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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

4559とはずがたり:2017/06/24(土) 20:57:12

メキシコ国境に「ソーラー壁」=発電し建設コスト節減―米大統領
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170624X973.html
06:09時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が、不法移民流入防止のためメキシコ国境に計画する「壁」に、太陽光パネルを設置し発電する構想を披露した。生み出した電力を売って建設費用に充てる「見事な発想」と自賛するが、実現性は不明で、そもそも本気なのか疑問視する声も出ている。

 「われわれは、ユニークなことを考えている」。21日、アイオワ州での集会で演説したトランプ氏は、不法移民の取り締まり強化に関し持論を展開後、「ソーラー壁」構想に言及した。

 同氏は、数百億ドル(数兆円)規模とも言われる壁の建設費用を最終的にメキシコに負担させる方針。メキシコは負担を断固拒否しているが、電力売却益を回すことによって「メキシコが払う額も少なくて済む」という理屈だ。

 トランプ氏は「いいだろう? 私のアイデアだ」と胸を張るが、太陽光発電推進団体の幹部は、AFP通信に「(砂漠など)周囲に誰もいない場所にパネルを設置して、電力の買い手がつくだろうか」と懐疑的。壁は複数の州にまたがって建設することになるが、州によって規制などが異なるのもネックで「政府が(ソーラー壁の)アイデアを真剣に考えているとは思わない」と話す。

 政府が議会に示した10月からの新年度予算教書は、壁の建設費として16億ドル(約1780億円)を計上したが、太陽光パネルに関する言及はない。サンダース大統領副報道官は22日の記者会見で、ソーラー壁に関し「現時点で大統領が考えているアイデアの一つにすぎず、最終決定されたものではない」と説明した。

4560とはずがたり:2017/06/24(土) 21:57:48

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
トランプ支持率の下げ止まりは民主党の敵失なのか
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/06/post-923.php
2017年06月22日(木)15時40分

20日の下院補選での勝利を受けてアイオワ州のラリーで気勢を上げたトランプ Scott Morgan-REUTERS
<ロシア疑惑で下がり続けていたトランプの支持率はここに来て下げ止まり。さらに今週2つの下院補欠選挙で共和党候補が勝利し、トランプを攻めきれない民主党も正念場を迎えている>

トランプ政権は支持・不支持が拮抗した形でスタートを切りましたが、1月以降は一貫して支持率が低下していました。他でもない、マイケル・フリン前大統領補佐官(安全保障担当)が辞任したのを契機に表面化した「ロシア疑惑」が拡大の一途をたどったからです。

政治サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」がリアルタイムで公表している、全国規模の世論調査の「平均値」でも、支持率に関して言えば5月中旬に40%を切って以来、30%台というアメリカの大統領としては異常に低い数字が続き、しかも下がり続けていました。

ところが、6月の中旬に38.6%という最低を記録して以降は、支持率がやや改善、不支持も減少しており、6月21日の時点では支持が40.1%と40%台を回復しています。不支持も54%で最悪期の56%からは2ポイント改善しているのです。

支持率の数字だけではありません。6月20日に行われた下院の補欠選挙では、ジョージア6区、サウスカロライナ5区の2選挙区で共和党候補が勝利しています。特にジョージア6区は、「トランプ政権への信任投票」であるとか「2018年の中間選挙の前哨戦」と言われて全国的に注目されたのですが、民主党は結局、議席を奪うことができませんでした。

この2戦全勝という「勝利」を受けて、トランプ大統領はアイオワ州に飛んで支持者を集め「アメリカを再び偉大に」と銘打った演説会を開いて気勢を上げています。先ほどの支持率40%台の回復というのは、この選挙の前の時点のものですから、結果を受けて更に上がるかもしれません。

ロシア疑惑が深刻化し、大統領自身が「FBI長官の解雇」という行動に出た中で、疑惑はさらに深まっています。そんな中での支持率の回復、そして補選での勝利という現象について、色々な解説がされています。

まず、一つのきっかけを作った事件としては、前週6月14日に起きた共和党議員団への銃撃事件が指摘できます。サンダース支持派で、トランプ大統領に激しい憎悪を抱いていたという狙撃犯のバックグラウンドが明らかになるにつれて、アメリカでは稀な左派テロという評価が確定しました。実際にジョージアの選挙戦終盤には、共和党陣営は「民主党のオソフ候補の支持者には銃撃犯のようなテロリストがいる」などという、「おどろおどろしい」ネガティブ・キャンペーンのテレビ広告を流していたのです。

4561とはずがたり:2017/06/24(土) 21:58:00
>>4560-4561

その一方で、民主党とメディアが「ムリに全国規模の関心を集めた」ことが、かえって勝機を逸することになったという見方もあります。民主党のジョン・オソフ候補は、前職はドキュンタリー番組のディレクターやライターをしていたジャーナリストですが、南部ジョージア州の補選に出るということで、政策に関しては「中道と左派の中間」だと自称し、サンダースよりも、ヒラリーよりも中道に寄った政策を主張していました。

ところが、一旦この「保守の牙城ジョージア6区」が「崩せるかもしれない」という報道が広まると、全国の民主党支持者が熱狂的な関心を寄せるようになったのです。その結果として、小口の個人政治献金が怒涛のように集まってしまい、全部で3000万ドル(約33億円)が集まると同時に、ボランティアなども殺到したのです。

結果として選挙戦は「トランプという差別的で品格に欠けた人物を許さない」という一種の抵抗運動になってしまいました。そうなると、共和党側も「負けられない」ということで、資金も集まり、こちらも1700万ドル(約19億円)を集め、そのカネで先ほどのようなネガティブ広告が大量に出稿されたのです。

そこでオソフ候補は、ドキュメンタリー映画作家ということから「中道ではなく、アフリカの不幸などを撮影に行く極左候補」だという烙印を押され、同時に「民主党はナンシー・ペロシ(下院院内総務)が影で操るトランプ・ヘイトの金権選挙をやっている」という攻撃を受けたのです。

そうなると、そもそもジョージア6区というのが保守の牙城だということが意味を持ってきます。それこそ、90年代には共和党のニュート・ギングリッチがここから連続して選出され、下院議長として「小さな政府論・均衡財政論」を掲げてクリントン政権と対決した歴史もあるのです。

仮に、ここまで全国区の関心を集めることがなく、オソフ候補が中道的な政策を静かに語ることができたら、いくら保守的な選挙区でも「反トランプ票」を集めて、過半数を取ることができたかもしれない、そんな議論もあるぐらいです。また、「トランプへの抵抗運動一色」ではなく「景気や雇用、経済政策」をしっかり語るべきだったという反省の声も聞かれます。

中には、「我々民主党には新しいリーダーシップが必要だ」(マサチューセッツ6区選出のセス・モールトン下院議員)という言い方で、公然とナンシー・ペロシ院内総務の退陣を求める声も出てきています。

現在の議会下院は定数435議席ですが、共和党が239議席(プラス今回補選の2議席)で過半数を握っています。これに対して民主党は193議席が現有勢力です。何よりも、大統領の弾劾裁判の発議には下院の過半数が必要で、そのためには次回2018年11月の中間選挙で25議席を上乗せして過半数を取らなくてはなりません。

そう考えると、今回の補選の結果、そしてトランプ支持率の「下げ止まり」というのは、民主党にとってはかなり厳しい事態です。世代交代を進め、政策論争での戦闘モードに戻れるか、党としての正念場に来ていると言えます。

4562とはずがたり:2017/06/24(土) 22:13:00
ジョージア6区はアトランタ北郊だそうな。

2017年 06月 21日 12:26 JST
米ジョージア州下院補選、共和党候補が勝利=CNN
https://jp.reuters.com/article/georgia-state-election-idJPKBN19C07Y

[サンディ・スプリングス(米ジョージア州) 20日 ロイター] - 米CNNは20日、ジョージア州下院6区補欠選挙の決選投票で共和党候補のカレン・ハンデル氏が勝利する見通しと報じた。

同選挙はトランプ大統領に対する住民投票として注目されていた。

CNNは開票率が65%を超えた段階でハンデル氏が民主党候補のジョン・オーソフ氏を破り勝利すると予想。


選挙結果はワシントンの政治力学に大きく影響することはない見込み。ただ、ヘルスケアや税制改革の法制化が進まない共和党にとって、自信につながるとみられている。

20日はサウスカロライナ州でも下院5区の補欠選挙が行われ、共和党候補ノーマン氏が勝利した。

米ジョージア州で下院補選の決選投票 全米が注目
https://www.cnn.co.jp/usa/35103031.html
2017.06.20 Tue posted at 20:43 JST

(CNN) 米ジョージア州アトランタ北郊の連邦下院第6選挙区で20日、補欠選挙の決選投票が実施される。伝統的な共和党地盤で民主党が議席奪取を狙う展開に、全米から注目が集まっている。
同選挙区選出のプライス前議員がトランプ政権の厚生長官に就任したことを受けた補選で、4月に第1回投票が行われた。20日は民主党ジョン・オーソフ氏、共和党カレン・ヘンデル氏の上位2候補が決選投票に臨む。
選挙戦につぎ込まれた資金は総額5000万ドル(約55億円)と、下院選としては史上最高を記録した。期日前投票を済ませた有権者の数も14万人と、大統領選に迫る異例の出足だ。
トランプ大統領の支持率が低迷するなか、来年秋の中間選挙でこれが共和党の議席にどう影響するか、民主党が共和党地盤の議席をどれだけ奪えるかを占う一戦になりそうだ。
トランプ氏も19日夜にツイッターを通して参戦し、オーソフ氏の住所は選挙区外に当たると批判した。
同選挙区は伝統的に共和党が強く、プライス氏は04年以降、毎回60%の得票率で当選していた。12年の大統領選では、共和党候補だったミット・ロムニー氏がオバマ前大統領に23ポイント余りの差で勝利した。昨年の大統領選でもトランプ氏が勝ったものの、民主党候補のヒラリー・クリントン氏との差はわずか1.5ポイントだった。

4563とはずがたり:2017/06/27(火) 14:41:22

トランプ政権 中東など6カ国の入国禁止令差し止めを一部解除 米最高裁 今秋審理後に最終判断
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000500-san-n_ame
6/27(火) 1:42配信 産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】米連邦最高裁判所は26日、トランプ大統領が3月に署名した中東・アフリカ6カ国からの入国を一時禁止する新大統領令について、カリフォルニア州の連邦高裁などの差し止め判断を一部解除すると発表した。最高裁は今秋に審理を行い、その後、最終的な判断を下す。

 最高裁は米国内にいる個人や組織と関係がない入国者に対しては、入国禁止が認められるとした。米国内に親族がいるなどのケースでは引き続き、6カ国からの入国が可能になるとみられるが、こうした事情がなければ入国禁止が広範に実施される可能性がある。

 連邦高裁の差し止め解除を求めていたトランプ氏の主張が部分的に認められた形で、テロリストの入国阻止などを理由に大統領令を打ち出したトランプ氏の政策が前進した。また最高裁は6カ国からの難民としての入国希望者に対しても部分的に120日間の入国禁止が認められるとした。

 大統領令はイラン、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの6カ国からの入国を90日間禁じる内容。トランプ政権はこれらの6カ国はテロ支援国家に指定されていたり、政情が不安定化しているなどとしており、念入りな調査が必要だと主張していた。

 トランプ氏は1月には7カ国からの入国禁止を定めた大統領令に署名したが、「イスラム教徒の排斥にあたる」などとの批判を受けて撤回していた。新大統領令は対象を6カ国に絞り込み、テロ対策であることを明確にしているが、「宗教的な差別だ」との批判が残っている。

 今回の判断では保守派のトーマス、アリート、ゴーサッチの3判事が、大統領令への差し止めを全面的に解除すべきだと主張していた。

4564とはずがたり:2017/06/27(火) 18:55:06
TVカメラ制限で大統領報道官追及=米メディア
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000072-jij-n_ame
6/27(火) 14:21配信 時事通信

 【ワシントン時事】「あなたは税金から給料をもらっている米政府の報道官だ。説明してくれないか」。

 テレビカメラが入る定例記者会見の頻度をホワイトハウスが減らす中、スパイサー大統領報道官が26日の定例会見で、複数の記者から理由を厳しく問いただされる場面があった。

 この日の会見ではテレビカメラの撮影だけでなく、音声を生放送で流すことも認められなかった。こうした方式は22日から3回連続だ。

 CNNテレビのジム・アコスタ記者は「カメラのスイッチを入れるべきだ」「なぜカメラを認めないのか」などと再三質問。報道官が無視していると、他社の記者も「正当な質問だ」と加勢し、報道官は「カメラを入れる日もあれば、入れない日もある」と渋々説明していた。 

トランプ政権が定例会見制限=メディア反発、周辺も懸念
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062400383&g=int

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスがスパイサー大統領報道官らによる定例記者会見の回数や取材方法を制限している。メディアとの対決姿勢を鮮明にするトランプ大統領の意向が背景にあるようだが、メディア側は報道の自由を後退させると猛反発。大統領周辺からも懸念が出ている。

 トランプ政権もオバマ前政権に倣い、当初は定例会見を週に4〜5回行うのが通例だった。しかし、大統領が5月下旬に外遊から帰国すると開催回数を削減。開いたとしても短時間で打ち切ったり、カメラ撮影を禁じたり、録音を放送で流すことを禁止したりするケースが多くなった。
 例えば23日はカメラ撮影を認めず、音声での生放送も禁止。このため、以前は会見をリアルタイムで流していたCNNテレビも、法廷画のような絵と音声を終了後に伝えるしかなかった。
 ホワイトハウスがこうした対応を取るのは、会見でロシア疑惑などを厳しく追及するメディアへの反発が大きいようだ。大統領は21日、「視聴率のためなら何でもする不誠実なメディアの脅しには屈しない」と強調。報道官は「辛辣(しんらつ)な質問でスターになりたがる記者が多い」と非難した。
 これに対し、ホワイトハウス記者会は22日、合衆国憲法を盾に「国民には政府高官が質問に直面するのを視聴する権利がある」と抗議。米メディアによると、大統領の支援者からも「生放送を減らせば、国民にメッセージを直接届ける機会が失われる」と懸念する声が出ているという。 (2017/06/24-14:43)

4565とはずがたり:2017/06/27(火) 20:18:30

米CNN、ジャーナリスト3人が退社 ロシア巡る報道削除で
ロイター 2017年6月27日 13時34分 (2017年6月27日 17時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170627/Reuters_newsml_KBN19I0DM.html

[26日 ロイター] - 米メディア大手タイム・ワーナー<TWX.N>のニュース部門CNNは26日、ロシアを巡る報道が掲載後に削除されたことを受け、ジャーナリスト3人が辞表を提出、これを受理したことを明らかにした。
CNNは22日、米議会がロシアの投資ファンドとトランプ大統領の側近との関係を調べていると報じた。
CNNはこの記事について26日、掲載時に一部の編集プロセスが守られなかったことが内部調査により判明し、23日夜にウェブサイトから削除したと報じた。
CNNは削除された記事の代わりに、同記事の中で調査対象として報じられたアンソニー・スカラムッチ氏への謝罪を掲載した。
トランプ大統領はCNNを「偽ニュース」と呼び、就任後初の公式会見で同社記者からの質問を拒否するなど、CNNに対して批判的な態度を示してきた。

4566とはずがたり:2017/06/28(水) 10:13:39

オバマ氏のロシア疑惑対応は「共謀」、トランプ米大統領が批判
ロイター 2017年6月27日 09時23分 (2017年6月27日 14時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170627/Reuters_newsml_KBN19I01I.html

[ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、昨年の大統領選へのロシアによる介入疑惑についてツイッターに投稿し、オバマ前大統領が「共謀や妨害をした」として証拠を示さずに批判した。
トランプ氏は「CIA(中央情報局)に介入を知らされた後もオバマ氏が何もしなかった理由は、(ヒラリー・)クリントンが勝つと思い、波風を立てたくなかったからだ」とし、この問題でオバマ氏が共謀・妨害したものの、「民主党やひねくれヒラリーにとって役立たなかった」と主張した。
トランプ氏は25日放送のフォックスニュースとのインタビューでも、オバマ氏が選挙前にロシア疑惑を承知しながら対応を取らなかったと非難。一方、前政権のある当局者は、オバマ氏がロシアのプーチン大統領に直接問題を指摘したと反論している。
さらにトランプ氏は「4カ月もロシアについて調べているのに、陣営関係者の共謀を示す証拠はゼロだ。共謀も妨害もない。私は謝罪を受けるべきだ」とも投稿した。

4567とはずがたり:2017/06/28(水) 12:52:15

<IMF>「米の3%成長不可能」所得格差を警戒
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000129-mai-bus_all
6/27(火) 22:07配信 毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】国際通貨基金(IMF)は27日、トランプ米政権が掲げる経済成長率3%について「年1%を超える成長率の持続的な加速は到底不可能だ」との声明を発表し、望ましい経済政策として税財政改革を通じた低中所得者層の底上げを提言した。ドル相場については1〜2割程度の「やや過大評価」との見解を示した。

 米国経済に関する年次審査の終了にあわせて発表した。米経済について「過去3番目に長い景気拡大の中にあり、雇用は持続的に強い」と評価しながらも、2008年の金融危機以降、年2%前後にとどまる成長率や、低中所得者を中心に伸び悩む家計所得について「あまりに低く、あまりに不平等」と指摘。所得格差を緩和し、教育や労働参加を促す税財政改革を呼びかけた。

 米経済は1980年代には3〜4%の成長率を記録したが、若年人口の増加や米国の財政拡大などによるもので「こうした追い風が再び吹くことはないだろう」とも指摘。公約実現の遅れもあり、2017年の実質成長率見通しを4月時点の2.3%増から2.1%増に下方修正し、その後も2%前後が続くと見通した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)については「雇用最大化」と「物価上昇率2%」の目標を「大筋で達成した」として、利上げ継続や資産圧縮開始を支持した。通商政策では「国家安全保障に立脚した輸入制限には慎重であるべきで、経済を弱体化させる措置は避けないといけない」として、トランプ政権が月内にも制裁案を出す鉄鋼・アルミ製品の輸入調査をけん制した。

4568とはずがたり:2017/06/28(水) 19:10:41
TVカメラ制限で大統領報道官追及=米メディア
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170627-00000072-jij-n_ame
6/27(火) 14:21配信 時事通信

 【ワシントン時事】「あなたは税金から給料をもらっている米政府の報道官だ。説明してくれないか」。

 テレビカメラが入る定例記者会見の頻度をホワイトハウスが減らす中、スパイサー大統領報道官が26日の定例会見で、複数の記者から理由を厳しく問いただされる場面があった。

 この日の会見ではテレビカメラの撮影だけでなく、音声を生放送で流すことも認められなかった。こうした方式は22日から3回連続だ。

 CNNテレビのジム・アコスタ記者は「カメラのスイッチを入れるべきだ」「なぜカメラを認めないのか」などと再三質問。報道官が無視していると、他社の記者も「正当な質問だ」と加勢し、報道官は「カメラを入れる日もあれば、入れない日もある」と渋々説明していた。 

トランプ政権が定例会見制限=メディア反発、周辺も懸念
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062400383&amp;g=int

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスがスパイサー大統領報道官らによる定例記者会見の回数や取材方法を制限している。メディアとの対決姿勢を鮮明にするトランプ大統領の意向が背景にあるようだが、メディア側は報道の自由を後退させると猛反発。大統領周辺からも懸念が出ている。

 トランプ政権もオバマ前政権に倣い、当初は定例会見を週に4〜5回行うのが通例だった。しかし、大統領が5月下旬に外遊から帰国すると開催回数を削減。開いたとしても短時間で打ち切ったり、カメラ撮影を禁じたり、録音を放送で流すことを禁止したりするケースが多くなった。
 例えば23日はカメラ撮影を認めず、音声での生放送も禁止。このため、以前は会見をリアルタイムで流していたCNNテレビも、法廷画のような絵と音声を終了後に伝えるしかなかった。
 ホワイトハウスがこうした対応を取るのは、会見でロシア疑惑などを厳しく追及するメディアへの反発が大きいようだ。大統領は21日、「視聴率のためなら何でもする不誠実なメディアの脅しには屈しない」と強調。報道官は「辛辣(しんらつ)な質問でスターになりたがる記者が多い」と非難した。
 これに対し、ホワイトハウス記者会は22日、合衆国憲法を盾に「国民には政府高官が質問に直面するのを視聴する権利がある」と抗議。米メディアによると、大統領の支援者からも「生放送を減らせば、国民にメッセージを直接届ける機会が失われる」と懸念する声が出ているという。 (2017/06/24-14:43)

4569チバQ:2017/06/30(金) 22:36:25
http://www.sankei.com/world/news/170630/wor1706300002-n1.html
2017.6.30 17:00
【アメリカを読む】
臆測呼ぶクリントン夫妻の37歳一人娘「政界進出の野望」 政治から社会ネタまで…ツイッターで存在感発揮

 ビル・クリントン元大統領(70)とヒラリー・クリントン元国務長官(69)の一人娘、チェルシー・クリントンさん(37)の「つぶやき」が注目の的だ。昨年11月の米大統領選で母親が敗れた後、ツイッターの投稿回数が急増し、政治から社会ネタまでひんぱんに発信している。5月には新たな児童書も出版。チェルシーさんの精力的な活動ぶりに、米メディアでは「政界進出を狙っているのか」との臆測も飛び交っている。
(ニューヨーク 上塚真由)

 大統領選後、表舞台に出る機会がめっぽう減った両親に代わって、クリントン家の「顔」となっているのが、2児の母親であるチェルシーさんだ。一家の慈善団体「クリントン財団」で副理事長を務めるほか、コロンビア大の公衆衛生大学院で非常勤講師としても働いている。

 5月末には、児童書「She Persisted」(彼女らは貫き通した)を出版。奴隷解放活動家のハリエット・タブマンや、ヘレン・ケラー、人気司会者のオプラ・ウィンフリーさんら13人の米国人女性を取り上げ、目標に向かって決してあきらめない生き方を紹介している。

 新書の宣伝もかねて、6月は米テレビ番組にもたびたび出演。ABCテレビのインタビューでは、昨年11月の大統領選後、家族で過ごす時間が増えたと明かし、母親のクリントン元国務長官が敗れたことは「予期せぬ恵み」と表現。自身の政界進出への可能性を問われると、「もっと多くの女性たちが選挙に立候補することを望んでいる。将来、そういう女性た

ちをサポートするのが楽しみ」とかわした。

 チェルシーさんの変貌ぶりが顕著に表れているのが、ツイッターの投稿回数だ。2012年にアカウントを開設し、フォロワーは約169万人。ニューヨーク・タイムズ紙によると、昨年11月には1カ月間で142回投稿したが、今年2月には300回に急増し、1日平均10回のペースで発信している。

 投稿内容はトランプ大統領の政策への批判に始まり、多岐にわたる。1月の大統領就任式でトランプ氏の三男、バロン君(11)への中傷が噴出すると、「大統領の子供」の経験者としてすかさず擁護。また、5月には、フィリピンのドゥテルテ大統領がレイプを容認するような発言をしたことに、チェルシーさんは「面白くも何ともない」「ドゥテルテは人権を一切顧みない、残忍な凶悪犯だ」などと投稿。これを受けて、ドゥテルテ氏がチェルシーさんを攻撃するなど騒動となった。

 なぜ、チェルシーさんは最近になって発信力を強めているのか。その真意はどこにあるのか。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、チェルシーさんの友人や知人らにインタビュー。友人らは一様に「普通の人と同じようにツイートしているだけ」と、チェルシーさんは政界進出に興味がないと答えた。一方で、有力民主党員の一人は、両親が政界の表舞台から姿を消している間、『クリントン』の名前を世間から忘れられないようにしているのだろう、と読み取った。

「もしチェルシーが立候補することになれば、大変なことだ」(米紙ニューヨーク・ポスト)、「神様おねがい、チェルシーを止めて」(米誌バニティフェア)…。クリントン家から3人目の政治家が誕生することを懸念して、チェルシーさんに冷ややかな記事も少なくない。

 米メディアによると、民主党員でさえ、クリントン家の政界からの“引退”を望む人が多いという。4月末に米政治専門サイト「ポリティコ」などが行った世論調査によると、チェルシーさんの将来的な政界進出を望むと答えた人は27%にとどまり、望まないと答えた人は48%となった。

 チェルシーさんは、NBCテレビのインタビューで、昨年は母親の大統領選のサポートに専念しており、選挙後、ソーシャルメディアを利用することが増えただけと説明。トランプ政権を念頭に、「私たちは今、沈黙しないようにする責務がある」とも語った。

