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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

2おりーぶの木:2003/12/18(木) 21:28
スレ立て乙です。民主党は今のところディーンが頭1つ抜けた感がありますが、まだまだ予断は許しません。
デモさんにはクラークが良いと書いたのですがディーンもリベラル派ですからどちらが勝っても私的にはOKです。
とにかくブッシュのクビを確実に掻っ切れる候補者キボン!

3デモクラット:2003/12/18(木) 21:41
これはこれは。早速レスをありがとうございます。

ケネディ・ジョンソン民主党政権がはじめたベトナム戦争をニクソン・フォード共和党政権が終わらせたように、
愚の骨頂たる戦争を終結させるには、政権交代に尽きますよ。

ちなみに、民主党リベラル派がタカ派からハト派に転じたのは、ベトナムの教訓が大きいようです。
共和党保守派も、軍備強化が権力の暴走を生み、ひいては自由主義の理念に反することに早く気付いて欲しいものです。

4おりーぶの木:2003/12/18(木) 22:23
>ケネディ・ジョンソン民主党政権がはじめたベトナム戦争をニクソン・フォード共和党政権が終わらせたように、
デタント(東西緊張緩和)を始めたのもニクソンですしね。タカ派の典型のように言われているニクソンですが、代表的な政策を見てもかなりリベラルな外交を展開していたのがわかります。
タカ派の彼だからこそ、説得力を持って受け入れられたのでしょう。支持者もタカ派の彼がやるのだからなにか意味があるのだろうと納得する訳です。
俺が元NATO司令官のクラークを推す最大の理由はまさにそれです。彼のスタンスを見るとかなりリベラルなのですが軍人であると言う彼のバックボーンはニクソンのそれと同じ感覚をもってややもすると好戦的な国民にも受け入れられると思いますね。
ブッシュ及びネオコン一派の暴走ぶりは当の共和党員からも批判が出てますから、それだけみても本来の保守思想からは異色の存在なのでしょうね。
とにかく何度も言いますが、来年の大統領選挙は21世紀がどこへ向かうか示す分水嶺になると言っても過言ではありません。
我々に選挙権がないのは何とももどかしいのですがアメリカ人の良識を信じましょう。

5おりーぶの木:2003/12/18(木) 22:39
マドンナ、民主党候補のクラーク氏を支持
http://japanese.joins.com/html/2003/1217/20031217210323700.html







ポップスターのマドンナ(45)が、米民主党大統領選候補の一人、ウェズリー・クラーク元北大西洋条約機構(NATO)司令官に対する支持を表明した。 マドンナは16日(現地時間)CNNとのインタビューで「クラーク氏は資質を持つ指導者」とし「彼は優秀な人物なので支持する」と語った。 また「クラーク氏は苦境を乗り越える方法を知っている」とし「外交問題もうまく解決していくと信じている」と付け加えた。 このマドンナの‘支援射撃’について、クラーク候補陣営は「われわれはフォー・スター(クラーク氏)を支持するスーパースター(マドンナ)を味方につけた」と述べた。 現在、クラーク氏など9人が民主党候補指名争いを繰り広げており、来年2月初めまで相次いで開かれる党員大会と予備選を経て、勝者が決まる。

2003.12.17 21:03

6とはずがたり:2003/12/18(木) 22:45
スレ立て乙です〜。
恥ずかしながらあんまりピンと来てなかったですがこれほど大事な選挙ですからね。
フセインを生け捕りにしてブッシュがまたポイントを上げてしまったみたいですけど…。

これは知らなかったです。
>ちなみに、民主党リベラル派がタカ派からハト派に転じたのは、ベトナムの教訓が大きいようです。
この戦争で共和党も反省してハト派になるのでしょうか?

7おりーぶの木:2003/12/18(木) 23:04
>この戦争で共和党も反省してハト派になるのでしょうか?
それはないと思われ(笑)

8日帝極右保守反動分子:2003/12/19(金) 16:23
アメリカの民主党も与党に対抗できるタマがいないようですね。

9デモクラット:2003/12/19(金) 17:26
共和党には穏健派と保守派という2つの潮流があります。
実はニクソン、フォードは前者であり、レーガンやブッシュJr.は後者です。
戦争批判で保守派がダメージを受ければ、穏健派が盛り返す可能性は充分あるかと。
あまり共和党がまるごとタカ派と決め付けない方がよいかと思われます。

10とはずがたり:2003/12/19(金) 21:56
アメリカの二大政党も,二大政党が互いに似通うという法則を免れてないのですねえ。ふーむ。
民主党も南部の非常な保守的な層が支持基盤だとか聞きますますものね。
こんな感じですか?
党派名 \ タカ派  \  ハト派  \ エロ派
民主\ケネディ・ジョンソン\ カーター \クリントン
共和\ニクソン,フォード\レーガン,ブッシュ\ ?

F・ルーズベルトやトルーマンはタカ派?トルーマンも民主党なんだねえ。

11おりーぶの木:2003/12/19(金) 23:06
エロ派かよ!我が国の代表は古くは宇野総理、最近では言わずと知れた山タフ(しかし凄い性癖の持ち主だw)

12おりーぶの木:2003/12/19(金) 23:08
>>9
そうですね。共和党のハト派といえば最近ではパウエル国務長官になるのでしょうか?
死刑廃止の共和党知事もいることですし、ゴッタ煮状態は我が国の政界と似たり寄ったりですねぇ。

13とはずがたり:2003/12/19(金) 23:24
そういえばパウエルも軍人出身でしたな。
昔だったら宇垣とかになるのでしょうか。

14おりーぶの木:2003/12/19(金) 23:44
宇垣って誰?

