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食品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:52
製粉、飼料、製糖、製菓、製パン、乳業、ビール、清酒、飲料、製油、冷食そして食品添加物等の食品産業の総合スレッド

671とはずがたり:2009/10/27(火) 09:17:39
北陸工場は専用線無かったよねぇ?滋賀(多賀)・名古屋(清洲)工場から供給することになるのかな?
栃木工場は仁井田。高崎工場も早無く,関東一円は取手と横浜(鶴見区生麦)か。
全工場にホキ2200で麦芽輸送できひんのかね?

キリン閉鎖 地元に衝撃
来年8月
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091026-OYT8T01430.htm

 キリンビール(東京都)は26日、2010年8月末で北陸工場(白山市竹松町)を閉鎖する方針を明らかにした。全国の11工場中、北陸と栃木の2工場を閉鎖し、残り9工場に再編し効率化を図る。正社員の雇用は他工場への配置転換で維持を目指すとしているが、コマツの小松工場、百貨店の小松大和に続く大手の撤退に、地元はもちろん、県内商工関係者の受けた衝撃は大きい。

 同工場では「ラガービール」や「一番絞り生ビール」などを生産し、県内や富山、福井県のほか、新潟県の一部に出荷している。

 同社の説明によると、北陸工場は飲料生産のピークの時期を過ぎる来年8月末にも操業を停止する予定で、従業員約130人中、正社員82人は滋賀、岡山を中心とした他工場に異動し、契約社員48人は9月中に契約を解除する。跡地の利用は今後検討する。

 ただ、正社員の9割以上は現地採用で、どの程度が異動に応じるかは不透明だ。同社は「一人ひとりに説明し、ケース・バイ・ケースで対応する」としている。

 記者会見した同社の中島肇常務は、全国で2番目に新しい北陸工場が閉鎖の対象になった理由を「年間7万キロ・リットルという(11工場中10番目の)生産規模や、立地条件、削減できる固定費などを総合的に判断した」と説明。同工場の実際の稼働率は3分の2程度で、大規模工場と比較すると生産性が落ちていたという。

 親会社のキリンホールディングスとサントリーホールディングスは経営統合の交渉中だが、「閉鎖は統合交渉の前の今年1月から検討しており、関係ない」と関連を否定した。

 キリンビールの松沢幸一社長は27日、谷本知事や白山市の角光雄市長を訪れ、閉鎖の経緯を説明する。

■白山市長怒りあらわ

 キリンビール北陸工場の地元、白山市では、工場の閉鎖の知らせを受け、角市長は「寝耳に水で到底納得できない」と怒りをあらわにした。

 角市長はこの日、市議会全員協議会終了直後の午後3時過ぎ、同社の中島常務と浅野秀明北陸工場長の訪問を受けた。市長応接室で約5分間、工場閉鎖の方針を説明され、角市長が経緯の説明を求めたが、キリン側は「取締役会で決まったこと」と取り合わなかったという。角市長は「白山の伏流水で作ったビールはおいしいと、市も最大限推薦してきた。閉鎖はこれまでの地元の恩恵を忘れる行為だ」とキリン側に抗議したという。

 市商工課によると、同社北陸工場は1993年、同市竹松町の北部工業団地に進出。その際、市は工場立地助成金として約2億円を補助した。面積は約14万6000平方メートルで、市内製造業441事業所の中で最大規模。関係者によると、同社の法人市民税は約8000万円だといい、市は今後、固定資産税などへの影響についても詳細に試算する。

 北陸工場には運送会社などの地元関連企業もあり、角市長は「関連会社含め、従業員の雇用についても当然、今後の課題となる」と厳しい表情。商工課の北川外喜男課長は「工業団地にぽっかりと穴が開くのはつらい。この不景気の中、キリンに匹敵する優良企業が今後誘致できるのか……」とため息をついた。
(2009年10月27日 読売新聞)

672チバQ:2009/10/27(火) 21:26:03
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20091027/225910
象徴の撤退、走る衝撃 キリン工場閉鎖 雇用、税収…膨らむ不安
(10月27日 05:00)
 「寝耳に水」の撤退発表だった。本県の代表的な進出企業の一つ、キリンビール栃木工場の閉鎖が明らかになった26日、関係者に大きな衝撃が走った。「町の代名詞が、まさか」。同工場をまちづくりの「パートナー」と位置付ける地元高根沢町は、ショックを隠せない。「この工場に骨をうずめる覚悟だったのに…」。突然の通告に言葉を失う従業員。地域密着型の工場として30年間にわたり親しまれてきた「キリン」が栃木を去る影響は、計り知れない。

 午後3時15分、キリンビールの田村潤副社長が高根沢町役場を訪れ、工場閉鎖を告げた。即座に開かれた臨時庁議。担当職員は商工会やJA、観光協会などに一斉に連絡、対応に追われた。「シェアトップになったばかりなのに、なぜ」。職員は絶句した。

 ■協力を要請

 「群馬に(統合交渉中の)サントリーの工場があるので、ゆくゆくはあり得ないことではないと思っていたが、こんなに早いとは」と高橋克法町長。すぐに県庁に向かい、麻生利正副知事に「雇用を含め一緒に取り組んでほしい」と要請した。

 同工場の法人町民税は約1億2千万円で、町全体の15%以上。施設が撤去されれば固定資産税への影響も懸念される。同工場にビール麦を販売する生産農家は約500軒。生産者の男性(50)は「一本に1滴でも2滴でも自分たちの造った麦が生きている。撤退は寂しい」と漏らした。

 ■苦渋の表情

 県庁にも午後3時半ごろ、キリン関係者が訪問。福田富一知事と須藤揮一郎、麻生両副知事らが説明を受けた。知事は苦渋の表情のまま。最後に「誠に残念だ」と述べたという。

 県産業政策課の大森敏秋課長は「全く寝耳に水。日本を代表する飲料メーカーが上流県の本県から撤退するというイメージダウンが残念でならない」と肩を落とす。同課職員らは栃木工場産を示す「ロット番号27」を確認してからビールを飲んでいたといい、閉鎖の衝撃も大きいようだ。

 宇都宮市役所にもキリン関係者が説明に訪れ、横松薫副市長が対応した。手塚英和経済部長は「驚いた。市内に住む従業員の雇用や栃木工場と取引のある事業所など、影響があるのか調べて、対応したい」と話した。


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