 政治家転身の可能性について、決して「NO」と言わないチェルシーさん。曖昧な言い回しも、周囲の関心をひきつける要因となっている。

チェルシー・クリントンさん

 1980年2月生まれ、アーカンソー州リトルロック出身。2001年スタンフォード大卒。オックスフォード大などで修士号。マッキンゼーなどを経て、クリントン財団副理事長。10年、知人でゴールドマン・サックス勤務のマーク・メズビンスキーと結婚。2児の母親に。

4570チバQ:2017/07/03(月) 18:15:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170703-00000565-san-n_ame

トランプ氏、ツイッターで「CNNに暴行」映像 女性司会者には容姿批判 相次ぐ異形のメディア攻撃


7/3(月) 18:06配信

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は2日、過去にプロレス大会に出場した際の映像を編集し、自身が殴りつけている敵役の頭部に米CNNテレビのロゴを重ねる加工を施した上でツイッターに投稿した。映像はトランプ氏が暴力による言論弾圧を奨励しているようにも受け取れるため、米メディアや与野党から「とても大統領のやることとは思えない」と批判の声が噴出している。

 28秒間にわたる問題の動画は、世界最大のレスリング団体WWEによる2007年の興行「レッスルマニア23」の映像を使用。リングサイドに現れたトランプ氏が、CNNのロゴで顔が見えないスーツ姿の男性を押し倒して何度も拳で殴り、立ち去る様子が数回にわたり繰り返される。

 映像の最後にはCNNならぬ「FNN(詐欺ニュース・ネットワーク)」の文字が映し出され、日頃トランプ氏に批判的な報道を展開しているCNNへの意趣返しなのは明らかだ。

 CNNは同日、声明を発表し、「本日は、合衆国大統領が記者に対する暴力をけしかけるという悲しむべき日となった」と述べた上で、ロシアのプーチン大統領との初会談や北朝鮮情勢などの懸案をよそに、トランプ氏は「極めて低次元で幼稚な行為に没頭している」と非難した。

 トランプ氏は6月29日のツイッターでも、MSNBCテレビの朝の報道番組「モーニング・ジョー」の女性司会者について「知能指数が低く頭がおかしい」「(前に会ったときに)顔のしわ取りの整形手術でひどく出血していた」などと罵倒する発言を書き込み、波紋を広げていた。

 トランプ氏は1日に何時間もテレビの視聴に費やし、自身に関する報道を詳しくチェックしているとされ、一連のツイッターでの発言は、メディアの政権批判に対する同氏の苛立ちが異様な形で暴発した結果といえそうだ。

4571チバQ:2017/07/03(月) 20:01:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070300115&amp;g=int
米大統領、「CNNをKO」動画公開=メディア批判エスカレート


 【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、自身が米CNNテレビに見立てた「敵」をたたきのめす動画をツイッターに掲載した。トランプ氏は1日の投稿で、CNNを「ごみジャーナリズム」と罵倒したばかりで、政権に批判的なメディアへの攻撃をさらにエスカレートさせている。
 投稿された動画でトランプ氏は、CNNのロゴで顔を隠した人物に襲いかかり、激しく殴打している。同氏が約10年前、プロレス興行に出場した時の映像を加工したものとみられる。動画の最後には、CNNをもじった「FNN(詐欺ニュースネットワーク)」という表示が出る。
 動画掲載を受け、CNNは声明で「米国の大統領が記者への暴力をけしかけるのは、悲しむべきことだ」と批判。「われわれは(報道という)仕事を続ける。彼も(大統領の職務という)自分の仕事に取り掛かるべきだ」と、メディア批判に力を入れるトランプ氏に反撃した。(2017/07/03-05:04) 関連ニュース

4572チバQ:2017/07/09(日) 23:00:56
台湾総統って書き方もミスリードでは?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170709-00000042-jij-n_ame
習主席を「台湾総統」と誤記=安倍氏は「大統領」―米ホワイトハウス
7/9(日) 14:56配信 時事通信
 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは8日、報道機関向けの声明で、トランプ大統領がドイツ・ハンブルクで会談した中国の習近平国家主席を台湾を指す「Republic of China」(中華民国)の総統と間違って記載した。

 その直前にトランプ大統領が会談した安倍晋三首相も「日本の大統領」と紹介。失態を重ねた。

 習氏の肩書は「President of People’s Republic of China」(中華人民共和国の国家主席)。これをホワイトハウスは、中国が国家認定を拒んでいる台湾と混同。安倍氏については「Prime Minister」(首相)とすべき肩書を「President」(大統領)と間違った。

 これまでの政権でも声明のつづり間違いはごくまれに起きていた。だが、トランプ政権は中国に北朝鮮への圧力強化を求める一方、6月に台湾への武器供与を決めたばかり。ワシントン・ポスト紙は「米中関係が複雑化しているさなか、ホワイトハウスの失態は起きた」と懸念を示している。

4573とはずがたり:2017/07/10(月) 16:54:20
オバマケア代替法案、成立の見通し立たず 共和党に悲観論広がる
ロイター 2017年7月10日 12時51分 (2017年7月10日 16時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170710/Reuters_newsml_KBN19V090.html

[ワシントン 9日 ロイター] - 10日の米議会休会明けを前に、米与党・共和党の有力議員らは上院の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案可決の可能性について否定的な見方を相次いで示した。
同党重鎮のマケイン上院議員はCBSテレビの番組で「廃案になるというのがわたしの見方だ」と表明。医療保険関連法案について共和党は民主党と協力する必要があるとの見方を示した。
トランプ大統領は9日ツイッターに「共和党が長年オバマケアの廃止、代替策導入を訴えてきたのをわたしは『一般市民』としても聞いてきた。そのチャンスが遂に来た」と投稿し、共和党議員らに法案成立を目指すよう訴えた。
ただ、7月4日の独立記念日に伴う休会中に地元州に戻った共和党上院議員らは、有権者が強く反対している状況に直面したため、さらに成立が難しくなる可能性がある。
同法案には民主党が反対しているほか、上院共和党の少なくとも10人が反対を表明。さらに、批判的な見方を示したり態度を保留にしたりする議員も多い。
ビル・カシディ共和党上院議員は9日、FOXニュースに対し、「明らかに法案は廃止だ」と指摘。「大幅修正の計画がなくなったかどうかは分からない。わたしはそれをまだ確認していない」と述べた。
一方、プリーバス大統領首席補佐官は同テレビに対し、トランプ大統領は議会が8月の休会前にオバマケア改廃法案を可決することを期待していると語った。
法案が上院を通過するには上院で52票を握る共和党から50票以上の賛成が必要となる。下院案は5月に通過している。上院トップのマコネル院内総務はこれまで、7月29日に始まる6週間の休会期間を前に採決を行う考えを示している。

4575とはずがたり:2017/07/12(水) 10:37:29

2017年 07月 12日 06:38 JST
トランプ氏長男、米大統領選巡るロシア支援を歓迎か メール公表
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-russia-emails-idJPKBN19W249?sp=true

[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏は11日、昨年の米大統領選中にロシア人弁護士と会合したとされる問題を巡り、一連の電子メールを公開した。

メールの内容からは、父親のトランプ氏の大統領当選に向けたロシア政府による支援の一環として、対抗馬だった民主党候補クリントン元国務長官に不利な情報を保有しているとされる弁護士との会合をトランプ・ジュニア氏が快諾していたことが示されている。

トランプ・ジュニア氏はツイッターで、問題の会合を取り持ったパブリシストのロブ・ゴールドストーン氏が同氏に宛てた2016年6月3日付のメールを公表。

ゴールドストーン氏は同メールで「ロシア政府のトップ検事が公文書に加え、クリントン氏に不利となる情報および同氏のロシアとの対応に関する情報をトランプ陣営に提供することを申し出た。あなたのお父さんに非常に役立つだろう」と指摘。さらに「これが高官レベルの機密情報であることは明確だが、ロシアと同国政府のトランプ氏に対する支持の表れといえる」と述べている。

トランプ・ジュニア氏は、メールのやり取りを公表したのは「完全に透明であるため」とし、問題の弁護士は「何も提供する情報を持ち合わせていなかった」と説明した。

これに先立ち、接触したロシア人弁護士ナタリア・ベセルニツカヤ氏は、NBCとのインタビューで、ロシア政府とのつながりはないとし、クリントン元国務長官ではなく、ロシア当局者に対する米国の制裁措置について話すことを望んでいたと語っている。

ホワイトハウスのサンダース報道官は、トランプ大統領は息子の透明性を高く評価しているとし、息子は「質の高い人間」だと考えていると述べた。

ロシア人弁護士との会合を最初に報じた米紙ニューヨーク・タイムズは、同紙が電子メールの内容を報道するとトランプ・ジュニア氏に伝えたところ、同氏はコメントの要請には応じず、自らツイッターにメールを公表したと主張している。

<金融市場は動揺>

市場は、突然の電子メール公表に動揺したもようだ。S&P総合500種.SPXは約20分程度で約0.6%下落。ドルも売られ、米国債利回りは低下した。

投資助言会社アランB.ランツ・アンド・アソシエーツのアラン・ランツ氏は「これは、トランプ大統領が政策課題を実現する上で新たな障害になる」とし、「そのため市場が即座に大きく反応した」と述べる。

トランプ・ジュニア氏がロシア人弁護士との会合に出席したことで、刑事責任を問われるかどうかを巡っては、専門家の見方は分かれている。

ただ「クリントン氏に不利な情報の申し出は、トランプ陣営に対するロシア政府の支援の一環」とゴールドストーン氏が指摘していることは、ロシアの大統領選関与やトランプ陣営との癒着を巡る疑惑を調査している連邦当局や議会に対し、新たな材料を提供するのは確実だ。

4576とはずがたり:2017/07/13(木) 16:43:49

米FDIC次期総裁に指名のクリンガー氏が辞退、家庭の事情
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170713022.html
11:50ロイター

[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領が連邦預金保険公社(FDIC)の次期総裁に指名していたジェームズ・クリンガー氏は12日、指名を辞退することを明らかにした。家庭の事情が理由だとしている。

トランプ大統領は6月、FDICの次期総裁としてクリンガー氏を指名していた。

同氏は下院金融サービス委員会の共和党メンバーを約20年間務め、同委員会の主席顧問も務めた。

FDICのマーティン・グルエンバーグ現総裁は、今年11月の任期終了まで職務を続ける予定。グルエンバーグ氏はオバマ前大統領に指名された。

4577とはずがたり:2017/07/13(木) 17:02:56
トランプ長男、ロシア疑惑の動かぬ証拠を自らツイート
Don Trump Jr.’s Emails Are the Smoking Gun
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-7972.php
2017年7月12日(水)20時43分
ミシェル・ゴールドバーグ

<娘婿クシュナーも含め、これでトランプ選対がクリントンを倒すためにロシアの手を借りようとしたことははっきりした。トランプ長男はバカなの?>

トランプ陣営のロシア疑惑で、決定的証拠が出たと言っていいだろう。出所はいかにもトランプらしく、一家の長男による奇妙なツイッターだ。

ドナルド・トランプ・ジュニアは、昨年の大統領選の最中にロシア政府との仲介役の男性と交わしたメールをニューヨーク・タイムズ紙が報道すると知っていたのだろう。7月11日の朝、誰もが驚いたことに、ツイッターで自ら進んで一連のメールを公開したのだ。

なぜそんなことをしたのかは意味不明だ。恐らく透明性をアピールすれば、メールの重大性を軽く見てもらえるとでも思ったのだろう。もしこれがドナルド・トランプ米大統領の戦略で、今回のような決定的証拠もうやむやにしようというつもり、それに対抗できるかどうかはアメリカ人の良識にかかっている。

ジュニアにメールを送ったのはロシアの音楽関係者、ロブ・ゴールドストーンだ。トランプと親交のあるロシアの資産家の息子で、あるポップ歌手の広報担当者だ。

選対幹部3人がロシア側と面会
メールの中でゴールドストーンは、米大統領選で民主党候補だったヒラリー・クリントンに不利な情報を提供すると申し出た。「これは明らかに非常に高レベルで、慎重に扱われるべき情報だが、ロシアやロシア政府によるトランプへの支援の一貫だ。アラスとエミンも協力している」とゴールドストーンは書いた(アラス・アガラロフはポップ歌手の父親で、かつてトランプがモスクワのトランプ・タワー建設で提携しようとした資産家だ。エミン・アガラロフはその息子のポップ歌手)。ジュニアはこう返信した。「それが本当なら最高だ、特に夏の後半がいい」

ジュニアはそのメールを妹イバンカ・トランプの夫ジャレッド・クシュナー(現大統領上級顧問)とトランプの選対責任者だったポール・マナフォートに転送し、ゴールドストーンが「ロシア政府の弁護士」として言及した人物と一緒に面会しようと持ち掛けた。その弁護士はナタリア・ベセルニツカヤで、昨年6月9日に米ニューヨークのトランプ・タワーでジュニア、クシュナー、マナフォートと面会した。

ベセルニツカヤが面会で3人に有益な情報を提供したかどうかは重要でない(ジュニアは情報はなかったと言っている)。

4578とはずがたり:2017/07/13(木) 17:03:10
>>4577-4578

このメールのやり取りは、トランプ陣営が大統領選でクリントンに勝つためにロシアの助けを欲していた事実を証明している。そして夏の後半、ロシアはハッキングされたクリントン陣営のメールを暴露してトランプ陣営を助けた。トランプ陣営はその3日前、ロシアとの紛争が続くウクライナ政府への武器供与を支持しないよう、共和党綱領を書き換えている。

トランプのロシア疑惑は、今も分らないことだらけだ。辞任したマイケル・フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が、ロシアのセルゲイ・キスリャク駐米大使との電話で一体何を話したのか。少なくとも、フリンはロシアに弱みを握られているとサリー・イエーツ前米司法長官代理が信じるに足る内容だったはずだ。


クシュナーはなぜ、12月にロシア政府と結びつきの深いロシア政府系銀行の頭取と接触したのか。また、クシュナーがロシア政府との間に秘密の通信網を作ろうとした提案の詳細も知らされていない。

はっきりしているのは、トランプ陣営がアメリカと敵対する外国勢力からの助けを熱烈に歓迎したことだ。トランプ陣営が、ロシア政府の代理人との接触に関して繰り返し嘘をついてきたこともわかっている。ジュニアやクシュナーは、彼らの嘘をいつでも暴露できるロシア政府の命令に逆らえないだろうことも。

新たな事実が発覚したからといって、米議会で多数派を占める共和党議員が行動に出るかどうかはわからない。たとえ共和党が何もしなくても、自分たちまで無力に感じてはいけない。

トランプ政権発足後のみじめな半年間にはよく、ゆでガエルになったような気分にさせられたものだ。どんなに抵抗しようと、かつてなら考えられなかったような政治行動にも次第に慣れてしまう。

トランプの利益相反、ロシア疑惑を捜査していたジェームズ・コミーFBI前長官の解任、ロシアに機密情報を暴露して同盟国の情報機関を裏切ったこと、アメリカを国際社会の仲間はずれにしたこと......。

きっとトランプと側近たちは今回の新事実も、また不快でも新たな現実として受け入れてもらえると願っている。決定的証拠も証拠ではないと、我々に信じ込ませられると思っている。

議会共和党はどう出るか
楽観できる理由が1つある。これまでは、トランプ陣営幹部が米大統領選でトランプを勝たせるためにロシアと共謀したとする説には、本当らしさが欠けていた。状況証拠がどんなに出ても、トランプがロシアのウラジーミル・プーチン大統領の操り人形だという説明は突飛で、まるで3流のスパイ小説のようだった。多くの人が、ロシア疑惑を取り巻く嘘や、意図的に誤った方向付けや、匿名の聞き取りから、いつか全体の真相を掴むことなど無理だと感じていた。

しかし今、光明が差した。トランプの最側近がロシアと共謀する意図を持ち、その意図を示したメールを出しても罪には問われないと信じるほど軽率な感覚の持ち主だった。彼らは悪びれもせず、アメリカ国民に敵対的なロシアについた。今、最大の疑問は、議会の共和党も同じことをするかどうかだ。

(翻訳:河原里香)

4579とはずがたり:2017/07/13(木) 17:16:04
トランプ氏「政治史上最大の魔女狩りだ」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170713-00000013-nnn-int
7/13(木) 8:05配信 日テレNEWS24

(c) Nippon News Network(NNN)
[ 前の映像 | 次の映像 ]
 アメリカ・トランプ大統領の長男が去年の選挙中に、ロシア側からクリントン候補に不利な情報を提供すると持ちかけられ、実際に面会していた問題で、批判が強まっている。これに対し、トランプ大統領は12日、「魔女狩りだ」と猛反発した。

 アメリカメディアは今回の問題について、「ロシアとの共謀はないと言ってきたトランプ政権の説明が覆された」と追及を強めている。これに対してトランプ大統領は、ツイッターで「長男は無実だ。これは政治史上、最大の魔女狩りだ」と猛反発。ホワイトハウスも共謀はないとの認識を示した。

 サンダース副報道官「(Q:なぜトランプ大統領は“魔女狩り”と言うのか?)(ロシアと共謀していないという)トランプ大統領の見解は明確で変わりはない」

 ただ、メディアや野党からは選挙の法律に違反するとの指摘が出ている他、特別検察官も調査する方針だと伝えられている。トランプ政権の緊迫度が高まる中、トランプ大統領はこの後、フランス訪問へと向かう。

4580とはずがたり:2017/07/13(木) 17:16:50
トランプ大統領 特別検察官“厄介”と批判
2017年6月24日 08:23
http://www.news24.jp/articles/2017/06/24/10365168.html?utm_source=Yahoonews&amp;utm_medium=relatedarticles&amp;utm_content=366874&amp;utm_campaign=n24_acquisition

米・トランプ大統領は22日、トランプ政権とロシアとの関係を捜査しているミュラー特別検察官について「厄介だ」などと批判した。コミー前長官に近いミュラー特別検察官が捜査の指揮から外れるべきかと問われると、「様子をみよう」と述べるにとどめた。

 アメリカのトランプ大統領は22日、トランプ政権とロシアとの関係を捜査している特別検察官について「厄介だ」などと批判した。

 ミュラー特別検察官は、FBI連邦捜査局のコミー前長官を解任したトランプ大統領が捜査妨害をしたのかどうか調べていると伝えられている。保守系メディア・フォックステレビの番組「フォックスアンドフレンズ」でインタビューに応じたトランプ大統領は、ミュラー特別検察官を批判した。

 トランプ大統領「ミュラー特別検察官はコミー前長官の非常に親しい友人だ。これは非常に厄介だ。コミー氏は情報をリークしたが、(ロシアとの)共謀や捜査妨害など存在しない」

 自らにかけられた疑惑を改めて否定したトランプ大統領だが、コミー前長官に近いミュラー特別検察官が捜査の指揮から外れるべきかと問われると、「様子をみよう」と述べるにとどめた。

4581チバQ:2017/07/15(土) 05:37:34
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK7G051DK7FUHBI034.html
新駐日大使にハガティ氏が承認 投資会社の創設者

07月14日 03:39

 トランプ米大統領が新しい駐日大使に指名していた投資会社創設者のウィリアム・ハガティ氏(57)が13日、上院本会議で承認された。8月中旬にも来日し、ケネディ前駐日大使の後任として着任する見通し。上院の投票結果は、賛成が86票、反対が12票だった。

 ハガティ氏は、経営コンサルタント会社ボストン・コンサルティング・グループに勤務していた1990年代後半、東京に3年間勤務した経験がある。昨年の大統領選では、トランプ氏陣営のテネシー州財務委員長として選挙資金の確保などに貢献した。

 同州には日産やブリヂストンなど多くの日本企業が進出しており、ハガティ氏は日本企業との投資交渉などにも携わった実務家として知られている。(ワシントン=土佐茂生)

4582チバQ:2017/07/16(日) 18:52:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707150014.html
【松浦肇の緯度経度】民主党の金城湯池で「隠れ共和党員」の楽しみ NY市長選候補を品定め

07月15日 13:04

 ニューヨーク市のマンハッタン北西部に位置する住宅街アッパー・ウエストで、「小さな政府賛成」「同性婚を制限せよ」といった発言を放ったら、周囲にどやしつけられると覚悟した方がいい。

 民主党の金城湯池で、昨年の米大統領選ではクリントン候補が9割も得票した地区だからだ。

 そんな保守が肩身の狭い思いをしている一角に、勇気のある人たちがいる。「ウエストサイド・リパブリカン・クラブ(WRC)」と呼ばれる、共和党員の集まりである。

 WRCは月に1回ほど「隠れキリシタン」のようにキリスト教青年会の小さな部屋で会合を開いてきた。だが、トランプ政権が成立すると一気に参加者が増え、最近はシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の大講堂を借りている。

 トランプ政権を支持しているからといって、「陰謀史観を持った怪しげな市民が参加しているのだろう」とアッパー・ウエストの大多数のように偏見を持ったら大間違いだ。

 参加者は弁護士からボランティア活動家まで幅広い。財政問題から国防のあり方まで、会合の議題も建設的だ。

 このところのWRCの主な活動は、今秋に予定されているニューヨーク市長選における共和党候補の品定めである。9月に予備選、11月には本選を予定している。

 戦後、ほとんどの市長が民主党出身だったが、ジュリアーニ氏(1994��2001年)やブルームバーグ氏(02��13年)のように、90年代以降は共和党が勝つ例が増えてきた(ブルームバーグ氏の2期目は無所属)。

 今年の市長選は、14年から職についているデブラシオ市長が民主党の統一候補となる公算だ。

 対する共和党側は候補者の絞り込みが始まったばかりで、WRCとしては、現職に張り合える対抗馬を探している。

 WRCが最近招待したのが、スタッテン島出身のニコール・マリオタキス氏。ニューヨーク州の議員で、母親がキューバからやってきた移民2世。最近の共和党では流行のヒスパニック系候補だ。

 マリオタキス氏が市長選挙で掲げる公約は、「地下鉄や学校施設など社会資本の再構築」「ゴミ処理をはじめとする公衆衛生の確保」「ホームレスの再就職支援」「犯罪を減らすための街灯整備」といった身の回りの政策が中心である。

 理由は、「生活の質が落ちた」ため。マリオタキス氏によると、「デブラシオ市長は社会便益を考えずに低所得者住宅などを増設した一方で、ゴミ回収の頻度を減らすなど必要な出費を減らした結果、市民の日常に支障が出てしまった」。

 ほかにも、共和党の予備選に出馬する立候補予定者または参謀役がWRCで選挙戦略を語ったが、犯罪番組の役者で知名度の高いダレン・ディオン・アキノ氏は「治安維持の強化」、実業家のロッキー・デ・ラ・フエンテ氏は「経済成長のテコ入れ」を前面に打ち出すそうだ。

 福祉重視の「大きな政府」を目指す現職と「行政の効率化」を打ち出す挑戦者たち。伝統的な、民主党と共和党の対立軸である。

 WRCの会員は、立候補予定者の公開討論が本格化する8月を楽しみに待っている。国政がワイドショーのようなバタバタ劇を続ける一方で、地方選挙の現場ではまともな政策論議が交わされる見込みだ。

4583チバQ:2017/07/17(月) 10:04:58
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170716X930.html
就任半年、支持率36%=米大統領
07月16日 23:23時事通信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポストとABCテレビが16日発表した世論調査結果によると、20日に就任半年を迎えるトランプ大統領の最新の支持率は36%となった。不支持率は58%だった。ABCテレビは「過去70年で最低」と報じており、第2次大戦後の調査結果としては記録的に低い数字となっている。フォード大統領が1975年に記録した39%も下回った。

 米国の国際社会での指導力について、48%が「トランプ政権下で低下した」と回答したのに対し、「強まった」は27%にとどまった。また、トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏らが昨年、大統領選の民主党候補クリントン氏に関する情報提供を持ち掛けたロシア人弁護士と面会したことについては、63%が「不適切」と回答した。

4584チバQ:2017/07/19(水) 20:43:02
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707190014.html
【トランプ政権】ハンツマン元ユタ州知事を駐露大使に指名 シンガポール、中国大使を歴任
09:54産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は18日、オバマ前政権下で駐中国大使を務めたジョン・ハンツマン元ユタ州知事を駐ロシア大使に指名すると正式に発表した。

 上院の承認が得られれば、トランプ氏が目指す両国関係の改善に取り組むことになる。米露関係はロシアの米大統領選干渉疑惑で揺れている。

 ハンツマン氏は父ブッシュ政権下で駐シンガポール大使を務めた後、同州知事、駐中国大使を歴任した。オバマ氏が再選された2012年の大統領選では、共和党の候補指名争いに出馬した。