15とはずがたり:2003/12/19(金) 23:54
宇垣一成
うがき かずしげ
1868(明治1)〜 1956(昭和31)
大正・昭和期の陸軍軍人(大将)、政治家 岡山県出身。陸軍大学校卒業後、参謀本部員、ドイツ駐在武官を経て、陸軍省軍務局軍事課長となる。 清浦圭吾・加藤高明・第一次若槻礼次郎内閣の陸軍大臣。 大正デモクラシー運動の軍縮要求に対応して4個師団を廃止(宇垣軍縮)、代わりに軍隊の近代化を進め、 学校教練制度や青年訓練所制度を実施し、軍部による国民統合への道を進めた。 29(S4)浜口雄幸内閣陸相、陸軍内に宇垣閥を作り、31青年将校らによるクーデター未遂事件「三月事件」の黒幕。 同年、朝鮮総督。38近衛内閣の外相兼拓相。つねに「政界の惑星」であった。 戦後53参院選挙に出馬し全国最高点当選した。
http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/A/ugaki_k.html

軍縮を進めたと云う事で陸軍に睨まれていたが,軍人出身でもあり軍部を抑えうると云う事で組閣の大命が降りたのだが,陸軍は陸相を推挙せず復活したばかりの現役武官制のもとで組閣に失敗した。

16デモクラット:2003/12/20(土) 00:57
アメリカの場合、自由主義しか存在しないので、二大政党が特に似てくるのは確かです。

また、南北戦争後に「強固な南部」と言われる南部の一党支配体制を築いた民主党も、
実は北部では非WASP系移民を支持基盤とする弱者の党でした。
ニューディールの民主党は北部の労働者+マイノリティーと南部の保守派という、
一見奇妙な連合を築いていました(「ニューディール連合」とか、「ローズベルト連合」と呼ばれます)。
南部保守派の民主党は、ケネディ・ジョンソン政権下の人種平等政策が南部保守層の反発を招き、
次第に支持層を共和党に奪われていきました。
南部のある州で知事を務めたサーモンド氏が、68年大統領選に民主党を離れて州権民主党を結成して臨み、
その後に共和党から連邦上院議員になり100歳まで務めたことが大きいようです。

私は常々、保守とタカ派、リベラルとハト派は全く別の概念だと主張してきましたが、
それはアメリカ政治を見ればお分かりいただけるかと思います。
日本にも、前原誠司という、リベラルにしてタカ派という政治家がいますが。

17日帝極右保守反動分子:2003/12/20(土) 21:55
>>10
トルーマンはタカ派というよりは現実主義者といった方が適当なんじゃないですか?
内政はニューディール路線を継承するフェア・ディールを掲げてましたし。
よくトルーマンは反共主義者とか言われますが私はそうは思いません。
トルーマンが反共主義的な姿勢をとったのは
就任直後の初の国連総会、ポツダム会談と直にソ連と接してみて
ソ連の世界赤化欲望を強く感じ取ったからでしょう。

18おりーぶの木:2003/12/21(日) 13:14
>>15
なるほど。戦前の話ですたか。
ところで今日のサンプロを見ている限りでは、「フセイン拘束」に関係なくブッシュ再選は揺るがないとの予測をしていて愕然としますた。
日本のメディアは誤解していると・・・ まずその理由は3つありまして、1つは資金力のけた違いの差。民主党9候補の選挙資金を合わせてもブッシュに及ばないと言うしまつ。
2つ目はアメリカ大統領選史上、現職大統領が負けた例はわずかに4回。そのうち、カーターはイラン大使館問題の失策。ブッシュ(親父)は第3の候補であるペロー氏に支持基盤を侵食された特殊な例であり、予備選を戦わなければいけない民主党候補と違って、本選に全力を注げる。
そして最後の3つ目。アメリカ国内はかつてなく保守化しており、リベラルなディーン候補では無党派層に受け入れられず惨敗する。かつてベトナム戦争末期の時代。泡沫候補だったマクガバン候補がベトナム即時撤退を訴えて予備選を勝ちぬいたが本選では現職のニクソンに惨敗。
当時の国内も厭戦気分が今以上に強かったが、マクガバンの左派勢を嫌った中間層がニクソンに大量に流れたという例と、現在の本命ディーン候補と非常に酷似するというデータを示していてかなりへこみますた。
後、4年もブッシュ政権のまま、推移すると思うと絶望的だなぁ。

19とはずがたり:2003/12/21(日) 20:20
資金の話しは聞いたことがあります。
ブッシュは戦争には勝ったが経済政策で失速したのではなかったでしたっけ?

それにしてもブッシュの支持率はどうなんでしょうか?フセインとっつかまえて上昇傾向?

