78年、大学が黒人ら少数派の定員枠を設けてはならないとする一方、人種を選考の基準の一つにすることを容認。03年もミシガン大を巡る訴訟で、是正措置を改めて認めた。

 しかし、ロバーツ最高裁長官は今回の判決で「学生は人種ではなく、経験に基づく個人として扱われなければならない」と指摘。ハーバード大などの入学選考が「憲法で保障された平等保護に違反する」として過去の慣習を覆し、「大学入試の是正措置を事実上終わらせた」(バイデン大統領)。

 ◇世論の半分は反対か
 世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが3月27日〜4月2日、全米の同センター会員5079人を対象に実施した調査によると、大学の入学選考で人種などを考慮することには半数が反対、賛成は33%だった。このうち黒人は反対が29%で、賛成は47%。白人は57%が反対し、賛成は29%だった。訴訟の当事者となったアジア系は52%が反対し、37%が賛成と回答した。

 米国内では西部カリフォルニアなど複数の州で、過去に是正措置が禁止されてきた。この結果、州の公立大学で少数派の割合は激減している。サンフランシスコ大で教育学部長を務めたケビン・クマシロ氏は「入試の是正措置は決して万能薬ではなかった。しかし、人種から後退することは、大学が民主主義と正義を前進させることをさらに難しくする」と最高裁判決を批判した。(ワシントン時事)

6833OS5:2023/07/17(月) 17:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6834OS5:2023/07/17(月) 17:36:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/21759ee9d84b2c5593511043cdcbfc1193aa22f2
トランプ氏、資金集めでも共和党のライバルをリード…起訴された後に小口の献金急増
7/17(月) 16:02配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】2024年米大統領選の共和党指名候補争いで、トランプ前大統領が選挙資金集めで優位に立っている。自身への2度の起訴を逆手に取り、支持者からの献金増につなげた。資金集めで前評判の高かったフロリダ州知事のロン・デサンティス氏は伸び悩んでいる。

起訴逆手 献金増
 選挙資金は、テレビやインターネットの広告や遊説費用などに使われ、イメージや知名度を大きく左右する。トランプ氏以外の主要候補は5月以降に相次いで出馬表明しており、各候補者がそろった4〜6月分の発表が序盤戦の勢いを示す指標として注目される。

(写真:読売新聞)

 各陣営は連邦選挙委員会への収支報告が義務づけられており、4〜6月分は15日が締め切りだった。それに先立つ各陣営の発表や米メディアによると、トランプ氏陣営は3か月間に候補最多の3500万ドル(約48億円)超を集めた。1〜3月は1880万ドルで、ほぼ倍増した。

 トランプ氏は、機密文書をフロリダ州の邸宅に持ち出して不法に保持した罪などで3月と6月に起訴された後、「魔女狩りだ」などと訴え、支持者に献金を求めた。

 その後、オンラインの小口献金が急増し、トランプ氏は6月に「資金調達の記録を塗り替えた」と誇っていた。米メディアは「巨額の資金調達は2度の起訴後も党内の固い支持があることの裏付け」(ABCニュース)と分析している。

15日、米フロリダ州での保守系政治イベントで演説するトランプ前大統領=ロイター

 2021年1月の米議会襲撃事件後、党の主要献金者の間で「トランプ離れ」が進み、最有力の対抗馬となるデサンティス氏に流れるとみられていた。デサンティス氏が4〜6月に集めた資金は、トランプ氏の6割ほどの2000万ドル(約28億円)にとどまった。資金集めの初日に820万ドルを得たが、勢いを欠いている。

 米政治専門紙ポリティコは13日、「デサンティス氏の失速により、共和党の有力献金者の間に不安が広がっている」と報じた。一部は、黒人唯一の共和党上院議員のティム・スコット氏に流れ始めたという。

 一方、民主党のバイデン大統領陣営は14日、同期間に7200万ドル超を集めたと発表した。現職大統領は党全国委員会への寄付も合算される。共和党候補との単純比較はできないが、バイデン氏は候補指名が確実とみられており、本選にまとまった資金の投入が可能となる。

 ただ、再選を狙った過去の現職大統領と比べると、トランプ氏が19年の同時期に1億500万ドル、オバマ元大統領が11年に8600万ドルを集めており、バイデン氏の調達額は少ない。

 大統領選で各陣営は、候補者への直接の献金とは別枠として、個人や企業、団体からの献金額に上限がない「スーパーPAC」(特別政治行動委員会)とも連携している。

6835OS5:2023/07/18(火) 22:57:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/758ad45c2c376f77806149f653efbcb70f5678ba
米超党派勢力が大統領選候補擁立を検討
7/18(火) 16:57配信

産経新聞
【米北東部マンチェスター=渡辺浩生】米国の第3政党グループ「ノーレーベルズ」は17日、ニューハンプシャー州マンチェスターで政策発表の行事を開催し、来年の大統領選では民主・共和両党の指名を見極めたうえで正副候補の擁立を検討する考えを示した。その際に出馬が取り沙汰される民主党穏健派のマンチン上院議員は、第3の候補は既存政党への有力な圧力だとしつつ、「決断はしていない」と明言を避けた。

過去、ニューハンプシャーは大統領選候補者選びでアイオワ州の党員集会に続く全米最初の予備選が行われ、指名の行方に大きな影響を与えてきた州。会場には州内外の有権者数百人が集まった。

ノーレーベルズ(無看板)は2010年に民主党の資金担当者だったナンシー・ヤコブソン氏が設立し議会の超党派活動を支援してきた。世論調査で無党派層が4割を超す状況下、来年の大統領選で初の「統一候補」擁立を模索する。

発表された政策集「コモンセンス(常識)」は、英思想家トマス・ペインが1776年に執筆し米国独立に影響を与えた小冊子の題名をもじり、「2大政党は国に最良なことよりもイデオロギーに突き動かされた怒りと極端な意見に支配されている」と批判する。

運動に参画するマクロイ前ノースカロライナ州知事(共和)は「(予備選が集中する3月の)スーパーチューズデーまでに両党の最終候補を見極める」とし、バイデン大統領とトランプ前大統領の指名を念頭に第3の候補擁立の可能性に言及。マンチン氏が共和党のハンツマン元ユタ州知事と登壇し、司会者が「正副大統領候補の組み合わせか」とただすと会場は沸いた。

左派の影響が強いバイデン氏の政策運営に反旗を掲げ「一匹おおかみ」と呼ばれるマンチン氏は「米国民に選択肢があると納得させるために来た」と語ったが、「まだ決断していない」とけむに巻いた。

「バイデン・トランプ対決」は両党穏健派や無党派層の不満が強いとされるが、第3の候補には民主の票が流れ「トランプ氏に有利」と民主党は警戒する。

6836OS5:2023/07/21(金) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e09732bd2e174b22c76ced48185f2a77685485a
民主党「反バイデン」候補、連邦議員と公聴会で火花 共和党が招致
7/21(金) 10:23配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 2024年11月の米大統領選で民主党の候補指名獲得を目指しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は20日、連邦下院司法委員会の「連邦政府の武器化」特別小委員会の公聴会に証人として出席し、バイデン政権や大手IT企業によるソーシャルメディアでの「検閲」を批判した。大統領候補の公聴会出席は珍しいが、今回は共和党がケネディ氏招致を主導した点も異例だ。公聴会ではケネディ氏と批判的な民主党議員がやり合い、共和党の思惑通りの展開となった。


 ケネディ氏は新型コロナウイルスのワクチン接種に反対し、民主党の一部からは「非科学的にワクチンを否定する陰謀論者」と批判されている。さらに公聴会直前、非公開の場で「新型コロナは特定の民族を標的にしたとの議論がある。白人や黒人が狙われ、ドイツ・北欧系のユダヤ人や中国人は最も免疫があった」と発言したことが報じられ、「ユダヤ人や中国人への差別を助長する発言だ」と非難された。

 20日の公聴会で、民主党議員らは「憎悪に満ち、証拠に基づかない言動だ」とケネディ氏の発言を次々と指弾。「ユダヤ系やアジア系を差別する言動を許すべきではない」として公聴会の中止を求める動議も提出したが、共和党の反対で退けられた。一方、ケネディ氏は「『検閲』をテーマにした公聴会を検閲しようとしている」と民主党議員らを批判。「私は人種差別主義者ではないし、新型コロナ以外のワクチンに反対しているわけでもない」と反論した。

 24年大統領選の民主党候補指名争いは、現職のバイデン氏が圧倒的優位を保っているが、世論調査ではケネディ氏も15%前後の支持を集めている。ケネディ氏への支持は「高齢のバイデン氏に対する不満の表れ」と評されている。【ワシントン秋山信一】

6837OS5:2023/07/26(水) 11:34:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6aec792ecc155e5c923efedacf73432cd0c1158b
米「第三の党」に注目 トランプ氏利す? 民主警戒 大統領選
7/26(水) 7:10配信

時事通信
米政治思想家コーネル・ウェスト氏=2020年2月、ニューハンプシャー州ダーラム(AFP時事)

 【ワシントン時事】2024年米大統領選に向け、民主党でも共和党でもない「第三の党」の動きがにわかに注目を集めている。

 バイデン大統領率いる民主党は、左派や中道派の候補にバイデン氏への票の一部を奪われ、結果的に共和党の指名候補争いで首位を走るトランプ前大統領を利するのではないかと警戒している。

 キニピアック大が19日に発表した世論調査によると、米有権者の47%が「24年大統領選で第三政党への投票を検討する」と回答。無党派層では「検討する」が64%に上った。現時点で可能性が高いとされるバイデン氏とトランプ氏の再戦を嫌がる有権者の心情がうかがえる。

 こうした中、著名な急進左派の政治思想家コーネル・ウェスト氏(70)が今月、第三政党「緑の党」から出馬を目指す意向を表明した。貧困対策や軍事費削減など、同氏の主張は民主党左派の一部と重なる。

 また、超党派の政治団体「ノー・レーベルズ」のイベントに民主党中道派のマンチン上院議員(75)が出席。マンチン氏は大統領選への意欲を否定しておらず、第三政党からの立候補が取り沙汰されている。

 民主党系の調査会社が先月実施した世論調査では、バイデン、トランプ両氏の一騎打ちを仮定した場合、バイデン氏への支持は52%でトランプ氏を上回った。これに対し、第三政党の候補が参戦すれば21%の支持を獲得し、トランプ氏が40%、バイデン氏は39%でトランプ氏に有利になる結果が出た。

 二大政党制が根付いた米国では、第三政党の候補者が大統領選で勝利する可能性はほぼない。ウェスト氏の動きについて、米ABCテレビは「バイデン氏に急進左派が重視する政策をのませるため」とみる専門家の見方を紹介した。

6838OS5:2023/07/28(金) 08:40:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/36e65e374ddd67d252dbe9892289f4ac305e7f36
トランプ氏は誰を「パートナー」に? 注目される副大統領候補
7/28(金) 6:00配信
毎日新聞
演説するトランプ前米大統領=米中西部アイオワ州で2023年7月18日、AP

 2024年11月の米大統領選で、共和党の候補指名レースをリードするドナルド・トランプ前大統領(77)の副大統領候補選びが早くも注目されている。民主党の最有力候補であるジョー・バイデン大統領(80)やトランプ氏が高齢なため、大統領が健康問題などで職務を担えなくなった場合に職務を引き継ぐ副大統領への関心は、過去の大統領選に比べて高くなっている。

【写真】起訴されたトランプ前大統領の起訴状

 「率直に言って、ビベックは非常によくやっている」。トランプ氏は7月中旬、FOXニュースのインタビューで、共和党候補争いのライバルであるインド系の実業家、ビベック・ラマスワミ氏(37)を持ち上げた。その上で、ライバル候補の中から副大統領候補を選ぶかについて「可能性はある。大統領候補の何人かは非常に能力がある」と強調。党唯一の黒人上院議員であるティム・スコット氏(57)についても「政府の中で役割を担える」と評価した。

 トランプ氏にとっては大統領候補指名を獲得することが先決だが、世論調査での独走を受けて、米メディアは「パートナー」選びに早くも注目している。ラマスワミ氏は政治経験はないが、「リベラル思想の押しつけ」を批判して保守層にアピール。今年2月から地道に小規模な集会を重ね、若さと弁舌の巧みさを武器に支持を積み上げてきた。選挙・世論分析サイト「ファイブサーティーエイト」の各種世論調査の集計(7月24日現在)によると、支持率は51%で首位のトランプ氏、18・9%で追う南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(44)に次ぐ6・4%で3位につける。

 スコット氏は演説の名手として知られ、黒人への訴求力が期待されている。6月末時点でトランプ氏に匹敵する約2100万ドル(約30億円)の選挙資金が手元にあるなど、資金集めにもたけている。2人とも政策はトランプ氏より保守的だが、「マイノリティー(人種的少数派)の起用」は非保守層にもアピールできる。

 一方、トランプ氏の支持者の間で人気が高いのは、22年の西部アリゾナ州知事選で注目された元ニュース司会者のカリ・レーク氏(53)だ。知事選での落選後も「選挙の不正」を訴え続ける姿勢はトランプ氏と共通しており、大統領選に向けても応援演説などでトランプ氏を側面支援している。女性ではレーク氏以外に、大統領選・党候補指名レースに参戦しているニッキー・ヘイリー元国連大使(51)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(51)の名前も挙がる。

 トランプ氏の支持者には、最大のライバルであるデサンティス氏との共闘を期待する声も根強い。フロリダ州で進める保守的な政策はトランプ派からも評価が高いが、デサンティス氏は「私はナンバー2のタイプではない」と否定している。1期目のパートナーだったマイク・ペンス前副大統領(64)は、20年大統領選の敗北を覆す工作への協力を拒んだことで、トランプ派からは批判されている。

 副大統領候補選びでは、大統領候補とは異なる支持層から票や資金を集める力が重視される。トランプ氏は20年大統領選で白人男性や農村部の有権者から支持を集めたが、広がりに欠けた面があり、女性やマイノリティーを選ぶことで支持層拡大を図る可能性がある。

 さらに24年大統領選では「副大統領の資質」にも過去になく注目が集まる。民主党の最有力候補であるバイデン氏は、カマラ・ハリス副大統領(58)とのコンビを継続するが、ハリス氏は目立った実績がなく、世論調査での支持率も「不人気」と評されるバイデン氏を下回る約40%だ。高齢のバイデン氏に任期途中でアクシデントがあれば「ハリス大統領」が誕生するだけに、トランプ氏は副大統領候補の討論会などでハリス氏を「攻撃」できるタイプの起用を検討するとみられる。【ワシントン秋山信一】

6839OS5:2023/07/31(月) 19:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/c735df4b9452dcd3a890f8146190b917ca91ac56
LGBT権利拡大に熱心なリベラル派に反旗 米共和党「WOKE」批判競う
7/31(月) 18:28配信

産経新聞
2024年米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、民主党が掲げるリベラルな価値観を厳しく批判する候補が支持を集めている。こうした候補が演説で多用するキーワードが、人種問題や、LGBTなど性的少数者の権利拡大に熱心なリベラル派を揶揄(やゆ)する「WOKE(ウォーク)」という言葉だ。「WOKE」への敵意を煽って保守層を取り込む狙いだが、無党派層を遠ざけかねなジレンマもある。

「WOKE」は元来、黒人独特の英語用法から生まれた言葉で、歴史的に差別を受けてきた黒人の権利意識への「目覚め」といった意味合いがある。

だが、近年は保守派の間で、人種問題のみならず、女性やLGBTなどマイノリティーの保護、気候変動、移民問題といった課題で「左派的な政治姿勢」を批判する用語として定着した。特定の人種や性的志向への差別や偏見を助長しない中立的な表現を推奨する「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ)」に対抗する動きだといえる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党指名レースで7月28日現在、トランプ前大統領が支持率52%でトップを独走。南部フロリダ州のデサンティス知事が2位(18%)、インド系投資家のラマスワミー氏が3位(5%)と続く。

3氏はいずれも反「WOKE」を前面に押し出す。トランプ氏は「(米国が)ばかげたWOKEからの攻撃にさらされている」と主張。デサンティス氏は、LGBTを巡る教育を制限するなど、知事として推進してきた政策を「WOKEとの戦争」と呼ぶ。政治的に無名だったラマスワミー氏も「『WOKE』が米国の能力主義を阻害している」などと主張し、予想外の健闘をみせている。

共和党を支持する保守派では、リベラルな価値観が浸透して社会が変容することへの拒否感を持つ人が多い。もっとも、保守層には聖書の権威を絶対視するキリスト教福音派や、政府の介入を拒否する自由主義的市場経済を主張する勢力など、多様な潮流が入り交じっている。「WOKE」のレッテルをリベラル派に張って対抗することで、多様な保守系グループを束ねられる、うってつけのキャッチフレーズとなっている。

共和党の指名争いは、来年1月に行われる初戦の中西部アイオワ州党員集会に向けた資金集めが熾烈(しれつ)になってきた。米調査機関モーニング・コンサルトは7月19日の報告書で、各候補が「WOKE」批判を競い合う状況は、党内の指名レースでは有利に働くものの、来年11月の大統領選本選では無党派層の離反を招く可能性があると指摘した。(ワシントン 大内清)

6840OS5:2023/08/03(木) 08:24:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f538f1c7311d946fa0164de1b0a6cf3bb50597
トランプ氏、返り咲きへ最大の難局 「選挙妨害」訴え強行突破 穏健派離反の可能性
8/3(木) 7:12配信

時事通信
トランプ前米大統領=7月28日、アイオワ州デモイン(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領が2020年大統領選への介入を巡り起訴された。

 24年大統領選に出馬しているトランプ氏は、民主党政権による「選挙妨害」を訴えて強行突破を図るが、極端な主張は共和党穏健派や無党派の離反と隣り合わせだ。訴訟費用も膨らむ中、返り咲きに向けて最大の難局を迎えている。

 ◇強まる結束
 「なぜ2年半前に立件しなかったか? 私の選挙のさなかにやりたかったからだ!」。トランプ氏は1日、起訴を受けて交流サイトで「政治的迫害」を印象付けようとした。

 自身に都合の良い物語を作り上げ、同情を買う手法は、トランプ氏のお家芸だ。同氏は今年3月に不倫相手への口止め料に絡む記録改ざんで、さらに6月に機密文書持ち出しで起訴された際も「魔女狩り」を主張。狙い通り支持層は団結した。1日時点の各種世論調査の平均でも、トランプ氏は53.9%の支持を得て共和党候補の中で圧倒的首位に立つ。

 今年第2四半期に同氏が集めた政治献金は3500万ドル超(約50億円)で、第1四半期からほぼ倍増した。米メディアの分析では、8割が200ドル以下の小口献金といい、草の根人気も健在だ。

 ハーバード大が7月に実施した世論調査によると、共和党支持層の61%が20年大統領選でのトランプ氏の敗北を認めていない。大統領選の結果を覆そうとした罪で起訴されるという異常事態を迎えても、トランプ氏が再び大統領候補の指名を勝ち取る可能性が高い。

 ◇「選挙降りよ」
 ただ、トランプ氏の評価は、民主党支持層や無党派層を含めれば一変する。同じ調査では、トランプ氏が再び起訴されれば「大統領選から降りるべきだ」との回答が55%。さらに、56%が「起訴はトランプ氏に不利に働く」とみていた。

 陣営の政治資金報告によると、今年前半で集めた約5400万ドル(約77億円)のうち、弁護士報酬などに約2100万ドル(約30億円)を費やした。訴訟経費は今後さらに膨らみ、他の事件の公判日程も相まって選挙活動を圧迫する恐れがある。

 今回の事件は、選挙の正当性への挑戦という民主主義の根幹にかかわる罪状だが、仮に有罪になったとしても大統領選への出馬を止める法的規定はない。トランプ氏は訴訟費用を募るためにも選挙戦を突き進む構えだ。

 しかし、関連の動きが伝えられるたび、「非トランプ」の有権者に議会襲撃事件の忌まわしい記憶を呼び起こすことになる。選挙戦は、トランプ氏がじわじわと力を奪われる展開になりそうだ。

6841OS5:2023/08/06(日) 10:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b73acd4d2e05466372319476868b8a4e492b74f
ポスト「バイデン/トランプ」候補が火花 28年大統領選の前哨戦?
8/5(土) 11:46配信

毎日新聞
米民主党の西部カリフォルニア州知事、ギャビン・ニューサム氏=同州で2023年5月12日、AP

 米民主党のギャビン・ニューサム西部カリフォルニア州知事(55)と共和党のロン・デサンティス南部フロリダ州知事(44)が、テレビ討論会での「対決」に意欲を示している。リベラル系と保守系の州知事の代表格である2人は、2022年から教育や移民を巡る政策でたびたび対立。「ポスト・バイデン/トランプ」の有望株でもあり、早くも「28年大統領選の前哨戦」として注目されている。


 ◇深まる2人の因縁

 討論会は、保守系ケーブルテレビ局「FOXニュース」の著名司会者ショーン・ハニティ氏が6月のニューサム氏とのインタビューで提案した。「経済」「移民」など政策ごとに1分ずつ意見を述べた後に質疑を行い、次の政策テーマに移る形式を想定。計2時間の討論会を持ちかけられたニューサム氏は「そのアイデアに乗るよ。3時間でもいいくらいだ」と意欲を見せた。今月2日にハニティ氏から打診されたデサンティス氏も「ぜひやろう。場所と日時を決めてほしい」と乗り気になった。

 討論会の構想が浮上したのは、22年に2人の因縁が深まったことが背景にある。デサンティス氏が身分証確認の厳格化などによって投票機会を制限したり、性的少数者(LGBTQなど)に関する学校教育の規制強化を進めたりしたのに対して、ニューサム氏は22年7月に「自由が攻撃にさらされている。投票することを困難にし、教室での言論の自由を制限している」と批判するテレビ広告をフロリダ州で展開。「カリフォルニアは言論の自由やヘイト(憎悪)からの自由を信じている」と訴えた。

 一方、デサンティス氏は「フロリダでは人々を封鎖(ロックダウン)せず、個人の自由をしっかり守る」と反論し、新型コロナウイルス禍の中でカリフォルニア州よりも早期に社会・経済活動を再開させたと強調。生活費が高騰する同州から人口が流出し、州所得税がないフロリダ州は逆に流入が増えていることもアピールした。さらに、寛容な移民政策を訴えるニューサム氏への当てつけとして、南部国境から流入する移民希望者をカリフォルニア州に飛行機で移送するなど、両者の対立は深まっている。

 ◇認知度アップ、絶好の機会に

 討論会が実現すれば、2大政党の「顔」として認知度を上げる絶好の機会になる。デサンティス氏は24年の次期大統領選で党候補指名獲得を目指しているが、根強い人気のあるトランプ前大統領に支持率で差を広げられている。討論会で保守政治家の代表格として存在感を示せれば、仮に24年の党候補指名を得られなくても、28年の大統領選につなげられる。一方、ニューサム氏は、バイデン大統領が再選を目指すと決めたのを受けて24年大統領選は立候補を見送ったが、大統領へのステップアップの野心があると報じられている。

 米メディアによると、ニューサム氏は11月上旬に南部ジョージア、ノースカロライナ、西部ネバダ各州のいずれかで開催する案を提示している。いずれも大統領選で民主、共和両党が競り合う接戦州で、2人にとって討論会は「大統領候補」としての試金石となる。【ワシントン秋山信一】

6842OS5:2023/08/10(木) 09:52:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4ef3e67daf3882da8ab520b3d32da3a7b475a58
米国人の「出社嫌い」突出 在宅勤務が定着、経済を圧迫
8/10(木) 7:21配信

時事通信
市内地下鉄駅で降りる乗客ら=5月、ニューヨーク(AFP時事)

 コロナ禍発生から3年以上がたち、米国社会はほぼ正常化した。

 しかし、その間に在宅勤務がすっかり定着し、多くの会社員が職場に戻らない状態が続いている。米国人の「出社嫌い」は商業用不動産市場の悪化を招き、不動産融資を主要業務とする地方銀行の経営を圧迫。米景気の足を引っ張る一因になっている。

【ひと目でわかるグラフ】コロナ前と比べた各都市の出社率

 ◇「通勤は無駄」
 「効率的に仕事ができる。通勤時間は無駄だ」。ニューヨーク市の金融機関で株式トレーダーをしている米国人男性(50)は、在宅勤務の利点をこう強調した。ぜんそくの持病もあり、コロナ禍以降は週5日家で働く。「ストレスが減り、『燃え尽き』状態にもならなくなった」といい、今後も在宅を続ける意向だ。

 米国人が在宅を好む背景には、長い通勤時間や利便性に欠ける公共交通機関、広い家などがあると指摘されている。同市郊外に住む50代の金融調査員の男性は、「家ならパソコンまで60秒」だが、オフィスだと片道2時間かかる上、交通費も出ないと説明。出社はノルマの週3日だけだ。

 在米日本企業も、現地社員の在宅志向に苦慮している。米南部にある日系メーカーのオフィスは、月曜と金曜はガラガラだ。日本人社員は「最低出社日数は週1〜2日。増やしたら現地社員は辞めてしまう」と嘆く。

 ◇低い出社率
 米不動産サービス大手ジョーンズ・ラング・ラサールが5月に公表した推計によると、コロナ前を100とした場合の米主要都市のオフィス出社率は40〜60%程度。これに対し、欧州の都市は65〜85%、東京は80%、北京やソウルは100%で、米国の低さが突出している。

 一方、4〜6月期のオフィス空室率は同社調べで、ニューヨークが16.7%、サンフランシスコが28.3%。ロンドンの9.5%、東京の4.8%、ソウルの2.0%を大きく上回る。

 ◇地銀に経営リスク
 米国人の出社嫌いは、経済に暗い影を落としている。企業がオフィスを縮小する動きが広がった結果、ビル所有者の賃料収入が減り、ローンを返済できなくなる事例が増えている。

 商業用不動産向け融資の主な担い手は、地域に密着した地銀だ。貸し倒れが増えれば、破綻のリスクが高まる。米銀大手ウェルズ・ファーゴは「質の悪い融資を多く抱える銀行にとっては難しい局面になり得る」(エコノミスト)と警鐘を鳴らしている。

6843OS5:2023/08/15(火) 20:10:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a925c502df03f06bcc47baed037c54d9bde1f256
アメリカの党派対立を培養する「ゲリマンダー」 “二極化”に拍車かける選挙区事情【国際政治のキーワード2023夏】
8/14(月) 12:02配信

FNNプライムオンライン

アメリカの政治用語の一つである「ゲリマンダー」という言葉は、中学だったか高校だったかの社会科の教科書に出てきたように記憶している。その由来は割愛するが、自分たちの都合の良いように選挙区の区割りもしくは線引きをすることを意味する。

【画像】“不自然な形”をしたアリゾナ州の連邦下院選挙区割り

自分勝手な選挙区割り「ゲリマンダー(ジェリマンダー)」
米語では“Gerrymander”と書くが、これを日本人が「ゲリマンダー」と発音すると、けげんな顔をされることが多い。Rの発音が明瞭でないことが原因になっているのかもしれないが、ゲリマンダーではなく「ジェリマンダー」と言うと納得してもらえるのが普通である。

筆者もこの自分勝手な選挙区割りをゲリマンダーと言ったらアメリカ人のプロデューサーにジェリマンダーと正されたことがある。発音記号を見ると[dʒɛriˌmændər]とある。やはりジェリマンダーの方がより正確である。

語尾にingを付けてGerrymanderingというとGerrymanderをすること・そういう区割りをすることという意味になるが、選挙区の区割り・線引きの見直し自体はRedistricting(リディストリクティング)という。アメリカでは10年毎の国勢調査の後、このRedistrictingが州毎に実施される。選挙によってだが、人口の増減に合わせて議員定数も増減することがあるのでRedistrictingも必要になるのである。

ただし、州全体が一つの選挙区になる大統領選挙・連邦上院議員選挙・州知事選挙では、区割りの見直しは無い。問題になるのは州毎の人口に合わせて議員数が割り当てられる連邦下院議員選挙や、事情は異なるが州議会選挙の区割りだけである。もっともこちらにも例外はあって、現在、連邦下院議員定数1だけのワイオミング州では、下院議員選挙の選挙区は州全体の1つしかないので見直しは無い。

そのRedistricting・新しい区割りを決めるのは州議会で、その時の州議会の多数派が自分たちに都合の良いようにGerrymanderingを試みるのが普通でもある。ただし、少数派にとってもそれは不都合ばかりとは限らない。多数派政党が自分たちの都合の良い区割りをすれば、残された選挙区が少数派政党にとって盤石になることも珍しくないからである。

裁判に発展することも…
揉めるのは、多数派政党が少数派政党盤石の選挙区を分割して自分たちが更に勝ちやすくしようとするとき等である。こうした時はご多分に漏れず裁判沙汰に発展することも多い。

最近の裁判沙汰の例を挙げると、アラバマ州の連邦下院議員選挙の新しい区割りをやり直すよう2023年6月にSCOTUS・連邦最高裁判所が命じた事例がある。

南部の保守州であるアラバマに割り当てられた連邦下院議席は現在7、このうち6議席を保守の共和党が占め、リベラルな民主党は1議席しか保持していない。率にしてみると14%強ということになる。しかし、アラバマ州の少数派、主に黒人の有権者は人口比ではおよそ27%いる。故に、アラバマの区割りは27%の少数派有権者の意向を充分に反映していないとしてSCOTUS・連邦最高裁判所は区割りのやり直しを命じたのである。保守派が優勢なSCOTUSでさえ、現状は不公平と断じたのは異例とも言われた事例である。

6844OS5:2023/08/15(火) 20:10:40
“不自然な形”の選挙区
他にも不思議な形をしたGerrymander選挙区を見つけるのは難しいことでは無い。

例えば、アメリカの選挙関連情報サイト、ファイブサーティエイトでチェックすると、アリゾナ州の連邦下院議員選挙区割りはこんな図になる。

左下の第7区にご注目頂きたい。これがGerrymanderingの結果であると断言する程の詳細な知識を筆者は持ち合わせてはいないのだが、明らかに不自然な形をしているのは一目瞭然である。この民主党のシンボル・カラーである青に塗られた選挙区の真ん中上と右下に伸びた細長い地区の形は不自然以外の何物でもない。特に右下部分はこの前の区割りより更に細く長く伸びているのだ。

邪推かもしれないが、この州の南側はメキシコということもあり、民主党支持者が多いヒスパニック系住民が住むエリアを無理やりひとまとめにしてあるのではないかと思われる。その結果、赤がシンボル・カラーの共和党候補がもともと勝ちやすい他の選挙区が共和党にとって更に有利になっているようにも思える。いわゆる激戦区、どちらが勝つか蓋を開けてみなければ全く分からない白色の選挙区は一つしかない。

結果、2022年の中間選挙ではアリゾナ州の連邦下院議員の議席は共和党が6議席、民主党が3議席を占めた。しかし、州全体が選挙区の連邦上院議員選挙と州知事選挙では、候補者の資質の問題もあったようだが、微差ながらいずれも民主党候補が勝利した。やはり区割りは無関係の2020年の大統領選挙でもアリゾナ州全体では僅差ながら民主党のバイデン大統領が勝利を収めている。

Gerrymanderingが生み出す党派対立
単純な小選挙区制の選挙でこのようなGerrymanderingが横行すると、政党別の議席は選挙区毎にどんどん固定化していく傾向が強まっていく。

ファイブサーティエイトの見立てでは、現在の区割りでは定数435の連邦下院議会のうち、民主・共和二大政党のどちらかが投票する前から盤石もしくは有利になっている選挙区が、候補者本人の資質は別として、395選挙区にも達している。そして、蓋を開けてみなければ結果が分からない本当の激戦区は40しかないという。そう、激戦区はもはや1割に満たないのである。

アメリカの選挙においては本選挙の前に原則、予備選挙が行われる。本選挙で公認される候補者を事前に党内の予備選挙で選ぶのである。そして、二大政党のどちらか一方が盤石な選挙区においては、予備選挙で勝ちさえすれば本選挙でも勝ち、議員に選ばれるのはほぼオートマチックである。結果として、連邦下院議会選挙の9割の選挙区においては、党内の予備選挙に勝つことが何よりも大事ということになる。本選挙において中間層や反対党の支持者に訴え掛けることは二の次になる傾向が強まるのである。

そこでは必然的に候補者は党内支持層の耳に心地良い主張をする。保守的な選挙区ではより保守的な、リベラルな選挙区ではよりリベラルな主張をする。そういう候補者が予備選で勝ち、本選挙でも勝つからである。勝たなければお話にならないのはどこの国でも、どこの選挙区でも同じだからでもある。

例えば、共和党のいわゆるトランプ派の政治家たちや民主党の一部左派議員が極端な主張をし続けるのは、裏を返せば、そうしなければ自分の次の予備選が危うくなるからでもある。下手な妥協をすると同じような主義・主張の別の候補に取って代られるのである。だから、連邦議会でも妥協をせずに自分たちの主張を声高に叫び続ける。これが特に連邦下院において党派対立と党内の路線対立が激化する一因になっているのである。

現在のアメリカ政治の宿痾とも言える激しい党派対立・路線対立は、社会全体の分断がその根本原因であることに疑いは無い。しかし、積年のGerrymanderingが生み出した選挙区事情が対立の培養地になってしまっているのも否定できない。Gerrymanderingは結果的に党派対立に拍車を掛けているとしか思えないのである。

【執筆:フジテレビ解説委員 二関吉郎】

二関吉郎

6845OS5:2023/08/16(水) 09:55:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5a450ec056165e1eae55bec4812f9d6f0733bb2
4事件で起訴のトランプ氏、共和党内の支持揺るがず…公判期日が選挙戦の重荷に
8/16(水) 8:19配信

読売新聞オンライン
 【ワシントン=田島大志】米国のトランプ前大統領は選挙介入疑惑を巡る今回の起訴によって、取りざたされてきた四つの事件全てで起訴された。2024年11月の大統領選に向け、指名候補争いで先頭に立つ共和党内の支持基盤に揺らぎは見られないが、本選では公判対応が重荷になりそうだ。


公判 無党派には影響も
米国のトランプ前大統領=ロイター

 トランプ氏は14日、SNSに「世論調査でリードしている政敵を、現職大統領が様々な形で起訴した。決して許してはならない」と投稿し、民主党のバイデン政権による政治的な動きだと主張。15日には今回の事件について「なぜ2年半前に起訴しなかったのか。(大統領選に向けた)政治運動の真っ最中に起訴したかったからだ」と批判した。

 こうしたトランプ氏の主張は共和党内に浸透している。同党のケビン・マッカーシー下院議長は14日、SNSで「選挙妨害のために政府を武器にした」とバイデン大統領を批判した。

(写真:読売新聞)

 四つの事件のうち「本丸」と見られていた21年1月の連邦議会占拠事件で1日に起訴された後も、党内で「トランプ離れ」は起きていない。米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による最新の世論調査の党内支持率の平均は54・5%で、起訴前よりわずかに上昇している。米CBSニュースが2〜4日に実施した世論調査では、一連の起訴の目的が「トランプ氏阻止のため」との回答が共和党支持層で86%に上った。

 トランプ氏側は判決が出るのが大統領選の後になるよう、裁判の遅延を図る構えだが、公判期日が選挙戦と重なるのは避けられない。不倫の口止め料を不正に処理したとされる事件は来年3月、機密文書を不法に自宅に持ち出したとされる事件では来年5月に初公判が開かれる予定だ。

 CBSの調査では、起訴が「法の支配を守るためだと思うか」との問いに対し、無党派層は「はい」(52%)、「いいえ」(48%)と拮抗(きっこう)した。公判の対応が、本選でカギを握る無党派層の投票に影響を与える可能性がある。

6846OS5:2023/08/16(水) 23:42:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7443aeac1611b83281a0291c08abbaed19d15a54
米大統領選、民主と共和の主要候補の顔ぶれ
8/16(水) 22:17配信

産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

米国で2024年11月にある大統領選に向け、共和党が今月23日、主要候補による討論会を中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開く。共和、民主両党を通じ、出馬表明者による本格的な論戦の幕開けだ。両党の主な候補者の横顔をまとめた。

【写真】トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目されたロン・デサンティス氏

【共和党】

◆ドナルド・トランプ氏(77)

「彼らに討論させてみよう。誰が副大統領にふさわしいか分かるかも!」。トランプ前大統領は交流サイト(SNS)で7月末、8月23日の討論会に参加せず「高みの見物」に回る可能性をほのめした。自身の人気への自信がにじむ。

政敵を罵倒し挑発する手法は健在だ。自身が敗れれば、国民が民主党などリベラル層の「攻撃にさらされる」と主張する。

◆ロン・デサンティス氏(44)

2022年11月の南部フロリダ州知事選で大差で再選し、トランプ前大統領に代わる〝共和党の顔〟と注目された。だが、相次ぐトランプ氏起訴への反発から、同氏の党内求心力が高まると失速した。トランプ氏が敗北を認めない20年大統領選では「もちろん彼は負けた」と語り、対決姿勢を強めている。選対幹部を交代させるなど巻き返しを図っている。

◆マイク・ペンス氏(64)

インディアナ州知事を経てトランプ前政権副大統領。2021年1月、議会襲撃事件直後の上下両院合同会議で、バイデン氏勝利の確定手続きを取り仕切った。選挙不正を主張するトランプ氏から結果を覆すよう圧力を受けたが応じず、脚光を浴びた。トランプ氏勝利を信じる支持層の反感は根深く、厳格な中絶禁止を唱える保守姿勢にもかかわらず、低支持率に泣く。

◆ティム・スコット氏(57)

苦学の末、金融業を経てサウスカロライナ州議員、連邦下院議員と階段を上り、2013年、現職の辞任で空席となった州選出の上院議員となった。南部から黒人が上院議員となるのは南北戦争終結後初めて。再選を果たし、「肌の色ではなく人格によって評価される国に」と訴えた公民権運動指導者キング牧師の夢を実現したと誇った。弱者優遇策や人工中絶に反対する。

◆ニッキー・ヘイリー氏(51)

インド系移民の子で2011年に女性初のサウスカロライナ州知事に就任。トランプ前政権で国連大使を務めた。トランプ氏とは良好な関係を保ち、選挙で争うことはないとしてきたが、世代交代を求め今年2月、指名争いに名乗り。「強く誇り高き米国」をスローガンに、中国への対決姿勢を唱え、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援強化も主張する。

◆クリス・クリスティ氏(60)

2010〜18年、東部ニュージャージー州知事。16年大統領選に名乗りを上げ、指名争い撤退後はトランプ氏を支持。だが、20年大統領選での敗北を認めないトランプ氏を、「決して誤りを認めようとしない」と非難し、返り咲き阻止を訴える「反トランプ」派に転じた。ロシアの侵略を受けるウクライナについて米国は支援し続けるべきとの立場。

◆ビベック・ラマスワミー氏(38)

インド系投資家。主張の柱は、歴史的に差別を受けてきた黒人ら少数派(マイノリティー)に優遇枠を与えるアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の撤廃と徹底した「能力主義」だ。6月末、連邦最高裁が大学の入学選考での人種考慮を違憲としたことは追い風となりそうだ。政治では無名の「アウトサイダー」ながら予想外の健闘をみせる。

【民主党】

◆ジョー・バイデン氏(80)

民主党幹部からの支持を受け再選を目指す。生産拠点の国内回帰を進め、半導体産業の振興や温暖化対策で雇用創出を図る「バイデノミクス」で、中・低所得者層の底上げを図る方針だ。高齢のため任期をまっとうできるかとの懸念がある。最近も演説での言い間違えや転倒などで健康不安が広がり、ホワイトハウスは外遊などでも体調管理に注意を払う。

◆ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)

ケネディ元大統領のおいで弁護士。根強い人気の「ケネディ家」ブランドを生かし、バイデン大統領の対抗馬として名乗りを上げた。父は故ロバート・ケネディ元司法長官。交流サイト(SNS)に上半身裸で腕立て伏せをする様子を載せ、健康をアピール。高齢不安のあるバイデン氏と比べた若さも訴えたいようだ。反ワクチン運動で知られ、親族からの批判も招いた。

6847OS5:2023/08/22(火) 08:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f538bdc11f980dd43edb2559e31bbe308f62d82c
米大統領選、第3政党に勝ち目は? バイデンvsトランプ「うんざり」派が期待
8/21(月) 19:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】2024年11月の米大統領選が民主党のバイデン大統領(80)、共和党のトランプ前大統領(77)の一騎打ちとなることを懸念する無党派層や両党穏健派が「第3の候補」に期待を寄せている。40%程度の低支持率が続くバイデン氏に対し、トランプ氏に対する起訴は14日、4度目となった。両氏への不満は第3党に向かうのか。

「もし私が選挙に立ったら、私は勝つ」

7月17日、北東部ニューハンプシャー州マンチェスターの大学構内。第3政党グループ「ノーレーベルズ」の行事で民主党のマンチン上院議員(75)が語ると会場がざわめいた。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。発言はノーレーベルズからの出馬に意欲を示したとして主要メディアに報じられた。

同19日にクイニピアック大が発表した世論調査によると、「第3政党候補の投票を考えるか」との質問に47%が「イエス」と答え「ノー」の比率と拮抗(きっこう)した。内訳は無党派層64%、民主・共和の支持層でそれぞれ35%、38%に上り「有権者の多くが現状維持は駄目だとしていることを明示した」とアナリストのティム・マロイ氏は指摘する。

マンチェスターの会場では新たな選択肢への渇望が渦巻いていた。東部ニュージャージー州から駆けつけたアーサー・キャッツさん(68)は「極端な政策を好む国民は一定程度いるが、その数に不釣り合いなほど民主も共和も左右極端に寄りすぎた。現実的政策を望む中道層を代弁する指導者がいない」と語る。地元の無党派、ジェイミー・ガニエさん(79)も「バイデン氏やトランプ氏には孫たちの国の未来を任せられない」と断言する。

ノーレーベルズは来年の民主・共和の予備選の行方を見極めて「勝てる確信が持てる」人物を条件に擁立を最終判断し、同4月、テキサス州ダラスで開催の全国大会に臨むシナリオを描く。「バイデン対トランプ」再来が決定的になれば、マンチン氏を軸にハンツマン元ユタ州知事(63)やホーガン前メリーランド州知事(67)ら共和党穏健派を加えた正副候補が取り沙汰される。

草の根レベルの第3党組織「フォーワード(前進)党」は発足1年を迎えた。24年は大統領選ではなく地方選に絞り議席獲得を目指すが、共同創設者のホイットマン元ニュージャージー州知事(共和)は1周年の行事で「これほど多くが(既存政党に)うんざりし民主主義が危機にひんしたときはない」と訴えた。

第3政党の大統領候補といえば1992年、96年に出馬した実業家のロス・ペロー氏が想起される。同氏が92年、共和党票を奪ったことはブッシュ(父)大統領が再選を逃す一因となった。2024年も第3政党候補の勝利は困難とみられるが、民主党左派はバイデン氏の支持を奪いトランプ氏を返り咲かせる「スポイラー(壊し屋)」になることを警戒する。

共和党の元選挙参謀、カール・ローブ氏は米紙ウォールストリート・ジャーナルのコラムで「トランプ氏が候補になれば、共和党も神経質になるはずだ」と述べ、機密文書事件など司法追及が深まるトランプ氏にも「ノーレーベルズは脅威となる」との見方を示した。

6848OS5:2023/08/25(金) 09:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5e0b5ba47bf00a6b9245b1b14783de24ee93ac1
若手ラマスワミ氏、急浮上 無名候補から3番手に 米共和・大統領選
8/25(金) 7:10配信

時事通信
23日、米ウィスコンシン州ミルウォーキーの共和党の討論会会場に到着した実業家ビベク・ラマスワミ氏(AFP時事)

 【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)時事】来年の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、最年少の実業家ビベク・ラマスワミ氏(38)が勢いを伸ばしている。

 政治経験のない無名候補として参戦したが、テレビ・ラジオ出演やインターネットを活用した精力的な発信を繰り返し、党内支持率で3位に浮上。23日の第1回候補者討論会でも存在感を示した。

 「漸進か、革命か。私は革命の側に立つ」。ラマスワミ氏は初の大舞台で気勢を上げた。歯切れの良さが持ち味で、他候補に積極的に攻撃を仕掛ける姿はトランプ前大統領(77)と重なる。

 その半生は「アメリカン・ドリーム」そのものだ。中西部オハイオ州に生まれ、両親はインド系移民。イエール大法科大学院を修了後、バイオテック企業を立ち上げて成功した。選挙戦に妻と幼い息子2人を伴い、空き時間には独自のポッドキャストの配信も欠かさない。

 孤立主義的な外交姿勢や官僚機構の敵視など、主張は極端で粗削りだ。討論会では「外交を知らない」(ヘイリー元国連大使)、「職業訓練の場ではない」(ペンス前副大統領)などとライバルの標的になった。

 各種世論調査の平均によると、出馬表明時1%に満たなかった党内支持率は22日現在、7.2%に上昇。55.4%で圧倒的にリードするトランプ氏には遠いものの、14.3%に失速したデサンティス・フロリダ州知事(44)を脅かしつつある。

 シカゴからラマスワミ氏の応援に駆け付けた自営業ポール・フェーレンバッカーさんは、「はっきりした物言いと起業家精神が好き」と話す。「トランプは4回も起訴され、選挙戦でエネルギーを失うだろう。若い世代に期待したい」。

6849OS5:2023/08/26(土) 20:41:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/a69e1431c8ab0750884a9908fbc7e13d6c833e1e
米国で無名歌手の曲が異例のヒット トランプ派の政治利用が影響か
8/26(土) 20:30配信