4585チバQ:2017/07/20(木) 21:20:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000084-san-n_ame
トランプ大統領就任半年 オハイオ州ルポ 白人労働者は今も期待
7/20(木) 7:55配信 産経新聞
トランプ大統領就任半年 オハイオ州ルポ 白人労働者は今も期待
トランプ氏を支持するバイク用品店経営のリンダ・ライリーさん(上塚真由撮影)(写真:産経新聞)
 ■景気良くなった/ロシア問題より仕事を戻して

 国内政策の行き詰まりやロシアによる米大統領選干渉疑惑でトランプ大統領の支持率が低迷する中、同氏を選挙戦で熱狂的に支持した白人労働者たちは何を感じているのか。「ラストベルト」(さびついた工業地帯)に位置づけられる米中西部オハイオ州の街を訪ねた。(オハイオ州中部サークルビル 上塚真由)

 州都コロンバスから南に約40キロ。人口約1万4千人のサークルビルでは来月11日、70年あまりにわたって稼働してきた米ゼネラル・エレクトリック(GE)の電球工場が閉鎖する。

 主力だった白熱電球や蛍光灯は、時代の移り変わりとともに役目が終わった。最盛期には800人ほどが勤めていたが、今は約40人が閉鎖の日を待つ。「このまま引退して父親の介護をする。GEでの仕事は幸せだった」。23年間勤めた男性(58)は言葉少なに話した。

 市内の製造業は縮小傾向が続いてきた。2004年には、ブラウン管テレビのガラス部品を扱う大型工場が閉鎖。米化学大手のデュポンの工場は今、広大な従業員用駐車場の半分も埋まっていない状態だ。失業率は約3%と高くないが「最大の雇用先は市内の病院」(市の担当者)といい、労働者の賃金向上や、働き口確保は課題の一つだ。

 「ロシアの選挙介入? そんなことで騒ぐより国の問題を立て直すことのほうが重要。ここはブルーカラーの街だから、願うのは実業家のトランプ氏が仕事を戻してくれることだけ。メディアはトランプ氏の足を引っ張ることばかりでうんざりしている」。市の中心部でバイク用品店を営むリンダ・ライリーさん(55)はこう言い切った。

 ◆職業訓練制度を拡充

 全米で7位の人口を誇る米大統領選の激戦州、オハイオ州で昨年、共和党にとって04年以来となる勝利をトランプ氏にもたらしたのは、こうした地方都市の支持者たちだ。サークルビルを含むピッカウェイ郡でトランプ氏は約69%を獲得し、民主党のクリントン元国務長官の約26%を43ポイントも引き離した。「この辺りの家はみんなトランプ氏の看板を掲げていた。今でも投票日の興奮を思い出すわ」とライリーさん。

 ドン・マキロイ市長(71)=共和党=も「トランプ政権の半年間の仕事に満足している」と話す。

 「成果」の一つに挙げるのは、政権が進めている職業訓練制度の拡充だ。手当を受け取りながら訓練や座学を通じて専門技能を身につける制度で、トランプ氏は制度の規制緩和や関連予算の倍増を決めている。

 市内の25歳以上に占める大卒以上の割合は約13%で、全米の約33%の半分にも満たない。マキロイ氏は「大学の学位取得者だけに注目すべきではない。労働現場では専門技能を持った人が求められている。市内にも職業訓練学校があり、トランプ氏の政策は街の活性化につながる」と期待を込める。

 ◆数十年ぶり新工場

 衰退の一途だった製造業にも光明がみえてきている。来年には、イタリアの大手製紙会社が米国初の工場を市内で稼働させることが決まった。1980年代以降で新たに工場ができるのは初めてという。2020年までに約700人を雇用する計画で、トランプ氏の大統領就任前に決定していたものだが“トランプ特需”による恩恵のように受け止める労働者も少なくない。

 重機工のボブ・ターカーさん(31)は「トランプ氏が大統領になって景気が良くなっていると感じる」と話し「自分の周りでも、今年2月ごろから仕事が増え始めた。自動車の部品を作る工場は昨年の4、5倍は稼働している。来年からはもっと良くなるよ」と語った。トランプ氏への期待は高い。

 退役軍人の夫を今年3月に亡くしたグレナ・シュレクターさん(64)は、ツイッターで感情をむき出しにするなど「大統領らしさ」に欠けるトランプ氏の振る舞いに不満を持つものの、「米国を再び偉大にする」と約束した言葉を今も信じている。「トランプ氏は、当選させてくれた人のために仕事をしている。彼は一部の富裕層の少数派のためでなく、大多数の国民の代弁者であることは明らかだ」

4586チバQ:2017/07/20(木) 21:43:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00000006-jij_afp-int
マケイン上院議員、悪性脳腫瘍と診断 米共和党の重鎮
7/20(木) 9:22配信 AFP=時事
マケイン上院議員、悪性脳腫瘍と診断 米共和党の重鎮
米共和党のジョン・マケイン上院議員。米首都ワシントンで(2015年2月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)米共和党の重鎮、ジョン・マケイン(John McCain)上院議員(80)が悪性の脳腫瘍と診断されたことが分かった。事務所が明らかにした。

 声明によると、マケイン氏は先週、左目の上部から血栓を取り除く手術を受けたが、その際の検査でこの血栓と関連した原発性脳腫瘍「膠芽腫(こうがしゅ)」が見つかった。

 化学療法と放射線治療を組み合わせたものなど、家族と共に治療の選択肢をさらに検討しているという。

 マケイン氏はベトナム戦争中に捕虜になった経験を持ち、2008年の大統領選では共和党候補に指名された。現在は上院軍事委員会(Senate Armed Services Committee)の委員長を務めている。

 膠芽腫は成人の脳腫瘍としては特に悪性度が高く、マサチューセッツ(Massachusetts)州選出の上院議員だったエドワード・ケネディ(Ted Kennedy)氏も2009年に同種のがんで死去している。

 マケイン氏が悪性腫瘍と闘うのは今回が初めてではない。1990年代と2000年代にも手術で悪性黒色腫を複数切除しており、このうち2000年に切除したものは浸潤性の黒色腫だった。【翻訳編集】 AFPBB News

4587チバQ:2017/07/23(日) 09:07:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170722-00000046-jij-n_ame
米、最新鋭空母が就役=40年ぶり新型、11隻態勢に
7/22(土) 14:26配信 時事通信
出港する米海軍の最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」=4月8日、バージニア州沖
 【ワシントン時事】米海軍の最新鋭原子力空母「ジェラルド・R・フォード」が22日、就役した。

【特集】米原子力空母「ジョージ・ワシントン」搭乗記

 米海軍の新型空母就役は40年ぶり。就役後も試験を重ね、2020年の本格展開を目指す。これで米海軍は空母11隻態勢となる。

 南部バージニア州のノーフォーク海軍基地で開かれた就役式にはトランプ大統領も出席。演説で、新空母に関し「米国の力が他の追随を許さず、私の政権下でさらに強くなっているという、世界に対するメッセージだ」と強調した。海軍制服組トップのリチャードソン作戦部長は声明で「新型空母に搭載された最新技術と戦闘能力は海戦の在り方を変え、米海軍をより強大にする」と述べた。

 同空母は全長約333メートル。艦載機75機以上を搭載できる。艦載機の発艦効率を上げるためにリニアモーターを用いた電磁カタパルトを採用。現主力のニミッツ級空母より戦闘機の出撃回数を3割以上増やせるという。

4588チバQ:2017/07/23(日) 09:13:21
http://www.sankei.com/world/news/170722/wor170720031-n1.html
2017.7.22 20:38

米新型空母「ジェラルド・R・フォード」就役 中国にらみ増強急務 米海軍「2023年以降、空母12隻体制」

【ワシントン=黒瀬悦成】米海軍は新型のフォード級原子力空母の1番艦「ジェラルド・R・フォード」を就役させた。トランプ大統領は22日、南部バージニア州のノーフォーク軍港での就役式で演説し、「この艦は米国の力と威信の象徴だ。この艦の存在で同盟諸国は安眠でき、敵は恐怖に震えることになる。米国は必ず勝たねばならない」と強調した。

 フォード級は現在の米海軍の主力空母であるニミッツ級に代わる次世代型。同艦は2009年から建造が始まり、新型艦として42年ぶりの就役となった。

 船体の設計はニミッツ級を基礎としているものの、ニミッツ級の原子炉の3倍の電力を発生できる新型原子炉やステルス技術に加え、従来の蒸気式カタパルト(射出機)に代わる電磁式カタパルト、新方式の艦載機の着艦制動装置など、先端技術が採用されている。電磁式カタパルトは、蒸気式に比べて小型軽量で維持も容易であるほか、より多様な機種を射出できる。

 搭載する航空機はニミッツ級よりも約5機多い75機だが、艦内での運用方式が改善され、1日の最大出撃回数は同級よりも40回多い160回となった。

 フォードの艦名は、海軍将校として第二次大戦中に軽空母に乗艦勤務したフォード元大統領(在任1974〜77年)にちなむ。

 海軍は引き続き、2番艦「ジョン・F・ケネディ」(建造中)、3番艦「エンタープライズ(3代目)」(計画中)を就役させ、水上戦闘能力の強化を図る方針。3隻の開発・建造費の総額は430億ドル(約4兆7760億円)を見込む。

4589チバQ:2017/07/23(日) 09:15:46
http://www.sankei.com/world/news/170722/wor1707220007-n1.html
2017.7.22 07:54
【トランプ政権】
サンダース氏が報道官に昇格 広報部長には金融界出身のスカラムチ氏
 【ワシントン=黒瀬悦成】スパイサー米大統領報道官が21日付で辞任したことを受け、サラ・サンダース副報道官が昇格した。政権発足半年で報道官が変わるのは異例。また、スパイサー氏が代行兼務していたホワイトハウス広報部長には、金融界出身のアンソニー・スカラムチ氏が就任した。支持率の低下が目立つトランプ政権としては、広報体制の刷新でイメージ浮揚を図りたい考えだ。

 スカラムチ氏は初の記者会見を行い「政権として透明性を追求する」と述べた上で、政権との対立が深まるメディアとの関係構築についても「極めて楽観的だ」と強調した。ただ、ここ数週間、報道官の記者会見からテレビカメラを締め出していた措置を解除するかどうかは明言しなかった。

 トランプ氏は、スパイサー氏が記者団の厳しい質問に敵対的に反論するばかりで効果的に説得できていないとして、公の場で批判を展開。トランプ氏は5月にバチカンを訪問した際、ローマ法王と面会するのを楽しみにしていたカトリック信者のスパイサー氏を会談の席から外し、会わせないようにするなどの「嫌がらせ」まで行っていた。

 一方、スカラムチ氏はニューヨーク州出身で、ハーバード大法科大学院などを経て金融界に進み、2005年に投資会社を設立。16年大統領選では政権移行チームの幹部も務めた。同氏はFOXニュースなどに出演してトランプ氏の発言や政策を雄弁に擁護してきたことから、トランプ氏はテレビでの同氏を見て起用を決めたとの見方が強い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00000002-asahik-soci
トランプ政権、深まる亀裂 発足半年、スパイサー報道官も辞任
7/23(日) 5:30配信 有料 朝日新聞デジタル
トランプ政権、深まる亀裂 発足半年、スパイサー報道官も辞任
トランプ政権発足半年で、辞任・更迭された主な幹部
 トランプ米政権は21日、ホワイトハウスのスパイサー報道官の辞任を発表した。対外発信戦略を統括する広報部長人事などで政権内の対立があったとされる。政権発足から半年で、「政権の顔」である報道官を含む主要な幹部が次々と辞任、または更迭される異例の事態が続いている。▼3面=「ロシア疑惑」対応
 スパイサー氏の後任には、サンダース副報道官が昇格する。
 トランプ氏は声明で「トランプ政権と米国民を代表したスパイサー氏の働きに感謝する」と述べた。一方、別の声明では「我々はとても多くのことを成し遂げてきたが、あまりに少しの信頼しか得られていない」と不満も漏らした。……

4590チバQ:2017/07/23(日) 09:19:24
http://www.sankei.com/world/news/170720/wor1707200026-n1.html
2017.7.20 11:54
【トランプ政権】
ドナルド・トランプ大統領、「腹心」ジェフ・セッションズ司法長官に怒り ロシア疑惑の対応に不満

 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は19日、ドナルド・トランプ大統領が同紙のインタビューで、米大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」の捜査への対応を巡り、ジェフ・セッションズ司法長官への怒りをあらわにしたと伝えた。司法長官への起用を後悔しているとの趣旨の発言をしており、今後の処遇が注目される。トランプ氏はまた、疑惑を捜査するロバート・モラー特別検察官を強くけん制した。

 疑惑捜査を指揮する立場だったセッションズ氏は、駐米ロシア大使との接触が発覚したことを受け、捜査に関わらないと3月に表明。政権から独立し強い権限で捜査を行う特別検察官が選任された。

 こうした展開にトランプ氏は不満を強めており、インタビューで「彼が仕事から手を引くと分かっていれば、起用しないと言っただろう」と述べた。

 モラー氏については、ロシアと無関係な家族の資産を捜査すれば「レッドライン(越えてはならない一線)を越えることになる」と発言した。(共同)

4591チバQ:2017/07/23(日) 21:03:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170724k0000m030031000c.html
<米国>闘病中マケイン氏、オバマ氏擁護の選挙動画話題に
19:52毎日新聞

 【ワシントン高本耕太】脳腫瘍と診断され闘病中の米共和党上院のマケイン軍事委員長が、大統領選候補だった2008年に選挙集会で民主党対立候補のオバマ上院議員(当時)を擁護した際の動画が話題を集めている。歴代大統領も無視できないほどの政治的影響力を持つマケイン氏の不在を惜しむ声と共に、トランプ政権下で続く深刻な党派対立への米国民の拒否反応の表れともいえそうだ。

 動画は08年10月に中西部ミネソタ州でマケイン氏が開いた対話型集会の様子を映したもの。女性支持者が「オバマは信用できない。彼はアラブ人だ」と発言した。当時、支持者の中ではオバマ氏が過激派テロリストと関係しているなどの中傷が流布していた。マケイン氏は首を振りながら女性のマイクを取り上げ「違います。彼は家族を愛するまっとうなアメリカ市民です。彼と私はたまたま基本的な事柄について意見が異なるだけです」と諭した。

 マケイン氏はその後も、会場の共和党支持者からブーイングを浴び続けながら「オバマ氏が大統領になっても恐れる必要はない。この国の政治は相手への敬意が基本だ」などと語った。

 今月19日に脳腫瘍の診断を発表したマケイン氏に対し、共和、民主両党から早期回復を願う声が寄せられている。オバマ氏はツイッターで「マケイン氏は米国の英雄で最も勇敢な闘士だ。誰と戦っているのか、がんは分かっていない。ぶっ飛ばしてやれ」とエールを送った。

4592とはずがたり:2017/07/24(月) 14:55:17

米政権、対ロ制裁法案に肯定的=関係冷え込み確実
時事通信社 2017年7月24日 08時39分 (2017年7月24日 14時45分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170724/Jiji_20170724X706.html

 【ワシントン時事】米ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は23日、ABCテレビの番組に出演し、トランプ政権は連邦議会で審議中のロシア制裁強化法案を肯定的に受け止めていると述べ、議会を通過した後に大統領が署名する可能性を示唆した。
 昨年の大統領選をめぐってロシアとの「蜜月」疑惑が取り沙汰される中、トランプ大統領はロシアとの関係改善を模索しつつも、連邦議会の反ロ感情に配慮し、表向きは強硬姿勢を保っている。制裁強化法が成立すれば、米ロ関係が冷え込むのは確実で、トランプ氏は微妙な立場に置かれることになる。

4593とはずがたり:2017/07/26(水) 08:42:52

トランプ氏、司法長官に「失望」 更迭か「時がたてば」
http://www.asahi.com/articles/ASK7V25X4K7VUHBI003.html?iref=com_alist_8_04
ワシントン=土佐茂生2017年7月26日08時16分

 トランプ米大統領は25日、「ロシア疑惑」の捜査に関わらないと公表したセッションズ司法長官について「失望している」と批判した。レバノンのハリリ首相との会談後に開いた記者会見で語った。大統領が閣僚を公然と非難するのは異例で、トランプ氏が近くセッションズ氏を近く更迭するとの観測も出ている。

 トランプ氏は会見で「司法長官は捜査への関与を回避するべきではなかった。就任する前に私に話していれば、ごく単純に、私は別の誰かを指名しただろう。フェアではない」とセッションズ氏への不満を明らかにした。

 トランプ氏は25日朝にも自身のツイッターで「ジェフ・セッションズ司法長官は、ヒラリー・クリントン氏の犯罪と情報機関の漏洩(ろうえい)者に対し、『非常に』弱い立場にいる」と発言。クリントン氏の国務長官時代の私用メールを使って機密情報をやりとりしていた問題や、ロシア疑惑に関する捜査情報がメディアに流れていることに、セッションズ氏が十分追及できていないことを批判した。

 米メディアは、トランプ氏がセッションズ氏が自ら辞めるよう圧力をかけていると指摘するが、トランプ氏はこの日の会見で、司法長官の去就について「何が起きるか分かるだろう。時がたてば分かる」と語った。(ワシントン=土佐茂生)

4594チバQ:2017/07/27(木) 10:17:14
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707270014.html
【トランプ政権】ドナルド・トランプ氏、連日のジェフ・セッションズ司法長官批判
09:54産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は26日、セッションズ司法長官が連邦捜査局(FBI)のマケイブ長官代行を解任しないとしてツイッターで批判した。トランプ氏は閣僚のセッションズ氏に対する攻撃を連日続けており、自発的辞任を待っているとの見方が有力だ。

 トランプ氏が問題視しているのは、自らが5月に解任したコミー前FBI長官に代わって指揮するマケイブ氏の妻が、2015年にバージニア州上院選に出馬した際、民主党のクリントン元国務長官に近い州知事側から献金を受け取ったとされる問題だ。マケイブ氏はFBI副長官だった。

 トランプ氏は「マケイブ氏はコミー氏の友人であり、クリントン氏の(私用メール問題の)捜査責任者でありながら妻の選挙のためにクリントン氏と代理人から巨額のカネを受け取っていた」と指摘。「セッションズ氏はマケイブ氏をなぜ交代させなかったのか」と批判した。

 ホワイトハウスはロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官の部下と民主党のつながりなど捜査に不適格であることを示す「利益相反」の証拠を探していると報じられた。トランプ氏がマケイブ氏の交代を求めたのも、ロシア疑惑の捜査に不適格だと印象づける狙いがあるとみられる。

 トランプ氏がセッションズ氏に「非常に失望している」と述べるなど連日批判していることに関し、サンダース大統領報道官は26日の記者会見で「大統領は失望しているが、司法長官には引き続き司法長官の仕事に集中してほしいと考えている」と述べた。

4595チバQ:2017/07/27(木) 15:12:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072700020&amp;g=int

米大統領、トランスジェンダーの軍入隊拒否=前政権の方針覆す





 【ワシントン時事】トランプ米大統領は26日、心と体の性が異なるトランスジェンダーについて、「どのような形であれ米軍への入隊は認めない」とツイッターに投稿した。オバマ前政権の方針を覆した形で、人権団体からの反発は必至だ。
 トランプ大統領は「軍幹部や専門家と協議した結果」として、「軍は決定的かつ圧倒的な勝利を収めることに集中すべきであり、トランスジェンダーが入隊することで必要になる多額の医療費や混乱が負担になることは許されない」と述べた。 
 オバマ前政権は昨年7月、今年7月から一定の条件を満たしたトランスジェンダーの新規入隊を受け付けると表明。現政権のマティス国防長官はそれを延期していた。
 ランド研究所が昨年公表した推計では、米軍の将兵約130万人のうち約2500人、予備役約82万5000人のうち約1500人が、トランスジェンダーだという。(2017/07/27-00:36) 関連ニュース

4596とはずがたり:2017/07/28(金) 15:36:17
ホワイトハウス広報部長、政権最高幹部らを激烈非難 「偏執症」
2017年07月28日 11:39 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3137300?cx_part=txt_topstory

【7月28日 AFP】(更新)米ホワイトハウス(White House)の広報部長に就任したアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏は26日夜、米誌ニューヨーカー(New Yorker)のインタビューで、ラインス・プリーバス(Reince Priebus)大統領首席補佐官とスティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問を口汚くののしった。

「ラインスは妄想型の統合失調症を病んだ、いまいましいやつだ。偏執症だよ」。スカラムッチ氏は野卑な表現を多用した批判を長々と展開する中でこう述べ、政府からの情報流出が続く責任もプリーバス氏にあると非難した。

 さらに「彼らは私に抵抗しようとしているが、うまくいかないだろう」とも語り、プリーバス氏は近く辞任するはずだとの見方も示した。

 バノン氏についても極めて下品な言葉遣いで、自分の利益のためにホワイトハウスで働いていると非難。「私はバノンとは違う」「大統領の威光をかさに着て自分の名を売ろうとはしない。この国に仕えるためにここにいる」などと主張した。

 ニューヨーク(New York)の投資家で富豪のスカラムッチ氏は、トランプ氏の利益に沿うことを誓い、ひどく基盤のぐらついている政権の立て直しを掲げて着任した。プリーバス氏の後任とも目されていたが、放送禁止用語満載の今回のインタビューを受けて、いつまでホワイトハウスに在職できるか疑問の声が出てきそうだ。

 スカラムッチ氏は一連の発言について謝罪していない。ただ、今後は言葉遣いに配慮する意向は示し、「私はときどき下品な言葉を使ってしまう。これからは職務上では自制するが、トランプ大統領の課題のため熱心に闘うことはやめない」とツイッター(Twitter)で表明。「記者を信用したのが間違いだった」ともツイートした。

 ホワイトハウスのサラ・サンダース(Sarah Sanders)報道官は、スカラムッチ氏が「下品な言葉を使った」ことは認めた一方、そうしたことは二度と起きないだろうと述べている。(c)AFP/Andrew BEATTY

4597チバQ:2017/07/28(金) 20:05:03
http://www.sankei.com/world/news/170728/wor1707280031-n1.html
2017.7.28 18:59
【トランプ政権】
政権中枢が内部分裂 スカラムチ氏が“上司”批判「とんでもない偏執症」 NY人脈を大統領重視か
【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領が最近起用したホワイトハウスのスカラムチ広報部長が「上司」のプリーバス大統領首席補佐官や、バノン首席戦略官兼上級顧問を激しくののしり、トランプ政権の中枢が分裂状態にある。スカラムチ氏はトランプ氏の威光を背景に、多発しているメディアへの情報漏洩(ろうえい)の主犯がプリーバス氏であると公言してはばからない。

 米誌ニューヨーカー(電子版)は27日、スカラムチ氏が26日にホワイトハウスの内部情報をツイッターに書いた同誌記者に電話を入れて、情報源を明かすように要求したと伝えた。プリーバス氏の名を挙げて「情報漏洩をしたのなら、彼はすぐに辞任を求められるだろう」と述べたという。

 スカラムチ氏はその電話で「プリーバス氏はとんでもない偏執症だ」と批判し、バノン氏についても「私はバノン氏とは違う。大統領の威を借りて自分のブランドを作ろうとはしない」と非難した。

 電話での会話の直後に、スカラムチ氏はツイッターでプリーバス氏の名前を出して「私の財務情報に関する情報漏洩は重罪だ。連邦捜査局(FBI)や司法省に連絡する」と発信した。米メディアではスカラムチ氏が経営していた投資会社から巨額の収入を得ていたことを示す財務報告書の内容が報じられていた。

 トランプ氏は21日付で辞任したスパイサー前大統領報道官を中心とした広報体制が効果的に自らの政策を売り込めていないと判断し、ウォール街出身のスカラムチ氏を起用した。

 スカラムチ氏をホワイトハウス入りさせる案は政権発足当時から取り沙汰されていた。しかし、ワシントン・ポスト紙によると、プリーバス、スパイサー、バノンの3氏が反対していた。不法移民の排除などトランプ氏を後押しする白人中間層を意識した政策を推進するバノン氏は、スカラムチ氏の起用で政権がウォール街の利益を代弁していると受け止められることを懸念したとされる。

 これに対し、起用を後押ししたのはトランプ氏の長女イバンカ氏、娘婿クシュナー氏、スカラムチ氏と同じウォール街出身のロス商務長官の3人。共和党全国委員長から政権入りしたプリーバス氏の更迭もささやかれており、トランプ氏は「ニューヨーク人脈」を重視しているとみられる。