>後、4年もブッシュ政権のまま、推移すると思うと絶望的だなぁ。
ほんと同感です。

20おりーぶの木:2003/12/21(日) 21:31
>>19
その経済も上向き傾向らしいですし、フセイン拘束後はかなり上昇したそうな。
アメリカのメディアも手放しで礼賛してるそうだし、なんか我が国の民度の方が1000000倍健全だな(苦笑)
やはりクラークで行った方がいいような気がするが。リベラルであろうが勝てなきゃ元も子もないし、誰がなるにせよブッシュより1000000000000000倍マシなのは論を待たない。

21おりーぶの木:2003/12/21(日) 22:21
2000年、米大統領選結果 民主党は西海岸、東部で強く、共和党は中西部、南部で強いのがわかります。
フロリダできっちり計測していれば今のような悪夢は見なくて済んだのに・・・
http://www.election.co.jp/database/2000/20001108.html

22デモクラット:2003/12/22(月) 16:59
>>18
本日受けたアメリカ政治史の講義で、まさに1972年大統領選の話が出てきました。
その中身にも触れつつ、コメントしたいと思います。

確かにマクガバンとディーンは、党内最左派ということでよく比べられますが、
教官によれば、マクガバンは急進的な学生運動などの支援を受け、文字通り最左派でしたが、
ディーンはマクガバンと違い、社会文化面では保守的なようです。例えば、銃所持規制には反対ですと。

また、ブッシュJr.と違ってニクソンは党内でも穏健派でした。
内政では、経済政策において、民主党を先取りするような福祉国家政策を進めていました。
それが白人エスニック(非WASP系移民)や南部白人層など、低所得層の票を集めました。

それから、選挙で負けた現職大統領が4人、というのは「第二次世界大戦後」ではないでしょうか。
4という数字を考えると、厳密には出馬断念に追い込まれた1968年のジョンソン(民主)を含んでいるようですね。
20世紀に、本選挙で落選した現職大統領と敗因を挙げておきます。
1912年 タフト(共和) セオドア・ローズヴェルト前大統領出馬による共和党分裂
1932年 フーバー(共和) 大恐慌を巡る経済無策
1976年 フォード(共和) ウォーターゲート事件の後遺症とニクソン恩赦
1980年 カーター(民主) イラン大使館人質事件の失政
1992年 ブッシュSr.(共和) 経済失政とロス・ペローによる支持層侵食
これとは別に、一般投票で相手候補を下回りながら選挙人獲得数で上回った大統領は、軒並み再選に失敗しています。

>>21
フロリダの計測だって、分かりませんよ。
しっかりパンチしていないで、最初の集計では塞がれていた穴が、何度も数えているうちに落ちたとか。
それよりも、選挙人の勝者一括獲得制が残っている方が問題だと思われます。

23デモクラット:2003/12/22(月) 17:04
中途半端なカキコでしたね。
要は、歴史のアナロジーなんて当てにならない、ということを言いたいのです。

24デモクラット:2003/12/22(月) 17:19
>>17
トルーマンがフェア・ディールを掲げたのは事実ですが、あくまで内政面の話ですから、
それをもってタカ派ではないとか、反共でないということにはならないでしょう。

>>10
レーガン、ブッシュとニクソン、フォードが逆になっています。前者がタカ派、後者がハト派です。

25とはずがたり:2003/12/22(月) 22:15
>>24
>歴史のアナロジーなんて当てにならない、ということを言いたい
そうなんですよねえ。歴史好き,理論化好きとしては理論経済史みたいな分野を作りたいんですが,歴史の法則性を抽出して理論化するという作業は歴史の一回性(?)とどうしても矛盾するようです。

それと>>10の間違いのご指摘感謝。

26とはずがたり:2003/12/22(月) 22:28
>>22

1912年 タフト(共和) セオドア・ローズヴェルト前大統領出馬による共和党分裂
↑タフトハートレイ法のタフトでしょうか?中身を忘れてたので調べてみると労働組合弾圧法案みたいですね。保守派だったのでしょうか?T・ルーズベルトは調べてみると"カリブ海沿岸諸国に対するセオドア=ローズヴェルトの外交は「棍棒をたずさえ、おだやかに話せ」を方針としたので「棍棒外交」と呼ばれた"と有りますので穏健派か。共和党分裂とは"1912年の大統領選挙には革新党を結成して出馬してウィルソンに敗れた" 事を指すのですな。
1932年 フーバー(共和) 大恐慌を巡る経済無策
↑大恐慌に際して自由主義を信奉し何もしなかったのがフーバーですね。
1976年 フォード(共和) ウォーターゲート事件の後遺症とニクソン恩赦
↑ウォーターゲート事件で大統領辞任による昇格ですな。
1980年 カーター(民主) イラン大使館人質事件の失政
1992年 ブッシュSr.(共和) 経済失政とロス・ペローによる支持層侵食
↑ロスペローの独立党でしたっけ?

参考文献
http://www.sqr.or.jp/usr/akito-y/gendai/6-teikoku6.html
http://www.inter-highschool.ne.jp/~0004055/american/american_p.html

27おりーぶの木:2003/12/22(月) 22:53
>>22
なるほど。ちなみにクラーク候補は銃規制派で、環境保護、人種の多様性の尊重を唱えるなどイメージとはうらはらにかなりのリベラル派のようですね。
>歴史のアナロジーなんて当てにならない、ということを言いたい
そう信じたいですね。いくらなんでもあのブッシュが再選なんてこれ以上の悪夢がこの世に存在するだろうか?