毎日新聞
カントリー音楽の曲「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」が米国で異例の大ヒットとなった無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさん=米南部ノースカロライナ州で8月19日、AP

 米国で無名歌手によるカントリー音楽の曲が異例のヒットを記録している。地方の労働者の悲哀など、トランプ前大統領の支持層に響く歌詞が多く、トランプ派は「保守派のアンセム(象徴する曲)」と政治利用を図っている。


 「リッチモンドの北にいる金持ちどもよ」と題し、南部バージニア州リッチモンドの約160キロ北にある首都ワシントンの政治家を批判した曲。23日に中西部ウィスコンシン州で開かれた共和党の大統領候補によるテレビ討論会の冒頭、流された。

 「魂を売り、一日中働き、ばかげた給料のために何時間も残業し……」。そんな歌い出しの曲は無名の歌手、オリバー・アンソニー・ミュージックさんが10日に発表した。本名はクリストファー・アンソニー・ランスフォードで、歌手名は祖父の名にちなむ。

 上向かない暮らし、税金の無駄遣い、腐敗した権力――。「新しい世界で生きる古い魂」と自らを表現し、「私やあなたのような人たちにとって、ひどく残念な世の中になった。目覚めて『これは現実じゃない』となってほしいが、まぎれもない現実だ」と歌う。

 フェイスブックで公表した経歴によると、アンソニーさんは30歳前後の男性。高校中退後、製紙工場の作業員や製造業の営業マンとして働いた。「プロの歌手になろうとは考えたこともない」という。しかし「政治家は鉱山労働者にも目を向けてくれ」「福祉の甘い汁を吸う肥満者」といった直球の歌詞は、民主党の政策を「過剰な福祉」と批判する保守層や共和党支持者の間で話題になった。

 「感じたことをそのまま歌った」という曲は、アンソニーさんと似た境遇にある地方の労働者の思いを代弁する。「あいつらは全てをコントロールしたいだけ」と党派を問わずに政治家を批判しているが、結果として「既存政治への不満」「衰退する米国の再生」を訴えるトランプ氏と親和性の高い曲になった。

 「琴線に触れる」(トランプ派の政治家レーク氏)、「労働者階級に起きたことを表す歌だ」(保守系FOXニュースの司会者イングラハム氏)などと著名人に紹介されたことで、音楽アプリのダウンロード数が爆発的に伸びた。8月中旬のビルボードの週間チャートでは著名歌手を抑えてトップに躍り出た。過去にヒットチャートに入ったことのない歌手の曲が首位になるのは史上初だという。

 一方、リベラルメディアでは批判的な論評が目立つ。米CNNは「主流のポップカルチャーを嫌う人たちが、自らの政治的立場を擁護するためならお金を使うという状況が背景にある」と指摘。米紙ニューヨーク・タイムズも、保守派が自分たちの思想に沿う映画や楽曲のヒットを後押しする傾向の一環だと分析した。

 アンソニーさんは、政治的には中立だと説明。25日に公開した動画でも「保守派の人たちが、私のことを彼らの一部であるかのように言うのはしゃくに障る」と不快感を示し、「(共和党の)大統領候補の討論会で私の曲を流すなんて奇妙なことだよ。あの人たちの(批判の)曲を書いたのにね」と苦笑いを浮かべた。【ワシントン秋山信一】

6850OS5:2023/08/31(木) 10:33:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fad72be83029d9981032da531e8caa39e5f398fc

米共和党重鎮、また言葉出ず 81歳、健康に不安
8/31(木) 7:30配信

時事通信
米共和党上院トップのマコネル院内総務(手前)=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党上院トップのマコネル院内総務(81)が30日、地元ケンタッキー州での記者会見で突如言葉に詰まり、発話できなくなった。

 マコネル氏は7月にも会見で同様の状態に陥ったばかりで、健康不安が一段と強まっている。

 マコネル氏は記者から「2026年の再選出馬に関するあなたの考えは」と質問された後、約30秒間にわたって一点を見詰めたまま沈黙した。米メディアによると、マコネル氏の報道担当者は「一瞬ふらついた」と説明しており、医師に相談するという。

 マコネル氏は07年から共和党上院トップを務め、在任期間は米史上最長。3月に転倒して脳振とうを起こし、入院していた。

6851OS5:2023/09/03(日) 10:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee6e79499c3314121d1c444ffa83dae6e1aa3cf
バイデン氏が被災地訪問 「政敵」デサンティス州知事は同行せず
9/3(日) 9:42配信

毎日新聞
米南部フロリダ州でハリケーン「イダリア」の被災地を視察後に演説するバイデン米大統領=2023年9月2日、AP

 バイデン米大統領(民主党)は2日、ハリケーン「イダリア」の被害を受けた南部フロリダ州を訪問した。大統領の被災地訪問では地元首長が同行することが多いが、政敵であるデサンティス州知事(共和党)はバイデン氏と面会しなかった。公の場でバイデン氏と同席する姿が報じられれば、正念場を迎えている2024年大統領選の党候補指名争いにマイナスになると判断したとみられ、災害対応でも深刻な党派対立が影を落とす形になった。


 米メディアによると、バイデン氏はヘリコプターで上空から同州ライブオーク周辺の被災地を視察した後、被災者らと面会。地元選出のスコット上院議員(共和党)や市長らから被災地支援の状況について説明を受けた。デサンティス氏の不在については「失望していない。何か理由があったのだろう」と記者団に語った。

 一方、デサンティス氏はバイデン氏の訪問について、厳重な警備が必要になるため、被災地の復旧活動に支障が出かねないと懸念を示していた。2日には別の被災地を訪問し、被災者への配給を手伝ったという。

 22年9〜10月にハリケーン「イアン」の被害が出た際には2人で被災地を視察しており、今回のハリケーン対応でも電話で頻繁に協議するなど実務面では連携していた。

 24年大統領選でバイデン氏は民主党、デサンティス氏は共和党の候補指名を目指しており、本選で対決する可能性も見据えて互いに批判し合っている。ただ、トランプ前大統領の有力な対抗馬と目されてきたデサンティス氏は支持率が下落し、2番手の座も危うくなっている。【ワシントン秋山信一】

6852OS5:2023/09/13(水) 11:51:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/911ef01543a43b56a7eda5379421089e9661e672
マッカーシー下院議長、バイデン氏弾劾に向けた調査開始を指示…次男ハンター氏の疑惑に絡み
9/13(水) 10:26配信
読売新聞オンライン
マッカーシー米下院議長=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】米野党・共和党のケビン・マッカーシー下院議長は12日、バイデン大統領の次男ハンター氏の海外ビジネスを巡る疑惑に絡み、バイデン氏の弾劾(だんがい)訴追に向けた調査の開始を下院の関係委員会に指示した。


 下院共和党は、ハンター氏が民主党・オバマ政権下で副大統領だったバイデン氏の立場を利用して、ウクライナなどで不正に関与した可能性があると主張している。マッカーシー氏は12日、議会内で記者団に対し、「職権乱用や捜査妨害、汚職の疑いがある」と訴えた。下院の監視・説明責任、司法、歳入の3委員会が主導して調査すると説明した。


 ただ、バイデン氏の弾劾が実現する可能性は低いとみられている。弾劾に向けた訴追には下院の過半数の賛成が必要だ。訴追できても上院での弾劾裁判では出席議員の3分の2の賛同がなければ有罪にはできない。

 いずれも現状では、ハードルが高いのが実情で、ホワイトハウスの報道担当官は声明で、「不正の証拠はまったくない。極端な政治的行為で最悪だ」と非難した。

6853OS5:2023/09/15(金) 07:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/45a937481bbf34c8293076e6ff41829b157764d2
米共和党ロムニー氏、次期上院選出馬せず 「反トランプ」代表格
9/14(木) 11:43配信


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毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米共和党のミット・ロムニー連邦上院議員(76)は13日、2024年11月の上院選に立候補しないと表明した。25年1月の任期末で政界を引退する公算が大きくなった。12年大統領選では党候補指名を勝ち取ったが、民主党のオバマ大統領に敗北し、19年からは上院議員を務めていた。トランプ前大統領に批判的な共和党穏健派の代表格の退任表明は、分極化が進む米政界を象徴する一幕となった。

【2020年米大統領選】礼賛一色「トランプショー」 異例の米共和党大会

 ロムニー氏は13日の声明で、次の上院議員の任期(6年間)には80歳を超えることを踏まえて「次世代のリーダーたちの出番だ。彼らが、自分たちが生きていく世界を構築する決断をしなければならない」との考えを示した。

 13日の米紙ワシントン・ポストのインタビューでは、24年の次期大統領選について「トランプ氏か、バイデン氏が、次の大統領になるだろう」との見通しを示した上で、「重要な問題に関して、バイデン氏は(米国を)導いていけないし、トランプ氏は導いていくつもりもない」と両氏を批判した。

 ロムニー氏は経営コンサルタント、02年のソルトレークシティー冬季オリンピック組織委員会会長、東部マサチューセッツ州知事などを歴任。08年大統領選では党候補指名争いで敗れたが、12年大統領選では共和党候補として本選に進んだ。18年の上院選は西部ユタ州で当選。トランプ氏の2度の弾劾裁判では、共和党の上院議員として唯一、いずれも「有罪」を支持した。【ワシントン秋山信一】

6854OS5:2023/09/17(日) 09:46:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c103c17dda0340f3e89058d534238d54ddd503d
バイデン氏、再選へ試練 自動車労組スト、次男起訴 米大統領選
9/17(日) 7:20配信

時事通信
15日、全米自動車労組(UAW)のストを受け、ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】全米自動車労組(UAW)のストライキ入りを受け、バイデン米大統領が支持基盤である組合への配慮と米経済への打撃回避との間で板挟みに遭っている。

 次男のハンター氏が銃不法所持などの罪で起訴される悪材料も重なり、来年の大統領選での再選に向けて試練を迎えている。

 「労働者の不満は理解できる。企業側はさらに努力すべきだ」。バイデン氏は15日、史上初の自動車大手3社の一斉スト入りという事態を受けて急きょホワイトハウスで演説。「米史上最も労組に近い大統領」の異名の通り、組合側に寄り添う姿勢を示した。

 ただUAWはストの拡大も示唆するなど強硬姿勢を崩していない。米メディアによれば、ストが10日間続けば50億ドル(約7400億円)の経済損失につながるとの試算もある。長期化は「バイデノミクス」と政権が誇る堅調な経済に冷や水を浴びせかねない。

 米消費者心理には既に、長引くインフレが重くのしかかっている。USAトゥデー紙の最新世論調査では、国民の59%がバイデン政権の経済政策を「支持しない」と回答。経済回復に関してバイデン氏とトランプ前大統領のどちらをより信頼するかを尋ねると、47%が「トランプ氏」と答え「バイデン氏」の36%を上回った。

 さらに今週、長年バイデン氏の不安要素とされてきたハンター氏の問題が相次いで表面化した。野党共和党は12日、ハンター氏の海外企業との取引に関してバイデン氏の弾劾訴追に向けた調査を開始。14日にはハンター氏が薬物依存下での銃不法所持で起訴された。バイデン氏は仮にハンター氏が有罪となっても「恩赦しない」(ジャンピエール大統領報道官)方向だが、共和党が攻勢を強める中、当面防戦を強いられそうだ。

6855OS5:2023/09/19(火) 12:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/a61043e0aa1242544e61c1a73798b7057987e8cc
米上院、議場でネクタイ不要に 民主主導「リベラル化」、共和反発
9/19(火) 10:45配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂内をノーネクタイで歩く民主党のフェッターマン上院議員=2023年9月6日、AP

 米連邦上院で18日、多数派の民主党の主導で議場でのドレスコード(服装規定)が緩和され、男性議員はジャケットやネクタイの着用が不要になった。米メディアが報じた。

 民主党上院トップのシューマー院内総務は「上院議員は議場で何を着るかを選べる。私はスーツの着用を続ける」と述べた。共和党の一部は緩和に反発しており、リー上院議員は「ズボンは必須。任意じゃない」と皮肉交じりに批判した。

 報道によると、上院の議場でのドレスコードは慣例で男女とも「ビジネスアタイア」とされ、男性はジャケットやネクタイの着用を求められていた。女性は2019年に袖なしの服の着用を認められるようになった。

 シューマー氏は今回、議場出入り口で服装をチェックする守衛に対して、今後は議員へのドレスコードのチェックは不要だと指示した。一方、議場に入る議会職員や議員の補佐官らには従来通り、ビジネスアタイアの服装が求められる。

 ドレスコードの変更の理由は不明だが、22年11月の上院選では、ジーンズにパーカ姿を定番とする民主党のフェッターマン氏(東部ペンシルベニア州選出)が当選。民主系の会派に所属する西部アリゾナ州選出のシネマ上院議員も、色彩やデザインがユニークな服装で知られており、議場でも「リベラル化」を進める狙いがあるとみられる。一方、共和党が多数派の下院では従来通り、フォーマルな服装が求められる。【ワシントン秋山信一】

6856OS5:2023/09/22(金) 13:19:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ee0587da8633cac787577b5e220e8a2c3216d4b
バイデン政権、ベネズエラ移民47万人を就労可能に 越境者急増で
9/22(金) 10:36配信
毎日新聞
米国を目指すベネズエラ人たち=米国とメキシコの国境付近で2023年9月21日、ロイター

 米国土安全保障省は20日、ベネズエラから入国して米国に滞在している移民約47万人に対し、一時的に就労できる資格を与える措置を発表した。ベネズエラをはじめとする中南米からの移民は近年、ニューヨーク市などで急増している。市長らは、移民が社会的なセーフティーネットに頼らず生活するために速やかな就労を認めるようバイデン政権に求めていた。

 同省によると、7月末までに入国したベネズエラ人に対し、18カ月の一時保護資格を与える。この資格は、自国の状況が安全な帰還を妨げている場合、米国に滞在している個人を強制退去から保護するためのもので、就労も認められる。ベネズエラの不安定性が増しているため適用すると説明している。これにより、新たに資格を得られるのは約47万2000人の見通しという。

 バイデン政権下では、「移民に寛容」というイメージから、南部国境を越えて来る移民希望者が殺到。国内政治や経済が混乱しているベネズエラ出身者が急増している。越境者は、南部の州はもちろん、ニューヨークやシカゴなど民主党が地盤とする大都市にも押し寄せている。受け入れにかかる予算や宿泊場所の確保などを迫られる自治体は対応に苦慮しており、バイデン政権に措置を求めていた。

 同省は、8月以降に入国した移民は対象外だとしている。ただし、既に越境した移民に法的な保護を与えることで、新たな移民の越境を促すだけではないかという懸念も残っている。【ワシントン西田進一郎】

6857OS5:2023/09/28(木) 08:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d12e8d1d83cf86013978e71f9fb112f323cfcba2
たった1人の中絶反対議員のために…米軍幹部300人超の昇進人事がストップ 「中国を利するだけ」同盟国日本への影響も
9/27(水) 12:22配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

国の安全保障を賭けた政治的チキンゲーム

秋の爽やかな風を受け、芝生が緑輝く9月中旬。連邦議会の敷地内の広場には、300人を超える現役の軍人の写真や名前が掲げられ、まるで墓地のような光景だった。全員が昇進の承認を理不尽に止められている軍人たちだった。


中には、米軍制服組トップの統合参謀本部議長に加え、陸軍参謀総長、海兵隊総司令官に指名され、各軍のトップ就任するはずの指揮官も含まれていた。このうち米軍海兵隊トップとなる司令官の不在は、当時の司令官が死去した1859年以来164年ぶりで、歴史上、異例の事態が続いていた。

“墓地”の前でFNNの取材に応じたポール・イートン元米陸軍少将は、「承認人事が見送られていることは、国家安全保障上の危機だ。その影響は5,6年先まで及ぼすだろう」と訴えた。さらに弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や中国、ロシアの動向も踏まえ「影響は、同盟国の日本へも及んでいく」と危機感をあらわにした。

何百人もの承認が延期されると現場では、何が起きるのか。陸軍と空軍の参謀総長、海軍作戦部長らは、覇権を強める中国やロシアによるウクライナ侵攻などに対する米軍の対応を指揮し、数十万人の動きを統括する。

トップの不在中は、承認が保留されたまま「代行」の形でその役を担うが、国防総省は、適切な時期に適切な指揮官がその地位に就けなければ「即応能力を低下させ続け、米国民などの命を危険にさらすことになる」と語る。

軍幹部の承認人事を止める、たった一人の上院議員

米軍幹部の人事は、大統領の指名と上院の承認が必要となる。上院では、伝統的に投票は経ずに全会一致で承認しているが、一人でも反対者がいれば投票となる。

この権力を利用したのがアラバマ州選出の上院議員トミー・タバビル氏(共和党)だ。タバビル氏は、連邦最高裁が中絶の合憲性を認めない判決を出したにも関わらず、国防総省が軍人の中絶を保証しているとして、承認人事を次々と保留している。

国防総省は、中絶が認められない州から認められた州に行く必要がある軍人に休暇と旅費を支給しているが、タバビル氏は、その政策を廃止しない限り譲らないとしているのだ。

これについてタバビル氏は、FNNの取材に対し、「人事の保留は米軍の即応能力に影響はしない。国防総省やバイデン大統領が、中絶を促進するために違法に税金を費やしている。それが続く限り、保留を続ける」と述べ、従来の主張を曲げない考えを示した。

「中国への贈り物」年末までに全体の8割に影響が及ぶ恐れ

国防総省によると、今月21日の時点で、同様の理由で316人(空軍、陸軍、海軍、海兵隊、宇宙軍)の人事の承認が滞っているほか、年末までに軍幹部850人超のうち4分の3にあたる650人が、タバビル氏の人事保留の影響を受けると見積もる。

一方、昇格人事の保留の影響は、軍人本人だけではなく、その家族にも多くのストレスを与えているという。21日、“墓地“を訪れた女性はFNNの取材に対し「知人の家族は、いつ引っ越すかわからず、子どもを学校に入学させることができない。煉獄の中にいるようだ」と語った。実際に何千人もの軍人の家族が、いつ引っ越さなければならないのか、当分の間どこに住めばいいのかわからず、宙ぶらりんの状態に置かれるという。

こうした状況を受けて、上院民主党トップのチャック・シューマー院内総務は、20日から21日にかけて上院の投票による採決に踏み切り、米軍制服組トップの統合参謀本部議長と陸軍参謀総長、海兵隊総司令官の指名を承認した。

上院は、長時間の審議を避けるため、軍人の人事をひとまとめにして承認しているが、タバビル氏の影響で、現時点ではそれは不可能だ。チャック・シューマー氏によると、理論的には候補者を個別に承認することができるが、そうすれば上院の議場で700時間近くを費やすことになると話している。

現地メディアからも保留者全てを承認するには、数カ月、または来年の大統領選挙まで長引く可能性があるとの見方も出ている。これについて国家安全保障の専門家からは、「タバビル氏が、国家安全保障を危険にさらしていることに同意していることと同様だ。これは中国に毎日与え続ける贈り物だ」との声も聞こえてくる。民主義陣営の守護神となる米軍が社会の分断によって翻弄されている。

(FNNワシントン支局 千田淳一)

千田淳一

6858OS5:2023/09/28(木) 17:18:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092700693&g=int
激戦州で労組票巡り火花 バイデン、トランプ両氏が訪問―米大統領選
2023年09月28日07時07分

26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)
26日、中西部ミシガン州のスト現場を訪れたバイデン米大統領(中央)(AFP時事)

トランプ前米大統領=25日、サウスカロライナ州サマービル(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年11月の米大統領選に向け、バイデン大統領とトランプ前大統領が労組票を巡って火花を散らしている。バイデン氏は26日、激戦区の中西部ミシガン州で現職大統領として初めて全米自動車労組(UAW)のスト現場を訪れ、組合員を激励。トランプ氏も27日に労働者を前に演説し、支持を呼び掛ける方向だ。

 「自動車業界は素晴らしい業績を上げている。今度は彼らが私たちのために努力する番だ」。バイデン氏は抗議活動の現場で組合側を「私たち」、経営側を「彼ら」と呼び、40%の賃上げなど組合側の厳しい要求を支持した。隣ではフェインUAW会長が「歴史的瞬間だ」と笑みを浮かべた。
 バイデン氏は自他共に認める「史上最も労組に近い大統領」。とはいえ、大統領が労使交渉のさなかに一方に肩入れするのは政治的リスクが大きい。ストが長期化すれば「生産や雇用、インフレに影響する可能性がある」(パウエル連邦準備制度理事会議長)と懸念される。有権者は長引くインフレで、バイデン氏の経済運営に厳しい目を向けてもいる。
 踏み込んだ行動に出た背景には、バイデン政権が環境対策として進める電気自動車(EV)への転換がストの一因になったという事情がある。伝統的に民主党候補を推薦してきたUAWは今のところ、バイデン氏の推薦を保留。そうした中、トランプ氏は「バイデンが米国の自動車産業を壊滅させる」と不安をあおっている。
 ミシガン州を含む中西部は「ラストベルト(さび付いた工業地帯)」に位置する。2016年大統領選では現状に不満を抱く白人労働者層がトランプ氏支持に流れ、同氏の勝利に貢献した。来年の大統領選も接戦が予想され、ミシガンなど一部の激戦州が勝敗を左右する。80歳と高齢で心身の衰えを指摘される中、支持層の取りこぼしだけは何としても避けたいのがバイデン氏の本音だ。

6859OS5:2023/09/28(木) 21:05:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/be81a142b2bb8229bf408cf28beda627c49727ae
トランプ氏、すでに「対バイデン」に照準 色あせる共和党候補指名レース
9/28(木) 18:58配信

産経新聞
来年の米大統領選に向けた共和党候補の指名獲得レースは、「大本命」のトランプ前大統領が2度連続で討論会を欠席し、主役不在で色あせたものとなった。トランプ氏は第2回候補者討論会が行われた27日、本選の激戦地と目される中西部ミシガン州で演説し、民主党のバイデン大統領との対決に照準を合わせた活動を展開した。

「逃げずに出てこい」。

27日、反トランプを鮮明にするクリスティー前ニュージャージー州知事が討論会出席を避けるトランプ氏を挑発すると、会場からは歓声やブーイングが混じった反応が上がった。

しかし他の候補たちは、ためらいがちな批判に終始した。インド系投資家のラマスワミー氏が、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大に」を継承・発展させると訴えたのに対し、ヘイリー元国連大使は「あなたは信用できない」と言い放ったが、4度の刑事訴追を受けているトランプ氏に対して厳しい態度を示すことはなかった。討論会を観覧した共和党員らからは「(各候補が)トランプ氏とどう違うかもっと聞きたいのに」との声も上がる。

米政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による各種世論調査の集計では、共和党支持層のトランプ氏への支持率(27日現在)は56・6%で、2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事(14・4%)の約4倍。討論会の参加者全員を合算してもトランプ氏に届かない計算だ。多くの候補は党支持層の反発を恐れ、トランプ氏「一強」に挑む道筋を見つけられずにいる。

その中でトランプ氏は27日、自動車産業の中心地であるミシガン州デトロイトの工場を訪れ、労働者層との近さをアピールした。バイデン氏が前日に同州で、自動車労組のスト現場を応援訪問したのに対抗した。バイデン氏のスト訪問は、現職大統領としては極めて異例の行動だった。本選の行方を左右する東・中西部の「ラストベルト(さびた工業地帯)」の争奪戦が、すでに本格化していることを印象付けた。

27日の討論会場となった「ロナルド・レーガン大統領図書館」は、共和党の中核である保守派が理想視するレーガン元大統領を顕彰する施設。過去の討論会でも特に重要とされてきた舞台だが、トランプ氏は全く意に介する様子を見せなかった。(シミバレー 大内清)

6860OS5:2023/09/30(土) 20:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/751098b31f14c799df79020e3e85ab48468a4446
米下院がつなぎ予算案否決、一部政府機関の閉鎖濃厚に…共和党の保守強硬派21人が造反
9/30(土) 10:47配信

読売新聞オンライン
29日、米ワシントンでつなぎ予算案否決後、取材に応じるケビン・マッカーシー下院議長=ロイター

 【ワシントン=田島大志、田中宏幸】米議会下院は29日、共和党のケビン・マッカーシー下院議長が主導して提出した1か月間の政府資金を確保する暫定予算(つなぎ予算)案を否決した。予算措置期限の30日までに打開するのは困難な情勢で、2024会計年度が始まる10月1日からの一部政府機関の閉鎖は濃厚となった。

 共和党は下院で多数派を占めるが、ウクライナ支援の減額や大幅な歳出削減を主張する保守強硬派21人が造反した。暫定予算案には支出を30%削減する共和党独自の主張が盛り込まれ、民主党も反対に回った。賛成198票、反対232票だった。

 上院では民主党が主導権を握る。閉鎖を回避するには超党派で合意し、暫定予算を上下両院で可決する必要がある。バイデン政権は、60億ドル(約8900億円)のウクライナ支援を含む暫定予算案を超党派で成立させたい考えだ。上院では現行水準を11月17日まで維持する暫定予算案で両党が合意しているが、下院共和党は受け入れない構えだ。29日時点で両党が合意に至るメドは立っていない。

 政府閉鎖となれば、これまでで最長の35日間に及んだトランプ前政権時の2018年12月〜19年1月以来、約5年ぶりとなる。ホワイトハウスによると、10月1日から約70万人の連邦職員が一時帰休となる見込みだ。約130万人の米兵は無給で勤務する。

 バイデン大統領は29日の演説で「軍の部隊が危機に瀕(ひん)している中、政治的な駆け引きをしている場合ではない。完全な職務怠慢だ」と共和党を厳しく批判した。

 バイデン、マッカーシー両氏は5月、政府の借入金の限度を定めた「債務上限」の引き上げを巡り、歳出抑制を含めた予算協定で合意している。イエレン財務長官は29日の演説で、協定を尊重するよう求めた。

6861OS5:2023/10/01(日) 01:24:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0714895a5c709778213642eb6c030b448a5f6fa
ケネディ元大統領のおい、無所属で大統領選出馬か…民主党から立候補模索したが支持広がらず
9/30(土) 21:40配信

読売新聞オンライン
ロバート・ケネディ・ジュニア氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】ロイター通信は29日、2024年の米大統領選で、弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏が無所属の独立系候補として立候補表明する見通しだと報じた。同氏は動画投稿サイトで10月9日に「重大発表」を行うと表明していた。


 同氏はジョン・F・ケネディ元大統領のおいで、1968年に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子。一時は民主党からの立候補を模索したが支持が広がらなかった。新型コロナウイルスのワクチン懐疑派として知られる。

6862OS5:2023/10/01(日) 10:36:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/83dd49f94cc5f0e1933dcc3d89105aa19aa921ab
米政府閉鎖、回避へ つなぎ予算案、議会通過
10/1(日) 4:02配信
時事通信
米連邦議会議事堂=ワシントン

 【ワシントン時事】米連邦政府の2023会計年度末を迎えた30日、議会上下両院は11月半ばまでのつなぎ予算案を、賛成多数で可決した。


 難航する24年度予算案の審議時間を稼ぐための措置で、深夜0時(日本時間10月1日午後1時)までにバイデン米大統領が署名して成立すれば、政府機関の一部閉鎖は回避される。

 つなぎ予算案を巡っては、下院で過半数を占める共和党で保守強硬派が反対し、審議がこう着。年度末が迫る中、共和党下院指導部はつなぎ予算案に大幅な支出削減を盛り込むなど、強硬派の主張を反映させた。それでも29日の採決では強硬派からの造反が相次ぎ、否決された。

6863OS5:2023/10/01(日) 11:20:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6864OS5:2023/10/01(日) 11:20:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/87f64bb025e335d2d5d24560bb8d10d1c2163ccf
米下院、つなぎ予算案可決 土壇場で超党派合意 政府閉鎖回避へ前進
10/1(日) 9:27配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米議会下院は9月30日、米連邦政府の支出を11月中旬まで手当てするつなぎ予算案を賛成335、反対91で可決した。上院で可決し、バイデン大統領が署名すれば成立する。2023会計年度(22年10月〜23年9月)予算失効による政府機関の一部閉鎖が懸念されていたが、土壇場で回避に向けた動きが前進した。

 つなぎ予算案は野党・共和党トップのマッカーシー議長が主導した。新会計年度(23年10月〜24年9月)が始まる10月1日から45日間の一時的な支出を手当てする内容で、バイデン政権が反対する大幅な歳出削減を見送る一方、共和党の保守強硬派が反対するウクライナへの追加支援は盛り込まなかった。

 米議会では新年度予算案の協議が停滞。当面の支出を賄うためのつなぎ予算を9月30日までに成立させられなければ、10月1日から政府機関が一部閉鎖されることになっていた。歳出規模やウクライナ支援を巡り協議が難航していたが、期限ギリギリで下院が超党派の合意にこぎ着けた。

 ただ、このつなぎ予算案が成立しても政府支出を賄えるのは11月中旬まで。それまでに新年度予算か新たなつなぎ予算を成立させなければ政府閉鎖に追い込まれる恐れがある。【ワシントン大久保渉】

6865OS5:2023/10/01(日) 17:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/00748c720c2bc341e23cf3e708b8ab16f3bf3f1f
民主・共和、痛み分け予算危機回避 翻弄されるウクライナ支援
10/1(日) 17:10配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米連邦政府の2024会計年度(23年10月〜24年9月)予算を巡り、与党・民主党と野党・共和党が政府機関の一部閉鎖を回避するため、痛み分けの形でつなぎ予算をまとめた。当面の危機はしのいだが、火だねは残っている。2024年大統領選で政権奪還を目指す共和党と、バイデン大統領の再選を狙う民主党の攻防が激しさを増し、今後、争点となったウクライナ支援が翻弄される展開も予想される。

「国境を守り、政府支出を抑制し、経済を軌道に乗せる戦いの始まりだ」

下院共和党ナンバー2のスカリス院内総務は9月30日、つなぎ予算の下院可決を受けた記者会見で、不法移民対策の強化や歳出抑制をバイデン政権や民主党に強く求めていくことを宣言した。

上院か下院いずれかで多数派を持つ野党が、予算審議を通じ政権と与党を揺さぶるのは、通例の駆け引きだ。ただ、歩み寄りを拒み、予算切れに伴う政府閉鎖を引き起こせば世論の強い反発を招くことが必至だ。

共和党のマッカーシー下院議長は民主党と厳しく対立しながらも、「政府閉鎖は望んでいない」などと繰り返し言及。不法移民対策などの要求実現と、民主党との着地点を探るバランスをとろうとしてきた。

つなぎ予算案の最終段階の審議で、共和党側が不法移民対策を除外する一方、バイデン政権と民主党も、重視するウクライナ支援を取り下げる形で落着した。

マッカーシー氏が直面する難題も改めて浮かび上がる。ウクライナ支援には、自国優先を主張するトランプ前大統領に近い共和党の保守強硬派が反発。11月中旬までのつなぎ予算が切れた後の新たな予算審議でも、マッカーシー氏は再び保守強行派との調整を抱えていることになる。

ウクライナ支援の継続を巡っては、8月のCNNテレビの世論調査で、共和党支持層の71%が議会による追加予算の承認に反対するなど、党内で意見が分かれている。無党派層の動向も含め、支援停止が来年の選挙にどのような影響を与えるかを考えながら対応を練る必要がある。

「(マッカーシー)議長がウクライナに必要な支援を可決してくれることを大いに期待している」

ウクライナ支援継続を掲げるバイデン氏は30日に出した声明で、マッカーシー氏にこう協力を求めつつ、共和党の強硬派議員を批判した。

6866OS5:2023/10/04(水) 07:25:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c41c728cf330a92dee4d92cbc7499423bf7ac1eb
米下院議長、「解任」可能性高まる 解任動議の棚上げに失敗
10/4(水) 4:05配信


毎日新聞
マッカーシー米下院議長=米ワシントンで2023年10月3日、AP

 米連邦下院は3日、マッカーシー議長の解任動議を棚上げして事実上無効化する議案を否決した。解任動議の採決を阻む指導部の試みが失敗したことで、マッカーシー氏が解任される可能性が高まった。下院は3日午後にも議長解任動議の採決を行う見通しで、可決されれば米史上初めてとなる。

 共和党内では穏健派と保守強硬派の内紛が深刻化しており、マッカーシー氏が解任された場合、次期議長の選出が難航するのは必至だ。24会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成や対ウクライナ支援の遅滞といった悪影響が懸念される。

 議長解任動議は2日、共和党保守強硬派のゲーツ下院議員が提案した。マッカーシー氏が政府機関の一部閉鎖を避けるため、11月17日までの暫定的な「つなぎ予算」を民主党の賛同を得て成立させたことを批判。一方、指導部は解任動議を棚上げする議案を提出したが、民主党と共和党保守強硬派の一部が反対した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212。共和党から5人が「造反」すれば思うように議案を通せない状況で、議会運営を主導するマッカーシー氏は弱い立場に置かれてきた。【ワシントン秋山信一】

6867OS5:2023/10/04(水) 07:25:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a60908b0ec4f97397c505e98e789814c72a9d3b
米下院が共和党マッカーシー議長解任 史上初、党内強硬派の動議可決
10/4(水) 6:32配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で2023年10月3日、メディアと警察に囲まれてマッカーシー氏=AP

 米下院は3日、共和党トップのマッカーシー下院議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。下院は共和党が多数を握っているが、共和党内の強硬派が提出した動議に、民主党が賛同した。米メディアによると、下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。

 3日午後、下院は動議をめぐって採決し、解任への賛成216、反対210で可決した。下院(定数435、欠員2)は、共和党が221議席で、212議席の民主党をわずかに上回っている。通常なら共和党議長の解任動議は通らないが、共和党議員8人と民主党議員の大半が賛成し、一部議員は採決を欠席した。

 動議を提出したのは、下院共和党で20人あまりの強硬派の一人として知られるマット・ゲーツ下院議員。政府閉鎖をめぐる予算審議で、マッカーシー氏が予算切れとなる10月1日の前日、民主党と協力して暫定のつなぎ予算を成立させたことに不満を抱いていた。

 予算には共和党内強硬派が求めた大幅な歳出カットやメキシコとの国境警備の強化策が盛り込まれず、ゲーツ氏は採決前に議場で「マッカーシー氏は下院議長でありながら、重要な場面で立場を示さなかった」と訴えた。

朝日新聞社

6868OS5:2023/10/04(水) 08:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/21985c463edf48b516d82bd2bb2db58501572588
米下院、マッカーシー議長解任 史上初、共和内紛が引き金
10/4(水) 5:53配信
時事通信
 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を採決し、民主党を含む賛成216、反対210の賛成多数で可決した。

 米メディアによると、下院議長の解任は史上初。共和党の「内輪もめ」を発端とする下院の機能不全は極致に達した。

 強硬右派のゲーツ議員が2日、超党派の支持で成立したつなぎ予算を巡りマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議した。共和党主流派は解任取り下げ動議で対抗したが、否決された。

 解任に伴い、共和のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任するが、後任の議長が選出されるまで下院の議事進行は停止する。

 共和党では主流派と強硬右派の対立が深刻化しており、今年1月のマッカーシー氏の議長選出には15回もの採決を要した。後任選びも難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞る恐れがある。

6869OS5:2023/10/04(水) 10:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e85a09927440adc95c6754c2cefb105121fd94c
トランプ氏、共和内紛と距離 バイデン氏「議長選出急いで」
10/4(水) 7:27配信

時事通信
トランプ前米大統領=3日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】米連邦議会下院がマッカーシー議長の解任を巡り紛糾する中、トランプ前大統領は3日、自身のSNSに「なぜ内輪もめばかりして、米国を破壊している極左の民主党と闘わないのか」と投稿し、共和党の党内対立から距離を置く姿勢を示した。

 
 マッカーシー氏の解任動議を提出したのは、トランプ氏に近い共和党の強硬右派議員だった。トランプ氏は、党の混乱が有権者に負の印象を与えることを危惧したとみられる。トランプ氏は返り咲きを目指して来年11月の大統領選に出馬し、共和党の候補者指名レースで圧倒的優位に立っている。

 一方、ジャンピエール大統領報道官は3日、声明を発表し「米国が直面する喫緊の課題は待ってはくれない。バイデン大統領は早期に下院が議長を選出することを望んでいる」と述べた。

6870OS5:2023/10/04(水) 17:53:30
>下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく
www

https://news.yahoo.co.jp/articles/02bd87f526c2d4a94fcf7a6fad975fc05e9c7515
次期下院議長、米共和党にトランプ氏推す声 本人は内紛劇に不満
10/4(水) 16:14配信

毎日新聞
トランプ前大統領=AP

 米共和党のニールズ下院議員は3日、マッカーシー下院議長の解任を受けて「トランプ前大統領を次期下院議長に推す」と表明した。下院議長が現職議員でなければならないとの明文規定はなく、過去にもトランプ氏を議長に推薦する案が取り沙汰されたことがあった。


 米メディアによると、ニールズ氏は声明で「下院が再開した時には、まずトランプ氏を次期下院議長に推薦する。『米国第一主義』の実績があり、下院を再び偉大にするだろう」と述べた。ステューブ下院議員もX(ツイッター)で賛意を表した。

 トランプ氏は2024年11月の大統領選で返り咲きを目指しており、議長職に関心があるのかは不明だ。トランプ氏は、マッカーシー氏、解任動議を提案したゲーツ下院議員の双方と良好な関係を築いている。3日には自身のソーシャルメディアで「なぜ共和党はいつも身内で争っているのか。なぜ、米国を破壊している極左の民主党と戦わないのか」と内紛劇に不満を示した。【ワシントン秋山信一】

6871OS5:2023/10/04(水) 22:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/c61892ab0aedffebf3caa53f9d8dd17be0a8d064
少数強硬派、議会を翻弄 与野党の議席伯仲で力 米下院
10/4(水) 20:33配信
時事通信
米共和党のゲーツ下院議員(写真左)と解任されたマッカーシー前議長(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院共和党の深刻な内部分裂が3日、議長の解任という形で顕在化した。

【図解】2024年米大統領選の主な共和党立候補者

 解任を実現させたのは、わずか8人の強硬右派。民主、共和の議席が拮抗(きっこう)する中、キャスチングボートを握った少数の議員が影響力を増し、議会を混沌(こんとん)の渦に引きずり込んだ。

 「彼らは保守政治家ではない」。米議会史上初めて解任の憂き目に遭ったマッカーシー前議長は3日、強硬派への怒りをあらわにした。解任動議を提出したゲーツ議員を名指しし「注目を集めたいだけだ」と非難した。

 下院の混乱は、昨年の中間選挙で共和党が222議席を得て、213議席の民主党に僅差で勝利したことから始まった(現在は各党1議席減)。一握りの共和党議員が造反すれば法案は通らない。発言力を得た強硬派は今年1月の開会以降、事あるごとに非現実的な要求を突き付け、マッカーシー氏を振り回してきた。

 党執行部の頭を悩ませるのは、強硬派の動機が必ずしも歳出の大幅削減といった政策面に限らないことだ。政治専門紙ポリティコは、たびたびマッカーシー氏にかみつくゲーツ氏について「フロリダ州知事選出馬を狙い、目立とうとしている」との見方を紹介した。

 共和党は後任の議長選びを急ぐが、主流派からの人選はマッカーシー氏と同じ運命をたどる可能性がある。来年11月の大統領選と同時に行われる下院選まで、少数が多数を翻弄(ほんろう)する構図は続く。 


https://www.jiji.com/jc/article?k=2023100400171&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、史上初の議長解任 共和強硬派が動議―深まる混迷、後任選び難航か
2023年10月04日14時35分

 【ワシントン時事】米議会下院は3日、共和党の強硬右派が提出したマッカーシー議長(共和)の解任動議を賛成多数で可決した。米メディアによると、下院議長の解任は史上初。来週始まる後任の議長選びは難航が予想され、2024会計年度予算や、つなぎ予算から除外された対ウクライナ支援の審議が当面滞ることが懸念される。
米共和、党内対立が激化 下院議長の解任動議提出

 強硬右派のゲーツ議員が2日、先に成立したつなぎ予算を巡ってマッカーシー氏が民主党と協力したことを問題視し、解任を発議。民主党を含む216人が賛成し、210人が反対した。共和党からは、マッカーシー氏と対立する強硬派8人が賛成に回った。
 マッカーシー氏は採決後、記者団に「再び立候補するつもりはない」と表明。「わずか8人が議長をクビにできる制度は問題だ」と肩を落とした。解任に伴い、共和党主流派のマクヘンリー議員が臨時代理議長に就任したが、正規の議長選出まで下院の議事進行は停止する。
 共和党は10日に後任議長選出に関する会合を開く。候補にはマクヘンリー氏のほか、スカリース院内総務、エマー院内幹事ら共和党執行部の名前が挙がるが「本命」は不在だ。同党では主流派と強硬派の対立が先鋭化し、1月のマッカーシー氏の議長選出に際しては15回もの採決を要した。強硬派は執行部からの人選に難色を示すとみられ、議会の混乱が長期化する恐れもある。
 マッカーシー氏の解任を巡っては、民主党が条件付きで救済に動くという観測もあった。しかし、マッカーシー氏がバイデン大統領の弾劾訴追の調査を指示するなど敵対的な態度を続けてきたこともあり、民主党議員の大勢は「彼を助けるつもりはない」と解任を支持。同党下院トップのジェフリーズ院内総務は、声明で「共和党が過激な右派と決別できないなら、解任に賛成する」と突き放した。
 マッカーシー氏は1月、議長選出と引き換えに、解任の発議条件を議員1人に引き下げる規則改正に合意。少数の強硬派の発言権が強まっていた。

6872OS5:2023/10/04(水) 23:00:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/3915c5f941946fa5d4140dac2ebaf1e06ccb78cd
米下院議長解任劇 少数の強硬派牛耳る 標的はウク支援?
10/4(水) 18:15配信


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産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】マッカーシー米下院議長の解任は、身内の野党・共和党内でマッカーシー氏に反旗を翻した保守強硬派が主導した。極端な歳出削減を掲げる強硬派の最大の標的は、膨張するウクライナ支援だ。バイデン大統領は「議会の大多数は支援継続を支持している」と強調するが、追加支援の可否に同派の影響力が強まるのは必至。露軍への反攻を続けるウクライナと欧州同盟国に不安が広がっている。

史上初の下院議長解任に動いた保守強硬派のゲーツ議員は「これで終わりではない」とし、自派の意向通りに歳出削減を進める次期体制を目指すと強調した。

採決で投じられた賛成票は民主208、共和8の計216。210の反対票を僅差で上回った。民主党議員の大部分が解任を支持したが、決定打となったのは共和党の造反議員だ。下院の共和議員数のわずか3・6%が、大統領職の継承順位で副大統領に次ぐ要職にいたマッカーシー氏を退任に追いやったことになる。

前代未聞の解任劇に結び付いた〝仕掛け〟は1月、マッカーシー氏が15回目の議長選で当選した際に仕組まれた。反対を続けたゲーツ氏ら強硬派との取引で、マッカーシー氏は「1人だけで解任動議を提出できる」と規則を緩和。9月30日に可決されたつなぎ予算案の審議で同氏の指導力に見切りをつけたゲーツ氏が1人で動議を突き付けた。

「世界中が(米議会を)見ている」。米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見で指摘した。バイデン政権は議会に10月からの3カ月間を対象に計240億ドル(約3兆5千億円)のウクライナ向け追加予算を申請したが、宙に浮いたままだ。

最新の米紙ワシントン・ポストの世論調査で、共和党支持層の58%は「米国は支援し過ぎ」と回答した。同党の保守強硬派はウクライナ向けから、メキシコ国境警備向けにお金を回して不法移民の記録的流入を阻止すべきだ主張する。次期議長もこうした声を無視できまい。

議会承認なしに大統領の権限で武器供与に使える予算は残り50数億ドル。カービー氏は賄える期間について「戦況や支援規模、必要な能力のいかんによる」と指摘した。その上で、このまま支援予算を確保できなければ、米国の支援は2カ月程度しかもたないとの見通しを明らかにした。「戦闘が続く限り支え続ける」と3日の電話会議で同盟諸国に訴えたバイデン氏の約束も議会の動向次第となる。

6873OS5:2023/10/04(水) 23:25:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/b02cce85be21d346e41febc4c51571fb0f125aa9
マッカーシー下院議長、6票差で史上初の解任…共和党から8人が「賛成」
10/4(水) 11:53配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院(定数435、欠員2)は3日、共和党のケビン・マッカーシー議長の解任を求める動議を賛成多数で可決した。共和党の保守強硬派議員が提出した動議を民主党が支持した。米国で下院議長の解任動議が可決されたのは史上初めて。新議長の選出は難航するとの見方が出ており、米議会の混乱が一層深まる可能性がある。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 動議は、保守強硬派の代表格マット・ゲイツ議員が、2日に提出した。ゲイツ氏は、マッカーシー氏が政府閉鎖を回避するための暫定予算(つなぎ予算)成立で民主党と協力したことに激しく反発していた。

 採決では、動議への賛成が216、反対210だった。7人は投票しなかった。つなぎ予算では協力を受けた民主党だが、マッカーシー氏への不信感は根強く208人が賛成した。221議席で多数派の共和党はゲイツ氏ら8人が賛成に回った。

3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 米メディアによると、下院本会議で議長の解任動議が採決されたのは1910年以来で、この時は否決された。

 議長選は11日に行われる見通しだ。採決後、ゲイツ氏は記者団に「マッカーシー氏よりも優れた議長を選ぶことが米国のためだ」と述べた。マッカーシー氏は解任後の記者会見で再出馬を否定した。新議長の有力候補は不在で、選出には曲折が予想される。