 サンダース大統領報道官は27日の記者会見で政権内の分裂について「異なる意見を持ち寄って競争し、最善の結果を出す。大統領はこのような競争を好んでいる」と述べた。

4598チバQ:2017/07/28(金) 20:13:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072800807&amp;g=int
「首席補佐官は被害妄想」=新広報部長暴言、内紛激化か-米政権



米ホワイトハウスのスカラムチ広報部長=21日、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米誌ニューヨーカー(電子版)は27日、ホワイトハウス広報部長に抜てきされたスカラムチ氏が同誌記者との電話で、かねて確執がうわさされるプリーバス首席補佐官を「被害妄想」などと口汚くののしったと報じた。ホワイトハウス内の内紛が激化しそうだ。
 スカラムチ氏の起用にはプリーバス氏とスパイサー前報道官が強硬に反対していたとされる。しかし、トランプ大統領に聞き入れられず、スパイサー氏は辞任した。スカラムチ氏は当初、「プリーバス氏とは兄弟のよう」と不仲説を否定していたが、早くも隠し切れなくなった形だ。
 同誌によると、スカラムチ氏は26日夜、記者に電話。大統領夫妻とスカラムチ氏らの夕食会を記者がツイッターで暴露したことに腹を立て、「誰が漏らしたのか」と情報源を問いただした。記者が答えられないと応じると、「全員解雇する。それなら誰も守れない」と脅した。
 押し問答を重ねるうちにスカラムチ氏は次第に感情的になり、最終的にはプリーバス氏が情報源だと勝手に断定。「プリーバスが情報を漏えいしたいなら、近く辞任を迫られる。偏執狂だ」と語った。自身の財務状況が報じられた背後にもプリーバス氏がいると決めつけ、「重罪だ。FBI(連邦捜査局)と司法省に電話した」と話したという。
 スカラムチ氏は大統領直属の地位を与えられ、ホワイトハウスで影響力を急速に拡大。特に大統領が嫌う情報漏えいの撲滅に力を入れており、25日にはプリーバス氏に近いスタッフが漏えいを疑われ、辞職に追い込まれている。プリーバス氏は同誌の取材にコメントしなかった。(2017/07/28-14:42)

4599チバQ:2017/07/30(日) 00:08:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000012-reut-n_ame
トランプ米大統領、プリーバス首席補佐官更迭 後任にケリー氏
7/29(土) 7:04配信 ロイター
トランプ米大統領、プリーバス首席補佐官更迭 後任にケリー氏
 7月28日、トランプ米大統領はラインス・プリーバス大統領首席補佐官を更迭し、後任に国土安全保障長官のジョン・ケリー氏(海兵隊退役大将)を指名した。写真は手前がプリーバス氏、奥がトランプ氏。1月22日撮影。(2017年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 28日 ロイター] - トランプ米大統領は28日、ラインス・プリーバス大統領首席補佐官を更迭し、後任に国土安全保障長官のジョン・ケリー氏(海兵隊退役大将)を指名した。就任からわずか半年で政権幹部を大幅に刷新する。

プリーバス氏は、新たに広報部長に就任したアンソニー・スカラムチ氏と対立していたとされる。27日付の米誌ニューヨーカーによると、スカラムチ氏は同誌の記者と電話で会話した際、プリーバス氏を「とんでもない偏執狂で支離滅裂」とし、情報をメディアにリークしたなどと批判していた。

トランプ大統領に近い筋は、医療保険制度改革(オバマケア)改廃など、主要な政策課題の立法化にメドが立たない事態を受けて、トランプ大統領がプリーバス氏に対する信用を失ったと語る。

トランプ氏は記者団に対し、「ラインスはいい奴だ」とコメントした。

ケリー氏については「彼は偉大な米国人だ」とし、「素晴らしい仕事をする」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000005-jij_afp-int
トランプ氏、首席補佐官の交代発表 内紛露呈、共和党と関係悪化も
7/29(土) 6:40配信 AFP=時事
トランプ氏、首席補佐官の交代発表 内紛露呈、共和党と関係悪化も
米メリーランド州で開かれた討論会で発言するラインス・プリーバス大統領首席補佐官(2017年2月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は28日、政権内で逆風にさらされていたラインス・プリーバス(Reince Priebus)大統領首席補佐官が退任し、後任として元海兵隊大将で現国土安全保障長官のジョン・ケリー(John Kelly)氏が就任すると発表した。

 プリーバス氏は、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)前大統領報道官を含む政権内の協力者が次々と辞任または退任し、ここ数週間にわたり逆境に立たされていた。

 また、新たにホワイトハウス(White House)の広報部長に就任したアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏が公の場でプリーバス氏を「妄想型の統合失調症」とののしり、トランプ氏もこれに介入しなかったことから、プリーバス氏の退任は不可避とみられていた。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)投稿で「たった今、ジョン・F・ケリー大将/長官を大統領首席補佐官に指名したことをお知らせする」と発表。「彼は偉大な米国人で、偉大な指導者だ。ジョンはまた、国土安全保障省で素晴らしい仕事をした。わが政権の真のスターだ」と書き込んだ。

 ともに共和党全国委員会(Republican National Committee)に所属していたプリーバス氏とスパイサー氏は、トランプ氏と同党との橋渡し役を担っていた。今回の交代人事により、トランプ政権と共和党主流派との間の緊張が高まることは必至だ。【翻訳編集】 AFPBB News

4600チバQ:2017/07/30(日) 00:37:08
https://mainichi.jp/articles/20170730/k00/00m/030/111000c
米国

次々と要職交代 首席補佐官更迭、後任ケリー氏

毎日新聞2017年7月30日 00時22分(最終更新 7月30日 00時34分)

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官(45)を解任し、後任にケリー国土安全保障長官(67)を指名したとツイッターで表明した。ホワイトハウス職員トップの首席補佐官は政策調整を主任務とする政権の要。プリーバス氏は今年1月の政権発足と同時に就任し、米NBCテレビによると、約190日間の在任期間は米史上最短という。今月21日にはスパイサー前報道官が辞任したばかりで、政権内の混乱ぶりを改めて浮き彫りにした。


 元共和党全国委員長のプリーバス氏は、ホワイトハウスと共和党とのパイプ役とされた。だが、議会での政策実現が進まない現状に不満を募らせたトランプ氏は、プリーバス氏を「弱腰」などと批判。ワシントン・ポスト紙(電子版)はトランプ氏が5月の段階でケリー氏に首席補佐官就任を打診していたと報じた。

 また、プリーバス氏が起用に反対したスカラムチ氏が今月21日、新ホワイトハウス広報部長に任命されて以降は、プリーバス氏の孤立化が鮮明になり、辞任は不可避とみられていた。プリーバス氏は28日夜、CNNテレビに出演し「トランプ氏が違う方向を目指し、私はそれを尊重した。大統領にはリセットボタンを押す権利がある」と語った。

4601チバQ:2017/07/30(日) 18:42:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000059-san-n_ame
首席補佐官を更迭 トランプ米政権の混乱続く
7/30(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官を更迭し、後任にケリー国土安全保障長官を起用したと発表した。トランプ政権発足以来、フリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、スパイサー前大統領報道官など辞任・解任が相次いでいる。プリーバス氏はホワイトハウスのスタッフを統括する首席補佐官として混乱の責任を取らされたとみられる。

 トランプ氏はツイッターで「ケリー氏の首席補佐官への指名をお知らせすることをうれしく思う。私の政権の真のスターだ」とケリー氏を持ち上げた。プリーバス氏は「大統領から特別な機会を与えていただいたことに感謝したい。引き続き大統領の政策の力強い支持者として奉仕する」との声明を発表した。

 首席補佐官はホワイトハウスと議会や各省庁の調整に当たる政権の要で、大統領が信頼する人物を充てることが多い。プリーバス氏は共和党全国委員長として大統領候補指名争いで中立を保ったが、トランプ氏は「外様」ながらもプリーバス氏の豊富な人脈や議会側との調整に期待した。

 しかし、トランプ氏が最近起用したスカラムチ広報部長は、メディアに政権内部の情報を漏らした主犯がプリーバス氏だと決めつけ、「情報漏洩(ろうえい)をしたのなら、彼はすぐに辞任を求められるだろう」「プリーバス氏はとんでもない偏執症だ」と批判していた。

 トランプ氏も、オバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)改廃をめぐる対議会調整の不調や政権中枢からの情報漏洩などでプリーバス氏への不信感を強めていたとされる。

 AP通信によると、プリーバス氏の慎重姿勢に反する形でスカラムチ氏の起用を後押ししたトランプ氏の長女イバンカ、娘婿クシュナー両氏がケリー氏の起用を支持してきたという。

4602チバQ:2017/07/30(日) 18:42:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000052-san-bus_all
オバマケア改廃失敗、国境税見送り… トランプ政権の経済政策に厚い壁
7/30(日) 7:55配信 産経新聞
オバマケア改廃失敗、国境税見送り… トランプ政権の経済政策に厚い壁
トランプ大統領の主な経済政策での公約と進展状況(写真:産経新聞)
 【ワシントン=小雲規生】就任から半年あまりが過ぎたトランプ米大統領が経済政策で壁に突き当たっている。実現を強く働きかけてきた医療保険制度改革(オバマケア)改廃は28日未明の上院での投票で失敗。支持者から喝采を受けた輸入抑制のための税制や通商政策の見直しでは、国内外で批判される事態を招いた。一方では米国の株式市場は引き続き好調を維持しているという好材料はあるものの、政治の機能不全への深刻な懸念も広がっている。

 「オバマケアは自滅させておく」。トランプ氏は28日、ニューヨーク州での演説で上院でのオバマケア改廃の失敗を受け、米国の医療制度のゆがみを放置すると宣言せざるを得なかった。

 保険料高騰などの副作用が出ているオバマケアを廃止し、新たな医療保険制度を打ち立てることはトランプ氏の大統領選での看板公約。しかし低所得者への影響が懸念されるオバマケア廃止への抵抗は大きかった。今回の失敗では、明確な新制度を示せないトランプ氏や共和党の力量不足が明らかになった形だ。

 またトランプ政権と共和党は27日には輸入抑制策として検討してきた「国境税」の導入見送りを発表。課税による輸入抑制はトランプ氏が選挙戦で口にした「海外に拠点を移した企業からの輸入品への35%の課税」と似た狙いだが、米国内の小売業などから強い反発を受けていた。

 さらにトランプ氏は中国に対しては鉄鋼の輸入抑制策をちらつかせて過剰生産能力の削減を迫ってきたが、19日の米中包括経済対話は事実上の決裂。8月中旬にも始まるカナダ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉も、国際社会から「保護主義だ」との批判を浴びる中で難航は必至だ。

 ただトランプ氏が貿易相手国などからの反発で成果を残せない中でも、米国の株式市場は好調を維持している。ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は28日、終値としての最高値を3日連続で更新。28日朝に発表された4〜6月の成長率は2・6%増で堅調さを取り戻した。

 しかしトランプ政権下で混迷が深まる米国政治への懸念は根強い。大手銀行JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は今月中旬の記者会見で「米国は地球上で最も官僚的で、混乱した、もめ事の多い社会の一つに成り下がった」と吐き捨て、税制改革など実のある政策の実現を求めている。

4603チバQ:2017/07/30(日) 18:43:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00000016-mai-n_ame
<米政権>体制刷新狙う 首席補佐官更迭、痛手の恐れ
7/30(日) 10:30配信 毎日新聞
<米政権>体制刷新狙う 首席補佐官更迭、痛手の恐れ
ケリー氏=AP
 【ワシントン高本耕太】トランプ米政権のプリーバス大統領首席補佐官の解任と、ケリー国土安全保障長官の後任指名は、混乱と情報漏えいが続くホワイトハウスに秩序を取り戻そうという体制刷新の一環だ。だが、元共和党全国委員長として、党と政治経験皆無のトランプ大統領との結節点だったプリーバス氏の退場は政権にとって今後、大きな痛手になる可能性がある。

 プリーバス氏は中西部ウィスコンシン州出身。同州選出で親友のライアン下院議長ら共和党執行部との太いパイプを生かした議会との橋渡し役を期待され、新政権幹部の中でいち早く指名された。

 だが、党内調整の失敗で医療制度保険改革(オバマケア)代替法案成立の見通しが立たないなど、重要公約の進展がない中、トランプ氏はプリーバス氏への不満を強めた。ワシントン・ポスト紙(電子版)によると、プリーバス氏はトランプ氏に大統領執務室でハエを捕るよう指示されるなど日常的な「辱め」を受けていたという。

 31日に新首席補佐官に就任するケリー氏は退役海兵隊大将で、南方軍司令官など40年超の軍歴を誇る。対テロ水際対策や国境警備強化など、トランプ政権の強硬な政策を実行に移してきた。トランプ支持層の人気も高い。

 発足から半年が過ぎたトランプ政権は政策停滞の一方、高官同士の内紛とそれに起因した情報漏えいが相次ぐ。トランプ氏としては、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)も含めて軍出身幹部で周囲を固め、政策遂行や広報戦略に関して厳格な指揮系統を確立したい考えだ。

 だが、クシュナー大統領上級顧問やバノン首席戦略官兼上級顧問は自由に大統領執務室に出入りし、プリーバス氏と対立していた新広報部長のスカラムチ氏も首席補佐官を通さず直接トランプ氏に報告する関係だ。ケリー氏がホワイトハウス内で全権を掌握し、政策遂行にあたれるかは不透明だ。

 プリーバス氏の抜けた後の議会対策にも大きな不安が残る。当面の折衝役を務めるペンス副大統領は28日未明、オバマケアを限定的に廃止する法案への反対を示唆していたマケイン上院議員の説得を試みたが、マケイン氏は結局、反対票を投じ、法案は49対51の反対多数で否決された。

4604チバQ:2017/07/30(日) 18:46:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00000027-mai-n_ame
<トランプ大統領>プリーバス首席補佐官を解任
7/29(土) 10:52配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官を解任し、後任にケリー国土安全保障長官を据える人事を発表した。プリーバス氏を巡っては、21日に就任したスカラムチ広報部長との内紛が表面化。同日辞任したスパイサー前大統領報道官に続き、ホワイトハウスと共和党主流派とのパイプ役の退任となり、政権の混迷が深まることは必至だ。

 トランプ氏は28日、ツイッターに「ケリー長官を首席補佐官に任命した。彼は偉大な米国人で政権の星だ」と投稿。「プリーバス氏のこれまでの貢献に感謝する」とも書き込んだ。

 プリーバス氏は元共和党全国委員長。今年1月の政権発足と同時に首席補佐官に就任し、省庁間や議会との調整役を担当してきた。米メディアは、医療保険制度改革(オバマケア)代替案成立の見通しが立たないことに関し、トランプ氏がプリーバス氏への不満を募らせていたと伝えている。

 プリーバス氏は広報経験の乏しいスカラムチ氏の起用に強く反対。一方でスカラムチ氏は就任後、インタビューなどで「妄想癖がある」とプリーバス氏を批判し、トランプ氏が内紛収束に動かなかったことから、プリーバス氏退任は不可避との観測が広がっていた。

 プリーバス氏は28日、「大統領に仕える機会を与えられ感謝している。今後も大統領と政策を支持し続ける」との声明を出した。退任理由には触れなかった。

 新補佐官のケリー氏は退役海兵隊大将。国境警備やテロ対策などでトランプ政権の強硬な政策を実行に移してきた。ケリー氏が31日に国土安全保障長官を退任した後は、副長官が代行を務める見通しだ。

4605とはずがたり:2017/07/30(日) 20:13:31

米大統領、北朝鮮ICBM発射で「中国に失望した」
TBS News i 2017年7月30日 14時01分 (2017年7月30日 19時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170730/Tbs_news_98111.html

 アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮が2回目となるICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を行ったことを受け、「中国には非常に失望した」と中国の北朝鮮の核・ミサイル問題に対する取り組みを改めて批判しました。
 トランプ大統領は29日、ツイッターで「中国には非常に失望した。アメリカの過去の愚かな指導者たちが貿易で中国に年間何千億ドルも儲けさせてきたのに、中国は北朝鮮に対して口先だけで何もしない」と批判しました。そして、「これ以上、こんなことが続くのは許さない。中国はこの問題を簡単に解決できていた」と述べています。

 トランプ大統領は、北朝鮮が経済面で大きく依存する中国に対し、北朝鮮への影響力を行使するよう期待していましたが、繰り返される弾道ミサイルの発射に、最近は中国への失望感を露にし、批判を強めています。

 アメリカ政府は北朝鮮に対して、当面は外交と制裁による圧力を強め続ける方針で、核・ミサイル開発の資金源を絶つために北朝鮮と取引する中国企業などに対して、新たな制裁を検討しています。(30日11:38)

4606チバQ:2017/08/01(火) 18:28:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080100126&amp;g=int
ホワイトハウス広報部長も更迭=起用から10日、新補佐官就任に合わせ-米

米ホワイトハウス広報部長の辞任が発表されたアンソニー・スカラムチ氏=7月21日、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米ホワイトハウスは31日、スカラムチ広報部長が辞任すると発表した。同日就任したケリー大統領首席補佐官が「白紙の状態から自身のチームを組めるようにする」ためという。ホワイトハウスでは、スカラムチ氏と対立した高官が相次いで辞任するなど混乱が続いており、新体制発足に合わせた事実上の更迭とみられている。
 スカラムチ氏は投資会社創業者。21日に広報部長に就任したばかりだった。27日のニューヨーカー誌(電子版)によると、スカラムチ氏は同誌記者との電話で、対立関係にあったプリーバス前首席補佐官を「偏執狂だ」などと口汚く批判。プリーバス氏は翌28日、事実上更迭された。
 サンダース大統領報道官は記者会見で、「大統領はスカラムチ氏の発言が不適切だと感じ、ケリー氏の負担にならないことを望んだ」と述べ、辞任がトランプ氏の意向であることを示唆した。(2017/08/01-11:59)

4607とはずがたり:2017/08/01(火) 22:24:29
めちゃくちゃだ

トランプ氏、広報部長を解任 指名から10日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000001-jij_afp-int
8/1(火) 4:29配信 AFP=時事

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は31日、10日前にホワイトハウス(White House)広報部長に起用したばかりのアンソニー・スカラムッチ(Anthony Scaramucci)氏を解任した。

 スカラムッチ氏はラインス・プリーバス(Reince Priebus)前大統領首席補佐官やスティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問に対する辛らつな批判を展開し、物議を醸していた。プリーバス氏は先週、大統領首席補佐官を退任している。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は、スカラムッチ氏の解任は31日に就任したジョン・ケリー(John Kelly)新大統領首席補佐官の意向に基づいたものだったと報じている。ケリー氏は、ホワイトハウスで続く混乱を収束させるべく、トランプ大統領によってプリーバス氏の後任に任命された。

 ホワイトハウスは「スカラムッチ氏は、ジョン・ケリー大統領首席補佐官には白紙の状態から自身のチームを作ってもらうことが最善だと感じた。われわれはスカラムッチ氏の健闘を祈っている」との簡潔な声明を出した。【翻訳編集】 AFPBB News

4608チバQ:2017/08/02(水) 20:05:13
https://mainichi.jp/articles/20170802/k00/00m/030/121000c
米国
広報部長11日で更迭 止まらぬ高官退任ドミノ

毎日新聞2017年8月1日 22時30分(最終更新 8月1日 23時08分)
 【ワシントン高本耕太】米ホワイトハウスは7月31日、スカラムチ広報部長が退任すると発表した。同日就任したケリー首席補佐官の意向を受け、トランプ氏が解任に踏み切ったとみられる。後任は未定。政策調整を担う事務方トップのケリー氏の権限を強化し、内紛と情報漏えいの続くホワイトハウスの体制立て直しを図る狙いだが、混乱に終止符を打てるか不明だ。

 「ホワイトハウスにカオス(混沌<こんとん>)は存在しない」。トランプ氏は31日朝、そうツイッターで主張。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、ケリー氏は同じ頃、ホワイトハウス幹部会議に臨み「規律」をもたらすと宣言した。

 ケリー氏は軍歴40年超の退役海兵隊大将。その軍隊式規律による厳格な組織運営でホワイトハウスに秩序をもたらすことが、トランプ氏の狙いとされる。

 スカラムチ氏は7月26日、米誌ニューヨーカーの記者との電話で、プリーバス首席補佐官(当時)は「被害妄想癖がある」、バノン首席戦略官は「大統領の力を借りて名を上げようとしている」と批判した。ケリー氏は、スカラムチ氏のこうした発言が混乱や対立をもたらすとトランプ氏に解任を進言した模様だ。

 21日の就任発表時の声明はスカラムチ氏が「大統領に直接報告する」と明記。ケリー氏は指揮系統の掌握でもスカラムチ氏が阻害要因になると判断したとみられる。サンダース大統領報道官は31日「ケリー氏に全権限が与えられる」と述べ、ホワイトハウス内のすべての政策案件がケリー氏を通じ大統領に報告されるとの考えを示した。

 だが、バノン氏やトランプ氏の娘婿クシュナー大統領上級顧問は大統領執務室に自由に出入りし独立した立場で政策を進言してきた。ケリー氏の指揮下で一体的な政策遂行が進められるかが今後の焦点だ。

 ケリー氏がトランプ氏と衝突する可能性もある。CNNテレビによると、トランプ氏が5月に連邦捜査局(FBI)のコミー長官(当時)を解任した際、コミー氏と連携関係にあった国土安全保障長官のケリー氏が強く反発。コミー氏に電話し自らも辞任する考えを伝えていたという。

 政権発足半年あまりで高官の「退任ドミノ」に歯止めがかからない異常事態だが、トランプ氏は31日夕、「今日は素晴らしい一日だった」とツイートし、楽観姿勢を演出した。

4609チバQ:2017/08/02(水) 20:37:55
http://www.sankei.com/world/news/170801/wor1708010035-n1.html
2017.8.1 19:39
【トランプ政権】
足元固まらぬ「劇場型人事」 スカラムチ氏更迭でまた失点
【ワシントン=加納宏幸】今年1月にトランプ米政権が発足してから半年あまり、ホワイトハウスではスタッフ同士の内紛やロシアの米大統領選干渉疑惑に関する情報漏洩(ろうえい)が相次いだ。加えて政権幹部の辞任や解任で足元が固まらず政権は失点続き。トランプ大統領は、退役海兵隊大将で国土安全保障長官も務めたケリー大統領首席補佐官の起用で、指揮系統の一本化を通じた政権立て直しに踏み出した。

 トランプ氏は7月31日、ケリー氏の就任宣誓式で「首席補佐官として、間違いなく目を見張るような仕事をするはずだ」と期待を示した。そのケリー氏が最初に手がけたのがスカラムチ広報部長の解任だった。

 サンダース大統領報道官によると、スカラムチ氏はトランプ氏に直接報告する権限を持っていたが、今後はホワイトハウス内の全案件がケリー氏を通じて報告される。ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)はケリー氏が31日、これまでホワイトハウスに欠けていた「秩序と規律」をホワイトハウスにもたらすと職員に訓示したと伝えた。

「お前はクビだ」という決めぜりふでトランプ氏を有名にした人気リアリティー番組さながらに更迭を繰り返す手法は疑心暗鬼を生み、スタッフ同士がメディアを通じて批判し合う内情は秩序と規律からはほど遠かった。トランプ氏もロシア疑惑を捜査した前連邦捜査局(FBI)長官のコミー氏を解任。セッションズ司法長官を批判した。

 同紙によると、トランプ氏はスカラムチ氏の激しい発言に満足だったが、ケリー氏や当初はスカラムチ氏を後押ししたトランプ氏の長女イバンカ、娘婿クシュナー両氏から政治的な重荷になると説得され、辞任させることを受け入れた。

 トランプ氏自身が劇場型の人事手法を止められるかが政権を安定軌道に乗せられるかのカギを握る。

4610とはずがたり:2017/08/03(木) 12:13:58

米、国境税導入見送りを決定 法人減税が焦点に
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000006-reut-bus_all
7/28(金) 4:45配信 ロイター

[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米政権と与党共和党の指導部は27日、税制改革の一環として検討されていた国境税の導入を見送る決定をしたと発表した。

国境税は、海外で生産した製品を米国に輸入して販売する企業の税負担を重くする目的があり、下院共和党の指導部が導入を訴えてきた。

これに反対するトヨタ<7203.T>などの自動車メーカーや、ターゲット<TGT.N>、ベスト・バイ<BBY.N>、オートゾーン<AZO.N>などの小売大手は導入阻止を狙い積極的なロビー活動を行ってきた。