28杉山真大:2003/12/22(月) 23:02
>>26
タフト・ハートレー法を制定したのは大統領の息子ですよ。
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/ta/bobtaft.html

#で、タフト・ハートレー法を調べてみたら宮本百合子による1948年大統領選
#の分析がヒットしました。第三党への期待を持った眼差しは結構昔からあっ
#たものなんですねぇ
http://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3467_12373.html

あとフォード大統領ですけど、彼も実際には選挙を経て就任した訳ではありま
せん。前任者のアグニュー副大統領も不正資金疑惑で辞職したので、下院院
内総務から栄転(?)して副大統領になり更に大統領に昇格したのです。


http://www3.to/mtcedar/
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/160ch/             【My HP】

29とはずがたり:2003/12/22(月) 23:17
>>28
おお,解説感謝。

30デモクラット:2003/12/22(月) 23:52
>>26
1912年選挙は、仰る通り革新党のことを指しています。
当時は共和党優位の時代であり、民主党のウィルソンが当選したのは例外です。

1932年のフーヴァーですが、まさに文字通りのレッセ・フェールをやってしまったのです。
大恐慌こそは一種の緊急事態だから、権力を発動すべきであったのですがね。
因みに、この選挙における共和党への大恐慌逆風とその後のニュー・ディール連合形成で、
1896年選挙以来の共和党一党優位が崩れ、68年選挙まで民主党一党優位となります。
およそ30年おきに見られ、「再編選挙」とか、「決定的選挙」と言われます。

ロス・ペローですが、1992年選挙は無所属で出馬し、
1996年選挙の再出馬へ向けて改革党(当初は独立党の名で準備)を結成しました。

>>28
フォード大統領に関する補足、ありがとうございます。
選挙で副大統領に当選したこともないので、「唯一選挙の洗礼を受けずに就任した大統領」と言われますよね。

31とはずがたり:2003/12/23(火) 15:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031223-00000240-jij-int
ブッシュ大統領の支持率59%に=民主はディーン氏の人気急上昇−米

[(ワシントン23日時事)]23日付の米紙ワシントン・ポストに掲載された同紙とABCテレビの共同世論調査によると、ブッシュ大統領の支持率は59%と8月以来の最高を記録した。一方、民主党員への調査では、ディーン前バーモント州知事の支持率が31%となり、1週間前の20%から急伸した。 (時事通信)
[12月23日15時2分更新

32おりーぶの木:2003/12/23(火) 21:01
>>31
・・・・・・・
こりゃディーンで決まりかな?

33デモクラット:2003/12/24(水) 00:53
>>16で、サーモンド元連邦上院議員の大統領選出馬を「68年」と書いていましたが、「48年」の誤りでした。
やはり南部民主党が離反した68年大統領選と混同していました。謹んでお詫びします。
また、サーモンドは元サウスカロライナ州知事でした。

34杉山真大:2003/12/24(水) 07:31
>>16 >>33
>>28 で紹介した宮本氏のエッセーでも触れていましたけど、48年の大統領選
では民主党が三分裂していました。右派のサーモンドが州権民主党を左派の
ヘンリー=A=ウォーレス(元副大統領)が進歩党を夫々結成して大統領選に
打って出ていたのです。
ちなみに68年大統領選ではジョージ=C=ウォーレス・アラバマ州知事が独立
党を結成して大統領選に出馬しました。彼は72年大統領選にも出馬に向けて
全国遊説していたのですが、暴漢に襲われて出馬を断念。独立党としては無
名の下院議員を擁立したのですが、泡沫に終わっています。

http://www3.to/mtcedar/
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/160ch/             【My HP】

35デモクラット:2003/12/24(水) 11:19
>>34
毎度、補足コメントありがとうございます。

ジョージ・ウォーレスこそ、南部民主党から白人票を奪い、僅差でのニクソン当選をアシストした人物ですね。
ニクソンの得票率は43%強でしたか、民主党のハンフリー副大統領と0.5ポイントしか差がない薄氷の勝利でした。

南部白人票はリンカーン共和党政権の奴隷解放に反発し、「強固な南部」と言われる民主党一党支配体制をアシストしてきましたが、
ケネディ&ジョンソン両民主党政権の人種平等政策に反発し、この選挙を期に二度と民主党には戻らなかったのですね。
ただ68年選挙で面白いのは、それまでの「決定的選挙」と違い、
それ以後の大統領選挙では共和党優位に変わったのに、議会の民主党優位は変わらなかったことです。
そして議会が共和党優位になったのが、リベラルな政策が反発を呼んだクリントン民主党政権下の94年中間選挙でしたね。

36デモクラット:2003/12/26(金) 12:06
<推薦図書>
「歴代アメリカ大統領総覧」 高崎通浩、中公新書ラクレ、2002年

37おりーぶの木:2003/12/30(火) 16:27
あのー、初歩的な質問でヒジョーに恥ずかしい限りなのですが大統領予備選は党員だけで行うのですよね。
それは全州に渡って開催されるのかな?
それとデモクラットさん。いつぞやはレッセ・フェールの御講義ありがとうございますた。

38デモクラット:2003/12/30(火) 18:27
>>37
いえいえ、とんでもないです。せっかくですから、大統領予備選についてもお答えしましょう。
といっても、「国際情勢ベーシックシリーズ8 北アメリカ」(阿部斉編、自由国民社、1999)をもろに参照していますが。