 下院議長の解任は、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援に影響する恐れがある。民主、共和両党は、9月30日につなぎ予算を成立させ、政府機関の一時閉鎖を辛うじて回避したが、つなぎ予算でウクライナ支援は除外され、取り扱いは不透明なままになっている。新議長の方針次第では追加予算の成立は困難になる。2024会計年度(10月1日開始)の予算審議にも響く可能性がある。

 ホワイトハウスは3日の声明で「我が国が直面している課題は待ったなしだ。バイデン大統領は、下院が速やかに議長を選出することを望んでいる」と訴えた。

 今年1月に議長に就任したマッカーシー氏は、大幅な歳出削減や国境警備の強化などを求める保守強硬派の造反に当初から直面してきた。議長には15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。

6874OS5:2023/10/04(水) 23:33:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/aecab1af35a35aa6b7ef3f0d9d047f798803574b
解任マッカーシー下院議長「後悔ない」、議長選での譲歩が命取り…140年間で最も短命に
10/4(水) 23:12配信
読売新聞オンライン
3日、解任後に記者会見に臨んだマッカーシー氏=AP

 【ワシントン=淵上隆悠】ケビン・マッカーシー米下院議長の解任劇は、野党・共和党の混迷ぶりを露呈する結果となった。後任の議長選は11日に行われる見通しだが、難航は必至だ。米議会は、下院議長不在という異例の事態に直面している。

 「正しいと信じることのために職を失うなら、心は穏やかだ」

 議長解任が決まったマッカーシー氏は3日、記者会見で吹っ切れた表情で語った。予算切れに伴う政府機関の一部閉鎖を避けるため暫定予算(つなぎ予算)を民主党と協力して成立させたことについては「米国民のためだった」と胸を張った。結果的に党内から解任動議を提出されるきっかけになったが、「後悔していない」と言い切った。

3日、マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 一方で、解任動議で賛成に回った同僚議員8人については、「共和党議員の4%が民主党と一緒になって下院共和党のトップが誰になるのか指図できてしまう」と非難した。

 1月の議長選で、マッカーシー氏は保守強硬派の造反に遭い、15回目の投票でようやく選出された。この際、議長解任動議を議員単独で提出できる規則改正で譲歩しており、これが命取りとなった。米CNNによると、マッカーシー氏の議長在職日数は269日で、この約140年間で最も短いという。

 先鋭化する共和党の内部対立について、トランプ前大統領も3日、SNSで困惑を吐露した。

 採決では、民主党が解任に反対票を投じる可能性も取り沙汰されたが、実現しなかった。保守強硬派に配慮せざるを得ないマッカーシー氏に対し、根強い不信感があるためだ。民主党下院トップのハキーム・ジェフリーズ院内総務は採決前に発表した声明で、「下院共和党は組織が麻痺(まひ)している。共和党の責任で内戦を終わらせるべきだ」と突き放した。

 新議長候補には、共和党下院ナンバー2のスティーブ・スカリス院内総務や、保守強硬派の信頼が厚いジム・ジョーダン議員らの名が挙がっているが、本命は不在だ。マッカーシー氏の路線を踏襲する候補には保守強硬派が抵抗し、再び議長選が混乱に陥る可能性がある。

6875OS5:2023/10/06(金) 07:27:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/16476ce261f252aa4f0128b202b8f98327728a5e
主流派、右派2氏が出馬表明 下院議長選へ米共和
10/5(木) 7:23配信


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時事通信
米共和党のスカリス下院院内総務=7月18日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院のマッカーシー前議長(共和)が解任されたことを受け、共和党主流派のスカリス院内総務と、右派のジョーダン司法委員長の2氏が4日、議長選への立候補を表明した。

【写真】米下院共和党のジョーダン司法委員長

 共和党は11日にも議長選の投票を行う日程を描くが、選出に必要な過半数の票を得られるかは両氏ともに不透明だ。

 スカリス氏(ルイジアナ州)は、マッカーシー氏に次ぐ党下院ナンバー2。4日の声明で同党主流派と右派の分断に触れ、「党の深い傷を癒やし、われわれを頼りにする国民のために働く時だ」と融和を訴えた。

 一方、ジョーダン氏(オハイオ州)は司法委員長としてバイデン大統領の次男ハンター氏の疑惑調査などを主導。移民増対策を優先事項に掲げ、ウクライナ支援に反対するなど強硬右派の支持を得やすい。

6876OS5:2023/10/06(金) 17:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/13944fae971db3a4b2288bad232c13529f02bd72
トランプ氏、右派候補に支持表明 下院議長選で影響力誇示 米
10/6(金) 14:25配信

時事通信
トランプ前米大統領=4日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は6日、マッカーシー前下院議長(共和党)の解任に伴う次期議長選について、先に立候補を表明した同党右派のジョーダン司法委員長への推薦を表明した。

 「彼は素晴らしい議長になる。完全に支持する」とSNSに投稿した。共和党支持層に圧倒的な人気があるトランプ氏の「介入」は、議長選の行方を大きく左右しそうだ。

 支持表明には、来年11月の大統領選をにらみ、党内への影響力を誇示する狙いがある。トランプ氏はこれまで「私が米国を再び偉大にするのを助ける議長を選ぶためなら、必要なことは何でもする」と語っていた。

 ジョーダン氏は司法委員長として、トランプ氏に対する数々の刑事捜査の「検証」を主導。バイデン政権には「司法を政治利用している」と批判の先頭に立ってきた。対ウクライナ支援に否定的な姿勢でも知られる。次期議長選にはジョーダン氏のほか、より穏健な共和党主流派のスカリス院内総務が名乗りを上げている。

6877OS5:2023/10/08(日) 21:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d68a04f71a9d26b77754e4d41b67c5a9d45c5b82
トランプ氏、キングメーカー狙う 下院議長に自派のジョーダン氏推薦
10/7(土) 14:43配信
毎日新聞
法廷を離れる際に発言するトランプ前米大統領=ニューヨーク市で2023年10月4日、AP

 米共和党のトランプ前大統領は6日、連邦下院の次期議長に同党のジョーダン下院司法委員長を推すと表明した。下院多数派の共和党は前議長の解任で空席となった議長候補の選任を進めており、現指導部からナンバー2のスカリス院内総務も名乗りを上げているが、党内に影響力を持つトランプ氏の推薦はジョーダン氏に追い風となる。トランプ氏には「キングメーカー」として下院への影響力を強める狙いもある。

【図解】トランプ前米大統領を巡る「四つの事件」

 トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「ジョーダン氏は犯罪や国境、軍事、憲法修正2条(銃所持の権利)といった問題に強い。偉大な議長になるだろう」と述べた。ジョーダン氏はトランプ派の代表格の一人で、トランプ氏の大統領退任後も政治集会にたびたび招かれるなど良好な関係を築いている。

 下院では民主党のバイデン大統領の弾劾訴追に向けた審査が進行中で、トランプ氏は2024年大統領選でのバイデン氏との対決を見据えて、下院の議会運営を背後から操りたい思惑もあるとみられる。

 下院議長は現職議員であることが要件となっておらず、共和党内にはトランプ氏の議長就任を期待する声もあったが、トランプ氏は大統領選に集中する構えだ。反トランプ派からは、四つの刑事事件で起訴されたトランプ氏の議長選出馬は「禁錮2年以上の有罪になる可能性がある事件で起訴された場合、指導部に就けない」とする党下院の内規に抵触するとの指摘も出ていた。

 一方、共和党穏健派の下院議員ら45人は6日、保守強硬派のゲーツ下院議員が提出した動議が可決されてマッカーシー前議長が解任されたことを受けて、「各議員が単独で議長解任動議を提出できる」という規則の廃止を求めた。マッカーシー氏が今年1月の議長選で保守強硬派の協力を得るために4年ぶりに復活させた規則だが、保守強硬派が解任動議提出をちらつかせて議会運営に圧力をかけてきた経緯があり、穏健派は「議会の安定性を損ねる」と懸念していた。

 米メディアによると、次期議長にはジョーダン、スカリス両氏以外に、保守派議連「共和党研究委員会」のトップ、ハーン下院議員も出馬を検討している。保守系のFOXニュースで9日に3氏の合同インタビューが行われると6日にいったん発表されたが、党内から「議長候補選任は党内部で進めることだ。同僚議員に話す前にテレビで話すのはおかしい」と異論が相次ぎ、キャンセルされた。

 下院共和党は10〜11日に議長候補の演説会や選挙を実施し、候補の一本化を図る方針だ。その後、民主党議員も含めた下院議員の投票で「棄権を除く有効投票の過半数」を獲得すれば議長に選任される。ただ、1月の議長選では保守強硬派が、党内手続きを経た後もマッカーシー氏の選出に反対し、決着まで15回の投票を要した。【ワシントン秋山信一】

6878OS5:2023/10/10(火) 07:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ded8b55da86c0be666e3a90601692bec5e62336
ケネディ氏、無所属での出馬表明 与野党票流出、行方左右も
10/10(火) 4:02配信


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共同通信
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=9月15日、米ロサンゼルス(ゲッティ=共同)

 【フィラデルフィア共同】2024年米大統領選で民主党の指名獲得を目指していた弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏が9日、無所属での出馬を表明した。一定の人気を得てきた候補の方針転換で、民主、共和両党の候補から票が流出し、選挙戦の行方を左右する可能性もある。

 ケネディ氏は1963年に暗殺されたケネディ大統領のおい。再選を目指す民主党バイデン氏、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏と三つどもえの争いになった場合、有権者の14%が「投票する」との世論調査結果が今月出ている。

 ケネディ氏は演説で「国民の期待を裏切り、分断を増幅させてきた政治エリートから独立を宣言する」と述べた。

6879OS5:2023/10/10(火) 19:59:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f591d54753a2a4d416a1c8c47ff2b07afc7e1366
米大統領選に無所属から出馬 ケネディ氏が民主党を離党
10/10(火) 16:12配信

AP通信
フィラデルフィア、ペンシルベニア州、10月10日 (AP) ― 長年環境問題に取り組んできた弁護士で、「反ワクチン」論者のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)が10月9日、米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで開かれた大統領選挙に向けた集会で、先に立候補を表明した民主党から、無党派に転じると宣言して、注目を集めている。
 当地の独立記念館で行われた演説で、暗殺されたケネディ元大統領のおいであり、同じく暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官の息子であるケネディ・ジュニア氏は、大企業やメディア、2大政党から独立すると宣言。
 「そのためには、まず自身の独立を宣言。民主党とその他の政党からの独立をしなければならない」と述べた。
 ケネディ・ジュニア氏、政界で最も有名な民主党一族の一人であるが、共和党からの好感度は民主党より高い。
 しかし、同氏がトランプ前大統領と戦うことになる大統領選挙で、共和党の支持が反映されるかどうかは不明だ。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

6880OS5:2023/10/10(火) 21:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/744bd83a52b7b85c4ace5d7ba699f8197202c24dトップ空席、動けぬ議会 イスラエル支援へ前議長復帰説も 米
10/10(火) 20:33配信


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時事通信
マッカーシー前米下院議長=7月27日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が激化する中、米議会の機能不全が露呈している。

 同盟国イスラエルへの支持では超党派で一致するが、下院は先週解任されたマッカーシー前議長(共和)の後任が不在のため、既に決まった分を超える軍事支援の承認手続きができない。緊急措置として、マッカーシー氏の復帰説も浮上している。

 マッカーシー氏は9日、急きょ記者会見を開き、ハマスに拉致された米国民の保護やイスラエルへの強力な支援をバイデン大統領に求めた。解任直後は議長選に出馬しない意向を表明していたが、議長復帰について問われると「会派が決めることだ」と述べ、排除しない考えを示した。

 マッカーシー氏は先週、下院多数派の共和党の内紛で議長を解任された。下院では立法作業が止まり、つなぎ予算から外れた対ウクライナ支援の審議も宙に浮いている。

 議長選には、共和党下院ナンバー2のスカリス院内総務と右派のジョーダン司法委員長が立候補したが、いずれも選出に必要な過半数の票を確保できていないとされる。同党は11日に議長候補を選ぶ党員投票を行うが、すんなりと決まるかは不透明だ。

6881OS5:2023/10/11(水) 14:07:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab3396f39a85153726e4420128984975cfa5e891
米下院議長選 共和の候補選出は一騎打ちに 調整難航の可能性も
10/11(水) 13:17配信

毎日新聞
下院議長選について記者団に話す共和党のスカリス院内総務(左)=米ワシントンで2023年10月10日、AP

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は10日、マッカーシー前議長解任に伴う次期議長選に向けた聴聞会を非公開で開き、現指導部ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン下院司法委員長が議員らに支持を訴えた。米メディアが報じた。11日に議員団の非公開の投票によって議長候補を選出する見通しだ。


 ただ、下院(定数435、欠員2)は共和党221、民主党212と議席差が小さい。全議員の投票による議長選では、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。多数派の共和党から数人が同党の議長候補以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)に届く候補が出ない事態になる。議長候補が党内の結束を図れるかどうかが鍵で、調整が難航する可能性もある。

 スカリス、ジョーダン両氏とも党内保守派で、中道寄りの穏健派に支持を広げることが課題になる。スカリス氏は党下院指導部の経験が長く、議会運営にも知見があるが、8月に血液のがんと診断されたことを公表しており、健康不安を抱える。

 一方、ジョーダン氏は保守強硬派の「フリーダム・コーカス(自由議員連盟)」の創設メンバーの一人で、トランプ前大統領の支持も得ている。だが、「つなぎ予算」の期限切れが11月中旬に迫り、政府機関の一部閉鎖を回避するために民主党と協力する必要がある中で、ジョーダン氏の対決色の強さを心配する声もある。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に解任され、議事が停滞している。パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援を急ぐため、バイデン政権は早期の議会正常化を求めている。【ワシントン秋山信一】

6882OS5:2023/10/11(水) 21:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f99be85d33dc17962dea88b690df5bf20cad910
米下院議長候補指名へ 混迷か結束か 問われる共和党
10/11(水) 19:29配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米野党共和党のマッカーシー下院議長が党内の保守強硬派の造反により解任されたことを受け、共和党は11日午前、投票で議長候補を指名する。下院多数派の同党候補が決まれば同日中に本会議の選挙で選出される見込み。イスラム原理主義組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を受け、議会の団結を求める声がある一方、混迷が続く可能性もある。

立候補しているのは党下院ナンバー2のスカリス院内総務とジョーダン議員。スカリス氏は党穏健派の筆頭格で党内融和を訴える。ジョーダン氏は保守強硬派の「自由議員連盟」に所属し、今回トランプ前大統領の推薦を受けた。マッカーシー氏の復帰を推す声もあるが、同氏は情勢を見極めているとみられる。

下院議席数は共和221、民主212。米メディアによると、本会議での選出を確実にするため、党内での指名投票は勝者が下院議員の過半数に相当する217票を獲得するまで続けられる。

議長職をめぐっては1月、マッカーシー氏が党内強硬派の反対を浴び、15回目の投票でようやく選出された経緯がある。その一人のゲーツ議員が今月2日、マッカーシー氏の解任を求める動議を提案。採決でゲーツ氏ら強硬派の8人が民主党とともに賛成に回った。

議会は政府機関閉鎖を回避するため、現在のつなぎ予算が期限切れとなる11月中旬までに、2024会計年度本予算案か新たなつなぎ予算案を成立させる必要がある。9月末に成立した現つなぎ予算は下院共和党の一部の反対でウクライナ支援が除外された。

6883OS5:2023/10/12(木) 07:38:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/996eee3d077185ae83954fc679775bfa6a15e913
米共和党、下院議長にスカリス氏指名 トランプ氏推薦候補は敗れる
10/12(木) 7:08配信

朝日新聞デジタル
2023年10月11日、米共和党内の投票で下院議長候補への指名を受け、記者団の取材に応じるスカリス院内総務=ロイター

 解任された米下院議長の後任選びに向けて、下院で多数派を握る共和党は11日、党内で投票を実施し、党主流派のスカリス院内総務を下院議長候補に指名した。今後は下院本会議での投票に移るが、就任に必要な過半数の確保に向けて党内が一致できるかはまだ不透明だ。


 米メディアによると、スカリス氏は党内の投票で113票を獲得した。トランプ前大統領の推薦を受けていた右派のジョーダン司法委員長は、99票にとどまった。

 本会議での投票も11日に予定されていたが、共和党は延期を決定。2人の候補に割れた党内をまとめるために、協議を続けている。本会議での投票がいつになるかは未定。

 下院本会議(定数435、欠員2)では、議長選出に過半数となる217票が必要だ。民主党(212議席)は党下院トップのジェフリーズ氏に投票するため、スカリス氏は共和党(221議席)のうち217票を確保する必要がある。

朝日新聞社

6884OS5:2023/10/12(木) 10:38:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/278ced1821016a3994c6ea15a3b765dbdd4f45fe
アメリカ下院議長選 共和党、候補にナンバー2選出も調整難航
10/12(木) 9:55配信
毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は11日、次期議長候補に現指導部ナンバー2で保守派のスカリス院内総務を選出した。ただ、民主党も含めた全下院議員の投票による議長選では、共和党のほぼ全員が支持しなければ当選ラインには届かない。議長選の日程は未定。党内の調整は難航しており、スカリス氏が当選に必要な支持を確保できるかどうかも不透明だ。


 米ABCニュースによると、スカリス氏は非公開で行われた党議員団の投票で113票を獲得し、トランプ前大統領からも支持を受けたジョーダン下院司法委員長の99票を上回った。8人は他の候補に投票し、3人は棄権した。

 下院はマッカーシー前議長が今月3日に動議可決で解任された後、議長不在で議事が停滞。2024会計年度(23年10月〜24年9月)の予算編成、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスと戦闘中のイスラエルへの支援、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援など懸案がたまっている。スカリス氏は会合後、「早く問題を解決して、下院を再開させなければならない」と記者団に述べ、党内の支持固めを急ぐ考えを示した。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、民主党は党下院トップのジェフリーズ院内総務を推す方針だ。全員が投票した場合、共和党議員のうち5人がスカリス氏以外を推せば、当選ライン(棄権を除く有効投票の過半数)を超える候補が出ずに投票はやり直しになる。

 CNNによると、ジョーダン氏は議長選でスカリス氏に投票する方針だが、少なくとも数人は「議長選でもジョーダン氏に投票する」と述べた。前議長のマッカーシー氏に投票するとしている議員もいる。【ワシントン秋山信一】

6885OS5:2023/10/13(金) 11:58:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c858f820245238383766547204e0e650aadf9228
米下院議長選で共和指名のスカリス氏が本選撤退表明 分裂と混迷なお
10/13(金) 10:13配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米メディアによると、野党共和党のマッカーシー下院議長の解任を受けて共和党下院議員団の投票で11日に議長候補に指名された党ナンバー2のスカリス院内総務(58)が12日、議長選からの撤退を表明した。スカリス氏はジョーダン下院司法委員長(59)との接戦を制したが、本会議での選出に必要な過半数を党内で確保できず出馬を断念したとみられる。

党内の保守強硬派の造反で今月3日に解任に追い込まれたマッカーシー氏の後任選びは白紙に戻り、共和党内の分裂と議会の混迷は続く見通しとなった。

穏健派の筆頭格で「党内融和」を唱えたスカリス氏は11日の投票で、保守強硬派の「自由議員連盟」に所属しトランプ前大統領の推薦を受けたジョーダン氏を僅差で抑え、指名を受けた。

下院議席(435)の構成は共和221、民主212、欠員2で、本会議の議長選を勝利するには過半数217票が必要。スカリス氏は共和単独での選出を確実にするためジョーダン氏の支持議員に結束を呼び掛けてきたが難航。このまま本選に進んでも、一度の投票で勝者が決まらず混乱は避けられないと判断したとみられる。

イスラム原理主義組織ハマスの攻撃を受けたイスラエル向けの追加予算に向けた協議が急務だが、議事運営に強力な権限を持つ議長不在で下院は法案審議や採決ができない状態だ。

スカリス氏は「下院は議長を選んで再開する必要があるが、克服しなければならない分裂がまだ続いている」と語った。

6886OS5:2023/10/13(金) 17:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信


読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6887OS5:2023/10/16(月) 08:24:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd41d25b1b9dd9bf40fd0c4018ca5c6d8473a4e2
米下院議長選は振り出しに、異常事態の出口見えず…共和党・スカリス氏撤退
10/13(金) 17:13配信

読売新聞オンライン
スカリス氏=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院共和党のスティーブ・スカリス院内総務は12日、議長選からの撤退を表明した。党内選挙で議長候補に選ばれたが、本選で必要な票を固められなかった。共和党の内部対立に端を発した議長不在の異常事態は、出口が見えなくなっている。

【写真】マッカーシー議長の解任動議を可決した米下院=テレビ映像から、ロイター

 党内保守強硬派の反発で解任されたケビン・マッカーシー氏に次ぐナンバー2のスカリス氏は、党の非公開会合で議長候補の指名辞退を伝えた。その後、記者団に対し、「それぞれの思惑を横に置き、この国が必要としていることに集中すべきだ」と述べ、不満をあらわにした。

 米メディアによると、11日に行われた党内選挙で、スカリス氏は113票を獲得。保守強硬派らの支持を受けたジム・ジョーダン司法委員長は99票だった。現在の下院の構成は共和党221議席、民主党212議席、欠員2議席で、議長選で全員が投票した場合の選出ラインは217だ。造反を4人以下に抑える必要があったスカリス氏は、説得に奔走したが、保守強硬派を中心に約20人が応じなかったという。

 スカリス氏の撤退で、議長選びは振り出しに戻った。下院の機能不全が長引けば、ロシアの侵略を受けるウクライナへの軍事支援や、イスラム主義組織ハマスに攻撃されたイスラエルへの支援にも影響が出そうだ。

6888OS5:2023/10/18(水) 09:50:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0f529c7485ae44b7f7b2da2e06337e167dab43
米下院議長選、初回投票で決着せず 共和党右派候補に対し造反相次ぐ
10/18(水) 6:19配信

朝日新聞デジタル
ワシントンの連邦議会で17日、下院議長選の1回目の投票で過半数を獲得できなかったジョーダン司法委員長=AP

 米下院は17日、解任された議長の後任を選ぶ投票を実施した。だが、多数派を握る共和党内で後任候補に指名されたジョーダン司法委員長は過半数の支持を獲得できず、最初の投票で議長は選出されなかった。

 共和党議員らは現在、造反した議員の説得にあたっているが、決着する見通しはたっていない。2回目の投票は18日にある。

 下院本会議(定数435、欠員2)での1回目となる17日午後の投票では、民主党の全議員が投票した党下院トップのジェフリーズ氏が212票を獲得。共和党はジョーダン氏が200票、スカリス院内総務が7票、マッカーシー前議長が6票、他に複数人が数票だった。下院議長の選出には過半数の得票が必要だが、現時点では誰も届いておらず、投票はやり直しになる。

 ジョーダン氏はトランプ前大統領の推薦を受けている党内右派で、議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設メンバー。この議連に所属する議員たちが、強硬な保守政策を求めて党主流派と対立し、マッカーシー氏を議長の座から追いやった経緯がある。

朝日新聞社

6889OS5:2023/10/19(木) 14:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信


産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6890OS5:2023/10/19(木) 16:01:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba133da34f96d21bbf498db7fa85ac13f54a5e92
米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票でも敗北 共和党内から強い反発
10/19(木) 14:22配信
CNN.co.jp
マクヘンリー臨時議長(左)と話をするジム・ジョーダン議員=18日

(CNN) 米下院は18日、空席となっている下院議長を選ぶ2回目の投票を実施した。共和党内で議長候補に指名されたジム・ジョーダン議員はまたも選出に必要な票を獲得できず、前日に行われた第1回投票を下回る得票数に終わった。

【映像】米下院議長選、ジョーダン氏は2回目投票で票数減る

ジョーダン氏は敗北後、引き続き議長選にとどまる意向を表明した。下院は米東部時間19日正午に3回目の投票を実施するとみられている。議長不在の下院は実質的に機能停止状態。国外で紛争が勃発し、国内では来月に政府閉鎖に陥る可能性も浮上する中、不安定な状況が続く。

トランプ前大統領はジョーダン氏への支持を表明していた。保守派のジョーダン氏が支持集めに苦慮する状況は、下院議長選におけるトランプ前大統領の影響力の限界も浮き彫りにしている。

危機打開の道を模索するよう共和党議員に求める声が強まる中、一部では共和党のマクヘンリー臨時議長の権限を拡大する動きも出ている。ただ、この動きには異論もあり、共和党議員の立場は割れている。

17日の第1回投票では、下院共和党の20人がジョーダン氏に造反した。18日には造反者が22人に増え、ジョーダン氏への反発が強まっていることを示した。新たにジョーダン氏に造反した共和党議員は4人で、2人が支持に転じた。

下院共和党の議席は過半数をわずかに上回る状況で、ジョーダン氏は数票しか失う余裕がない。造反者が多い現状では、議長職ははるか手の届かないところにある。

本会議の採決で2度目の敗北を喫した後、ジョーダン氏は引き続き議長就任をめざす意向を示した。

「次回の投票がいつになるかは分からないが、同僚と協議を続けたい」「議員と話をしながら引き続き取り組んでいく」(ジョーダン氏)

ジョーダン氏は賛否が分かれる人物で、票集めが難航する要因になっている。トランプ氏の忠実な支持者で、強硬派の議員連盟「フリーダム・コーカス」の創設を支援。下院司法委員会の委員長として、下院共和党が主導する調査のキーパーソンにもなっている。

6891OS5:2023/10/19(木) 21:22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/414f8cd913bfbf53c6a99d6c4e22e0049ef8e646
米下院議長選 造反増でトランプ派候補2日目も失敗
10/19(木) 10:58配信
産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米下院は18日の本会議で、マッカーシー前下院議長の解任に伴う2回目の議長選を行った。多数派の野党共和党の候補でトランプ前大統領が推薦するジョーダン下院司法委員長(59)は前日に続き必要な過半数を獲得できなかった。造反票は増え、選出の見通しは一段と厳しくなり、機能停止の打開策を模索する動きも出てきた。

下院(定数435)の構成は共和221、民主212、欠員2。選出には過半数217票が必要だが、この日ジョーダン氏に入ったのは199票。他候補に投じられた党内造反票は22票と前日より2票増加し、根深い党内対立を浮き彫りにした。民主党は全員がジェフリーズ院内総務(53)に投じた。

19日に3回目の投票が実施されるかは不透明。3日にマッカーシー氏が解任され2週間以上が経過し、共和党内では議長代行を務めるマクヘンリー議員(47)に議長として実質的な権限を与える暫定案が浮上。関連動議の承認が必要だが、民主党の指導部も同案に前向きな姿勢を示しているという。

バイデン大統領は週内にもイスラエルやウクライナ向け軍事支援で大型の追加予算案を議会に要請する見通しだが、議長不在が続けば審議に遅れが生じる。

6892OS5:2023/10/20(金) 22:09:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4d4989ae105bdbc5a1f863202ee67fa631686ad
米下院共和、統治不全 議長選強行も造反想定
10/20(金) 20:32配信

時事通信
米下院議長候補のジョーダン氏(中央)=19日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領がウクライナやイスラエルへの支援を切実に呼び掛ける中、予算編成権を持つ議会では、下院の多数派を握る共和党の内部対立に収拾がつかず「統治不全」に陥っている。

 同党は20日、空席となっている議長選出のため3回目の投票を強行する予定だが、多数の造反が想定され選出のめどは立たない。

 「私は勝つ」。共和党右派のジョーダン候補は19日、記者団にこう強調し、議長選からの撤退を否定した。同党は3日に解任されたマッカーシー前議長の後任選びを急いでいるが、今週2回行われた投票では主流派20人超が造反し、ジョーダン氏の選出を阻んだ。

 造反した議員や家族には、ジョーダン氏の支持者から殺害予告を含む脅迫や嫌がらせが殺到。19日の党会合では主流派と右派が怒号を交わし、ののしり合う騒ぎとなった。双方は態度を硬化させ、亀裂は深まる一方だ。

 状況が悪化する中、19日にはマクヘンリー臨時代理議長に立法に関する権限を一時的に付与し、議長選を先送りする案が浮上。米メディアによるとジョーダン氏もいったんはこれに同調したが、同氏の支持基盤である強硬右派が猛反発した。同氏は退路を断たれ、再び採決に臨むほかなくなった。

6893OS5:2023/10/21(土) 07:05:46
8467 OS5 2023/10/20(金) 22:10:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101900170&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
下院議長選、2度目も結論出ず 臨時議長の権限強化案が浮上―米
2023年10月19日06時05分

18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)
18日、ワシントンで、米議会下院のマクヘンリー臨時代理議長(左)と話すジョーダン下院議員(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は18日、空席となっている議長選出に向けた2回目の投票を実施した。1回目の投票に続いて多数派の共和党から造反が相次ぎ、共和、民主いずれの候補も選出に必要な過半数を得られなかった。共和党右派のジョーダン候補に対する同党の造反は初回よりも増え、状況は悪化した。

 議長選出が暗礁に乗り上げる中、下院では一定期間に限り、マクヘンリー臨時代理議長の権限強化を求める声も上がる。臨時代理議長は新議長選出の議事進行を行うためのポストで、立法に関する権限は与えられていない。
 投票結果は、ジョーダン氏が199票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が22票だった。議長選出には、出席議員433人の過半数である217票を獲得する必要があった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101800302&g=int
米下院、議長選出ならず 共和穏健派20人が造反
2023年10月18日07時19分

米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)
米連邦議会議事堂=ワシントン(AFP時事)


 【ワシントン時事】米下院は17日、マッカーシー前議長(共和)の解任を受けた議長選を実施したが、いずれの候補も出席議員の過半数を得られず、選出に失敗した。多数派・共和党から立候補した右派のジョーダン司法委員長に、同党の穏健派20人が造反した。議長空席が2週間に及ぶ議会は、混迷の度合いを一層深めている。

 下院(定数435、欠員2)の現有議席は共和党221、民主党212で、議長選出には過半数の217票が必要。この日の投票結果はジョーダン氏が200票、民主党のジェフリーズ院内総務が212票、その他が20票で、1人が欠席した。その他の20票には、マッカーシー氏やスカリス院内総務ら、共和党主流派の名が並んだ。

6894OS5:2023/10/23(月) 21:52:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/24d1bbdd05bffc2b236191ea83cf1125929deaec
米下院議長選、9候補乱立 共和党票分散、不透明に
10/23(月) 15:30配信

共同通信
共和党の会合を終えたエマー院内幹事=19日、米ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院議長選で、多数派を握る下院共和党のナンバー3、エマー院内幹事や、保守的な議員連盟を率いるハーン議員ら9人が23日までに出馬を表明した。候補乱立で票が分散するとみられ、選出に必要な過半数の票を得られる候補者が出るかどうかは不透明な状況だ。

 下院はマッカーシー前議長が3日に米史上初めて解任されて以降、議長が不在。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で中東の緊張が高まる中、バイデン大統領が要請するイスラエル支援などの緊急予算を審議できない異常事態が続く。

 共和党は23日、候補者を集めて非公開の聴聞会を開催する。

6895OS5:2023/10/25(水) 14:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a691bef0f814feb6684af5f9b2c1e7c37c622ac6
「堂々巡り」の米下院議長選 共和党4人目候補決まるも混乱続く
10/25(水) 11:18配信
毎日新聞
米連邦議会議事堂=2022年7月、西田進一郎撮影

 米連邦下院で多数派の共和党議員団は24日、次期議長候補に現指導部ナンバー3のエマー院内幹事を選出した。米メディアが報じた。しかし、下院議員に一定の影響力を持つトランプ前大統領らが異論を唱え、エマー氏は議長候補選出から数時間後に出馬を断念。党議員団は24日夜、今度は党下院のジョンソン議員総会副議長を議長候補に選出した。マッカーシー前議長の解任後、議長候補に選ばれたのは4人目となる。


 民主党も含めた議員の投票による議長選で当選するには、共和党議員のほぼ全員の支持が必要となる。過去3人の議長候補はいずれも党内の内紛を収められずに挫折しており、ジョンソン氏の支持固めも難航は必至だ。共和党が「堂々巡り」から抜け出せない中、3週間以上にわたって議長不在が続いている。

 米メディアによると、ジョーダン下院司法委員長が20日に議長候補を降ろされた後、計9人が次期議長に名乗りを上げた。途中で断念した2人を除き、エマー氏が選ばれた24日の議員団の投票(非公開)の際には7人が立候補。過半数の支持を得る候補が出るまで、最下位の候補を脱落させながら投票を繰り返す方式で、エマー氏が最後の投票でジョンソン氏を破り、一度は議長候補に選ばれた。

 しかし、党内に影響力を持つトランプ氏は直後にソーシャルメディアで「名ばかりの共和党員であり、議長に選ぶことは悲惨な失敗となる」とエマー氏を批判。少なくとも25人の共和党議員がエマー氏に反対していたため、エマー氏は説得は困難だと判断した。党議員団は24日夜に再び議員団の投票を行い、5人の候補からジョンソン氏を選んだ。

 エマー氏は2020年大統領選でのバイデン氏の当選を認めており、「不正な選挙だった」と根拠なく訴え続けるトランプ氏とは距離がある。政策によっては民主党との超党派協力を選ぶ穏健派で、自派の主張に固執する強硬派とは路線対立がある。

 一方、ジョンソン氏はトランプ氏を強く支持し、20年大統領選の後も敗北を認めないトランプ氏の「闘争」を支持していた。ただ、一連の議長選では、トランプ氏の推薦を受けたジョーダン氏が支持集約に失敗している。党下院にはトランプ氏と距離を置く議員もおり、ジョンソン氏の支持固めも難航が予想される。【ワシントン秋山信一】

6896OS5:2023/10/25(水) 14:59:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102100208&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
米下院、議長選また振り出し 共和候補「3敗」で退場
2023年10月21日06時17分


 【ワシントン時事】米下院は20日、空席となっている議長選出のための3回目の投票を行ったが、共和、民主いずれの候補も当選要件である出席議員の過半数を獲得できなかった。下院多数派の共和はこの後、党内投票でジョーダン候補の指名取り下げを決定。議会空転が17日間にわたる中、議長選びはまた振り出しに戻った。
 共和党右派のジョーダン司法委員長は議長候補に指名されたものの、本会議での投票を重ねるごとに主流派からの造反が増え、選出が厳しくなっていた。ジョーダン氏に先立ちスカリス院内総務も候補に選ばれたが、右派の造反が確定的となり議長選を前に撤退。右派、主流派双方とも議長選出に失敗した形だ。
 共和党は24日に新たな議長候補の指名選挙を行う。米メディアによると、エマー院内幹事ら複数の議員が出馬を検討している。

6897OS5:2023/10/25(水) 15:00:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/26c4abab8b95553ef79f6efb3a5840584c4f8e01
米下院議長候補3人目も撤退 トランプ氏「不支持」投稿直後に
10/25(水) 8:31配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】約3週間不在が続く米下院議長の候補選出をめぐる多数派共和党の分断と混乱が激しさを増している。同党は24日、投票で党ナンバー3のエマー院内幹事(62)を候補に指名したが、トランプ前大統領が「悲劇的な過ちだ」と介入。エマー氏は指名数時間後に撤退を表明し、選出はまた振り出しに戻った。

3日のマッカーシー前議長解任以降、共和党が指名した3人目の候補だったエマー氏は、ウクライナ支援を支持するなど穏健派と目され、保守強硬派からはトランプ氏への忠誠心が足りないと批判されてきた。

トランプ氏はすかさず交流サイトを通じ「世界主義者のRINO(名ばかり共和党員)」のエマー氏を「米国第一の有権者は支持できない」と投稿。撤退が米メディアに報じられたのはその数時間後だった。

議長選を制するには下院の過半数217票の獲得が必要だが、エマー氏の前にもスカリス院内総務、ジョーダン下院司法委員長が党内の支持とりまとめに失敗し相次いで撤退してきた。

議長不在の間にイスラム原理主義組織ハマスによるイスラエル攻撃で中東情勢が緊迫化。バイデン大統領はウクライナとイスラエル支援を一括した緊急予算を議会に要請したが宙に浮いたまま。現在の政府つなぎ予算が失効する11月中旬までに新予算案が承認されないと政府機関の閉鎖危機にも見舞われる。

共和党のシャデッグ元下院議員は米紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿し、マッカーシー氏解任動議を提出したゲーツ議員らの造反行為が「議会の機能を失わせた」と批判。「米国は中枢同時テロ以来最大の対外脅威に直面している」とし、党の団結を早期に取り戻すよう訴えた。

6898OS5:2023/10/26(木) 07:20:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/200687ea672f22e3d16458db40993df448978564
米下院議長に共和党マイク・ジョンソン議員選出、3週間超の不在解消
10/26(木) 3:44配信
読売新聞オンライン
米下院議長に選出されたマイク・ジョンソン議員=ロイター

 【ワシントン=淵上隆悠】米下院は25日、新議長に共和党のマイク・ジョンソン議員を選出した。約3週間にわたって続いた議長不在の異常事態がようやく解消される。


 共和党が多数派の下院では、ケビン・マッカーシー前議長が、党内の保守強硬派の反発を受けて3日に解任された。その後、共和党は後任選びを進めたが、穏健派と保守強硬派の対立が続き、選ばれた議長候補の撤退が相次いだ。ジョンソン氏は4人目の候補で、双方が妥協できる「消去法」で選ばれた形だ。

 下院議長は、米大統領の権限継承順位で副大統領に次ぐ2位の要職。

6899OS5:2023/10/26(木) 08:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/94acff9bda8bcb8a62ceed45a282e67e3b64a967
米下院議長にジョンソン氏 3週間ぶり不在解消
10/26(木) 7:20配信
CNN.co.jp
米共和党のマイク・ジョンソン氏が下院議長に選出された

(CNN) 米連邦議会下院は25日、新しい議長に共和党のマイク・ジョンソン氏を選出した。同党のケビン・マッカーシー氏が3日に議長職を解任されてから約3週間にわたって議長不在という異例の事態が解消された。

採決ではジョンソン氏が220票、下院民主党トップのハキーム・ジェフリーズ氏が209票を獲得。議長選出をめぐっては共和党内の対立で混乱があったが、同日の採決では欠席した1人をのぞいて全共和党員がジョンソン氏を支持した。

ジョンソン氏は議長選出後の初の演説で、政府機関の閉鎖を回避するために議会が「ただちに」債務危機の問題に取り掛かると述べた。期限直前の9月末に成立したつなぎ予算は11月17日までの支出をまかなうもので、新たな予算措置が求められている。

ジョンソン氏は「これは簡単なことではなく、難しい決断をくださなければならない」「だが今行動を起こさなければ、結果は耐えられないものになる」などと訴えた。債務問題に関する委員会を新たに設置することも明らかにした。

ルイジアナ州選出のジョンソン氏は弁護士を経て、2016年に下院議員に初当選。下院共和党会議の副議長を務めている。

ジョンソン氏はトランプ前大統領の支持者として知られ、2020年大統領選の結果を覆そうとした動きに同調していた。また21年1月6日には、他の下院共和党議員とともに大統領選の選挙人投票に異議を申し立てた。

トランプ氏は25日、下院議長選では誰も支持しないと述べていたが、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿でジョンソン氏の議長就任を祝福し、同氏の議長選出に自身が大きく寄与したと主張した。

6900OS5:2023/10/26(木) 11:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/204c4df4987933626b2aaa07fd15b24e48ae04e2
米下院議長にジョンソン氏 無名の共和党保守派
10/26(木) 11:18配信
【10月26日 AFP】米下院は25日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領に近い共和党保守派のマイク・ジョンソン(Mike Johnson)議員(51)を新議長に選出した。ケビン・マッカーシー(Kevin McCarthy)前議長が今月3日に解任されて以来、共和党内での混乱を受け下院は機能不全に陥っていたが、数週間ぶりに正常化にこぎつけた。

 ジョンソン氏は弁護士出身で、宗教右派に属する。ほぼ無名の候補だったことも奏功して共和党内から造反は出ず、下院で過半数を占める同党議員全員の支持を得た。

 ジョンソン氏は選出後の演説で、下院でまひ状態が続いたことを踏まえ「われわれは信頼回復という課題に直ちに取り組まなければならない」と語った。

 ジョンソン氏は新議長として2024年度予算案を可決できなければ、再び政府閉鎖のリスクに直面することになる。ウクライナ・イスラエル支援の取りまとめに向け指導力を発揮することも期待されている。

 映像は25日撮影・提供。(c)AFPBB News

6901OS5:2023/10/26(木) 20:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/80b11dbf5bb6693f67e6355f5b696a053a0cd89c
共和、議長選出も遠い融和 トランプ氏、混乱拍車 米下院
10/26(木) 20:33配信


時事通信
25日、ワシントンで開かれた米議会で下院議長に選出後、演説する共和党のジョンソン議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米下院(定数435、欠員2)は25日、空席となっていた議長に共和党保守派でトランプ前大統領に近いジョンソン議員(51)を選出した。


 議長解任という米史上初の異常事態から3週間余りの間、元凶となった下院多数派の共和党では主流派と右派が激しく対立。トランプ氏の介入で混乱はさらに深まり、議会空転をよそに展開される「学級崩壊」ぶりは、党の名声を大きく傷つけた。

 「おめでとう、ジョンソン。素晴らしい議長になるだろう」。トランプ氏は25日、「忠臣」の議長就任をSNSで満足げに祝った。

 米メディアによると、ジョンソン氏は2020年大統領選でのトランプ氏の敗北を覆そうとする企てに加担した人物だ。記者団にそのことを問われると、「次の質問を」と回答を拒絶した。民主党は「過激なトランプ派が共和党を乗っ取った」と批判している。

 マッカーシー前議長の解任後、共和党では主流派と右派から3人の議長候補が指名された。しかし、いずれも抵抗勢力を切り崩せなかったり、トランプ氏の強い反対を受けたりし、撤退に追い込まれた。党を団結させる力強い指導者は現れず、最後は知名度の低さ故に敵も少ないジョンソン氏に「消去法」で落ち着いた。

 この3週間、主流派と右派の争いは醜悪を極めた。党会合では双方が怒鳴り合い、取っ組み合いにならんばかりに激高。右派のジョーダン候補に造反した議員やその家族には「殺害予告」が送り付けられるに至り、派閥間の不信と怒りは頂点に達した。

 議会は米政府が要求したイスラエル・ウクライナ支援の追加予算承認という喫緊の課題を抱え、来月17日にはつなぎ予算の期限とともに政府閉鎖の危機が再び訪れる。下院の現有議席は共和221、民主212と拮抗(きっこう)しており、わずかな造反でジョンソン氏の議事運営は頓挫する。新議長には傷だらけの党をまとめつつ、民主党と妥協点を見いだす難しいかじ取りが求められる。

6902OS5:2023/10/27(金) 16:23:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cdad196060818bd1cd18ead3251169af62d80bb
米大統領選・ケネディ候補宅で侵入未遂事件 伯父JFKと父は暗殺
10/27(金) 10:27配信
毎日新聞
演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで2023年10月9日、秋山信一撮影

 米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで25日、2024年11月の米大統領選に無所属で出馬するロバート・ケネディ・ジュニア氏の自宅に男性が侵入しようとした。ケネディ氏の陣営が26日に発表した。男性は侵入前に警備員らに取り押さえられ、自宅にいたケネディ氏も無事だった。

【図解でわかる!米大統領選】

 伯父ケネディ元大統領、父ロバート元司法長官が1960年代に相次いで暗殺された経緯があり、ケネディ氏は要人警護を担うシークレットサービス(大統領警護隊)に警護を求めている。

 発表によると、男性はケネディ氏との面会を求めて塀を登ろうとして警備員に拘束され、警察に引き渡された。しかし、釈放後に再びケネディ氏の自宅に向かい、再び拘束された。男性の目的は不明だが、過去数カ月間、ケネディ氏につきまとっていたという。

 ロサンゼルスでは9月にも、ケネディ氏の演説会場に「警護担当の連邦保安官」を自称し、拳銃を携帯する別の男性が現れ、ケネディ氏との面会を要求する事件があった。また、ケネディ氏は以前にも住居侵入の被害に遭ったことがあるという。

 シークレットサービスは、現職を含む大統領経験者らの警護にあたっている。国土安全保障長官や連邦議会幹部が必要性を認めれば、大統領候補も警護対象となる。ケネディ氏によると、今年4月に国土安保省に警護を要請したが、7月に断られていたという。【ワシントン秋山信一】

6903OS5:2023/10/29(日) 00:01:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b3655e7d2194be72e3ee61e62112657aab220f5
ガザ情勢対応で「バイデン離れ」表面化 24年大統領選に悪影響も
10/28(土) 15:51配信


毎日新聞
イスラエルとの紛争を巡って、パレスチナを支持する集会=米中西部ミシガン州で2023年10月13日、アンアーバー・ニュース・AP

 米国のイスラム社会で、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスの戦闘を巡って、バイデン政権の「イスラエル重視」の対応に不満が高まっている。一部のイスラム圏からの入国を禁止したトランプ前政権と対照的に、バイデン政権はイスラム教徒に配慮する姿勢を示してきたが、今回の対応で「バイデン離れ」も表面化している。


