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鉄鋼・非鉄金属スレッド

864チバQ:2011/02/08(火) 23:41:29
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110205/bsc1102050503004-n1.htm
【新日鉄・住金 合併の衝撃】(上)迫る海外勢は「共通の敵」 (1/2ページ)2011.2.5 05:00
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買収警戒、生き残りへ懸命

 「次の買収を考えているかって? ノーコメントとしかいえないよ」。昨年10月上旬に東京で開かれた世界鉄鋼協会の年次総会。世界最大のメーカー、アルセロール・ミタル(ルクセンブルク)のラクシュミ・ミタル最高経営責任者(CEO)は記者の質問に、にやりと答えた。

 東京開催の総会で、本来ならば日本の鉄鋼メーカーが主役になるはずだが、会場でエネルギッシュに各社の経営者と会話を重ねたのは長身のミタル氏だった。

 その後も新日本製鉄や住友金属工業などの日本勢は、ミタル氏の一挙手一投足におびえる日々を過ごした。両社は3日、合併を目指すという発表に追い込まれた。

 インド出身のミタル氏は投資ファンドなどと協力しながら、各国の鉄鋼メーカーを次々と買収。世界の粗鋼生産の約1割を占める世界の「鉄鋼王」に上り詰めた。世界最先端の技術で世界をうならせてきた巨人・新日鉄への買収も視野に入れているといわれた。

 こうした動きに対抗して、新日鉄、住友金属、神戸製鋼所の3社は2005年に敵対的買収への備えを強化することを目的に株式を相互取得した。

 「国内の鉄鋼需要は低迷が続いた」。新日鉄の谷口進一副社長は1月に行われた決算発表の席でうなだれた。金融危機から回復の途上にあるため黒字決算は確保しているが、国内経済が絶好調な中国メーカーとの生産量の差は開くばかりだ。

 住友金属は、石油やガスのパイプラインなどで使う鋼管で世界トップ級の技術力を誇るが、生産量では世界20位台のメーカー。両社の社長は3日の記者会見で、合併を持ち掛けたのは「どちらからともなく」と口をそろえた。

 神戸製鋼所との関係について「足元では現状維持。それ以上、以下でもない」(新日鉄の宗岡正二社長)。神戸製鋼所は「危機感はない。当分は様子見」と静観を装うが、統合に加わるかどうかを含めた経営判断を迫られることになる。

 「両社の決断に敬意を表する。鉄鋼業を取り巻く経営環境が激変する中、経営統合は世界およびわが国の鉄鋼業の発展にしする」。JFEホールディングスは3日、新日鉄と住友金属の合併を歓迎するコメントを発表したが、額面通りに受け取る関係者はいない。

 JFEは独立路線を歩んでいたが「将来は資金力のある中国鉄鋼メーカーの買収対象になるのではないか」(業界関係者)との見方もある。


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