大統領選における党公認候補は、4年に一度の全国党大会で選出されます。
また、全国党大会における代議員は、一般党員により、州単位で選出されます。
代議員選出の方法には予備選挙方式と党員集会方式があり、州党ごとに制度が異なります。
① 予備選挙方式
州の一般党員が、自らの支持する候補者に投票します。
州の代議員配分方法についても州党ごとに制度が異なり、
1位候補が全てを獲得する勝者独占方式と、得票に応じた比例按分方式があります。
② 党員集会方式
地区党員集会→郡党大会→連邦下院選挙区党大会→州党大会の4段階で、
党員の討議や話し合いにより候補者が決定されます。

党員集会方式は有力者の意向に左右され易いため、最近では予備選挙が主流となっています。
また、民主党は予備選挙を行う全州で比例按分方式を採用しています。
余談ですが、本選挙における選挙人配分は、全ての州で勝者独占方式です。

39しょむ研水泡:2003/12/30(火) 18:59
 諸派・無所属マニアのオイラとしては前回健闘して最近サンフランシスコ
市長選でも民主党候補と決選投票を争い得票率41%を勝ち取った緑の党が
どうなるか注目です。無論改革党なんかも少しは気になりますが。
 共和党ですが、キリスト教ファンダメンタリスト集団「南部バプテスト
連盟」「モラルマジョリティ」「クリスチャン連合」などの強力な宗教票が
欲しいのでハト派に転ずる事は無いかと思います。(^^;)
 因みに上記3団体、学校で進化論を生徒に教えた生物学教師を告発して
有罪にしたり、理科の時間に聖書の創世記を教えるよう圧力を掛けたり、
公立学校でのキリスト教礼拝義務化を要求したり人工妊娠中絶をした産
婦人科医を襲撃したりと、かなり凄まじい事やってます。日本でいう神道
政治連盟や創価学会みたいなもん?

40おりーぶの木:2003/12/30(火) 20:59
>>38
なるほど。参考になりますた。予備選も大統領本選と同じ、2階建て方式なんですね。
4年前の大統領選にせよ、全体の得票数では優ってたのだから民意を性格に反映する為にも代議員選出なんてまだるっこしい事は止めれば良いのに・・
>>39
しかしキリスト教原理主義者がかなりの影響力を持ってるのは不気味ですよね。進化論をめぐって教科書を書き換えたり、中絶問題に対する圧力はすさまじいものがあるそうですね。
我が国も創価学会という日蓮原理主義者集団を政権中枢に抱えてる分、大きなことは言えませんが。

41デモクラット:2003/12/30(火) 21:40
>>39-40
近年のアメリカ大統領選における候補者の言動を見ると、
予備選挙は一般党員の票を集めるため、共和党候補は右に、民主党候補は左にシフトし、
本選挙は近年増加した無党派層の票を集めるため、「ダウンズ・モデル」に従い中道寄りになります。
アメリカ全体が右にシフトしているために一概には言えませんが、
将来的には、行き過ぎた右傾化によりこうした中道的な有権者層の支持を失い、
それをきっかけにやや中道方向にシフトすることはあると思います。
それにしても、原理主義化した宗教ほど怖いものはないですね…

>>40
大統領制はアメリカで生まれた制度ですから、当初は選出方法も大統領の資質も見当が付かなかったようです。
また建国当時、各州で急進的な勢力が立法府を支配し、「多数派の専制」が発生していました。
そうした状況から、大統領間接選挙制、各州2議席ずつの上院、厳格な三権分立といった政治制度が生まれました。
確かに現代は各国で大統領直接選挙制が普通になっており、アメリカで行われてもおかしくない状況です。
しかしアメリカは、各州の部分的主権移譲により連邦政府が生まれたという行きがかり上、州の力が強いのです。
憲法改正には4分の3の州(現在だと38州)の批准が必要で、州権制約を嫌う州議会を納得させるのは大変困難です。

42おりーぶの木:2003/12/30(火) 22:15
>>41
解説ありがとうございます。本来は自分で調べるのが筋なのについ甘えちゃいますた。
なるほど。そう言えばそんな事聞いた事があるような気がします。他国の事なので大きなお世話かもしれませんが、得票率が上回ってるのに敗者になるなんて現象はどう考えても理解しかねます。
良くも悪くも世界の警察なのですからこのようなあいまいなシステムで決まるのはこまりものですね。

43デモクラット:2003/12/30(火) 23:09
>>42
管理人であるとはさんのお考えを察するに、情報提供はこのBBSの重要な役割の1つでしょう。
こうした質問が出てくるのは、むしろ好ましいことだと思います。
それに、BBSでの応答を通じ、ここに来る人間の全てが情報を共有できるではないですか!
情報の拡大と共有は、民主政治の発展に不可欠ですよ。

前回の大統領選でも露呈しましたが、アメリカの選挙はどこか間違っています。
そのくせに自由民主政治の牙城を気取って中東の民主化を叫ぶのは、まさしく笑止千万ですね。
アメリカ抜きで国際政治がうまく行くはずもありませんが、アメリカ一国で何ができるわけでもない。
あんな変わった国が「グローバル・スタンダード」を振りかざすのは、一刻も早くやめてもらいたいです!