 バイデン大統領は、ハマスが今月7日にイスラエルを攻撃した直後に「イスラエルと共にある」と強調し、イスラエルのガザ地区への攻撃を支持する姿勢を示した。10日の演説でもイスラエルの民間人被害の描写やハマス批判に時間を割く一方、イスラエルの空爆によるガザ地区の民間人被害については「ハマスが人間の盾として利用している。何の罪もない命の喪失は痛ましい」と触れた程度だった。

 こうした姿勢に対して、パレスチナ系のタリーブ下院議員(民主党)は「バイデン政権はガザの民間人を保護する義務を果たせていない」と批判の声を上げた。人道危機に陥ったガザ地区の住民の大半はイスラム教徒であり、米国内ではパレスチナ系以外のイスラム社会にも政権への不満が広がった。

 反発を和らげるため、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、イスラム社会の指導者らと面会し、ガザ地区への人道支援物資の搬入計画などを説明。ブリンケン国務長官も23日、同様の会合で人道面の取り組みを説明した。

 ところが、バイデン氏が25日の記者会見で、ガザ地区での死者数に関してハマス側の「6000人以上」との説明に疑義を表明。「罪のない人が殺されているのは間違いないが、戦争遂行の代償だ」と発言したことが、再びイスラム社会の怒りを買った。

 米NBCニュースによると、バイデン氏は26日に少数のイスラム社会の指導者らをホワイトハウスに招いた。「ガス抜き」を図ったとみられ、参加者の一人はNBCに「ガザ地区の住民の半数は子供だ。大統領には『思いやりが足りない』と伝えた」と述べた。

 今回の対応は、バイデン氏が再選を目指す2024年11月の大統領選に影響する可能性もある。NBCによると、推定約24万人のイスラム教徒が居住する中西部ミシガン州のイスラム社会では「二度とバイデン氏には投票しない」との声も上がっている。

 同州では20年大統領選でバイデン氏が約15万票差で共和党のトランプ大統領(当時)を破ったが、イスラム教徒の支持が離れれば、今度は共和党候補に逆転される可能性も出てくる。【ワシントン秋山信一】

6904OS5:2023/10/29(日) 00:07:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6a08b856801e866bf37c484a783f31db2167421
気候変動対策、分断深く トランプ氏なら逆行か 米大統領選まで1年
10/28(土) 7:50配信

時事通信
米テキサス州の製油所から立ち上る煙=2020年4月(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで来月5日で1年。

 気候変動は、民主、共和両党の間で最も分断の大きい争点の一つだ。バイデン政権は対策を積極的に推進する一方、共和党の大統領選候補者の一部は、気候変動と人間活動の関連を否定。その代表格のトランプ前大統領が返り咲けば、政策は逆戻りしかねない。企業からは「いまさらひっくり返されても困る」との声も上がる。

 ◇溝くっきり
【図解】気候変動を「重大な脅威」と捉える成人の割合

 米世論調査機関ピュー・リサーチ・センターが8月に公表した調査結果によると、気候変動を「重大な脅威」と受け止める米国の成人の割合は、民主党支持層で78%だったが、共和党支持層では23%にとどまった。民主党支持層の約9割が再生可能エネルギーや水素の開発を重視する一方で、共和党支持層の約6割が「石油、石炭、天然ガスの生産を拡大すべきだ」と回答した。

 共和党候補者の姿勢は支持層の傾向を映し出す。トランプ氏は2016年の大統領選以来、気候変動を「でっち上げ」と一蹴し、実業家ラマスワミ氏も同じ表現を使う。デサンティス・フロリダ州知事は、州が甚大なハリケーン被害を受けたにもかかわらず、「『天気』の政治問題化はやめるべきだ」と、気候変動に向き合わない。

 ヘイリー元国連大使は気候変動を「現実」と認識し、トランプ氏らとは一線を画す。ただ、温室効果ガスの削減は「(排出量が多い)中国とインド次第だ」と語り、地球規模の課題に米国が主導力を発揮することには消極的だ。

 ◇政策転換難しく
 バイデン政権は、過去最大規模の気候変動対策費を盛り込んだ「インフレ抑制法」を昨年成立させ、再エネ発電設備の整備や、電気自動車(EV)用電池工場の建設を支援している。これに対し、トランプ氏は同法が「米国を殺している」と批判。再登板すれば見直しに乗り出すとみられる。

 ただ、政権が変わっても気候変動政策を180度転換するのは容易ではなさそうだ。伝統的に共和党を支持してきた石油や天然ガスの開発企業もバイデン政権による巨額の脱炭素化支援を受け、歓迎している。共和党色が強い南部を中心に多くのEV用電池工場の建設が急ピッチで進み、企業は「もう多額の投資をしてしまった」(日系自動車大手)と、経営戦略の軌道修正には否定的だ。

 日本の商社関係者は、共和党政権になった場合に米国の気候変動政策は「現状から修正されるだろう」と予測する。一方で「脱炭素化の大きな方向性は変わらないのではないか」との見方を示した。

6905OS5:2023/10/29(日) 19:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/93d41a4e62bc68eaf80201cba615e8c50eb8f49d
米ペンス前副大統領が大統領選挙から撤退
10/29(日) 8:02配信
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン

アメリカのペンス前副大統領は、2024年の大統領選挙からの撤退を表明した。

ペンス前副大統領は10月28日、ネバダ州で演説し、「今は私の時代ではない。きょうで選挙戦を終えること決めた」と述べ、2024年の大統領選挙の共和党候補指名争いからの撤退を表明した。

ペンス氏は2023年6月に出馬表明し、かつて副大統領として仕えたトランプ前大統領に挑戦したが、支持が広がらなかった。

共和党候補の指名争いで、トランプ前大統領が支持率でトップを独走する中、共和党の主要候補の撤退は初めて。

国際取材部

6906OS5:2023/10/31(火) 21:20:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/03b1f9923fb98f37c5d7aec7e801805375a763aa
「バイデンはイスラム票失った」 中東危機、再選にリスク 米大統領選まで1年
10/31(火) 7:07配信


時事通信
バイデン米政権のイスラエル支援を批判する「イスラミック・センター・オブ・デトロイト」のスフィアン・ナブハン事務局長=24日、中西部ミシガン州デトロイト

 【ディアボーン(米ミシガン州)時事】パレスチナのイスラム組織ハマスとイスラエルの衝突が、大統領選を1年後に控えた米国社会に波及している。

 イスラエルへの「揺るがぬ支持」を約束したバイデン大統領に、イスラム教徒やアラブ系コミュニティーでは「絶対に投票しない」と怒りが広がる。イスラム教徒は米人口の1%余りにすぎないが、わずかな票差が結果を左右する激戦州では、再選を目指すバイデン氏の命取りとなりかねない。

 ◇投票ボイコット
 かつて自動車産業で栄えた中西部ミシガン州デトロイトから車で20分。打ち捨てられた家屋や廃工場が建つ寂しい一帯を過ぎると、看板にアラビア語と英語が併記された食料品店や中東料理店の街並みが姿を現した。人口11万人の半数近くをイスラム教徒が占めるディアボーン市だ。

 「バイデン氏はイスラム教徒の票を失った」。同市で教育や医療支援を行う「イスラミック・センター・オブ・デトロイト(ICD)」のスフィアン・ナブハン事務局長(53)は語気を強めた。パレスチナ自治区ガザでの犠牲者が8000人を超える中、イスラエルを支援するバイデン氏が「私たちの家族を殺す武器に、私たちの税金を使っている」と憤る。

 ミシガン州の人口約1000万人のうち、イスラム教徒は推定24万人。同州は民主党の地盤だったが、2016年大統領選では共和党のトランプ氏が約1万票の僅差で勝利した。バイデン氏が約15万票差で同州を奪還した20年の選挙では「イスラム票が大きく貢献した」とナブハン氏は言う。

 民主党のアブドゥラ・ハムード市長(33)は、今月7日の衝突勃発後に「民主、共和両党の指導者が、残忍な占領を支持しながら平和を呼び掛けるのは言語道断だし、偽善だ」と非難した。州内のイスラム系団体は連日のように会合を重ね、バイデン氏への投票ボイコットを確認。イスラム教徒に差別的なトランプ氏を支持する選択肢はなく、団体間の違いは「白票を投じるか、(民主、共和以外の)第三の候補に入れるか」だという。

 ◇「9.11後と同じ」
 ディアボーンのイスラム系社会の始まりは1900年代初頭。自動車大手フォード・モーターの工場で働く移民たちが学校や病院、ショッピングモールを整備すると、紛争地からの難民や他州の移民も集まってきた。今では全米最大のモスク(イスラム礼拝所)を抱え、発展を続ける。

 だが、7日以降はテロ予告や「国に帰れ」などと住民が罵倒される事案が報告された。ICDは警察にパトロール強化を依頼したほか、民間警備員を24時間態勢で配置。イスラム教徒のスカーフ「ヒジャブ」を着用する女性はヘイトクライム(憎悪犯罪)の対象となりやすいため、女性向けの護身術教室も新たに開くという。

 中西部イリノイ州では14日、パレスチナ系の男児(6)が大家の男にめった刺しにされ、殺害される悲劇が起きた。「(米同時テロ後)20年でイスラム教徒の議員も市長も生まれた。だが、人々は20年前と変わっていなかった」。パレスチナ出身のナブハン氏は、米メディアや政治家の「イスラム嫌悪」が背景にあると感じている。

 全米で「反ハマス」「反イスラエル」双方のデモが頻発し、緊張と分断が社会を揺るがす。ギャラップ社の2月の調査によれば、バイデン氏を支える民主党支持層や若年層は、よりパレスチナに同情的だ。バイデン氏が信用を取り戻すために何が必要か。ナブハン氏は「地域社会に謝罪し、イスラエル支援をやめ、戦争を止めることだ」と言い切った。

6907OS5:2023/11/03(金) 07:15:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/575968c4904e671be04f665bd4d8ee8f4a30931c
米大統領選、「文化戦争」激しく アイデンティティーの攻防 教育現場も政治化
11/2(木) 20:33配信


時事通信
国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)=10月10日、米南部サウスカロライナ州チャールストン

 米社会の黒人差別などを巡り、リベラル派と保守派の価値観がせめぎ合う「文化戦争」が、2024年11月の大統領選の底流で激化している。

 過去にさかのぼって歴史を見直す動きと、それに対する感情的な反発は教育現場にも波及し、自由や平等といった米国の「ナショナル・アイデンティティー」を揺さぶっている。

 ◇グラウンド・ゼロ
 案内された突堤の先には穏やかな海が広がっていた。

 米南部サウスカロライナ州チャールストンのガズデン埠頭(ふとう)。背後には6月にオープンした国際アフリカ系米国人博物館(IAAM)がある。広報担当の黒人女性は、埠頭の地表に刻まれた線を指して「奴隷として運ばれた約10万人のアフリカ人はここから上陸しました。『グラウンドゼロ(出発点)』です」と説明した。

 港湾都市チャールストンは18〜19世紀、国際奴隷貿易の玄関口だった。黒人に関する博物館では全米で2番目に大きいIAAMは、大西洋を渡った奴隷船の実態やプランテーションでの過酷な暮らしを展示。子孫の黒人らが家系記録をたどれるセンターも設けられている。

 ターニャ・マシューズ館長(49)は、取材に対し「博物館の建設計画に反発はあったが、自分たちの真実の物語を語りたいと説得しました。この場所は『あなたが誰であるか』を黒人のみならず、白人にも伝えるものです」と語る。

 19年にはニューヨーク・タイムズ紙が米国の建国は1776年ではなく、アフリカの黒人奴隷が連れて来られた「1619年」だとするプロジェクトを開始。独立宣言や憲法を絶対視しない姿勢に衝撃が走った。

 ◇批判的人種理論
 「学校で反白人感情を育てている」―。南部バージニア州ラウドン郡にある町の小さな図書館で10月16日夜、郡の教育委員に立候補している保守系の親らによる小集会が開かれた。

 地元共和党の推薦を受けたエイミー・リカルディさん(52)は「人種の話をするのではなく、人種間の格差を埋める努力をしたい。親は学校にもっと関わるべきだ」と主張した。特に問題視するのは、米社会から人種差別が消えない原因は白人優位の社会制度にあるなどとする「批判的人種理論(CRT)」だ。

 20年5月に警察官が黒人男性を窒息死させた事件をきっかけに、全米で反差別運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切)」が拡大。一方、保守層の間では「学校でCRTが教えられている」とする批判が強まった。

 ◇「機会のある国」
 大統領選の共和党候補指名争いで、トランプ前大統領(77)のライバルとされるフロリダ州のデサンティス知事(45)は、教育現場などでCRTを取り入れることを禁じた。米国の伝統的な文化や規範を訴えることで、保守層からの支持拡大を狙う。

 富裕層が多いラウドン郡はこの20年間に移民が流入し、白人の比率は約80%から約64%まで縮小した。白人女性のリカルディさんは、教育委員に手を挙げた理由を「白人は抑圧者ではない。米国は人種に関係なく誰にでも機会がある国だと伝えたいから」と話した。

 「私たちが何者なのかを忘れてはならない。私たちは『合衆国』なのだ」
 バイデン大統領(80)が演説で団結を訴えるフレーズだ。24年大統領選では、その米国の在り方を巡り、両極の差がさらに広がる可能性がある。

6908OS5:2023/11/05(日) 20:07:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a18a25a39992d6a7f89b3d8fe33482fd68d58ba
「親イスラエル伝統国」アメリカ、「ガザ停戦」求めるデモ拡大…若者中心にパレスチナへの好感広がる
11/5(日) 17:32配信

読売新聞オンライン
4日、米ワシントンで、「ジェノサイド(集団虐殺)をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求めるデモ参加者=淵上隆悠撮影

 【ワシントン=淵上隆悠、ニューヨーク=金子靖志】パレスチナ情勢を巡り、全米で若者を中心に停戦を求めるデモが広がっている。ユダヤ系とイスラム教徒を標的としたヘイトクライム(憎悪犯罪)も急増し、戦闘は米国に暗い影を落としている。

 「声を上げられないまま殺されている子供たちのために来た」

 4日にワシントンで開かれた数万人規模のデモに参加したジジ・エーさん(28)はこう語り、一刻も早い停戦を呼びかけた。父親がエジプト出身だという夫のザックさん(28)も「私たちが政府に税金を納めるのは、イスラエルに武器を送るためではない」と訴えた。

 米国では、パレスチナ自治区ガザに対するイスラエル軍の攻撃が激しくなるにつれ、抗議の輪が広がっている。この日はニューヨークやロサンゼルスでもデモがあった。アラブ系だけではなく、白人や黒人も交じり、若者の姿が目立った。

 親イスラエルを伝統とする米国だが、リベラルな若者がパレスチナに好感を持つ傾向にある。昨年時点で、民間調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査に18〜29歳の61%が「パレスチナに好意的だ」と答え、65歳以上の47%を上回っていた。民主党支持層の約半数がイスラエルよりもパレスチナに共感していることを示す調査結果もある。

 イスラム教市民団体「米イスラム関係評議会」フィラデルフィア事務所のアフメット・テケリオグル事務局長は取材に「米国の若い世代は様々な人種やバックグラウンドを持つ。ガザの惨状に心を痛めている人は多い」と指摘した。

4日、ニューヨーク市マンハッタンで、「占領をやめろ」などと書かれたプラカードを掲げ、停戦を求める抗議デモ=金子靖志撮影

 一方、デモでは「イスラエルは地獄に落ちろ」といった攻撃的な主張が少なくない。米連邦捜査局(FBI)のクリストファー・レイ長官は10月31日の上院公聴会で、ユダヤ系に対するヘイトクライムが「歴史的な水準」に達していると明らかにした。戦闘の開始以降、各地の大学では、ユダヤ系の学生に対する嫌がらせが横行している。

 攻撃を受けているのはイスラム教徒も同じだ。イリノイ州シカゴでは10月14日、70歳代の男がイスラム教徒の男児(6)を刺殺した。捜査当局は、男がイスラム主義組織ハマスに反発して犯行に及んだと見ている。

 事件を深刻にとらえたバイデン政権は今月1日、「イスラム嫌悪」に対する初の国家戦略を策定すると発表した。バイデン大統領が再選を狙う大統領選を見据え、「イスラム票」をつなぎとめる意図が透ける。

6909OS5:2023/11/05(日) 20:11:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e57b06b6bc4afe2759da584629898e7587a3b85
イスラエルのガザ攻撃巡り揺れる米ハリウッド 俳優ら賛否割れる
11/5(日) 12:56配信
毎日新聞
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の活動をしていたころのアンジェリーナ・ジョリーさん=インスタグラムより

 パレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエルの攻撃を巡り、米映画・音楽業界が分裂している。ネット交流サービス(SNS)を通じて即時停戦を求める俳優がいる一方、イスラエル支持を明確にする芸能人も多い。【國枝すみれ】


 ◇難民支援20年のアンジー

 米女優アンジェリーナ・ジョリーさんは、イスラエル軍の空爆を受け、巨大なクレーターができたガザ地区の難民キャンプの写真をインスタグラムに投稿した。「逃げ場がない人々への意図的な空爆」「罪のない人々の命が失われることを正当化することはできない」と強く非難した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使や特使を務めてきたジョリーさん。インスタグラムのフォロワーは1500万人いる。

 「私は20年間、難民と関わってきた。ガザに住む200万人以上の人々(うち半数は子供たち)は、数十年にわたって立ち退きと祖国喪失を強いられ、さらに過去20年間近く厳しい封鎖下に置かれてきた。支援や燃料、水の否定は、ガザの人々に対する集団的懲罰に等しい。人道的観点からすれば、即時停戦しかない」と訴えた。

 SFシリーズ「スター・トレック」への出演で知られる日系人俳優ジョージ・タケイさんは、X(ツイッター)に「歴史から学ばなければならない。ある一部の集団が残虐行為をしたからといって、彼らと関係のない数十万、数百万に上る人々をその集団と一緒に苦しめてはならない」と投稿した。

 フォロワー330万人のタケイさんが語る「学ぶべき歴史」とは、旧日本軍による真珠湾攻撃(1941年)を受け、米国に住む日系人たちが一斉に強制収容所送りとなった出来事を指す。当時5歳だったタケイさん自身も体験した。

 「報復の念から当時の米政府は過剰に反応し、(真珠湾)攻撃とは関係ない人々につけを払わせた。正義と報復というペンキを過剰に塗り広げれば、人類が受ける苦しみは計り知れなくなる」

 「停戦を求めるアーティスト(Artists4Ceasefire)」というグループも結成された。米政府や世界の指導者に即時停戦とガザヘの攻撃停止を呼びかけている。「どんな命も神聖だ」と訴える公開書簡には、俳優ホアキン・フェニックスさんや歌手のジェニファー・ロペスさんら約270人が署名している。

 ◇元イスラエル兵のワンダーウーマン

 一方で、イスラエルへの支持を訴えるハリウッド俳優も多数いる。その一人が映画「ワンダーウーマン」で主役を演じたイスラエル人女優ガル・ガドットさんだ。

 イスラエルで兵役についた経験があるガドットさんは、ハマスの人質になった市民の写真や動画を多数インスタグラムにアップしている。

 「STAND WITH ISRAEL(イスラエルと共に立て)」「人質を誰一人として取り残さない」――。そう訴えるガドットさんのインスタグラムは1億人のフォロワーがいる。

 イスラエル出身の米女優ナタリー・ポートマンさんもインスタグラムに「子供、女性、高齢者が殺害され、拉致された。このような野蛮な行為に恐怖を感じる」と投稿した。「イスラエルの子供たちを解放して」と書いた紙を持ち、無言で訴える子供たちの動画もアップしている。

 反ユダヤ主義に反対する芸能関係者の団体「平和を求める創作者のコミュニティー(CCFP)」は10月12日、ハマスの攻撃を「邪悪なテロ」だと非難する公開書簡を発表した。「イスラエルが自国民を守るために必要な方策を取る」ことへの理解を示す内容だが、多数のパレスチナ人が犠牲になっていることへの言及はない。

 この公開書簡には2000人以上が署名した。ガドットさんやマイケル・ダグラスさん、「スター・ウォーズ」に出演したマーク・ハミルさんら俳優のほか、ジョン・フォガティさんやJ・D・サウザーさんらミュージシャン、音楽レーベルのユニバーサル・ミュージックなどの会長や社長が名を連ねている。

6910OS5:2023/11/05(日) 20:13:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/867bdca82b26e2660fe90a36c54a115d459eb2d9
米議会、イスラエル支援の予算審議難航 ウクライナ除外、政権は反発
11/4(土) 17:19配信

毎日新聞
米連邦議会議事堂

 米連邦議会でイスラエル、ウクライナ支援を巡る予算審議が難航している。バイデン大統領が両国への支援を盛り込んだパッケージ型の予算を求めたのに対し、野党・共和党がウクライナ支援を除外し、直接関係のない歳出削減までも意図した法案を下院で可決させたためだ。与野党対立が激しさを増し、両国支援のあり方に影響を及ぼしている。

 共和党が多数派を握る下院は2日、イスラエルへの軍事支援のための143億ドル(約2兆1000億円)の法案を、賛成226・反対196で可決した。超党派の理解を得やすいイスラエル支援のため民主党の一部も賛成に回ったが、バイデン政権が猛反発しており成立する見込みはない。

 反発を招いた最大の理由は、143億ドルの費用を捻出するため、バイデン政権が強化する内国歳入庁(国税庁)予算を削減する内容を盛り込んだことだ。「小さな政府」を志向し歳出抑制を求める共和党の従来の主張に沿ったものだが、ホワイトハウスは「団結が必要な時に党派対立を持ち込んだ。安全保障上の重要な支援策に条件を付けるのは危険な前例となる」と声明で批判した。

 法案を主導したのは、10月下旬にマッカーシー前下院議長の後任に決まったジョンソン議長(共和党)。内国歳入庁(IRS、日本の国税庁に相当)の予算削減について「政治的な目的ではない」と説明し、財政再建につながる措置と強調する。だが、超党派の米議会予算局は脱税の増加で税収が減ることで「今後10年で財政赤字が125億ドル増える」との試算を発表しており、財政健全化が目的との主張は説得力を欠く。

 下院案は、共和党の一部の保守強硬派が反対するウクライナへの軍事支援も盛り込まなかった。市民が戦闘に巻き込まれているパレスチナ自治区ガザ地区への人道支援も除外した。

 上院民主党トップのシューマー院内総務は、「ひどい欠陥のある提案だ」と述べ、下院案を上院では審議しない考えを示した。バイデン氏も拒否権を発動する考えを示している。

 ジョンソン氏は今後、ウクライナ支援を、共和党の求めるメキシコとの国境の警備強化策とセットにした法案を策定する方針。また、17日で期限切れとなる2024会計年度(23年10月〜24年9月)のつなぎ予算を来年1月まで延長する考えも示している。

 だがバイデン政権は、ウクライナ支援をイスラエル支援や国境警備強化などとともに盛り込んだ1060億ドルの予算を一括で成立させるよう議会に求めている。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は「イスラエルだけを対象にした法案に大統領は拒否権を発動するだろう」と指摘。ウクライナ支援と一体化させた法案でなければバイデン氏が認めない可能性が高く、調整は難航必至だ。【ワシントン大久保渉】

6911OS5:2023/11/05(日) 20:30:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1fd7f2547e06b7edee4e90e4436e57ca4295c6
トランプ氏独走の共和党指名争い、ヘイリー氏が「強い女性像」で2位へ勢い
11/5(日) 16:21配信


読売新聞オンライン
 【ワシントン=淵上隆悠】2024年米大統領選の共和党指名候補争いは、トランプ前大統領がトップを独走する陰で、じわりと浮上したニッキー・ヘイリー元国連大使がフロリダ州のロン・デサンティス知事と2位争いを演じている。予備選・党員集会が目前に迫り、各候補はわずかな勝機をつかもうともがいている。


ごぼう抜き
ニッキー・ヘイリー氏(10月30日)=ロイター

 「ヘイリーの勢いは本物だ。この競争は男女一騎打ちの構図となった」

 ヘイリー氏の陣営は3日に発表した声明でこう強調し、党指名レースを勝ち抜くチャンスがあるのは、主要候補で唯一の女性であるヘイリー氏とトランプ氏に絞られたと訴えた。

 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた全国の世論調査平均によると、ヘイリー氏の支持率は8・3%。トランプ氏の59・3%には遠く及ばず、デサンティス氏の13・4%も下回る。それでも強気を貫けるのは、「序盤州」で人気が高まっているためだ。早期に予備選・党員集会が行われる序盤州は、全米の注目が集まりやすい。

 伝統的に最初の予備選が行われるニューハンプシャー州で、ヘイリー氏は2位につけている。9月上旬は7位だったが、「ごぼう抜き」を見せた。来年1月15日に最初の党員集会が行われるアイオワ州でも好調だ。RCPの集計では3位だが、有力地元紙デモイン・レジスターの最新調査では16%を集め、デサンティス氏と2位で並んだ。8月の調査から10ポイントも伸ばした。

国連大使の経験
 米メディアは、ヘイリー氏の人気上昇の要因に「強い女性像」を挙げる。8月の候補者討論会では、「言ってほしいことがあるなら男に、やってほしいことがあるなら女に頼みなさい」と訴えたことが脚光を浴びた。「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー元英首相の言葉だ。

 国連大使を務めた経験から、外交政策に明るいのも強みだ。ウクライナ支援に積極的で、後ろ向きなトランプ氏やデサンティス氏とは異なる姿勢を鮮明にしている。

1強に危機感
 一時はトランプ氏の強力なライバルになると見られていたデサンティス氏は、トランプ氏の支持層を切り崩せず、失速気味だ。ヘイリー氏にも批判の矛先を向けるが、再浮上にはつながっていない。過激な主張で注目を集めた実業家のビベック・ラマスワミ氏も、ここに来て伸び悩んでいる。マイク・ペンス前副大統領が10月28日に撤退を表明するなど、「トランプ1強」の構図はますます際立っている。

 トランプ氏の復権を警戒する共和党穏健派の一部は、指名レースの現状に危機感を募らせている。一昨年11月に劣勢をはね返してバージニア州知事選を制したグレン・ヤンキン氏をはじめ、出馬を表明していない実力者への待望論が尽きない。

6912OS5:2023/11/05(日) 22:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a50c37f48cc13f06601d8b6454ae9be99be2a74
「高齢者対決」再来に現実味 国民に漂う閉塞感 米大統領選まで1年
11/5(日) 7:09配信


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時事通信
2日、米テキサス州ヒューストンで、演説するトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】来年11月5日投開票の米大統領選まで1年。

 民主党は再選を目指すバイデン大統領(80)、共和党は返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)の指名獲得が有力視され、2020年大統領選で相まみえた2人の再戦が現実味を帯びる。異例の「高齢者対決」に、国民の閉塞(へいそく)感が漂う。

【図解】米大統領選の有力候補の支持率

 ◇深まる内憂外患
 「ドナルド・トランプは民主主義を破壊しようとしている」。バイデン氏は1日、中西部ミネソタ州の選挙集会で危機感を強調した。

 就任から2年10カ月。長引くインフレや犯罪増、移民流入などが政権運営の足かせとなり、支持率は40%前後で低迷が続く。頻繁につまずいたり言い間違いをしたりする様子は不安を与え、ハーバード大が先月実施した世論調査では67%が「大統領を務めるには高齢過ぎる」と答えた。

 さらに10月7日、パレスチナのイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃という試練が降りかかった。バイデン氏はイスラエルへの「揺るがぬ支援」を約束。だが、パレスチナ側に同情的な民主党支持層の批判を浴び、戦闘の「一時停止」呼び掛けへと軌道修正を余儀なくされた。

 終わりの見えないロシアのウクライナ侵攻に、米有権者の「支援疲れ」も目立つ。苦境のバイデン氏は、再選に向け「反トランプ」の国民感情にすがる。

 ◇嫌われ者対決
 「この選挙で勝たなければ、私たちは国を失う」。トランプ氏は2日、南部テキサス州で演説し、雪辱を誓った。共和党支持層に抜群の人気を誇り、党内では他候補の追随を許さない。

 20年大統領選の敗北を覆そうとした事件などで、今年4回起訴された。「前大統領で被告人」という前代未聞の状況下、バイデン政権による「政治的迫害」を訴え、逆風を追い風に変えた。

 ただ、党候補を選ぶ予備選が始まれば、裁判と選挙活動で日程は過密さを増す。裁判で元側近らから不利な証言が飛び出す可能性もあり、共和党穏健派や無党派層の離反リスクがくすぶる。

 各種世論調査でバイデン、トランプ両氏の支持は拮抗(きっこう)する。一方、ハーバード大調査では「大統領選に立候補すべきでない」との意見がバイデン氏は63%、トランプ氏は54%で、いずれも多数派を占めた。

 有権者の多くが本命2人の再戦を望まない「嫌われ者対決」が見込まれる中、無所属のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)ら「第三の候補」が不満の受け皿となりつつある。行き場のない有権者の動向が、選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

6913OS5:2023/11/06(月) 11:42:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb44e9463abeb6fe0225d94c2c3fb05b2bdec7d
トランプ氏、重要6州のうち5州でバイデン氏をリード 米世論調査
11/6(月) 10:54配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が5日発表した世論調査で、2024年大統領選が民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の戦いとなった場合、勝敗を左右する重要6州のうち5州でトランプ氏に投票すると答えた人がバイデン氏の数を上回った。来年11月5日の投票日まで1年となる中、経済や移民、イスラエル・パレスチナ問題などの政策でトランプ氏がバイデン氏よりも高い信頼を得ている。

ニューヨーク・タイムズとシエナ大学が重要6州で実施した世論調査によると、西部のネバダとアリゾナ、東部ペンシルベニア、中西部ミシガン、南部ジョージアの5州で、トランプ氏に投票すると回答した人がバイデン氏よりも約4〜10ポイント多かった。バイデン氏がリードしたのは中西部ウィスコンシン州だけで、トランプ氏を2ポイント上回った。

同6州は前回の2020年大統領選でバイデン氏がいずれもトランプ氏を制した州で、バイデン氏の人気が低迷していることが浮き彫りになった。

政策別に両氏の信頼度を聞いたところ、「経済」に関しトランプ氏を信頼すると答えた人が59%なのに対し、バイデン氏は37%にとどまった。「移民」ではトランプ氏53%に対し、バイデン氏は41%。イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続く「イスラエル・パレスチナ問題」では50%対39%でトランプ氏が高い信頼を得た。

バイデン氏は「人工妊娠中絶」で49%を得てトランプ氏の40%を上回り、「民主主義」に関しても48%対45%でリードした。

トランプ氏は来年1月から本格化する共和党の指名候補争いで圧倒的な人気を維持。今回の世論調査では複数の刑事訴追をされながらも重要州でバイデン氏に対抗できる勢いを示した。

一方、バイデン氏は有権者の多くが大統領選の投票で重視する「経済」で評価を得られておらず、経済対策の強化が支持拡大のカギとなりそうだ。

6914OS5:2023/11/06(月) 11:58:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/719698b33d4f29ce19250cd0b865106ef1bf8be1
「食べる物も泊まる場所もないのに…」国境地帯に押し寄せる移民 「壁」建設、ぶれるバイデン氏 米大統領選まで1年
11/6(月) 9:30配信

西日本新聞
犯罪グループに夫を誘拐され、所持金まで奪われたフネス一家。メキシコ国境では移民を狙った犯罪が多発している=10月12日、シウダフアレス

 2024年米大統領選は投開票まで5日で1年。米社会は今、寛容さを失い、分断はより深まっている。急増する移民対策は選挙結果を左右する大きな争点となっている。米メキシコ国境の町を歩いた。(ワシントン金子渡)

【写真】米メキシコの国境。米側には侵入防止柵が設置され、国境警備隊が常時警戒に当たっている

 10月中旬、メキシコ北部の国境の町シウダフアレス。検問所近くの路上に疲れ果てた表情で座り込む母子がいた。

 「今朝ここにたどり着いたが、夫と親戚2人がバスに乗り込んできた男たちに誘拐された。これからどうすればいいのか…」。中米ホンジュラス出身のライムンダ・フネス(37)は2人の娘とめいを連れ、数千キロを移動してきた。

 夫が働いていた農場は地元ギャングに占拠され、仕事を失った。ギャングは金を巻き上げた上、女性たちを乱暴。家族の身にも危険が迫っていた。2カ月前、米南部ルイジアナ州に住む義兄を頼って国境を越えた。

 夫を誘拐した男は、所持金やパスポートも奪っていった。「食べる物も泊まる場所もないのに、1人5万ペソ(約43万円)の身代金まで要求された」。フネスは途方に暮れる。

 メキシコ側の国境では、米国への移民希望者を狙った誘拐や暴行、恐喝が横行しており、命を落とす人もいる。それでも中南米から移民が押し寄せる背景には、政情不安定化に加え、長引くインフレによる貧困がある。世界銀行によると、米国の1人当たり国内総生産(GDP)は7万6千ドル超。これに対し、ホンジュラスなどの中米諸国は3千〜5千ドルにとどまる。

 フネスは訴える。「米国は夢の国。私たちは特別なことは求めていない。ただ、子どもたちのために十分な食料と安全な場所を与えてほしい」

再選へ建設中止の公約撤回
 メキシコ北部のシウダフアレスと米南部テキサス州エルパソは橋でつながり、徒歩で10分程度。川が国境を隔てる。米側は高さ10メートルの侵入防止柵を設置し、武装した国境警備隊が目を光らせている。だが、荷物を抱えて川を渡る人は後を絶たず、鉄条網をかいくぐってくる。

 「すぐそこに移民にとって夢の国がある。だからメキシコ南部や中南米、カリブ海諸国から移民希望者が押し寄せてくるんだ」。シウダフアレスで移民の保護を担当するエンリケ・バレンズエラは説明した。

 背景には、2021年1月に発足したバイデン政権が、厳格な移民政策を掲げたトランプ前政権に比べて寛容だとみられたことがある。「米国に入国しやすくなった」との誤ったイメージが広まったとみられる。

6915OS5:2023/11/06(月) 11:58:12
  ■    ■
 米政府は5月、新型コロナウイルス対策の一環として拘束した不法移民をメキシコや母国に即時送還できる措置の失効に合わせ、不法入国者の難民申請を原則認めない厳しいルールを導入した。申請をスマートフォンのアプリ経由に限定して受け入れ枠を拡大する一方、資格がないと判断した場合、最低でも5年間の再入国を禁止。違反すれば刑事罰を与える。

 だが、不法入国の動きは一向に止まらない。バレンズエラによると、移民の多くは難民申請のシステムを理解しておらず「アプリ申請すれば入国できる」といった偽情報が飛び交う。移民たちは交流サイト(SNS)で情報交換しており、あるとき「移民の日に合わせて希望者全員が入国できる」とのデマが拡散。千人以上が一気に国境沿いに殺到したこともあったという。

 一方、不法移民が流入し続けているテキサス州エルパソでは市民から不満が噴出する。国境の検問所では不法越境者の捜索を受けるため、大型トラックが長蛇の列を作り、物流網がまひするなど地域経済にも悪影響を及ぼす。

 共和党員で、革工場元経営者のボブ・ペーニャは「不法移民は米国人の仕事を奪っている。なぜ、米国が彼らを受け入れないといけないのか」と訴える。

 メキシコ人の妻を持つペーニャは、正規の移民受け入れには賛成する。ただ「妻の親戚は米国の市民権を得るまで10〜12年もかかった。どうして勝手に入ってきた移民がそのまま居座ることが許されるんだ」と憤る。

 メキシコからの不法移民を「犯罪者」と非難し、国境の壁建設を進めたトランプを称賛。「次期大統領選で共和党が勝利すれば、状況は改善する」と期待を寄せる。

   ■    ■
 米税関・国境警備局(CBP)によると、米南西部国境で拘束された不法移民は昨年から2年連続で200万人を超える。

 テキサス、フロリダ両州の共和党知事は昨年4月以来、大量の移民を民主党地盤のワシントン、ニューヨーク、シカゴの大都市に移送。ニューヨーク市が昨春以降に保護した移民希望者は10万人を超え「このままでは市が崩壊する」(市長のアダムズ)と悲鳴が上がる。

 こうした事態を受け、バイデンは壁の建設を中止した就任当初の公約を撤回。10月にメキシコとの国境に最長20マイル(約32キロ)の新たな壁を設けると発表した。政権は「前政権時の壁建設予算を他に転用できなかったため」と釈明するが、政策転換は否めない。

 共和党は「政権の失策」と攻勢を強めており、国境のさらなる警備強化を主張。身内の民主党内からも「壁は誤りだ」と反発する声が出ており、バイデン政権は窮地に立たされる。 (敬称略)

西日本新聞

6916OS5:2023/11/07(火) 07:22:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/25f03941f346b711b868e1db8ecf5c7d56eae77c
バイデン氏に最大試練 イスラエル擁護、支持者離れも 米、中東緊迫で内憂外患
11/7(火) 7:05配信

時事通信
バイデン米大統領=1日、中西部ミネソタ州ノースフィールド(AFP時事)

 【ワシントン時事】イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突以降、バイデン米政権を取り巻く状況は「内憂外患」の様相を呈している。

 国際社会でイスラエルを支持する動きは広がらず、ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの人道状況悪化に伴い、国内でも支持者離れが起きつつある。大統領選を約1年後に控え、バイデン大統領は最大の試練を迎えた。

 ◇人道危機で軌道修正
 「戦闘の一時停止が必要だと思う」。1日、中西部ミネソタ州での演説中、聴衆からイスラエルとハマスの停戦を求める声が上がると、バイデン氏はこう強調した。

 10月7日の衝突開始直後、バイデン氏は「(イスラエルには)自国を守る権利がある」と述べ、ハマス排除を目指す軍事行動を事実上容認した。だが、空爆などでガザ住民の被害が拡大すると、イスラエルに国際人道法順守を求める方向に軌道修正を余儀なくされた。

 米国は10月18日、「イスラエルの自衛権に言及していない」(トーマスグリーンフィールド国連大使)として、「戦闘中断」を求めた国連安保理決議案に拒否権を発動。同27日には「人道目的の休戦」を呼び掛けるアラブ諸国主導の国連総会決議案にも反対したが、決議は121カ国の賛成で採択された。

 停戦や休戦はイスラエルを脅かすハマスの存続につながりかねず、米国としては受け入れられない。それでもバイデン氏が「戦闘停止」に言及した背景には、人道に配慮する姿勢を示し国際社会での孤立を避けたいという思惑が垣間見える。

 ◇身内からも懸念
 バイデン氏はロシアによるウクライナ侵攻を「国際法違反」と非難してきた。その一方、占領するヨルダン川西岸で入植活動を続け、ガザ住民に犠牲を強いるイスラエルを支えるバイデン氏に対し、「二重基準」と批判する声は根強い。

 ガザの惨状が伝わるにつれ、国内世論にも変化が見える。米調査会社ギャラップが10月下旬に発表した世論調査結果によれば、バイデン氏の支持率は9月から4ポイント下がり37%。民主党支持層の間では11ポイント低下し75%となった。いずれも就任後最悪の数字で、同社は「イスラエル擁護が支持者離れを招いた」と分析している。

 「イスラエルの軍事作戦と行動を深刻に懸念している」。米上下両院の民主党議員58人は今月3日、ブリンケン国務長官に宛てた連名の書簡を公表した。書簡は戦闘停止や人道支援拡大を求め、入植者による暴力を懸念する内容も盛り込んだ。

 人権を重視する民主党議員の間では、イスラエルへの不信感が高まりつつある。バイデン氏は今後、こうした身内の声にも耳を傾けざるを得なくなりそうだ。

6917OS5:2023/11/09(木) 12:41:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b7bf65d7a6b466734ef16f10fc48daf8135262b
中絶擁護派、地方選で勢い 米大統領選へ民主に朗報
11/8(水) 20:34配信
時事通信
米南部ケンタッキー州のビシア知事=4月10日、同州ルイビル(AFP時事)

 【ワシントン時事】大統領選を1年後に控えた米国で7日、州知事などを選ぶ地方選挙が一部の州で行われた。

 人工妊娠中絶の州ごとの規制の在り方が大きな争点となり、米メディアによると、中絶の権利擁護派が勢いを維持。バイデン大統領率いる民主党に朗報となった。

 南部ケンタッキー州知事選では、中絶の権利を支持する現職のビシア知事(民主)が再選を果たした。対抗馬の共和党候補は厳しい中絶規制を訴えていた。

 中西部オハイオ州では、中絶を含む「生殖に関する自己決定権」を保護する州憲法改正案が住民投票にかけられ、賛成多数で可決。バイデン大統領は声明で「米国民は再び基本的自由を守るために投票し、民主主義が勝利した」と歓迎した。

 昨年、連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定したことを受け、中絶は米選挙の一大争点に浮上した。民主党は女性の選択の権利の重要性を訴え、昨年の中間選挙で健闘。来年11月の大統領選でも主要争点に据える構えだ。

 共和党の指名獲得が有力視されるトランプ前大統領は、中絶規制派と距離を置き、争点化の回避を図っている。

6918OS5:2023/11/09(木) 21:03:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6919OS5:2023/11/09(木) 21:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7afa714033edd3d7b96fc1b9c601842bfbf877f0
食料求め市民行列 膨らむ生活費に悲鳴 米大統領選まで1年
11/8(水) 7:08配信

時事通信
無料食料配布所に並ぶ人々=10月29日、米ニューヨーク

 【ニューヨーク時事】来年11月の米大統領選では、インフレ対策も重要な争点だ。

 好景気が続く中で食費や家賃といった生活費の負担は膨らむばかり。ニューヨーク市では食料の無料配布所に行列ができ、深刻な物価高に市民は悲鳴を上げている。ただ各候補とも打つ手を明確に示せていないのが現状だ。

【ひと目でわかる】米消費者物価指数の推移

 ピュー・リサーチ・センターが6月に実施した世論調査では、「インフレ」を極めて重大な社会問題ととらえる成人の割合は65%と、移民問題などを抑えてトップだった。共和党支持者の7割強、民主党支持者の5割が大きな関心を寄せており、有権者が生活に身近な懸案として各候補者に具体的な対応策の提示を求めていることが浮き彫りになった。

 週末に買い物客でにぎわうニューヨーク市マンハッタンにある食品の無料配布所。10月下旬の昼時には、ハンバーガーを手に入れるため100人以上が並んでいた。列を作る人たちは失業者やひとり親世帯などさまざま。受け取った50代の男性は「複数の配布所を渡り歩いてしのいでいる」と明かした。

 9月の消費者物価指数(CPI)で食品は前年同月比3.7%上昇。2桁の伸びが続いた昨年と比べると鈍化傾向にあるものの、家計の負担は重い。子ども2人を育てる30代の男性運転手は「食べる量は変えられない。働く時間を1日8時間から12時間に増やした」と疲れた表情で話した。各候補者に対しては「自分たちの税金が移民対策に使われていることは不満だ。減税してほしい」と訴える。

 家賃の高騰も続く。不動産情報ザンパーによると、10月のニューヨーク市内の家賃(寝室1部屋付き)は中央値で月4240ドル(約64万円)と1年間で1割上がった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制へ政策金利を引き上げたことに連動し、住宅ローン金利も上昇。家の購入を見送った世帯が賃貸市場に流入していることが要因とされる。

 インフレ対策を巡っては、民主党のバイデン大統領が、物価高軽減などを目的としたインフレ抑制法を成立させた実績を強調。一方、共和党候補は減税や歳出削減などを訴えるものの、大統領選まで1年を切った中、具体的な展望や規模などの議論は深まっていない。

 FRBは昨年3月から利上げを始めたが、インフレ率はなお目標の2%を上回る。中東情勢の緊迫化などインフレ圧力を強める要因が重なり、「金融引き締めが長引く可能性がある」(大和総研の矢作大祐主任研究員)との観測もくすぶる。

6920OS5:2023/11/09(木) 21:11:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a530938474c6a78a6690dc5ececff2c2b8301c3
米共和討論会 対ハマス、イランで強硬論続々 トランプ氏また欠席
11/9(木) 13:53配信



産経新聞
【ワシントン=大内清】来年11月の米大統領選に向けた共和党の第3回候補者討論会が8日、南部フロリダ州マイアミで行われた。党の指名獲得を目指す5人が参加し、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘やウクライナ支援などで論戦を交わした。

討論会には、デサンティス・フロリダ州知事▽ヘイリー元国連大使▽インド系投資家のラマスワミー氏▽スコット上院議員▽クリスティー前ニュージャージー州知事が参加。ペンス前副大統領が選挙戦から撤退したことなどで前回の7人から絞り込まれた。指名争い首位のトランプ前大統領は、前回と前々回に続いて欠席し、フロリダ州内で支持者集会を開いた。

ガザ情勢を巡りデサンティス氏は、イスラエルのガザ攻撃を全面的に擁護し、「ハマスは無条件降伏するべきだ」と主張。他候補も競うように強硬姿勢を強調し、「米国のすべき唯一のことはイスラエルがハマスを消し去るのを助けることだ」(ヘイリー氏)、「(ハマスを支援する)イランを空爆すべきだ」(スコット氏)などと語った。

ロシアの侵略を受けるウクライナについては、ヘイリー、スコット、クリスティーの3氏が軍事支援継続を説いたのに対し、ラマスワミー氏が「ウクライナは民主国家ではない」などとして支援を否定。デサンティス氏は支援のあり方について明言は避けつつ、欧州各国がより多くを負担するべきだとの考えを示した。

