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化学・薬品産業総合スレッド

1荷主研究者:2003/12/07(日) 23:23
これまで「石油・LNGなど=エネルギー総合スレ=」で扱ってきた化学系のネタを独立させます。

社団法人日本化学工業協会
http://www.nikkakyo.org/

石油化学工業協会
http://www.jpca.or.jp/

化学工業日報
http://www.chemicaldaily.co.jp/

石油化学データベース
http://kaznak.web.infoseek.co.jp/new.htm

369とはずがたり:2008/12/15(月) 19:05:15
第一三共社長 庄田隆
「新興国市場を狙えるランバクシー買収に5000億円は高くない!」
http://diamond.jp/series/newsmaker/10001/

製薬業界4強の一角、第一三共がジェネリック医薬品大手、インドのランバクシー・ラボラトリーズの買収を決めた。先進国を中心とした画期的な新薬開発に軸足を置いてきた海外戦略を修正し、新興国市場への進出、安価な医薬品の提供をも視野に入れた「複眼経営」に乗り出す構えだ。米ファイザー、英グラクソ・スミスクラインらメガファーマが買収合戦に参戦するとの観測も浮上するなか、第一三共はどう動くのか、庄田隆社長を直撃した。(聞き手:『週刊ダイヤモンド』編集部 佐藤寛久)
しょうだ・たかし/石川県生まれ、60歳。1972年東京大学薬学部を卒業し、旧三共(現第一三共)入社。2000年海外業務部長、01年取締役、02年常務を経て、03年社長。05年第一三共社長に就任。08年5月より日本製薬工業協会会長を兼務。(撮影:宇佐見利明)


――日本の大手製薬会社はこぞって、バイオベンチャーなど新薬開発を手がける企業を買収している。それに対してなぜ、インドのジェネリック(後発医薬品)メーカーのランバクシー・ラボラトリーズを買収するのか。

 製品の特許が切れれば、崖を転げ落ちるように売り上げを失ってしまう。その前に新薬を継続的に出すのが使命だが、それはたやすいことではない。われわれはOTC(薬局で販売される医薬品)事業も手がけているが、国内限定で、基本的にはハイリスク・ハイリターンの新薬開発型の企業だ。

 一方、ランバクシーは、特許が切れたロングセラー製品を販売している企業だ。新薬よりリターンで少し見劣りするが、一緒になることで、安定した収益基盤になる。

――ハイリスク・ハイリターンの既存のビジネスモデルでは、立ち行かなくなると見たのか。

 製薬会社のビジネスモデルは、時代によって変わってくる。今のブロックバスター(1000億円以上の売上高を持つ大型医薬品)に依存してどんどん成長していく欧米のメガファーマのビジネスモデルは、1990年代後半から2000年代の前半に確立された。だが、最近は特許切れに伴って、各社が人員のリストラを始めるなど、限界も見えてきた。同じビジネスモデルを追いかけるのではなく、自らつくりたいと考えている。
新興国で第一三共に勝る
ランバクシーの活力

――新薬メーカーがジェネリック医薬品を手がけるという意味では、ノバルティスファーマ(スイス)と似ている。

 確かに近い部分もあるが、ノバルティスのジェネリック事業は欧州の先進国を本拠地とした事業。われわれの場合、新興国を本拠地とした事業という点で、異なる特徴がある。

――新興国からの事業展開にはどんなメリットがあるのか。

 われわれは、日米欧の先進国を中心に事業展開している。アジアも手がけているが、売り上げ規模は約250億円で、全体の3%程度にすぎない。だが、ランバクシーは多くの地域に進出(49ヵ国に拠点がある)していて、売上高の構成比では、インドが25%、北米が25%、欧州も25%、それ以外が25%となっている。新興国はわれわれ以上に強い。