44おりーぶの木:2003/12/30(火) 23:25
>>43
そういって頂けて恐縮の至りです。
じゃあどんどん質問しちゃうぞ(笑)
>そのくせに自由民主政治の牙城を気取って中東の民主化を叫ぶのは、まさしく笑止千万ですね。
本当にそう思います。ワシントンポストのようなメディアまでがイラク戦争賛成なのはどうした事なのでしょうか?
彼らのイラク戦争賛成の理屈を聞くにつけ、アメリカ覇権主義思想にマインドコントロールされてると感じてしまいます。
早く正気に戻ってください。

45デモクラット:2003/12/30(火) 23:42
>>44
勿論、おりーぶさんにとって私でよければ、ウェルカムですよ!

アメリカは建国以来、道徳主義的なところがあり、
同じ自由民主政治といっても、欧州のような思想の多様性を認める土壌がないようですね。
だから、他国には理解しがたい正義感を振り回しては、次々と戦争を引き起こすのでしょう。

余談ながら、日本は保守とリベラルのアメリカ型二大政党制になりつつありますが、
社民や穏健マルキシストを含む多党制の方が、日本の土壌に合っている気がしてなりません。

46おりーぶの木:2003/12/30(火) 23:56
>余談ながら、日本は保守とリベラルのアメリカ型二大政党制になりつつありますが、
>社民や穏健マルキシストを含む多党制の方が、日本の土壌に合っている気がしてなりません。
そう思います。民主党が2大政党の一翼を担う位置を占めたのはうれしい限りですが、公明党を除く他党の衰退振りは残念ですね。
社民党などはもう少し現実化してくれさえすれば20議席くらい占めてもらいたかったですし、共産党の京都での惨状は目を覆いたくなります。
沖縄、大分における社民党。京都における共産党など中小政党が第一党を争うくらいの勢力を誇るなんて、なかなか興味深くてその土地の気質について深く知りたくなります。
ですから俺は逆に比例配分を増やすべきだと思いますね。小選挙区制になった以上は後戻りできないし、政権可能な野党を育てる原動力になったので否定しませんが多様性、日本人の気質を考えれば200ないし、220くらいの配分があってしかるべきなのではないでしょうか?
ですから民主党の比例定数80削減は断固反対ですし、傲慢だと思ってます。

47デモクラット:2003/12/31(水) 10:52
>>46
最近は私も、おりーぶさんが仰る通り、
比例代表制の方が多様性を認める日本人の気質に合っているのかも知れない、という気がしております。

多党制を実現する選挙制度として、私は2つに注目しています。

一つは先だって述べた、フランス型の決選投票付き単純小選挙区制です。
これだと、2極多党制を実現し易くなります。
しかし、日本人が2回も投票に行くかという点を付かれると、苦しいですね。

そしてもう一つは、ドイツ型の小選挙区比例代表併用制です。
議席全体を比例代表制で配分しつつ、定数の何割か(ドイツでは5割)を小選挙区で選出する制度です。
そして、各党に割り振られた議席は、小選挙区当選者に優先して割り振られた後、残りを比例名簿から充当します。
因みに、ある党に比例で割り振られた議席以上に小選挙区当選者が出た場合、これは超過議席として認められます。
またドイツでは、小選挙区において無所属での出馬も認めています。

私は以前にフランス型がよいと述べましたが、
比例代表制のメリットを考えると、最近はドイツ型の方がいいかもしれないと思っています。

48憲政擁護者(旧デモクラット):2004/01/16(金) 00:33
>>47は話の流れでついつい書いてしまいましたが、選挙制度スレに書くべきものでしたね。

アメリカ政治史の講義で仕入れた新ネタをば。

予備選挙ですが、>>38を一部訂正します。州によっては党員以外でも投票できるそうです。

また、政党加入についても、新鮮な話を仕入れました。
米国では、有権者になるか否かは任意であり、本人の申請に基づく登録が必要です
(登録といっても、戸籍謄本も本人確認も要らないようです)。
その際の話なのですが、有権者登録申請書には政党加入の欄があり、
共和党、民主党、無所属、その他の政党のいずれかをチェックすることになっているそうです。
そして、例えばそこで共和党をチェックすると、もうそれだけで共和党員になれるそうです。
何と簡単な話でしょう!

49とはずがたり:2004/01/16(金) 01:28
>>48
なるほど,面白いですねえ>有権者の登録&党員所属
政党は政府から党員名簿を貰う訳ですな。

50しょむ研水泡:2004/01/16(金) 08:21
>>47
 オーストラリアは1回投票の単純小選挙区制ですが、全候補者に順位
を付けて投票し、落選候補の票を投票者が付けた順位通りに振り分ける
という方法を採ってます。これなら投票者は手間がかからないのではない
かと。

>>48
 面白いも何も思いっきりプライヴァシーの侵害なんですけど。個人の
支持政党・所属政党が行政に丸分かりになるなどおぞまし過ぎます。

51とはずがたり:2004/01/16(金) 11:47
アメリカンは日本人よりも平気で所属政党をオープンにするんでしょうかねえ。
確かにプライバシーの侵害のようですが,逆に日本はなにか支持政党の話しをするのがお互いタブーみたいな所があってそれが現在の投票率の低さに現れているような気もしますな。

