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鉄鋼・非鉄金属スレッド
751
:
荷主研究者
:2010/05/21(金) 00:05:34
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_127371277388.html
2010年05月13日 10:05 大分合同新聞
新日鉄大分 200億円を超える損失
トラブルがあった新日鉄大分製鉄所の第2高炉(左奥)=大分市西ノ洲
新日鉄大分製鉄所(大分市西ノ洲)の第2高炉で3月にトラブルが発生し、操業度が一時大きく落ち込んでいたことが、12日までに分かった。修理して稼働率は戻りつつあるが、完全復旧は5月末の見通し。鉄鉱石を溶かしてつくる銑鉄の段階で80万トンの減産となり、200億円を超える損失となるもよう。
本社広報センターによると、同高炉は2月下旬、炉体を高熱から守る冷却装置を部分的に取り換える工事を実施。1週間ほど高炉を休止後、3月1日に生産を再開したが、高炉の能力が大幅に落ちたという。トラブルの詳細や原因は明らかにしていない。
この結果、3月は30万トン、4月以降で50万トンの銑鉄を生産できなかった。影響を最小限に抑えるため、住友金属や神戸製鋼所など提携先から緊急に半製品のスラブなどを調達。ホットコイルや厚板などの製品では計50万トンの減産にとどめた。
第2高炉(容積5775立方メートル)は2004年に拡大改修した。昨年改修した第1高炉とともに、規模が世界最大。年産能力は2基合わせて1000万トン体制を誇っている。
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