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鉄鋼・非鉄金属スレッド

773荷主研究者:2010/07/06(火) 22:36:48

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100617/bsc1006170506008-n1.htm
2010.6.17 05:00 Fuji Sankei Business i.
【興隆アジア】輸出拡大 鉄鋼備え万全 JFEなど高炉増強相次ぐ

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改修工事を行うJFEスチール西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)の第3高炉(右から3番目)(同社提供)

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 国内鉄鋼大手が生産能力の増強に相次いで乗り出す。JFEスチールは16日、西日本製鉄所福山地区(広島県福山市)の第3高炉を改修して拡張すると発表した。アジア向け輸出の拡大基調が鮮明になっているため。新日本製鉄も高炉を改修するほか、住友金属工業は新高炉の建設を始めた。景気悪化に伴う減産から生産拡大に舵を切り、アジアで台頭する韓国、中国勢に対抗して反転攻勢をかける。

 世界不況から脱却

 JFEが改修工事を実施する福山地区の第3高炉は、需要の急減への対応で、昨年2月から休止している。老朽化が進んでいたこともあり、休止を機に改修して炉内容積も現在の3223立方メートルから4300立方メートルに拡張することに決めた。

 来年1月に着工し、5月完成の予定だが、再稼働の時期は「需要動向をみて判断する」。福山地区ではすでに下工程の能力増強が完了しており、第3高炉の改修が終われば、JFE全体の粗鋼生産能力は年間3000万トンから3300万トンに拡大する。

 一昨年秋に起きたリーマン・ショック以降の世界同時不況で、国内鉄鋼大手は大幅減産を余儀なくされ、JFEと新日鉄は昨年2月までに、それぞれ高炉2基の休止に追い込まれた。

 しかし国内需要が低迷する一方で、昨年7月ごろを底にアジア向けを中心に輸出が回復。日本鉄鋼連盟によると、今年4月の鉄鋼輸出量は9カ月連続で前年実績を上回った。4月としては1976年を抜いて過去最高で、生産の牽引(けんいん)役となっている。

 新日鉄は昨年8月、大分製鉄所(大分市)第1高炉、10月には君津製鉄所(千葉県君津市)第2高炉を再稼働させた。さらに君津の第2高炉を2012年から改修して生産能力を増強する。住友金属は、3月から和歌山製鉄所(和歌山市)第2高炉の建設に着手している。JFEは2月に西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷市)第3高炉を再稼働させたばかりだ。

 躍進目立つ中韓

 一方アジアでは、韓国の現代製鉄が今年1月に同社初の高炉を稼働させたほか、中国の宝鋼集団が新製鉄所の建設を進めている。韓国大手ポスコもインドネシアに高炉を建設する予定など、攻勢を強めている。

 英国の鉄鋼専門誌メタル・ブレティンの集計によると、世界の09年の粗鋼生産量(連結ベース)で、新日鉄は08年の世界2位から6位に順位を下げ、JFEも5位から9位に転落。一方、上位10社には宝鋼集団など中国メーカー5社が入り、躍進ぶりが目立つ。

 ただ、アジアは生産過剰に陥る懸念もある。このため日本勢は「生産量の多寡が企業の競争力を決めるわけではない」(国内鉄鋼大手首脳)と、過熱する増産競争からは一歩距離をおく構えだ。(中村智隆)


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