52憲政擁護者:2004/01/16(金) 13:43
>>50-51
アメリカでは、少なくとも二大政党は、半国家組織ですからね。
政党というものに対する国民の感覚が違うのでしょう。
アメリカの純内部事情を日本人が怒っても仕方なし…

53とはずがたり:2004/01/20(火) 11:56
http://news.www.infoseek.co.jp/world/story.html?q=20yomiuri20040120i102&amp;cat=35
米大統領選幕開け、アイオワ州民主党党員集会始まる (読売新聞)

[(デモイン(米アイオワ州)=伊藤俊行)]米大統領選挙の幕開けとなるアイオワ州民主党党員集会が19日午後6時30分(日本時間20日午前9時30分)、州内各地で一斉に始まった。

 ジョン・ケリー上院議員(マサチューセッツ州)(60)、ハワード・ディーン前バーモント州知事(55)、ジョン・エドワーズ上院議員(ノースカロライナ州)(50)、リチャード・ゲッパート下院議員(ミズーリ州)(62)の4候補者による接戦が予想される。

 アイオワ州党員集会の結果は、27日にニューハンプシャー州で行われる最初の予備選、さらに、その後各州で行われる党員集会・予備選の流れを左右するものとなる。

[ 2004年1月20日9時44分 ]

54とはずがたり:2004/01/20(火) 12:14
先行逃げ切りよりも差し馬の方が個人的には好きだなぁ。ちうか実際問題,先行は息切れして大変なんでは?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040120-00000068-kyodo-int
ケリー氏勝利確実に ディーン氏伸び悩む
 
[(デモイン(米アイオワ州)19日共同)]米大統領選の民主党候補指名争いの幕開けとなるアイオワ州党員集会が19日夜、州内の約2000カ所の集会場で行われ、米CNNテレビは同日午後8時半(日本時間20日午前11時半)、ケリー上院議員の勝利が確実となったと報じた。
 同時刻の公式集計では、ケリー上院議員が37・7%の支持を獲得、エドワーズ上院議員が同32・5%で2位につけた。当初優勢が伝えられたディーン前バーモント州知事は同17・7%、ゲッパート下院議員も同10・6%と伸び悩んだ。
 共和党の現職ブッシュ大統領に対する挑戦者を選ぶレースが本格的に始まり、11月2日の本選挙投票日に向け、米国は長丁場の選挙戦に入った。
 ディーン氏はCNNテレビに対し、「厳しい戦いだった。ケリー氏が勝利するだろう」と述べ、アイオワ州での敗北を認めた。(共同通信)
[1月20日12時5分更新]

55憲政擁護者:2004/01/20(火) 14:47
ケリー氏が何州出身だか忘れましたが、
1970年代以降、当選した民主党候補(カーター、クリントン)はいずれも南部出身です。
そうでないと、今や共和党優位となった南部の白人票に切り込めないということです。

56名無しさん:2004/01/20(火) 19:44
ジョン・ケリーは、民主党の牙城マサチューセッツ州選出です。
党の長老エドワード・ケネディの裏面です。

今回急進したジョン・エドワーズはノースカロライナ州選出です。

57おりーぶの木:2004/01/20(火) 22:08
>>54
ウーン。ケリーか。こうして見るとディーンの方がいいなぁ。
>>55
つーか、最近の大統領って皆、南部じゃないの?
道理で保守化するはずだ。
>>56
エドワードケネディってJ.F.Kの弟だっけ?

58憲政擁護者:2004/01/21(水) 10:34
>>56
どうもありがとうございます。
そうしますと、単純に民主党が勝つことを考えると、エドワーズですかね。
ディーンが指名された場合、本当にマクガバンの悲劇を繰り返すのかどうか。

>>57
レーガンを輩出したカリフォルニア州は、西部として区分されていますよ。

アメリカの保守化は、1960年代の社会風紀の乱れに対する反動で宗教保守が台頭したもので、
保守化したからこそ保守的な大統領を生んだのです。
ただ、仰る通り、保守的な大統領の政策が更なる有権者の保守化を招いた面もあるかもしれませんね。

エドワード・ケネディは、J.F.K.の実弟です。
民主党リベラル派の長老ですが、チャパキディック事件という大スキャンダルを起こして、
大統領への道が閉ざされた人物です。

59とはずがたり:2004/01/22(木) 13:57
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/election2004.html?d=22kyodo2004012201000672&amp;cat=38&amp;typ=t
ケリー氏大差でトップ浮上 次週予備選前の世論調査 (共同通信)

[(ワシントン21日共同)]米大統領選の民主党候補を選ぶ予備選挙が来週行われるニューハンプシャー州で、アイオワ州党員集会で勝利したケリー上院議員が、ボストン・ヘラルド紙(電子版)の世論調査で21日、ディーン前バーモント州知事を10ポイントの大差で引き離し1位となった。

 ボストン・グローブ紙(同)の世論調査でも、ケリー氏がディーン氏を抜いて1位に浮上した。

 ヘラルド紙調査ではケリー氏が支持率31%で1位、ディーン氏は21%で2位。3位はニューハンプシャー州で集中的に支持獲得を進めてきたクラーク退役大将で16%。

 グローブ紙の調査ではケリー氏27%、ディーン氏24%、クラーク氏17%だった。

[ 2004年1月22日10時57分 ]

