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鉄鋼・非鉄金属スレッド

839荷主研究者:2010/12/30(木) 00:50:01

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20101217b
2010/12/17 08:58 秋田魁新報
レアアース使用5分の1に 産総研など、ガラス基板研磨で新技術

県産総研が開発したガラス研磨技術の実験装置

 県産業技術総合研究センター(県産総研、秋田市)など8機関が連携し、液晶テレビなどのガラス基板の研磨材として使用するレアアース(希土類)「セリウム」の使用量を約5分の1に低減する新技術を開発した。研磨時間も半分に短縮できる。県産総研は来年度以降、県内のレンズ研磨工場と共同で実証試験を行い実用化を目指す。

 ガラス基板は通常、表面に樹脂製のパッドを当て、回転させることで研磨する。セリウムは研磨材の砥粒(とりゅう)として使用されるが、回転の遠心力で研磨材の多くが外に押し流され、ロスが大きいという問題があった。

 新たに開発したのは、県産総研の「電界研粒制御技術」を用いた研磨手法。約2キロボルトの電圧をかけて電界を発生させ、セリウムを回転板に引きつける。ガラスを磨く面に従来より多くの研磨材が流出せずに滞留するため、使用量を大幅に減らすことができるという。

 セリウムは、国内流通量の約9割を中国からの輸入に頼っており、供給不安が懸念されている。このため独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「希少金属代替材料開発プロジェクト」の一環として、昨年7月から県産総研のほか、サイチ工業(横手市)、三重県産業支援センター、京都大学などが使用量を低減する手法の開発を進めてきた。


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