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鉄鋼・非鉄金属スレッド

865チバQ:2011/02/08(火) 23:42:19
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110207/bsb1102070501003-n1.htm
【新日鉄・住金 合併の衝撃】(下)成否の鍵握る中・印の動向 (1/2ページ)2011.2.7 05:00
 ■有望市場浸透へ有利な補完関係

 「日本の鉄鋼業では数十年来で初めての大型統合だ」。新日本製鉄と住友金属工業が合併を目指すと発表した3日。中国メディアは合併劇をこう速報し、関心の高さをうかがわせた。世界最大の鉄鋼生産国であり、消費国でもある中国の動向が合併の成否の鍵を握る。

 「日本製の鋼材でないと、機械でプレスした際にひびが入ってしまう」。中国の日系自動車メーカーで働く日本人の責任者は説明する。軽くて強度が高い鋼材は、日本や欧州など一部の鉄鋼メーカーしか製造できない世界最先端の技術だ。

 ただ、中国メーカーも合弁や提携で日本の技術を吸収し、先行する日本を急速に追い上げている。日系自動車メーカーの海外担当幹部は「中国やインドの技術力は相当向上してきている」と話す。

 ◆太いパイプ

 新日鉄は、中国が改革・開放政策で鉄鋼生産を拡大するために必要な製鉄技術を提供してきた。今も中国政府とも太いパイプを持つ。住友金属は石油やガスのパイプラインで使う鋼管で世界トップ級の技術力を持ち、エネルギー需要が急増する中国を有望市場と位置付ける。鉄鋼業界関係者は「住友金属が、新日鉄の中国での人脈を活用すれば鋼管販売を大幅に伸ばす可能性がある」と指摘する。

 「(日本メーカーは)技術力が高く、経験も豊富」。新日鉄と合弁会社を設立したインド大手のタタ製鉄幹部は強調した。

 日本の鉄鋼メーカーが、中国に次ぐ成長市場と期待するインド。2010年の粗鋼生産量は世界5位。これから数年は10%を超えるペースで需要が拡大するとの見方が強い。

 新日鉄はタタ製鉄と合弁で自動車用の鋼板を製造する会社を設立し、13年中に営業運転を始める。住友金属は大手車輪メーカー、スチール・ストリップス・ホイールズへ出資するなど、両社は独自にインド事業を強化してきた。

 新日鉄の宗岡正二社長は3日の記者会見で、両社がインドで異なる相手と提携していることに関して「インドは、これからの検討課題。今こうするという考えは持ち合わせていない」と語った。合併でインド側の提携先が増えれば、現地のビジネスで優位に立てる。

 ◆スピードが重要

 ただ、将来の巨大市場をめぐる世界の鉄鋼メーカーのシェア争奪戦は激しい。現地メーカーが相次いで生産能力を増強しているほか、世界最大手のアルセロール・ミタル(ルクセンブルク)や、韓国のポスコも高炉計画を進める。合併で「世界2位」となり高い技術を持つ新日鉄と住友金属が成功するためには、経営のスピードを高めることが必要だ。(上海、ムンバイ、東京 共同)


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