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化学・薬品産業総合スレッド
966
:
荷主研究者
:2012/04/28(土) 14:22:51
>>965
続き
ウォン安で韓国台頭
ただ、TSRの山本連三マーケティングアナリストは「日系の材料メーカーは今も優位にあるが、それを揺るがす変化が起きている」と指摘する。
一つは、完成品の電池でここ数年、韓国勢が急速に勢力を拡大していることだ。TSRの調べでは、パソコンなど小型民生用電池の11年の出荷シェアは、サムスンSDIとLG化学を合計した韓国勢が39.5%と、パナソニックやソニーなどの日本勢(34.8%)を初めて上回った。3年前の08年には日本勢のシェアが50%弱で、韓国勢(21.9%)と大差をつけていたが、円高ウォン安などを追い風に韓国勢が価格競争力を高めたのが要因。これに伴い、特に09〜10年は韓国の材料メーカーのシェア拡大が顕著だったという。
「日系の材料メーカーは日本の電池メーカーへの供給が中心という企業もあり、日本勢の電池シェアが落ちればそれに連動して材料も厳しくなる」(山本氏)という。
EV本格普及へ強まる値下げ圧力
もう一つは、中国メーカーが力をつけてきたことだ。中国にはBYDやATLなど著名な電池メーカーのほか、品質面で劣る地場メーカーが600〜700社はあるといわれる。「山寨機(さんさいき)」と呼ばれる模倣携帯電話市場に供給するほか、2、3個目の電池需要に応えている。それら地場メーカーは材料の大半を中国国内で調達しており「中国の材料市場の成長につながった」(同)。
最近では、コスト面から韓国や日本製のリチウムイオン電池に中国製材料が採用されるケースも出ているとされ、「サムスンSDIの電池に使われている負極材の半分程度は中国製」(業界関係者)ともいわれる。
日本の電池材料大手が大きな期待を寄せるEVはまだ価格が高いこともあり、「市場は立ち上がりきれていない」(矢野経済研究所)のが現状。EVが本格普及するには車体コストの半分近くを占める電池価格の引き下げが不可欠で、材料メーカーにも値下げ圧力が強まる上、力をつけた韓国や中国勢との競争が車載用電池でも繰り広げられそうだ。韓中勢に負けないためには、消耗戦に耐えられるだけの技術力とコスト競争力が求められている。(森田晶宏)
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