 今回の最大の目的はその点にある。多くの新興国では近年、医薬品市場が約20%で成長しているが、人口が増えていて、経済力が伸びている国では、今後も少なくとも2ケタ以上の成長が期待できる。グローバル化に対して、われわれ以上にバイタリティがあるランバクシーの強みが生きてくることになるだろう。

 その結果、われわれは先進国と新興国、特許期間中のイノベーティブ(画期的)な製品と特許が切れたロングセラー製品という「複眼経営」が可能になる。

――ランバクシー買収は、いつから構想していたか。

 第一三共が誕生し、規模が大きくなったことで、経営上の選択肢が増えた。次の手を考え始めたという意味では、第一三共ができたときだ。

370とはずがたり:2008/12/15(月) 19:05:38
>>369-370
 もちろん、中国も含め、世界中の新興国の製薬会社を対象として見ていた。ただし、インドにはジェネリックだけではなく、新薬の研究開発の基盤もある。ランバクシーはインドの製薬トップ企業だ。しかも、マラリアの薬などわれわれにない開発品もある。さらにアフリカでの販売網は、世界の全製薬会社のなかでもトップクラスだ。

 ランバクシーとの関係は、昨年秋に「なにか協業ができないか」と話を持ちかけたところから始まった。資本提携の話まで具体化したのは、今年に入ってからだ。
他社がTOB参戦しても
まったく問題がない

――ランバクシーの昨年の売上高は約1850億円。その会社の半分の株を買うのに、最大5000億円近い買収価格は、高過ぎはしないか。

 確かに、ランバクシーの売り上げ規模だけを見れば、買収価格にはプレミアムがついていると映るかもしれない。だが、高いか安いかの判断は、第一三共とランバクシーが、今後何を生み出していくかによって定まるのではないか。単独の時代と同じ製品を売るわけではない。第一三共グループとなることで企業価値を高めていける。

 今回、買収価格を判断するうえで、2030年という時間軸を据えた。人口が増え、経済力が上がる新興国には、市場の躍進的な成長の可能性がある。第一三共の株主の方にとっても十分価値を生み出せる価格だと考えている。

――第一三共グループにはどんなシナジーが生まれるのか。

 買収発表前はきわめて限られたメンバーだけが議論してきたが、これからは両社で何ができるのかを具体的に詰めていく。われわれとしては、研究開発に限らず生産においても、ランバクシーのノウハウを活用したい。

 インドでの臨床試験を計画しているが、今後はランバクシーという大きな受け皿があるので非常に進めやすくなる。経験、人脈などトップ企業でしか持ちえないノウハウがあるからだ。

――日本国内のジェネリック市場に第一三共とランバクシーが共同で参入すれば、日本市場を席巻できるのではないか。

 われわれが新興国に期待するのと同じように、当然ランバクシーも日本市場に期待している。われわれは(日本市場の)ガイダンスなどで、間接的に関与していく。だが、日本のジェネリックメーカーは、われわれにはないノウハウを持っているはずだ。そう簡単にはいかないだろう。

――米ファイザー、英グラクソ・スミスクラインら欧米の大手製薬会社がランバクシー買収に参戦するという報道が流れた。

 まったくのうわさ話だ。われわれはランバクシーおよび創業家と契約を結んでいる。創業者一族からの取得と第三者割当増資の引き受けによる取得で発行済み株式数の40%超を取得できる。

 TOB(株式公開買い付け)も20%まで行なうが、インドの過去の事例を見ていると、高い値段を提示すれば必ずうまくいくというものではない。すでに引き受けた新株予約権もあり、過半数の株式取得が可能だ。もし他社が乗り出してきてもまったく問題ない。

――成長に向けて、次なる買収もあるのか。

 基本的にオーガニックな(自力での)企業成長が主体で、補完するものを外部から取り入れるべきだと考えている。性急に物事を進めてしまったら経営のコントロールが不能になるだろう。大きな意思決定をしたのだから、まずはこの買収を成功させることが使命だと考えている。

(聞き手:『週刊ダイヤモンド』編集部 佐藤寛久)


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