6921OS5:2023/11/09(木) 21:12:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d14acfd901f9581649e4376405d0bceac971d2
米「前哨戦」で民主に追い風 重要州で選挙・住民投票 バイデン氏勢いは不透明
11/9(木) 13:49配信
産経新聞
【ワシントン=大内清】米国で7日、約1年後に迫った大統領選の「前哨戦」ともいえる選挙や住民投票が南部バージニアや中西部オハイオなど重要州で行われ、与党・民主党に有利な結果が示された。再選を目指す民主党のバイデン大統領(80)への追い風といえるが、党内にはバイデン氏の高齢を不安視する声があり、選挙戦の勢いにつながるかは不透明。返り咲きを狙うトランプ前大統領(77)が影響力を振るう野党・共和党にとっては手痛い結果となった。

首都ワシントンに隣接するバージニア州の州議会選では7日、民主党が下院を奪還するとともに、上院の過半数も維持した。同州では共和党のホープと目されるヤンキン知事が昨年の就任後、保守派寄りの施策を進めるが、有権者の「待った」がかかった形だ。

共和党が優勢な南部ケンタッキー州の知事選では、民主党の現職が再選を決めた。南部ミシシッピ州では共和党の現職知事が民主党の新人を退けた。

オハイオ州では、大統領選の重要争点である人工妊娠中絶の権利を巡って住民投票が行われた。住民投票は中絶の権利を州憲法に明記することへの賛否を問い、「賛成」(約57%)が「反対」(約43%)を上回った。特に、大統領選を左右する無党派層や女性の票が賛成派の勝利に貢献したとされる。

AP通信によると、この結果を受け、他州でも同様の住民投票を目指す運動が勢いづいている。

州憲法への中絶の権利明記は、連邦最高裁が昨年6月、中絶を合衆国憲法上の権利とした1973年の判例を覆したのを受けた動き。この問題では、キリスト教保守層の支持を受ける共和党が中絶の禁止や大幅な制限を主張しているのに対し、リベラル層を基盤とする民主党が中絶を選択する権利を擁護する構図がある。

一連の選挙・投票結果について、ジャンピエール大統領報道官は8日、「バイデン氏の政策への支持の大きさを示した」と語った。

だが、バイデン氏を取り巻く環境は厳しい。大統領選がバイデン氏とトランプ氏の争いとなった場合の投票先を尋ねた米紙ニューヨーク・タイムズの世論調査(5日発表)によると、勝敗を左右する中西部ミシガンなど重要6州のうち5州で、トランプ氏への支持がバイデン氏を上回った。

米国の経済は堅調で失業率も低水準で推移している。それでもバイデン氏の支持が低迷する背景には、80歳という年齢や認知能力低下への懸念がある。各種世論調査では、バイデン氏が「高齢すぎる」と考える人は約7割に達する。

同紙の調査結果を受けて民主党の有力アナリスト、デビッド・アクセルロッド氏は6日、バイデン氏はこのまま再選を目指すのが「賢明かどうか」を考えるべきだ、と交流サイト(SNS)に書き込んだ。今回の選挙・住民投票で民主党が自信を深める中、バイデン氏がむしろ「足かせ」になるとの見方が強まる可能性は否定できない。

一方、保守派が強い影響力を持つ共和党にとり、中絶問題で自党に否定的な結果が出たことは大きな懸念材料だ。

共和党の候補者指名争いで首位を独走するトランプ氏は、自身の大統領任期中に最高裁の保守派優位を確立したことが、中絶を憲法上の権利とした判例を覆すことにつながったと誇ってきた。指名レースで2位につける南部フロリダ州のデサンティス知事は、妊娠6週以降の中絶を原則として禁じる州法を今年4月に成立させた。

他の候補らも「プロ・ライフ(中絶反対派)」であるとアピールすることで保守派の歓心を買おうとしてきた。保守派に大きく傾斜した姿勢が本選では無党派層などの反発を招きかねず、今後は戦略の見直しを迫られそうだ。

6922OS5:2023/11/10(金) 14:24:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a874f37f851dc56a379ed8568d9ab666eb5f521e
米民主党マンチン議員、上院選不出馬を表明 大統領選挑戦には含み
11/10(金) 13:10配信

毎日新聞
政治団体「ノー・レーベルズ」の集会に参加する民主党のマンチン上院議員=米東部ニューハンプシャー州マンチェスターで2023年7月17日、秋山信一撮影

 米民主党のジョー・マンチン連邦上院議員(76)=南部ウェストバージニア州選出=は9日、2024年11月の上院選に出馬しない意向を表明した。共和党の地盤が強固な同州で議席を守ってきたマンチン氏の不出馬は、上院で2議席差で多数派の民主系には痛手となる。一方、マンチン氏は「国を回って、中道層の運動の創出に関心があるかを見定める」としており、上院選と同時に行われる大統領選で2大政党以外から立候補する可能性に含みを残した。

 マンチン氏はX(ツイッター)にビデオ声明を投稿し、「何カ月も熟考し、家族とも話し合ってきた。ウェストバージニアのために目指したことは達成したと信じている。難しい判断だったが、(24年の)上院選には出馬しない」と説明した。

 マンチン氏は同州知事を経て、10年の連邦上院補選で初当選した。リベラル派が多い民主党の保守派の代表格で、共和党との超党派協力にも積極的だった。両党の議席が伯仲する上院で、マンチン氏の動向が法案の成否を決める場面もたびたびあり、バイデン政権が推進した気候変動・医療対策法(インフレ抑制法)もマンチン氏が賛成に転じたことで22年8月に成立にこぎつけた。

 マンチン氏の不出馬は、民主党に打撃となる。上院(定数100)の現有議席は民主系51、共和党49だが、24年に争われる34議席のうち23議席が民主系のものだ。民主系の改選議席には保守的な州や共和党と接戦の州のものが多く含まれ、24年は苦戦が予想されてきたが、さらに形勢が厳しくなった。上院の多数派を共和党に奪われれば、仮に大統領選で民主党候補が勝っても思うように法案を通せず、政権運営が難航するのは必至だ。

 一方でマンチン氏は、リベラル色が強まる民主党内で孤立を深めてきた経緯がある。2大政党に見切りをつけ、超党派協力や中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」の支援で、24年大統領選に立候補する可能性も取り沙汰されている。

 24年大統領選では民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ前大統領の対決になる可能性が高まっているが、ともに無党派層やライバル政党の支持者からは不人気で、「第三勢力」がどちらから多く票を奪うかが、勝敗を左右するとの見方も出ている。【ワシントン秋山信一】

6923OS5:2023/11/11(土) 22:07:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d938235e5db5e967b7899a6cf2677ac6b3bbf5
米民主重鎮マンチン議員、無所属で大統領選出馬か 上院選不出馬を表明
11/10(金) 19:12配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米民主党穏健派の有力政治家で来年の大統領選に無所属で出馬するとの観測が出ているマンチン上院議員(76)が9日、来年11月の上院議員選に出馬しない意向を明らかにした。今後の活動について明言は避けつつ、既存政党と政治分断に不満を抱く中道層の糾合に努める意向も示した。支持が低迷するバイデン大統領はマンチン氏の出方に対する警戒を高めそうだ。

マンチン氏は保守層が多いウェストバージニア州選出。次期選挙は共和党が取り戻す可能性が高まる。民主党は上院(定数100)で無所属を含め51と僅差で多数派を維持しており、同党には打撃となる。

マンチン氏は左派の影響力が強いバイデン政権の政策に異議を唱えるなど超党派的行動で知られる。9日、ビデオを通じ「ウェストバージニアでやろうとした目標は達成した」と言明。今後は全米を旅してまわり「中道層を結集して米国民を団結させる運動」を訴えていく考えを示した。

マンチン氏は、正副大統領候補の擁立を模索する第3政党グループ「ノーレーベルズ」の7月の行事で、自身の進退を「まだ決断していない」としつつ「米国民には(既存政党以外の)選択肢が必要」と訴えた。

大統領選をめぐる世論調査では、再出馬を表明したバイデン氏と、共和党の指名争いで支持率首位を走るトランプ前大統領の対戦について、約半数の国民が不満を抱く。第3政党候補への関心が高まりをみせ、ロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)も無所属での出馬を表明している。

ただし、全米でも知名度が高いマンチン氏が無所属で出馬すれば民主党票が大量に流れ「トランプ氏が返り咲くことになる」と民主党陣営は警告してきた。

ノーレーベルズは9日、マンチン氏の上院選不出馬表明を受けた談話で「米国の重大な課題に対する全米的な議論を主導するため前進することを称賛したい」と期待を示した。

6924OS5:2023/11/11(土) 22:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6925OS5:2023/11/11(土) 22:10:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/f476a7140114877f438864b6fe94a0c97260cfe6
移民問題、バイデン氏に逆風 「聖域都市」NYも悲鳴 米大統領選
11/10(金) 20:32配信



時事通信
一時滞在用シェルター付近の路上で眠る不法移民ら=8月1日、ニューヨーク(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米大統領選まで1年を切る中、再選を目指すバイデン大統領にとって、移民問題が大きな逆風となっている。

 受け入れに寛容な「聖域都市」の一つで、民主党支持者の多い東部ニューヨーク市でさえも「市が壊れる」と悲鳴を上げ、市民からはトランプ前大統領復活を願う声も聞かれる。

 「次はトランプ氏に投票する」。自身もペルーからの移民だという同市在住の40代男性は、増え続ける移民が市の財政と治安を悪化させていると憤りを隠さない。「彼らは市民ですら住めないマンハッタンの一等地に暮らす。物価も上がっているのに、こんな状態はおかしい」
 市には昨年春以降、中南米などから亡命目的でメキシコ国境を越えて入国した不法移民らが殺到。その数は既に13万人を超え、市はコロナ禍で廃業したマンハッタン中心部のホテルなどを一時滞在用シェルターに変えて対応している。

 だが、急増に収容が追いつかず、今年夏にはホテル前で多くの人が路上生活を余儀なくされる事態となった。滞在費や食費、親と共に越境してきた子供の教育費が財政に重くのしかかり、アダムズ市長は9月、移民危機が「市を破壊する」と音を上げ、バイデン政権に対応強化を求めた。

 税関・国境警備局(CBP)によると、2022年10月〜23年9月にメキシコ国境で拘束された越境者数は247万人超に上り、過去最多を記録。メキシコと接するテキサス州などは、バイデン政権に圧力をかけるため、バスを手配して聖域都市に移民を送り付けている。

 こうした中でバイデン政権は10月、トランプ前政権が進めたメキシコ国境の「壁」建設の継続を一転して認める決定を下した。21年1月の就任初日に建設中止を高々と宣言したが、不満の鬱積(うっせき)に苦渋の決断を迫られた形だ。

 一方で、トランプ氏は「バイデンは、記録的な数の不法滞在者が押し寄せることを許した」と主張。「(移民の)主要な動機を断つ」として、返り咲けば初日に不法移民の子供への市民権付与を制限する大統領令に署名する方針を表明しており、米市民の不満の受け皿となりそうだ。

6926OS5:2023/11/12(日) 15:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96ee3570ac39ef6bef711ef506d9b1a28e6ed74
失効迫るアメリカ政府のつなぎ予算 下院議長が2段階期限の新提案
11/12(日) 14:53配信


毎日新聞
米国の国旗=ゲッティ

 米連邦政府の当面の運営資金を手当てする「つなぎ予算」の失効が迫る中、野党・共和党下院トップのジョンソン議長は11日、今月半ば以降の運営資金を手当てする新たなつなぎ予算案を発表した。共和党の一部保守強硬派が求めていた失効期限を二つ設ける異例の内容で、上下院を通過させられるかは不透明だ。現行のつなぎ予算が切れる17日までに成立させられなければ、政府機関の一部閉鎖に追い込まれる。

 ジョンソン氏が提案したのは、省庁ごとに2024年1月19日と2月2日の二つの失効期限を設ける2段階のつなぎ予算案。下院共和党で影響力を持つ保守強硬派が支持していた内容だが、前例がなく機能するかどうか不透明なためバイデン政権や民主党は反対している。一方、予算規模は前年度並みとし、保守強硬派が求める歳出削減を採用しなかった。

 ジョンソン氏は自身のソーシャルメディアに「保守派の勝利のために闘う下院共和党にとって最善の法案だ」と投稿し、支持を呼び掛けた。

 一方、米ホワイトハウスのジャンピエール大統領報道官は声明で「共和党の混乱を助長し政府閉鎖のリスクを高める提案だ。政府閉鎖が迫っているのに貴重な時間を無駄にしている」と批判した。

 異例のつなぎ予算案は保守強硬派に配慮したものとみられるが、米メディアによると一部の保守強硬派は大幅な歳出削減が盛り込まれなかったことに反発し、反対票を投じる見通しという。【サンフランシスコ大久保渉】

6927OS5:2023/11/13(月) 09:42:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/71c0251fea4b015c685ffdbc13d5784096fdd12b
下院議長、つなぎ予算案発表 不成立なら18日から政府閉鎖 米
11/13(月) 6:57配信

時事通信
 【ワシントン時事】ジョンソン米下院議長(野党共和党)は11日、最長で2024年2月2日までのつなぎ予算案を発表した。

 現行のつなぎ予算の期限である今月17日までに上下両院を通過し、バイデン大統領の署名を経て成立しなければ、18日未明から政府機関の一部が閉鎖される。

 つなぎ予算案では、農業や退役軍人関連など一部事業については来年1月19日まで、その他は2月2日まで資金が確保される。ただ、バイデン政権が要求する、ウクライナやイスラエルへの支援は含まれていない。

 ジョンソン氏はX(旧ツイッター)で2段階のつなぎ予算案に関し、予算審議で「下院共和党にベストな立場をもたらすために必要な法案だ」と強調した。ただ、大幅な支出カットは伴わず、下院共和党の保守強硬派からは早くも「100%反対だ」(チップ・ロイ議員)との声が上がる。13日以降、共和党が多数派を占める下院での採決が見込まれるが、可決するかは不透明だ。

 現行のつなぎ予算を巡っては、マッカーシー前下院議長が与党民主党の賛成で可決にこぎ着けたため、共和党の強硬派が反発。マッカーシー氏は解任に追い込まれ、党内の内紛からジョンソン氏選出まで3週間余りを要した。

 ジャンピエール大統領報道官は声明で、「下院共和党は時間の無駄遣いをやめ、政府閉鎖を回避するため超党派の手法で取り組む必要がある」と訴えた。政府閉鎖となれば、一部職員への給与支払いが行われないなど、社会や経済の混乱が懸念される。

6928OS5:2023/11/14(火) 14:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/034a9be57c92bb91a8e161af4ac674b09214dc4f
米与野党、2度目「つなぎ予算」で神経戦 共和強硬派が議長案に反対
11/14(火) 13:19配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府の閉鎖を回避するための「つなぎ予算」が今月17日に期限切れを迎えるのを前に、与野党の神経戦が激しさを増している。野党・共和党のジョンソン下院議長が13日までに新たなつなぎ予算案を提示したのに対し、同党の保守強硬派の一部が反対を表明。与党・民主党からは、政府閉鎖の混乱を避けるためにジョンソン氏の案に前向きな反応も出ている。

米国では党派対立の深刻化から2024会計年度(23年10月〜24年9月)の本予算案が議会を通過しておらず、現在は約1カ月半のつなぎ予算でしのいでいる状態。期限が切れる17日までに新しいつなぎ予算案が可決・成立しなければ、政府機関の一部が閉鎖に追い込まれる。

そんな中でジョンソン氏は、農業やエネルギー、軍関連の建設事業、運輸、住宅などの分野は来年1月19日まで、その他の分野は2月2日まで、現在の水準で継続して予算執行を行えるようにする2段階方式のつなぎ予算案を与野党に提示した。歳出規模を据え置くことで民主党も賛成しやすい内容とし、当面の混乱を避ける狙いとみられる。

民主党のシューマー上院院内総務は13日、この提案について、「(民主党と)同じ方向を向いており喜ばしい」と歩み寄りの姿勢をみせた。

一方、ジョンソン氏の身内である共和党では、保守強硬派が大幅な歳出削減や移民政策の厳格化などを盛り込むべきだなどと主張し、米メディアによると13日までに少なくとも6人が反対を表明した。

下院は共和党が多数派ながら民主党との差はわずかで、保守強硬派が反対に回った場合、法案可決には民主党の協力が必要となる。

同派は2024年大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近く、9月末に現在のつなぎ予算がまとまった際も強硬論を展開。民主党に妥協したとして当時のマッカーシー議長(共和党)を批判して解任に追い込み、政治の空転を招いた経緯がある。

新たなつなぎ予算案は14日にも下院で採決が行われる見通し。これが通過しても、ジョンソン氏が今後の本予算審議などで保守強硬派を制御できるかは不透明なままだ。

6929OS5:2023/11/16(木) 11:17:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c7af2e398fd63b2ef83013050d6731f023f000b
バイデン氏予備選「初戦」見送り 東部州、民主党の決定無視
11/16(木) 9:01配信
共同通信
 【ワシントン共同】米東部ニューハンプシャー州は15日、来年の大統領選の民主党候補を選ぶ予備選を1月23日に実施すると発表した。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦とする民主党全国委員会の決定を無視して前倒しした。再選を目指すバイデン大統領陣営は、全国委の決定を尊重してニューハンプシャー州予備選への参加を見送る予定という。米メディアが報じた。

 長年にわたり全米で最初に予備選を行ってきたニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に強く反発していた。バイデン氏が民主党候補となることは確実視されており、日程を巡る動きが結果に影響することはないとみられる。同州では共和党の予備選も1月23日に実施される。

 民主、共和両党の候補指名争いは、全米各州で党員集会や予備選を順次開いて代議員の獲得を競う。ニューハンプシャー州の民主党は、全国委の決定に従わなかったとして代議員を失う可能性があるという。

 ニューハンプシャー州の州務長官は、他の州より少なくとも7日早く予備選を行うと定めた州法に従ったと説明している。

6930OS5:2023/11/16(木) 16:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9bbf67e36added6e7f06f82b4db152bdc573e84
米ニューハンプシャー州、民主党全国委の決定に従わず予備選前倒し
11/16(木) 14:51配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米東部ニューハンプシャー州は15日、2024年大統領選の党候補指名争いについて、予備選を1月23日に実施すると発表した。民主党全国委員会はバイデン大統領の意向に沿い、2月3日の南部サウスカロライナ州予備選を初戦にすると決めている。党全国委が認めない形で予備選を行えば、夏の党全国大会で候補指名の投票を行う代議員の割当数削減などの制裁が科される可能性がある。米メディアが伝えた。


 主要政党の候補指名プロセスは1976年以降、中西部アイオワ州の党員集会で幕を開け、ニューハンプシャー州の予備選が続く形が慣例だった。予備選としてはニューハンプシャー州が最初だった。

 ただし、序盤戦がいずれも白人が9割以上を占める州で実施することに対し、多様性を重視して支持拡大を図ってきた民主党内で疑問視する声が出ていた。このため、同党全国委は今年2月に日程を半世紀ぶりに変更する計画を承認。黒人が3割弱を占めるサウスカロライナ州を初戦とし、その3日後にニューハンプシャー州と西部ネバダ州で実施するなどの計画を決めた。

 しかし、ニューハンプシャー州は他の州に先駆けて予備選を実施することを州法で義務づけている。州務長官は発表にあたり、「ニューハンプシャー州には伝統があり、法律がある」と語ったという。これに対し、アイオワ州は1月15日に民主、共和両党の党員集会をそれぞれ実施するが、民主党の結果については同州民主党がすぐに公表しないことで党全国委の決定と整合性をとるという。

 再選を目指すバイデン氏の陣営は、党全国委の決定に従う方針で、ニューハンプシャー州予備選への参加は見送る方針だ。【ワシントン西田進一郎】

6931OS5:2023/11/20(月) 22:27:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/90ba1558c364f555d80389bc7ba5ed3318a65c5a
米上院、つなぎ予算案を可決 政府閉鎖回避へ
11/16(木) 15:30配信

CNN.co.jp
米連邦議会議事堂で記者団の質問に答える上院民主党トップのシューマー院内総務

(CNN) 米上院は15日、政府機関の閉鎖を避けるための「つなぎ予算案」を可決した。政府機関の閉鎖は当面回避されるが、財政をめぐる協議は来年に持ち越された。

賛成は87票、反対は11票だった。

今回のつなぎ予算に関する法案は下院では14日に可決していた。法案はバイデン大統領のもとに送られ、バイデン氏の署名を受けて成立する。現在の予算は17日に期限を迎えることになっている。

今回のつなぎ法案では1月と2月に新たな期限が設けられるため、議員らは、通年の歳出法案について、わずか2カ月余りで交渉して可決しなければならないという圧力にさらされている。

下院共和党の保守派が求める大幅な歳出削減を民主党が否定するなど、大きな溝があるため、交渉は困難で複雑なものとなりそうだ。新たに下院議長に選出されたマイク・ジョンソン氏は、議員らがこうした困難を乗り切るなか、指導者としての新たな試練に直面することになる。

法案では、軍の建設事業、退役軍人関係、輸送、住宅、エネルギー省などの優先分野の予算を来年1月19日まで延長する。対象外となる他の政府機能については2月2日まで予算が手当てされる。イスラエルとウクライナへの追加支援は盛り込まれていない。

6932OS5:2023/12/01(金) 21:50:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1fec8f7d7af85d4ec73a355c8254e0736a674d4
28年大統領選の予告編?  民・共スター知事が直接対決 米
12/1(金) 20:26配信

時事通信
米共和党のデサンティス・フロリダ州知事(左)と民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米FOXテレビは11月30日、共和党のデサンティス・フロリダ州知事(45)と、民主党のニューサム・カリフォルニア州知事(56)による異例の討論会を開催した。

 いずれも巨大な州を治める両党の「スター」。将来の大統領候補に数えられ、互いをライバル視する2人が、経済や教育、治安問題を巡って激論を交わした。

 両知事は、あらゆる面で対照的な州統治の手法を採る。保守派のデサンティス氏は、リベラル派のニューサム氏を「犯罪者に甘い」「州人口を減らした知事」などと攻撃。ニューサム氏は、デサンティス氏の政策が女性や人種的・性的少数派に差別的だと指摘し、「1960年代以前に時計の針を戻そうとしている」と応戦した。

 デサンティス氏は来年の大統領選に立候補しているが、党指名レースではトランプ前大統領(77)に支持率で大きく水をあけられている。今回指名を獲得できずとも、若さや選挙戦で培った知名度を武器に、2028年大統領選の有力候補となる可能性は残る。

 一方、ニューサム氏は来年は出馬しない意向を示し、バイデン大統領(81)の再選を強く支持している。だがメディアへの露出は怠らず、10月には中国を訪問して習近平国家主席との会談を実現するなど、「バイデン後」への野心は隠さない。

 来年の大統領選では、バイデン氏とトランプ氏が再び相まみえる公算が大きい。若き知事2人の対決に注目が集まるのは、有権者の多くが望まない「高齢者対決」への不満の裏返しと言えそうだ。

6933OS5:2023/12/02(土) 14:43:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/0aae2ebceab48ca5f5d50f3f3f769970c4977ad0
米下院議員、異例の除名 史上6人目、選挙資金流用
12/2(土) 6:24配信
共同通信
除名処分を受け、米連邦議会議事堂を後にする共和党のジョージ・サントス議員=1日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米下院は1日、選挙活動のためだとして支持者から集めた資金を私的に流用したとして、詐欺罪などで起訴された共和党のジョージ・サントス議員(35)を除名した。下院による議員資格剥奪は史上6人目。共和党同僚議員の多くも賛成して異例の措置を取った。

 サントス元議員は2022年の下院選の選挙活動中、テレビ広告などに使うとうその説明をして寄付を募り、数千ドル(数十万〜百数十万円)を高級ブランドの衣服購入やクレジットカードの支払いに充てた。新型コロナウイルス禍で失業したとして給付金をだまし取ったともされている。

6934OS5:2023/12/05(火) 11:55:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/37cd5ccbe399f9ef9a292e4dadfc45901d665a08
共和党候補争い、ノースダコタ州知事が撤退 献金巡る発言で物議
12/5(火) 8:50配信

毎日新聞
米ノースダコタ州のダグ・バーガム知事=米西部カリフォルニア州で2023年9月27日、AP

 米中西部ノースダコタ州のダグ・バーガム知事(67)は4日、2024年11月の大統領選に向けた共和党候補指名争いから撤退すると表明した。知事と企業経営者としての実績をアピールしたが、全米レベルの知名度が高まらず、世論調査での支持率も低迷。テレビ討論会の参加に必要な献金者数を確保するために「1ドル以上の献金者のうち、先着5万人に20ドルのギフトカードを贈る」と呼びかけ、「違法ではないか」と物議を醸したこともあった。

 バーガム氏は4日のX(ツイッター)への投稿で、共和党全国委員会が全国的な世論調査での一定の支持率を討論会参加の条件としたことについて「大統領の職務を果たすのとは関係のない条件だ」と批判した。バーガム氏は第1〜2回の討論会には参加したが、11月の第3回討論会では全国調査の支持率が基準に届かずに参加できず、今月6日の第4回討論会に向けても参加基準を満たせていなかった。【ワシントン秋山信一】

6935OS5:2023/12/06(水) 08:30:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/616d3819e3a7ab7f1eaa4edd0068e6b43baa0318
リズ・チェイニー氏が出馬検討 反トランプ派、第三政党から
12/6(水) 4:47配信

共同通信
米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米共和党のリズ・チェイニー前下院議員(57)はワシントン・ポスト紙に対し、来年の大統領選に第三の政党から出馬を検討していると述べた。同紙電子版が5日、インタビューを掲載した。チェイニー氏はトランプ前大統領批判の急先鋒で、共和党候補指名争いで独走するトランプ氏を阻止するため「何でもやる」と語った。

 チェイニー氏が実際に出馬すれば、民主党候補に流れる可能性があった無党派層やトランプ氏を嫌う共和党穏健派の票が分散し、結果的にトランプ氏を利するとの見方が強い。チェイニー氏は数カ月以内に最終決断すると述べた。民主党は再選を狙うバイデン大統領の候補指名獲得が確実視されている。

 チェイニー氏は、ブッシュ(子)政権で副大統領を務めたディック・チェイニー氏を父に持つ。2021年の議会襲撃でトランプ氏の責任を厳しく追及。22年の前回下院選の共和党予備選で、トランプ氏が推薦した「刺客」候補に敗れた。その直後にも大統領選出馬を検討すると明らかにしていた。

6936OS5:2023/12/06(水) 16:17:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe44bb9ec5809324ca76452db4e8453dfa0491d3
米軍幹部ら425人の人事を承認 共和議員が中絶巡る人事妨害を緩和
12/6(水) 16:04配信
毎日新聞
米共和党のタバービル上院議員=米連邦議会で2023年9月、ロイター

 米連邦上院は5日、米軍幹部ら425人の人事を全会一致で承認した。共和党のタバービル上院議員が、人工妊娠中絶を希望する女性要員への国防総省の支援策の撤回を要求し、人事承認手続きを妨害していたが、5日に中将以下に限って手続きを容認した。大将クラスの承認手続きは引き続き妨害しているが、今年2月から滞留していた米軍人事がようやく大幅に緩和された。

【写真】ボードを掲げて抗議する中絶容認派の人たち

 タバービル氏は5日、人事滞留による即応態勢の低下を懸念する共和党議員らの説得を受け、中将以下の人事案を投票を経ずに一斉に承認することを受け入れた。国防総省は中絶を巡る政策変更を拒絶しており、タバービル氏が従来の強硬姿勢を緩和させた理由は不明だ。ただ、人事滞留の長期化によって、共和党からも米軍関係者の不信感が増すことを心配する声が出ており、タバービル氏に方針転換を求める圧力が超党派で強まっていた。

 バイデン大統領は5日の声明で「タバービル氏は政治的な動機に基づいて何百人もの軍幹部人事を滞留させ、10カ月間も軍の即応態勢や士気を弱めてきた」と改めて非難した。

 米国の政府・軍などの高官の人事案は、上院の承認が必要になる。異論がない場合は「全会一致」で即決できるが、議員が一人でも反対すると、討論打ち切りや人事案の承認などで投票が必要になる。軍人事は政治色が薄く、普段は全会一致で承認されることが多いが、タバービル氏が即決手続きに反対したことで人事承認が滞留していた。手続きとしては人事案を1件ずつ投票で承認することも可能だが、多数派の民主党系会派は審議時間を大幅に割くことを嫌がり、慎重姿勢を示していた。【ワシントン秋山信一】

6937OS5:2023/12/07(木) 08:09:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/19d99dc7a65f5f460a9e7349e4209c01a4cc03b9
共和党のマッカーシー前米下院議長、年末に議員辞職 与野党僅差の中
12/7(木) 6:42配信
CNN.co.jp
共和党のマッカーシー前下院議長が年末に議員を辞職する

(CNN) 米連邦議会のマッカーシー前下院議長(共和党)は6日、今月末に議員を辞職すると表明した。

米紙ウォールストリート・ジャーナルへの寄稿で明らかにした。マッカーシー氏は10月に史上初めて議長職を解任されており、辞職するとの見方が強かった。

マッカーシー氏は17年にわたり下院議員を務め、長らく党を率いる立場にあった。同氏は寄稿の中で自らの実績を挙げ、在職期間については何の後悔もないと明言した。

マッカーシー氏は15回もの投票を経て1月に議長職を勝ち取ったが、つなぎ予算案を本会議採決にかけたことで党内保守派議員の反発を招き、就任からわずか9カ月で解任された。

同氏は「勝ち目の低さや個人的な犠牲をいとわず、我々は正しいことをした。最近の政界ではこうしたことは時代遅れのように見えるかもしれないが、国民のために結果を出すことは今でも国中で称賛されている」と寄稿に書いた。

これより前に、下院は同じく共和党のジョージ・サントス氏を除名処分としており、今回のマッカーシー氏の辞職で下院与党である共和党の議席はさらに減ることになる。

寄稿とは別に、マッカーシー氏は辞職を説明する動画も公開し、その中で「新たな領域で情熱を追求する時がきた。年末をもって議員を辞職するが、愛する国のために戦うことは決してやめない」などと語った。

全米共和党議会委員会(NRCC)の委員長を務めるリチャード・ハドソン議員は、マッカーシー氏の「国と下院共和党の議席拡大への貢献」に感謝の意を示した。

6938OS5:2023/12/13(水) 16:44:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0f970ef7622001af9d69e2cef5b5f16db0dde0c
米NY州、連邦下院の区割り変更へ 多数派目指す民主党に追い風か
12/13(水) 16:24配信

毎日新聞
米東部ニューヨーク州の連邦控訴裁=同州オールバニで2015年5月、AP

 米ニューヨークの連邦控訴裁(高裁)は12日、ニューヨーク州に対し、来年実施される連邦下院選(定数435)へ向けて新たな選挙区割り案を作成するよう命じた。地元メディアが報じた。政治的に独立した委員会が来年2月末までに区割り案を作成し、民主党が多数派の州議会が案を承認するか決めることになる。連邦下院での多数派奪還を目指す民主党に有利な区割りとなる可能性がある。


 同州では、昨年11月の中間選挙を前に、国勢調査の結果を受けて連邦下院の議席数が1減の26に変更された。これに伴い、州議会が新たな区割り案の作成を始めたが、共和党側が反発して提訴。連邦控訴裁は、民主党主導の州議会が作成した案は自党に有利な区割りをする「ゲリマンダー」に当たるなどとして認めず、裁判所自らが区割りを実施した。

 直後の中間選挙で、同州の連邦下院選では共和党の獲得議席数が11となり、改選前の8から増加。この結果に対し、民主党の支持者らが区割り見直しを求めて、訴訟を起こしていた。【ニューヨーク中村聡也】

6939OS5:2023/12/31(日) 17:20:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/919e114cfc2cd22475780770b558702c1f52ac85
米副大統領職の辞退、明言せず ヘイリー氏、ポストに執着?
12/31(日) 14:09配信

共同通信
米東部ニューハンプシャー州の集会で参加者に対応するヘイリー元国連大使=12月28日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】2024年米大統領選の共和党候補指名を争うヘイリー元国連大使が28日の集会で、トランプ前大統領が本選に臨むことになった場合に副大統領職を提示されたら辞退するかどうか参加者に問われ、明言を避けた。「2位争いはしない」と述べるにとどめた。副大統領ポストに執着しているとの臆測が広がりそうだ。

 トランプ政権で国連大使を務めたヘイリー氏は、トランプ氏とは「協力して仕事をした」と語った。党内支持率で首位独走のトランプ氏にどう挑むのか、立ち位置が問われている。

 ヘイリー氏は「嫌トランプ氏感情に取りつかれれば、米国を前進させられない」と強調し、辞退するかどうかに触れなかった。

6940OS5:2024/01/04(木) 15:54:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/822a19032e4efed8c0c6758d57256c9a7120df72
トランプ氏、出馬資格巡り連邦最高裁に上訴 コロラド州の判決に不服
1/4(木) 15:35配信
毎日新聞
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ前大統領=2023年10月23日、秋山信一撮影

 トランプ前米大統領は3日、2024年大統領選の共和党候補指名争いで、西部コロラド州予備選への参加資格がないとした同州最高裁の判断を覆すよう求めて連邦最高裁に上訴した。トランプ氏陣営は声明で「同州最高裁の不当判決を明確に却下し、11月に自由で公正な選挙を実施することを強く求める」と主張した。

 同州最高裁は23年12月、大統領在職当時のトランプ氏が21年1月の連邦議会襲撃事件で「反乱」に関与したと認定。憲法順守を誓った公務員が暴動や反乱に関与した場合、その後公職に就くことを禁じる憲法修正14条3項の規定に抵触し、大統領就任の資格を失ったと判断した。

 これに対し、トランプ氏側は、大統領の「資格」に関する問題は州ではなく、連邦議会が決定すべきことだと指摘。3項の規定は大統領職には適用されないとしたうえで、「トランプ氏は反乱には関与しなかった」として同州最高裁の判断は誤りだと主張している。

 共和党の指名争いは15日の中西部アイオワ州党員集会で始まる。しかし、党内支持率で首位を走るトランプ氏に対し、東部メーン州の州務長官(民主党)も同州予備選への参加を認めないと決定。トランプ氏は1月2日、メーン州の裁判所に判断の無効化を求める訴えを起こしている。他の州では州最高裁が参加を容認した例もあり、州ごとに判断が分かれる中で指名争いの開幕が迫る異例の事態となっている。【ワシントン西田進一郎】

6941OS5:2024/01/04(木) 15:54:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b84bb7538c49e4bed235e9012dd11f2cadcf6cb6
ケネディ氏、ユタ州で立候補基準満たす 2大政党は「壊し屋」と警戒
1/4(木) 14:19配信

毎日新聞
米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで、演説する弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏=2023年10月9日、秋山信一撮影

 2024年11月の米大統領選に無所属で立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は3日、西部ユタ州で記者会見し、同州で投票用紙に候補者名を記載するのに必要な数の署名を集めたと発表した。ケネディ氏が立候補基準を満たしたのは、ユタ州が初めて。米政界の名門一族出身のケネディ氏は民主、共和両党の票を奪う「壊し屋(スポイラー)」として注目されており、立候補基準を満たす州をどこまで増やせるかが焦点の一つになっている。

 無所属候補の立候補基準は州によって異なる。ユタ州では選択式の投票用紙に氏名を記載するには「有権者1000人分の署名」が必要だ。ケネディ氏の陣営は3日までに署名を提出し、州当局に有効性を認められた。

 ケネディ氏は会見で「ユタ州では必要な署名数の倍以上を短期間で集めた。必要な署名数が非常に多い州もあり、『第3党』が参加しにくいように制度設計されているが、我々には活発に活動してくれる仲間がいる」と述べた。

 ケネディ氏は分断の解消や中間層の支援などの政策を訴え、2大政党に対する不満の受け皿を目指している。キニピアック大学の12月の世論調査では、共和党のトランプ前大統領(38%)や民主党のバイデン大統領(36%)に次いで、16%の支持を集めた。若年層や無党派層からの期待が大きい。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおいで、同氏の弟ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子として知られる。【ワシントン秋山信一】

6942OS5:2024/01/05(金) 16:15:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d8b6a3c7d125c964daf19228c52f6997efa34d
NY市、テキサスから移民送り込んだバス会社を提訴 1千億円要求
1/5(金) 13:30配信

朝日新聞デジタル
2023年12月、米ニューヨーク市で移民センターとなっていた小学校の外で列をつくる人たち=AP

 米ニューヨーク(NY)のアダムス市長(民主党)は4日、ビザを持たずに米国入りした亡命申請者をテキサス州からバスでNYに送り込んだとして、17のバス運送会社を相手に訴訟を起こしたと発表した。過去20カ月、NY市が避難所での生活支援などで負担した約7億800万ドル(約1027億円)の支払いを求めている。米国への越境者の負担を州同士で押しつけ合っている構図だ。

 メキシコと隣接するテキサス州のアボット知事(共和党)は2022年、しわ寄せを負い続けることはできないとし、越境者の一部をバスに乗せて移送してきた。昨年12月までで3万3600人以上をNYに送ったとしている。

 NY市によると、公的支援を受ける生活困窮者を州外から連れてきた場合、生活困窮者を自費で扶養するか、州外に移送する義務がニューヨーク州の社会福祉法で定められているという。亡命申請者を届けた後の支援を怠ったことは州法違反にあたるとして、17のバス運送会社を提訴した。

 訴状では、バス会社はアボット氏の政策に協力することで数百万ドルの収入を得たとも指摘している。

朝日新聞社

6943とはずがたり:2024/01/06(土) 20:08:59

「アメリカの市長」 元NY市長、破産申請 210億円賠償命令受け
https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/030/019000c
毎日新聞 2023/12/22 08:46(最終更新 12/22 21:44) 48

6944OS5:2024/01/09(火) 08:20:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0278e61c24d3c21a79a0177f96e49edee5ee99
国防長官入院、ナンバー2も知らず 危機管理に懸念強まる 米
1/8(月) 14:30配信
時事通信
オースティン米国防長官=2023年10月、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米CNNテレビは7日、オースティン米国防長官の職務を代行する立場にあるナンバー2のヒックス国防副長官が、オースティン氏の入院を3日後まで知らされていなかったと報じた。

 バイデン大統領が入院の報告を受けたのも3日後だったとされ、米国防当局の危機管理体制に懸念が強まっている。

 オースティン氏は医療処置に伴う合併症を発症し、1日夜に入院した。国防総省のライダー報道官は7日の声明で、オースティン氏は現在も入院中だが、「5日に(病院からオンラインで)職務に復帰した」と明らかにした。

 報道によると、ヒックス氏はオースティン氏の職務を代行する権限を2日に委譲された。しかし、その理由は説明されず、オースティン氏の入院を知らされたのは4日になってからだった。

 ヒックス氏は休暇で米自治領プエルトリコに滞在していた。急きょワシントンに戻ろうとしたが、オースティン氏が5日から職務復帰する予定だったため、そのままとどまったという。

6945OS5:2024/01/09(火) 10:25:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/d837f2aa9eb57a88730e37a11ded7dc3edcc427d
オースティン米国防長官「極秘入院」、バイデン大統領も3日後まで知らされず…危機管理に批判集中
1/9(火) 9:42配信
読売新聞オンライン
オースティン国防長官=ロイター

 【ワシントン=田島大志】米国のオースティン国防長官の「極秘入院」が波紋を広げている。1日の入院翌日に職務権限を委譲された国防副長官が入院の事実を4日まで知らなかったことが判明し、米メディアや議会は安全保障上の危機管理の観点から厳しく批判している。

 国防総省のパット・ライダー報道官は7日に発表した声明で、オースティン氏がワシントン近郊にあるウォルター・リード軍医療センターでの入院を続けていると明らかにし、「順調に回復している。最新情報の報告を受け、必要な指示を出している」と強調した。

(写真:読売新聞)

 同省や米メディアによると、オースティン氏は1日に体の激痛を訴えて救急車で運ばれ、同センターの集中治療室(ICU)に入った。2日に権限の一部をキャスリーン・ヒックス国防副長官に引き継いだ。

 だが、バイデン大統領は4日まで入院の事実を知らされず、議会への通知もなかった。国防総省は入院を公表した5日時点の声明で「副長官が必要に応じて権限を行使する用意ができていた」としていたが、ヒックス氏が入院を知ったのは4日で、休暇先のプエルトリコに滞在していた。

 中東情勢が緊迫化し、駐留米軍への攻撃が頻発している中での情報秘匿に、担当記者らでつくる国防総省記者協会が「米国民が国防トップの健康状態と意思決定能力について情報を得ることは不可欠だ」として抗議するなど、メディアは批判一色になっている。

 オースティン氏は6日に発表した声明で「透明性への懸念は理解している。開示に関しては私が全責任を負う」と釈明した。6日にはバイデン氏と電話した。今のところ、辞任に発展する可能性は低いとみられるが、「合併症」以外の詳しい病名などは不明で、事態沈静化の見通しは立っていない。

6946OS5:2024/01/09(火) 14:56:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fbb39716d9b019e17e6999dd1b488a579c04939
バイデン氏、白人至上主義を非難 黒人教会で演説、支持拡大図る
1/9(火) 10:37配信

毎日新聞
黒人教会で演説するバイデン大統領=米南部サウスカロライナ州チャールストンで2024年1月8日、AP

 11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領(民主党)は8日、南部サウスカロライナ州チャールストンの黒人教会で演説し、「白人至上主義は毒であり、米国に存在する余地はない」と訴えた。共和党のトランプ前大統領が2023年12月の選挙集会で、不法移民について「米国の血を毒している」と発言したことも意識し、非白人層への支持拡大を図った。


 バイデン氏は、演説会場の教会で15年6月に起きた白人至上主義者による銃乱射事件について「憎悪と憤怒の弾丸は、火薬だけでなく毒の力によって発射された。あまりにも長く米国につきまとってきた毒、それは白人至上主義だ。米国史を通じて、この国を引き裂いてきたが、今日も明日も今後もずっと米国に毒が存在する余地はない」と訴えた。

 サウスカロライナ州では2月3日、民主党候補指名争いの実質的な初戦が行われる。バイデン氏は20年大統領選で、州民の約4分の1を占める黒人に浸透して党予備選で勝利し、苦戦していた党候補指名争いで浮上する転機となった。当時は第4戦だったが、バイデン氏の肝煎りで今回は初戦に「昇格」。バイデン氏は8日の演説で「最初の予備選になったことで、サウスカロライナの声が常に届くようにしたことを誇りに思う」とアピールした。【ワシントン秋山信一】

6947OS5:2024/01/11(木) 09:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0f0826d7cca04d407839889cccd799c244a5f03
クリスティー前NJ州知事、米大統領選から撤退 トランプ氏を批判
1/11(木) 7:36配信

CNN.co.jp
クリスティー前ニュージャージー州知事

(CNN) クリス・クリスティー前ニュージャージー州知事が10日、米大統領選の共和党候補指名を争う予備選の選挙活動を終えると発表した。

東部ニューハンプシャー州ウィンダムでのイベントで「私が指名を勝ち取る道はないことが明確になった。だから今夜、大統領選の活動を停止する」と語った。

今月23日には全米最初の予備選が同州で行われる。

クリスティー氏は共和党予備選でトランプ前大統領を最も辛口に批判する人物だった。

世論調査ではクリスティー氏の支持率が低く、保守色が弱くトランプ氏批判で支持が集まると期待されていたニューハンプシャー州でもさえなかった。

クリスティー氏の撤退はニッキー・ヘイリー前サウスカロライナ州知事に有利に働く可能性がある。ニューハンプシャー大学が実施した最新のCNN世論調査では、クリスティー氏支持層の65%(調査対象者全体の12%)がヘイリー氏を次に推す候補と回答していた。

同州でのヘイリー氏の支持率は32%で、トランプ氏の39%との差は一桁となっている。

クリスティー氏がヘイリー氏支持を支持者に求めるかは不明。撤退前、クリスティー氏はヘイリー氏が2028年大統領選を見据えて、トランプ氏の副大統領になろうとしていると批判していた。

6948OS5:2024/01/11(木) 09:37:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/583b50ad6be1153ab5f0947c5e185ac508296157
共和党「反トランプ派」のクリスティー氏撤退 ヘイリー氏追い風
1/11(木) 9:17配信
毎日新聞
米国旗=米首都ワシントンで2023年11月14日午後、西田進一郎撮影

 米共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事は10日、11月の大統領選に向けた党候補指名争いから撤退すると表明した。ドナルド・トランプ前大統領の返り咲きに反対し、反トランプ派の結集を図ったが、世論調査での支持率は伸び悩んでいた。党候補レース初戦の中西部アイオワ州党員集会を15日に控え、トランプ氏への対抗馬として期待が高まるニッキー・ヘイリー元国連大使には追い風となる。


 クリスティー氏は10日、東部ニューハンプシャー州での集会で「私には党候補指名を勝ち取る道はないことが明確になったため、選挙運動を停止する」と述べた。支持する候補は明言しなかったが、トランプ氏について「大統領に返り咲き、自分自身か、国民か、どちらを優先するかを選ぶ局面が来れば、彼は自分自身を選ぶ」と批判。「『トランプ氏が大統領にふさわしくない』と明言できない候補もまた適任ではない」と述べ、トランプ氏への批判に尻込みするヘイリー氏やロン・デサンティス南部フロリダ州知事を批判した。

 ただ、クリスティー氏の支持者に撤退した場合の「第2の選択肢」を尋ねた世論調査では、ヘイリー氏が断然トップだ。特に第2戦のニューハンプシャー州予備選(23日)では、ヘイリー氏とクリスティー氏への支持率を合算すれば、トランプ氏に対抗できる水準になるだけに注目度が増しそうだ。

