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鉄鋼・非鉄金属スレッド

82荷主研究者:2004/07/19(月) 01:59

【鉄鋼大手4社の05年3月期業績見込み】
http://www.business-i.jp/news/ene/art-20040520204055-HOYWZJJUBQ.nwc
鉄鋼大手4社の今期業績、経常益バブル期に迫る
FujiSankei Business i. 2004/5/21

 鉄鋼復権が鮮明に−。新日本製鉄など鉄鋼大手4社の2005年3月期連結業績は、粗鋼生産が高水準を維持するのに加え、原料高騰の影響を製品単価の上昇で吸収し、各社ともバブル期に迫る経常利益水準を確保する見通しだ。新日鉄の経常益が15年ぶりに2000億円台に乗せるほか、JFEホールディングスは新日鉄を上回る見込みだ。
 今期の粗鋼生産計画は、フル生産状態が続いていることから、新日鉄など3社が「横ばい」(藤原信義新日鉄常務)としているが、JFEは「1%強、2%はいかない」(宮崎徹夫副社長)と微増を見込む。

 各社が取り組んできた高炉改修工事がピークを過ぎ生産効率が向上していることから、今期の粗鋼生産量は極端な原材料不足が発生しなければ前期の1億1100万トンを超えるのがほぼ確実な情勢だ。

 01年3月期以来、粗鋼生産量は5年連続で1億トンを超える。2年続けて1億1000万トンを上回ったのは73、74年度だけで、30年ぶりとなる。中国を中心とした旺盛な鉄鋼需要で国内の高炉がフル生産状態を続け、鉄鋼業界の業績を押し上げる構図となっている。

 20日に経営統合後2期目の決算を発表したJFEは、今期の経常利益を前期比616億円上積みして2800億円とし、新日鉄との差を広げる。新日鉄は15年ぶりに経常利益を2000億円に乗せ、過去最高だった90年3月期の2023億円(単独)に迫る勢いだ。

 住友金属工業も91年3月期の864億円以来の高水準に回復。神戸製鋼所は91年3月期の650億円に並び過去最高となる。

 前期を大幅に上回る好業績を見込む最大の要因は、鋼材価格の値上げ効果だ。建築用鋼材などの市中価格値上げに加え、「ひも付き」と呼ばれる企業顧客向け納入価格の値上げ交渉も、自動車業界が4月分から1トンあたり平均5000円程度で決着。業績の牽引(けんいん)役となっている。

 前期の1トンあたり鋼材平均価格は、新日鉄が5万2200円(前期比4000円増)、JFEスチールが5万500円(同4200円増)、住友金属が6万6500円(同1700円増)、神戸製鋼が4万7300円(同3200円増)と数千円の価格転嫁を実現した。

 鉄鋼各社は、5月の連休明けから、下期分の価格交渉に入った。「比較的順調」(木村敏夫神戸製鋼副社長)に推移しているというが、自動車業界との綱引きが本格化する夏場以降の交渉結果が今期業績の行方を左右することになりそうだ。


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