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化学・薬品産業総合スレッド

6荷主研究者:2003/12/08(月) 01:59

http://www.jij.co.jp/news/chemical/art-20031202203836-NXJIMBVPYO.nwc
02年の廃プラ有効利用量は過去最高の542万トン(日本工業新聞 2003/12/3)

 プラスチック処理促進協会は2日、廃プラスチックの2002年リサイクル実績を発表した。それによると、昨年12月のダイオキシン類排ガス規制の強化に伴う焼却炉の更新や発電設備能力の向上に加え、1000度Cを超える高温処理によってダイオキシンの発生を抑制する「ガス化溶融炉」など新技術の稼働が本格化したことを背景に、廃プラの有効利用量は過去最高となる前年比6万トン増の542万トンに拡大。また同年の廃プラ総排出量(990万トン)に占める有効利用率も過去最高記録の55%に到達した。

 02年のプラ生産量は前年比ほぼ横ばいの1385万トンだったが、樹脂輸出量の増大で国内消費量は同39万トン減の1057万トンとなった。これにともない、廃プラ総排出量も同26万トン減の990万トンに落ち込んだ。

 総排出量が減少したにもかかわらず、有効利用量は前年実績の535万トンを上回り、「着実に向上している」(調査部)状況だ。

 この内訳は、使用済み品の再生利用量が前年比9万トン増の69万トンに伸長。油化やガス化などの化学的手法を活用するケミカルリサイクルは同4万トン増の25万トンに拡大した。

 一方、熱源として有効利用するサーマルリサイクルは、32万トン(前年比3万トン増)に実績を伸ばした「固形燃料」以外は微減。「廃棄物発電」が前年比2万トン減の205万トン、「熱利用焼却」が同5万トン減の127万トンとなった。

 ただ、中期的な動きとしては「新エネルギーの有効利用という観点で廃プラのエネルギーを回収するニーズは確実に強まる」(同)と予想している。

 このほかの特徴的な動きとして、廃プラの一部が「くずプラスチック」として輸出されていることがあげられる。02年実績は、前年比16万トン増の55万トンとなり、経済成長が著しい中国を中心に急拡大。廃プラ輸出に占める同国と香港の比率は、00年以降9割を超えている。


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