 ヘイリー氏とデサンティス氏は10日夜、アイオワ州デモインで、党員集会前最後のテレビ討論会に臨む。世論調査で独走するトランプ氏も、支持率などの参加基準を満たしていたが、討論会への参加は見送り、同州での別の集会に参加する。【デモイン秋山信一】

6949OS5:2024/01/11(木) 13:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
前ニュージャージー州知事、大統領選から撤退 トランプ批判の急先鋒
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
ニューハンプシャー州で10日、集会で話すクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事=AP

 2024年の米大統領選に立候補していた共和党のクリス・クリスティー前ニュージャージー州知事(61)が10日、選挙戦から撤退すると表明した。共和党の指名候補となる見込みがなくなったためだという。

 クリスティー氏は10日夜にニューハンプシャー州で開いた集会で、「選挙戦で目標を達成する道筋が見えなくなったら、撤退すると言ってきた」と説明し、「今夜、撤退する」と述べた。

 共和党の候補者選びは15日のアイオワ州党員集会から本格化する。統計分析などを手がけるニュースサイト「538」が各種世論調査をまとめた分析では、共和党候補の支持率は10日時点でトランプ前大統領が61・3%でトップ、デサンティス・フロリダ州知事が12・5%、ヘイリー元国連大使が11・5%で追い、クリスティー氏は4番手の3・6%だった。

 クリスティー氏は16年の大統領選にも立候補したがすぐに撤退。その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めた。今回の大統領選でクリスティー氏は、20年の大統領選の敗北を認めないトランプ氏を非難する立場で、共和党の候補者のなかでもトランプ批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だった。(ワシントン=合田禄)

朝日新聞社

6950OS5:2024/01/12(金) 08:26:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c201d9147b8f37fdace0215985cbfa3ade3979
トランプ批判の急先鋒、大統領選から撤退 共和党で「1強」が明確に
1/11(木) 11:30配信

朝日新聞デジタル
10日、アイオワ州デモインで開催された対話集会で発言するトランプ前大統領=AP

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、トランプ前大統領に対する批判の急先鋒(きゅうせんぽう)だったニュージャージー州前知事のクリス・クリスティー氏が10日、撤退を表明した。指名争いの幕が開ける15日のアイオワ州党員集会を前に、独走するトランプ氏をヘイリー元国連大使とフロリダ州のデサンティス知事が追う構図が固まった。

 クリスティー氏は2016年の大統領選にも立候補したが撤退し、その後、一時はトランプ氏の政権移行チームの委員長を務めるほど近い関係だった。しかし20年の大統領選後、敗北を認めないトランプ氏を強く非難するようになった。

 24年の大統領選に向け、クリスティー氏はトランプ氏に批判的な層への浸透を狙ったが、支持は伸ばせず、直近の世論調査で支持率は3%台に低迷していた。10日夜、ニューハンプシャー州で開いた集会で「指名候補になる道筋がないのは明らかだ」と語った。

朝日新聞社

6951OS5:2024/01/13(土) 14:29:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/66b5067e4ac619ec689994bbb820a84876b58d38
かすむ「新星」背水の陣 デサンティス氏、不振なら撤退も 米大統領選
1/13(土) 7:08配信

時事通信
11日、米中西部アイオワ州クライブで演説するデサンティス・フロリダ州知事

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会から始まる。

 党内でトランプ前大統領に代わり得る次世代のリーダーと目されていたデサンティス・フロリダ州知事(45)は、ここにきて勢いが減退。初戦に全てを懸けてきただけに、結果を残せなければ早期撤退も視野に入る。

 「トランプは自分のため、私は皆さんのために立候補した。この国の政治を変えるチャンスだ」。デサンティス氏は11日、氷点下10度の寒さの中、アイオワ州クライブの選挙集会で語気を強めた。

 軍務経験や知事として新型コロナウイルスの大流行に対処した実績を引っ提げ、昨年5月に出馬を表明。全99郡を訪れるなど、アイオワに選挙活動や資金を集中させてきた。集会に参加したエイミー・マイヤーさん(51)は、人工妊娠中絶の規制強化などデサンティス氏の保守的な政策を評価。「必ず投票する」と期待を寄せる。

 だが、「人付き合いが苦手」(米メディア)とされるデサンティス氏は、有権者や記者団とのやりとりでぎこちない姿を見せ、カリスマ不足も露呈。党の討論会では応答要領を繰り返す姿が目立ち、ヘイリー元国連大使ら他候補に見せ場を奪われた。陣営内の不和で関係者が何人も辞任し、直前まで混乱が続いた。

 トランプ氏と支持層が重なるデサンティス氏は、挑戦者でありながら前大統領への厳しい批判を回避。有権者から「トランプに甘い」とただされながら、最終盤で矛先を向けたのは2位の座を争うヘイリー氏だった。

 サフォーク大が6〜10日にアイオワで共和党支持者を対象に実施した世論調査によると、支持率はトランプ氏が54%、ヘイリー氏が20%、デサンティス氏は13%。次戦以降もヘイリー氏の先行が伝えられる中、バージニア大の選挙分析チームは、初戦で3位に終わればデサンティス氏は「指名争いに残る正当性を失う」と解説した。

6952OS5:2024/01/13(土) 19:07:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/c73c675fa600bd079e8cfad3c66c72d570acf717
米民主党、アイオワ党員集会は郵便投票に 伝統の「熟議」惜しむ声
1/13(土) 15:55配信

毎日新聞
2020年大統領選の民主党のアイオワ州党員集会でエリザベス・ウォーレン上院議員への支持を訴える支持者代表=米中西部アイオワ州デモインで2020年2月3日、隅俊之撮影

 11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いで、中西部アイオワ州の党支部は12日、郵便投票用紙の発送を始めた。1976年から同州党員集会が民主、共和両党の候補指名争いの「初戦」の舞台だったが、民主党全国委員会はバイデン大統領の主導で「人種が多様な州」を優先するために日程を変更。次回の初戦奪還を目指す党州支部は、参加しやすい選挙をアピールするために郵便投票の導入を決めたが、伝統だった党員集会での「熟議」が失われるのを惜しむ声もある。

 「夜勤の警察官や消防士、小さな子供がいる家庭、移動が難しい障害者。そうした人の声がアイオワでの候補選びに初めて反映される」。民主党のリタ・ハート州支部長は12日の記者会見で、郵便投票の利点を強調した。

 民主党の同州党員集会は1600以上の地区ごとに開かれ、党員らの討論などを経て候補を絞り込む「熟議」の伝統で知られてきた。しかし、夜に学校や公民館に集まり、手続きも長時間に及ぶため、参加しにくいことが難点だった。ハート氏は「郵便投票の導入は、党勢拡大や民主主義の発展にもつながる」と訴えた。

 郵便投票用紙の発送受け付けは2023年11月に始まり、8000人以上から申し込みがあった。受け付けは2月19日まで。返送された票の集計結果は多数の州の予備選・党員集会が集中する3月5日のスーパーチューズデーに公表される。

 党員集会自体は共和党と同じ1月15日夜に開かれ、地区の幹部選出や活動方針の協議などが行われる。しかし「目玉」である大統領選の候補を選ぶ手続きがないため、参加率が下がるとの見方もある。同州ネバダの元警察官、リック・マルティネスさん(67)は「集まって討議することがなくなり、候補者を吟味するアイオワ州民の美点までなくならないか心配だ」と話した。

 党州支部は郵便投票の導入で「利便性の向上」や「さまざまな立場の人に配慮した包摂性」を党全国委にアピールし、28年の大統領選で同州の党員集会を再び初戦にすることを目指している。しかし、党全国委は白人が約9割を占める同州よりも、人種構成が多様な南部を優先すべきだとの立場で、アイオワ州が初戦に返り咲く見通しは立っていない。

 民主党では、再選を目指すバイデン氏の有力な対抗馬は見当たらない。2月3日の南部サウスカロライナ州予備選が実質的な初戦となる。共和党は1月15日のアイオワ州党員集会で、トランプ前大統領を中心とする党候補指名争いが始まる。【アイオワ州デモイン秋山信一】

6953OS5:2024/01/14(日) 11:11:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40bd4f6f84c0eab89fbed4982229013ab4813d2
15日にアイオワ州共和党員集会 史上最悪の天候 投票に影響か
1/14(日) 9:58配信

産経新聞
【デモイン(中西部アイオワ州)=渡辺浩生】11月の米大統領選で指名争いの幕開けとなるアイオワ州の共和党党員集会が15日に開かれる。州内は寒波の襲来で「史上最も寒い党員集会となる」(地元紙デモイン・レジスター)見通しだ。各地区に設置される会場に出向く参加者の数に響く可能性があり、党内に熱烈な支持層を抱えるトランプ前大統領に相対的に有利に働くのではとの観測もある。

政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した同州の最新世論調査結果(1月5〜11日)によると、首位のトランプ前大統領(77)の支持率は53%。2位のヘイリー元国連大使(51)は17・8%と上昇傾向にあるが、首位との差は35・2ポイントもある。3位のデサンティス・フロリダ州知事は15・5%。4位は投資家のラマスワミー氏(38)の6・5%。

各地は強風と雪で「致死的な風速冷却」(レジスター紙)に見舞われ、各陣営の大詰めの遊説に影響を与えている。CNNテレビによると、トランプ氏は13、14両日に4カ所で予定した対面行事のうち3カ所を中止し、ビデオの集会に切り替えた。他の陣営も予定の中止や変更を余儀なくされた。

15日の党員集会は午後7時から各地区の学校や教会、図書館などに設置された会場に党員らが出向いて投票する。同時刻は氷点下20度を下回る予測もある。ヘイリー氏は12日、「皆がアイオワを見つめている。あなたたちが米国を方向づける」と支持者に参加を呼びかけつつ、「安全のために服を何重も着込んで来て」と注意を促した。

トランプ氏はX(旧ツイッター)に投稿したビデオメッセージで「史上最悪の天候のようだが、われわれの支持者は他(候補)の支持者よりも真剣なので、良いことかもしれない」と語った。

6954OS5:2024/01/14(日) 11:13:06
https://www.asahi.com/articles/ASS1C2PQ4S15UHBI030.html?iref=pc_international_top
数年で「トランプ党」に様変わり アイオワの旅で共和党の深部を探る
有料記事アメリカ大統領選挙2024

アイオワ州マスカティーン=高野遼2024年1月14日 9時30分

連載 混迷を歩く アメリカ大統領選2024:アイオワ編①

 見渡す限り続いていたトウモロコシ畑は収穫期を終え、いまや一面の銀世界だ。米アイオワ州は、北米大陸の真ん中にある。首都ワシントンから出張取材に訪れるのは、気付けばこの半年で5回を数えていた。

 大地を突っ切るように走る直線道路でハンドルを握りながら、取材で出会った人々の顔を思い返す。

 「あなたはトランプ氏を支持しますか?」

 アイオワの人々を取材するたび、いつも重ねてきた問いだ。

 世論調査をみる限り、2024年11月の大統領選では共和党のトランプが民主党の現職バイデンを下し、大統領に返り咲く可能性は十分にある。刑事事件で次々と起訴されても、なぜトランプの人気は根強いのか。いや、そもそも実際のところ、トランプはどれほど支持されているのか。実態を探りたかった。

トランプ現象のいまは? 10日間の取材の旅へ
 アイオワを取材の舞台に選んだのは、全米で最初に共和党の候補者選びが始まる州であるためだ。選挙戦でスタートダッシュを狙った有力候補たちが、毎週のように選挙集会を開く。

 ただ、有権者の取材は思ったほど簡単ではない。数日程度の出張でランダムに声をかけても、話を聞ける人数はどうしても限られる。深いところの本音はなかなか分からない。

 そんな時、取材の案内役を買って出てくれる人物に出会うことができたのは、23年夏のことだった。

 かつては共和党の州下院議員…

6955OS5:2024/01/14(日) 11:39:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e633ea435f47caacdced251670edf7d6928d8c43
米議会、3度目「つなぎ予算」で政府閉鎖回避へ 与野党が合意と報道
1/14(日) 9:47配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米政府機関の閉鎖を避ける「つなぎ予算」が1月中旬に失効する問題で、与党・民主党と野党・共和党の議会指導者らは13日、当面の資金を手当てする新たなつなぎ予算案を近く可決することで合意した。米メディアが伝えた。2024会計年度(23年10月〜24年9月)につなぎ予算で政府閉鎖を回避するのは3度目。

現在のつなぎ予算は、農業やエネルギー、運輸、住宅など一部の分野が1月19日に、残りの分野は2月2日に失効する。報道によると今回は、それらを3月1日と8日まで延長することで合意した。

この問題では、大幅な歳出削減や国境管理の強化などを訴える共和党の保守強硬派が24会計年度の本予算成立に頑強に抵抗。連邦政府機関の多くが予算を執行できない「政府閉鎖」に追い込まれ、米社会・経済に混乱が広がるリスクが高まっていた。

共和党内で影響力を強める同派は、11月の大統領選を念頭に、民主党・バイデン政権を揺さぶることを狙う。次のつなぎ予算案が可決・成立しても、失効までに本予算案の審議が前進するかは不透明なままだ。

6956OS5:2024/01/15(月) 21:36:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/e56f7315615ed5ab2d644f09c54b8ddf2dd77df0
共和候補選び、15日幕開け 記録的寒波で投票率低下も 米大統領選
1/15(月) 6:55配信

時事通信
13日、米中西部アイオワ州デモインで、オンライン集会に備えるトランプ前大統領(AFP時事)

 【デモイン(米アイオワ州)時事】11月の米大統領選に向けた共和党の候補者選びが、15日の中西部アイオワ州党員集会で幕を開ける。

 各種世論調査でトランプ前大統領の圧倒的優位が伝えられる中、2番手以下の候補がトランプ氏との差をどこまで縮められるかが焦点。記録的寒波による投票率の低下が予想され、結果にも影響する可能性がある。

 地元紙デモイン・レジスターなどが13日に公表した世論調査結果によると、同州の共和党支持者からの支持率はトランプ氏が48%で独走。ここ数日で勢いを増すヘイリー元国連大使が20%で2位に浮上し、デサンティス・フロリダ州知事が16%で続いた。実業家のラマスワミ氏やハチンソン前アーカンソー州知事は、いずれも1桁台にとどまっている。

 大統領選の候補者は、伝統的に初戦のアイオワを重視する。勝利せずとも上位に食い込み存在感を示せば、次戦以降へ勢いを得られるからだ。

 ただ、初戦の結果が党指名獲得に直結するわけではない。共和党ではアイオワで敗れた2016年のトランプ氏や12年のロムニー氏が、最終的に党指名を獲得した。アイオワ大のティモシー・へーグル准教授(政治学)は「アイオワはキングメーカーではなく、レースに残すべき有力候補を絞り込む役割がある」と解説する。

 一方、折からの寒波で州内では暴風雪警報が発令。各候補が集会の中止やオンライン開催への変更を余儀なくされるなど、選挙戦の最終盤は混乱に見舞われた。米国立気象局によると、党員集会が開かれる15日夜は州都デモインで氷点下24度まで冷え込む予報。積雪と凍結で路面状況が悪化し、高齢者を中心に有権者の足が鈍りそうだ。

 民主党は今回、初戦をアイオワ州党員集会から南部サウスカロライナ州予備選に変更したため、15日に大統領候補の選考は行われない。

6957OS5:2024/01/16(火) 15:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b8e5723fb247dbe8d4305125614985017945071
アイオワ州2位はデサンティス・フロリダ州知事 共和党候補争い
1/16(火) 14:03配信
毎日新聞
支持者の前に現れたデサンティス・フロリダ州知事=米中西部アイオワ州デモインで2024年1月15日、AP

 11月の米大統領選の初戦となる共和党のアイオワ州党員集会は15日、米南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が2位を確保した。CNNが報じた。


 CNNによると、集計率91%の段階で、ドナルド・トランプ前大統領(77)が50・9%を獲得。デサンティス氏が21・3%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(51)が19・1%で続いている。

 同州の党員集会では、トランプ氏が早々に勝利宣言し、2位争いが注目されていた。デサンティス氏は、地元紙などの直前の世論調査で伸び悩みが伝えられていた。【デモイン(米中西部アイオワ州)秋山信一】

6958OS5:2024/01/16(火) 21:19:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7f7eb73dc91cd79b810e59fbc35bc3708323a3e
トランプ氏、批判はねのけ支持固め 「被害者」連帯意識引き出す
1/16(火) 21:05配信

産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【デモイン(米アイオワ州)=坂本一之】米大統領選の共和党候補指名争いで、初戦の中西部アイオワ州をトランプ前大統領(77)が制し、根強い人気をみせつけた。2022年中間選で共和党が期待外れに終わった責任を問われ求心力を低下させる局面もあったが、逆に支持者との結束を強め批判をはね返した。

「米国は偉大だ。『米国第一』を推し進める」

15日夜に演説したトランプ氏は、初当選した16年大統領選で多用したフレーズを繰り返した。

同氏は22年11月に出馬表明。直前の中間選で共和党が議席を伸ばせず、「過激なトランプ氏を無党派層が避けた」と非難された。直後に、党候補指名争いがデサンティス・フロリダ州知事(45)との対決になると仮定した場合の支持率調査で、デサンティス氏に14ポイントもリードされた。

しかし、23年にトランプ氏が不倫相手への口止め料を巡る違法行為など、次々と起訴されると情勢が一変。トランプ氏は、バイデン氏側を「選挙妨害」「司法の武器化」と非難し人気を回復した。

米メディアは、米国社会で「差別の被害者だ」と考える白人や男性、キリスト教信者たちの思いが、不当な起訴だと訴えるトランプ氏への連帯意識となり、支持に結びついたと分析している。

トランプ氏の14日の集会に参加した白人男性(32)は「トランプ氏は米国を強くできる」と話した。

トランプ氏は15日夜、「中国の思い通りにはさせない。ウクライナの戦争をやめさせ、イスラエルの状況も解決する」と語り、国際社会での米国の地位回復を誓った。

6959OS5:2024/01/17(水) 14:28:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e98edf76cf9dde439fa3828e8575b402e0c0470
共和党「反トランプ」ハチンソン氏も撤退 米大統領選、三つどもえに
1/17(水) 12:24配信

毎日新聞
エーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事=米中西部アイオワ州で2023年7月28日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、党穏健派のエーサ・ハチンソン前アーカンソー州知事(73)が16日、選挙戦からの撤退を表明した。15日の中西部アイオワ州党員集会で低迷した候補が相次いで撤退し、ドナルド・トランプ前大統領(77)にニッキー・ヘイリー元国連大使(51)とロン・デサンティス南部フロリダ州知事(45)が挑む三つどもえの構図に集約された。


 ハチンソン氏は16日の声明で「経験のある信念を持った共和党員として、現在の最有力候補(トランプ氏)に関して真実を語るという私のメッセージは、アイオワ州では受け入れられなかった」と述べた。刑事事件で起訴されたトランプ氏の復権に反対してきたが、アイオワ州党員集会では、わずか191票(得票率0・2%)と惨敗していた。【デモイン(アイオワ州)秋山信一】

6960OS5:2024/01/18(木) 09:46:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/564eef24743c8052dc4a5d679638fc76a69d50b3
トランプ氏、復権へ前進 熱狂的支持は健在 穏健派離れ、本選に課題・米大統領選〔深層探訪〕
1/18(木) 7:00配信
時事通信
15日、米アイオワ州デモインで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 トランプ前米大統領は共和党の大統領候補選び初戦となった15日のアイオワ州党員集会で快勝し、指名獲得に向け強さを示した。ただ、選挙戦では「支持層の偏るトランプ氏では本選で勝てない」という懸念が浮上し、挑戦者のデサンティス・フロリダ州知事やヘイリー元国連大使も一定の存在感を発揮。トランプ氏は、大統領退任後に初めて受けた「審判」で、党穏健派など幅広い支持層の掘り起こしに課題を残した。

 ◇揺るがぬ忠誠
 「これまでで最も大きな勝利だ」。トランプ氏は集会開始から約30分で勝利を確実にした15日夜、高らかに宣言した。2020年に大接戦を演じ、11月の本選で再び相まみえる可能性が高い民主党のバイデン大統領もX(旧ツイッター)で、トランプ氏を「現時点であちら側の最有力候補だ」と見定めた。

 20年大統領選で敗北を覆そうと画策し、支持者による連邦議会襲撃事件を招いたとして複数の刑事訴追を受けたトランプ氏。だが、アイオワの支持者の多くは、同氏が有罪判決を受けても「支え続ける」と忠誠を誓っていた。

 同州ウォーキーでトランプ氏への支援呼び掛けを取りまとめたマイク・シュワルツさん(74)は、「起訴はインチキだ。民主党はトランプが怖くて、出馬を阻止しようとしている」と信じる。「民主党がトランプを追い詰めるほど、応援する気持ちは強くなる」。熱狂的支持の背景に、政治的分断が生んだ当局への不信もうかがえた。

 支持者たちはトランプ政権の厳しい移民政策や、対中関税など貿易政策の「実績」を評価。同州共和党員の4割弱を占めるキリスト教福音派からは、トランプ氏が在任中に保守派の判事を任命した後、連邦最高裁が人工妊娠中絶の権利を否定したことを歓迎する声も上がった。

 ◇「バイデンに投票」
 しかし、ホワイトハウスを離れて3年がたち、共和党穏健派の「トランプ離れ」は着実に進んでいる。「トランプが共和党の指名を得るなら、本選ではバイデンに投票する。仮にバイデンが死人でもだ」。ヘイリー氏の支援集会に参加したジョー・スミスさん(65)は深刻な面持ちでこう漏らし、「彼は危険だ。公正な選挙を覆そうとした」とトランプ氏の復権を懸念した。

 同じ集会に出席した弁護士ジェニファー・ヒューストンさん(49)は、20年大統領選や22年の中間選挙で共和党がトランプ支持層に依存した結果、穏健派や無党派層を遠ざけてしまったと指摘。「また悔しい思いはしたくない。当選可能性はトランプ以外の方が高い」と話した。

 党員集会直前に勢いを増したヘイリー氏は、アイオワに全力を投じたデサンティス氏に及ばず、「トランプに代わる候補」本命としての実力を証明し切れなかった。ただ、次戦の東部ニューハンプシャー州は穏健派党員が多い上、無党派の人も予備選に参加できる。

 「共和党候補選びを(トランプ氏と)2人のレースにしてみせる。いくわよ、ニューハンプシャー」。同州で反トランプ票の結集に賭けるヘイリー氏は、15日の演説で意気込みを語った。(デモイン=米中西部アイオワ州=時事)

6961OS5:2024/01/20(土) 04:42:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/77d43536c950ac1bc1269157cef6c9001a0432fd
「私はトランプ氏の脅威」 ヘイリー氏、次戦で必勝誓う 米大統領選
1/19(金) 20:32配信

時事通信
18日、米東部ニューハンプシャー州での選挙集会で演説するヘイリー元国連大使(AFP時事)

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補選びで勢いを増すヘイリー元国連大使は18日、指名レース首位のトランプ前大統領からの激しい批判について「彼が脅威や不安を感じた時にすることだ。私は彼を脅かしている」と述べ、23日に控える第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で必勝を誓った。

【図解】米大統領選とトランプ氏の裁判日程

 CNNテレビ主催の集会で語った。

 ヘイリー氏はトランプ氏に代わる候補として共和党穏健派らの期待を集め、人気が上昇。トランプ氏は「ヘイリーは親中派」「民主党から資金援助を受けている」などと虚実取り混ぜて攻撃を強めている。ヘイリー氏も「トランプの下で共和党は下院と上院とホワイトハウスを失った」と反撃し、舌戦が熱を帯びている。

 15日に実施された共和党候補選び初戦のアイオワ州党員集会では、トランプ氏が得票率51.0%で圧勝。デサンティス・フロリダ州知事が21.2%を獲得して2位につけ、ヘイリー氏は19.1%で3位に甘んじた。

 一方、次戦のニューハンプシャーはヘイリー氏の支持基盤である共和党穏健派や無党派の有権者が多く、事実上トランプ氏対ヘイリー氏の一騎打ちの構図になるとみられている。世論調査ではトランプ氏に1桁台まで支持率の差を縮めており、ヘイリー氏が番狂わせを起こせるかが焦点だ。

6962OS5:2024/01/20(土) 07:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b6b2b798a9dbe2135ec36caf4bb550c7f020bbc
スコット議員、トランプ氏支持へ 共和候補選び、ヘイリー氏に打撃 米大統領選1/20(土) 5:11配信


時事通信
 【ワシントン時事】米主要メディアは19日、昨年11月に大統領選から撤退を表明した共和党のスコット上院議員(58)が大統領候補選びでトランプ前大統領への支持を表明する見通しだと伝えた。

 スコット氏は指名レース序盤戦が行われるサウスカロライナ州選出。同州知事を務めたヘイリー元国連大使は、「地元」でトランプ氏に対し劣勢が伝えられており、さらなる打撃となりそうだ。

 共和党唯一の黒人候補だったスコット氏は、トランプ氏が指名を獲得した場合に支持層拡大が期待できるため、「副大統領候補」の一人に名前が挙がっていた。支持表明でその可能性が高まったと報じられている。

6963OS5:2024/01/20(土) 18:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/68e95355e8337d353a180fa6e6fa69e3c292f5b3
米大統領選 ヘイリー氏がトランプ氏の副大統領候補を拒否 共和党指名争い
1/20(土) 13:46配信

産経新聞
【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いでトランプ前大統領(77)を追いかけるヘイリー元国連大使(51)は19日、第2戦が開かれる東部ニューハンプシャー州の集会で、トランプ氏が勝利した場合に副大統領候補として本選に臨まない考えを明言した。ヘイリー氏は同州でトランプ氏との差を詰めており、対決姿勢を強めて巻き返しを図っている。

米紙ワシントン・ポストなどによると、ヘイリー氏は有権者からトランプ氏の副大統領候補になるかを問われ「誰の副大統領にもなりたくない。検討の余地はない」と強い言葉で否定した。

ヘイリー氏はトランプ前政権で国連大使を務め同氏への批判を抑制する場面もあるなど、トランプ氏が党候補となった場合にタッグを組んで副大統領を狙うのではないかとの観測が一部から出ていた。

15日に中西部アイオワ州で開かれた初戦で2位を逃したヘイリー氏にとって、23日のニューハンプシャー州での第2戦で勢いを示せるかは今後の選挙戦を大きく左右することになる。

米統計分析サイト「ファイブサーティーエイト(538)」がまとめたニューハンプシャー州での支持率平均は19日現在でトランプ氏の48・9%に対し、ヘイリー氏は33・8%と15・1ポイント差で2位につけている。

6964OS5:2024/01/21(日) 07:41:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b73452063c0da9ff4a7faeab52823a96e6ffc52
「副大統領候補」争いでPR合戦 トランプ氏「指名後」に関心 米共和党
1/21(日) 7:02配信

時事通信
トランプ前米大統領=19日、ニューハンプシャー州コンコード(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の圧倒的な強さが伝えられる共和党の大統領候補者選び。

 15日に幕を開けたばかりだが、早くもトランプ氏の指名獲得を織り込み、誰が副大統領候補に選ばれるかに関心が集まっている。トランプ氏の選挙集会には名前の挙がる顔触れがこぞって駆け付け、アピール合戦を繰り広げている。

 「国を団結させ、社会保障を守り、犯罪を止める大統領が必要だ。ドナルド・トランプが必要だ」。指名レースから昨年撤退したスコット上院議員は19日、第2戦が23日に行われる東部ニューハンプシャー州で、トランプ氏への支持を表明した。

 同じ集会で演説したステファニク下院議員も注目株の一人だ。先月の下院公聴会で、反ユダヤ主義を明確に非難しなかったハーバード大のゲイ学長を鋭く追及。学長辞任に追い込み、保守派の間で一気に知名度を上げた。この日は「連邦議員で最初にトランプ氏への支持を表明したことを誇りに思う」と売り込んだ。

 中西部サウスダコタ州の保守系女性知事ノーム氏は、初戦の党員集会が開かれた中西部アイオワ州で応援演説に立った。トランプ氏の演説会は「さながら副大統領候補のオーディション」(ニューヨーク・タイムズ紙)の様相だ。

 一方、トランプ氏と指名を争うヘイリー元国連大使の名も取り沙汰されたが、本人は米メディアの取材に「私は誰の副大統領にもならない。論外だ」と否定。トランプ氏も「恐らく彼女は選ばれない」と語った。

 副大統領候補の選定は、仮に当選しても憲法規定で1期しか大統領を務められないトランプ氏の「後継指名」の意味も持つ。「トランプ後」の共和党の方向性を左右する人選として、党内のもう一つの「指名争い」は今後、さらに激しさを増しそうだ。

6965OS5:2024/01/22(月) 07:41:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/7002e190cec35601481f8ae108a8788b752bd1db
米大統領選、デサンティス氏撤退 共和党の候補指名争い
1/22(月) 5:40配信

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、南部フロリダ州のデサンティス知事(45)が21日、撤退した。再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)への挑戦権を懸けた指名争いはトランプ前大統領(77)とヘイリー元国連大使(52)による事実上の一騎打ちとなり、23日にニューハンプシャー州で第2戦の予備選が実施される。

20日、米サウスカロライナ州での選挙運動で、有権者に語りかけるフロリダ州のデサンティス氏(AP=共同)

 フロリダで保守的な政策を進めるデサンティス氏は共和党の「若手ホープ」と期待され、トランプ氏に代わる選択肢として注目を集めたが、振るわなかった。

 デサンティス氏は15日の初戦、中西部アイオワ州党員集会で勝利したトランプ氏に約30ポイントもの差をつけられて2位に終わっていた。X(旧ツイッター)で「勝利への道筋がない」と表明。「トランプ氏とは意見の相違があったが、バイデン氏よりも優れているのは明らかだ」とし、トランプ氏支持に回る方針を示した。

 デサンティス氏の撤退表明後、ヘイリー氏はCNNテレビに対し、有権者の多くはトランプ氏とバイデン氏の再対決を望んでいないと改めて指摘。「私たちは闘い続け、勝利する」と訴えた。

6966OS5:2024/01/22(月) 11:53:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信

産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6967OS5:2024/01/22(月) 12:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b14652707a97ef9aa52c806ab44e90048bdf6de
ヘイリー氏、強めるトランプ氏との対決色 デサンティス氏撤退で支持者に焦り
1/22(月) 10:34配信


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産経新聞
11月の米大統領選に向けた野党・共和党の候補者指名争いから南部フロリダ州のデサンティス知事が脱落し、選挙戦は、返り咲きを狙うトランプ前大統領が制する可能性がさらに高まった。トランプ氏とデサンティス氏は政策的には近く、同氏の票の多くはトランプ氏に流れるとみられるためだ。23日の東部ニューハンプシャー州予備選でトランプ氏を追撃し、指名レースに弾みをつける構想だったヘイリー元国連大使の支持者らは焦りを隠せない。

「たったいまデサンティス氏が(選挙戦から)撤退したとの一報が入りました」。21日午後、ヘイリー氏は同州東部シーブルックにある海鮮レストランでの集会で、自分を囲む支持者たち数十人に努めて冷静な態度をみせた。

ヘイリー氏はこれまでの選挙活動で、トランプ氏への直接的な批判を極力避けてきた。党内で強い影響力を持つトランプ氏とその支持者から「敵」として認定され、泥沼の論争に引きずり込まれるのを避ける思惑があったとみられる。

しかし、ここ最近ではトランプ氏の認知能力の衰えを指摘するなど批判のトーンをエスカレートさせている。この日の集会でも「トランプ氏は何かを壊すのは上手だが、直し方を知らない」などと語った。

背景には、15日に行われた指名レース初戦の中西部アイオワ州党員集会で得票が伸びなかったデサンティス氏からヘイリー氏に、トランプ氏の「標的」が移ったことがある。このまま黙ってトランプ氏からの攻撃を浴び続けるより、党内で反発を買うリスクを冒してでも非トランプ派の関心を引き寄せる作戦だ。

レストランでの集会に参加した元エンジニアのブルースさん(80)は、トランプ氏が共和党の候補者指名を勝ち取り、11月の本選が再び民主党のバイデン大統領(81)との対決になれば、「投票先がなくなって困る」。妻や友人と参加したトム・ギャレキンさん(61)は「まだ指名争いは始まったばかり。最後まで何が起こるかは分からない」と、自分に言い聞かせるように語った。

6968OS5:2024/01/22(月) 17:10:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/19bf04d48af263db76299ce839c03918627c19b1
「間違いなく逆風」 デサンティス氏撤退でヘイリー氏の支持者悲鳴
1/22(月) 15:53配信

毎日新聞
トランプ前米大統領(右奥)の演説を聴く支持者たち=米東部ニューハンプシャー州ロチェスターで2024年1月21日、中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで、デサンティス南部フロリダ州知事が21日、撤退を表明した。23日に党予備選を控える東部ニューハンプシャー州では、トランプ前大統領の支持者から歓迎の声が上がる一方、ヘイリー元国連大使の支持者からは厳しい声が聞かれた。


 同州ロチェスターで21日夜に開かれたトランプ氏の集会に参加した介護士のビル・ロパルスさん(58)は「デサンティス氏はトランプ氏と同じく、保守層が支持基盤だった。選挙を続けても勝ち目がなかった」と指摘。撤退は正しい判断だったとして「これでトランプ氏が勝利する可能性は一層高まった」と期待感を示した。

 一方、ヘイリー氏は党候補指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州予備選での挽回に望みをつないでいる。だが、ヘイリー氏を支持する同州ホリスの自営業、スティーブ・シメルさん(40)は「デサンティス氏の支持者の多くがトランプ氏に流れるだろう」とした上で「ヘイリー氏には厳しい状況になった。間違いなく逆風だ」と述べた。【ロチェスター中村聡也】

6969OS5:2024/01/23(火) 18:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d86011b2eb0ddce0428dbf999528e6febf6c2cc
共和候補選び第2戦、投票開始 トランプ氏、連勝なら指名確実 米大統領選
1/23(火) 15:06配信
時事通信
22日、米ニューハンプシャー州ラコニアで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選に向けた共和党の候補者指名争い第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選の投票が23日、同州の一部地域で始まった。

 優勢が伝えられるトランプ前大統領(77)と、追いすがるヘイリー元国連大使(52)の一騎打ちの構図。大勢は同日深夜(日本時間24日昼)にも判明する見通しだ。

 トランプ氏は初戦の中西部アイオワ州党員集会で、過半数の票を得て圧勝。より穏健な政治的風土のニューハンプシャー州を制すれば、幅広い有権者からの支持を得たと証明したことになり、トランプ氏が指名獲得を確実にするとみられている。一方、ヘイリー氏が勝つかトランプ氏に肉薄すれば、同氏は選挙戦に踏みとどまれそうだ。

 ワシントン・ポスト紙などが22日公表した世論調査によると、トランプ氏が支持率52%を獲得し、34%のヘイリー氏に先行。トランプ氏は初戦で敗退したデサンティス・フロリダ州知事ら支持層が重なる保守系候補が相次ぎ撤退し、自身への支持を表明したことを追い風に、ここ数日で一段と優位を固めている。

6970OS5:2024/01/23(火) 21:11:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd98445b7a2fb633e66ad9a246b121dc0d0310d
民主党「非公認」予備選 バイデン氏は不在、代議員割り振りで混乱も
1/23(火) 20:14配信

 11月の米大統領選に向けて、共和党と同じく民主党の予備選も23日、東部ニューハンプシャー州で投開票される。ただ、党全国委員会が認めない「非公認」の予備選で、再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)も立候補を届け出なかった。21人が出馬するものの、投票用紙に現職の名前がないという事態に有権者からは不満の声も出ている。
 「本来はバイデン一択だった。立候補しないと聞いて失望した」。18日、同州マンチェスターのマンチェスター大。ケビン・ムーアさん(47)は憤りを隠さなかった。この日、同大では候補者の一人、ディーン・フィリップス連邦下院議員(55)が集会を開いていた。「バイデン氏は有権者に誠実でない」と言うムーアさんはフィリップス氏に投票するという。

 世論調査で6割以上の支持があり、党候補指名が確実視されているバイデン氏は、ニューハンプシャー州の予備選への不参加を決めた。党全国委が「人種構成が多様な州を優先する」として、党候補指名争いの初戦を2月3日の南部サウスカロライナ州予備選に変更したからだ。

 しかし、ニューハンプシャー州は州法で「他州より先に予備選を行う」と定めており、州政府は民主・共和両党の予備選を23日に実施すると決定。民主党全国委は、8月の党全国大会に参加する「代議員」の割り当てをなくす措置を取ると警告している。候補指名争いは各州の党員集会や予備選を通じて獲得する代議員数を競うもので、ニューハンプシャー州の民主党は党候補を選ぶ権利を失う可能性が出ている。

 投票用紙の候補者リストに名前がなくても、有権者は用紙に「ジョー・バイデン」と記入すれば1票と認められる。だが得票率が低ければ、バイデン氏は党内での求心力の弱さを露呈することになる。

 支持者の中には、記名投票を呼び掛ける動きもある。有志団体のボランティアの一人で、同州のダートマス大3年のプレスコット・ヘルツォークさん(21)は「予備選の初戦としてニューハンプシャー州が注目されている点に変わりはない」と強調。民主主義を重視する姿勢に共感しているとして「バイデン氏の支持が根強いことを示したい」と述べた。【マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6971OS5:2024/01/24(水) 09:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0276126817f7b41e1bac1bac10e719cfa56d68a
共和党予備選、開票始まる トランプ氏優勢、ヘイリー氏巻き返せるか
1/24(水) 8:44配信


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毎日新聞
トランプ前大統領(左)=ロイター▽ヘイリー元国連大使(右)=中村聡也撮影

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選の投票は23日夜(日本時間24日午前)に終了し、即日開票される。直前の世論調査ではドナルド・トランプ前大統領(77)が優勢で、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が追っている。保守派の影響力が強い初戦の中西部アイオワ州党員集会に続き、穏健派や無党派層が多いニューハンプシャー州予備選でも勝利すれば、トランプ氏は党候補指名に向けて大きく前進する。

【図解でわかる】米大統領選ってどんな選挙?

 同州予備選では、共和党員や無党派の登録有権者が投票した。トランプ氏は早期決着を図るため、序盤2州での連勝を狙っており、ニューハンプシャー州でも集会を重ねてきた。初戦のアイオワ州党員集会の後、支持層が重なる南部フロリダ州のデサンティス知事や実業家のラマスワミ氏が相次いで撤退し、トランプ氏への支持を表明したことも追い風だ。

 共和党候補争いで、アイオワ、ニューハンプシャー両州が初戦と第2戦の舞台になって以降、現職を除いて連勝した例はない。政治風土が異なるため、党内の圧倒的な支持がなければ連勝は難しいためだ。異例の返り咲きを目指すトランプ氏が今回も圧勝すれば、党候補争いは事実上決着したとの見方も広がりそうだ。

 ヘイリー氏は重視してきたニューハンプシャー州で、トランプ氏と距離を置く党穏健派や無党派層への浸透を狙っており、穏健派のスヌヌ同州知事の支援も受けている。接戦に持ち込んで「1強」ムードを崩し、2月24日の地元・南部サウスカロライナ州予備選や各州の予備選・党員集会が集中する3月の「スーパーチューズデー」につなげる狙いだ。ただ、ニューハンプシャー州で大差をつけられた場合、撤退圧力が強まる可能性がある。

 共和党候補争いは6月まで各州で予備選や党員集会が開かれ、7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ「代議員」(計2429人)の獲得数を競う。代議員は人口や党勢に応じて各州に割り振られており、ニューハンプシャー州予備選では得票率に応じて22人の代議員が各候補に分配される。

 同州では民主党予備選も23日に行われた。ただ、党全国委員会は2月3日のサウスカロライナ州予備選を党候補選びの「初戦」にすると決めており、全国委の方針に反して予備選を強行した同州に代議員を割り当てない可能性がある。立候補を届け出なかったジョー・バイデン大統領(81)の氏名は選択式の投票用紙に載っていないが、直接記入すれば投票できる。ただ、得票率が低ければ求心力の弱さも問われそうだ。【ワシントン秋山信一、マンチェスター(ニューハンプシャー州)中村聡也】

6972OS5:2024/01/26(金) 07:51:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b386dad78acdc5d78d3315dabf54300c2da6742f
「トランプ党」へ変貌あらわ 共和指名レースで2連勝 沈んだ穏健派連合・米大統領選〔深層探訪〕
1/26(金) 7:00配信
時事通信
23日、米東部ニューハンプシャー州ナシュアで演説するトランプ前大統領(手前)。後方左端は実業家のラマスワミ氏、同2人目はスコット上院議員(AFP時事)

 米共和党の大統領候補選び第2戦となった東部ニューハンプシャー州予備選で、トランプ前大統領が初戦の中西部アイオワ州に続いて勝利を収め、指名獲得に向け大きく前進した。アイオワより穏健な政治的風土のニューハンプシャーを押さえ、巻き返しを図ったヘイリー元国連大使の望みを粉砕。「トランプ党」へと変貌した共和党の姿を改めて印象付けた。


 ◇ヘイリー氏包囲網
 ニューハンプシャーは、ヘイリー氏がトランプ氏の勢いを食い止める可能性が最も高い州と目されていた。有権者に占める無党派層の割合が39%と民主、共和両党より高く、トランプ氏が誇る「岩盤支持層」の力が相対的に弱まるからだ。

 2020年大統領選の敗北を覆そうとし、起訴された前大統領。その復権を阻止しようと、共和党に有権者登録を変えた無党派層や一部の民主党員は、共和党穏健派と連合を結成した。「新世代の保守リーダー」を自任するヘイリー氏の下、反トランプ派は「最後の戦い」(米メディア)に臨んだ。

 これに脅威を覚えたトランプ氏は「極左に擦り寄った」と、全力のネガティブキャンペーンに打って出る。「ヘイリーは不法移民に反対しない」「ヘイリーは戦争好きのグローバリスト」。ヘイリー氏が「全てうそだ」と反論しても、印象悪化は避けられなかった。

 さらに、15日のアイオワ州党員集会でトランプ氏が圧勝した後、共和党内では「勝ち馬」に乗る動きが一気に広がった。撤退したデサンティス・フロリダ州知事や実業家のラマスワミ氏、スコット上院議員らが雪崩を打ってトランプ氏への支持を表明。デサンティス氏はヘイリー氏を「共和党守旧派の代表」と呼び、追い打ちをかけた。トランプ派の対極にいた穏健派のルビオ上院議員までも加わり、ヘイリー氏「包囲網」は急速に狭まった。

 ◇求心力に差
 不法移民の流入を危惧する不動産業カール・ザーンさん(66)は、予備選でトランプ氏に一票を託した。「仕事もせず、ただ『米国にいるだけ』の移民は納税者の負担だ。だが、そんな当たり前の指摘をすると、『差別主義者』とレッテルを貼られる」。トランプ氏は「偏狭な民主党」と戦う「ロックスター」だと力を込める。

 そうした声とは別に、消極的にトランプ氏を選んだ人もいた。移民コミュニティーに生活の場を脅かされていると感じる弁護士ローレンス・ゼルさん(66)は、「トランプの方が強さがある。性格には難があるが、目をつぶって投票する」と話した。

 米メディアの出口調査によると、トランプ氏に投票した人の77%が「候補者が好き」と答えたのに対し、ヘイリー氏に投票した人ではわずか33%。候補者個人の求心力の差は明らかだった。

 番狂わせに失敗したヘイリー氏。2月24日に控える故郷のサウスカロライナ州予備選では、トランプ氏との支持率差が30ポイント超という高い壁が立ちはだかる。「戦いは始まったばかりだ」と支持者を奮い立たせたが、選挙戦の継続には黄信号が点灯している。(マンチェスター=米ニューハンプシャー州=時事)

6973OS5:2024/01/26(金) 17:01:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4318dc4423e7344ea64fcc4f0f90f28dde075d13
トランプ氏、無党派支持で下回る 共和予備選、本選に向け懸念材料 米大統領選
1/26(金) 7:13配信
時事通信
トランプ前米大統領=23日、ニューハンプシャー州ナシュア(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けて東部ニューハンプシャー州で23日に行われた共和党予備選では、トランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)を退け、党指名獲得に大きく前進した。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 ただ、米主要メディアが共同で実施した出口調査によると、11月の本選を左右する無党派層のうちトランプ氏に投票したのは39%で、ヘイリー氏の58%を下回った。

 ニューハンプシャー州当局によると、同州の有権者約87万人の約4割が無党派として登録されている。予備選には共和党員だけでなく無党派も参加できるため、その動向はトランプ氏が本選に進んだ場合、勝ち抜けるかどうかを占う試金石の一つとみられていた。

 ヘイリー氏の陣営は当初から、保守穏健層や無党派層の取り込みに尽力。これに対しトランプ氏は「岩盤支持層」を熱狂させる戦略を取っていたため、調査結果は予想の範囲内とも言える。

 それでもトランプ氏にとって、ヘイリー氏が押さえた無党派層が本選で自らを支持する保証のないことは懸念材料だ。出口調査では、有権者の約2割が候補者の選択で「他の候補者が嫌いだから」を理由とし、うち89%がヘイリー氏に投票していた。

 トランプ氏が指名を獲得すれば、民主党のバイデン大統領と対決した2020年大統領選の再現となることが確実。ニューヨーク・タイムズ紙などが昨年11月に行った世論調査によると、大統領選のすう勢を決める南部ジョージアや西部アリゾナなど接戦州の無党派層の支持は、両者が拮抗(きっこう)している。

