したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

鉄鋼・非鉄金属スレッド

919荷主研究者:2011/06/05(日) 22:46:24

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110519/bsc1105190503015-n1.htm
2011.5.19 05:00 Fuji Sankei Business i.
鉄鋼業界 超軽量EV車体

 新日本製鉄など国内外の鉄鋼大手17社が加盟する「ワールド・オートスチール」(WAS、世界鉄鋼協会自動車分科会)は18日、2020年の実用化をにらんだ超軽量の電気自動車(EV)の車体の骨格設計を発表した。軽量で高強度の高張力鋼板(ハイテン)を多用し、同クラスのガソリン車の骨格と比べ35%の軽量化を図る。燃費アップに向けて軽量化技術の開発は不可欠で、鉄鋼各社は今後、自動車メーカーに売り込みを図る。

 発表した設計では、20種類以上の最先端ハイテンを採用し、軽量化を図るとしている。現行のガソリン車のハイテン使用比率(重量比)は5〜6割だが、これを97%にまで高める。従来のスポット溶接に代わりレーザー溶接を増やすことで、溶接部位の強度を増し、鋼材使用量の抑制にもつなげる。

 鉄鋼業界をあげて超軽量のEV骨格を開発する背景には、炭素繊維や樹脂、アルミニウムなどのメーカーが自動車向け素材の開発を加速しているからだ。東レは炭素繊維を使った自動車部材を製造しており、独ダイムラーが12年に発売するメルセデス・ベンツの上級車「SLクラス」への採用が決まっている。

 鉄は炭素繊維と比べて価格は10分の1以下だが、重量は約4倍にのぼる。しかし、ハイテンを多用することで大幅な軽量化にめどが立ち、「アルミに置き換えてもほぼ同じ重量になる」(鉄鋼大手)として、鉄の優位性をアピールする考えだ。

 もう一つの“売り”が温室効果ガスの削減だ。生産段階による温室効果ガス発生量は、鉄はアルミの5分の1、炭素繊維の10分の1以下で、「鉄の使用量が増えれば削減効果が高まる」(同)ことになる。各国で進む排出規制強化の動きに対して有力な武器になるとみており、鉄鋼各社は20年の実用化を目指し自動車メーカーと交渉を始める。(川上朝栄)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板