ムニューシン財務長官やゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長、ライアン下院議長を含む米政権と議会共和党の指導部6人(ビッグシックス)は共同声明を発表し、「国境調整による成長押し上げ効果について討議したが、多くの未知数が存在することを踏まえ、税制改革を進展させるために国境税の導入を棚上げする決定に至った」と説明した。

税制改革の焦点となっている法人税率については、可能な限り低い水準に設定したいとしつつも、合意に達したかどうかについては明らかにしなかった。ロビイストらは、共和党内で引き続き法人税率を巡る意見対立があるようだと指摘した。

ただ、異論の多い国境税を棚上げにすることで、税制改革を巡る協議が進展し、議会通過に道を開く可能性がある。一方で、税制改革法案に抜本策が盛り込まれず、単なる減税措置に落ち着く公算が強まった。

国境税などのあらたな財源なしには、財政中立的で恒久的な税制改革を達成することは難しくなる。

共同声明はまた、企業にさらなる損金の算入、あるいは設備投資の即時償却を認めることや、海外利益の本国送還(レパトリ)に対する税率を35%から引き下げることに引き続きコミットしているとしたが、詳細には踏み込まなかった。

個人所得税についても、「米国の家計への税軽減を改革の中心に据えるべきという点で見解が一致している」としたが、具体的な目標は掲げなかった。

4611とはずがたり:2017/08/03(木) 18:57:58

プライドだけは高い元工場労働者の失業中の白人に,此迄移民が担ってきた低技能・低賃金労働させようと云ふ政策である。

永住権発給の半減提案=「高技能」「英語」を優先―米大統領
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00000021-jij-n_ame
8/3(木) 8:36配信 時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は2日、永住権(グリーンカード)発給数の削減を柱とする移民制度改革案を発表した。

 従来の抽選制度を廃止し、高度技能を持ち米経済に貢献できる申請者を優先。発給数をこれまでの年100万件程度から、最終的に50万件程度に削減する。

 低賃金の移民労働者が米国人の雇用や賃金に悪影響をもたらしているとの認識に基づき、外国人労働者への規制を強める試みだ。トランプ氏は記者団に、永住権発給では「英語を話し、自身や家族を養うことができ、米国経済に貢献する技能を持つ申請者を優先させる」と強調した。

4612とはずがたり:2017/08/03(木) 22:17:23

トランプ大統領の支持率33%=就任以来最低―米大調査
時事通信社 2017年8月3日 12時34分 (2017年8月3日 22時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170803/Jiji_20170803X104.html

 【ワシントン時事】米キニピアック大が2日発表した世論調査結果によると、トランプ大統領の最新の支持率は33%となり、同大調査として就任以来最低の結果となった。不支持率は61%で過去最高だった。
 調査では54%が「トランプ氏が大統領で恥ずかしい」と回答。62%が「トランプ氏は正直ではない」と答えた。一方、与党共和党の支持者に限れば、支持率は76%に達した。
 同大は「日々明らかになる醜聞や不手際が悪い結果につながる波を起こした」と指摘。ホワイトハウスでの首席補佐官や広報部長の更迭など人事上の混乱が支持率に響いたとの見方を示した。
 調査は7月27日から8月1日に全米1125人に対し電話で実施した。

4613チバQ:2017/08/04(金) 15:22:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000048-reut-n_ame
米ウェストバージニア州知事が共和党に移籍、トランプ氏集会で発表
8/4(金) 13:34配信 ロイター
米ウェストバージニア州知事が共和党に移籍、トランプ氏集会で発表
 8月3日、米ウェストバージニア州のジャスティス知事(写真右)は、トランプ大統領(写真左)が当地で開いた集会の場で、民主党から共和党に移籍すると発表した。写真はウェストバージニア州で撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria)
[ハンティントン(米ウェストバージニア州) 3日 ロイター] - 米ウェストバージニア州のジャスティス知事は3日夜、トランプ大統領が当地で開いた集会の場で、民主党から共和党に移籍すると発表した。

知事は聴衆を前に「民主党知事として州民の役に立つことはもはやできない」と述べ、「明日をもって共和党に籍を移す」と表明した。

ジャスティス氏は農業・石炭業界の実業家で、初出馬した昨年11月の選挙で民主党知事として当選した。2015年までは共和党員だった。

トランプ大統領は11月の大統領選で、ウェストバージニア州にとって重要な産業である石炭業界の雇用回復を約束し、同州を制した。

ジャスティス知事は過去数週間にホワイトハウスでトランプ大統領と2回面会し、石炭・製造業の支援策について提案を行ったことを明らかにした。

トランプ大統領はジャスティス氏の移籍に歓迎の意を表した。

4614とはずがたり:2017/08/05(土) 07:39:57
カナダで移民流入に拍車、五輪スタジアムも開放 米政策の余波
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00010004-afpbbnewsv-int
8/4(金) 10:00配信 AFPBB News

(c)AFPBB News
【8月4日 AFP】カナダで難民認定を求めて流入する移民らが急増し、当局が緊急の受け入れ施設の確保に追われている。2日には東部ケベック(Quebec)州モントリオール(Montreal)にある五輪スタジアムも開放した。大半はハイチ人で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)政権によるビザ(査証)発給厳格化の余波とみられる。

「これは大きな危機だ。制度上、これほど大量の移民流入への対応は想定されていない」。カナダの税関・移民労働組合(Customs and Immigration Union)のジャンピエール・フォルタン(Jean-Pierre Fortin)委員長は最近の流入数の増加に警鐘を鳴らす。

 フォルタン氏によると、ケベック州ラコール(Lacolle)の国境検問所近くでは1日、500人近くの難民認定希望者が国境を越えた。およそ9割がハイチ人とみられるという。

 カナダでは過去数か月、難民認定を求めて入国する移民らが増加。モントリオールのデニス・コデール(Denis Coderre)市長によると、7月に米国との陸上国境をまたいでカナダ南部に入った移民は2500人に上る。

 当局は移民らを大学の寮やホテルなどに受け入れているが、追いついていない。2日には新たに1976年のモントリオール夏季五輪のメイン会場となったオリンピックスタジアムを開放し、通路に数十台の簡易ベッドを設置。子ども数人を含む第1陣約40人がバスで到着した。

 コデール市長は「モントリオール市はハイチ難民を歓迎する。私たちの全面的な協力を頼りにしてもらっていい」と表明。現在の流入については「ドナルド・トランプ氏の移民政策の結果」との見方を示し、モントリオールは「聖域都市」だとも述べている。

 トランプ大統領が就任して以来、米国から国境を越えてカナダに入る難民認定希望者が相次いでいるが、その数は過去1週間に急増した。ハイチ人の難民認定申請者の急増は、ハイチ人6万人近くが今年1月に取得した米国の短期滞在ビザの期限が切れることに関連しているとみられる。

 米国土安全保障省は、2010年に大地震に見舞われたハイチ人らにビザ失効後も米国内で就労できる資格を与えているが、NGOなどが1年半の延長を求めていたのに対し、半年の延長しか認めなかった。(c)AFPBB News

4615とはずがたり:2017/08/05(土) 09:55:35

米特別検察官が大陪審招集 ロシア疑惑捜査、訴追判断へ進展
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000004-jij_afp-int
8/4(金) 8:47配信 AFP=時事

【AFP=時事】(更新、写真追加)ロシア政府の米大統領選干渉疑惑を捜査しているロバート・モラー(Robert Mueller)特別検察官が大陪審を招集したことが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が3日報じた。刑事訴追するかどうかの判断に向けて重要な進展があったことになる。

 同紙が匿名の関係者2人の話として伝えたところによると、大陪審は首都ワシントン(Washington D.C.)で数週間前に作業を開始したという。

 大陪審の招集は、モラー氏が指揮する捜査が加速して新たな段階に入ったことを示す。この捜査では、昨年の米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏陣営が自らを有利にするためロシアと結託した疑惑などを調べている。

 大陪審が設置されると、モラー氏は証拠文書の提出や証人喚問、起訴状の発行などを求めることが可能となる。

 国家安全保障を専門とする弁護士、ブラッドリー・モス(Bradley Moss)氏はAFPの取材に、捜査を通じて、少なくとも1件の刑事条項違反について検討の必要性があると思わせるだけの証拠が見つかっていなければ、大陪審の招集はないと指摘。今回の措置は「重大な進展」だとの見解を示した。

 トランプ氏はロシアとの共謀を繰り返し否定し、自分は政治的「魔女狩り」の犠牲者だと主張してきた。

 同氏は3日、WSJの報道後にウェストバージニア(West Virginia)州で開いた集会で、ロシア疑惑は「完全なでっち上げだ。(民主党による)米政治史上最大の敗北の言い訳にすぎない」と改めて反発した。【翻訳編集】 AFPBB News

4616とはずがたり:2017/08/05(土) 13:34:17

壁問題の発言自粛を トランプ氏、墨大統領に圧力 電話記録公開
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000000-jij_afp-int
8/4(金) 4:34配信 AFP=時事

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が1月27日に行ったエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)メキシコ大統領との電話会談で、自身の公約である両国国境上の壁建設に関し、メキシコは費用を払わないと公の場で発言することをやめるよう圧力をかけていたことが分かった。米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が3日、報じた。

 同紙が入手した会談の発言記録によると、トランプ氏はペニャニエト氏に対し、「それをマスコミに言ってはいけない」と伝えたほか、「私はメキシコに壁の費用を払わせなければならない。そのことは2年間言い続けている」と述べた。

 また、ペニャニエト氏にとって壁建設が内政面で難しい問題であることに理解を示しつつ、費用を調達するための「方程式」を打ち出すことは可能だとの見解を示した。

 ペニャニエト氏は、壁問題は「メキシコの尊厳に関わり、わが国の威信に行き着く」ものだと反論する一方、「壁を話題にするのをやめる」ことと「この問題の独創的な解決策を模索する」ことに同意した。【翻訳編集】 AFPBB News

4617とはずがたり:2017/08/06(日) 15:43:44
トランプタワー、家賃高すぎ…警護の米SS退去
08月05日 14:50読売新聞
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20170805-567-OYT1T50032
トランプタワー、家賃高すぎ…警護の米SS退去
トランプタワー(奥)の周辺の路上に並ぶ警備用のトレーラーハウス(ニューヨーク・マンハッタンで)=吉池亮撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)
 【ニューヨーク=吉池亮】トランプ米大統領の自宅があるニューヨーク・マンハッタンの「トランプタワー」を警護する米シークレットサービス(SS)が、高額な家賃を負担できず同タワー内の拠点を撤去したことがわかった。

 SSは「警備の詳細は公表できない」としているが、ワシントン・ポスト紙などは、警護官たちが超高級マンション前の通りに設置された仮設のトレーラーハウスへの引っ越しを余儀なくされたと報じた。

 トランプ氏は大統領就任を機にワシントンのホワイトハウスに転居した。同タワーに残っていたメラニア夫人と末息子のバロン君も6月に合流したが、大統領関連施設の警護を義務付けられているSSは、引き続き階下の部屋を拠点に警備を続けていた。

4618チバQ:2017/08/06(日) 17:52:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000085-san-n_ame
米、移民10年で半減 改革法案 トランプ氏「雇用圧迫解消」
8/4(金) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=小雲規生】トランプ米大統領は2日、移民制度改革法案をホワイトハウスで発表した。米国が受け入れる低賃金移民を10年で半減させ、米国内の賃上げを目指す。これに対し、単純労働を移民に頼る農業や観光業への影響を懸念する声が出ている。

 トランプ氏は「法案は貧困を減らし、賃金を引き上げ、何十億ドルもの税金を節約できる内容だ」と強調した。発表には提案者である共和党のコットン、パーデュー両上院議員が同席した。

 法案は永住権(グリーンカード)発行に際して、教育水準や英語の能力、高い給与の勤務先が確定しているかどうかなどを考慮する「メリット・ベース」の制度導入が柱。米国民や永住者との血縁関係を理由に永住権を発行する場合も認可基準を厳格にする。

 米国は現在、年間100万人程度に永住権を発行。法案が成立すれば1年目の段階で発行数は約64万人まで急落。10年目には約54万人にまで減少する見通し。

 トランプ氏らが移民抑制を目指すのは、低賃金の移民労働者が米国内の賃金、雇用を圧迫しているとの認識があるからだ。ホワイトハウスによると、高い技能を持つ移民は全体の7%程度。多くは単純労働者であり、賃金水準の引き下げ要因を生むほか、生活保護に頼る傾向もあるという。

 ただ、移民は労働力として米国経済に深く浸透している。共和党のグラム上院議員は2日の声明で、「ホテルやレストラン、ゴルフコース、農家などから、事業が危機にさらされるとの声が出るだろう」と懸念を示した。

4619チバQ:2017/08/07(月) 20:25:02
https://mainichi.jp/articles/20170807/k00/00e/030/140000c
米国
ペンス氏、大統領選出馬を否定 報道に反論

毎日新聞2017年8月7日 09時38分(最終更新 8月7日 09時38分)
 ペンス米副大統領は6日、ペンス氏が2020年の次期大統領選への出馬をうかがっているとした米紙ニューヨーク・タイムズの記事を「完全な誤り」と否定する声明を出し、「政権を分断しようとする試みだ」と非難した。

 一部の与党共和党支持層の間では、大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」への対応などで批判を浴びるトランプ大統領の政権運営を不安視し、「ペンス大統領」待望論も浮上している。ペンス氏は火消しを図った形だ。(共同)

4620とはずがたり:2017/08/08(火) 07:07:33

米シカゴがトランプ政権提訴へ、聖域都市への補助金停止方針巡り
ロイター 2017年8月7日 09時54分 (2017年8月7日 14時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170807/Reuters_newsml_KBN1AN02E.html

[シカゴ/ニューヨーク 6日 ロイター] - 米シカゴのエマニュエル市長は6日、トランプ米政権が不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」を対象に治安関連の補助金交付を停止すると警告していることを巡り、訴訟を提起すると表明した。
セッションズ米司法長官は先月下旬、移民当局が各地の地元刑務所に無制限に立ち入る権利を各都市が認めなければ補助金を停止すると発表した。
民主党のエマニュエル市長は記者会見で「シカゴは住民の基本的な権利を侵害するようなことはしないし、移民に寛容な都市としての地位を放棄しない」と述べた。訴訟の目的はトランプ政権に補助金停止の前例を作らせないためだとした。

4621チバQ:2017/08/08(火) 20:51:42
https://mainichi.jp/articles/20170809/k00/00m/030/034000c
トランプ大統領

これが「本物のニュース」FBで放送開始

毎日新聞2017年8月8日 18時40分(最終更新 8月8日 18時47分)
早くも「北朝鮮で見るようなプロパガンダ」の批判の声も
 【ニューヨーク國枝すみれ】トランプ米大統領は、自身のフェイスブックで「本物のニュース」と銘打った放送を開始した。政権に批判的な主要メディアを「フェイク(偽)ニュース」などと罵倒してきた大統領が、自分で完全に内容をコントロールできる放送を始めた形で、「北朝鮮で見るようなプロパガンダ」(CNN)などと、早くも批判の声が上がっている。

 トランプニュースは「ニューヨークのトランプタワーから本物のニュースを届ける」との趣向。

 先月30日に投稿された最初の「番組」では、大統領の義理の娘であるララ・トランプ氏が、大統領が過去3カ月分の月給を教育省に寄付したと発表し、「自分より米国を優先している」と持ち上げた。

 6日には、元CNNのコメンテーターで現在は共和党全国委員会報道担当の女性がアナウンサー役で登場し、「トランプ政権が始動してから100万人の仕事を創出し、失業率は16年間で最も低い」などと政権の経済政策を絶賛した。

 ワシントン・ポスト紙は、放送内容に間違いがあることも指摘し、「本物のニュースというより、本物のプロパガンダだ」と批判した。

4622チバQ:2017/08/08(火) 21:02:53
http://www.sankei.com/world/news/170808/wor1708080021-n1.html
2017.8.8 10:43
【トランプ政権】
シカゴ市が連邦政府を提訴、聖域都市の補助金停止措置めぐり
 【ニューヨーク=上塚真由】米中西部のイリノイ州シカゴ市は7日、トランプ米政権が、不法移民に寛容な「聖域都市」を狙い、政権の方針に従わなければ補助金の交付を停止するとした措置は憲法違反にあたるとして、措置の差し止めを求めて提訴した。ロイター通信が報じた。

 ジェフ・セッションズ米司法長官は7月末、各自治体に対し、連邦政府の治安当局者が各地の刑務所に無制限に立ち入る権利を認めなければ、治安対策の補助金を停止すると発表。また、地方当局が不法移民を釈放する際は48時間前までに連邦政府の治安当局に通知することが、補助金受け取りの条件とした。

 リベラルな「聖域都市」として知られるシカゴのラーム・エマニュエル市長(民主党)は6日、「シカゴは移民に寛容な都市としての地位を放棄しない」と述べ、提訴する意向を表明していた。米メディアによると、シカゴは昨年、230万ドル(約2億5千万円)の治安対策の補助金を受け取った。

 提訴を受け、セッションズ氏はシカゴの対応を「外国人の犯罪者を守る措置だ」と非難。犯罪が増加しているシカゴの治安が一層悪化するだろうと指摘した。

4623チバQ:2017/08/09(水) 21:46:19
http://www.sankei.com/world/news/170809/wor1708090059-n1.html
2017.8.9 21:18
【難民・移民特集】
米国 トランプ政策が生んだ悲劇
 テロ対策を名目に難民に厳しい態度で臨むトランプ米大統領。全ての国からの難民の受け入れを120日間禁じた大統領令は連邦最高裁で容認され、受け入れは凍結されたままだ。家族が離ればなれになるケースが出てくるなど、難民らはトランプ氏の強硬姿勢に翻弄されている。

 「トランプ氏は米国の難民政策を根本から変えてしまった。難民家族に多くの悲劇が生まれている」。ミシガン州に住むシリア北部アレッポ出身のシャディ・マルティニさん(45)はこう嘆いた。マルティニさんは5年前に米国に移住し難民支援団体で働くが、トランプ政権発足後、相談が相次いでいるという。

 あるシリア難民の家族は、両親と子供2人が昨年ミシガン州に移住。成人した長女だけは両親とは別に難民申請していたため大統領令で手続きが止まり、トルコで今も足止めを食らっている。米国の永住権を持たない両親は娘に会いに行くこともできないという。

 トランプ氏は、難民の受け入れ数を年最大5万人とすることも表明。オバマ前大統領が昨年9月に掲げた「11万人」の半分以下に削減するとしている。「一番の問題はトランプ氏の難民政策が不確実なことだ。次に何が起きるのか。難民は日増しに不安を募らせている」(マルティニさん)。

 ニュージャージー州に住むシリア人の30代の女性は、アレッポ西部に住む家族を米国に呼び寄せたいというが、「審査がいま以上厳しくなるのかと思うと憂鬱だ」と吐露。「トランプ氏になって、米国に対する希望が持てなくなってしまった」と話した。(ニューヨーク 上塚真由)

4624チバQ:2017/08/13(日) 15:08:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170813-00010001-afpbbnewsv-int
米で白人主義者らと反対派が衝突、車突入などで3人死亡 35人負傷
8/13(日) 8:46配信 AFPBB News

(c)AFPBB News
【8月13日 AFP】米南部バージニア(Virginia)州シャーロッツビル(Charlottesville)で12日、デモのため集まった白人至上主義者らと反対派が激しく衝突し、人だかりに車が突入して1人が死亡、19人が負傷した。

 これ以外にデモに関連したけんかなどで16人が負傷した他、上空からデモ対応の支援に当たっていたバージニア州警察のヘリコプターがシャーロッツビル近くの森に墜落して乗っていた警察官とパイロットの計2人が死亡した。警察が墜落の原因を調べているが、現在のところヘリに対する妨害などはなかったとみられている。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領はツイッター(Twitter)で「今日亡くなったバージニア州警察の職員の家族と同僚に深い哀悼の意」を表した。

 車突入の目撃者によると車は反対派の人々に向かって突入した。警察は運転していた男の身柄を拘束し、殺人事件として捜査している。警察によると、車が交差点に突入してきた時に道路を横断していた32歳の女性が死亡した。

 右派系デモ「ユナイト・ザ・ライト・ラリー(Unite the Right Rally)」の参加者と、それに反対する人々が集まり、すぐ騒動に発展したという。現場にいたAFPの記者によると、デモ開始予定時刻の正午(日本時間13日午前1時)の前から、デモ参加者らは殴り合ったり、瓶を投げたりしていた。民兵の制服を着ている人たちもいた。

 現場にはすぐに救急車が到着した。目撃者の男性はAFPに対し、突っ込んだ車は濃い色のセダンで「すごい速さで向かって来てスピードバンプ(スピード防止の段差)を飛び越え、バックして再び人々をはねた」と話し、車の突入は「故意によるもの」だと語った。

■トランプ氏、白人至上主義グループについての質問に答えず

 ニュージャージー(New Jersey)州ベッドミンスター(Bedminster)の自身が所有するゴルフリゾートで休暇を過ごしているトランプ大統領は事件を受け、「各方面に存在する憎悪、偏狭な信念、暴力」を非難し、「憎悪と分断は終わらせなければならない。今すぐに終わらせなければならない」と述べた。

 しかしトランプ氏は白人のナショナリストや白人至上主義者を批判するには至らず、これらのグループについての見解を大声で問いただす報道陣からの質問を無視した。これらのグループは昨年の大統領選でトランプ氏を支持していた。

 事件前日の11日夜にはバージニア大学(University of Virginia)のキャンパスで極右の数百人がたいまつを持ってデモ行進し、反対派との間で騒動が起きていた。

 事件に先立ちバージニア州のテリー・マコーリフ(Terry McAuliffe)知事は、デモのために集まった人々が憎悪や偏狭な信念、暴力をまき散らしているとして非常事態を宣言していた。

 マコーリフ知事は非常事態宣言の声明で、「さらなる力を借りなければ公衆の安全を守れないことが明白になった。主に州外からバージニアに集まったデモ参加者たちが州民、そしてその資産を脅かしている」と述べた。

 非常事態宣言を受けて当局は会場の公園にいた人を排除したため、12日に予定されていたデモは正式には行われなかったが、正午までに1人が逮捕されていた。(c)AFPBB News

4625チバQ:2017/08/15(火) 16:05:22
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170814k0000e030197000c.html
<米国>白人主義への抗議拡大 WHは火消しに

08月14日 11:38

白人至上主義と反対派の市民の間で起きた衝突=AP

(毎日新聞)

 米南部バージニア州シャーロッツビルで発生し死傷者を出した白人至上主義者ら極右勢力と反対派との衝突を受け、米国内各地の都市に13日、抗議デモなどが広がった。ホワイトハウスは新たに声明を出して白人至上主義者らを名指しで非難するなど、トランプ大統領の事件対応が不十分だとの批判の火消しに追われた。

 抗議デモや犠牲者の追悼集会が行われたのは北西部ワシントン州シアトルや中西部シカゴ、東部ニューヨーク市など。シアトルでは極右団体の集会付近に反対派が集まり、警官隊とのもみ合いが発生。米NBCテレビによると、暴行などの疑いで男3人が拘束され、木の棒や液体が入った風船などが押収された。

 集会にはトランプ氏支持者の極右団体メンバーら約200人が参加。公園のステージで演説中、反対派のメンバーが乱入する場面もあった。周辺の街頭に反対派約1000人が集まり公園に向かおうとしたが、警官隊が催涙スプレーを使うなどして接近を防いだ。

 ホワイトハウスは13日、報道官声明で、トランプ氏が12日にバージニア州での衝突を受けて行った暴力を非難する発言は、「白人至上主義者、(人種差別組織の)『クー・クラックス・クラン(KKK)』、ネオナチ、全ての過激派組織を含むものだ」と釈明した。トランプ氏の長女イバンカ補佐官もツイッターで白人至上主義者らを批判した。

 トランプ氏は12日の発言で白人至上主義者やネオナチに言及せず、与党・共和党議員や支持層の保守派市民もトランプ氏を批判していた。

 シャーロッツビルの衝突では、中西部オハイオ州出身のジェームズ・フィールズ容疑者(20)が群衆に自動車で突っ込み、女性1人を殺害した容疑で逮捕されたが、ロイター通信は13日、元高校教師が「(容疑者は)10代でナチスのイデオロギーに惑わされていた」と話していると報じた。