 一方、ニューハンプシャーの出口調査では、大統領選での関心事項として、有権者の37%が「経済」と回答。30%が「移民問題」を挙げ、そのうち79%がトランプ氏を支持した。バイデン氏の陣営が争点化している「人工妊娠中絶の権利」と答えたのは12%だった。

6974OS5:2024/01/29(月) 23:27:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3c5a862169f84c01f597f322e90be1362247441
共和党の副大統領候補選び本格化 トランプ氏、忠誠心を重視
1/28(日) 15:57配信
共同通信
27日、党員集会を控えた米西部ネバダ州ラスベガスで、支持者を前に話すトランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いで独走するトランプ前大統領(77)は、本選を見据えて副大統領候補選びを本格化させている。女性や非白人を選ぶとの見方があり、候補と目される政治家は集会に駆け付け、アピールに余念がない。トランプ氏が重視する忠誠心が鍵を握りそうだ。

 女性ではエリス・ステファニク下院議員(39)や中西部サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(52)が取り沙汰される。ステファニク氏はいち早くトランプ氏の再出馬支持を表明。ノーム氏は、指名争い初戦の中西部アイオワ州以降、積極的にトランプ氏の集会に参加している。トランプ政権で大統領報道官を務めた南部アーカンソー州のサラ・サンダース知事(41)も候補だとみられている。

 男性では、指名を争ったが撤退し、トランプ氏支持に回った黒人のティム・スコット上院議員(58)やトランプ政権で住宅都市開発長官だった黒人のベン・カーソン氏(72)の名前が挙がる。

6975OS5:2024/01/30(火) 21:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f05e9f4d446b2510913cdc6ee7f317d08fd304b3
米、強まる対イラン強硬論 兵士死亡で政権に圧力 大統領選、争点浮上も
1/30(火) 20:32配信

時事通信
バイデン米大統領=24日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国内で対イラン強硬論が浮上している。

 ヨルダンで28日、駐留米軍に対する無人機攻撃で米兵3人が死亡したことで、バイデン政権に軍事行動を求める圧力が強まった。バイデン大統領も報復を明言しており、対応次第では中東情勢のさらなる緊迫化につながる恐れがある。

【ひと目でわかる】米大統領選の流れ

 バイデン氏は29日、前日に続いて安全保障会議を開催し、今後の対応を協議した。その後、X(旧ツイッター)に投稿し、「われわれの選ぶ時期と方法で、全ての責任者を追及する」と表明した。

 軍事攻撃による米兵の死亡は、昨年10月のイスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの衝突開始後初めて。どの勢力が今回の攻撃を行ったかは不明だが、イラクの親イラン武装組織の関与が取り沙汰されている。

 CNNテレビによると、バイデン氏はイラクやシリアの親イラン武装組織に対する報復攻撃、大規模なサイバー攻撃などを検討している。ただ、イラン国内を標的とする可能性は低いという。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は29日の記者会見で「われわれはイランとの戦争を望んでいない」と強調した。

 しかし、野党共和党からは、イランへの軍事行動を求める声が強まっている。同党上院トップのマコネル院内総務は、武装組織だけでなく、イランにも「深刻で破壊的な代償」を払わせるよう要求。同党重鎮のグラム上院議員も「イラン国内の重要な標的を攻撃せよ」と迫った。

 今年11月に米大統領選が迫る中、イランへの対応は選挙戦の争点となる可能性がある。共和党の候補指名が有力なトランプ前大統領はSNSで「バイデン氏の弱さが招いた、恐ろしくも悲劇的な結果だ」と主張。融和的な外交を行っているとして、バイデン氏を非難した。

 シリアやイラクの親イラン武装組織による駐留米軍への攻撃は昨年10月以降で150回以上に達したほか、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で商船攻撃を繰り返している。米軍が限定的な反撃に乗り出しているものの、商船攻撃は止まっていない。

6976OS5:2024/02/02(金) 17:42:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3be73fbb1b082cad0da7c9bb9103fd83a9876e7
バイデン氏、労組票固め 中西部で集会、激戦見据え
2/2(金) 8:00配信

共同通信
1日、米ミシガン州で全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加するバイデン大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領は1日、激戦が予想される中西部ミシガン州を訪れ、推薦を得たばかりの全米自動車労働組合(UAW)の集会に参加した。共和党の候補指名が有力視されるトランプ前大統領との対決を見据え、支持基盤となってきた有力労組の票固めを図った。

 労組票は激戦州の勝敗に直結する可能性がある。トランプ氏は1月31日、推薦獲得を目指す全米トラック運転手組合の幹部と会談している。

 UAWは北米自動車業界を代表する大規模労組。1月24日にバイデン氏の推薦を表明した。

6977OS5:2024/02/06(火) 10:27:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/0614d425eadc96a5d3bb059e810e2083a537a067
撤退せずに粘るヘイリー氏に脅迫相次ぐ シークレットサービスの護衛申請
2/6(火) 10:16配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】米紙ウォールストリート・ジャーナルは5日、11月の米大統領選で共和党候補の指名をトランプ前大統領(77)と争うヘイリー元国連大使(52)がシークレットサービス(大統領警護隊)の護衛を申請したと報じた。今月24日の南部サウスカロライナ州予備選に向け粘り続けるヘイリー氏に、脅迫行為などが増えているためとしている。

同紙によると、先週、同州のヘイリー氏の集会で女性が舞台に突っ込もうとして護衛に制止されたり、同氏のウクライナやイスラエルへの支援姿勢に憤る抗議者が出没したりした。州内の同氏の自宅が狙われているとの虚偽の通報騒ぎも起きたという。

護衛申請は連邦政府当局に提出。中東で親イラン民兵組織の米軍への攻撃が激化する中、国連大使として対イラン政策に関わったことも要因の一つという。

1月のアイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選でトランプ氏に連敗したヘイリー氏は、出身のサウスカロライナ州で雪辱を果たすため「反トランプ票」の掘り起こしに懸命だ。しかし、共和党の有力者にはトランプ氏と民主党のバイデン大統領との〝本選対決〟にシフトするため、ヘイリー氏の早期撤退を迫る声がある。

ヘイリー氏は同紙に警護申請を認めたうえで、脅迫行為などについて「私がしなければならないことを止めることにはならない」と強調した。

6978OS5:2024/02/07(水) 12:58:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f326df90c2504ac7f71bef7e091dfbeebed0b1f3
米下院、国土安全保障長官の弾劾否決 共和党指導部に打撃
2/7(水) 11:05配信

CNN.co.jp
下院で、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決が行われ、214対216で否決された

(CNN) 米下院は6日、マヨルカス国土安全保障長官に対する弾劾(だんがい)訴追決議の採決を行い、214対216の僅差(きんさ)でこれを否決した。政治的理由で弾劾を推し進めていた共和党の指導部にとっては大変に屈辱的な結果となった。法学者らは弾劾に対する異議を唱えていた。

【映像】米下院、国土安全保障長官の弾劾を否決

投票ではケン・バック議員(コロラド州選出)、マイク・ギャラガー議員(ウィスコンシン州選出)、トム・マクリントック議員(カリフォルニア州選出)の3人の共和党議員が民主党に賛同し、弾劾への反対票を投じた。共和党のブレーク・ムーア議員(ユタ州選出)は投票を拒否した。これにより下院共和党は再度採決を提起することが可能になる。

下院共和党は、マヨルカス氏が南部国境の問題への対応で複数の重大な犯罪及び軽罪を犯していると主張。弾劾に向けた準備を進めてきた。しかし複数の憲法の専門家からは、弾劾を実現するだけの証拠がないとの指摘が出ていた。

閣僚が弾劾されるのは極めて異例で、米国の歴史上起きたのは1876年の1度のみ。この時、ウィリアム・ベルクナップ陸軍長官は下院で弾劾訴追されたものの、上院で無罪となった。

6979OS5:2024/02/07(水) 16:22:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/33ed9ee7464983ae24af3f8b2a69bea5bd67d7d6
マヨルカス国土安全保障長官の「弾劾戦術」不発 移民対策で共和 一部議員が造反
2/7(水) 14:06配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】米下院の多数派を握る野党・共和党が、メキシコ国境から流入する不法移民への対策を怠ったとしてマヨルカス国土安全保障長官の弾劾訴追に向けた決議案を提出し、下院本会議は6日、同案を反対多数で否決した。11月の大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領に近い同党の保守強硬派は、弾劾戦術でバイデン政権を追い詰めることを狙ったが、不発に終わった。

可決されていれば、閣僚への弾劾は約150年ぶりだった。採決は弾劾「賛成」は214票、「反対」は216票だった。

決議案は共和党の保守強硬派が主導。不法移民流入が過去最多の水準となっているのは、マヨルカス氏が意図的に対策を講じていないためだなどと主張していた。共和党のジョンソン下院議長は採決に先立ち、可決に自信を示していた。

しかし、本会議では同党議員3人が与党・民主党とともに「反対」に投票。造反した共和党議員の一人は6日、「弾劾するだけの犯罪性を示せていない」と決議案を批判した。

不法移民対策を巡り、バイデン政権は国境警備予算の増額や一時的な「国境閉鎖」を可能にすることなどを盛り込んだ法案の通過を議会に求めている。これに対しトランプ氏は「民主党を有利にすることになる」として、自身の影響下にある下院共和党に審議を拒否するよう働きかけている。国境問題を大統領選の重要争点に掲げる同氏には、バイデン政権が成果をあげれば選挙戦が不利になるとの打算があるとみられる。

6980OS5:2024/02/13(火) 08:44:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec96a24efe6e2454bf2e863d17f0a389e45af5d8
NYダウ終値、過去最高値を更新…125ドル高の3万8797ドル
2/13(火) 6:24配信


読売新聞オンライン
ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク=小林泰裕】12日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比125・69ドル高の3万8797・38ドルだった。値上がりは2営業日ぶりで、8日につけた過去最高値(3万8726・33ドル)を更新した。


 米国経済が堅調に推移していることや、好調な企業決算が好感され、スポーツ用品大手ナイキや金融大手ゴールドマン・サックスなどの銘柄が値上がりした。

 IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は48・11ポイント安の1万5942・55だった。

6981OS5:2024/02/15(木) 07:43:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/03765da1519be9a43b65ffeb6183580610567230
米下院、国土安全保障長官の弾劾可決 移民問題めぐり党派対立先鋭化
2/14(水) 16:06配信

朝日新聞デジタル
マヨルカス国土安全保障長官=AP

 米下院は13日、マヨルカス国土安全保障長官を弾劾(だんがい)訴追する決議案を可決した。メキシコから米国へ越境する移民が急増している問題をめぐり、下院で多数派の共和党がバイデン民主党政権の対応を問題視し、弾劾決議を主導した。


 米メディアによると、現職閣僚の弾劾決議案が可決されるのは史上初めて。1876年に下院が閣僚の弾劾決議案を可決したことがあったが、直前にその閣僚は辞任していた。マヨルカス氏は、民主党が多数を握る上院の弾劾裁判で無罪となる公算が大きいが、米議会の激しい党派対立があらためて先鋭化している。

朝日新聞社

6982OS5:2024/02/16(金) 22:25:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/71576f89810cbda32194e4261e951926ae19919e
共和党「完全掌握」狙うトランプ氏 党執行部に親族…背景に訴訟費用で資金逼迫か
2/16(金) 19:49配信

産経新聞
トランプ前米大統領

【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(77)が、党の全国組織である「共和党全国委員会(RNC)」の執行部に親族を含む腹心を送り込もうとしている。党所属議員がトランプ氏の意向に沿って議会審議に臨むなど、「トランプ党」に変質したとも言われる中、党を「完全掌握」しようとする動きだ。ただ、トランプ氏を巡っては、起訴された4つの刑事事件などにかかる訴訟費用がふくらみ、政治資金の逼迫(ひっぱく)が指摘されており、RNCを通じて資金調達を容易にする思惑があるとの見方が強い。

RNCは各州の党組織を束ね、大統領選のほか議会選や知事選などで候補者への資金配分も行う。現トップのロナ・マクダニエル委員長はトランプ氏におおむね忠実だとみられてきた。

しかし、トランプ氏は今月初め以降、自身に近いメディアのインタビューや交流サイト(SNS)で執行部の「変化が必要だ」などと表明し、実質的に執行部の退陣を要求。12日には、後任の委員長に腹心のマイケル・ワトリー氏▽ナンバー2の共同委員長に次男エリック氏の妻ララ氏▽最高執行責任者(COO)に自陣営の上級顧問を務めるクリス・ラチビタ氏をそれぞれ推すと表明した。新執行部の選出は、24日の南部サウスカロライナ州予備選後が望ましいとしている。

米メディアがトランプ氏周辺の話などとして伝えたところでは、同氏はRNCが23年に調達した額が過去10年で最低の約8700万ドル(約130億円)にとどまったことに強い不満を抱いているという。

ブルームバーグ通信によると、トランプ氏はこれまでに訴訟費用として約5100万ドルを支出。訴訟費用に転用可能な資金は残り約2600万ドルで、本選に向けた選挙活動が本格化する7月ごろには底をつく可能性が高い。

トランプ氏は、前回の20年大統領選での落選を覆すため選挙結果の確定手続きを妨害しようとしたとされる事件など、4件で起訴されているほか、ビジネスに絡む詐欺疑惑などの民事訴訟も抱える。

こうした中、選挙イヤーの今年はRNCに多額の献金が集まることが見込まれる。トランプ氏側には、RNCを完全に掌握していれば、優先的に資金を融通させることができるとの計算が見え隠れする。

ララ氏は執行部入りを推挙されたのを受け、13日、保守系メディア、ニューズマックスのインタビューに「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と語り、大統領選と同時に行われる議会選などには関心を示さなかった。

6983OS5:2024/02/17(土) 12:54:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad3ce7f8ff612b60985641d3dc63976266d345a
民主穏健派マンチン氏が不出馬表明 バイデン大統領には追い風 2024米大統領選
2/17(土) 12:24配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】11月の米大統領選で第3党からの立候補が取り沙汰されていた民主党穏健派のマンチン上院議員(76)は16日、地元の南部ウェストバージニア州で演説し、「大統領選には出馬しない」と表明した。マンチン氏が第3党から出馬すれば民主党支持層や無党派層から票を奪う可能性もあっただけに、再選を目指す同党のバイデン大統領(81)には追い風となる。

マンチン氏を巡っては、中道勢力の結集を目指す超党派の第3政党グループ「ノーレーベルズ」が擁立を模索していた。

6984OS5:2024/02/25(日) 19:59:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/862677c97aaa28593f2ad8669689e7a996b4eaee
圧勝誇るトランプ氏 ヘイリー氏は選挙戦継続 米共和予備選
2/25(日) 19:04配信

時事通信
24日、米南部サウスカロライナ州コロンビアで、共和党予備選の勝利をアピールするトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】24日の米大統領選の共和党サウスカロライナ州予備選では、トランプ前大統領が再びヘイリー元国連大使を大差で下した。

 トランプ氏は「偉大なサウスカロライナ州で、これまでの(予備選における)最多得票の2倍に達する票を獲得した」と圧勝を誇示。一方、地元で敗北したヘイリー氏は、選挙戦の継続を改めて表明した。

 勝利演説の会場に現れたトランプ氏は、自身の名前を連呼する聴衆を前に上機嫌。「全ての予備選(と党員集会)で記録的勝利を得ている」と胸を張り、「野球で過去最多のホームランを打った打者、最多のヒットを打った打者、バスケットボールの最多得点選手と同じようなものだ」と語った。

 トランプ氏はさらに「11月5日、この国を破壊したジョー・バイデン(大統領)を見て、『ジョー、お前は首だ。出て行け』と言う」と本選での勝利を誓った。

 ヘイリー氏は動揺を見せず、「トランプ氏の勝利を祝福する」と敗北を認めた。同時に「以前『サウスカロライナの結果がどうなろうと立候補を続ける』と語った。私は約束を守る女だ」と訴え、聴衆の喝采を浴びた。

6985OS5:2024/02/25(日) 20:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e44a4bad8a971b6c83baf11d5b921377a8b5e805
「有権者、選択肢求めている」 敗北のヘイリー氏、選挙戦撤退を否定
2/25(日) 11:19配信

毎日新聞
支持者の前に姿を見せ、選挙戦からの撤退を否定したヘイリー元国連大使=米南部サウスカロライナ州で2024年2月24日、ロイター

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)は24日夜、南部サウスカロライナ州で演説し、今後も選挙運動を続ける方針を示した。地元で迎えた24日の州予備選でドナルド・トランプ前大統領(77)に敗北。5連敗で今後の逆転も困難な情勢だが、各州の予備選・党員集会が集中する3月5日の「スーパーチューズデー」までは撤退しない構えだ。

 ヘイリー氏は支持者を前に演説し、「サウスカロライナ州で約40%の支持を得た。50%ではないのは分かっているが、40%はちっぽけなグループではない。たくさんの有権者が(トランプ氏以外の)選択肢を求めている」と強調した。

 トランプ氏については「日々、有権者が離れていっている」と指摘し、本選で民主党のジョー・バイデン大統領(81)に「勝てると思えない」と主張した。

 世論調査では、ヘイリー氏は今後の予備選・党員集会が行われる州でも劣勢だ。ただ、連邦最高裁でトランプ氏の大統領就任資格の有無を巡る訴訟が継続中で、3月にはトランプ氏の刑事裁判の公判も始まる。トランプ氏が出馬を断念せざるを得ない状況が皆無とはいえないこともあり、ヘイリー氏は当面の選挙戦の継続を決めたとみられる。【コロンビア(サウスカロライナ州)秋山信一】

6986OS5:2024/02/27(火) 11:57:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/84fdda1afcc324f3b9d0181b9a5eebb0ba8cefca
米共和党の全国委トップが退任表明 次期執行部「トランプ体制」に移行か
2/27(火) 8:27配信

産経新聞
【デトロイト=大内清】米野党・共和党の全国組織「共和党全国委員会(RNC)」のロナ・マクダニエル委員長は26日、任期途中の来月8日に退任すると発表した。後任の執行部には、11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ前大統領(77)の腹心や親族が選出される公算が大きく、共和党の「トランプ党」化がさらに進みそうだ。

マクダニエル氏は、12年大統領選の共和党候補となったロムニー上院議員のめいに当たる名門政治家一族の出身。RNC委員長には、1期目トランプ政権の発足と同時期の17年1月に就任し現在は4期目だった。党内の反トランプ派排除に協力するなど、トランプ氏に忠実な組織運営を行ってきたとされる。

だがトランプ氏やその熱烈な支持派は、22年中間選挙で共和党が伸び悩んだことや、RNCが昨年集めた献金額が民主党を大きく下回ったことを問題視し、現執行部への退陣圧力を強化。トランプ氏は、マクダニエル氏が進退を公表する前から後任に腹心のマイケル・ワトリー氏を、ナンバー2の共同代表に次男エリック氏の妻ララ氏をそれぞれ推薦するなどと表明し、執行部の完全掌握に向けて動き出していた。

各州の党支部を束ねるRNCには、大統領選や知事選、議会選などの候補に党資金を配分する権限がある。トランプ氏が執行部掌握を目指すのは、起訴された4つの刑事事件や不動産ビジネスなどに絡む民事裁判の訴訟費用が選挙資金を圧迫する中で、党資金を自身のために融通しやすくするためだとの見方が強い。

ララ氏は今月、義父から共同委員長ポストに推挙されたのを受けて、「(RNCの資金は)1セント残らずドナルド・トランプの当選のために使う」と述べた。

6987OS5:2024/02/27(火) 14:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ae2189ea902cf14ff69e3695802d75b74699fc5
米民主党予備選 焦点はバイデン批判票 アラブ系最大のミシガン州で27日実施
2/27(火) 14:10配信

産経新聞
【ディアボーン(米中西部ミシガン州)=平田雄介】11月の米大統領選に向け、米中西部ミシガン州で27日、与党・民主党と野党・共和党の候補指名を争う予備選が行われる。ミシガン州はアラブ系米国人が全米で最も多く、パレスチナ自治区ガザ紛争でイスラエルに擁護的な姿勢を示す民主党のバイデン大統領(81)への批判票の行方が注目される。

党指名レースは、民主側ではバイデン氏の指名が確実な情勢。共和側は5連敗中のヘイリー元国連大使(52)が撤退を拒絶するが、トランプ前大統領(77)の優位は揺るぎない。ミシガン州予備選もバイデン氏とトランプ氏の勝利が確実視され、メディアの関心は11月の本選でのバイデン氏とトランプ氏の再対決に及んでいる。

そこで注目されるのがアラブ系米国人の動向だ。アラブ系は全米の人口の1%に過ぎないが、接戦の場合は勝敗の行方を左右する。ミシガン州に住むアラブ系は27万人。2020年大統領選でミシガン州を制したバイデン氏のトランプ氏との得票差は15万票だった。

人口の55%と全米一アラブ系の比率が高いデトロイト近郊のディアボーン市では、アラブ系のハムード市長(民主党)がバイデン氏に「裏切られた」と反旗を翻し、民主予備選で「支持者なし」と投票するよう訴える。

これは、イスラム教信徒や民主党急進左派も加わるバイデン氏への不投票運動の一環で、昨年10月のガザ紛争勃発を機に広がった。地元紙アラブ・アメリカン・ニュースは社説で「バイデン氏を罰せよ」と掲げている。

米エマーソン大などの世論調査によると、民主予備選で「支持者なし」を選ぶと答えた人は9%。ミシガン州のアラブ系の人口は2%だ。

他方、ミシガン大ディアボーン校では、「投票に行かず、批判の意思を示す」(へジリス・アルジブラさん、20歳)と話す学生も多かった。

6988OS5:2024/03/03(日) 21:54:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbe3b639907aa545abe4e158aa87e41e7b2f3870
米世論調査、際立つバイデン氏の不人気 トランプ氏がリード広げる
3/3(日) 10:40配信

朝日新聞デジタル
バイデン米大統領(左)とトランプ前大統領=AP

 米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は2日、2月下旬に実施した最新の世論調査結果を報じた。11月の大統領選に向けた支持率では、トランプ前大統領(77)が48%を得て、バイデン大統領(81)の43%を上回った。2人の支持率は5ポイント差で、昨年12月の前回調査(2ポイント差)と比べてやや広がった。

 今回の調査で浮かび上がったのは、バイデン氏の不人気ぶりだ。同じ2人の対決だった2020年大統領選前の調査と比べると、バイデン氏を「好ましい」と答えた人は52%から38%に大きく減少した。これに対し、トランプ氏を「好ましい」と答えた人は43%から44%と微増だった。「トランプ氏は4年前と同様に不人気だが、それを下回るほど今のバイデン氏は不人気だ」と同紙は報じている。

 各党内では11月の本選に向けた予備選が続いているが、2人が各党の指名候補に選ばれることは確実視されている。共和党支持者の間では、トランプ氏が指名獲得することに「熱狂を感じる」と答えた人が48%に達した。だが民主党支持者では、バイデン氏の指名獲得に「満足するが、熱狂はしない」と答えた人が43%で最も多かった。

朝日新聞社

6989OS5:2024/03/04(月) 11:31:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c375a2dfece5e56d0af0c6b56dfc424c500fafcc
ヘイリー氏、首都ワシントン勝利 共和予備選、トランプ氏連勝止まる
3/4(月) 11:26配信

朝日新聞デジタル
ノースカロライナ州シャーロットで開かれた集会で演説するヘイリー元国連大使=2024年3月1日、藤原伸雄撮影

 米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで、首都ワシントン特別区の予備選が3日、開票された。AP通信などによると、ヘイリー元国連大使(52)がトランプ前大統領(77)を破り、初勝利を確実にした。初戦のアイオワ州から続いていたトランプ氏の連勝は止まった。

 ヘイリー氏はこれまで、党内で圧倒的な支持を集めるトランプ氏に対抗する姿勢を崩しておらず、「私には選択肢を示す義務がある」と語っていた。

 ただ、ワシントン特別区の結果は全体のごく一部に過ぎず、共和党の候補者争いでのトランプ氏の独走態勢は変わらない。トランプ氏が大統領選の共和党候補になる見通しは確定的となっている。

 3月5日に15州で投票が集中する「スーパーチューズデー」を迎える。ヘイリー氏はスーパーチューズデーまでは撤退しない考えを明らかにしている。たとえヘイリー氏が撤退しなくとも、トランプ氏は3月中旬には、指名候補となるのに必要な代議員数を確保するとみられている。(軽部理人)

朝日新聞社

6990OS5:2024/03/04(月) 11:38:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/111417f2876198986ce0272f3b6fd2977be49179
国境遠くても移民危機 行政圧迫、広がる草の根支援 5日にスーパーチューズデー・米大統領選
3/4(月) 7:07配信

時事通信
移民の子どもたちに食事を配るボランティア=撮影日不明、米コロラド州デンバー(ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ提供・時事)

 11月の米大統領選に向けた候補者選びの天王山「スーパーチューズデー」を5日に控えた米国で、移民対策が大きな争点となっている。


 伝統的に移民に寛容な民主党ではバイデン大統領、流入規制を唱える共和党ではトランプ前大統領の候補者指名がそれぞれ確実視されている。

 メキシコに接し、移民の「玄関口」となっている南部テキサス州は不法入国者をバスで各地に送り続けており、国境から遠く離れた都市の財政も切迫。市民サービスの削減を余儀なくされる一方、草の根の支援が広がりを見せている。

 ◇仕事がほしい
 ロッキー山脈の麓に広がる西部コロラド州デンバーは「マイルハイ(海抜1マイル=約1600メートル)シティー」の愛称で知られる州都。快晴の3月初旬、日陰には雪が解けずに残っていた。

 ベネズエラ人男性のアンドレス・メンドーサさん(31)は手に洗剤とワイパーを持ち、信号待ちで止まる車に近づいては、身ぶり手ぶりで「窓拭きはどうだ」と聞いて回っていた。友人2人と協力して停車中に拭き上げ、少額のチップを稼ぐ生活を送る。

 「祖国は人権を尊重しない。命の危険があった」とメンドーサさん。米国行きを決心し、4カ月かけて徒歩で南米から中米を北上。必死の思いでメキシコ国境を越え、テキサス州が用意したバスで1月、デンバーにたどり着いた。今は路上暮らしだといい、時折表情を曇らせながら「寝る場所を確保するために早く仕事がほしい」と訴えた。

 ◇立ち上がる住民
 ニューヨークやシカゴなどと同様、移民に寛容な政策を取るデンバーには2022年末から移民が殺到。市の人口約70万人に対し、これまでに受け入れた移民は約4万人に上る。市民1人に対する割合が全米で最も高く、市はこの状態が続けば「年間予算の約1割に相当する1億8000万ドル(約270億円)が必要」と試算。2月には公園整備の凍結や移民収容施設の一部閉鎖など、苦肉の策を相次いで発表した。

 行政が圧迫される中、立ち上がったのは地元住民だった。昨年11月に活動を開始したボランティア団体「ハイランズ・マムズ・アンド・ネイバーズ」は食事や衣服、家庭でのホームステイを提供。法に触れる恐れから行政が及び腰の就労問題に関しては、移民が労働許可を得るまでの間、地域清掃などの仕事に「雇用」し、寄付金から「報酬」を支払う仕組みも構築した。

 児童福祉分野で働くジェニファー・ケタリングさん(41)は、友人から移民支援の相談を受けたことをきっかけに、団体創設に加わった。パレスチナ自治区ガザで幼い命が犠牲となるニュースに触れ、無力感を覚えていた時期だった。

 「近くの道に移民の子どもたちがあふれていた。私にはガザの状況は変えられないけれど、彼らには何かできるのではと思った」と振り返る。現在、同団体には支援側に回った移民も含め約7500人が参加。デンバー周辺では他に8団体が設立され、ボランティアは計1万人を超える。

 「ポジティブなことは広がっていくんです」とケタリングさん。来る選挙について問うと「民主、共和両党とも足の引っ張り合いをしていて、私は政府を信用していない。けれど、多くの人が小さな行動を積み重ねれば変化をもたらすことができると信じています」と語った。

6991OS5:2024/03/04(月) 21:08:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d9fa1169f2ad0a6f82c94300f6d14f1e7b81837
ヘイリー氏、首都で一矢報いる 米共和予備選、女性の勝利は初
3/4(月) 12:36配信
毎日新聞
選挙集会で演説するヘイリー元国連大使=米東部メーン州で2024年3月3日、AP

 11月の米大統領選に向けた共和党候補指名争いで、首都ワシントンの予備選が3日開票され、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が6割超の得票で初勝利を挙げた。ドナルド・トランプ前大統領(77)が初戦から8連勝していたが、穏健派が多い首都でヘイリー氏が一矢報いた。米メディアによると、大統領選の共和党候補レースで、女性が予備選で勝利したのは史上初めて。

 投票は1〜3日に行われ、3日夜に開票された。共和党によると、得票率はヘイリー氏62・86%、トランプ氏33・22%。7月の党全国大会で大統領候補選出の投票権を持つ代議員(計2429人)は、ヘイリー氏がワシントンに割り当てられた19人全員を獲得した。ヘイリー氏に期待する中道寄りの穏健派が多いワシントンで強さを見せた。

 ヘイリー氏の陣営は声明で「歴史的な勝利だ」と強調し、「米政界の機能不全を最も間近で見ている共和党員が、トランプ氏と彼がもたらす混乱を拒絶したのは、驚くことではない」と述べた。トランプ氏の陣営は「現状維持を望む政界内部の関係者がヘイリー氏を支持した」と主張し、「トランプ氏はワシントンの政界に失望させられてきた他地域の国民のために戦う」と強調した。

 AP通信によると、3日までの代議員獲得数はトランプ氏244人、ヘイリー氏43人。5日には16州・地域の予備選・党員集会が集中するスーパーチューズデーを迎える。【ワシントン秋山信一】

6992OS5:2024/03/07(木) 07:47:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/acfafe2ba63a1f593e34bdea591b0967b0cfc268
民主党内でささやかれる候補差し替え案「プランB」、タイムリミットは8月の党大会
3/6(水) 23:00配信


読売新聞オンライン
5日、米ホワイトハウスで演説するバイデン氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領(81)は、世論調査で共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)にリードを許す結果が相次いでいる。民主党内では候補者を差し替える「プランB」を巡る臆測が飛び交っている。

 バイデン氏は5日の「スーパーチューズデー」で各州・地域に割り振られた代議員のほぼ全てを獲得した。だが、民主党内で熱狂は広がっていない。高齢への不安から、本選でトランプ氏に負けるとの懸念が広がっているためだ。米紙ニューヨーク・タイムズなどの世論調査では、民主党支持者の5人に2人がバイデン氏を候補者にすべきではないと答えた。

 現時点ではバイデン氏が民主党候補として大統領選に臨む可能性が高い。米政治専門紙ポリティコは、候補差し替えが具体化するのは、バイデン氏が自ら「撤退」する場合だけだと指摘する。

 民主党の仕組みでは、バイデン氏が撤退表明をすれば、予備選などでバイデン氏が獲得した代議員は党大会でバイデン氏への投票義務がなくなり、他候補に票を投じることが可能になる。

 党指名候補争いは6月8日に全州・地域で終了する。プランBとして考えられるシナリオの一つは、バイデン氏が全日程終了後、次の世代にバトンを渡すために指名辞退を表明するケースだ。「高齢批判」の矛先を一転してトランプ氏に向けることができる。

 「ポスト・バイデン」候補者らは8月19日に始まる党大会の投票に向け、各州・地域に割り当てられた代議員3900人超の争奪戦を始める。党大会以降は在外投票も迫るため、候補者の差し替えは難しくなる。

 最有力はカマラ・ハリス副大統領(59)だが、副大統領として目立った実績はなく、待望論は盛り上がっていない。

 次世代を担う政治家では、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(56)、ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事(52)、大富豪で知られるイリノイ州のJ・B・プリツカー知事(59)らの名前が取りざたされる。

 今のところバイデン氏が撤退する兆候はない。しかし、歴代大統領最高齢のバイデン氏が健康上の理由で撤退に追い込まれ、期せずしてプランBに移行する可能性もささやかれている。

6993OS5:2024/03/07(木) 07:50:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/42b364b9414f49ad838eacf0b1841918f1c38875
トランプ氏、指名確実 バイデン氏との再戦固まる ヘイリー氏撤退・米大統領選
3/7(木) 0:10配信

時事通信
5日、米南部フロリダ州の私邸で、支持者に語り掛けるトランプ前大統領(EPA時事)

 【ワシントン時事】米大統領選に向けた民主、共和両党の候補指名争いは5日、16州・地域の予備選などが集中するスーパーチューズデーを迎え、共和党ではトランプ前大統領(77)が圧勝した。

 唯一の対抗馬だったヘイリー元国連大使(52)は6日、撤退を表明し、トランプ氏の指名獲得が確実となった。11月の本選で民主党の現職バイデン大統領(81)と再び相まみえる構図が固まった。

 ヘイリー氏は6日、地元の南部サウスカロライナ州で演説し、「選挙戦を停止する。後悔はない」と述べた。トランプ氏への支持は明らかにせず、「誰であれ米大統領になる人の幸運を祈る」とのみ言及。同氏に対し、自身へ票を投じた共和党支持層や無党派層からの支持取り付けを促した。

6994OS5:2024/03/07(木) 08:04:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/00bdd336acd220fad6b703732df67fdf42c20beb
トランプ・バイデン両氏、第3政党候補の動きを警戒 再対決に不満抱く無党派層の受け皿は
3/6(水) 19:14配信
産経新聞
政治集会で演説するトランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=渡辺浩生】米大統領選に向けた5日のスーパーチューズデーで圧勝した共和党のトランプ前大統領(77)と民主党現職のバイデン大統領(81)が注視するのは無所属や第3政党候補の動向だ。本選のカギを握り両高齢者の対決に不満を抱く無党派層や穏健派の支持が流出しかねないからだ。

【写真】無所属での立候補を表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏

米メディアによると、第3政党の政治集団「ノーレーベルズ」はスーパーチューズデーの結果を踏まえ8日にも全州の代表者会議を開き大統領候補を擁立するか否かを判断する。ノーレーベルズから擁立が取り沙汰された民主党穏健派のマンチン上院議員は不出馬をすでに表明。同氏の擁立はバイデン氏の支持基盤を「破壊する」と反対してきた民主党を安心させた。

だが、ブルームバーグの最新の世論調査によると有権者の52%はバイデン氏を「高齢すぎる」、59%はトランプ氏を「危うい」と回答。別の調査では約3割が両者対決に不満とした。

実際、「高齢のバイデン氏に勝てる候補はトランプ氏ではなく私だ」と訴えたヘイリー元国連大使(52)が一定の支持を得たのは、そうした有権者の意識を裏付けるものだ。

また、ノーレーベルズの幹部はヘイリー氏を「確かに興味のある人物だ」と述べた。ヘイリー氏は5日の開票前にFOXニュースに出演した際、「私は共和党保守であり、無所属やノーレーベルズから出るつもりはない」と否定したが、去就が注目されている。

一方、無所属で立候補すると表明したロバート・ケネディ・ジュニア氏(69)は最新のウォールストリート・ジャーナル紙の世論調査で9%の支持を集める。無所属で出馬すればバイデン氏の票を奪うと民主党有力者やケネディ家から批判されている。

反ワクチン活動家として知られるケネディ氏には、新型コロナウイルスのワクチン接種に懐疑的な共和党支持層の票も流れる可能性があるとして、トランプ陣営も警戒しているという。

無党派層は有権者全体の3〜4割。2016年の選挙で勝利したトランプ氏は無党派層の支持でクリントン元国務長官を上回り、20年の選挙では勝利したバイデン氏がトランプ氏より多くの無党派票を獲得。今回の選挙も、意中候補のいない大量の無党派層の投票行動によって勝敗が左右される可能性が高い。

6995OS5:2024/03/07(木) 08:04:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae9dfa3bc5a6d884d909ef2a1b40174c731e2a94
バイデン大統領が米領サモアで無名候補に敗北 スーパーチューズデー
3/6(水) 19:18配信
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの山場「スーパーチューズデー」で、現職のバイデン大統領が無名の候補に敗れる異例の事態が起きました。

AP通信によりますと、南太平洋のアメリカ領サモアで行われた民主党の党員集会で、ジェイソン・パーマー候補への投票がバイデン氏を上回りました。

パーマー氏は「東部メリーランド州在住の起業家・投資家」だと名乗っていて、これまでに多数の企業で役員などを務めたとしています。

また、ウェブサイトにはAI=人工知能で質問に答えるページを設けていて、「アメリカ領サモアでの勝利をどう思うか?」と聞くと…

「私は勝つ見込みのない候補者で、アメリカ領サモアで勝てませんでした」

なぜか敗北宣言。パーマー氏はサモアを訪れたことはなく、リモートによる対話集会などの選挙活動を行ったということです。

再選を目指す現職大統領が敗れるのは極めて異例ですが、バイデン氏はスーパーチューズデーで他の15州すべてで勝利していて、大勢に影響はありません。

TBSテレビ

6996OS5:2024/03/15(金) 00:15:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2db6cd25afef0c978bd9f62c5e19ff1ebfa917d
バイデン氏、USスチール「米企業であることが不可欠」 日本製鉄の買収計画巡り声明
3/14(木) 23:58配信

産経新聞
バイデン米大統領(春名中撮影)

【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領は14日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチール買収計画を巡り「国内で所有、運営される米国の鉄鋼企業であり続けることが不可欠だ」とする声明を出した。11月に大統領選を控える中、支持基盤の労働組合側が買収に反発しており、4月に予定する岸田文雄首相との首脳会談を前に声明を出すことで、労組側に寄り添う姿勢を示す狙いとみられる。

バイデン氏は「米国人労働者によって運営される強い米鉄鋼企業を維持することは重要だ」と声明で指摘した。

大統領選で戦う共和党のトランプ前大統領は1月に「私なら即座に阻止する。絶対だ」と明言し、買収に反対する労組の票獲得を図っていた。

USスチールの本社がある東部ペンシルベニア州は大統領選の勝敗を左右する重要州のひとつ。

バイデン氏は岸田氏を国賓待遇で米国に招き、4月10日に首脳会談を開く。

6997OS5:2024/03/17(日) 09:55:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d09368c03709afb4598c5f10a7bc944bc357d0
ハリス氏「後継」証明へ本腰 旗印は中絶・人権問題 米大統領選
3/16(土) 20:34配信

時事通信
ハリス米副大統領=7日、ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に向け、バイデン大統領(81)と伴走するハリス副大統領(59)が選挙運動を活発化させている。

 高齢のバイデン氏が2期目を務めきれるか不安視される中、もしもの時に大統領の座を継ぐ最前列にいるハリス氏。人工妊娠中絶や人権問題を旗印に掲げ、「後継者」としての信頼獲得に躍起だ。

 「(女性の)自己決定権に対する攻撃は言語道断だ」。ハリス氏は14日、中絶手術を提供する中西部ミネソタ州の医療機関を訪れ、中絶の権利を守ると約束した。米メディアによると、中絶提供機関訪問は現職の正副大統領で初めてだ。

 2022年に連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定して以降、保守的な州では中絶を法律で禁止する動きが拡大した。民主党は女性の権利保護を訴えて地方選で勝利を重ねており、大統領選でも最大の争点に据える算段。ハリス氏は、中絶反対の信徒もいるカトリック系のバイデン氏に代わり、この問題で旗振り役を担う。

 バイデン氏が苦手とする若年層や急進左派への訴求力も期待されている。パレスチナ自治区ガザの人道状況が悪化する中、イスラエルを支援するバイデン氏は左派や若者からの批判に直面。ガザ攻撃を続けるネタニヤフ政権に対してより厳しい立場とされるハリス氏は、3日の演説で「直ちに戦闘を休止しなければならない」とあえて強い言葉を使い、イスラエル側に圧力をかけた。

 もっとも、ハリス氏に目立った実績はなく、各種世論調査の平均支持率は36.2%と、人気浮揚に苦戦するバイデン氏の40.6%より低い。「ハリス大統領」待望論は乏しく、むしろ政権の「弱点」として野党共和党の攻撃を受けているのが現状だ。「(大統領になる)準備はできている」と語るハリス氏が、有権者の支持を勝ち取れるかが試されている。

6998OS5:2024/03/20(水) 23:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9331ad49ca1e4b2e39d5a5b6278b8ae63314c666
バイデン氏、激戦州で中南米系に照準 移民政策アピール 米大統領選
3/20(水) 17:44配信
産経新聞
【フェニックス(米アリゾナ州)=大内清】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領(81)は19日、本選で激戦が予想される西部ネバダ、アリゾナ両州で遊説した。共和党のトランプ前大統領(77)が民事訴訟に絡む資金難に苦しむ中、主要争点の不法移民問題や経済対策などで重要州への攻勢を強めている。

バイデン氏はこの日、移民の主要流入口であるメキシコ国境に接するアリゾナ州の州都フェニックスでヒスパニック(中南米系)移民らの集会に参加。「あの男(トランプ氏)は中南米系を軽蔑しているが、私は価値を理解している」と、国境周辺州での人口比率が高い中南米系に寄り添う姿勢を強調した。

中南米系は伝統的に民主党の票田とされてきたが、近年は強硬な不法移民対策を主張する共和党への傾斜が進む。すでに米国に定住している人々には、安価な労働力の新規流入で最も影響を受けるのは自分たちだとの懸念があるためだと指摘される。

バイデン氏は2020年の前回選でアリゾナ、ネバダ両州を制したものの、いずれも得票差はわずか。11月の本選でも中南米票の動向は勝敗を左右する。

そんな中でバイデン氏は今年、国境警備予算の大幅な増額などを盛り込んだ包括的な移民政策改革を発表し、議会に承認を求めている。陣営側には、こうした取り組みが、移民問題に消極的とのバイデン氏のイメージを払拭すると同時に、中南米票の奪還にもつながることへの期待がある。

またバイデン氏は集会で、トランプ氏を「財産のことしか気にしていない」とこき下ろした。同氏が、一族企業の不正を巡る民事裁判で保証金の支払いに窮していることや、訴訟費用が選挙資金を圧迫していると指摘されることが念頭にあるのは明らかだ。

この日はアリゾナを含む5州で民主、共和両党の予備選が行われ、バイデン、トランプ両氏がそれぞれ全勝した。両氏はすでに指名獲得に必要な代議員数を確保していることから勝敗には無関係ながら、共和党では、すでに敗退したヘイリー元国連大使(52)がアリゾナで約20%の票を、南部フロリダと中西部のオハイオ、イリノイ、カンザス各州で15%前後を獲得し、党内の「反トランプ派」の存在を改めて印象付けた。

6999OS5:2024/03/22(金) 10:12:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/947e4578ae5bbba128863f075b32315c3d5f7ba4
ロバート・ケネディ氏が本腰 副大統領候補発表へ 民主バイデン陣営警戒高まる
3/22(金) 9:52配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選へ無所属で出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日に副大統領候補を発表する。本腰を入れるケネディ氏に警戒を強めるのは民主党バイデン大統領(81)陣営だ。共和党指名を確実にしたトランプ前大統領(77)との本選を左右する無党派層や民主党穏健派を奪われかねないとの危機感がある。



ケネディ元大統領を叔父に持つ著名ファミリーの一員。父のロバート・ケネディ元司法長官は1968年の大統領選に名乗りを上げたが、民主党指名争い最中の6月、遊説先のロサンゼルスで暗殺された。

環境保護や反ワクチン活動に携わった弁護士のケネディ氏は米紙ニューヨーク・タイムズに対し、2人の死を「戦争に行くのと同じように政治にはリスクがある」と受け止めたと述べ「父の後を継ぐプレッシャーを感じた」と回想した。

巨大産業界や公権力から「中間層の利益を守る」を信条とするケネディ氏は当初、民主党の指名争いに名乗りをあげたが昨年10月、無所属出馬を表明。世論調査で10%前後とトランプ氏やバイデン氏に続く支持率を維持する。FOXニュースの調査では13%にのぼった。

26日に西部カリフォルニア州オークランドで集会を開き、副大統領候補を発表する。米メディアによると、米プロフットボールNFLのスター選手アーロン・ロジャーズ氏や元プロレスラーで元ミネソタ州知事のジェシー・ベンチュラ氏らの指名を検討している。

ケネディ氏の課題は無所属や第3党に不利な選挙制度にある。候補者名が投票用紙に記載されるには州で異なる複雑な手続きを完了する必要がある。有権者の署名を義務付ける州も多い。陣営によると西部ユタ州で登録が完了。東部ニューハンプシャー、西部ネバダ州で必要な署名を集めた。今後も南部テキサス州などで請願を広げていく。

超党派政治集団「ノーレーベルズ」の候補探しが難航し、バイデン陣営はケネディ氏をトランプ氏に勝利を譲りかねない「スポイラー(壊し屋)」の本命とみなしつつある。米紙によると、勝敗を左右する7つの激戦州で無党派層や穏健派の票が流れることを警戒、州の候補者登録を阻止する「法的攻勢」に着手する。

ケネディ氏もバイデン・トランプ再対決に不満を抱く層を念頭に既存政党批判に力を入れるとみられる。

7000OS5:2024/03/23(土) 01:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef057b2b0dd7bd1df93eff6d9564ea5490c6b323
副大統領候補にルビオ氏浮上 トランプ氏、リストは「15人」 米報道
3/22(金) 6:58配信
時事通信
米共和党のルビオ上院議員(AFP時事)

 【ワシントン時事】米NBCテレビなどは21日、11月の大統領選で共和党の指名が確定したトランプ前大統領(77)が副大統領候補としてルビオ上院議員(52)を検討していると報じた。

