さらにマケイブ長官代行は、ホワイトハウスの副報道官がコミー前長官の解任理由として「FBI内部の信頼を失ったため」と説明しているのに対して「私は彼の高潔さには最大限の敬意を払っているし今もって内部で幅広い支持を受けている」と反論。副報道官が捜査について「最も小さな案件の1つ」と主張したことについても「非常に重要な捜査で、小さいとはいえない」と断言し、政権側の説明との食い違いが鮮明になっています。(12日09:16)
最終更新:5/12(金) 12:15TBS News i
米アメリカン大学のアラン・リクトマン教授(政治史学)は昨年11月、1984年以降の米大統領選の結果をすべて言い当ててきたことで一躍脚光を浴びた。今年4月にトランプの弾劾を予測する著書『The Case for Impeachment(弾劾の論拠)』を出版したばかりだ。リクトマンは、先週のコミー解任で今後ますます大統領に火の粉が降りかかることになるという。
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パリ協定に参加していないのは世界でシリアとニカラグアだけ。これら2国に米国も続こうというトランプ大統領の決定に、ホワイトハウス内部の亀裂は個人的にも政治的にもさらに深まったように思われる。今回の問題に関するトランプ氏側近のそれぞれの立場を以下にまとめた。
・2012年と比較して、民主党は年収10万ドル以下(特に5万ドル以下)の人々からの票を失った(155万票ほど)。
・人種・エスニシティという観点では、白人の95万票、黒人など白人以外(BIPOC)の40万票を失った。(※BIPOC = Black, Indigenous and Other People of Color)
・では共和党がこの155万票を根こそぎ持っていたかというとそうではなく、2012年と比較して、年収10万ドル以下での共和党の得票数は36万票しか増えていない。
・では残りの100万以上の票はどこに行ってしまったのか。
・一つには民主党でも共和党でもない「第三党」に行った。その数51万票。
・もう一つの要因は棄権の増加である。50万増えている。
・したがって著者はこう結論する。民主党に投票しなかった人々の多くは、トランプに投票するよりも第三党の候補に投票するか、そもそも誰にも投票しない傾向のほうが大きかった。