60とはずがたり:2004/01/22(木) 14:00
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/human/ke/edward.html
ケネディ,エドワード・ムーア
Kennedy,Edward Moore
1932(昭和7)年生
アメリカの政治家
ジョセフ・P・ケネディの四男
妻、ジェーン
ジョン・フィッツジェラルド・ケネディの末弟
1962(昭和37)年〜 マサチューセッツ州上院議員
1969(昭和44)年7月18日 チャパキディック事件
 18日深夜、チャパキディック島に架かる橋で自動車事故を起こす
 この事故で助手席に乗っていた秘書メアリー・ジョー・コペニクが死亡
 この事故で懲役2ケ月(執行猶予つき)の判決を受ける
1980(昭和55)年 民主党大統領予備選挙候補 落選

61名無しさん:2004/01/22(木) 14:54
質問なんですが、、、
今の時点で副大統領候補ってのはどうなってるんですか??
ケリーの副大統領候補XX
ディーンの副大統領候補XXとかいるんですか??
それとも、まだ未定で、ケリー・クラーク連合なんかして
クラークが副大統領候補になったりするんんですか??

62とはずがたり:2004/01/22(木) 15:05
確かにそこんとこどうなっているんでしょうか。誰か知りませんかな?
大統領が指名するのだったかと思いますが,どの時点で決めるんですかねえ?
まだ副大統領候補なんて全然聞かないけどどうなってるんでしょうか。

63とはずがたり:2004/01/22(木) 15:13
http://usembassy.state.gov/posts/ja1/wwwhs001.html
大統領候補になるまで

結構詳しく書かれてますが副大統領候補の選出には殆ど触れてませんね。

64憲政擁護者:2004/01/23(金) 14:37
>>61-63
確かに今の時点では、どの候補者も副大統領候補者を持っていません。
党公認の決定した大統領候補が、全国党大会で副大統領候補を指名し、承認を得て決定します。
大概は、各党の全国大会直前になると発表されるので、注意してご覧になっていて下さい。

また、ケリー・クラーク連合のように、大統領予備選に出馬した候補者が副大統領になることは、大いにあり得ますよ。
最近ですと、1980年の共和党予備選でレーガンに敗れたブッシュ(父)が副大統領候補になった例があります。

選挙戦略上のことを言えば、副大統領候補は大統領候補と対照的な人物を選ぶ例が多いようです。
1980年の共和党は、保守派・レーガンに対して中道派・ブッシュ(父)、
1960年の民主党は、北部若手議員・ケネディに対して南部ベテラン議員・ジョンソンという具合ですね。
1992年の民主党のように、共に南部中道派若手のクリントン・ゴアという組み合わせは、稀なようです。
現職のブッシュとチェイニーは、同じ保守派ですが、若手とベテランの組み合わせですね。

65憲政擁護者:2004/01/26(月) 23:40
本日は最後のアメリカ政治史の講義を受けて参りました。
現代の米国政治は、政党がイデオロギー的に純化されると同時に、
共和党・民主党共に有権者の4割を固定票として持っているそうです。
残りの2割の無党派層が帰趨を決することになりますし、
余程のことがない限り接戦になるようです。

因みに、ブッシュ大統領は基盤の保守層からも批判を受けているとか。
そのグループと、批判の理由を記しておきます。
① libertalian 軍拡による政府の肥大化
② civil libertalian 警察捜査権限強化に対する批判
③ neo-conservative 対中国接近と台湾住民投票牽制

まあ、現職有利という一般論は別として、何があるか分かりませんよ。
ケリー氏が台頭しているようですが、彼が中間層を引き付ければ、政権交代もありえる気がしますね。

6661:2004/01/27(火) 18:11
ありがとうございます!!!
なんか、いまんとこケリーが引き離しつつあるなって感じですね。
ブッシュを倒すには中道・無党派層をひきつけられるケリーが、
イラク情勢の極端な悪化した場合ディーンなんでしょうけど
極端に悪化するなんて考えられづらいですね。

また教えて君ですけど、改革党ロス・ペローやラルフ・ネーダーのような
有力候補は出そうなんですか???

67杉山真大:2004/01/27(火) 22:53
>>66
ネーダーは出るそうです。民主党のクシニッチ候補を支持していた様ですが、支持率が伸び
悩んだまま予備選から撤退したので、自ら打って出る動きを見せ始めています。
ただ、緑の党は今回ネーダーを推さずに別の候補者を立てるのですが・・・

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

68憲政擁護者:2004/01/28(水) 01:14
ネーダーにしろ、緑の党公認候補にしろ、出馬すれば民主党の票を減らし、
接戦が予想される中でブッシュを利することは明白なんですけどね。
現に、ネーダー票でゴアが選挙人を獲得できなかった州がいくつあったでしょう。
どこかの国のどこかの党と同じくらい、頭が悪いですね。

6961:2004/01/28(水) 01:23
ということは、民主党以外のリベラル派の有力候補は居なくなりそうですね。
2000年の選挙みたいにはなって欲しくないですね。。

7061:2004/01/28(水) 01:27
この前のフランス大統領選なんか
模範的な選挙かもしれませんね。。。

71ホントは…?@奄美大島:2004/01/28(水) 11:14
何かのお役に立ててください。
民主党の候補者別代議員獲得一覧表。
http://www.cnn.com/ELECTION/2004/primaries/pages/scorecard/index.html


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