 トランプ氏は現時点で15人ほどが候補者リストに名を連ねていると話しており、選考にはなお時間を要する見込みだ。

 ルビオ氏はキューバ移民を両親に持つ共和党穏健派。ヒスパニック系や、トランプ氏が苦手とする穏健派の共和党支持層の取り込みが念頭にあるとみられる。ルビオ氏は2016年大統領選でトランプ氏と党指名レースを競い、同氏に「ちび」などと侮辱された経緯があるが、今年1月にトランプ氏支持を表明した。

7001OS5:2024/03/26(火) 17:05:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/c649cd28b4744f466fe285e9f20a1777dd6c72ac
米フロリダ州、14歳未満のSNS禁止 国内で最も厳格な州法か
3/26(火) 11:00配信


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毎日新聞
米西部カリフォルニア州にあるTikTok関連のビル=2024年3月11日、AP

 米南部フロリダ州で25日、14歳未満のソーシャルメディアの利用を禁止する州法が成立した。14〜15歳も利用には保護者の許可を必要とする。州法制定を主導した共和党のレナー州下院議長は「ソーシャルメディアでは性犯罪者が子供を狙っており、危険なメディアに触れることが、うつや自傷行為、自殺につながる。フロリダは子供を守る道を先導する」と意義を強調した。

【写真まとめ】楽しそうにTikTok撮影に臨むバイデン氏

 米メディアによると、西部ユタ州や南部アーカンソー州、中西部オハイオ州などでも、子供が保護者の同意なしにソーシャルメディアを利用することを禁止する州法があるが、14歳未満の利用を一律禁止したフロリダ州法は「米国で最も厳しい規制」(AP通信)と報じられている。

 ただ、ソーシャルメディアの運営企業などは「インターネットの利用に身分確認を求めるような規制は、言論活動の自由の侵害になる」と主張しており、今後、裁判に発展する可能性が高い。

 米メディアの報道では、25日に成立したフロリダ州法は、ソーシャルメディアの運営者に対して、14歳未満の利用者のアカウント作成禁止や既存アカウントの停止を義務づけた。14〜15歳の既存アカウントの維持にも保護者の同意を求める。

 成人向けのコンテンツにアクセスする場合、年齢確認のために第三者による認証システムを利用する措置も義務づけた。違反企業が民事で訴えられた場合、最高5万ドル(約755万円)の損害賠償を求められる可能性がある。

 規制対象になるソーシャルメディアやウェブサイトは「16歳未満の利用者の10%以上が、1日平均2時間以上利用している」という条件がついており、子供の「中毒性」が高いものに限られる。子供に人気の動画投稿アプリ「TikTok」(ティックトック)や写真・動画共有アプリ「スナップチャット」が規制対象にされるとの見方がある一方、X(ツイッター)やフェイスブックが含まれるかどうかは不明だ。

 フロリダ州議会は当初、16歳未満の利用を禁止する法案を可決していたが、デサンティス州知事(共和党)が「親が選ぶ権利を制限することになる」として拒否権を行使。14〜15歳については保護者の許可があれば、利用できるように法案を修正し、デサンティス氏が25日に法案に署名して成立した。【ワシントン秋山信一】

7002OS5:2024/03/27(水) 11:40:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/105e3ea400175b73837a771f2ce2a5fb2998e3b6
無所属・ケネディ氏が副大統領候補に女性弁護士選出 米大統領選
3/27(水) 10:10配信
米西部カリフォルニア州オークランドで、大統領選に向けた集会に臨むケネディ氏(右)と副大統領候補に起用されたシャナハン氏=2024年3月26日、AP

 11月の米大統領選に無所属での立候補を目指す弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は26日、西部カリフォルニア州で演説し、副大統領候補に女性弁護士で実業家のニコール・シャナハン氏(38)を選んだと発表した。民主党から無所属に転じた両氏が組むことで、再選を目指す同党のジョー・バイデン大統領(81)の支持基盤を崩す可能性がある。バイデン陣営はケネディ氏を、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(77)を利する「スポイラー(壊し屋)だ」と批判している。


 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の各種世論調査の集計(26日現在)によると、ケネディ氏の全米での支持率は9・9%で、トランプ氏(41・7%)、バイデン氏(39・4%)に次ぐ3番手につけている。組織基盤がないケネディ氏が当選するのは難しいが、「第3の選択肢」としてバイデン、トランプ両氏のどちらから票を奪うのかが選挙結果を左右すると目されている。

 ケネディ氏は26日の演説で「米国史上、最も高齢な2人の大統領候補の争いに国民はがっかりしている。無所属候補がついに民主、共和両党の独占を倒すのだ」と強調。特許関連の弁護士で、IT大手グーグル共同創業者の元妻でもあるシャナハン氏を「AI(人工知能)の最前線で活動してきて、IT大手の世論誘導が民主主義や自由に脅威を及ぼすのを止めてくれる。(中国系)移民の娘で、困難を克服し、アメリカンドリームをつかんだ人物でもある」と評価した。

 シャナハン氏も「過激な分断が国を引き裂こうとしている。今は共有する価値観に集中し、国を再編する時だ」と訴えた。

 ケネディ氏は、プロフットボールNFLのスター選手や元知事、元連邦下院議員らの起用も検討してきたが、資産家でもあるシャナハン氏の資金力や若さに期待して選んだとみられる。ただ、政治経験や全米レベルの知名度は不足しており、支持拡大の「起爆剤」となるかは不透明だ。

 さらに無所属候補の出馬には高いハードルが控えている。各州で投票用紙に候補名が記載されるためには、一定数の署名集めなどの手続きが必要だ。米メディアによると、ケネディ氏の陣営は西部ユタ州でしか必要な手続きを終えていない。

 陣営や支持団体は、西部アリゾナ、ネバダ、中西部ミシガン、南部ジョージアなどの重要州も含めた7州で必要な署名を集めたとしているが、まだ正式には承認されていない。副大統領候補を事前に決めるよう求める州もあるため、陣営は人選を急いでいた。

 ケネディ氏は、民主党のジョン・F・ケネディ元大統領(故人)のおい。ロバート・ケネディ元司法長官(同)の息子で、弁護士として環境保護や小児医療の啓発に取り組んできた。今回の大統領選では当初、民主党候補指名を目指したが、現職のバイデン氏の優位は動かず、無所属での出馬に切り替えた。

 親族の大半は出馬に批判的だが、ケネディ氏は名門の「ブランド」を利用して、民主党支持者への浸透を図る。新型コロナウイルスのワクチン懐疑論を唱えたことで知名度が高まり、ワクチンに疑問を持つ共和党支持者からも一定の支持がある。

 2大政党以外では中道層の結集を目指す政治団体「ノー・レーベルズ(ラベルなし)」が候補擁立を検討しているが、選考は難航している。環境問題を重視する「緑の党」、自由主義を掲げる「リバタリアン党」も独自に候補を立てる方針だ。急進左派の哲学者、コーネル・ウェスト氏(70)も立候補を模索している。【ワシントン秋山信一】

7003OS5:2024/03/27(水) 17:11:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8cefdfd97dc22e88f3bc1bc16e7703763b0f85a
どうなる「トランプ2・0」副大統領は女性、少数派支持層拡大狙う? 安保は対中強硬も
3/27(水) 16:52配信

産経新聞
トランプ前米大統領

11月の米大統領選で共和党の候補者指名を確実としたトランプ前大統領(77)の副大統領候補や、政権を奪還した場合の2期目の外交・安全保障の陣容が注目されている。取り沙汰されている顔ぶれはどのようなものか。(ワシントン 渡辺浩生)


「彼は私にとってより良き代理人だ。上質の人間だからだ」。2月23日、トランプ氏が南部サウスカロライナ州での集会で絶賛したのは、観客席にいるティム・スコット上院議員(58)だった。地元州知事の経歴を持つヘイリー元国連大使(52)と対決する予備選の前日のことだ。

■出世の〝恩〟振り切る

黒人のスコット氏は同州知事時代のヘイリー氏に空席の州選出上院議員に指名された。だが、指名争いに一時名乗りを上げた後の1月、トランプ氏支持を表明。出世の道を開いた〝恩〟を振り切った。

スコット氏は「大事なのは(トランプ氏再選の)ミッション。ポスト狙いではない」と語る。副大統領候補に取り沙汰されるのは、貧しい母子家庭に育ったスコット氏がマイノリティーの支持を集められるとの期待もあるためだ。

副大統領候補は人種や性別、地域など支持層を広げる役目を担い、その選考は本選を勝ち抜くカギだ。トランプ氏が2016年の選挙で指名した保守政治家のマイク・ペンス氏は、保守派や宗教右派との橋渡しを期待されたとされる。

■現時点で可能性低いヘイリー氏

トランプ氏は今回、FOXニュースの番組でスコット氏ら少なくとも6人が副大統領候補のリストに含まれていると認めた。トランプ氏の支持でサウスカロライナ州初の女性知事に就任したクリスティ・ノーム知事(52)▽「反ユダヤ主義」を巡る議会公聴会で有名大学学長を厳しく追及した親トランプ派で女性のエリス・ステファニク下院議員(39)▽指名争いからの撤退後、トランプ氏支持に転じたインド系実業家のビベック・ラマスワミ氏(38)らの名も挙がる。

ここにきて16年大統領選でトランプ氏と争ったマイク・ルビオ上院議員(52)も急浮上。キューバ系移民2世で、トランプ氏が重視するヒスパニック(中南米系)票の獲得が期待できる。ただ、正副大統領候補が同一州から出ることに憲法上の制約もあり、トランプ氏と同じフロリダ州選出のルビオ氏指名のネックとなりうる。

指名争いで「反トランプ票」をあぶり出したヘイリー氏の動向も関心事だ。同氏は「副大統領になるつもりもない」というが、「党内融和を図る選択肢」と宗教右派団体理事長は語る。ただ、忠誠心を重視するトランプ氏が自身への支持を明言しないヘイリー氏を選ぶ可能性は現時点で低い。

■ポンペオ氏「トランプ氏なら平和な世界」

「米国第一」を掲げるトランプ氏が再選した場合、外交・安保の陣容は混沌(こんとん)とする世界情勢に対し、米国がどのように指導力を示すかに直結する。

トランプ前政権に近い複数の有識者の見方が一致するのは、前政権で米中央情報局(CIA)長官と国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏(60)、駐日米国大使から上院議員に転じたビル・ハガティ氏(64)の2人だ。

ポンペオ氏は前政権時代、米朝首脳会談を実現させたほか、イランに強硬で親イスラエルの中東外交を推進した。「トランプ氏が再選すれば、より平和で豊かな世界に戻る」と支持を表明しており、国防長官への起用の声が出ている。

ハガティ氏は現在、上院外交委員会のメンバー。駐日大使時代は日米同盟を軸としたインド太平洋政策の推進に関与し、国務長官候補ともみられる。前政権で通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏(76)は輸出規制強化など対中封じ込めの要として、国家経済会議(NEC)委員長や財務長官が取り沙汰される。

7004OS5:2024/03/27(水) 17:12:14

■北朝鮮への新アプローチ期待も

動向が注視されるのはマイク・ギャラガー下院議員(40)。下院中国特別委員長として中国の人権侵害や機密情報窃取などの調査を主導。元海兵隊情報将校としてイラクに従軍し国防に明るい。トランプ派と距離を置き、4月に議員辞職すると表明した。

一部の安保専門家には大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を待望する声があるが、同盟関係重視とウクライナ支援強化を唱え、トランプ氏とそりが合わないとの声もある。

前政権で国防次官補代理を務めたエルブリッジ・コルビー氏が安保担当の高官に再起用される可能性も指摘される。コルビー氏は18年の国家防衛戦略の策定に従事した。中国の軍備拡張に対抗する米軍の「拒否戦略」を提唱する一方、ウクライナ支援からは距離を置いているとの指摘がある。

これらの顔ぶれが実現すれば、ウクライナ・欧州とインド太平洋、中東というバイデン政権の3正面関与から、「トランプ2・0」は最大の脅威である中国への抑止・強硬路線にシフトするのは必至といえる。停滞中の北朝鮮外交への新アプローチを期待する声もある。

7005OS5:2024/03/27(水) 17:45:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9fec8c468a6a1307b2bcd0908144d0fde5c5c0
「第3の候補」、米大統領選に及ぼす影響 勝敗左右することも
3/27(水) 17:13配信

毎日新聞
米大統領選候補者討論会に参加するビル・クリントン氏(左端)、ジョージ・ブッシュ(父)氏(右端)とロス・ペロー氏=米中西部ミシガン州で1992年10月19日、ロイター

 米国では民主、共和両党が2大政党として確立された19世紀半ば以降、無所属や第3政党の候補は当選していない。一方で、ここ数十年の大統領選でも両党とは一線を画す候補が勝敗を左右した例も少なくない。


 20世紀後半以降の大統領選で最も大きな影響を与えた「第3の候補」は、1992年に無所属で立候補した実業家のロス・ペロー氏だったといえる。知名度を生かし、大統領選では約19%の票を獲得。共和党の現職ブッシュ(父)大統領の保守的な支持基盤を侵食し、アーカンソー州知事のクリントン候補(民主党)の初当選を助ける形となった。

 ペロー氏は96年の大統領選でも「改革党」を発足させて再挑戦したが、前回のように第3の候補を求める波を作れず、クリントン氏の再選を許した。

 リベラルな候補が支持基盤が重なる民主党に割を食わせた事例もある。2000年大統領選には、著名な消費者保護活動家のラルフ・ネーダー氏が「緑の党」から出馬した。

 まれに見る激戦となった同年の選挙は、南部フロリダ州の集計が大もめとなった。最終的にはテキサス州知事のブッシュ(子)候補(共和党)がゴア副大統領(民主党)に僅差で勝利した。得票差はわずか537票。フロリダ州ではネーダー氏が約9万7000票を得ており、結果としてブッシュ氏を利したと指摘されている。【松本紫帆】

7006OS5:2024/04/01(月) 16:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6d37e5c5d4034a9b2726657c7620bee7f64e4c5
ユダヤ票固めエムホフ氏が存在感 ハリス副大統領の夫
4/1(月) 16:03配信

共同通信
米南部マイアミ郊外で話すハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏=3月27日(AP=共同)

 【ワシントン共同】11月の米大統領選で再選を狙うバイデン大統領の陣営で、ハリス副大統領の夫ダグラス・エムホフ氏がユダヤ系有権者の票固めで存在感を示している。自身もユダヤ系で、反ユダヤ主義と闘う姿勢をアピール。バイデン氏と再対決するトランプ前大統領が親イスラエルを打ち出していることに対抗する狙いもある。

 ガザの人道危機が深まる中、イスラエルを擁護してきたバイデン氏に対しアラブ系有権者の間では反発が広がっている。バイデン氏がユダヤ系とアラブ系のはざまで苦慮する中、エムホフ氏は在米ユダヤ系社会での「事実上の大使」(米メディア)として活動している。

 トランプ氏は3月中旬のインタビューで、バイデン政権を支持するユダヤ系が「イスラエルの全てを憎んでいる」と語った。バイデン氏が再選を果たせば「イスラエルが破壊される。彼らは自責の念を感じるべきだ」と主張した。

 これに対しエムホフ氏はネブラスカ州での選挙集会で「不快かつ有害で反ユダヤ主義的な発言だ」と猛反発。トランプ氏の大統領候補としての資質に疑問を呈した。

7007OS5:2024/04/05(金) 14:33:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1438961b9c8907ec6b8c664b518ce0ba9602b76
第3政党集団ノーレーベルズ 候補擁立断念 米大統領選
4/5(金) 10:18配信

産経新聞
【ワシントン=渡辺浩生】11月の米大統領選で独自候補擁立を模索してきた超党派政治集団「ノーレーベルズ」は4日、擁立を断念したと発表した。民主党のバイデン大統領、共和党の指名を確実にしたトランプ前大統領の本選対決に不満を抱く無党派や穏健派の支持を念頭に、「統一候補」の選考を続けてきたが、「勝利の見込みのある候補者は現れなかった」と結論づけた。

米メディアによると、ノーレーベルズは約30人の政治家らにアプローチ。本命視されていた民主党穏健派のマンチン上院議員が辞退を表明。最近では共和党の指名争いから撤退したヘイリー元国連大使やクリスティー前ニュージャージー州知事らへの打診も伝えられたが、いずれも固辞されたとみられる。設立時の会長で候補選考を主導してきたリーバーマン元上院議員が3月27日に死去したことが、擁立断念への決め手となったとみられる。

バイデン氏の陣営は、ノーレーベルズを含む第三極候補の動きを民主党から票を奪いトランプ氏再選への道を開くと警戒し、撤退圧力を強めている。無所属出馬したロバート・ケネディ・ジュニア氏は3月末に副大統領候補に女性弁護士のシャナハン氏を指名し選挙戦を本格化。今後、無党派層の受け皿となるかが注目される。

7008OS5:2024/04/05(金) 14:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2187097608e5ea6b1a9b3a45a56e15d782c42908
米大統領選 接戦7州のうち6州でトランプ氏がリードと世論調査
4/4(木) 21:21配信


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産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が4日までに公表した米大統領選の接戦7州の世論調査で、共和党のトランプ前大統領(77)が民主党のバイデン大統領(81)を6州でリードしていることが明らかになった。バイデン氏は物価上昇や移民・国境対策などで有権者の信頼を得られておらず、トランプ氏が支持を集めている。

調査は「大統領選が今日実施されたら誰に投票するか」を尋ねた。

無所属や第三の政党も含めた候補者から選ぶ場合、東部ペンシルベニア州や西部ネバダなど6州でトランプ氏がバイデン氏を2〜8ポイントリードした。バイデン氏は中西部ウィスコンシン州でのみトランプ氏を3ポイント上回った。

候補者がバイデン氏とトランプ氏の2人の場合も6州でトランプ氏がリード。ウィスコンシンでは両氏が並び、トランプ氏の優勢が浮き彫りになった。

バイデン氏は前回の20年大統領選で、同7州のうち6州でトランプ氏に勝利している。

調査では、過去2年で米国経済が「悪くなった」と答えた人が56%と過半数に達し、現状を懸念する声が強いことが示された。バイデン氏の支持率は38%で、不支持率が60%と大きく上回っている。

トランプ、バイデン両氏の政策手腕に関しては、物価問題や移民・国境対策でバイデン氏を信頼する人が各州で28〜36%なのに対し、トランプ氏は50〜56%と大きく引き離している。

ロシアの侵略を受けるウクライナの問題や、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘に関してもトランプ氏を支持する人が多かった。

人工妊娠中絶と民主主義に関してはバイデン氏が信頼を得ているが、大統領選の勝敗を左右する重要な接戦州で苦しい状況が続いている。調査はペンシルベニア、ネバダ、ウィスコンシンの他に中西部ミシガン州、西部アリゾナ州、南部のジョージア州とノースカロライナ州の計7州で3月17〜24日に実施された。

7009OS5:2024/04/22(月) 10:09:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9df41233f560d314d54eff4d0b61d66c40ba1619
米下院、ウクライナ支援案を可決 軍事支援が本格再開の見通し
4/21(日) 3:03配信


 米連邦下院は20日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対して総額約608億ドル(約9兆4000億円)を支援する緊急予算案を賛成多数で可決した。予算成立には上院での可決とバイデン大統領の署名が必要だが、最大の障壁だった下院を通過したことで、停滞していた米国の軍事支援が本格的に再開される見通しとなった。

 緊急予算案は共和、民主両党の超党派の支持で可決された。ウクライナによる米国製兵器や防空システムの購入、ウクライナに供与している米軍の装備品の補充などに充てられる。共和党のトランプ前大統領の意向も踏まえ、ウクライナや周辺国への財政支援約95億ドル(約1兆4700億円)は貸し付けとなった。

 米国のウクライナ支援は、下院で多数派を占める共和党のうち保守強硬派が「自国の国境管理を優先すべきだ」などとして無条件の支援継続に反対。2023年末に予算が底を突き、新規の軍事支援は事実上、止まった。ウクライナの劣勢が続く中、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は「緊急予算が成立しなければ、ウクライナが年末までに敗北する恐れがある」と警告していた。

 ジョンソン下院議長(共和党)は当初、保守強硬派の意向を受けて国境管理の強化策を予算に盛り込む案を模索した。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ氏の横やりもあり、調整が難航。予算案の審議も先送りになっていた。

 ただ、ウクライナ支援自体は超党派の多数派に支持されており、国外からも早期の支援再開を求める圧力が強まった。ジョンソン氏は譲歩を拒む保守強硬派から議長解任をちらつかされていたが、最終的に「解任リスク」を承知で、国境対策を切り離した予算案の採決に踏み切った。

 米シンクタンク「外交問題評議会」によると、米国は22年1月以降、総額約743億ドル(約11兆4900億円)の対ウクライナ支援を表明。今回の緊急予算が成立すれば、11月の大統領選の後も当面は支援継続が可能になる。【ワシントン秋山信一】

7010OS5:2024/04/22(月) 10:10:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/27563fdde0dd914a7498268f3b31fd15369510d8
米議会、迷走半年 翻弄されたウクライナ支援と米指導力 岸田首相演説を複数議員が引用
4/21(日) 7:22配信
【ワシントン=渡辺浩生】米下院が20日、ウクライナ向けの緊急支援予算を可決し、停滞したウクライナ支援が継続されるメドがついた。昨年10月にバイデン大統領が要請して以降、トランプ前大統領の介入もあり審議は半年も迷走。兵器不足に陥ったウクライナはロシアの攻勢に苦戦を余儀なくされ、中国、イランなど現状変更勢力を勢いづかせた。大統領選を控え党派対立が激しさを増す中で、米国の指導力後退を懸念する同盟諸国の危機感が可決を後押しした。

「人がなんと言おうと正しいことを行う。あとは歴史が判断する」。今月17日、そう語って緊急支援予算の採決へかじを切ったのは共和党のジョンソン下院議長だった。ウクライナ、イスラエル、台湾向け支援一括の緊急予算案を国・地域別の3本立てにし、停滞した審議を動かした。

党内ではマージョリー・テイラー・グリーン議員ら少数の最強硬派が議長不信任の動議をちらつかせ抵抗を続けた。だが、財源が枯渇した米国の支援の停滞がウクライナの前線に与えた悪影響は明白だった。

露軍は東部で支配地域をじわじわと拡大。イランの無人機、北朝鮮の弾道ミサイルもフル活用して都市やインフラに対する空爆を強めた。ウクライナ軍は消耗した防空システムでは守り切れず、犠牲者は増え続けている。

ロシアは今夏の一大攻勢を準備しているとされる。米中央情報局(CIA)は米国の支援なしでは「ウクライナが年末までに戦場で敗れる現実のリスクがある」(バーンズ長官)との分析を示し、首都キーウ陥落の最悪シナリオも取り沙汰され始めた。

「米議会に広がる孤立主義」へ海外から厳しい視線が集まる中、ウクライナ支援に消極的だったジョンソン氏は重い腰を上げた。トランプ氏は大統領選での穏健派や無党派層の支持を意識したのか、ウクライナへの「貸し付け」ならば認める姿勢をみせ、ジョンソン氏は緊急予算の一部を借款に切り替えた。

イランのイスラエル攻撃は採決へと動かす決定打となった。米国の抑止力が低下すれば中露、北朝鮮、イランといった権威主義国家が結託して侵略に動くという危機が現実味を増したからだ。ウクライナ支援への一部の反対でイスラエル、台湾の支援まで遅らせる猶予はなくなった。

20日の討論では共和、民主両党の複数議員が、「米国の指導力は必要不可欠」との岸田文雄首相の米議会演説を引用して予算案への支持を訴えた。「自由世界のために立つ」米国の信任は崩壊寸前で保たれた。

7011OS5:2024/04/24(水) 18:53:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcf70d3a9f16a4f134e772abea7e80f7a953b5f7
「私の予算を可決」 バイデン氏、メンツ保つ勝利 再選に追い風
4/24(水) 16:31配信
 米連邦議会で23日に総額953億ドル(約14兆7500億円)の緊急予算案が可決されたことは、11月の大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領にとって政治的勝利となった。1期目が終わる2025年1月までウクライナ支援を継続するめどが立ち、イスラエルや台湾への支援も確保。懸案を解決しただけでなく、共和党の足並みの乱れも誘った。

【写真】戦場カメラマン渡部陽一さんが見たウクライナ

 「連邦議会は、国家安全保障を強化し、世界に米国の指導力を示す私の予算案を可決した」。バイデン氏は声明で、緊急予算案を主導したのは自身だと強調した。23年10月に議会に予算要求してから半年以上かかったが、ウクライナやイスラエルへの軍事支援は要求とほぼ同水準を確保した。

 特にウクライナ支援の本格再開は、大統領選に向けて追い風となる。バイデン氏は7月にワシントンで開く北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、ウクライナを支援する「民主主義陣営のリーダー」を演じ、選挙イヤーの外交のハイライトにしたいとの思惑がある。米国の支援が停滞したままならメンツは丸つぶれだっただけに、予算案可決は安心材料となった。

 米メディアによると、バイデン政権は再開第1弾として10億ドル(約1540億円)規模の追加支援を用意している。大統領選までウクライナの劣勢が続けば、巨額支援の実効性が疑問視されかねないだけに、てこ入れして戦況好転を図る構えだ。

 一方、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を巡っては、双方に配慮した施策を盛り込んだ。イランやガザ地区のイスラム組織ハマスの攻撃を受けたイスラエルに防空用兵器を供与し、「自衛権」を支持する姿勢を強調。ガザ地区の人道危機を止められないバイデン政権に対する風当たりが米国内でも強まる中、パレスチナなどへの人道支援にも計92億ドルを割いた。

 大統領選で民主党左派や若者の支持離れを防ぐ狙いがあり、23日の声明でも「紛争の影響を受けた人たちに緊急で必要な支援だ」と力点を置いた。

 下院で多数派を占める共和党との駆け引きでも、今回は優勢だった。バイデン氏は不法移民の急増を批判され、一時は「国境封鎖」に言及するなど、国境管理の強化を求める共和党への譲歩を覚悟していた。しかし、民主党との妥協を嫌うトランプ前大統領がさらに強硬な対応を要求したことで共和党内の足並みが乱れ、結局は国境対策自体が見送られた。

 共和党ではトランプ氏に近いグリーン下院議員が、予算審議で民主党と協調したジョンソン下院議長の議会運営に反発し、議長解任動議の採決を迫る姿勢を強めている。ジョンソン氏を支持するトランプ氏もこうした動きを制御しきれておらず、共和党の内紛が続く状況はバイデン氏にとって好都合となっている。【ワシントン秋山信一】

7012OS5:2024/05/06(月) 17:32:06

https://news.yahoo.co.jp/articles/ece98dd64f99307a95ae4360580eb4f5a31ec108
ヘイリー氏支持票、どこへ 激戦州で共和党の16%獲得
5/5(日) 15:39配信
 【ワシントン共同】米大統領選の共和党候補指名争いから3月6日に撤退したヘイリー元国連大使の支持者の票が、11月の本選でどの候補に流れるのか注目されている。激戦が見込まれる東部ペンシルベニア州では4月23日の共和党予備選で、投票総数の16.6%に当たる16万票近くをヘイリー氏が獲得。トランプ前大統領でまとまりきれない党の現状が浮かんだ。

 民主党のバイデン大統領の陣営は党派を超えた支持を呼びかけ、4月29日の声明でも「トランプ氏に夢中になる国民より、国を愛する気持ちでつながる国民の方が多い」と秋波を送った。

7013OS5:2024/05/06(月) 18:45:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3675d52aadc7641e06eb4b0e84cde26fa4e7f59
不人気同士の再対決、バイデン氏とトランプ氏それぞれの弱みとは 米大統領選まで半年
5/6(月) 12:05配信

西日本新聞
アメリカ国旗

 【ワシントン古川幸太郎】11月の米大統領選まで5日で半年。前回と同様、民主党現職のバイデン大統領(81)と、共和党のトランプ前大統領(77)が激しく競り合う。バイデン氏は高齢不安や長引く物価高で支持率が低迷。パレスチナ自治区ガザ情勢の対応を巡っては、若者の支持離れが深刻化する。世論調査でややリードするトランプ氏も、自身の刑事裁判を抱えながらの選挙戦を強いられる。不人気同士の再対決は波乱含みの様相だ。

【画像】バイデン氏とトランプ氏の全米平均支持率推移

 バイデン氏は2日、イスラエルのガザ攻撃を巡り、全米の大学で過熱する反戦デモについて「抗議する権利はあるが、混乱を引き起こす権利はない」と初めて非難。イスラエル支援を見直す意向も「ない」と言い切った。

 デモに参加する学生は1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」。これまでは学生ローン免除を実施してきたバイデン政権を支持する傾向にあったが、ガザ対応では政権に強い不満を持つ。米CNNテレビが4月に実施した世論調査では、18〜34歳の8割が「評価しない」と回答。紛争が長引けば、選挙結果に影響する恐れがある。

 一方、トランプ氏は起訴された4件の刑事事件のうち、不倫口止め疑惑に絡む事件の公判が4月中旬から本格的に始まった。1日の集会では「敵が私の自由を奪おうとしていることを決して忘れない」と批判。裁判は、バイデン政権が仕掛けた「政治的迫害」と訴え、長引くインフレや不法移民問題を争点に掲げる。

 ただ、刑事裁判への対応が選挙活動の足かせとなっている。大規模集会や資金集めパーティーの開催が厳しくなっており、複数の米メディアは「選挙資金が枯渇している」と指摘する。

 米政治サイトのリアル・クリア・ポリティクスが集計した激戦7州の平均支持率ではトランプ氏が全州でリードするが、全米支持率ではトランプ氏44・8%、バイデン氏44・5%(4月22日時点)と拮抗(きっこう)する。

 両者の再対決を嫌う有権者も多い。「第3の候補」として無所属で出馬する弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)に、両陣営の批判票がどれだけ流れるかが選挙結果を左右するとみられる。

7014OS5:2024/05/06(月) 19:48:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/8067391b729d4fa20ac6291d1c03547c353200cd
「第3の候補」結果左右も 無所属ケネディ氏が存在感 米大統領選まで半年
5/3(金) 7:09配信
時事通信
米大統領選の選挙集会で支持者に演説するロバート・ケネディ・ジュニア氏=4月28日、米ニューヨーク州ロングアイランド

 【ロングアイランド(米ニューヨーク州)時事】11月の投票が半年後に迫った米大統領選で、民主党のバイデン大統領、共和党のトランプ前大統領による再対決の構図となる中、「第3の候補」の弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)が存在感を高めている。

 当選の可能性は低いものの、バイデン、トランプ両氏の票を奪って選挙結果を左右する可能性も出てきた。

 ◇分断社会の融和訴え
 「もしバイデン氏かトランプ氏が大統領に選ばれれば、皆が互いを憎み合うことをやめると考える人がどれだけいるのか」。4月28日、ニューヨーク郊外ロングアイランドの選挙集会でケネディ氏が社会の融和を訴えると、会場に詰め掛けた数百人の支持者は沸き立った。

 暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領を伯父に持つ名門の出身。知名度は抜群だが、「ワクチンは自閉症を引き起こす」などと科学的根拠に乏しい主張や陰謀論を唱えてきたこともあり、これまで泡沫(ほうまつ)候補と見られがちだった。頼みとするケネディ家からの支持も得られなかった。

 しかし、支持層はワクチン懐疑派だけでなく、バイデン、トランプ両氏に批判的な人々にも広がりつつある。会場を訪れたジェフリー・ローズさん(59)は「バイデン氏は認知能力に問題があり、トランプ氏は道徳的人格を持ち合わせていない」と指摘し、「ケネディ氏は賢くて中道だ」と強調。ニッキー・カーメンさん(27)は「ケネディ氏は分断されたこの国を癒やす。想像以上に支持者がいると思う」と語った。

 ◇激戦州の鍵握る
 ケネディ氏の勢いは、1992年の大統領選に無所属で出馬し、旋風を起こした実業家ロス・ペロー氏の再来を予感させる。ペロー氏は共和党支持層に食い込み、ブッシュ(父)元大統領の再選を阻む要因になったとされる。

 しかし、二大政党の争いが定着した米大統領選で、無所属候補には高いハードルがある。多くの州で投票用紙に名前を載せるには一定数の署名が必要で、これまでに正式に候補者と認められたのはユタ、ミシガン、カリフォルニアの3州だけ。陣営はさらに7州で必要な署名を集めたと主張するが、全50州と首都ワシントンでの署名確保という目標には程遠い。

 それでも、民主、共和両党が伯仲する激戦州でケネディ氏の名前が投票用紙に載れば、結果を左右する可能性は十分ある。ジョージア州立大のタミー・グリア准教授は「ケネディ氏は二大政党の両方から票を奪うだろう。激戦州はますます予測不可能になる」と分析する。

 NBCテレビが伝えた4月の世論調査によると、バイデン氏とトランプ氏の一騎打ちなら、支持率はトランプ氏が46%でバイデン氏の44%を上回る。だが、2人以外の候補を選択肢に加えた設問では、13%がケネディ氏を支持すると答えた結果、39%のバイデン氏が37%のトランプ氏を逆転した。

7015OS5:2024/05/09(木) 08:49:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4f630b70f69dfba34c37d1574045588e2210ba
米下院議長の解任動議は不発 大半が反対、議会空転を回避
5/9(木) 7:42配信
共同通信
 【ワシントン共同】米下院共和党の保守強硬派グリーン議員は8日、共和党のジョンソン下院議長の解任動議案の採決を要求した。だが共和、民主両党の議員の多くが反対して採決には至らず、廃案になった。ジョンソン氏に対するグリーン氏の抵抗は不発に終わり、議長不在で議会が空転する事態は回避された。

 グリーン氏はジョンソン氏が不法移民対策を軽視し、ウクライナを支援する緊急予算の可決を主導したと批判したが、動議への支持は広がらなかった。

7016OS5:2024/05/09(木) 12:57:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/c20fcfba104b254ff562c16312032e862becbf5a
米下院「クーデター劇」失敗 保守強硬派の議長解任動議は無効に
5/9(木) 11:16配信
 米連邦議会のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党)は8日、3月に提出していたマイク・ジョンソン下院議長(共和党)の解任動議の採決を求めた。しかし、直後に動議を棚上げして事実上取り消す議案が提出され、共和、民主の圧倒的多数の賛成で可決。2023年10月のマッカーシー前議長解任に続く共和党保守強硬派による「クーデター劇」は失敗に終わった。

 解任動議の棚上げ議案は、賛成359票、反対43票だった。民主党の多数は、ジョンソン氏が4月にウクライナ支援などを盛り込んだ緊急予算成立に協力したことを踏まえ、議長擁護に回った。棚上げに反対したのは共和党は11人、民主党は32人だった。

 グリーン氏はトランプ前大統領に近い議員として知られ、ウクライナ支援継続反対や国境管理強化を主張。議長解任動議を提出し、ジョンソン氏に揺さぶりをかけていた。しかし、ジョンソン氏はグリーン氏の要求を受け入れず、11月に大統領選を控えるトランプ氏も「今は民主党と戦う時だ」としてジョンソン氏支持に回っていた。【ワシントン秋山信一】

7017OS5:2024/05/10(金) 15:21:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a1f0e585b6f2356914d5621c463783a03d7fc4
アメリカの大学で広がるガザ抗議デモ、社会への不満が根底か…大統領選の争点に
5/7(火) 5:03配信


読売新聞オンライン
米大統領選2024 論争の現場<1>
4月29日、米コロンビア大学の構内でイスラエルへの抗議デモを行う学生たち=金子靖志撮影

 全米各地の大学に広がる抗議デモの「震源地」は、物々しい雰囲気だった。5日、米ニューヨークのコロンビア大学の出入り口は施錠され、周囲は二重の鉄柵で囲まれていた。

 大学では、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に抗議する学生らがキャンパスの一角を占拠していた。4月30日に警官隊がテントを撤去し、100人以上を拘束した。

 「イスラエルの攻撃でガザの子供たちが殺され、餓死している。だが、大学は攻撃に関与するイスラエル企業に投資している」

 デモを主導した一人でイスラム教徒の大学院生、スエダ・ポラットさん(23)は憤る。学生らは同大が運用する約136億ドル(約2兆900億円)の基金の一部がイスラエル企業に流れているとして、投資の中止を求めた。

 米国で近年、若者を中心とする急進左派が存在感を増している。2011年には格差の解消を求めて「ウォール街占拠運動」を起こした。ガザをめぐる抗議デモは、米国の社会問題への不満が根底にあるとの見方もある。

     ◇

 11月5日の米大統領選に向け、争点となっている問題の現場を訪ねた。

7018OS5:2024/05/12(日) 11:45:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/f03399c9aa89a90416a224f8cc3a9d2612c947cb
トランプ陣営、副大統領候補にライバルだったヘイリー氏を検討か
5/12(日) 5:30配信

毎日新聞
米共和党のニッキー・ヘイリー元国連大使=2024年3月4日、AP

 米ニュースサイト「アクシオス」は11日、共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)の陣営が、11月の大統領選の副大統領候補としてニッキー・ヘイリー元国連大使(52)の起用を検討していると報じた。トランプ氏は自身のソーシャルメディアで「検討対象になっていない」と即座に否定したが、政治的な利害は一致するだけに今後の動向が注目される。

 ヘイリー氏は党候補指名争いで、トランプ氏に反感を持つ党穏健派から支持を集め、首都ワシントンや東部バーモント州の予備選では勝利。3月に選挙戦から撤退した後も、各州の予備選で2割前後の「反トランプ票」を得る例が相次いでいる。トランプ氏への支持は表明しておらず、支持するかは「トランプ氏次第だ」とする立場をとっている。

 トランプ氏にとっては、課題である党穏健派、女性、高学歴層、人種的少数派(マイノリティー)への支持拡大に向けて、インド系の女性であるヘイリー氏を起用する利点がある。ヘイリー氏についた大口献金者の資金力も魅力だ。一方、ヘイリー氏にとっては2028年の大統領選に向けて「ポスト・トランプ」の地歩を固めるチャンスでもある。

 米メディアによると、トランプ氏の陣営は、正副大統領候補が正式に指名される7月の党全国大会の直前まで検討を続ける方針だ。黒人のティム・スコット上院議員(58)、中南米系のマルコ・ルビオ上院議員(52)、女性のエリス・ステファニク下院議員(39)やサラ・サンダース南部アーカンソー州知事(41)、若手のJ・D・バンス上院議員(39)、資産家のダグ・バーガム中西部ノースダコタ州知事(67)らの名前が取り沙汰されている。【ワシントン秋山信一】

7019OS5:2024/05/15(水) 09:25:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/4361cff34605e8c03eb0a25201a799469901232a
「副大統領候補」争い過熱 トランプ氏へ忠誠競う 米共和党
5/15(水) 7:10配信


時事通信
米共和党で副大統領候補の座を争う(左から)ノースダコタ州のバーガム知事、スコット上院議員、バンス上院議員、サウスダコタ州のノーム知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党で、トランプ前大統領の伴走者となる副大統領候補の座を巡る争いが過熱している。

【ひと目でわかる】トランプ氏の支持率の推移

 候補に挙がる面々は、不倫口止め料事件で出廷するトランプ氏を応援しようと裁判所まで駆け付けたり、11月の大統領選でトランプ氏の勝利以外は受け入れない姿勢を示したりと、なりふり構わず「忠誠」を競っている。

 候補の1人とされるバンス上院議員(39)は13日、トランプ氏の公判が行われたニューヨーク地裁に姿を見せ、「この裁判の目的は精神的拷問だ」と訴えた。公判関係者への攻撃的発言を禁じられたトランプ氏に代わり、証人や判事をおとしめる発信を重ねた。

 スコット上院議員(58)は5日のNBCテレビで、勝者が誰であれ大統領選の結果を認めるかとの質問に「次期大統領はトランプ氏だ」とのみ回答。ノースダコタ州のバーガム知事(67)もCNNテレビでトランプ氏が負けた場合に再び暴動が起きる可能性を問われたが、明確な返答を避けた。

 奇抜な発言で目立とうとしたのはサウスダコタ州のノーム知事(52)。「不快な仕事もできる」と証明するため、暴れた飼い犬を撃ち殺した逸話を自伝で披露したが、各方面から非難が殺到。かえって党内の評価を落とした。

 一方、共和党穏健派や無党派層の支持を得るヘイリー元国連大使(52)の起用も取り沙汰されたが、トランプ氏は11日、SNSで「ヘイリーは候補として検討していない」と否定している。

 トランプ氏自身は、意中の副大統領候補を示唆する発言は控えている。7月15日から始まる党全国大会までに発表するとみられ、候補者たちのアピール合戦はしばらく続きそうだ。

7020OS5:2024/05/15(水) 09:53:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4361cff34605e8c03eb0a25201a799469901232a
「副大統領候補」争い過熱 トランプ氏へ忠誠競う 米共和党
5/15(水) 7:10配信


時事通信
米共和党で副大統領候補の座を争う(左から)ノースダコタ州のバーガム知事、スコット上院議員、バンス上院議員、サウスダコタ州のノーム知事(AFP時事)

 【ワシントン時事】米共和党で、トランプ前大統領の伴走者となる副大統領候補の座を巡る争いが過熱している。

【ひと目でわかる】トランプ氏の支持率の推移

 候補に挙がる面々は、不倫口止め料事件で出廷するトランプ氏を応援しようと裁判所まで駆け付けたり、11月の大統領選でトランプ氏の勝利以外は受け入れない姿勢を示したりと、なりふり構わず「忠誠」を競っている。

 候補の1人とされるバンス上院議員(39)は13日、トランプ氏の公判が行われたニューヨーク地裁に姿を見せ、「この裁判の目的は精神的拷問だ」と訴えた。公判関係者への攻撃的発言を禁じられたトランプ氏に代わり、証人や判事をおとしめる発信を重ねた。

 スコット上院議員(58)は5日のNBCテレビで、勝者が誰であれ大統領選の結果を認めるかとの質問に「次期大統領はトランプ氏だ」とのみ回答。ノースダコタ州のバーガム知事(67)もCNNテレビでトランプ氏が負けた場合に再び暴動が起きる可能性を問われたが、明確な返答を避けた。

 奇抜な発言で目立とうとしたのはサウスダコタ州のノーム知事(52)。「不快な仕事もできる」と証明するため、暴れた飼い犬を撃ち殺した逸話を自伝で披露したが、各方面から非難が殺到。かえって党内の評価を落とした。

 一方、共和党穏健派や無党派層の支持を得るヘイリー元国連大使(52)の起用も取り沙汰されたが、トランプ氏は11日、SNSで「ヘイリーは候補として検討していない」と否定している。

 トランプ氏自身は、意中の副大統領候補を示唆する発言は控えている。7月15日から始まる党全国大会までに発表するとみられ、候補者たちのアピール合戦はしばらく続きそうだ。

7021OS5:2024/05/15(水) 10:11:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b4cb0b67deb6232767dffe3d73a2ab209f89647
米大統領選共和ランニングメート候補ら忠誠競う トランプ裁判は「オーディション」の様相
5/15(水) 9:53配信
産経新聞
トランプ前米大統領(撮影・大内清)

【ワシントン=大内清】米東部ニューヨーク州で進むトランプ前大統領(共和党)の刑事裁判に共和党の有力者らが相次いで応援に駆けつけ、トランプ氏への忠誠心を競い合っている。トランプ氏は、11月の大統領選でのランニングメート(副大統領候補)選びで個人的忠誠を重視する姿勢を示しており、裁判はそのための「オーディション」の一環となっている格好だ。

【写真】米ニューヨークのトランプタワーで、自民党の麻生太郎副総裁と対面したトランプ前大統領

「こんな裁判はインチキだ。まるで三等国だ」

14日、トランプ氏の公判を傍聴したインド系投資家のラマスワミ氏は記者団にまくし立て、起訴は「政治的迫害」だとする弁護側の主張を繰り返した。同氏は共和党の候補者指名争いに参戦し、撤退後はトランプ氏に忠誠を誓う人物だ。

この日は、同様に指名争いから脱落した中西部ノースダコタ州のバーガム知事や、ジョンソン下院議長らも公判を傍聴。前日の13日には、トランプ氏の長男ジュニア氏と親密なバンス上院議員らが駆けつけ、傍聴席から「X(旧ツイッター)」への投稿で検察側を批判してみせた。

不倫関係にあった元ポルノ女優への口止め料を巡る業務記録不正処理の罪に問われているトランプ氏は、4月15日の初公判以降、週3〜4日のペースでの出廷が続く。その中で同氏は、この裁判期間を、15人前後とされる自身のランニングメート候補の忠誠心を測る機会ととらえていると指摘される。トランプ氏は今月上旬、米メディアのインタビューに、競い合わせるのが「効果的だ」と語った。

ランニングメート候補にはラマスワミ氏やバンス氏のほか、指名争いの参戦者で唯一の黒人だったスコット上院議員▽ヒスパニック(中南米)系のルビオ上院議員▽下院指導部メンバー3のステファニク議員▽下院保守強硬派のグリーン議員▽中西部サウスダコタ州のノーム知事らも取り沙汰される。

副大統領候補は普通、支持層の拡大に資するかなどが主要な判断材料となる。その一方でトランプ氏が個人的忠誠に重きを置くのは、2020年大統領選での敗北後の議会手続きで選挙結果を覆そうとしたものの、仕切り役だったペンス副大統領(当時)の「裏切り」で頓挫した-と認識しているためと指摘される。トランプ氏は、大統領候補指名が正式決定する7月中旬の共和党全国大会の前に副大統領候補を発表する考えを示している。


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