 被害者は地元法律事務所勤務のヘザー・ヘイヤーさん(32)。白人至上主義者の集会に反対するため、友人らと現場にいたという。【松井聡、ニューヨーク國枝すみれ】

4626チバQ:2017/08/15(火) 18:08:53
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170815X472.html
今度はバノン氏が窮地?=大統領周辺で更迭論強まる―米紙

14:10

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は14日、トランプ大統領の周辺でバノン首席戦略官・上級顧問の更迭を求める声が強まり、大統領の最側近の一人と一時目されたバノン氏が窮地に立たされていると報じた。

 タイムズ紙によると、大統領は4日に夏休みに入る前、メディア王マードック氏をホワイトハウスでの夕食会に招待。マードック氏はその席でバノン氏の更迭を主張した。大統領はほとんど反論せず、バノン氏への不満をぶちまけたという。

4627チバQ:2017/08/15(火) 18:20:10
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1708080036.html
【トランプ政権】アメリカ国民の目は早くも20年米大統領選に トランプ氏「支持基盤は過去最大」と強調

08月08日 19:14

 【ワシントン=加納宏幸】2020年米大統領選でトランプ大統領の再選がないと見越し、ペンス副大統領周辺が出馬準備を進めていると米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。ペンス氏は声明で「フェイク(偽)ニュース」と全否定し、トランプ氏の再選に協力すると表明した。大統領選は通常、中間選挙(次回は18年11月)後に動きが本格化するが、気の早い大統領選報道の背景にはトランプ氏の支持率低迷や政権内部の混乱がありそうだ。

 トランプ氏は「米国を偉大にし続けよう」を旗印に再選を目指す考えだが、同紙は「75人以上の共和党員」の話として、同党内でトランプ氏に代わる人物を探る動きがあると報道。その一つとして、ペンス氏の複数の顧問が同党の大口献金者に対し、トランプ氏が再選を断念した場合にペンス氏が出馬する計画があると伝達したと報じた。

 同紙は大統領予備選・党員集会の緒戦州アイオワ、ニューハンプシャーを訪れるなどしたコットン、サス両上院議員、16年の指名争いで最後までトランプ氏に食らいついたケーシック・オハイオ州知事の名も挙げた。ヘイリー国連大使への期待もあるとした。

 一方、民主党では7月末、メリーランド州選出のジョン・ディレイニー下院議員が二大政党では最初に出馬を正式表明し、CMも制作。オバマ前政権のバイデン前副大統領、16年の同党候補指名争いでクリントン元国務長官に敗れたサンダース上院議員の立候補も取り沙汰されている。

 米メディアは20年大統領選に向けた動きについて、ロシア疑惑をめぐる混乱やオバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)改廃の頓挫、トランプ氏勝利の原動力となった白人中間層の「トランプ離れ」と結びつける形で報じている。

 米クイニピアック大学の世論調査(7月27日��8月1日実施)でトランプ氏の支持率は33%で、白人中間層と重なる高卒までの白人層で不支持(50%)が支持(43%)を上回り、2カ月前の調査から逆転した。

 ただ、共和党支持層ではトランプ氏がなお76%の支持を得ているのは確か。トランプ氏は7日のツイッターで米株価が最高値を更新しているなどの実績を挙げ、「フェイクニュース(メディア)のいんちき世論調査にも関わらず、トランプ政権の支持基盤はかつてないほど大きく、強くなっている」と強調した。

4628チバQ:2017/08/16(水) 19:52:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1708160044.html
【トランプ政権】トランプ氏が推す候補が2位 影響力にかげり? 上院アラバマ州共和党予備選で
19:04産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米南部アラバマ州で15日、セッションズ司法長官の上院議員辞任に伴う補欠選挙の共和党予備選が実施され、トランプ大統領が推すルーサー・ストレンジ上院議員(暫定的に指名)がロイ・ムーア元同州最高裁判事に次ぐ2位となった。トランプ氏は自動音声電話でストレンジ氏への投票を呼びかけていた。

 昨年11月の大統領選でトランプ氏は同州で62%の支持を得て圧勝しており、米メディアは政権の混乱が続く中でトランプ氏の影響力にかげりが出たと伝えた。同性婚に反対し、宗教保守派からの支持を受けるムーア氏は「ワシントンを変える」と訴えてきた。

 CNNテレビによるとムーア、ストレンジ両氏の得票はいずれも規定の50%に届かず、9月26日の決選投票に臨むことになった。勝者は12月12日に民主党候補と本選を戦う。

4629チバQ:2017/08/16(水) 20:08:50
http://www.sankei.com/world/news/170816/wor1708160047-n1.html
2017.8.16 19:09
【白人至上主義衝突】
米産業界、次々とトランプ氏にそっぽ 助言機関からの辞任相次ぐ メルク・インテル・最大労組も
【ニューヨーク=上塚真由】トランプ米大統領の人種差別問題への対応に反発し、米産業界でトランプ氏から離れる動きが加速している。これまでに米大手企業首脳ら5人がトランプ氏の助言機関、米製造業評議会のメンバーを辞任すると表明した。

 トランプ氏は15日の記者会見で、「彼らは海外で製品を作っているので気まずくて辞めるのだろう」と辞任表明した首脳らを批判。これに先立ち、ツイッターで「代わりはたくさんいる。目立ちたがり屋は続けるべきではなかったのだ」と投稿した。

 最初に辞任を表明したのは、米製薬大手メルクの最高経営責任者(CEO)で黒人のケネス・フレージャー氏。これを受け、トランプ氏はツイッターで「彼は、ぼったくりの薬品の値段を下げる時間がもっとできるだろう!」と批判し、懸念がさらに広がった。

 その後、14日にスポーツ用品大手アンダーアーマーのケビン・プランクCEO、半導体大手インテルのブライアン・クルザニッチCEOが辞任を表明。15日にはメーカーなどでつくる米製造業同盟(AAM)のスコット・ポール会長と、全米最大の労働団体である米労働総同盟産別会議(AFL・CIO)のリチャード・トラムカ議長が辞任すると明らかにした。トラムカ氏は15日のトランプ氏の会見を受けて辞任を決めたといい、「偏見や、国内のテロリズムを容認する大統領の評議会の一員でいることはできない」との声明を発表した。

4630チバQ:2017/08/16(水) 20:10:23
https://mainichi.jp/articles/20170816/k00/00e/030/239000c
トランプ大統領

衝突事件「双方に非」…差別主義を擁護か

毎日新聞2017年8月16日 11時40分(最終更新 8月16日 18時02分)
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は15日、南部バージニア州で発生した白人至上主義者らと反対派が衝突した事件に関し「一方に悪い人間がいたが、もう片方には非常に暴力的な集団もいた。誰も口にしたくないことだが私は言う」と言及し、「双方に非がある」との見解を示した。事件発生直後に続く差別主義者擁護ともとれる発言で、各界からの反発は必至だ。

 ニューヨークのトランプタワーでインフラ整備に関する発表に臨んだ後、記者団の質問に答えた。

 トランプ氏は極右思想オルト・ライトを念頭に「(デモ活動の)許可もなく突っ込んできたオルト・レフトはどうなのか」などと繰り返した。反対派の中には武器を持ち込んだり、暴力を使ったりした参加者もいたことを指摘したものだが、トランプ氏はネオナチ側の参加者には「非常に良い人々もいた」とも語った。

 事件の発端となった、南北戦争で奴隷制を支持する南部連合を率いたリー将軍の銅像撤去計画については「銅像が置かれた自治体などの判断だ」とする一方、「奴隷所有者だったワシントンやジェファーソンの銅像も撤去するのか」と、建国の父とされる大統領の名を列挙し疑問を呈した。

 米メディアによると、ホワイトハウスは大統領による質疑を予定しておらず、トランプ氏の答弁は用意されたものではなかった。トランプ氏の発言を受けて、秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の元最高指導者、デービッド・デューク氏はツイッターに「大統領の正直さと勇気に感謝する」と投稿した。

 トランプ氏は事件発生当日の12日、声明で白人至上主義やネオナチ、KKKを明確に否定しなかったことで厳しい批判を浴び、14日により厳しい声明の発表に追い込まれている。

4631チバQ:2017/08/17(木) 14:46:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-00000001-jij_afp-int
オバマ氏ツイートに史上最多の「いいね」 白人集会衝突受け投稿
8/17(木) 5:49配信 AFP=時事
オバマ氏ツイートに史上最多の「いいね」 白人集会衝突受け投稿
南アフリカのヨハネスブルクで行われた故ネルソン・マンデラ大統領の追悼式で演説するバラク・オバマ米大統領(当時、2013年12月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米バージニア(Virginia)州シャーロッツビル(Charlottesville)で白人至上主義者らが反対派と衝突し死傷者が出た事件を受け、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が行ったツイッター(Twitter)投稿が、史上最も多くの「いいね」を集めたツイートになった。同サイトが16日、明らかにした。

動画:米で白人主義者らと反対派が衝突、車突入の瞬間

 米国初の黒人大統領であるオバマ氏は事件翌日の13日に行った投稿で、南アフリカの元大統領で同国の反アパルトヘイト(人種隔離政策)運動を象徴する故ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)氏の言葉を引用し、「生まれたときから肌の色や出自、信仰の違いを理由に他人を憎む人などいない」と書き込んだ。

 ツイートには、黒人の女の子と金髪の男の子を含む4人の幼児が並ぶ窓を同氏が見上げる場面を捉えた写真が添えられた。このツイートはグリニッジ標準時(GMT)16日午後1時(日本時間同日午後10時)現在、320万件の「いいね」を集め、リツイート数も130万回となっている。

 オバマ氏は今回の事件について、マンデラ氏の引用以外のコメントは出していない。13日にはさらに写真のないツイート2件も書き込み、それぞれ100万以上の「いいね」を集めている。

 これら2件のツイートでは「人は憎しみを習得する。憎むことを身に付けられるならば、愛することを学ぶこともできる。愛は憎しみに比べ、人の心に自然に生まれるものなのだから。─ネルソン・マンデラ」と書き込まれている。

 シャーロッツビルでは12日、南北戦争(Civil War)で南部連合(Confederate)を指揮したロバート・E・ リー(Robert E. Lee)将軍の像の撤去をめぐり集会を開いたネオナチ(Neo-Nazi)や白人至上主義者が、対抗デモを開いた人々と衝突。人種差別反対を訴えるデモ隊にナチス・ドイツ(Nazi)同調者とされる男(20)の車が突っ込み、女性1人が死亡、19人が負傷した。【翻訳編集】 AFPBB News

4632チバQ:2017/08/19(土) 14:20:20
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK8M0JBZK8LUHBI04Q.html
米政権、バノン首席戦略官を更迭 「米国第一」の推進役

10:36

ホワイトハウスでトランプ大統領の会見に姿を見せたスティーブン・バノン氏=6月1日、ワシントン、ランハム裕子撮影

(朝日新聞)

 トランプ米大統領は18日、最側近のスティーブン・バノン大統領首席戦略官を更迭した。バノン氏はトランプ氏が大統領選に勝利した立役者で、排外主義的な「米国第一」政策の推進役だったが、政権内で深刻な対立を招くなど辞任を求める声が高まっていた。プリーバス前首席補佐官などホワイトハウス幹部の辞任や解任劇が相次いでおり、政権の混乱が続いている。

 ホワイトハウスは18日、「今日がバノン氏の最後の日となることで合意した。バノン氏の貢献に感謝し、今後の幸運を祈る」との声明を出した。バノン氏と先月末に就任したばかりのケリー首席補佐官が会談し、辞任が決まったという。トランプ政権は発足から約7カ月のうちに、大統領首席補佐官、首席戦略官、国家安全保障担当補佐官という中核3ポストが全員入れ替わる異例の事態に陥った。

 米ニューヨーク・タイムズによると、バノン氏は今月7日に、トランプ氏とたもとを分かつ方が良いと判断し、辞意を伝えていた。ただ、米東部バージニア州シャーロッツビルでの人種問題をめぐる衝突事件などの対応に追われ、発表が延期されていたという。

 米CNNは、バノン氏が16日付のリベラル系メディア「アメリカン・プロスペクト」(電子版)に語ったインタビューに、トランプ氏が腹を立てて解任を決断したと報じた。バノン氏はインタビューで、ホワイトハウス内で対立する幹部らの名前を挙げながら「毎日が闘いだ」と政権内の確執を暴露。さらに「我々は中国と経済戦争中だ。北朝鮮問題は余興に過ぎない。軍事的解決などあり得ない。忘れて良い」と述べ、トランプ氏が排除していない軍事的解決を否定していた。

4633とはずがたり:2017/08/19(土) 20:30:31
トランプ大統領、腹心バノン氏を更迭 米メディアが報じた3つの理由とは?
http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/18/bannon_n_17786602.html
HuffPost Japan | 執筆者: 安藤健二
投稿日: 2017年08月19日 12時41分 JST 更新: 2017年08月19日 13時11分 JST

トランプ大統領誕生の立役者だった参謀役が更迭された。

アメリカのホワイトハウスは8月18日、トランプ大統領がスティーブン・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問を同日付で解任したことを明らかにした。ロイター通信などが報じた。

ホワイトハウスのサンダース報道官は「ケリー大統領首席補佐官とバノン氏は、今日がバノン氏の最後の勤務日になることで合意した。バノン氏の務めに感謝し、幸運を祈っている」と声明を出した。

■バノン氏とは? 入国禁止令、パリ協定離脱を主導してきたタカ派

時事ドットコムによると、バノン氏は保守系ニュースサイト「ブライトバート」を率いていたが、2016年8月にトランプ氏の選対本部に入り、ヒラリー・クリントン氏が有利という前評判を覆して、トランプ氏の勝利をもたらした。この貢献から、政権スタート時から首席戦略官・上級顧問を務めてきた。

バノン氏は、一部のイスラム圏からのアメリカ入国禁止や地球温暖化防止に向けたパリ協定からの離脱といった政策を主導したとされる。

そんな重要人物がなぜ更迭されたのか。明確な理由は公表されていないが、アメリカのメディアでも複数の説が乱れ飛んでいる。

その中でも特に目を引く3つをここで紹介しよう。

01.「北朝鮮問題など忘れてしまえ」と発言 ⇒ トランプ大統領が激怒?

弾道ミサイルの発射実験に立ち会う北朝鮮の金正恩氏

バノン氏は16日付のリベラル系メディア「アメリカン・プロスペクト」が掲載したインタビューの中で「毎日が闘いだ」として、以下のように対立する陣営の名前を挙げた。

「我々はまだ戦っている。財務省とゲイリー・コーン国会議長とゴールドマン・サックスのロビー活動に対してだ」

さらにバノン氏は、トランプ大統領が軍事作戦の可能性を示唆していた北朝鮮について「軍事的解決などない。忘れてしまえ。開戦30分でソウルの1000万人が通常兵器で死亡するという難題を一部でも解決しない限りは、意味不明だ」と主張していた。

CNNによると、このインタビューにトランプ大統領が腹を立て更迭を決断したという。

02.トランプ政権内でイバンカ氏らと対立

ホワイトハウス内では大統領の長女イバンカ補佐官とクシュナー上級顧問夫妻ら、中道派との対立がたびたび伝えられていた。国益を最優先することから、国際協調を重視するマクマスター大統領補佐官とも亀裂が生じていた。

7月末に就任したケリー大統領首席補佐官は、派閥争いで混乱するホワイトハウスの立て直しを図っていた。ワシントンポストは、バノン氏更迭はケリー氏が決めたと報じた上で、以下のように書いている。

ケリー氏に近い人物は「彼はホワイトハウスでの混乱をなくすだけでなく、特定のイデオロギーに操られないようにする意向だ」と話している。

03.シャーロッツビルの衝突との関連も?

人種差別問題が関係したという説もある。

8月15日にバージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者らが開いた集会で、反人種差別派のデモ隊に乗用車が突っ込んで、1人が死亡、19人が負傷する事件が起きた。これに対してトランプ大統領が、白人至上主義者と反対派の「双方に責任があった」と主張。共和・民主両党から批判を浴びていた。

こうした中で、「白人至上主義者」と呼ばれることもあるバノン氏の更迭を求める声が、ホワイトハウス内でも高まっていたと報じられている。

4634とはずがたり:2017/08/20(日) 02:19:00
我々が勝ち取った大統領は終わり〜バノン氏
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170819-00000016-nnn-int
8/19(土) 12:16配信 日テレNEWS24

(c) Nippon News Network(NNN)
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 アメリカのホワイトハウスは18日、トランプ大統領の側近であるバノン首席戦略官の退任を発表した。事実上の更迭とみられていて、バノン氏は「我々が勝ち取った『トランプ大統領』は終わった」とコメントした。

 保守強硬派のバノン氏は一時「影の大統領」とも言われたが、一方でホワイトハウス内での対立も招いていた。こうした中、バノン氏が今週、北朝鮮問題について「余興にすぎない」などと発言をしたことに大統領が激怒し、事実上の更迭に踏み切ったと報じられている。

 バノン氏は「我々が闘い求め、勝ち取った『トランプ大統領』は終わった。別のものになっていくだろう」とコメントした。「アメリカ第一主義」のシンボルとも言える存在が政権を去ることで、支持層の離反を招く可能性もある。

4635チバQ:2017/08/20(日) 09:36:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00000094-mai-n_ame
<トランプ政権>安定を選択 ケリー氏起用が分岐点
8/19(土) 23:44配信 毎日新聞
<トランプ政権>安定を選択 ケリー氏起用が分岐点
バノン氏=AP
 米ホワイトハウスは18日、バノン首席戦略官兼上級顧問の退任を発表した。政権内の権力闘争に敗れて去る形で、米主要メディアは「事実上の解任」と伝えた。バノン氏は昨年の大統領選終盤で選対最高責任者を務め、トランプ大統領の最側近の一人だった。政権発足当初は「影の大統領」と呼ばれた実力者が去ることで、政権運営の大きな転換点になる可能性がある。政権発足から7カ月、ホワイトハウス中枢を去った側近は6人目だ。

 「解任劇」の幕開けは7月末、ケリー大統領首席補佐官(退役海兵隊大将)の就任だった。歴代の米政権は、首席補佐官が面会相手や報告内容を管理する「番頭」役を務め規律を保った。だがトランプ政権では、執務室にバノン氏や娘婿のクシュナー上級顧問、長女イバンカさんらが自由に出入りする。プリーバス前首席補佐官は、重要事項を発表後に知る事態が起き、政権は「カオス」に陥った。

 ケリー氏は、まずイバンカ夫妻らも含め、自由に執務室に出入りしないよう申し渡す。一方、国家安全保障問題担当のマクマスター大統領補佐官(現役陸軍中将)には「部下の人事は、自分の思う通りにせよ」と指示した。

 勝負がついたのは今月4日。静養先のニュージャージーでトランプ氏は夜11時前、「私とマクマスター氏は非常にうまく仕事をしている」と異例の声明を出した。バノン氏が率いてきた右翼メディア「ブライトバート」はその数日前からマクマスター氏の辞任を強く求めていた。声明は、トランプ氏が政権安定を選んだことを意味した。追い込まれた格好のバノン氏はその3日後、大統領とケリー氏に辞意を伝えたとされる。

 バノン氏は、国際協調が米国の覇権を揺るがすとの考えに立ち、「米国を再び偉大な国に」と訴えるトランプ氏に通じる。ただ、2人をつないだのは主義主張だけではない。保守強硬派の大富豪の存在があった。大統領選でトランプ氏はじめ共和党候補に2000万ドル(約22億円)以上を献金したヘッジファンド経営者ロバート・マーサー氏(71)だ。「ブライトバート」の経営も支える。

 12日に南部バージニア州での白人至上主義者と反対派の衝突で1人が死亡。白人優位的な主張の「ブライトバート」を率いてきたバノン氏にメディアの批判が集中した。バノン氏は15日に雑誌に電話をかけ、中国に融和的に傾く通商政策を批判したりしたことが17日に明らかになり、政権内部から猛反発を受けた。

 トランプ氏とバノン氏は騒ぎが拡大した先週、マーサー氏とニューヨークでそれぞれ会談した。バノン氏の退任発表が18日にずれ込んだのは、再選を見据えるトランプ氏が、バノン氏の後見人でもあるマーサー氏と調整する手続きが必要だったとの見方がある。【ワシントン会川晴之、ニューヨーク國枝すみれ】

4636チバQ:2017/08/20(日) 09:52:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00000049-san-n_ame
トランプ政権、ケリー氏中心に立て直し “元凶”は大統領自身…どう折り合い
8/20(日) 7:55配信 産経新聞
 ◆「最後の希望」

 トランプ米政権は、バノン首席戦略官兼上級顧問の退場を受け、7月末に就任したケリー大統領首席補佐官を軸に態勢の立て直しを図る。迷走するホワイトハウスの正常化に向けた「最後の希望」(米誌タイム)と目されているケリー氏にとって最大の難題は、一連の混乱を引き起こしている張本人であるトランプ大統領とどこまで良好な関係を維持できるかだ。

 ケリー氏をめぐっては、トランプ氏が「北朝鮮は炎と怒りに見舞われる」と突然発言して米朝関係を不必要な緊張に陥れたほか、南部バージニア州での白人至上主義勢力と反対派の衝突では人種差別を容認するかのような発言をしたことでトランプ氏への失望を一気に強めたとされ、辞任説が早々に浮上していた。

 しかし、ホワイトハウス内部の刷新を進める中でケリー氏と対立関係にあったバノン氏が更迭されたことで、情勢は一変したといえる。

 ケリー氏は、セバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を筆頭とする、政権に残るバノン派高官らの解任を視野に、人心の一新を果断に進める考えだ。

 ◆軍人トリオ政策立案

 トランプ政権の政策立案は今後、退役海兵隊大将のケリー氏を頂点に、外交・安全保障では現役の陸軍中将のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、退役海兵隊大将のマティス国防長官の「軍人トリオ」に加えて元大物実業家のティラーソン国務長官が担うことになる。

 シリアやアフガニスタン、北朝鮮など「対外関与」に消極的なバノン氏の退場で、政権は従来の共和党主流派がとってきたような現実路線を目指すとみられる。特に、バノン氏が「米軍の全面撤収」を主張して7月中旬の発表予定が大幅に遅れていたアフガニスタン新戦略は近日中の発表が期待される。

 北朝鮮政策に関しても、国際圧力で北朝鮮に核放棄を迫る基本方針を改めて打ち出すとみられる。

 ◆議会との折衝未知数

 ただ、ケリー氏は政治家としての経験はなく、内政上の懸案である税制改革などをめぐる議会との折衝の手腕は未知数だ。このため、下院議員や州知事を経験したペンス副大統領が議会対策で存在感を高める可能性もある。

 問題は、最終的な政策決定者であるトランプ氏が選挙公約である「米国第一」路線を転換しない限りは現実路線との衝突は早晩避けられないことだ。

 トランプ氏はまた、ケリー氏の要請を拒否する形で「ツイッターや会見の場では好きに発言する」と宣言しており、今後も「問題発言」で政権を窮地に陥れる恐れがあり、政権運営が安定するかどうかは引き続き全く見通せない状況だ。(ワシントン 黒瀬悦成)

4637チバQ:2017/08/20(日) 09:52:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00000050-san-n_ame
バノン氏、古巣の保守系サイトに復帰 「グローバリストを粉砕」
8/20(日) 7:55配信 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米政権のバノン首席戦略官兼上級顧問は、昨年の大統領選でトランプ大統領を後押しした白人中間層らの保守系運動とホワイトハウスをつなぐ結節点だった。バノン氏は辞任を受け、保守系サイト「ブライトバート・ニュース」に復帰。国益よりも国際社会との協調を重視し、政権内で主流となった「グローバリスト」との戦いを続けるとみられ、トランプ氏を悩ませそうだ。

 「私たちが戦って勝ち取ったトランプ氏の大統領職は終わった」「(メキシコ国境への)『壁』建設といった大きな問題に取り組むことは難しくなるだろう」

 バノン氏は辞任直後、保守系誌のインタビューで、自らが去った後の政権の見通しを示した。ブライトバートでホワイトハウス中枢に巣くう「民主党員」やオバマ前政権の医療保険制度改革(オバマケア)改廃を妨げる共和党との戦いを続けるとも強調した。

 ブライトバートは「今日、大衆・国家主義者運動は力を増している。トランプ氏の政策の実情に通じた会長を迎えた」とバノン氏復帰を発表した。他の保守系サイトが同氏を「大衆主義の英雄」と評していることも紹介した。

 イスラム圏からの入国一時禁止、不法移民の取り締まり強化、トランプ氏が表明した地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」からの離脱-。大統領選で選挙参謀を務めたバノン氏はトランプ氏が選挙で訴えた大衆迎合的な政策を形にした。

 トランプ氏の公約を妨げる敵に対するバノン氏のやいばは、ホワイトハウスの「グローバリスト」にも向かった。パリ協定離脱に慎重だったトランプ氏の娘婿、クシュナー上級顧問やアフガニスタンへの米軍増派を主張するマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が標的となった。

 米メディアによると、7月末に就任したケリー首席補佐官はブライトバートにマクマスター氏を批判する記事が掲載され続ける背景にバノン氏の存在があると疑い続けてきたが、16日に公表されたバノン氏のインタビューで北朝鮮に対する軍事的選択肢を否定する発言をしたことが解任の決定打になったという。

 トランプ氏にとっては、政権の重荷を下ろした形だが、ブライトバートに戻るバノン氏はインタビューで「武器は手にした。反対勢力を徹底的に粉砕してやる」と予告した。

4638チバQ:2017/08/20(日) 10:00:05
https://mainichi.jp/articles/20170819/k00/00e/030/221000c
米国
大統領特別顧問のアイカーン氏が辞任

毎日新聞2017年8月19日 08時41分(最終更新 8月19日 08時41分)

アメリカ
北米
速報
国際
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 米著名投資家カール・アイカーン氏は18日、トランプ大統領の特別顧問を辞任すると発表した。規制改革の助言役として昨年12月に起用が発表されたが、自分の投資先に優位になるよう政策を誘導するのではとの懸念が出ていた。

 アイカーン氏はトランプ氏への手紙を公表。「政権の正式な役職ではない。非公開情報に接していないし、利益を得たこともない」と自身への批判に反論し「私の役割を巡って口論が起き、政権を汚すことは望まない」と説明した。

 アイカーン氏はトランプ氏の支援者として知られ、政権の財務長官候補に挙がったこともあった。(共同

4639とはずがたり:2017/08/20(日) 11:02:15
原文はなんだ?バノンがフェイクニュースを垂れ流してる前提に見えるけえが。
>フェイクニュースは競争する必要がある

トランプ大統領 バノン氏に謝意 関係悪化回避か
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011105381_20170820.html
07:05NHKニュース&スポーツ

アメリカのトランプ大統領は解任した保守強硬派のバノン首席戦略官に対して感謝の意を示すとともに、保守系のニュースサイトに戻って発信を強めることに期待を示しました。関係が悪化し保守的な支持者が離れるのを避けたい狙いもあるものと見られます。

トランプ大統領は、アメリカ第一主義を掲げ保護主義的な貿易政策や強硬な不法移民対策などを推し進めてきたバノン首席戦略官を解任しました。

これについてトランプ大統領は19日、ツイッターで初めて触れ、「バノン氏の貢献に感謝したい。彼はクリントン氏と戦う選挙戦に加わり、すばらしかった」とたたえました。さらにバノン氏がかつて会長を務めていた保守系のニュースサイト「ブライトバート」に戻ることを踏まえ、「バノン氏はブライトバートでタフで賢い声となるだろう。フェイクニュースは競争する必要がある」と投稿し、バノン氏が今後、発信を強めることに期待を示しました。

バノン氏は解任後、「われわれが選挙で勝ち取ったトランプ政権は終わった」と述べたうえで、与党・共和党の主流派が選挙公約の実現を阻んでいると非難し、政権の針路が変わる可能性を指摘していました。このため、トランプ大統領としてはバノン氏との関係が悪化し保守的な支持者が離れるのを避けたい狙いもあるものと見られます。

4640チバQ:2017/08/20(日) 11:46:36
http://www.sankei.com/world/news/170819/wor1708190030-n1.html
2017.8.19 19:50
【トランプ政権】
バノン氏解任でケリー首席補佐官、ホワイトハウス刷新へ 「軍人トリオ」が共和党主流路線に トランプ氏の反応注目
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、バノン首席戦略官兼上級顧問の退場を受け、7月末に就任したケリー大統領首席補佐官を軸に態勢の立て直しを図る。迷走するホワイトハウスの正常化に向けた「最後の希望」(米誌タイム)と目されているケリー氏にとって最大の難題は、一連の混乱を引き起こしている張本人であるトランプ大統領とどこまで良好な関係を維持できるかだ。

 ケリー氏をめぐっては、トランプ氏が「北朝鮮は炎と怒りに見舞われる」と突然発言して米朝関係を不必要な緊張に陥れたほか、南部バージニア州での白人至上主義勢力と反対派の衝突では人種差別を容認するかのような発言をしたことでトランプ氏への失望を一気に強めたとされ、辞任説が早々に浮上していた。

 しかし、ホワイトハウス内部の刷新を進める中でケリー氏と対立関係にあったバノン氏が更迭されたことで、情勢は一変したといえる。ケリー氏は、セバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を筆頭とする、政権に残るバノン派高官らの解任を視野に、人心の一新を果断に進める考えだ。

 トランプ政権の政策立案は今後、退役海兵隊大将のケリー氏を頂点に、外交・安全保障では現役の陸軍中将のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、退役海兵隊大将のマティス国防長官の「軍人トリオ」に加えて元大物実業家のティラーソン国務長官が担うことになる。

 シリアやアフガニスタン、北朝鮮など「対外関与」に消極的なバノン氏の退場で、政権は外交・安保で従来の共和党主流派に近い「現実路線」の推進を目指す見通しだ。特に、バノン氏が「米軍の全面撤収」を主張して7月中旬の発表予定が大幅に遅れていたアフガニスタン新戦略は近日中の発表が期待される。

 北朝鮮政策に関しても、国際圧力で北朝鮮に核放棄を迫る基本方針を改めて打ち出すとみられる。

 ただ、ケリー氏は政治家としての経験はなく、内政上の懸案である税制改革などをめぐる議会との折衝の手腕は未知数だ。このため、下院議員や州知事を経験したペンス副大統領が議会対策で存在感を高める可能性もある。

 問題は、最終的な政策決定者であるトランプ氏が選挙公約である「米国第一」路線を転換しない限りは現実路線との衝突は早晩避けられないことだ。

 トランプ氏はまた、ケリー氏の要請を拒否する形で「ツイッターや会見の場では好きに発言する」と宣言しており、今後も「問題発言」で政権を窮地に陥れる恐れがあり、政権運営が安定するかどうかは引き続き全く見通せない状況だ。

4641チバQ:2017/08/20(日) 16:32:51
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170820X966.html
極右に反対、全米デモ=4万人、ボストン行進

15:50

 【ニューヨーク時事】米南部バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者や極右支持者と、反対派による衝突事件が発生してから1週間が経過した。これに合わせ、全米各地で19日、反対派によるデモが行われた。東部マサチューセッツ州ボストンでは「トランプ反対」「極右団体禁止」といったプラカードを掲げ推定4万人がデモ行進した。

 ボストン中心部の公園ではこの日、保守派による集会「言論の自由」大会が開かれた。保守派の講演者らが招かれ、トランプ大統領支持者や極右勢力も参加したとみられる。

 デモはこれに抗議する形で行われた。公園周辺の通りを「白人至上主義者らは去れ」などと叫びながら練り歩いた。

 シャーロッツビルでは12日、極右支持者や白人至上主義者らと反対派が衝突。極右とみられる男が反対派のデモ隊に車で突っ込み、女性1人が死亡する惨事となった。

 このため、ボストン市警は19日、衝突回避のためバリケードを設置して公園を封鎖。警官約500人が出動し、厳重警備態勢を敷いた。大きな衝突は起きなかったが、報道によると、警官隊などとの小競り合いで30人以上が逮捕された。

 トランプ大統領は、シャーロッツビルでの衝突後、白人至上主義者側を擁護するような発言をして批判を浴びた。19日は一転、ツイッターに「ボストンでのデモに参加して敵対感情や憎悪を非難した多くの人々を称賛したい。わが国は間もなく一つになれるだろう」と書き込み、デモへの支持を表明してみせた。

 この日はこのほか、ジョージア州アトランタやルイジアナ州ニューオーリンズ、カリフォルニア州ラグナビーチ、テキサス州ダラスなどでもデモが行われた。それぞれ数百人が参加し、人種差別や白人優位などに抗議した。

4642とはずがたり:2017/08/20(日) 17:06:17
【トランプ政権】バノン氏解任でケリー首席補佐官、ホワイトハウス刷新へ 「軍人トリオ」が共和党主流路線に トランプ氏の反応注目
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1708190030
08月19日 19:59産経新聞

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米政権は、バノン首席戦略官兼上級顧問の退場を受け、7月末に就任したケリー大統領首席補佐官を軸に態勢の立て直しを図る。迷走するホワイトハウスの正常化に向けた「最後の希望」(米誌タイム)と目されているケリー氏にとって最大の難題は、一連の混乱を引き起こしている張本人であるトランプ大統領とどこまで良好な関係を維持できるかだ。

 ケリー氏をめぐっては、トランプ氏が「北朝鮮は炎と怒りに見舞われる」と突然発言して米朝関係を不必要な緊張に陥れたほか、南部バージニア州での白人至上主義勢力と反対派の衝突では人種差別を容認するかのような発言をしたことでトランプ氏への失望を一気に強めたとされ、辞任説が早々に浮上していた。

 しかし、ホワイトハウス内部の刷新を進める中でケリー氏と対立関係にあったバノン氏が更迭されたことで、情勢は一変したといえる。ケリー氏は、セバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)を筆頭とする、政権に残るバノン派高官らの解任を視野に、人心の一新を果断に進める考えだ。

 トランプ政権の政策立案は今後、退役海兵隊大将のケリー氏を頂点に、外交・安全保障では現役の陸軍中将のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、退役海兵隊大将のマティス国防長官の「軍人トリオ」に加えて元大物実業家のティラーソン国務長官が担うことになる。

 シリアやアフガニスタン、北朝鮮など「対外関与」に消極的なバノン氏の退場で、政権は外交・安保で従来の共和党主流派に近い「現実路線」の推進を目指す見通しだ。特に、バノン氏が「米軍の全面撤収」を主張して7月中旬の発表予定が大幅に遅れていたアフガニスタン新戦略は近日中の発表が期待される。

 北朝鮮政策に関しても、国際圧力で北朝鮮に核放棄を迫る基本方針を改めて打ち出すとみられる。

 ただ、ケリー氏は政治家としての経験はなく、内政上の懸案である税制改革などをめぐる議会との折衝の手腕は未知数だ。このため、下院議員や州知事を経験したペンス副大統領が議会対策で存在感を高める可能性もある。

 問題は、最終的な政策決定者であるトランプ氏が選挙公約である「米国第一」路線を転換しない限りは現実路線との衝突は早晩避けられないことだ。

 トランプ氏はまた、ケリー氏の要請を拒否する形で「ツイッターや会見の場では好きに発言する」と宣言しており、今後も「問題発言」で政権を窮地に陥れる恐れがあり、政権運営が安定するかどうかは引き続き全く見通せない状況だ。

4643とはずがたり:2017/08/20(日) 17:22:21

<トランプ政権>安定を選択 ケリー氏起用が分岐点
>>4635
8/19(土) 23:44配信 毎日新聞

 「解任劇」の幕開けは7月末、ケリー大統領首席補佐官(退役海兵隊大将)の就任だった。歴代の米政権は、首席補佐官が面会相手や報告内容を管理する「番頭」役を務め規律を保った。だがトランプ政権では、執務室にバノン氏や娘婿のクシュナー上級顧問、長女イバンカさんらが自由に出入りする。プリーバス前首席補佐官は、重要事項を発表後に知る事態が起き、政権は「カオス」に陥った。

 ケリー氏は、まずイバンカ夫妻らも含め、自由に執務室に出入りしないよう申し渡す。一方、国家安全保障問題担当のマクマスター大統領補佐官(現役陸軍中将)には「部下の人事は、自分の思う通りにせよ」と指示した。

 勝負がついたのは今月4日。静養先のニュージャージーでトランプ氏は夜11時前、「私とマクマスター氏は非常にうまく仕事をしている」と異例の声明を出した。バノン氏が率いてきた右翼メディア「ブライトバート」はその数日前からマクマスター氏の辞任を強く求めていた。声明は、トランプ氏が政権安定を選んだことを意味した。追い込まれた格好のバノン氏はその3日後、大統領とケリー氏に辞意を伝えたとされる。


<トランプ大統領>プリーバス首席補佐官を解任
>>4604
7/29(土) 10:52配信 毎日新聞
 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は28日、プリーバス大統領首席補佐官を解任し、後任にケリー国土安全保障長官を据える人事を発表した。プリーバス氏を巡っては、21日に就任したスカラムチ広報部長との内紛が表面化。同日辞任したスパイサー前大統領報道官に続き、ホワイトハウスと共和党主流派とのパイプ役の退任となり、政権の混迷が深まることは必至だ。

 プリーバス氏は元共和党全国委員長。今年1月の政権発足と同時に首席補佐官に就任し、省庁間や議会との調整役を担当してきた。米メディアは、医療保険制度改革(オバマケア)代替案成立の見通しが立たないことに関し、トランプ氏がプリーバス氏への不満を募らせていたと伝えている。

 プリーバス氏は広報経験の乏しいスカラムチ氏の起用に強く反対。一方でスカラムチ氏は就任後、インタビューなどで「妄想癖がある」とプリーバス氏を批判し、トランプ氏が内紛収束に動かなかったことから、プリーバス氏退任は不可避との観測が広がっていた。

広報部長11日で更迭 止まらぬ高官退任ドミノ
>>4608

 スカラムチ氏は7月26日、米誌ニューヨーカーの記者との電話で、プリーバス首席補佐官(当時)は「被害妄想癖がある」、バノン首席戦略官は「大統領の力を借りて名を上げようとしている」と批判した。ケリー氏は、スカラムチ氏のこうした発言が混乱や対立をもたらすとトランプ氏に解任を進言した模様だ。

4644とはずがたり:2017/08/20(日) 17:23:34
アメリカ合衆国大統領首席補佐官
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%A6%96%E5%B8%AD%E8%A3%9C%E4%BD%90%E5%AE%98

アメリカ合衆国大統領首席補佐官(アメリカがっしゅうこくだいとうりょうしゅせきほさかん、英:White House Chief of Staff)は、大統領の職務を補佐する大統領補佐官である。首席補佐官は、必要な時にはいつでも大統領に会うことができるなど、ウエストウイング(ホワイトハウス西棟のこと。ホワイトハウス行政府の通称)を実質的に取り仕切る職務であり、ホワイトハウス職員のトップに立つ人物である。首席補佐官の下には数名の次席補佐官が置かれる。
2017年7月29日現在の首席補佐官は、ジョン・F・ケリーである。

首席補佐官の職務内容と歴史[編集]
首席補佐官の職務内容は非常に広範囲にわたるが、一般的に首席補佐官は他のホワイトハウス職員を監督・統括し、大統領のスケジュールを取り扱い、大統領と訪問者との面会を調整する。この大統領と訪問者の面会を調整するという職務ゆえに、首席補佐官は「大統領の砦」と呼ばれることがある。非公式には首席補佐官は大統領と最も親しい政策アドバイザーの中の1人であって、また個人的にも友人であることが多い。ただし、首席補佐官という職は閣僚(国務大臣)と兼任する日本の内閣官房長官とは異なり、閣僚外の役職であり[1]、議会同意人事ではなく、大統領権限継承順位にも入っていない。ただ、前記のように大統領の補佐役として権力を握ることから、一般的には閑職とされてきた副大統領よりも実質的な権限を持つとも言われ[2]、ホワイトハウスの影のナンバー2と言われることもある。
必ずしも全ての大統領が公式に首席補佐官を置いたわけではない。ケネディ大統領は置かなかったし、カーター大統領も任期のほぼ終わりまでは置かなかった。トルーマン大統領、ジョンソン大統領、そしてジョージ・W・ブッシュ大統領以外の大統領はすべて、任期の途中で首席補佐官を代えた。なぜなら首席補佐官という職務は、高度のストレスを要求する職務であるからだと言われている。それを示すように、首席補佐官の平均職務期間は2年と少しに満たないくらいである。最も長く首席補佐官を務めたのは、ハリー・S・トルーマン政権下で6年間務めたジョン・スティールマンである。
多くの首席補佐官は就任前より政治家としてのキャリアを積んでおり、その多くが退職後に他のさらなる上級職の経歴を持つことになる。その例としては、ニクソン大統領の首席補佐官を務めた後に国務長官になるアレクサンダー・ヘイグ、ジェラルド・フォード大統領の首席補佐官を務めた後に国防長官を務めたディック・チェイニーやドナルド・ラムズフェルドなどが挙げられる。

4645とはずがたり:2017/08/20(日) 22:25:24

米財政収支、7月は430億ドルの赤字=財務省
ロイター 2017年8月11日 05時28分 (2017年8月11日 10時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170811/Reuters_newsml_KBN1AQ2GM.html

[ワシントン 10日 ロイター] - 米財務省が発表した7月の財政収支は430億ドルの赤字となった。
税収が増加する一方、ヘルスケア関連支出が減少し、赤字幅は前年同月(1130億ドル)から縮小した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は、730億ドルの赤字。
歳入が10%増の計2320億ドル、歳出は15%減の2750億ドル。
2017年度初めからの累積赤字は5660億ドル、前年度同期は5120億ドルだった。

4646チバQ:2017/08/21(月) 19:02:43
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-185219.html
解任されたバノン、トランプ政権へ宣戦布告 「国際派」の勝利か、なおポピュリズム継続か
06:00東洋経済オンライン

解任されたバノン、トランプ政権へ宣戦布告 「国際派」の勝利か、なおポピュリズム継続か
解任されたバノン、トランプ政権へ宣戦布告
(東洋経済オンライン)
トランプ大統領がスティーブ・バノン首席戦略官を解任し、波紋が広がっている。8月18日にサラ・サンダース報道官が発表した短い声明は「ジョン・ケリー首席補佐官とバノン氏は、今日がスティーブの(ホワイトハウス)での最後の日になることで合意した」と、妙に持って回った表現になっていた。

バノン首席戦略官が辞表を提出したのは8月7日で、8月14日付で辞任すると書かれていた。だが、8月12日にはバージニア州シャーロッツビルで極右グループとこれに反対するグループの衝突が起こり、ホワイトハウスは対応に追われ、辞表の受理されるのが遅れた経緯があった。トランプ大統領は8月19日、ツイッターに「バノンに感謝したい。彼は不正直なヒラリー・クリントンに対抗して立候補した私の運動に参加してくれた。それは素晴らしいことだった。Thanks S」と、極めて素っ気ない文章を書いている。

バノン氏は大統領選挙での最大の立役者である。昨年8月、苦境に立っていたトランプ陣営の選挙責任者に就任し、ヒラリー・クリントン候補への徹底した個人攻撃を指揮して、勝利に導いた。バノン氏がいなければ、トランプ政権は誕生しなかったと言っても過言ではない。

4月のシリア攻撃から目立ち始めた亀裂
新政権では首席戦略官に就任、さらに国家安全保障会議の常任メンバーとして出席が認められるなど閣僚級の待遇を与えられた。強烈な個性を背景にホワイトハウスで特異な地位を築き、トランプ政権の最重要人物の一人になると目されていた。トランプ大統領の政策でも指導力を発揮した。

不法移民の取り締まり強化と強制送還、NAFTA(北米自由貿易協定)離脱もしくは見直しの実施、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)からの撤退、メキシコ国境での壁の建設、イスラム教国からの入国規制などの保護主義的で排外主義的な政策実施の背後にはバノン氏やスティーブン・ミラー大統領上席顧問などポピュリストを代表する人物がいた。

だが、4月6日にアメリカ軍がシリアへのミサイル攻撃を行なったころから、バノン氏と他のスタッフとの関係に亀裂が入り始めた。軍事介入に消極的なバノン氏と、人道上、攻撃が必要と主張するトランプ大統領の娘イヴァンカやその夫・ジャレッド・クシュナー大統領上席顧問とは意見が対立していた。

さらに6月1日に地球温暖化対策の国際合意であるパリ協定をめぐって、バノン氏は離脱を主張。クシュナー上席顧問やゴールドマン・サックス証券出身のゲイリー・コーン国家経済会議委員長など"国際派"と呼ばれるグループは残留を主張していたため、対立が明らかになっていた。

こうした立場の違いを背景にホワイトハウス内の力関係に変化が見え始める。大統領選挙中はバノン氏とクシュナー上席顧問の関係は極めて良好で、叔父と甥の関係に似ているとさえ言われていたが、4月以降、両者の対立は抜き差しならないところまで進んでいった。メディアは繰り返し、バノン氏は辞任するか、解任されると憶測記事を流し始めた。

バノン氏と他のスタッフとの対立はさらに深まり、マクマスター国家安全保障担当補佐官との軋轢へと発展していく。海外への軍事介入に否定的なバノン氏と、アフガニスタンへの増派を主張するマクマスター補佐官の対立はスキャンダルの様相を呈した。極右メディアのマクマスター補佐官への批判は極めて過激であり、そうしたマクマスター批判グループの背後にはバノン氏の影があった。

バノン氏は「北朝鮮に対する軍事的な解決はない」と、ホワイトハウス内の強硬論を批判。一方、中国に対しては、貿易戦争を躊躇すべきではないと主張。中国との対立を回避すべきだとするコーン国家経済会議委員長やディナ・パウエル大統領補佐官など金融界出身の"国際派"と真正面から対立した。ホワイトハウスは次第に"国際派"に掌握されて、バノンは包囲されていった。

4647チバQ:2017/08/21(月) 19:03:25
決定打になったバノン氏インタビュー記事
状況が一気に動き出したのは、ショーン・スパイサー報道官とラインス・プリーバス首席補佐官の更迭である。バノン氏は、この人事に反対した。トランプ大統領は7月28日にジョン・ケリー国土安全保障長官を後任に充てた。ケリー新首席補佐官の使命は、ホワイトハウスのガバナンスを立て直すことであった。トランプ大統領は、ホワイトハウス内からの相次ぐ情報リークに怒りを抱いており、情報リークの主犯はバノン氏ではないかと疑っていた。

この人事をきっかけにトランプ大統領はバノン氏の解任を考え始めた。トランプ大統領はケリー首席補佐官にバノンの評価を命じている。ケリー首席補佐官には、「バノン解任」という、いわば猫に鈴をつける役割が期待されていた。その頃から、ホワイトハウス内では、バノン氏は「解任されるのか」「されないのか」ではなく、もはや「いつ」「どのようにして」が議論されるようになった。いかにしてバノン氏の体面を維持しながらホワイトハウスから排除するかが検討されるようになり、その結果が、辞任発表声明の奇妙な文章になったわけだ。

バノン氏は、マクマスター安全保障担当補佐官などから、シャーロッツビル事件でトランプ大統領がネオナチを擁護するかのような発言を行ったことに対する責任を問われた。

解任の最後の一押しとなったのが、8月16日のリベラル派の雑誌『アメリカン・プロスペクト』(The American Prospect)に掲載された記事であった。バノンは同誌の編集者ロバート・カットナー氏に電話し、対中国政策や対北朝鮮について議論し、前述のような考え方を述べた。さらにカットナー氏は、記事の中でバノン氏が敵対する同僚を批判したことを明らかにした。この記事で、それまで微妙に保たれていた均衡が一気に崩れた。

バノン氏が果たした役割は、単にトランプ大統領を選挙で勝利に導いたことにとどまらない。バノン氏は白人至上主義者、ポピュリズム(大衆迎合主義)思想の指導者として知られている。トランプ大統領は自らをポピュリストの大統領と称しているが、そうした理論的な枠組みをトランプ大統領に与え、選挙で白人労働者をトランプ陣営に取り込む論拠を提供したのはバノン氏であった。

トランプ大統領が掲げたポピュリスト的な選挙公約はバノン氏がその政策を紙に書き、自分の執務室の壁に貼り、トランプ大統領にその実現を迫っていた。だが、そうした一連の政策は国際派の抵抗で骨抜きにされつつある。

バノン氏は「公約実現」へ圧力をかける
バノン氏は極めてユニークな経歴を持つ。バージニア州ノーフォークの労働者階級出身である。バージニア工科大学を卒業し、海軍大尉として中東に派遣された。その時の経験から強烈な反イスラム主義者になる。その後、ハーバード大学ビジネススクールを卒業。ゴールドマン・サックスのM&A部門で働き、さらにハリウッドで投資会社を設立している。そして"オルト・ライト"といわれる極右思想の指導者になり、ブライトバート・ニュース(Breitbart News Network)の経営者になり、極右思想の普及に努めている。

バノン氏はエスタブリッシュメントを批判する右派ポピュリストを代表する論者である。トランプ大統領も共和党のエスタブリッシュメントに対抗するアウトサイダーとして大統領選挙を戦った。いわば共通の敵を持っていたことが、二人を結びつけた。だが、トランプ大統領はバノンを切り捨てた。では、これからトランプ大統領は何を目指していくのだろうか。

4648チバQ:2017/08/21(月) 19:03:41
決定打になったバノン氏インタビュー記事
状況が一気に動き出したのは、ショーン・スパイサー報道官とラインス・プリーバス首席補佐官の更迭である。バノン氏は、この人事に反対した。トランプ大統領は7月28日にジョン・ケリー国土安全保障長官を後任に充てた。ケリー新首席補佐官の使命は、ホワイトハウスのガバナンスを立て直すことであった。トランプ大統領は、ホワイトハウス内からの相次ぐ情報リークに怒りを抱いており、情報リークの主犯はバノン氏ではないかと疑っていた。

この人事をきっかけにトランプ大統領はバノン氏の解任を考え始めた。トランプ大統領はケリー首席補佐官にバノンの評価を命じている。ケリー首席補佐官には、「バノン解任」という、いわば猫に鈴をつける役割が期待されていた。その頃から、ホワイトハウス内では、バノン氏は「解任されるのか」「されないのか」ではなく、もはや「いつ」「どのようにして」が議論されるようになった。いかにしてバノン氏の体面を維持しながらホワイトハウスから排除するかが検討されるようになり、その結果が、辞任発表声明の奇妙な文章になったわけだ。

バノン氏は、マクマスター安全保障担当補佐官などから、シャーロッツビル事件でトランプ大統領がネオナチを擁護するかのような発言を行ったことに対する責任を問われた。

解任の最後の一押しとなったのが、8月16日のリベラル派の雑誌『アメリカン・プロスペクト』(The American Prospect)に掲載された記事であった。バノンは同誌の編集者ロバート・カットナー氏に電話し、対中国政策や対北朝鮮について議論し、前述のような考え方を述べた。さらにカットナー氏は、記事の中でバノン氏が敵対する同僚を批判したことを明らかにした。この記事で、それまで微妙に保たれていた均衡が一気に崩れた。

バノン氏が果たした役割は、単にトランプ大統領を選挙で勝利に導いたことにとどまらない。バノン氏は白人至上主義者、ポピュリズム(大衆迎合主義)思想の指導者として知られている。トランプ大統領は自らをポピュリストの大統領と称しているが、そうした理論的な枠組みをトランプ大統領に与え、選挙で白人労働者をトランプ陣営に取り込む論拠を提供したのはバノン氏であった。

トランプ大統領が掲げたポピュリスト的な選挙公約はバノン氏がその政策を紙に書き、自分の執務室の壁に貼り、トランプ大統領にその実現を迫っていた。だが、そうした一連の政策は国際派の抵抗で骨抜きにされつつある。

バノン氏は「公約実現」へ圧力をかける
バノン氏は極めてユニークな経歴を持つ。バージニア州ノーフォークの労働者階級出身である。バージニア工科大学を卒業し、海軍大尉として中東に派遣された。その時の経験から強烈な反イスラム主義者になる。その後、ハーバード大学ビジネススクールを卒業。ゴールドマン・サックスのM&A部門で働き、さらにハリウッドで投資会社を設立している。そして"オルト・ライト"といわれる極右思想の指導者になり、ブライトバート・ニュース(Breitbart News Network)の経営者になり、極右思想の普及に努めている。

バノン氏はエスタブリッシュメントを批判する右派ポピュリストを代表する論者である。トランプ大統領も共和党のエスタブリッシュメントに対抗するアウトサイダーとして大統領選挙を戦った。いわば共通の敵を持っていたことが、二人を結びつけた。だが、トランプ大統領はバノンを切り捨てた。では、これからトランプ大統領は何を目指していくのだろうか。

4649チバQ:2017/08/21(月) 19:04:06
バノン氏は辞任が発表された日の夕方、ブライトバート・ニュースの編集会議の席に座り、会議を取り仕切っていた。ホワイトハウスを去ったバノン氏は"野に放たれた野獣"になるかもしれない。バノンを知る人は、「ホワイトハウスの外にいるほうがバノン氏の影響力は強まる」と語る。ブライトバート・ニュースを中心に今まで以上に激しい論陣を展開するかもしれない。

バノン氏はホワイトハウスを去るに際して「何か混乱があるようだから、明らかにしておく。自分はホワイトハウスを去り、トランプ大統領のために議会やメディア、大企業といった敵と闘うつもりだ」、「私は外部からトランプ大統領の政策実現のためにもっと効果的に働くことができると思う。それを阻止する者がいれば、私たちは闘う」と語っている。その発言には解釈が必要だろう。すなわち、バノンはホワイトハウスの外からトランプ大統領に圧力を掛けると、語っているのである。トランプ大統領にポピュリストの選挙公約の実施を求めていくことになるだろう。

トランプ大統領の迷走はまだ続くのか
フォックス・ニュースのアンカーマンのサンドラ・スミスは「大統領が間違っていると判断したら、バノンは大統領を容赦なく攻撃するために影響力を行使するだろう」と語っている。元ブライトバードの記者のカート・バーデラは「バノンは解放された気持ちだと思う。彼はホワイトハウスに残っている国際派に最大限の打撃を与えるためにブライトバート・ニュースを公然と使うだろう」と語っている。

バノン氏の攻撃対象になるのは、マクマスター国家安全保障担当補佐官、パウエル大統領補佐官、コーン国家経済会議委員長、クシュナー上席顧問、トランプ大統領の娘・イヴァンカなど"国際派"のグループである。ブライトバート・ニュースの担当者が国際派グループを"熱核兵器(thermonuclear)"で攻撃すると過激な発言をしていることが伝えられた。

「バノン解任」は物語の終わりではない。バノンという理論的な柱を失ったトランプ大統領の迷走はさらに激しくなるだろう。共和党のエスタブリッシュメントの影響力が強まってくるのは間違いない。ポピュリストを標榜するトランプ大統領は、それに抵抗するのだろうか。あるいは飲み込まれてしまうのだろうか。

4650名無しさん:2017/08/22(火) 15:23:42
https://news.goo.ne.jp/article/fuji/world/fuji-soc1708200001.html
トランプ氏最側近のバノン氏電撃解任 北制裁発言で逆鱗に…ホワイトハウス内で対立・混乱
08月21日 17:05夕刊フジ

 トランプ米大統領が、スティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問を電撃解任した。バノン氏はトランプ氏の大統領選勝利の立役者で、一時は「陰の大統領」とまで呼ばれたが、過激な言動からホワイトハウス内で対立・混乱を招いていた。最近では、北朝鮮問題で「軍事的解決策はない」「在韓米軍撤収」などと政権の方針とまったく違う発言を披露し、トランプ氏を激怒させていたという。

 「バノン氏の務めに感謝し、幸運を祈っている」

 ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は18日、このような声明を発表した。ロイター通信によると、トランプ氏は過去数週間にかけ決意を固めたという。

 バノン氏は右派系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の会長で、白人至上主義を掲げる過激な「オルタナ右翼」と深いつながりを持つ。トランプ氏の選挙キャンペーンの責任者に抜擢され、「アメリカ・ファースト」(米国第一)を掲げて支持層拡大に多大な貢献を果たした。

 今回、南部バージニア州で白人至上主義の団体が反対派と衝突した事件を契機に、人種差別的と指摘されてきたバノン氏の解任を求める声が出ていたが、それだけが理由ではない。

 バノン氏の主な関心は、国内経済や雇用、テロ対策、難民対策、不法移民対策などで、外交・安保問題への関心は低かった。トランプ氏の娘婿であるジャレッド・クシュナー上級顧問は、バノン氏の強硬な排外政策などを問題視し、激しく対立していた。

 北朝鮮問題でも、バノン氏の言動は突出していた。

 米左派系雑誌「アメリカン・プロスペクト」(16日公表、電子版)とのインタビューで、バノン氏は北朝鮮情勢について以下のように語った。

 「軍事的解決策はない」「(開戦から)最初の30分でソウルにいる約1000万人が(北朝鮮の)通常兵器で死亡するという難題を一部でも解決しない限り、(軍事的選択肢など)お話にならない」「中国が、北朝鮮の核開発を凍結させる対価として、米国は朝鮮半島から『在韓米軍を撤収』する内容の交渉も考慮に入れることができる」

 トランプ政権の「軍事的選択肢も排除しない」とする立場と180度異なる発言で、韓国や日本の左派メディアは騒然とした。米メディアによれば、トランプ氏は一連のバノン発言に激怒したという。

 北朝鮮の「核・ミサイル開発」をめぐる駆け引きが佳境を迎えるなか、トランプ氏としても、これ以上の暴走は許せなかったようだ。

 今後、トランプ政権は、7月末に就任したジョン・ケリー大統領首席補佐官を軸に「現実路線」への軌道修正を図るとみられる。

4651チバQ:2017/08/23(水) 09:57:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170822-00000116-mai-int

<グアム>「米領」に不満増大 米朝間の緊張の高まりを機に


8/22(火) 22:10配信

毎日新聞







<グアム>「米領」に不満増大 米朝間の緊張の高まりを機に


先住民チャモロの英雄キプハの像の前に集まる平和デモの参加者ら=米領グアムで2017年8月14日、AP


 北朝鮮から中距離弾道ミサイル「火星12」を「周辺に4発発射する」と標的にされた米領グアムで、米朝間の緊張の高まりを機に、主権が限られた「米領」という地位を脱却したいという声が高まっている。標的にされた原因となる米軍基地を抱えながらも、米外交政策に影響力を行使できないことへの不満が表面化したものだ。【米領グアムで長野宏美】

【写真特集】北朝鮮が「標的」名指しのグアムを訪ねる

 グアム政府ではこれまでも米国との関係を議論する特別委員会で▽独立▽米国の州になる▽マーシャル諸島などのように軍事外交権を米国が統括する自由連合盟約を結ぶ--の選択を問う住民投票について議論してきた。仮に住民投票でいずれかの選択をしたとしても拘束力はなく、米議会の承認なしには実現できない。

 「戦争ではなく平和を」。グアム中心部で14日、米国からの独立を求めるグループなどが平和デモを行い、学生や地元議員ら約100人が集まった。デモに参加した軍事拡張に反対する環境団体のサビーネ・ペレスさん(49)は「人口16万人のグアムで、これだけ集まるのは異例。米朝の間で脅威に振り回される現状を変えようという思いの表れだ」と手応えを語った。

 グアムは島の約3分の1を米軍基地が占め、米軍に入隊する若者も多い。米国とアジアを結ぶ米軍の重要な戦略拠点のため、これまでも北朝鮮の脅威にさらされてきた。一方、住民は米国籍を持つが、米大統領選の投票権はなく、グアム選出の連邦下院議員に議決権はない。

 デモ主催グループのメンバーでグアム大学講師のケネス・クーパーさん(26)は「グアムの人は北朝鮮は脅しているだけで実際に攻撃すると思っていないが、重要なのはなぜ私たちが標的になるかだ」と指摘。「独立も含め、米国の軍事的重荷を背負うだけの現状を脱する方策を探るべきだ」と述べ、リスクに見合った恩恵を得る選択肢は何か、議論を本格化させる必要があると強調した。

 グアムのテレビ局キャスター、クリスタル・パコさん(27)は「グアムは自分たちが選んでいない大統領に命運を握られている。今回の件は米国との関係を見つめ直すきっかけになった。人々は何らかの変更が必要だと感じている」と語った。

4652とはずがたり:2017/08/23(水) 18:17:14

<米国>アフガン戦略、バノン氏サイト「失望」批判記事掲載
毎日新聞社 2017年8月23日 12時04分 (2017年8月23日 14時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170823/Mainichi_20170823k0000e030273000c.html

 【ワシントン高本耕太】米国の極右系ニュースサイト「ブライトバート」は21日、トランプ大統領によるアフガニスタンでの対テロ戦継続発表を「支持者の多くを失望させるもの」などと伝える記事を相次ぎ掲載した。同サイト会長には、ホワイトハウス首席戦略官を18日に退任したバノン氏が復帰している。

 トランプ氏は大統領選で、米軍のアフガニスタン駐留が莫大(ばくだい)な戦費を生んでいるとオバマ前政権を批判。バノン氏も政権内で撤退を主張していた。

 「トランプの逆コース」と題した記事は、トランプ氏に投票した有権者の多くが「外交不干渉を掲げた(トランプ氏の)主張に共感していた」と強調。国家再建などには関与しないとのトランプ氏の説明を紹介する一方で「新たな戦略の費用は語らなかった」と指摘した。他にも「新戦略はオバマ時代とどう違うのか」と題した記事などを、トランプ氏の発表直後から掲載した。

 バノン氏は18日の退任後、トランプ氏の政策推進を引き続き支援していく考えを表明した。しかし、同ニュースサイト幹部はバニティー・フェア誌の取材に、トランプ氏が選挙公約を破り続けることがあれば「大統領弾劾を手助けする用意がある」と警告している。

4654チバQ:2017/08/26(土) 05:11:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000002-asahi-int
トランプ氏、身内を次々批判 政府予算巡り議会と対立
8/26(土) 0:40配信 朝日新聞デジタル
 米国の連邦政府予算などを巡り、トランプ大統領と議会の対立が深まっている。トランプ氏は、自らの政策実現を妨げているとして、「身内」の共和党幹部を厳しく批判。財政を巡る混乱への懸念も出始めた。

 トランプ氏は24日のツイートで、共和党の上院トップ、マコネル院内総務らに、連邦政府の債務(借金)上限を引き上げる法案を、退役軍人関連の法案に盛り込むよう求めたと言及。「彼らはそうせず、債務上限の引き上げを妨げる民主党と大ごとになった。とても簡単だったはずが、今では混乱だ!」と批判した。米議会が10月ごろまでに債務上限を引き上げなければ、デフォルト(債務不履行)のおそれがある。

 また、トランプ氏は、「医療保険制度改革(オバマケア)」の代替法案が頓挫したことについて、「マコネル氏に対して私が抱く唯一の問題は、7年間撤廃と見直しを聞かされた後、彼が失敗したことだ。絶対に起きるべきではなかった!」ともツイートした。25日には「8人の民主党議員が上院を支配している!」として、議事妨害のルールを変えるよう求めた。

 ホワイトハウスはトランプ氏とマコネル氏の結束を強調したばかりだったが、トランプ氏自らが改めてマコネル氏を攻撃した形だ。

 トランプ氏は22日のアリゾナ州での演説で、来年度予算で国境の壁の建設費が認められなければ、政府機関の一部閉鎖も辞さない姿勢を示すなど、財政を巡る混乱への懸念が強まっている。米格付け会社フィッチ・レーティングスは23日、債務上限が適切な時期に引き上げられなければ、米国債の格付けを最上位の「トリプルA」から引き下げる可能性があると警告した。(ジャクソンホール=五十嵐大介)

4655とはずがたり:2017/08/26(土) 14:40:42
<トランプ政権>ゴルカ大統領副補佐官が辞任
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000037-mai-n_ame
8/26(土) 11:17配信 毎日新聞

 ◇解任のバノン氏寄り、既定路線

 【ワシントン高本耕太】米メディアは25日、複数のホワイトハウス高官の話としてセバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官が辞任したと伝えた。国家安全保障問題などを担当。頻繁にテレビ番組に出演し、政権の強硬姿勢を発信していた。18日に辞任したバノン前首席戦略官と近く、バノン氏の辞任後はゴルカ氏の退場も既定路線とされていた。

 米メディアによると、ゴルカ氏はトランプ大統領に提出した辞表で「『米国を再び偉大に』との公約を妨害する勢力がホワイトハウスを支配している」などと政権の現状を批判した。一方でホワイトハウスは同日夜、「ゴルカ氏は自ら辞任していない」との声明を出し、事実上の解任だったことを示唆した。

4656チバQ:2017/08/26(土) 16:36:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000037-mai-n_ame
<トランプ政権>ゴルカ大統領副補佐官が辞任
8/26(土) 11:17配信 毎日新聞
<トランプ政権>ゴルカ大統領副補佐官が辞任
大統領副補佐官を辞任したと報じられたセバスチャン・ゴルカ氏=AP
 ◇解任のバノン氏寄り、既定路線

 【ワシントン高本耕太】米メディアは25日、複数のホワイトハウス高官の話としてセバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官が辞任したと伝えた。国家安全保障問題などを担当。頻繁にテレビ番組に出演し、政権の強硬姿勢を発信していた。18日に辞任したバノン前首席戦略官と近く、バノン氏の辞任後はゴルカ氏の退場も既定路線とされていた。

 米メディアによると、ゴルカ氏はトランプ大統領に提出した辞表で「『米国を再び偉大に』との公約を妨害する勢力がホワイトハウスを支配している」などと政権の現状を批判した。一方でホワイトハウスは同日夜、「ゴルカ氏は自ら辞任していない」との声明を出し、事実上の解任だったことを示唆した。

4657とはずがたり:2017/08/26(土) 16:46:42

2017年 08月 26日 10:56 JST
アングル:ヒスパニックが米小売りに影、嫌がらせ恐れ外出控える
http://jp.reuters.com/article/usa-retail-hispanic-idJPKCN1B50EC?sp=true

[シカゴ 24日 ロイター] - トランプ氏が米大統領選に勝利して以来、ヒスパニック系米国人が移民当局や法執行当局から嫌がらせを受けるのを警戒し、生活必需品以外の買い物に出るのを控えている。大手小売店から自動車部品メーカーまで、ただでさえ不振を続ける消費者向け企業にとって新たな悩みの種だ。

自動車部品小売りオライリー・オートモティブ(ORLY.O)のグレゴリー・ヘンスリー最高経営責任者(CEO)は今月、第2・四半期に売り上げが弱かった店舗の多くが、ヒスパニック系中心の地域にあると説明し、「わが社だけでなく、大半の小売業者が同じ経験をしている」と述べた。

小売り大手ターゲット(TGT.N)のブライアン・コーネルCEOは7月末の電話会議で、ヒスパニック系住民の裁量支出の減少に触れた小売りコンサルタント会社NPDグループの調査を引き合いに、「彼らは外出を控えるようになっている。特に(メキシコとの)国境に近い街ではそうだ」と話した。

トランプ氏はメキシコがレイピストや麻薬密売人を米国に送り込んでいると訴え、不法移民の送還やメキシコ国境の壁建設を掲げて大統領選に勝利した。

シカゴの大学生(19歳)は「僕らの大統領が僕らを犯罪者、泥棒、レイピスト呼ばわりしている。僕らは食品を買いに出るのさえ、びくびくしながら暮らしている」と話す。

ラテン系住民の市民団体ウニドスUSのエリック・ロドリゲス氏は「人々はお金を貯め込み、店に行こうとしない。地元の法執行や移民当局者から嫌がらせを受けるのを恐れている」と語った。

ヒスパニック系の支出削減により、すべての消費者向け商品の売り上げが大幅に落ちているわけではない。調査会社ニールセンによると、食品などの生活必需品の売り上げは、ここ数年よりずっと遅いペースではあるが、増加を続けている。

ジョージア大学のテリー・カレッジ・オブ・ビジネスのデータによると、ヒスパニック系住民の支出は2016年に1兆4000億ドルに達し、強大な勢力になっている。このため大手小売店は何年も前からヒスパニック系を呼び込むために多額の投資を行ってきた。

ヒスパニック系を対象としたマーケティング会社UNOバンディングの創業者であるルイス・フィッチ氏によると、顧客であるさまざまな都市の中小小売企業が、トランプ大統領の就任以来、売上高の減少に見舞われている。

フィッチ氏は「メキシコ人が米国人と結婚することはよくあるが、そのメキシコ人が不法移民である場合、外出して職探しをするのを非常に恐れる。2人のうち1人しか働かない場合、もちろん予算は半分になるので家や自動車を買うのに支障をきたす」と説明した。

テリー・カレッジの経済予測ディレクター、ジェフ・ハンフリーズ氏によると、ヒスパニック系住民は非ヒスパニック系に比べて平均的に若く、子供が多く、子供1人当たりの支出が多い。衣料品に多く支出する傾向もあるので、多くの小売業者にとって彼らの嗜好は非常に重要だ。

裁量支出の減少により、衣料や靴を扱う小売業者が最も大きな影響を受けている。NPDによると、ヒスパニック系に人気のナイキ(NKE.N)やスケッチャーズUSA(SKX.N)といったスポーツ用品企業が大打撃を被りそうだ。

NPDのアナリスト、マーシャル・コーエン氏は、新学期準備のための靴の売り上げが、昨年は2桁台の伸びを示したのに対し、今年は2桁落ち込んでいると指摘。「ヒスパニック市場がどれほど強大かが分かる」とし、これによって年末商戦の行方も占えると述べた。

(Richa Naidu記者)

4658チバQ:2017/08/26(土) 18:09:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170826-00000026-jij-int
トランプ氏、「影の大統領」と決別=保守強硬派バノン氏更迭〔深層探訪〕
8/26(土) 8:25配信 時事通信
トランプ氏、「影の大統領」と決別=保守強硬派バノン氏更迭〔深層探訪〕
米大統領首席戦略官・上級顧問を辞任したスティーブ・バノン氏=2016年12月、ニューヨーク(AFP=時事)
 トランプ米大統領が18日、バノン首席戦略官・上級顧問を事実上解任した。大統領選の番狂わせの立役者とされ、一時は「影の大統領」と言われた人物とたもとを分かった形だ。保守強硬派のバノン氏更迭を歓迎する声は共和党主流派からも漏れているものの、トランプ氏は中核的な支持者の離反を招く恐れもある。

 ◇選挙戦で貢献
 「バノン氏はいい男だ。しかし、どうなるかはいずれ分かる」。15日、ニューヨークで記者会見したトランプ氏は、バノン氏をまだ信頼しているか問われ、バノン氏の去就が俎上(そじょう)に上っていることを示唆した。それから3日。ホワイトハウスはバノン氏が18日付で離職すると発表した。

 トランプ氏は19日、ツイッターに「バノン氏の貢献に感謝したい。彼の貢献は素晴らしかった!」と書き込んだ。

 極右メディア「ブライトバート」会長だったバノン氏は昨年8月に最高責任者としてトランプ陣営入り。11月の大統領選でトランプ氏をどんでん返しの逆転勝利に導いた後、新政権では首席補佐官と同格の最高幹部の地位を獲得し、イスラム教徒の入国禁止令などを主導してきた。

 ◇中道派と暗闘
 米メディアによると、政権内では保守強硬派のスタッフを束ね、トランプ氏の長女イバンカ補佐官夫妻やコーン国家経済会議委員長ら中道派と対立。マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)ら軍人派とも暗闘を繰り広げてきた。

 しかし、その影響力からメディアで政権の「黒幕」ともてはやされるようになり、トランプ氏は嫉妬を増幅。また、トランプ氏は中道派や軍人派に批判的な記事の情報源はバノン氏ではないかと疑うようになり、ホワイトハウスの規律回復を目指すケリー首席補佐官も不信感を強めていた。

 一方、トランプ氏が先に白人至上主義者を擁護するような発言をしてからは、バノン氏の関与を疑う民主党から更迭を求める声が強まっていた。

 「解任」までの経緯をめぐっては情報が錯綜(さくそう)している。一部のメディアは、大統領が18日にバノン氏解任を決めたと報道。一方、バノン氏は米誌に、辞任は自発的なもので、7日の時点で辞表を提出していたと主張している。

 ホワイトハウスはケリー氏とバノン氏が18日付の離職で合意したと説明。しかし、大統領は先月末にプリーバス前首席補佐官を辞めさせたころからバノン氏解任を真剣に考えるようになったとされ、多くのメディアはバノン氏は解任されたか、辞任に追い込まれたかだとみている。

 ◇穏健化に期待
 「解任」を受け、共和党主流派からは政権の穏健化を期待する声が上がっている。しかし、大統領の熱狂的な支持者の間ではバノン氏の人気も高く、米メディアによれば「大統領の裏切りだ」という声も上がっている。こうした支持者が離反すれば、政権の不安定化につながる可能性もある。

 バノン氏は18日、ブライトバートに戻り、編集会議を早速主宰。「敵との戦争に突入する」とブルームバーグ通信に語り、政権内の中道派に「宣戦布告」した。トランプ氏への支持は変わっていないとされるが、大統領が中道色を強めれば大統領批判に転じる可能性も否定できない。(ワシントン時事)


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